JP6952884B2 - 空気極、金属空気電池及び金属空気電池の製造方法 - Google Patents
空気極、金属空気電池及び金属空気電池の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6952884B2 JP6952884B2 JP2020514121A JP2020514121A JP6952884B2 JP 6952884 B2 JP6952884 B2 JP 6952884B2 JP 2020514121 A JP2020514121 A JP 2020514121A JP 2020514121 A JP2020514121 A JP 2020514121A JP 6952884 B2 JP6952884 B2 JP 6952884B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current collector
- negative electrode
- air
- air electrode
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M12/00—Hybrid cells; Manufacture thereof
- H01M12/08—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of a fuel-cell type and a half-cell of the secondary-cell type
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M12/00—Hybrid cells; Manufacture thereof
- H01M12/04—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type
- H01M12/06—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type with one metallic and one gaseous electrode
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/40—Separators; Membranes; Diaphragms; Spacing elements inside cells
- H01M50/489—Separators, membranes, diaphragms or spacing elements inside the cells, characterised by their physical properties, e.g. swelling degree, hydrophilicity or shut down properties
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Hybrid Cells (AREA)
- Inert Electrodes (AREA)
- Cell Separators (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Description
本開示の実施形態1に係る金属空気電池1及び金属空気電池1の製造方法について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本開示の実施形態1に係る金属空気電池1を示す外観斜視図である。また、図2(a)は、金属空気電池1の上面図であり、図2(b)は、金属空気電池1の正面図であり、図2(c)は、金属空気電池1の側面図である。また、図6(a)は、金属空気電池1のB−B線による断面図であり、図6(b)は、金属空気電池1のC−C線による断面図である。
空気極10は、金属空気電池1の放電時に正極となる電極である。
ラミネート材11は、図3(a)及び(b)に示すように、水平方向に長尺で、略矩形状に形成された薄膜であって、その内部に、略矩形状の第一開口部11a及び第二開口部11bが水平方向に並列して開設されている。つまり、ラミネート材11は、周縁部の外枠11dと、第一開口部11aと第二開口部11bとの間において、第一開口部11aと第二開口部11bとを仕切り、垂直方向に延伸する帯状部11eとから構成される。なお、第一開口部11a及び第二開口部11bの形状は、通気性が維持されていれば、略矩形状に限定されず、略円形状であってもよい。また、第一開口部11a及び第二開口部11bの数は、図3(a)及び図3(b)示すように1つの開口に限定されず、複数の開口で形成されていてもよい。 ラミネート材11は、帯状部11eにおいて垂直方向に延伸する折曲線11cに沿って、折り曲げられる。
撥水膜12は、水平方向に長尺で、略矩形状に形成された薄膜である。撥水膜12のサイズは、並列する第一開口部11a及び第二開口部11bを合わせたサイズよりも大きく、ラミネート材11の全体のサイズよりも小さい。このため、撥水膜12は、第一開口部11a及び第二開口部11bを覆うことができる。
第一触媒層13及び第二触媒層14は、それぞれ、略矩形状に形成された薄膜である。第一触媒層13及び第二触媒層14は、それぞれ、第一開口部11a及び第二開口部11bと略同じサイズ及び略同じ形状を有する。
空気極集電体15は、多孔性で板状に構成されており、第一集電部15a、連結部15d、第二集電部15b及び空気極リード部16に分けることができる。
