JP6953695B2 - 開閉機構及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉機構及び画像形成装置に関する。
装置本体と、装置本体に開閉可能に設けられた開閉部材と、装置本体と開閉部材のいずれか一方に支軸を介して回転可能に支持され、開閉部材が閉止された状態を固定する固定レバーと、支軸を移動可能に保持する保持手段と、固定レバーが支持された側とは他方側である装置本体または開閉部材に設けられ、開閉部材を閉じた時に固定レバーが連結する被連結部と、固定レバーの回転角度位置を、被連結部に連結して開閉部材を固定する固定位置と、被連結部に連結可能な待機位置の2位置のうちのいずれか一方の位置に位置付ける弾性部材と、開閉部材が装置本体から離間しており、かつ、固定レバーが固定位置にある状態から、開閉部材を閉じた時に、固定レバーに作用することにより、固定レバーを、支軸ごと被連結部への連結可能位置に移動させる連結手段と、支軸を固定レバーの待機位置に対応した位置に付勢する支軸付勢手段と、を具備する開閉機構が知られている(特許文献2)。
特開2011−53281号公報
本発明は、誤操作による開閉扉の閉じ不良を抑制するとともに開閉操作する際の操作力の軽減を図ることができる開閉機構及び画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載の開閉機構は、
装置本体の開口を覆う閉位置と前記開口を開放する開位置の間で移動可能に回転支持された開閉扉と、
前記装置本体に設けられ先端側に第1の弾性部材が張架されて第1の回転モーメントを受けながら回転軸を中心として回転可能に支持されたリンク部材と、
前記開閉扉が前記閉位置に移動する際に前記リンク部材と接触しながら移動する第1の案内面と、前記開閉扉が前記開位置に移動する際に前記リンク部材と接触しながら移動する第2の案内面と、前記開閉扉が前記閉位置に移動する際に前記リンク部材と接触しながら移動する第3の案内面と、を有し、前記開閉扉に支持軸で回転可能に支持されたガイド部材と、
前記リンク部材を第1の案内面から前記第2の案内面へ案内する切り替え部材と、を備え、
前記開閉扉が前記開位置から前記閉位置へ移動する際に、前記切り替え部材は、前記第1の案内面の少なくとも終端部で前記第1の回転モーメントが反転した前記リンク部材と接触して前記リンク部材の第1の回転モーメントを受けながら揺動して前記リンク部材を前記第2の案内面に案内する、
ことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1に記載の開閉機構において、
前記第2の案内面は、前記開閉扉の移動方向に沿う緩やかな傾斜角度を有する第1案内部と前記開閉扉の移動方向と交差する方向で前記第1案内部より急峻な傾斜角度を有する第2案内部からなり、前記開閉扉が前記閉位置から前記開位置へ移動する際に、前記リンク部材が前記第1案内部に沿って回転しながら前記開閉扉の開位置への移動にともなって前記第2案内部に沿って回転して前記第1の弾性部材が張架された先端側が上死点を越えて前記第1の回転モーメントの向きが反転する、
ことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1又は2に記載の開閉機構において、
前記ガイド部材は、一端側に第2の弾性部材が張架されて第2の回転モーメントを受けながら前記支持軸を中心として回転する、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の開閉機構において、
前記第3の案内面は、前記開閉扉の移動方向に沿う緩やかな傾斜角度を有する第1傾斜面と前記開閉扉の移動方向と交差する方向で前記支持軸に対して遠ざかる方向に頂点を有する第2傾斜面からなり、前記開閉扉が前記開位置から前記閉位置へ移動する際に、前記ガイド部材は、前記リンク部材を前記第1傾斜面に沿って通過させて前記第2傾斜面で前記頂点に向かって回転させるときに、前記第2の回転モーメントが前記第1のモーメントよりも大きくなる、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項記載の画像形成装置は、
用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部に向けて前記用紙を搬送する用紙搬送部と、
請求項1ないしのいずれか1項に記載の開閉機構と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項1、に記載の発明によれば、開閉扉の開閉操作の操作力を軽減するともに、確実に開閉扉を閉じることができる。
