JP6950666B2 - 表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法および溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造ライン - Google Patents

表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法および溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造ライン Download PDF

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本発明は、表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法および溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造ラインに関する。
溶融亜鉛めっき鋼板は耐食性に優れ、自動車、電機、建材など幅広い分野に適用されている。さらに近年、屋外の厳しい腐食環境への適用が拡大しており、Al、Mgを添加することで耐食性を向上させた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の提案がなされている。
一方で、上記Zn−Al−Mg系めっき鋼板は表面外観に課題を有しており、めっき層中にMg−Zn化合物相として通常MgZn相が晶出するのに対して、MgZn11相が局所的に晶出し、その部分が黒色の班点状の模様(以下、黒色斑点と称する)を呈することが問題視されている。さらにMgZn11相が晶出すると、表面外観だけでなく耐食性も劣化することが指摘されている。
そこで、特許文献1には冷却速度を制御することでMgZn11相の晶出を抑制する技術が提案されている。また、特許文献2にはめっき浴中にTi、B等を添加することでMgZn11相の晶出を抑制する技術が提案されている。さらに特許文献3にはトップロールへの接触温度を230℃以下にすることでMgZn11相の晶出を抑制する技術が提案されている。
特開平10−226865号公報 特開平10−306357号公報 特開2015−193879号公報
しかし、上記の技術を用いた場合にも、製造条件(板厚、めっき付着量、通板速度など)によっては、黒色斑点の発生を完全に抑制することはできない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法および溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造ラインを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明者らは、黒色斑点が鋼板のトップロール接触面のみに発生することに着目し、トップロール接触前後のめっき鋼板の熱履歴、該熱履歴とめっき層の組織および表面外観との関係を詳細に調査した。その結果、以下の知見を得た。
(1)めっき浴に下地鋼板を浸漬して溶融めっきを施した後、溶融めっき後の鋼板のトップロール接触時、トップロールとの接触面が急冷され、鋼板内部に温度差を生じ、その後、トップロールから離れると鋼板内部から表面に熱が供給され、復熱する。
(2)この復熱が生じると、めっき層中のMgZn相がMgZn11相に変態する。そこで、トップロール通過後に鋼板を冷却し、復熱を防止することで表面外観に優れる溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板を得られることを見出した。
本発明は上記知見に基づくものであり、その要旨は以下の通りである。
[1]めっき浴に下地鋼板を浸漬して溶融めっきを施した後、トップロール通過直後に溶融めっき後の鋼板を冷却することを特徴とする表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
[2]前記冷却は、熱伝達率が10[W/(m・K)]超えとなる条件で実施することを特徴とする[1]に記載の表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
[3]前記めっき浴は、Al:1〜60質量%、Mg:0.1〜10質量%を含有し、残部がZn及び不可避的不純物からなることを特徴とする[1]または[2]に記載の表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
[4]前記めっき浴は、Al:1〜22質量%、Mg:0.1〜10質量%を含有し、残部がZn及び不可避的不純物からなることを特徴とする[1または2]に記載の表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
[5]前記めっき浴は、さらに、Si:0.01〜5質量%、Ni:0.01〜0.5質量%から選ばれた1種または2種を含有することを特徴とする[3]または[4]に記載の表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