負極20は、金属空気電池1の放電時に負極となる電極である。
孔開樹脂袋22は、図4(a)及び(b)に示すように、水平方向に長尺で、略矩形状に形成された樹脂製の薄膜を袋状に閉じ、一端(開口29)が開放された有底袋形状となされている。
第一セパレータ21及び第二セパレータ24は、それぞれ、略矩形状に形成され、絶縁性の多孔質構造を有する薄膜からなる。
負極集電体23は、略矩形の板状に形成されている。
ここでは、金属空気電池1を構成する構成部材等の材料について、説明する。
ラミネート材11を構成する材料は、電解液に対して耐腐食性を有する材料であって、かつ、耐熱性及び熱溶着性を有する材料であることが好ましい。例えば、ラミネート材11の材料には、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ酢酸ビニル、ABS樹脂、塩化ビニリデン、ポリアセタール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、フッ素樹脂、エポキシ樹脂などが好ましい。
撥水膜12は、撥水性樹脂を含有する多孔性材料からなる。また、撥水膜12に用いられる撥水性樹脂には、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などのフッ素系樹脂が好ましい。
第一触媒層13及び第二触媒層14は、例えば、導電性の多孔性担体と、多孔性担体に担持された触媒とを含む構成とされることが好ましい。これにより、触媒上において、酸素ガスと水と電子とが共存する三相界面を形成することが可能になり、放電反応を進行させることができる。触媒層が含む触媒としては、例えば、酸素還元触媒が挙げられる。酸素還元触媒の例としては、ニッケル、パラジウム及び白金等の白金族、コバルト、マンガン及び鉄等の遷移金属を含むペロブスカイト型酸化物、ルテニウム、パラジウムなどの貴金属酸化物、酸化マンガン等が挙げられる。導電性の多孔性担体とは、例えば、カーボンブラックなどの炭素材料が好ましい。
空気極集電体15は、多孔性でかつ電子伝導性を有する材料であることが望ましい。電解液としてアルカリ性水溶液を使用する場合には、耐腐食性の観点から、ニッケル又はステンレスなどの金属素材の表面に対してニッケルメッキを施した材料を使用することが望ましい。メッシュ(例えば、金属繊維の織物)、エキスパンドメタル、パンチングメタル、エッチングによるもの、金属粒子や金属繊維の焼結体、発泡金属などを使用することで、空気極集電体15を多孔性とすることもできる。なお、メッシュは、接触抵抗があるため、他の材料の方がより好ましい。
電解液は、イオン導電性を有する液体であり、溶媒に電解質が溶解している。電解液の種類は、金属電極である負極20に含まれる負極活物質の種類によって異なるが、水溶媒を用いた電解液(電解質水溶液)であることが好ましい。
孔開樹脂袋22は、金属空気電池1に求められる絶縁性を有し、絶縁部材として機能し得る材料で構成されていればよい。好ましくは、絶縁性が良好であって、シワ等ができにくく、耐熱性が高い熱可塑性樹脂材料により形成されるとよい。具体的には、孔開樹脂袋22として、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂材料を好適に使用することができる。かかるポリオレフィン系樹脂材料の厚さとしては、厚さ0.2mm以下であることが好ましく、さらには30〜150μm、より好ましくは50〜100μm程度の厚さのものを好適に使用することができる。
第一セパレータ21及び第二セパレータ24は、電子的に絶縁性の材料で形成され、空気極10と負極20の絶縁を確保しつつ、これらの部材間の電荷担体の移動を可能とする。
負極集電体23においては、放電反応において、負極活物質に加え、水酸化物イオン(OH−)が関わる反応が起こる。そのため、負極集電体23は、負極活物質及び水酸化物イオン(OH−)の伝導パスとして働く電解液が効率的に接する構造でなければならない。例えば、負極集電体23を活物質粒子からなる多孔性の電極とすることで、活物質粒子の粒子間の空隙に電解液が浸透するため、活物質粒子と電解液との接触界面を広げることができる。
負極活物質層26は、一例として、負極活物質となる金属種を含む。負極活物質となる金属種は、亜鉛種、カドミウム種、リチウム種、ナトリウム種、マグネシウム種、鉛種、鉄種、錫種が挙げられる。ここで、亜鉛種とは、金属の単体又は亜鉛化合物を意味する。亜鉛化合物としては、酸化物、硫化物、水酸化物等が挙げられる。リチウム種、ナトリウム種、マグネシウム種、鉄種、錫種についても同様である。また、負極活物質は、粒子状であることが好ましい。負極活物質層26は、負極活物質及び電解液ゲルを含んだスラリーであってもよい。さらに、負極活物質層26は、負極活物質だけでなく、当該分野で一般的に使用される結着材や導電助剤などの添加剤を含むことができる。
金属空気電池1の製造方法について、図7〜図10を用いて、説明する。
図7及び図8に示すように、第一開口部11a及び第二開口部11bが開設されたラミネート材11上に、第一開口部11a及び第二開口部11bを覆うように、撥水膜12を配し、第一開口部11a及び第二開口部11bの四周縁部の溶着部31において、ラミネート材11と撥水膜12とを熱溶着する(S1)。