請求項に記載の発明によれば、開閉扉の開操作の操作力を軽減することができる。
請求項に記載の発明によれば、リンク部材と開閉扉の干渉を抑制することができる。
請求項に記載の発明によれば、リンク部材と開閉扉の干渉を抑制して確実に開閉扉を閉じることができる。
画像形成装置の内部構成を示す縦断面模式図である。 用紙搬送部の内部構成と用紙搬送を示す断面模式図である。 用紙搬送ユニットの断面模式図である。 (a)は用紙搬送部を開放したときの開閉扉と用紙搬送ユニットの位置関係を示す模式図、(b)は開閉扉の閉動作による用紙搬送ユニットの移動を示す用紙搬送部の模式図である。 (a)は開閉機構の構成を示す模式図、(b)は開閉扉が閉位置でロックされている状態の開閉機構を示す模式図である。 開閉扉が閉位置に移動するときのリンク部材による開閉扉の引き込み動作を説明する模式図である。 開閉扉が開位置に移動するときのリンク部材の復帰動作を説明する模式図である。 リンク部材が引き込み方向に位置した状態で開閉扉を閉位置に移動するときのリンク部材の復帰動作を説明する模式図である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す縦断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
画像形成装置1は、筐体100内に、制御装置10、給紙装置20、感光体ユニット30、現像ユニット40、転写ユニット50、用紙搬送ユニット60、定着ユニット70等を備えて構成されている。画像形成装置1の上面(Z方向)には、画像が記録された用紙が排出・収容される排出トレイ部Tが形成されている。さらに、画像形成装置1の側面(−X方向)には、用紙Pが紙詰まりした際の除去や点検等をする場合に、画像形成装置1の内部を開放する開閉扉210が回転可能に支持されている。
制御装置10は、画像形成装置1の動作を制御する画像形成装置制御部11と、印刷処理要求に応じた画像データを準備するコントローラ部12、露光ヘッドLHの点灯を制御する露光制御部13、電源装置14等を有する。電源装置14は、後述する帯電ローラ32、現像ローラ42、一次転写ローラ52、二次転写ローラ62等に高圧電圧を印加するとともに、露光ヘッドLH、給紙装置20、定着ユニット70及び備えられた各センサ等に電力を供給する。
コントローラ部12は、外部の情報送信装置(例えばパーソナルコンピュータ等)から入力された印刷情報を潜像形成用の画像情報に変換して予め設定されたタイミングで、駆動信号を露光ヘッドLHに出力する。本実施形態の露光ヘッドLHは、複数の発光素子(LED:Light Emitting Diode)が主走査方向に沿って線状に配列されたLEDヘッドにより構成されている。
画像形成装置1の底部には、給紙装置20が設けられている。給紙装置20は、用紙積載板21を備え、用紙積載板21の上面には多数の記録媒体としての用紙Pが積載される。用紙積載板21に積載された用紙Pは、上側から1枚ずつ用紙引き出し部22により前方(−X方向)に引き出された後、用紙案内ガイド23を経由して駆動ローラ25aと従動ローラ25bとからなるレジストローラ対25のニップ部まで搬送される。
感光体ユニット30は、給紙装置20の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、感光体ドラム31を備えている。感光体ドラム31の周囲には、回転方向に沿って、帯電ローラ32、露光ヘッドLH、現像ユニット40、一次転写ローラ52、クリーニングブレード33が配置されている。
現像ユニット40は、内部に現像剤が収容される現像ハウジング41を有する。現像ハウジング41内には、感光体ドラム31に対向して配置された現像ローラ42と、この現像ローラ42の背面側斜め下方には現像剤を現像ローラ42側へ撹拌搬送する一対のオーガ44、45が配設されている。現像ローラ42には、現像剤の層厚を規制する層規制部材46が近接配置されている。
現像ユニット40各々は、現像ハウジング41に収容される現像剤を除いて略同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
回転する感光体ドラム31の表面は、帯電ローラ32により帯電され、露光ヘッドLHから出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。感光体ドラム31上に形成された静電潜像は現像ローラ42によりトナー像として現像される。
