JP6953091B2 - エンジン発電機 - Google Patents

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本発明は、エンジン発電機に関し、詳しくは、大型のエンジン発電機に設けられる吊り耳の構造に関する。
従来、重量のある大型のエンジン発電機では、搬入時にクレーン等で吊り上げて所定の位置まで移動させることから、ケーシングやフレームに、ロープを掛ける吊り耳を突設したものがあった。しかし、搬入後の作業時には、突出した吊り耳が邪魔になることがあり、また、屋内型のエンジン発電機で搬入口の寸法が狭い場合では、吊り耳が搬入口に当接することがあった。
このため、エンジン発電機の補強フレームに吊り耳挿通孔を形成し、該吊り耳挿通孔に、両端にフランジ部を備えた円筒状の吊り耳を出没可能に配置し、搬入時には、吊り耳を突出させてロープを掛け、クレーン等で吊り上げ可能とし、搬入後は、吊り耳を補強フレーム内に押し込んで、吊り耳が突出しないようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭62−98606号公報
しかし、上述の特許文献1のものを大型のエンジン発電機に適用した際には、吊り耳の重量が嵩むことから、エンジン発電機をクレーン等で吊って所定の位置まで移動させた後、吊り耳を補強フレーム内に押し込む際に、吊り耳挿通孔内で吊り耳が傾き、作業者が吊り耳をスライドさせて吊り耳を補強フレーム内に押し込む作業に手間が掛かっていた。また、吊り耳がケーシング上部の補強フレームに設けられていることから、補強フレームを太くしなければならず、エンジン発電機の重量が増す虞があった。
そこで本発明は、搬入時には、突出した吊り耳にロープを掛けて吊り上げて所定位置まで移動させ、移動後には、吊り耳をエンジン発電機内に良好に収容させることができるエンジン発電機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のエンジン発電機は、エンジンと該エンジンにより駆動される発電機とを搭載する床フレームの外面の複数箇所に、吊上げ用の吊り耳を出没可能に備えたエンジン発電機において、前記床フレームの外枠をチャンネル材で形成し、該チャンネル材のフランジ先端部間に補強板を固着し、該補強板と前記チャンネル材のウェブとに吊り耳挿通孔をそれぞれ設け、両吊り耳挿通孔間に水平方向の吊り耳ガイド筒を設け、前記吊り耳は、円柱部と、該円柱部の両端に設けられる第1固定板と第2固定板とを有し、前記円柱部は、軸線方向の長さが前記吊り耳ガイド筒の軸線方向の長さよりも長く、吊り耳ガイド筒内を移動可能な外径を有し、前記各固定板は、前記吊り耳挿通孔の内径より大きく、前記補強板及び前記ウェブより小さな外形を有し、前記吊り耳を補強板側から突出させたときには、前記第1固定板が、該第1固定板に設けられた第1ボルト挿通孔を介して挿通され、前記ウェブに設けられた第1雌ねじ孔に螺着する固定ボルトによってウェブの外面に固定され、前記吊り耳をウェブ側から突出させたときには、前記第2固定板が、該第2固定板に設けられた第2ボルト挿通孔を介して挿通され、前記補強板に設けられた第2雌ねじ孔に螺着する固定ボルトによって補強板の外面に固定されることを特徴としている。
また、前記固定ボルトは、前記第1固定板を前記ウェブの外面に固定するための固定ボルトと、前記第2固定板を前記補強板の外面に固定するための固定ボルトとに同じボルトを用いると好適である。
本発明のエンジン発電機によれば、搬入時には、吊り耳の円柱部を吊り耳ガイド筒に沿って外側にスライドさせ、第1固定板とチャンネル材のウェブの外面とを当接させて第1挿通孔に挿通した固定ボルトを第1雌ねじ孔に締結して、ウェブに第1固定板を固定する。これにより吊り耳が外方に突出し、この吊り耳にロープを掛けてクレーン等で吊り上げてエンジン発電機を所定の場所に移動させることができる。また、吊り耳が強度のある床フレームに設けられていることから、床フレームを太くすることなく吊り耳を取り付けることができる。