図7及び図9に示すように、第一開口部22a及び第二開口部22bが開設された孔開樹脂袋22の表面及び裏面に、第一開口部22a及び第二開口部22bを覆うように、それぞれ第一セパレータ21及び第二セパレータ24を配し、孔開樹脂袋22の表面の溶着部32(第一開口部22aの四周縁部)において、孔開樹脂袋22と第一セパレータ21とを熱溶着し、孔開樹脂袋22の裏面の図示していない溶着部(溶着部32に対向する位置に存在し、第二開口部22bの四周縁部)において、孔開樹脂袋22と第二セパレータ24とを熱溶着する(S11)。
図7及び図10に示すように、一体化されたラミネート材11、撥水膜12、第一触媒層13及び第二触媒層14並びに空気極集電体15のうち、空気極集電体15の第二集電部15bに対向する位置に、製造工程S13により製造された負極20を配し、負極20を挟み込むように、折曲線15cにより、空気極10を折り曲げる(S3)。
本開示では、図3(a)に示すように、ラミネート材11を折り曲げる折曲線11cに重ならず、ラミネート材11に開設された第一開口部11a及び第二開口部11bに対向するように、撥水膜12上に、第一触媒層13及び第二触媒層14を積層して、空気極10を折り曲げるので、空気極10の折り曲げ部分には、触媒層が存在せず、空気極10の厚みの増加を抑制することができる。
2.1 実施例1
実施形態1では、空気極集電体15は、多孔性で板状に構成されており、第一集電部15a、連結部15d、第二集電部15b及び空気極リード部16に分けることができ、空気極リード部16は、第一集電部15aの上方の周縁部から、上方に突出するように、設けられている。しかし、本開示は、この形態には、限定されない。次に示すようにしてもよい。
図11(b)に示すように、空気極集電体15Bは、板状に構成されている。空気極集電体15Bは、第一集電部15a、連結部15d、第二集電部15b及び空気極リード部16Bに分けることができる。
図11(c)に示すように、空気極集電体15Cは、板状に構成されている。空気極集電体15Cは、第一集電部15a、連結部15d、第二集電部15b、接続部18C及び空気極リード部16Cに分けることができる。
図11(d)に示すように、空気極集電体15Dは、第一集電部15a、連結部15dD、第二集電部15b及び空気極リード部16Dから構成されている。第一集電部15a、第二集電部15b及び空気極リード部16Dは、それぞれ、多孔性を有し、板状である。これに対して、連結部15dDは、箔(例えば、金属箔)からなる、としてもよい。
上述した金属空気電池1を適用して、図12(a)及び(b)に示すように、電池セルスタック100を構成してもよい。
本国際出願は、2018年4月19日に日本特許庁に出願された日本国特許出願第2018−080364号に基づく優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2018−080364号の全内容を参照により本国際出願に援用する。
10 空気極
11 ラミネート材
11a 第一開口部
11b 第二開口部
11c、12c、15c 折曲線
11d 外枠
11e 帯状部
12 撥水膜
13 第一触媒層
14 第二触媒層
15、15A〜15D 空気極集電体
15a 第一集電部
15b 第二集電部
15d、15dD 連結部
16、16A〜16D 空気極リード部
17 電解液
18C 接続部
20 負極
21 第一セパレータ
24 第二セパレータ
22 孔開樹脂袋
22a 第一開口部
22b 第二開口部
23 負極集電体
25 負極リード部
26 負極活物質層
27 負極ケース
19、28、29、41 開口
31〜35 溶着部
100 電池セルスタック
111 エンドプレート
112 支持部材
113 スペーサ
Claims (14)
- 折り曲げられ、周縁の一部に第一リード部が設けられた第一集電部と、折り曲げられた部分を介して前記第一集電部とつながっている第二集電部とを有する第一集電体と、
前記第一集電部に添着された第一触媒層と、
前記第二集電部に添着された第二触媒層と、を備えた空気極。 - 前記第一リード部は、前記第一集電部の周縁から、前記第一集電部の折り曲げ方向に突出している、
ことを特徴とする請求項1に記載の空気極。 - 前記第一リード部は、前記第一集電体の折り曲げ部側に設けられている、
ことを特徴とする請求項2に記載の空気極。 - 前記第一集電体の折り曲げ部は、箔により形成されている、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の空気極。 - さらに、前記第一集電体と前記第一リード部を接続する接続部を備え、
前記接続部は、箔により形成されている、
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の空気極。 - 前記第一集電部は、前記第二集電部と対向して配置されている、
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の空気極。 - 第一開口部と、第二開口部とを含む多孔性樹脂で形成されたラミネート材と、
前記第一開口部を覆う第一撥水層と、
前記第二開口部を覆う第二撥水層と、をさらに備え、
前記第一触媒層は、前記第一撥水層と接し、
前記第二触媒層は、前記第二撥水層と接し、
前記ラミネート材は、前記集電体と同じ方向に折り曲げられている、
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の空気極。 - 両面から空気を取り入れる構造の金属空気電池であって、
請求項1〜7の何れか一つに記載の空気極と、負極とを備え、