転写ユニット50は、各感光体ユニット30の感光体ドラム31にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト51、各感光体ユニット30にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト51に順次転写(一次転写)する一次転写ローラ52を備えている。さらに、中間転写ベルト51上に付着している残留トナーを除去する中間転写ベルトクリーナ54を備えて構成されている。
用紙搬送ユニット60は、給紙装置20から繰り出された用紙Pの姿勢を補正して二次転写のタイミングに合わせて用紙Pを二次転写部TRへ送り込むレジストローラ対25の従動ローラ25bと、中間転写ベルト51上に重畳して転写された各色トナー像を記録媒体である用紙Pに一括転写(二次転写)する二次転写ローラ62とを備えている。また、転写されたトナー像が保持された用紙Pは搬送ガイド65を介して定着ユニット70の定着ニップ部Nへ案内される。
各感光体ユニット30の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、画像形成装置制御部11により制御される電源装置14等から所定の転写電圧が印加された一次転写ローラ52により中間転写ベルト51上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、中間転写ベルト51の移動に伴って二次転写部TRに搬送される。重畳トナー像が二次転写部TRに搬送されると、そのタイミングに合わせてレジストローラ対25から用紙Pが二次転写部TRに供給される。
そして、二次転写ローラ62には、画像形成装置制御部11により制御される電源装置14等から所定の転写電圧が印加され、レジストローラ対25から送り出された用紙Pに中間転写ベルト51上の多重トナー像が一括転写される。
感光体ドラム31表面の残留トナーは、クリーニングブレード33により除去され、廃トナー回収容器(不図示)に回収される。感光体ドラム31の表面は、帯電ローラ32により再帯電される。
定着ユニット70は、加熱モジュール71と加圧モジュール72を有し、加熱モジュール71と加圧モジュール72の圧接領域によって定着ニップ部N(定着領域)が形成される。二次転写部TRにおいてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイド65を経由して定着ユニット70に搬送される。定着ユニット70に搬送された用紙Pは、一対の加熱モジュール71と加圧モジュール72により、加熱と圧着の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ローラ対78を介して排出ローラ対79から画像形成装置1上面の排出トレイ部Tに排出される。また、両面印刷される場合は、表面が定着された用紙Pの後端が搬送ローラ対78を通過した時点で、排出ローラ対79が反転駆動されて、開閉扉210内に形成された反転搬送路から、レジストローラ対25へ搬送されて裏面に画像形成が行われる。
(2)用紙搬送部の構成と動作
図2は用紙搬送部の内部構成と用紙搬送を示す断面模式図、図3は用紙搬送ユニット60の断面模式図、図4(a)は用紙搬送部を開放したときの開閉扉210と用紙搬送ユニット60の位置関係を示す模式図、(b)は開閉扉210の閉動作による用紙搬送ユニット60の移動を示す用紙搬送部の模式図、図5(a)は開閉機構200の構成を示す模式図、(b)は開閉扉210が閉位置でロックされている状態の開閉機構200を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の用紙搬送部の構成と動作について説明する。
用紙搬送部は、筐体100、開閉扉210を含む開閉機構200、用紙搬送ユニット60から構成されている。
(2.1)筐体
筐体100は、側方(−X方向)に開口部を有し、内部には感光体ユニット30、現像ユニット40、転写ユニット50等が収容されている。
筐体100の開口部側下端には、開閉扉210の回転中心となる軸受部101が形成され、後述する開閉扉210の回転軸211を回転可能に支持している。
筐体100の開口部側上部には、ロックピン103がそれぞれ開閉扉210の開閉方向と交差する方向に突出して設けられている。
そして、開閉扉210の上方に回転可能に設けられたラッチレバー215の凹部215aが嵌り込んで開閉扉210が筐体100に開口部を閉塞した状態で固定される。
(2.2)開閉扉
開閉扉210は、内部に、用紙搬送ユニット60を回転支持するとともに、筐体100の軸受部101に回転軸211を支持されて、筐体100の開口部を塞ぐ閉位置と開口部を開放する開位置との間で回転移動する。
開閉扉210の筐体100と対向する内面には、表面が定着されたのち搬送方向を反転させられた用紙Pがレジストローラ対25に再度合流するまでに通過する反転搬送路の一方となる外側搬送ガイド213が形成されている。
外側搬送ガイド213は、用紙搬送ユニット60に形成された内側搬送ガイド631と所定の間隙を保持して、反転搬送路を形成している。
反転搬送路内には、複数の搬送ローラ対120、130、140が配置され、外側搬送ガイド213には搬送ローラ対120、130、140を構成する駆動側搬送ローラ120a、130a、140aが配置されている。
(2.3)用紙搬送ユニット
用紙搬送ユニット60は、レジユニット部610、二次転写ユニット部620、両面ユニット部630から構成されている。
レジユニット部610は、第1用紙案内ガイド611、レジストローラ対25の従動ローラ25b、第2用紙案内ガイド612を有している。レジストローラ対25の駆動ローラ25aは装置本体側に配設されている。
第1用紙案内ガイド611は給紙装置20から繰り出された用紙P及び両面ユニット部630を介して搬送される用紙Pをレジストローラ対25のニップ部へ案内する。第2用紙案内ガイド612は、レジストローラ対25から姿勢を補正して送り出される用紙Pを二次転写部TRへ案内する。
二次転写ユニット部620は、二次転写ローラ62、搬送ガイド65を有し、二次転写のタイミングに合わせて送り込まれた用紙Pに、中間転写ベルト51側へ付勢された二次転写ローラ62で中間転写ベルト51上に保持されたトナー像を一括転写(二次転写)する。トナー像が転写された用紙Pは、搬送ガイド65を介して定着ユニット70の定着ニップ部Nへ案内される。
両面ユニット部630は、開閉扉210の内面側に形成された外側搬送ガイド213と対向して、反転搬送路の他面側を構成する内側搬送ガイド631を有し、両面印刷される用紙Pをレジストローラ対25へ搬送する。
内側搬送ガイド631には、搬送ローラ対130のピンチローラ130b、搬送ローラ対140のピンチローラ140bがそれぞれ回転自在に配設されている。
また、内側搬送ガイド631の下方側には、回転軸部632が左右一対に形成されている。回転軸部632は開閉扉210の両側側板210aに形成された軸受部212に嵌挿され、用紙搬送ユニット60は開閉扉210に対して回転可能に支持される。
図4に示すように、内側搬送ガイド631の両側には、圧縮コイルバネSの一端が固定され、他端は開閉扉210の内側搬送ガイド631に面した内面側に固定されている。これにより、開閉扉210が閉位置で固定されているときには、用紙搬送ユニット60と開閉扉210の間には互いに圧縮コイルばねSの付勢力が作用している。
そのために、開閉扉210が開位置に移動する際に、用紙搬送ユニット60は、開閉扉210の移動とともに回転し、レジストローラ対25のニップが解除されるとともに、二次転写部TRにおける二次転写ローラ62と中間転写ベルト51とのニップも解除される。
そして、反転搬送路を形成している内側搬送ガイド631と外側搬送ガイド113が圧縮コイルバネSの付勢力によって互いに開放されて搬送ローラ対120、130、140のニップも解除される。
開閉扉210を開位置から閉位置に戻す場合には、開閉扉210を筐体100側へ回転移動させる。
開閉扉210の筐体100側への回転移動に伴って、用紙搬送ユニット60も筐体100側へ回転移動し、レジストローラ対25のニップ及び二次転写部TRにおける二次転写ローラ62のニップによる反力を受けた状態でラッチレバー215の凹部215aがロックピン103に嵌り込んで固定される。
(2.4)開閉機構
開閉機構200は、開閉扉210、開閉扉210に配置されたガイド部材220、切り替え部材230、筐体100に配置されたリンク部材240、リンク部材240に第1の回転モーメントM1を付与する第1の弾性部材の一例としての引張りコイルばね250、ガイド部材220に第2の回転モーメントM2を付与する第2の弾性部材の一例としての引張りコイルばね260とから構成されている。
ガイド部材220は、開閉扉210の上方でラッチレバー215の下方に支持軸216で回転可能に支持され、一端に引張りコイルばね260が張架されて第2の回転モーメントM2が作用した状態で開閉扉210に設けられた突き当て部217に当接して回転が規制されている。
ガイド部材220は、図5(a)に示すように、開閉扉210が閉位置に移動する際に後述するリンク部材240と接触しながら移動する第1の案内面221と、開閉扉210が開位置に移動する際にリンク部材240と接触しながら移動する第2の案内面222と、開閉扉210が閉位置に移動する際にリンク部材240と接触しながら移動する第3の案内面223とを有する。
第1の案内面221は、開閉扉210が閉位置に移動する際にリンク部材240のスタッド242を迎え入れる始端221aから終端221bに向かって斜め下方に向かう移動軌跡を形成している。
第2の案内面222は、第1の案内面221の下方に形成され、開閉扉210の移動方向に沿う緩やかな傾斜角度を有する第1案内部222Aと、開閉扉210の移動方向と交差する方向で第1案内部222Aより急峻な傾斜角度を有する第2案内部222Bからなり、開閉扉210が開位置に移動する際にリンク部材240のスタッド242と接触しながら移動する移動軌跡を形成している。
第3の案内面223は、第2の案内面222の下方に形成され、開閉扉210の移動方向に沿う緩やかな傾斜角度を有する第1傾斜面223Aと、開閉扉210の移動方向と交差する方向で支持軸216に対して遠ざかる方向に頂点を有する第2傾斜面223Bからなり、開閉扉210が開位置から閉位置へ移動する際にリンク部材240のスタッド242と接触しながら移動する移動軌跡を形成している。
切り替え部材230は、回転軸231の両側に突出した腕部232を有し、第1の案内面221の終端221bの下方で、第2の案内面222の始端222aの上方に回転可能に設けられている。
切り替え部材230は、第1の案内面221で案内されるリンク部材240のスタッド242が第1の案内面221の終端221bで上死点を越えた際に、一方の腕部232がリンク部材240の反転した第1回転モーメントM1を受けるようになっている。これにより、開閉扉210には、筐体100側への引き込み力が作用し、開閉扉210の閉位置への操作力が軽減されている。
切り替え部材230の回転軸231の下方には、ストッパー225が形成され、切り替え部材230の腕部232と接触して切り替え部材230の回転を規制している。
リンク部材240は、基端側240aが筐体100に設けられた回転軸104で回転可能に支持されている。先端側240bには、回転方向と交差する方向に突出するスタッド242を有し、スタッド242には引張りコイルばね250が張架されている。その結果、リンク部材240は、引張りコイルばね250の張架方向と回転軸104とスタッド242を結ぶ仮想線c1とが同一直線上に重なった位置を上死点として、時計回り又は反時計回りのいずれかに反転して第1の引張りコイルばね250による第1の回転モーメントM1が作用するようになっている(図5(a)、(b)中 矢印M1参照)。
(3)開閉扉の開閉動作
図6は開閉扉210が閉位置に移動するときのリンク部材240による開閉扉210の引き込み動作を説明する模式図、図7は開閉扉210が開位置に移動するときのリンク部材240の復帰動作を説明する模式図、図8はリンク部材240が引き込み方向に位置した状態で開閉扉210を閉位置に移動するときのリンク部材240の復帰動作を説明する模式図である。以下、図面を参照しながら、開閉機構200の動作について説明する。
(3.1)開閉扉の閉動作
開閉扉210を開位置から閉位置に戻す場合、開閉扉210を筐体100側へ回転移動させると、開閉扉210に固定されたガイド部材220も筐体100側へ回転移動し、筐体100に配置されたリンク部材240のスタッド242が第1の案内面221の始端221a側から接触する(図6(a) 参照)。
そして、開閉扉210をさらに閉位置へ回転移動させると、リンク部材240のスタッド242は第1の案内面221の移動軌跡に沿いながら回転し第1の案内面221の終端221bで上死点に位置し第1の回転モーメントM1が作用しない状態になる(図6(b) 参照)。
そして、スタッド242が上死点に達したリンク部材240は、第1の回転モーメントM1の向きが反転すると同時に切り替え部材230の腕部232と接触して切り替え部材230を回転させる。
切り替え部材230はストッパー225で回転を規制された状態で、向きが反転したリンク部材240による第1の回転モーメントM1を受けて、開閉扉210には閉位置方向にリンク部材240の反転した第1の回転モーメントM1に基づく引き込み力F1が作用する(図6(c) 参照)。
これにより、レジストローラ対25のニップ及び二次転写ローラ62のニップによる反力を一部相殺して操作力を軽減することができる。
さらに開閉扉210を閉位置へ回転移動させると、リンク部材240のスタッド242は切り替え部材230の腕部232を通過して、切り替え部材230は待機位置に復帰し、リンク部材240は閉位置に到達する。そして、ラッチレバー215の凹部215aが、筐体100に設けられたロックピン103に嵌り込んで開閉扉210が閉位置で固定される(図5(b) 参照)。
(3.2)開閉扉の開動作
開閉扉210を閉位置から開位置に移動させる場合、開閉扉210の上方に設けられたラッチレバー215を引き上げて筐体100に設けられたロックピン103との係合を解除して開閉扉210を画像形成装置1本体の側方(図1における−X方向)へ回転移動させる。
開閉扉210の回転移動が開始されると、リンク部材240のスタッド242は、ガイド部材220の第2の案内面222の第1案内部222Aに沿いながら回転する。第1案内部222Aは、開閉扉210の移動方向に沿う緩やかな傾斜角度を有しているために、第1の回転モーメントM1による引き込み力F1の作用方向と同方向となり(図7(a) 参照)、開閉扉210の開放操作の操作力の増大が抑制される。
開閉扉210をさらに回転移動させると、リンク部材240のスタッド242は、第1案内部222Aより急峻な傾斜角度を有する第2案内部222Bに沿いながら回転して上死点に位置し第1の回転モーメントM1が作用しない状態となる(図7(b) 参照)。
そして、開閉扉210の回転移動とともにリンク部材240は、第1の回転モーメントM1の向きが反転して開閉扉210の閉位置への回転移動を受け入れる待機位置に復帰する(図7(c) 参照)。
このようにして、開閉扉210を開放された開位置から閉位置に戻す場合、筐体100に配置されたリンク部材240がガイド部材220の第1の案内面221に沿って回転しながら第1の案内面221の終端221bで第1の回転モーメントM1の向きが反転し、開閉扉210にはリンク部材240に基づく引き込み力Fが作用して操作力を軽減することができる。
一方、開閉扉210を閉位置から開位置に移動させる場合には、開閉扉210の閉操作をアシストするリンク部材240は、閉操作時とは異なる第2の案内面222の緩やかな傾斜角度を有する第1案内部222Aに沿いながら回転することにより、開操作時の操作力の増大を抑制している。
(3.3)開閉扉の閉動作
開閉扉210が開放された状態で、リンク部材240が、誤操作等によって通常の待機位置から引き込み方向に反転してしまう虞がある。本実施形態における開閉機構200は、リンク部材240が引き込み方向に反転した位置で開閉扉210の閉操作を行った場合には、ガイド部材220の第3の案内面223がリンク部材240のスタッド242と接触しながら移動してリンク部材240を閉操作時の通常位置に復帰させる。
開閉扉210を開位置から閉位置に戻す場合、開閉扉210を筐体100側へ回転移動させると、開閉扉210に固定されたガイド部材220も筐体100側へ回転移動し、通常の待機位置から引き込み方向に反転したリンク部材240のスタッド242が第3の案内面223の第1傾斜面223Aに接触する(図8(a) 参照)。
そして、開閉扉210を閉位置へさらに回転移動させると、リンク部材240のスタッド242は第3の案内面223の第1傾斜面223Aに沿いながら回転すると同時にガイド部材220はリンク部材240のスタッド242に押し上げられながら(図8(b)中 R1参照)支持軸216を回転中心として回転する(図8(b)中 矢印R参照)。
開閉扉210を閉位置へさらに回転移動させると、リンク部材240のスタッド242は第3の案内面223の第2傾斜面223Bに沿いながら回転し第2傾斜面223Bの頂点223Aaを越えるとともに、リンク部材240のスタッド242に作用する第1の回転モーメントM1は小さくなり、上死点に位置した状態では第1の回転モーメントM1が作用しない状態になる(図8(c) 参照)。
一方、ガイド部材220には、ガイド部材220が回転して伸張した引張りコイルばね260による引張り力F2に基づく第2の回転モーメントM2が作用してガイド部材220は回転方向が反転する。その結果、第2傾斜面223Bに接触しているリンク部材240のスタッド242は、第2の案内面222の第1案内部222Aに押し上げられリンク部材240は開閉扉210の通常の閉位置で停止して、ガイド部材220は突き当て部217に当接して停止する(図8(d) 参照)。
このようにして、リンク部材240が、誤操作等によって通常の待機位置から引き込み方向に反転してしまった場合であっても、ガイド部材220の第3の案内面223がリンク部材240のスタッド242を受け入れながら回転してリンク部材240を閉操作時の通常位置に復帰させる。その結果、リンク部材240と開閉扉210の干渉を抑制して確実に開閉扉210を閉じることができる。
1・・・画像形成装置
10・・・制御装置
20・・・給紙装置
25・・・レジストローラ対
30・・・感光体ユニット
40・・・現像ユニット
50・・・転写ユニット
60・・・用紙搬送ユニット
610・・・レジユニット部
611・・・第1用紙案内ガイド
612・・・第2用紙案内ガイド
620・・・二次転写ユニット部
630・・・両面ユニット部
631・・・内側搬送ガイド
62・・・二次転写ローラ
70・・・定着ユニット
100・・・筐体
103・・・ロックピン
104・・・回転軸
210・・・開閉扉
213・・・外側搬送ガイド
215・・・ラッチレバー
216・・・支持軸
217・・・突き当て部材
220・・・ガイド部材
221・・・第1の案内面
222・・・第2の案内面
223・・・第3の案内面
230・・・切り替え部材
240・・・リンク部材
242・・・スタッド
250・・・引張りコイルばね(リンク部材240)
260・・・引張りコイルばね(ガイド部材220)
S・・・圧縮コイルばね(用紙搬送ユニット60)

Claims (5)

  1. 装置本体の開口を覆う閉位置と前記開口を開放する開位置の間で移動可能に回転支持された開閉扉と、
    前記装置本体に設けられ先端側に第1の弾性部材が張架されて第1の回転モーメントを受けながら回転軸を中心として回転可能に支持されたリンク部材と、
    前記開閉扉が前記閉位置に移動する際に前記リンク部材と接触しながら移動する第1の案内面と、前記開閉扉が前記開位置に移動する際に前記リンク部材と接触しながら移動する第2の案内面と、前記開閉扉が前記閉位置に移動する際に前記リンク部材と接触しながら移動する第3の案内面と、を有し、前記開閉扉に支持軸で回転可能に支持されたガイド部材と、
    前記リンク部材を第1の案内面から前記第2の案内面へ案内する切り替え部材と、を備え、
    前記開閉扉が前記開位置から前記閉位置へ移動する際に、前記切り替え部材は、前記第1の案内面の少なくとも終端部で前記第1の回転モーメントが反転した前記リンク部材と接触して前記リンク部材の第1の回転モーメントを受けながら揺動して前記リンク部材を前記第2の案内面に案内する、
    ことを特徴とする開閉機構。
  2. 前記第2の案内面は、前記開閉扉の移動方向に沿う緩やかな傾斜角度を有する第1案内部と前記開閉扉の移動方向と交差する方向で前記第1案内部より急峻な傾斜角度を有する第2案内部からなり、前記開閉扉が前記閉位置から前記開位置へ移動する際に、前記リンク部材が前記第1案内部に沿って回転しながら前記開閉扉の開位置への移動にともなって前記第2案内部に沿って回転して前記第1の弾性部材が張架された先端側が上死点を越えて前記第1の回転モーメントの向きが反転する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の開閉機構。
  3. 前記ガイド部材は、一端側に第2の弾性部材が張架されて第2の回転モーメントを受けながら前記支持軸を中心として回転する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉機構。
  4. 前記第3の案内面は、前記開閉扉の移動方向に沿う緩やかな傾斜角度を有する第1傾斜面と前記開閉扉の移動方向と交差する方向で前記支持軸に対して遠ざかる方向に頂点を有する第2傾斜面からなり、前記開閉扉が前記開位置から前記閉位置へ移動する際に、前記ガイド部材は、前記リンク部材を前記第1傾斜面に沿って通過させて前記第2傾斜面で前記頂点に向かって回転させるときに、前記第2の回転モーメントが前記第1の回転モーメントよりも大きくなる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の開閉機構。
  5. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に向けて前記用紙を搬送する用紙搬送部と、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の開閉機構と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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