エンジン発電機を所定の位置まで移動させた後には、第1雌ねじ孔及び第1挿通孔から固定ボルトを外し、吊り耳の円柱部を吊り耳ガイド筒に沿って床フレームの内側に向けてスライドさせ、第2固定板と補強板の外面とを当接させて第2挿通孔に挿通した固定ボルトを第2雌ねじ孔に締結して、補強板に第2固定板を固定する。これにより、吊り耳がエンジン発電機内に収容された状態となることから、エンジン発電機を搬入後に作業をする際に、吊り耳が邪魔になることがない。さらに、屋内型のエンジン発電機で搬入口の寸法が狭い場合でも、吊り耳をエンジン発電機内に収容した状態でコロ等を用いて屋内に良好に搬入させることができる。
また、補強板とウェブとに設けた吊り耳挿通孔に、水平方向の吊り耳ガイド筒を設けたことから、吊り耳の円柱部が傾くことを防止でき、作業者は円柱部を容易にスライドさせることができ、作業性の向上を図ることができる。
さらに、第1固定板をウェブの外面に固定するための固定ボルトと、第2固定板を補強板の外面に固定するための固定ボルトとに同じボルトを用いることにより、コストの削減を図ることができるとともに、固定ボルトを紛失する虞がない。
本発明の一形態例を示すエンジン発電機の正面図である。 同じくエンジン発電機の側面図である。 同じくエンジン発電機の要部正面図である。 図3のIV-IV断面図である。 吊り耳をエンジン発電機内に収容した状態の要部断面図である。
図1乃至図5は本発明のエンジン発電機の一形態例を示す図である。本形態例のエンジン発電機11は、常用発電機の予備として設けられる屋内型の予備発電機で、床フレーム12と桁13とを縦横の格子状に組んで床台14を形成し、該床台14の上部にエンジン15aと、該エンジン15aにより駆動される発電機15bとが搭載されている。
床フレーム12の外枠は、チャンネル材16で形成され、該チャンネル材16の長手方向両端部側の対応する位置のフランジ先端部間に、補強板17が固設される。チャンネル材16のウェブ16aと補強板17の対向する位置には、吊り耳挿通孔16b,17aが設けられ、吊り耳挿通孔16b,17aの間に、水平方向の吊り耳ガイド筒18がそれぞれ設けられ、各吊り耳ガイド筒18に吊り耳19が出没可能にそれぞれ取り付けられている。
吊り耳19は、円柱部19aと、円柱部19aの両端に設けられる第1固定板19bと第2固定板19cとを有している。円柱部19aは、軸線方向の長さが、吊り耳ガイド筒18の軸線方向の長さよりも長く、吊り耳ガイド筒内を移動可能な外径を有している。また、第1固定板19bは、吊り耳挿通孔16bの内径より大きく、ウェブ16aより小さな外形を有し、第2固定板19cは、吊り耳挿通孔17aの内径より大きく、補強板17より小さな外形を有している。
第1固定板19bは4個の第1ボルト挿通孔19dを備え、ウェブ16aには、第1ボルト挿通孔19dに対応する位置に4個の第1雌ねじ孔16cが設けられている。また、第2固定板19cは4個の第2ボルト挿通孔19eを備え、補強板17には、第2ボルト挿通孔19eに対応する位置に4個の第2雌ねじ孔17bが設けられている。また、第1ボルト挿通孔19d,第2ボルト挿通孔19e及び第1雌ねじ孔16c,第2雌ねじ孔17bとは同一の径にそれぞれ形成されるとともに、第1雌ねじ孔16cと第2雌ねじ孔17bとは同一ピッチに形成されている。
上述のように形成されたエンジン発電機11は、搬入時にクレーン等で吊って所定の位置まで移動させる際には、図1乃至図4に示されるように、吊り耳19の円柱部19aを吊り耳ガイド筒18に沿って補強板17よりも外側にスライドさせ、第1固定板19bとウェブ16aとを当接させ、各第1ボルト挿通孔19dを介して、各第1雌ねじ孔16cに固定ボルト20をそれぞれ螺着して、第1固定板19bをウェブ16aに固定する。これにより吊り耳19が外方に突出した状態で固定され、この吊り耳19にロープを掛けてクレーン等で吊り上げてエンジン発電機11を所定の場所に移動させる。
エンジン発電機11を所定の位置まで移動させた後には、図5に示されるように、各第1雌ねじ孔16cから固定ボルト20を外し、吊り耳19の円柱部19aを吊り耳ガイド筒18に沿ってウェブ16aよりも内側にスライドさせ、第2固定板19cと補強板17とを当接させ、各第2ボルト挿通孔19eを介して、各第2雌ねじ孔17bに固定ボルト20をそれぞれ螺着して、第2固定板19cを補強板17に固定する。これにより吊り耳19がエンジン発電機内に収容される。
本形態例は上述のように、チャンネル材16のウェブ16aと補強板17とに設けた吊り耳挿通孔16b,17aに、水平方向の吊り耳ガイド筒18を設け、該吊り耳ガイド筒18内を吊り耳19の円柱部19aがスライドすることから、円柱部19aが傾くことを防止し、作業者は円柱部19aを容易にスライドさせて吊り耳を出没させることができる。
また、吊り耳19を強度のある床フレーム12に設けたことから、床フレーム12を太くすることなく重量のある吊り耳を良好に取り付けることができる。また、エンジン発電機11を所定の位置まで吊り上げて移動させた後に、吊り耳19をエンジン発電機内に収容することができることから、搬入口の寸法が狭い場合でも、吊り耳をエンジン発電機内に収容した状態で、コロ等を用いて屋内に良好に搬入することができる。また、エンジン発電機11を屋内に搬入後に、点検や作業を行う際には、吊り耳が邪魔になることがなく、安全に作業を行うことができる。
さらに、吊り耳19を突出させた状態で第1固定板19bとウェブ16aとをボルト止めする際と、吊り耳19をエンジン発電機内に収容した状態で第2固定板19cと補強板17とをボルト止めする際に、同一の固定ボルト20を用いることから、コストの削減を図ることができるとともに、固定ボルト20を紛失することがない。
なお、本発明は、上述の形態例のように、屋内型の補助発電機に適用するものに限らず、屋外型のエンジン発電機で、床台の上部をケーシングで覆ったものにも適用できる。また、吊り耳を突出させた状態で第1固定板とウェブとをボルト止めする際と、吊り耳をエンジン発電機内に収容した状態で第2固定板と補強板とをボルト止めする際に、異なるボルトで締結するものでも差し支えない。
11…エンジン発電機、12…床フレーム、13…桁、14…床台、15a…エンジン、15b…発電機、16…チャンネル材、16a…ウェブ、16b…吊り耳挿通孔、16c…第1雌ねじ孔、17…補強板、17a…吊り耳挿通孔、17b…第2雌ねじ孔、18…吊り耳ガイド筒、19…吊り耳、19a…円柱部、19b…第1固定板、19c…第2固定板、19d…第1ボルト挿通孔、19e…第2ボルト挿通孔、20…固定ボルト

Claims (2)

  1. エンジンと該エンジンにより駆動される発電機とを搭載する床フレームの外面の複数箇所に、吊上げ用の吊り耳を出没可能に備えたエンジン発電機において、
    前記床フレームの外枠をチャンネル材で形成し、該チャンネル材のフランジ先端部間に補強板を固着し、該補強板と前記チャンネル材のウェブとに吊り耳挿通孔をそれぞれ設け、両吊り耳挿通孔間に水平方向の吊り耳ガイド筒を設け、
    前記吊り耳は、円柱部と、該円柱部の両端に設けられる第1固定板と第2固定板とを有し、前記円柱部は、軸線方向の長さが前記吊り耳ガイド筒の軸線方向の長さよりも長く、吊り耳ガイド筒内を移動可能な外径を有し、
    前記各固定板は、前記吊り耳挿通孔の内径より大きく、前記補強板及び前記ウェブより小さな外形を有し、
    前記吊り耳を補強板側から突出させたときには、前記第1固定板が、該第1固定板に設けられた第1ボルト挿通孔を介して挿通され、前記ウェブに設けられた第1雌ねじ孔に螺着する固定ボルトによってウェブの外面に固定され、
    前記吊り耳をウェブ側から突出させたときには、前記第2固定板が、該第2固定板に設けられた第2ボルト挿通孔を介して挿通され、前記補強板に設けられた第2雌ねじ孔に螺着する固定ボルトによって補強板の外面に固定されることを特徴とするエンジン発電機。
  2. 前記固定ボルトは、前記第1固定板を前記ウェブの外面に固定するための固定ボルトと、前記第2固定板を前記補強板の外面に固定するための固定ボルトとに同じボルトを用いることを特徴とする請求項1記載のエンジン発電機。
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