前記負極は、一部がセパレータで形成された負極ケース内に、第二リード部が周縁の一部に設けられた第二集電体と負極活物質層とを備えてなり、
前記負極は、折り曲げられた前記第一集電体により挟み込まれ、
前記第一集電体及び前記第二集電体は、電解質に浸漬している、
ことを特徴とする金属空気電池。 - 前記負極ケースは、前記第二リード部が当該負極ケースの一端から延伸した状態で封止されている、
ことを特徴とする請求項8に記載の金属空気電池。 - 前記負極ケースは、絶縁性を有する袋状に形成され、前記第一集電部に対向する位置に第三開口部と、前記第二集電部に対向する位置に第四開口部とを有し、
前記第三開口部を覆うように、第一セパレータが溶着しており、
前記第四開口部を覆うように、第二セパレータが溶着している、
ことを特徴とする請求項9に記載の金属空気電池。 - 前記第一リード部及び前記第二リード部が折り曲げられたれた前記空気極の一端から延伸した状態で、前記空気極が封止されている、
ことを特徴とする請求項8〜10の何れか一つに記載の金属空気電池。 - 両面から空気を取り入れる構造の金属空気電池であって、
端部に負極リード部を有する板状の負極集電体と、
前記負極集電体の第一面に接触し、負極活物質を含む第一負極活物質層と、
前記負極集電体の前記第一面の反対側の第二面に接触し、前記負極活物質を含む第二負極活物質層と、
前記負極集電体と反対側で前記第一負極活物質層と当接している第一セパレータと、
前記負極集電体と反対側で前記第二負極活物質層と当接している第二セパレータと、
前記第一セパレータと前記第二セパレータを含んで形成され、前記負極集電体、前記第一負極活物質層及び前記第二負極活物質層を収容する第一樹脂袋と、
折り曲げられ、前記負極集電体と反対側で前記第一セパレータと対向する第一集電部と、折り曲げられた部分を介して前記第一集電部とつながっており、前記負極集電体と反対側で前記第二セパレータと対向する第二集電部と有し、前記第一集電部の端部に空気極リード部を有する空気極集電体と、
前記第一セパレータと反対側で前記空気極集電体の前記第一集電部と当接し、酸素還元触媒を含む第一触媒層と、
前記第二セパレータと反対側で前記空気極集電体の前記第二集電部と当接し、前記酸素還元触媒を含む第二触媒層と、
前記第一樹脂袋、前記空気極集電体、前記第一触媒層、前記第二触媒層及び電解質を収容する第二樹脂袋と、
前記第二樹脂袋の一部を形成し、前記空気極集電体と反対側で前記第一触媒層と当接する第一撥水シートと、
前記第二樹脂袋の一部を形成し、前記空気極集電体と反対側で前記第二触媒層と当接する第二撥水シートとを備え、
前記負極リード部及び前記空気極リード部が前記第二樹脂袋の一部から延伸している状態で、前記第二樹脂袋が封止されている、
ことを特徴とする金属空気電池。 - 金属空気電池の製造方法であって、
樹脂シートに開設された第一開口部及び第二開口部を撥水膜で覆って溶着する第一工程と、
前記撥水膜上に、前記第一開口部及び前記第二開口部に対向して、それぞれ、第一触媒層及び第二触媒層を積層する第二工程と、
前記第一触媒層及び前記第二触媒層上に単体で跨るように、周縁の一部に空気極リード部を有する空気極集電体を積層する第三工程と、
前記樹脂シート、前記撥水膜、前記第一触媒層、前記第二触媒層及び前記空気極集電体をプレス成形することで、前記空気極集電体の第一集電部に前記第一触媒層を添着し、前記空気極集電体の第二集電部に前記第二触媒層を添着する第四工程と、
プレス成形された前記樹脂シート、前記撥水膜、前記第一触媒層、前記第二触媒層及び前記空気極集電体を前記第一集電部と前記第二集電部の間で折り曲げることにより、負極活物質及び負極集電体が挿入された負極を挟み込み、樹脂シートを封止する第五工程と、
を含むことを特徴とする製造方法。 - 前記第五工程において、折り曲げられた前記樹脂シート端部に開口を開設した状態で、当該樹脂シートを封止して樹脂袋を形成し、前記開口から前記樹脂袋内に電解液を注入し、前記樹脂袋の前記開口を封止する、
ことを特徴とする請求項13に記載の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018080364 | 2018-04-19 | ||
JP2018080364 | 2018-04-19 | ||
PCT/JP2019/015846 WO2019203130A1 (ja) | 2018-04-19 | 2019-04-11 | 空気極、金属空気電池及び金属空気電池の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2019203130A1 JPWO2019203130A1 (ja) | 2021-02-12 |
JP6952884B2 true JP6952884B2 (ja) | 2021-10-27 |
Family
ID=68240048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020514121A Active JP6952884B2 (ja) | 2018-04-19 | 2019-04-11 | 空気極、金属空気電池及び金属空気電池の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6952884B2 (ja) |