[6]前記めっき浴は、さらに、Si:0.01〜0.5質量%、Ni:0.01〜0.5質量%から選ばれた1種または2種を含有することを特徴とする[3]または[4]に記載の表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
[7]前記めっき浴は、さらに、Ti、Zr、Sr、Bから選ばれた1種または2種以上を合計で0.5質量%以下含有することを特徴とする[3〜6のいずれか]に記載の表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
[8]めっき浴に下地鋼板を浸漬して溶融めっきを施した後、溶融めっき後の鋼板を前記めっき浴から引き上げて溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板を製造する溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造ラインであって、トップロール通過直後に前記溶融めっき後の鋼板を冷却する冷却設備を設けることを特徴とする表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造ライン。
[9]前記冷却設備は、熱伝達率が10[W/(m・K)]超えとなる条件で、前記トップロール通過直後の鋼板を冷却することを特徴とする[8]に記載の表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造ライン。
本発明によれば、黒色斑点のない表面外観に優れた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板を製造することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る、連続式溶融亜鉛めっきライン(CGL)の設備を示す模式図である。 図2は、トップロール接触前後の鋼板表面温度の熱履歴の一例を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る、連続式溶融亜鉛めっきライン(CGL)の設備を示す模式図である。図1に示すように、めっき浴入側に設けたスナウト2を通した下地鋼板1をめっき浴3に浸漬して溶融めっきを施す。次いで、溶融めっき後の鋼板はめっき浴から引き上げられ、ワイピングノズル4によりめっき付着量が制御され、冷却帯5を経て、トップロール6により鋼板は系外に取り出される。
本発明は、トップロール6通過直後に溶融めっき後の鋼板を、冷却設備7により冷却することを特徴とする。冷却設備7としては、例えばクーラーを用いることができる。トップロールは通常、溶融めっき後の鋼板(以下、単にめっき鋼板と称することもある。)よりも温度が低いため、めっき鋼板がトップロールと接触する際には、めっき鋼板のトップロールとの接触面(トップロール接触面)はトップロールで急冷される。一方で、めっき鋼板のトップロールと接触しない面(トップロール非接触面)は空気中での冷却となるため、トップロール接触面より温度が高くなり、鋼板内部に温度差が生じる。この鋼板内部の温度差が原因となり、トップロール通過後に、鋼板内部の温度差を打ち消すように熱の移動が起こり、トップロール接触面のみが復熱する。
図2は、トップロール接触前後の鋼板表面温度の熱履歴の一例を示す図である。図2に示すような復熱がトップロール接触面に生じると、めっき層中のMgZn相がMgZn11相に変態する。復熱によってMgZn相からMgZn11相に変態する機構は、MgZn相から隣接するZn相へとMgが拡散することによって、Mg濃度の低いMgZn11相へと固相変態するためであると推測される。したがって、本発明では、トップロール通過後に鋼板を冷却し、復熱を防止することで表面外観に優れる溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板を得ることができる。
本発明では、冷却設備(クーラー)7によりトップロール通過直後の鋼板の復熱を防止する。復熱を防止するために、本発明では、熱伝達率が10[W/(m・K)]超えとなる条件で、鋼板のトップロールとの接触面を冷却することが好ましい。冷却の熱伝導率が10[W/(m・K)]以下の場合には復熱を生じ、外観が悪化する。このため、熱伝達率は10[W/(m・K)]超えとすることが好ましい。より好ましくは、100[W/(m・K)]超えである。また、熱伝達率が大きい場合には特に外観品質に問題はないが、過剰な冷却能力は設備コスト、冷却コストの増加を招くため、熱伝達率は、10000[W/(m・K)]未満であることが好ましい。
冷却設備7の冷媒については特に制限はない。例えば、空気、水、水素、ヘリウム等を用いることが出来る。また、冷却設備7は復熱が防止できればよいので、図1に示すように、トップロール6との接触面側から鋼板に冷媒を吹き付けて冷却してもよいし、トップロール6との非接触面側から鋼板を冷却してもよい。
なお、トップロール6を通過する際のめっき鋼板の温度は、めっきが完全に凝固する温度(浴組成にもよるがZn−Al−Mg系めっき浴では約340℃)以下であることが好ましい。めっきが完全に凝固する温度よりも高い温度でトップロール6と接触すると、トップロール6にめっきが凝着し、外観品質を損なう場合がある。
次に本発明のめっき浴の組成について以下に説明する。
本発明のめっき浴は、Al:1〜60質量%、Mg:0.1〜10質量%を含有し、残部がZn及び不可避的不純物からなることが好ましい。なお、特に断らない限り、各成分の含有量を表す「%」は、「質量%」を意味する。
Al:1〜60%
Alは耐食性向上とドロス発生量の低減を目的に添加する。Al量が1%未満ではドロス低減効果が不十分であり、めっき層と下地鋼板の界面にZn−Fe系合金相が成長して加工性が著しく低下する。一方、Al量が60%を超えると、耐食性向上効果が飽和する。よって、Al量は1〜60%とすることが好ましく、1〜22%とすることがより好ましい。さらに好ましくは、4〜15%である。
Mg:0.1〜10%
MgもAl同様、耐食性の向上を目的に添加する。Mg量が0.1%未満では耐食性が十分でない。一方、Mg量が10%を超えるとめっき浴表面にMg主体のドロスが生成し、めっき外観を著しく損ねる。よって、Mg量は0.1〜10%とすることが好ましい。より好ましくは、0.5〜5%である。
上記以外の残部はZn及び不可避的不純物である。
本発明のめっき浴は、さらに、Si:0.01〜5%、Ni:0.01〜0.5%から選ばれた1種または2種を含有させることもできる。
Si:0.01〜5%
Siは耐食性向上を目的に添加することができる。Si量が0.01%未満では耐食性向上効果が得られない。一方、Si量が5%超えではドロスが発生し、外観不良を招く場合がある。よって、添加する場合は、0.01〜5%とする。より好ましくは、0.01〜0.5%である。
Ni:0.01〜0.5%
Niは耐黒変性の向上を目的に添加することができる。Ni量が0.01%未満であれば、耐黒変性向上効果が得られない。一方、Ni量が0.5%を超える添加は、めっき浴中にドロスが発生し、ドロスの付着に起因する外観不良を招く場合がある。よって、添加する場合は、0.01〜0.5%とする。
本発明のめっき浴は、さらに、上記に加え、Ti、Zr、Sr、Bから選ばれた1種または2種以上を合計で0.5%以下含有することもできる。これらは外観品質の向上、耐食性向上を目的に添加するが、0.5%を超えると表面外観を損ねる場合がある。よって、添加する場合は、上限を0.5%とする。
溶融めっき時の浴温については400〜650℃であることが好ましい。また、めっき浴浸漬後の冷却速度も特に限定されないが、生産性の観点から、10℃/s以上であることが好ましい。
めっき付着量に関しては、特に限定しない。なお、耐食性の観点から、片面あたり10g/m以上であることが好ましく、加工性の観点では片面あたり500g/m以下であることが好ましい。
めっき下地鋼板に関しては、特に限定されず、熱延鋼板、冷延鋼板いずれにも適用可能である。さらに本発明では、さらなる耐食性向上のためにめっき上層に表面処理を施してもよい。表面処理皮膜としては、無機化合物皮膜、有機樹脂皮膜等を適用することができ、その付着量は0.1g/m以上10g/m以下であることが好ましい。0.1g/m未満では十分な耐食性向上効果が得られず、10g/m超えでは耐食性向上効果が飽和するとともに、コストアップを招く。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
板厚2.3mmの熱延鋼板を下地鋼板とし、図1に示す連続式溶融亜鉛めっき設備を用いてZn−Mg−Al系めっき鋼板を製造した。めっき浴組成および冷却設備の熱伝達係数は表1に示す条件とした。めっき浴温は450℃、めっき付着量は片面あたり100g/mとした。
得られた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板について、表面外観および耐食性を評価した。評価方法は以下のとおりである。
(1)表面外観の評価
得られた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の長さ1000mのコイルから100m毎に幅1000mm×長さ500mmのサンプルを10枚採取し、以下の条件で黒色斑点の有無の観察を行った。
A:目視で確認される黒色斑点が無し
B:目視で確認される黒色斑点が有り(1個以上)
Aの場合を合格とし、Bの場合を不合格とした。
(2)耐食性の評価
得られた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板から70mm×150mmのサイズの試験片を切り出し、この試験片の裏面と端部にビニールテープでシールして、SST(Salt Spray Test;JIS Z 2371に準拠)を1000h実施した後の、鋼板の試験前後の腐食減量で評価した。評価基準は以下の通りである。
A:腐食減量 20g/m未満
B:腐食減量 20g/m以上40g/m未満
C:腐食減量 40g/m以上
AまたはBである場合を合格とし、Cの場合を不合格とした。
以上により得られた結果を製造条件と併せて、表1に示す。
Figure 0006950666
No.5〜9、11〜12、15〜23、25〜27の本発明例では、トップロール通過直後の冷却の熱伝達係数(h)は10[W/(m・K)]超えであり、復熱を防止出来ているため、黒色斑点のない表面外観に優れる溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板が得られ、耐食性にも優れていることがわかる。
一方で、No.1、13では、トップロール通過直後の冷却を実施しなかったため、復熱が生じ、表面外観、耐食性とも劣っている。No.2〜4、10、14、24ではトップロール通過直後の冷却は実施しているものの、熱伝達係数(h)が10[W/(m・K)]以下であり、冷却が不十分であったために復熱が生じ、表面外観、耐食性とも劣っている。
板厚2.3mmの熱延鋼板を下地鋼板とし、図1に示す連続式溶融亜鉛めっき設備を用いてZn−Mg−Al系めっき鋼板を製造した。めっき浴組成、めっき浴温、冷却設備の熱伝達係数は表2に示す条件とした。めっき付着量は片面あたり150g/mとした。
得られた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板について、表面外観を評価した。評価方法は以下のとおりである。
(1)表面外観の評価
得られた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の長さ1000mのコイルから100m毎に幅1000mm×長さ500mmのサンプルを10枚採取し、以下の条件で黒色斑点の有無の観察を行った。
A:目視で確認される黒色斑点が無し
B:目視で確認される黒色斑点が有り(1個以上)
Aの場合を合格とし、Bの場合を不合格とした。
以上により得られた結果を製造条件と併せて、表2に示す。
Figure 0006950666
No.28〜43の本発明例では、トップロール通過直後の冷却の熱伝達係数(h)は10[W/(m・K)]超えであり、復熱を防止出来ているため、黒色斑点のない表面外観に優れる溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板が得られていることがわかる。
一方で、No.44〜46では、トップロール通過直後の冷却を実施しなかった、もしくは冷却が不十分であったため、復熱が生じ、表面外観が劣っている。
本発明の溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板は、耐食性、表面外観に優れ、自動車、電機、建材など幅広い分野に適用可能である。
1 鋼板
2 スナウト
3 めっき浴
4 ワイピングノズル
5 冷却帯
6 トップロール
7 冷却設備(クーラー)

Claims (7)

  1. めっき浴に下地鋼板を浸漬して溶融めっきを施した後、トップロール通過直後に溶融めっき後の鋼板をトップロールとの接触面側のみから熱伝達率が10[W/(m ・K)]超えとなる条件で冷却することを特徴とする溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
  2. 前記めっき浴は、Al:1〜60質量%、Mg:0.1〜10質量%を含有し、残部がZn及び不可避的不純物からなることを特徴とする請求項1に記載の溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
  3. 前記めっき浴は、Al:1〜22質量%、Mg:0.1〜10質量%を含有し、残部がZn及び不可避的不純物からなることを特徴とする請求項1に記載の溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
  4. 前記めっき浴は、さらに、Si:0.01〜5質量%、Ni:0.01〜0.5質量%から選ばれた1種または2種を含有することを特徴とする請求項またはに記載の溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
  5. 前記めっき浴は、さらに、Si:0.01〜0.5質量%、Ni:0.01〜0.5質量%から選ばれた1種または2種を含有することを特徴とする請求項またはに記載の溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
  6. 前記めっき浴は、さらに、Ti、Zr、Sr、Bから選ばれた1種または2種以上を合計で0.5質量%以下含有することを特徴とする請求項のいずれかに記載の溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
  7. めっき浴に下地鋼板を浸漬して溶融めっきを施した後、溶融めっき後の鋼板を前記めっき浴から引き上げて溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板を製造する溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造ラインであって、トップロール通過直後に前記溶融めっき後の鋼板をトップロールとの接触面側のみから熱伝達率が10[W/(m ・K)]超えとなる条件で冷却する冷却設備を設けることを特徴とする溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の製造ライン。
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