JP6950586B2 - エンジンの過給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの過給装置に関し、特に運転状態が所定の過給領域のときに過給機を駆動するエンジンの過給装置に関する。
従来より、吸気通路のうち過給機上流側の部分とインタークーラ下流側の部分とを過給機を迂回するように構成されたバイパス通路によって接続した過給機付きエンジンは知られている。通常、このような過給機付きエンジンでは、運転状態が所定の過給領域(例えば、高回転且つ高負荷領域)のときに過給機を駆動し、運転状態が過給領域以外である非過給領域のときに過給機の駆動を停止するように制御している。
また、エミッション性改善を狙いとして、窒化酸化物を含むEGRガスや未燃焼炭化水素を含むブローバイガスを吸気通路の過給機上流側の部分に還流することも公知である。
EGRガス等が吸気通路に還流された際、吸気通路内の温度が露点よりも低い場合に、EGRガス等に含まれる水分(水蒸気)が凝縮して凝縮水が発生することがある。
この発生した凝縮水は、吸気通路を構成する金属部品等の腐食の原因になる虞がある。
そこで、吸気通路内に発生した凝縮水を除去する技術が提案されている。
特許文献1の内燃機関の制御装置は、タービンとコンプレッサからなる過給機と、タービン下流の排気通路とコンプレッサ上流の吸気通路を接続するEGR通路を介して排気の一部を吸気通路に戻すEGR装置と、コンプレッサ上流側吸気通路とコンプレッサ下流側吸気通路をバイパスさせるバイパス通路と、このバイパス通路に配設されたエアバイパスバルブと、吸気通路に設けられた吸気温センサとを備え、吸気温度が凝縮水の発生温度よりも低い場合、エアバイパスバルブを開くエアバイパスバルブ開口手段を設けている。
これにより、冷間時、コンプレッサによって断熱圧縮された空気をバイパス通路を介して循環させることにより吸気温度を上昇させ、吸気通路内に発生した凝縮水の蒸発(除去)を促進している。
特開2015−129457号公報
過給機の機体温度が極低温時において、吸気が過給機に導入された場合、吸気中の水分や吸気通路内の凝縮水が過給機内で氷結し、過給機の機能発揮に支障を来たす虞がある。
特に、エンジンのクランク軸に連結されたプーリと過給機のプーリとの間に伝動ベルトを巻き掛け、エンジンのクランク軸によって駆動される機械式過給機の場合、ロータとケーシングとの間に介在する氷結物(氷塊)によりロータの回転が阻害(ロック)され、伝動ベルトの焼付き等の不具合の発生が懸念される。
そこで、エンジン始動時、過給機の温度が低いときには、運転状態が非過給領域であっても過給機を強制的に駆動することにより、運転状態が過給領域になる前段階において過給機の機体温度(内壁温度)を昇温し、その結果、凝縮水の過給機内への侵入に起因した氷結の発生を回避して過給機の機能を確保することが可能である。
しかし、過給機の昇温用強制駆動は、外気温(吸気温)が低い程長期化するため、昇温用強制駆動が長時間実行された場合、燃費の悪化や走行快適性の低下を招く虞がある。
即ち、走行環境、特に外気温の影響を受けることなく過給機の機能を確保するためには、更なる改善の余地が残されている。
本発明の目的は、走行環境の影響を受けることなく過給機の機能を確保可能なエンジンの過給装置等を提供することである。
請求項1のエンジンの過給装置は、エンジンの吸気バルブのバルブタイミングを変更可能な吸気バルブタイミング可変機構と、エンジンの吸気通路に設けられた過給機と、この過給機を駆動する駆動部と、運転状態が所定の過給領域のときに前記過給機を目標過給圧に応じて駆動し且つ運転状態が非過給領域のときに前記過給機の目標過給圧に応じた駆動を停止するように前記駆動部を制御する制御手段とを備えたエンジンの過給装置において、前記制御手段は、前記過給機に関連した過給機温度が設定温度よりも低いとき、前記非過給領域において前記駆動部によって前記過給機を前記目標過給圧に基づかない強制駆動すると共に、吸気の吹き返しを前記過給機に還流させるように前記吸気バルブの閉タイミングをエンジンの運転状態に応じて設定された閉タイミングよりも遅く且つ下死点よりも遅くすることを特徴としている。
このエンジンの過給装置では、制御手段は、前記過給機に関連した過給機温度が設定温度よりも低いとき、前記非過給領域において前記駆動部によって前記過給機を前記目標過給圧に基づかない強制駆動するため、運転状態が過給領域になる前に過給機の温度を昇温することができ、過給機内における氷結の発生を回避して過給機に期待される走行性能を確保することができる。
制御手段は、吸気の吹き返しを前記過給機に還流させるように前記吸気バルブの閉タイミングをエンジンの運転状態に応じて設定された閉タイミングよりも遅く且つ下死点よりも遅くするため、燃焼室内で暖められた吸気の吹き返しを過給機に還流させることができ、過給機の早期昇温を図ることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記制御手段は、前記過給機温度に応じて前記吸気バルブの閉タイミングを遅くすることを特徴としている。
この構成によれば、過剰な遅角を抑制することができ、過給機の昇温と燃焼性との両立を図ることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記駆動部が、前記エンジンの出力軸と過給機を締結可能な電磁クラッチと、前記過給機をバイパスするバイパス通路と、前記バイパス通路を開閉可能な開閉手段とを有し、前記制御手段は、運転状態が非過給領域のときに前記電磁クラッチを開放状態にして且つ前記開閉手段を開作動すると共に、前記過給機温度が設定温度よりも低いとき、前記非過給領域において前記開閉手段を閉作動することにより前記過給機を強制駆動することを特徴としている。
この構成によれば、制御手段は、運転状態が非過給領域のときに前記電磁クラッチを開放状態にして且つ前記開閉手段を開作動するため、運転状態が非過給領域のとき、流路抵抗を軽減しながら吸気を供給することができる。
また、制御手段は、前記過給機温度が設定温度よりも低いとき、前記非過給領域において前記開閉手段を閉作動することにより前記過給機を強制駆動するため、運転状態が過給領域になる前に過給機の温度を昇温することができる。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記制御手段は、前記過給機を強制駆動するとき、前記電磁クラッチを締結状態にして且つ前記開閉手段を閉作動することを特徴としている。
この構成によれば、過給機の昇温を早急に行うことができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項の発明において、前記制御手段は、前記過給機温度を前記過給機の過給状態に関するパラメータと前記過給機の冷却性に関するパラメータとに基づき推定することを特徴としている。
この構成によれば、過給機の壁温を容易に推定することができる。
本発明のエンジンの過給装置によれば、走行環境の影響を受けることなく過給機の機能を確保することができる。
実施例1に係る過給装置の概略構成図である。 過給装置が装備されたエンジンの吸排気システムを示すブロック図である。 エンジンの斜視図である。 エンジンの吸気系の縦断面図である。 過給機駆動要求とデューティー率と過給機回転数の作動関係を示すタイムチャートである。 吸気バルブタイミングの説明図である。 氷結判定用強制駆動時の過給機駆動要求とデューティー率と過給機回転数の作動関係を示すタイムチャートである。 過給制御処理手順を示すフローチャートである。 氷結判定処理手順を示すフローチャートである。 変形例に係る氷結判定用強制駆動時の過給機駆動要求とABVと過給機回転数の作動関係を示すタイムチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
以下、本発明の実施例1について図1〜図9に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態のエンジンの過給装置1は、過給機2と、この過給機2を駆動するための電磁クラッチ3と、バイパスバルブ(以下、ABVと略す)4と、このABV4を開閉可能な駆動装置5と、吸気ポートを開閉可能な吸気バルブ6と、この吸気バルブの開閉タイミングを変更可能なバルブタイミング可変機構(以下、VVTと略す)7と、パワートレイン・コントロール・モジュール(以下、PCMという)10等を主な構成要素としている。
この過給装置1のPCM10には、エンジンの回転数センサ21と、エンジンの負荷センサ22と、エンジンに導入される吸気量を検出可能な吸気量センサ23と、外気温センサ24と、過給機2の回転数センサ25と、過給機2の上流側圧力を検出可能な第1圧力センサ26と、過給機2の下流側圧力を検出可能な第2圧力センサ27と、車速センサ28と、車両前方からエンジンルーム内に導入される走行風の導入量を調整するグリルシャッタ(図示略)の開度を検出可能な開度センサ29等の各種センサが夫々電気的に接続されている。
まず、過給装置1が装備されたエンジンの概略構成について説明する。
<エンジンの吸排気システム>
図2に示すエンジンの吸排気システムにおいて、30はエンジンの燃焼室を形成する気筒、31は気筒30に吸気バルブ6を介して吸気を導入する吸気通路、32は気筒30から排気バルブ(図示略)を介して排気を排出する排気通路である。
このエンジンは自動車の過給機付き直列多気筒エンジンである。
図2では1気筒30のみを図示している。
吸気通路31には、その上流側から下流側に向かって順に、エアフローセンサからなる吸気量センサ23、吸気量を調整するスロットルバルブ33、吸気を圧縮して気筒30に供給する過給機2、並びに過給機2から吐出される吸気を冷却するインタークーラ34が配設されている。吸気通路31は、過給機2をバイパスして過給機2よりも上流側の吸気通路部と下流側の吸気通路部を結ぶバイパス通路35を備えている。このバイパス通路35の途中部にその通路断面積を変更可能なABV4が設けられている。
過給機2は、エンジンの運転状態が所定の過給領域にあるときに過給機駆動部によって駆動され、エンジンの運転状態が非過給領域にあるときにその駆動が停止される。
この過給機2は、駆動損失の低減要求が高い内部圧縮式過給機、例えば、2つのロータとこれらロータを収容するケーシングとにより構成されたリシュルム式過給機を想定しているが、送風式のルーツ式過給機等であっても良い。
排気通路32には排気ガスを浄化する排気浄化装置36が配設されている。
排気通路32における排気浄化装置36よりも下流側から排気ガスの一部をEGRガスとして吸気通路31に環流するEGR通路37が延びている。EGR通路37はバイパス通路35におけるABV4よりも上流側部分に接続されている。
図4に示すように、この実施形態では、バイパス通路35は、過給機2よりも上流側の吸気通路部から上方に分岐して過給機2の上側に延びている。
EGR通路37による吸気通路31へのEGRガス導入部37aは、バイパス通路35における過給機2の上側に延びた部分に設けられている。
また、インタークーラ34は過給機2の下側に配設されている。
ブローバイガス通路(図示略)は、エンジンのクランク室と過給機2よりも上流側の吸気通路部31aとを差圧作動タイプのPCVバルブ(図示略)を介して連結している。ブローバイガス通路による吸気通路部31aへのブローバイガス導入部38aは、過給機2よりも上流側且つスロットルバルブ33よりも下流側の上壁部分に設けられている。
<エンジンの吸気系・排気系の具体的構成>
このエンジンは、気筒列方向(クランクシャフトの長手方向)が車幅方向になった横置きの前方吸気後方排気エンジンである。排気浄化装置36は、酸化触媒及びパティキュレートフィルタを内蔵している。
図3に示すように、サージタンク39は、エンジン本体の側部を気筒列方向に延び、エンジンの各気筒の吸気ポートに接続されている。
吸気マニホールドは、サージタンク39と、このサージタンク39と一体になった吸気導入管部40とを備え、金属製(本実施形態はアルミ合金製)である。吸気導入管部40はサージタンク39の下方に延びている。
このエンジンは各気筒に2つの吸気ポートを有する4気筒エンジンである。
吸気マニホールドは、各気筒の2つの吸気ポートに対応した計8つの分岐吸気通路(図示略)を備えている。各分岐吸気通路がサージタンク39から延び、サージタンク39から延びた分岐吸気通路の周辺部において、エンジン本体に固定されている。
過給機2は、動力源としてのエンジンの出力軸(クランクシャフト)で駆動される機械式過給機であり、サージタンク39の前側の側部において回転軸が気筒列方向に配置されている。図4に示すように、過給機2には気筒列方向に延びる上流側吸気管41が直結されている。この上流側吸気管41から吸気が過給機2に導入される。この上流側吸気管41が吸気通路31における過給機2よりも上流側の吸気通路部31aを構成している。
過給機2における上流側吸気管41の反対側に過給機2のクラッチハウジング42が突出している。このクラッチハウジング42に、エンジンの出力軸で過給機2を駆動するための電磁クラッチ3(駆動部)が収容されている。電磁クラッチ3の入力軸に結合したプーリ43に伝動ベルト44が巻き掛けられている。
電磁クラッチ3は、電気的にデューティー制御され、デューティー率100%で完全締結、デューティー率0%で完全開放される。
図3に示すように、伝動ベルト44は、動力源としてのエンジンの出力軸に結合したクランクプーリ45と過給機2のプーリ43とウォータポンプ46の駆動軸に結合したプーリ47とに巻き掛けられている。そして、アイドラ48,49及びテンションプーリ50によって、伝動ベルト44に適切な張力が与えられていると共に、過給機2及びウォータポンプ46の各々のプーリ43,47に適正な巻き掛け角が与えられている。
過給機2よりも上流側の吸気通路部31aを構成する上流側吸気管41からバイパス通路35を構成するバイパス管51が分岐している。
図4に示すように、バイパス管51は、上流側吸気管41に設けられたスロットルバルブ33よりも下流側において、上流側吸気管41の上面側から分岐してスロットルバルブ33の上側に向かって斜め上方に延びている。このバイパス管51は、斜め上方に延びた部分から、さらに過給機2の上方に向かうように湾曲して折り返されている。バイパス管51は、折返し部51aに続いてサージタンク39の中央側に向かって過給機2の上側を気筒列方向に延びている。
バイパス管51の折返し部51aよりも下流側には、図2に示すように、排気系から排気ガスを吸気系に還流するEGR通路37が接続されている。
EGR通路37は排気浄化装置36のパティキュレートフィルタよりも下流側から排気ガスを吸気系に導くようにされている。EGR通路37の途中部には、吸気系に還流される排気ガスを冷却するEGRクーラ52が設けられている。
図4に示すように、バイパス管51におけるEGR通路37の接続部であるEGRガス導入部37aに排気ガスの還流量を制御するEGRバルブ53が設けられている。
また、EGRバルブ53よりも下流側のバイパス管51にABV4が設けられている。
本実施形態では、過給用吐出管54、インタークーラ34及び吸気導入管部40が、過給機2から吸気をサージタンク39に導く下流側吸気管55を構成している。
図4に示すように、下流側吸気管55は、気筒列方向に見て、全体としてインタークーラ34を最下部に配置したU字状になっている。
上記エンジンの吸気系・排気系構成では、過給機2が駆動されないときは、吸気が図4に示す過給機2の上流側の吸気通路部31aからバイパス通路35を通ってサージタンク39に流れ、気筒30に吸い込まれる。EGRガスがEGRガス導入部37aから吸気通路31に導入され、或いはブローバイガスがブローバイガス導入部38aから吸気通路31に導入されるとき、そのEGRガス等に含まれる水分が冷却され、吸気通路31の壁面に結露することにより凝縮水ができる。この凝縮水はバイパス通路35から上流側の吸気通路部31aに流れ、この吸気通路部31aの底に溜まり易い。
この結露によって発生した凝縮水は、過給機2の隙間に侵入し易く、過給機2の隙間に侵入した凝縮水は、エンジン停止中で且つ冷間時、氷結する虞がある。
再び、過給装置1の説明に戻る。
図1に示すように、PCM10は、過給機2の内壁温度を推定する内壁温推定部11と、過給機2の氷結状態を判定する判定部12と、過給機2とABV4と吸気バルブ6の各々の作動を制御する制御部13等を備えている。
このPCM10は、CPU(Central Processing Unit)と、ROMと、RAMと、イン側インターフェースと、アウト側インターフェース等によって構成されている。
ROMには、各種制御するためのプログラムやデータが格納され、RAMには、CPUが一連の処理を行う際に使用される処理領域が設けられている。
まず、内壁温推定部11について説明する。
内壁温推定部11は、過給機2の温度上昇量と温度低下量とを夫々推定し、これら推定された温度上昇量と温度低下量の差分によって過給機2の内壁温度を推定している。
温度上昇量は、過給機2の過給状態に関するパラメータ、具体的には、各センサ23〜27によって夫々検出された吸気量、外気温、過給機2の回転数、過給機2の上流側圧力及び下流側圧力に基づき所定の演算式を用いて演算されている。
また、温度低下量は、過給機2の冷却性に関するパラメータ、具体的には、各センサ28,29によって夫々検出された車速及びグリルシャッター開度に基づき所定の演算式を用いて演算されている。
ここで、グリルシャッターは、車両のエンジンルームに配置されるラジエータ前方に配置され、エンジンルーム内に導入される走行風を車速等に応じて開閉制御するものであって(図示略)、この開度によってエンジンルーム内に導入される走行風の量が変わるため、過給機2の温度低下量も変わることから、グリルシャッター開度を演算式に反映している。
次に、判定部12について説明する。
過給機2の機体温度が露点以下の低温状態で吸気通路部31aの底に溜まった凝縮水が過給機2内に侵入した場合、ロータとケーシングとの隙間において凝縮水が氷結する。
そして、エンジンの運転状態が過給領域になったとき、凝縮水の氷結物がロータとケーシングとの隙間に挟まり、ロータの回転が阻害される虞がある。
そこで、判定部12は、内壁温推定部11で推定された過給機2の内壁温度が設定温度(例えば、0℃)よりも低いか否か判定している。過給機2の内壁温度が設定温度よりも低い場合、過給機2内に侵入した凝縮水が氷結する第1氷結状態と判定している。
また、エンジン停止後において、過給機2の内壁温度が露点よりも低い場合、過給機2の内壁で結露した凝縮水が過給機内で既に氷結している。
そして、過給機2内の凝縮水が既に氷結しているとき、過給機2が駆動されると、前述同様、氷結物によってロータの回転が阻害される虞がある。
そこで、判定部12は、後述する氷結判定用強制駆動が実行された過給機2の回転数が設定回転数よりも低いか否か判定している。過給機2の内壁温度が設定温度よりも低く且つ強制駆動された過給機2の回転数が設定回転数よりも低い場合、過給機2の内部に既に氷結物が存在している第2氷結状態と判定している。
ここで、強制駆動は、非過給領域において過給機2を強制的に作動させることである。
以上のように、第2氷結状態は、過給機2の内部に既に氷結物が存在する可能性が高い状態であり、第1氷結状態は、氷結物の有無に拘らず、過給機2に侵入した水が氷結する可能性が高い状態であると見做すことができる。
また、第1氷結状態が判定されたとき、第1氷結状態フラグF1に1、第2氷結状態が判定されたとき、第2氷結状態フラグF2に1が代入され、初期状態において、第1,第2氷結状態フラグF1,F2は共に0である。
次に、制御部13について説明する。
制御部13は、エンジン回転数とエンジン負荷によって過給領域が設定された過給領域マップと、過給領域においてエンジンの運転状態に基づき目標過給圧力が設定された目標過給圧力マップとを有している(何れも図示略)。
この制御部13は、上記目標過給圧力マップに基づき設定された目標過給圧力によって、締結度合(デューティー率)とAVB4の開度を夫々設定する。そして、設定された締結度合とAVB4の開度に応じた指令信号が電磁クラッチ3と駆動装置5に夫々出力される。
図5に示すように、制御部13は、電磁クラッチ3に出力するデューティー率の変化量が所定値以上の場合、例えば、デューティー率0%から100%に移行させる場合、過給機2の回転数の急激な変化(締結ショック)を抑えるために中間デューティー率(例えば、20%)の制御期間を所定期間設けている。
通常運転時では、電磁クラッチ3のデューティー率が高い程AVB4の開度は小さくされている。
制御部13は、判定部12によって第1氷結状態が判定されたとき、過給機2の内壁温度を早期に昇温するため、非過給領域において、過給機2の内壁温度を上昇させるための昇温用強制駆動と、吸気バルブ6の遅角制御とを実行している。
昇温用強制駆動は、非過給領域、所謂過給機駆動要求が存在しない状況であっても、ABV4を閉作動すると共に電磁クラッチ3を完全締結させている。
これにより、断熱圧縮により昇温された圧縮空気を用いて過給機2の機体温度を上昇させている。
第1氷結状態が判定されたとき、吸気バルブ6の開閉タイミングが、VVT7によって所定角度(例えば、30°)遅角されている。
図6に示すように、通常運転時、吸気バルブ6は、エンジンの運転状態に応じて、例えば、上死点(TDC)で開弁し、下死点(BDC)後60°で閉弁する基本開閉タイミングが設定されている(実線)。
制御部13は、第1氷結状態が判定された場合、VVT7を作動させて、吸気バルブ6の開閉タイミングを、上記エンジンの運転状態に応じて設定された開閉タイミングから燃焼性を最低限保証可能な最大遅角量、例えば、30°遅角された開閉タイミングに切り替えている。具体的には、上死点後30°で開弁し、下死点後90°で閉弁する開閉タイミングに変更している(破線)。
尚、吸気バルブ6の限界閉弁タイミングは、下死点後120°である。
これにより、第1氷結状態が判定されたとき、吸気ポートを介して燃焼室内で暖められた吸気の吹き返しを過給機2に還流させることができ、過給機2への凝縮水侵入時の氷結防止を図っている。また、第2氷結状態が判定されたとき、吸気ポートに加えてバイパス通路35を介して燃焼室内で暖められた吸気の吹き返しを過給機2に還流させている。
尚、VVT7は、公知の技術であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
制御部13は、昇温用強制駆動を実行する前において第2氷結状態を判定するための氷結判定用強制駆動を実行している。
氷結判定用強制駆動は、所定期間、ABV4を閉作動すると共に電磁クラッチ3を不完全締結(例えば、デューティー率20%)させている。
図7に示すように、電磁クラッチ3の不完全締結後、過給機2の内部に氷結物が既に存在するとき、過給機2の回転数に変化がなく(破線)、過給機2の内部に氷結物が存在しないとき、過給機2の回転数は微増する(実線)。
これにより、電磁クラッチ3を半クラッチ状態で締結することができ、既に氷結物が存在している状況であっても、伝動ベルト44の焼付き等の不具合を生じさせることなく第2氷結状態を判定することができる。また、第2氷結状態が判定された場合、過給機2の昇温が完了するまで、ABV4を開作動すると共に電磁クラッチ3を完全開放させている。
即ち、制御部13は、第2氷結状態が判定された場合、昇温用強制駆動を禁止すると共に、過給機2が昇温されるまで、ABV4を開作動且つ電磁クラッチ3をオフ操作する。
また、第2氷結状態が判定されずに第1氷結状態のみが判定された場合、ABV4を閉作動且つ電磁クラッチ3をオン操作し、昇温用強制駆動を実行している。
これにより、伝動ベルト44の焼付き等の不具合を生じることなく、過給機2の早期昇温を図っている。
次に、図8のフローチャートに基づいて、過給制御処理手順について説明する。
尚、Si(i=1,2…)は、各処理のためのステップを示している。
まず、S1にて、各センサ21〜29の出力信号等各種情報を読み込む。
次に、エンジンの運転状態に応じて吸気バルブ6の開閉タイミングを設定し(S2)、各センサ21〜29が検出した出力に基づき過給機2の内壁温度を推定する(S3)。
S4では、第1氷結状態フラグF1が0か否か判定する。
S4の判定の結果、第1氷結状態フラグF1が0の場合、第1氷結状態が判定されていないため、S5に移行する。S5では、エンジンの運転状態が過給領域か否か判定する。
S5の判定の結果、運転状態が過給領域の場合、ABV4の開度を目標過給圧力に応じて通常制御し(S6)、電磁クラッチ3を完全締結制御した後(S7)、リターンする。
S4の判定の結果、第1氷結状態フラグF1が0ではない場合、或いはS5の判定の結果、エンジンの運転状態が過給領域ではない場合、S8に移行する。
S8では、推定された過給機2の内壁温度が設定温度以上か否か判定する。
S8の判定の結果、過給機2の内壁温度が設定温度以上の場合、過給機2の温度が高いため、ABV4を開作動し(S9)、電磁クラッチ3を完全開放する(S10)。
次に、第1氷結状態フラグF1を0にすると共に第2氷結状態フラグF2を0にして(S11,S12)、リターンする。
S8の判定の結果、過給機2の内壁温度が設定温度未満の場合、過給機2が少なくとも第1氷結状態であるため、吸気バルブ6のバルブタイミングを燃焼性を最低限保証可能な最大遅角量(例えば、30°)遅角させて(S13)、S14に移行する。
S14では、第1氷結状態フラグF1が0であるか否か判定する。
S14の判定の結果、第1氷結状態フラグF1が0である場合、未だ氷結判定処理がされていないため、S15に移行し、氷結判定処理を実行する。
次に、S16では、第2氷結状態フラグF2が1であるか否か判定する。
S16の判定の結果、第2氷結状態フラグF2が1である場合、過給機2の内部に既に氷結物が存在しているため、ABV4の開作動し(S17)、電磁クラッチ3を完全開放した後(S18)、リターンする。
S16の判定の結果、第2氷結状態フラグF2が1ではない場合、過給機2の内部に氷結物が存在していないため、ABV4の閉作動且つ電磁クラッチ3を完全締結する昇温用強制駆動を実行し(S19,S20)、リターンする。
次に、S15の氷結判定処理手順について説明する。
図9のフローチャートに示すように、氷結判定処理では、まず、S21にて、電磁クラッチ3を不完全締結(デューティー率20%)し、ABV4の閉作動した後(S22)、S23に移行する。
S23では、過給機2の回転数が設定回転数未満か否か判定する。
S23の判定の結果、過給機2の回転数が設定回転数未満の場合、過給機2の内部に既に氷結物が存在しているため、第2氷結状態を判定する(S24)。
S25では、第2氷結状態フラグF2に1を代入し、S26に移行する。
S26では、第1氷結状態フラグF1に1を代入し、リターンする。
S23の判定の結果、過給機2の回転数が設定回転数以上の場合、過給機2の内部に氷結物が存在していないため、第2氷結状態を判定することなく、S26に移行する。
次に、上記過給装置1の作用、効果について説明する。
実施例1に係る過給装置1によれば、PCM10は、過給機2に関連した過給機温度が設定温度よりも低いとき、非過給領域において電磁クラッチ3によって過給機2を強制駆動するため、エンジンの運転状態が過給領域になる前に過給機2の温度を昇温することができ、過給機2内における氷結の発生を回避して過給機2に期待される走行性能を確保することができる。PCM10は、吸気バルブ6の閉タイミングをエンジンの運転状態に応じて設定された閉タイミングよりも遅くするため、燃焼室内で暖められた吸気の吹き返しを過給機2に還流させることができ、過給機2の早期昇温を図ることができる。
過給機2の駆動部が、エンジンの出力軸と過給機2を締結可能な電磁クラッチ3と、過給機2をバイパスするバイパス通路35と、バイパス通路35を開閉可能なABV4とを有し、PCM10は、エンジンの運転状態が非過給領域のときに電磁クラッチ3を開放状態にして且つABV4を開作動すると共に、過給機2の温度が設定温度よりも低いとき、非過給領域においてABV4を閉作動することにより過給機2を昇温用強制駆動している。
これにより、PCM10は、エンジンの運転状態が非過給領域のときに電磁クラッチ3を開放状態にして且つABV4を開作動するため、運転状態が非過給領域のとき、流路抵抗を軽減しながら吸気を供給することができる。
また、PCM10は、過給機2の温度が設定温度よりも低いとき、非過給領域においてABV4を閉作動することにより過給機2を昇温用強制駆動するため、エンジンの運転状態が過給領域になる前に過給機の温度を昇温することができる。
PCM10は、過給機2を昇温用強制駆動するとき、電磁クラッチ3を締結状態にして且つABV4を閉作動するため、過給機2の昇温を早急に行うことができる。
PCM10は、過給機2の温度を過給機2の過給状態に関するパラメータと過給機2の冷却性に関するパラメータとに基づき推定するため、過給機2の内壁温度を容易に推定することができる。
次に、前記実施形態を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施形態においては、第1氷結状態が判定されたとき、吸気バルブの開閉タイミングを燃焼性を最低限保証可能な最大遅角量遅角させた例を説明したが、吸気バルブの開閉タイミングを過給機の温度に応じて遅角させても良い。
具体的には、過給機の温度が低い程吸気バルブの開閉タイミングを遅くする。
これにより、過剰な遅角を抑制することができ、過給機の昇温と燃焼性との両立を図ることができる。また、少なくとも、吸気バルブの閉弁タイミングを遅くできれば良く、開弁タイミングの変更を禁止することも可能である。
2〕前記実施形態においては、バイパス通路を設け、第2氷結状態判定時のみ、吸気ポートに加えてバイパス通路を介して燃焼室内で暖められた吸気の吹き返しを過給機に還流させた例を説明したが、第1氷結状態判定時も同様にABVを開作動させて、バイパス通路から暖められた吸気の吹き返しを過給機に還流させても良い。
3〕前記実施形態においては、1気筒に2つの吸気ポートを設けた吸気2ポートの例を説明したが、吸気の整流化を狙いとして、2つの吸気ポートのうち1つの吸気ポートに開閉可能なシャッター弁を設けても良い。この場合、吸気バルブを遅角制御するタイミングと同期させてシャッター弁を閉作動させる。
4〕前記実施形態においては、第2氷結状態を判定する氷結判定用強制駆動の際、電磁クラッチを不完全締結(デューティー率20%)且つABVを閉作動する例を説明したが、デューティー率は20%よりも大きくても良く、20%未満でも良い。
また、駆動抵抗が小さい過給機の場合、電磁クラッチを完全開放且つABVを閉作動する氷結判定用強制駆動を実行することが可能である。
図10に示すように、電磁クラッチの完全開放且つABVの閉作動後、過給機の内部に氷結物が存在するとき、過給機の回転数に変化なく(破線)、過給機の内部に氷結物が存在しないとき、過給機の回転数は微増する(実線)。この氷結判定用強制駆動における過給機の回転数に基づいて、第2氷結状態を判定することが可能である。
これにより、過給機はエンジン吸気に伴う緩慢な駆動になり、過給機内に既に氷結物が存在する場合であっても、氷結物の噛み込みによる不具合を軽減することができる。
5〕前記実施形態においては、過給機温度を過給機の過給状態に関するパラメータと過給機の冷却性に関するパラメータとに基づき推定し、過給機の過給状態に関するパラメータが、吸気量、外気温、過給機の回転数、過給機の上流側圧力及び下流側圧力である例を説明したが、5つの要素のうち少なくとも1つを用いても良い。また、5つの要素のうち少なくとも1つと5つの要素以外の要素との組み合わせで温度上昇量を推定しても良い。
同様に、過給機の冷却性に関するパラメータが、車速、グリルシャッターの開度である例を説明したが、2つの要素のうち少なくとも1つを用いても良い。また、2つの要素のうち少なくとも1つと2つの要素以外の要素との組み合わせで温度低下量を推定しても良い。
6〕前記実施形態においては、リシュルム式過給機の例を説明したが、特に、機械式の過給機に限られず、ブロアを伝導モータで駆動可能な電動過給機、ターボ式過給機等過給機一般に適用することが可能である。
7〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施形態に種々の変更を付加した形態や各実施形態を組み合わせた形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
1 過給装置
2 過給機
3 電磁クラッチ
4 ABV
10 PCM
35 バイパス通路

Claims (5)

  1. エンジンの吸気バルブのバルブタイミングを変更可能な吸気バルブタイミング可変機構と、エンジンの吸気通路に設けられた過給機と、この過給機を駆動する駆動部と、運転状態が所定の過給領域のときに前記過給機を目標過給圧に応じて駆動し且つ運転状態が非過給領域のときに前記過給機の目標過給圧に応じた駆動を停止するように前記駆動部を制御する制御手段とを備えたエンジンの過給装置において、
    前記制御手段は、前記過給機に関連した過給機温度が設定温度よりも低いとき、前記非過給領域において前記駆動部によって前記過給機を目標過給圧に基づかない強制駆動すると共に
    吸気の吹き返しを前記過給機に還流させるように前記吸気バルブの閉タイミングをエンジンの運転状態に応じて設定された閉タイミングよりも遅く且つ下死点よりも遅くすることを特徴とするエンジンの過給装置。
  2. 前記制御手段は、前記過給機温度に応じて前記吸気バルブの閉タイミングを遅くすることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの過給装置。
  3. 前記駆動部が、前記エンジンの出力軸と過給機を締結可能な電磁クラッチと、前記過給機をバイパスするバイパス通路と、前記バイパス通路を開閉可能な開閉手段とを有し、
    前記制御手段は、運転状態が非過給領域のときに前記電磁クラッチを開放状態にして且つ前記開閉手段を開作動すると共に、
    前記過給機温度が設定温度よりも低いとき、前記非過給領域において前記開閉手段を閉作動することにより前記過給機を強制駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンの過給装置。
  4. 前記制御手段は、前記過給機を強制駆動するとき、前記電磁クラッチを締結状態にして且つ前記開閉手段を閉作動することを特徴とする請求項3に記載のエンジンの過給装置。
  5. 前記制御手段は、前記過給機温度を前記過給機の過給状態に関するパラメータと前記過給機の冷却性に関するパラメータとに基づき推定することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のエンジンの過給装置。
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