WO (1) | WO2019203130A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021079695A1 (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-29 | シャープ株式会社 | ラミネート電池およびその製造方法 |
JP2021106146A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-26 | 古河電池株式会社 | 空気電池ユニット |
CN113258171A (zh) * | 2021-04-01 | 2021-08-13 | 湖南汇动新材料有限公司 | 一种镁基金属空气电池的制备方法以及镁基金属空气单体电池、镁基金属空气电池 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10162804A (ja) * | 1996-11-28 | 1998-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 鉛蓄電池 |
JPH11224677A (ja) * | 1998-02-10 | 1999-08-17 | Denso Corp | 固体高分子型燃料電池 |
JP2003346867A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-05 | Seiko Epson Corp | 燃料電池及びその製造方法 |
JP2010186608A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Toyota Motor Corp | 燃料電池とその製造方法 |
JP2013098077A (ja) * | 2011-11-02 | 2013-05-20 | Sony Corp | 燃料電池の製造方法、並びに燃料電池および電子機器 |
JP5935684B2 (ja) * | 2012-12-25 | 2016-06-15 | 株式会社豊田自動織機 | 蓄電装置の製造方法 |
JP6421895B2 (ja) * | 2016-06-08 | 2018-11-14 | 日立化成株式会社 | 鉛蓄電池 |
-
2019
- 2019-04-11 JP JP2020514121A patent/JP6952884B2/ja active Active
- 2019-04-11 WO PCT/JP2019/015846 patent/WO2019203130A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2019203130A1 (ja) | 2021-02-12 |
WO2019203130A1 (ja) | 2019-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6952884B2 (ja) | 空気極、金属空気電池及び金属空気電池の製造方法 | |
CN110998963B (zh) | 金属空气电池以及金属空气电池的制造方法 | |
US10637118B2 (en) | Pouched metal-air battery cells | |
US11522173B2 (en) | Battery casing, metal-air battery, and method for producing metal-air battery | |
CN103125031A (zh) | 袋和袋型二次电池 | |
JP6836603B2 (ja) | 金属空気電池 | |
JP2018147572A (ja) | リチウム空気電池の負極複合体構造 | |
CN109075413B (zh) | 锂空气电池的负极复合体构造 | |
JP6353695B2 (ja) | 金属空気電池本体及び金属空気電池 | |
JP7223114B2 (ja) | 負極および金属空気電池 | |
US11063310B2 (en) | Battery case and metal-air battery having same | |
CN103797626A (zh) | 高容量气体扩散电极 | |
JP7131214B2 (ja) | 金属空気電池 | |
KR20110109029A (ko) | 가스투과막이 설치된 전기화학셀 | |
JP6818545B2 (ja) | マグネシウム空気電池 | |
US20220013864A1 (en) | Metal-air battery | |
KR20050024064A (ko) | 휴대용 금속연료전지 | |
JP2023174287A (ja) | 空気極および金属空気電池 | |
KR101525878B1 (ko) | 가스 릴리즈부를 갖는 에너지 저장 장치 | |
KR20120084700A (ko) | 가스투과막이 설치된 전기화학셀 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210706 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210914 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210928 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6952884 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |