JP6949574B2 - レンズ装置および撮像装置 - Google Patents

レンズ装置および撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6949574B2
JP6949574B2 JP2017122359A JP2017122359A JP6949574B2 JP 6949574 B2 JP6949574 B2 JP 6949574B2 JP 2017122359 A JP2017122359 A JP 2017122359A JP 2017122359 A JP2017122359 A JP 2017122359A JP 6949574 B2 JP6949574 B2 JP 6949574B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilt
lens device
guide surface
lens
flexible printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017122359A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019008061A (ja
Inventor
武也 中山
武也 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2017122359A priority Critical patent/JP6949574B2/ja
Publication of JP2019008061A publication Critical patent/JP2019008061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6949574B2 publication Critical patent/JP6949574B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Description

本発明は、ティルト機能を有するレンズ装置および撮像装置に関する。
従来から、撮像面に対して直交するレンズ群の光軸を傾斜させることが可能なレンズ装置が知られている。特許文献1には、第一の部材と第二の部材がそれぞれに設けられた円筒形状の摺動面に沿って相対移動することにより、レンズ群の光軸を傾斜させることが可能な交換レンズが開示されている。特許文献1に開示された交換レンズでは、フォーカス位置を判別するための検知手段や絞り装置を駆動させるための駆動電源等を、フレキシブルプリント板を介してカメラと接続している。このため、ティルト動作によりフレキシブルプリント板が断線しないように、フレキシブルプリント板に弛みを作っている。
特許文献2には、フレキシブルプリント板がUターンしている屈曲部を形成し、光軸方向の鏡筒の移動によるフレキシブルプリント板の弛みを吸収することが可能なレンズ鏡筒が開示されている。
特許第5335468号 特許第3328008号
しかしながら、特許文献2の構成では、撮像面に対して光軸を傾斜させる場合に、フレキシブルプリント板の弛みを吸収することができない。また、レンズ鏡筒の内部に配置されている部品との干渉を回避しながらフレキシブルプリント板を設けようとすると、レンズ鏡筒が大型化してしまう。
そこで本発明は、ティルト動作によるフレキシブルプリント板の弛みを吸収することが可能な小型のレンズ装置および撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としてのレンズ装置は、撮像光学系と、前記撮像光学系を保持する第一部材と、第二部材とを含み、前記第一部材と前記第二部材とを相対的に傾斜させるティルト部と、前記第一部材と前記第二部材との間に設けられたフレキシブルプリント基板とを有し、前記フレキシブルプリント基板は、前記第一部材の第一ガイド面に接触して保持される第一接触部と、前記第二部材の第二ガイド面に接触して保持される第二接触部と、屈曲部とを有し、前記屈曲部の曲率半径は、前記ティルト部の傾斜に応じて変化し、前記撮像光学系を構成するレンズが光軸方向に移動する際には変化しない
本発明の他の側面としての撮像装置は、前記レンズ装置と、前記レンズ装置を介して形成される光学像を光電変換する撮像素子と、前記撮像素子を保持するカメラ本体とを有する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、ティルト動作によるフレキシブルプリント板の弛みを吸収することが可能な小型のレンズ装置および撮像装置を提供することができる。
本実施形態におけるティルト部を撮像素子側から見た投影図である。 図1の要部拡大図である。 本実施形態におけるティルト部の要部断面図である。 本実施形態におけるレンズ装置の側面図である。 本実施形態におけるレンズ装置の断面図である。 本実施形態におけるシフト部の斜視図である。 本実施形態における撮像装置の模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図7を参照して、本発明の実施形態における撮像装置について説明する。図7は、撮像装置10の模式図である。図7において、100は、カメラ本体(撮像装置本体)であり、例えば一眼レフ型デジタルカメラである。200は、カメラ本体100に着脱可能な交換レンズ(レンズ装置)である。本実施形態において、撮像装置(カメラシステム)10は、カメラ本体100と交換レンズ200とにより構成される。ただし本実施形態は、これに限定されるものではなく、レンズ装置(撮像光学系)と撮像装置本体とが一体的に構成された撮像装置にも適用可能である。
201は第1レンズ群、202はフォーカスレンズ群、203は絞りであり、これらにより撮像光学系が構成される。204は、フォーカスレンズ群202の位置を検出するフォーカス位置検出手段である。205は絞り駆動手段であり、レンズCPU206からの信号に基づいて絞り203の開口径を制御する。
207は、全体回転部である。208は、カメラ本体100と接続するためのマウントである。209は、マウント208に固定される固定部である。211はシフト部である。215はTS回転部である。221はティルト部である。ティルト部221は、撮像光学系を保持するティルト部材221a(第一部材)、および、R部材221b(第二部材)を有し、ティルト部材221aとR部材221bとを相対的に(かつ連続的に)傾斜させる。これによりティルト部221は、撮像光学系の光軸OAを傾斜させることができる。210は、全体回転部207の回転角度を検出する全体回転角度検出手段である。214は、シフト部211のシフト量を検出するシフト量検出手段である。219は、TS回転部215の回転角度を検出するTS回転角度検出手段である。222は、ティルト部221のティルト量を検出するティルト量検出手段である。なお、全体回転部207〜ティルト量検出手段222は、ティルト方向およびシフト方向の移動、相対回転、レンズ全体の全体回転などの機構であり、これらの詳細については後述する。
206は、レンズCPU(制御手段)である。レンズCPU206は、レンズ通信手段223およびカメラ通信手段103を介して、カメラCPU(カメラ制御手段)111と情報の送信および受信を行うとともに、交換レンズ200内の全般の制御を司る。フォーカス位置検出手段204は、主に外付けストロボ(カメラに最初から備え付けられていてもよい)の光量の制御に用いられる。224は、ROMなどを備えて構成される記憶手段である。記憶手段224は、交換レンズ200の固有の識別番号(ID)、焦点距離情報、ティルト移動またはシフト移動の際の瞳位置移動量をマトリックスとして格納している。記憶手段224に格納された情報は、レンズCPU206により随時読み出される。
被写体300からの入射光は、交換レンズ200内のレンズ群201、フォーカスレンズ群202、および、絞り203を通過して、カメラ本体100に入射する。カメラ本体100は、クイックリターンミラー101が退避した状態において、撮像素子102に入射光を取り込み、撮影を行う。クイックリターンミラー101が通常位置にある場合、入射光は90°だけその方向が曲げられ、ペンタプリズム108に入射する。ペンタプリズム108を通過した光束は、ファインダ光学系114を通過し、光学ファインダ像として撮影者に視認される。109はクイックリターンミラー制御手段である。クリックリターンミラー制御手段109は、カメラCPU111からの信号に応じて、クイックリターンミラー101のミラーアップおよびミラーダウンの各動作を制御する。110は測光手段である。測光手段110は、カメラ本体100に装着された交換レンズ200を通過した光量に基づいて測光処理を行い、測光情報をカメラCPU111へ伝達する。113は2段スイッチで構成されたレリーズスイッチ手段である。レリーズスイッチ113は、1段目のオンにより、測光、焦点検出を開始させる撮影準備命令(SW1)信号を出力する。またレリーズスイッチ113は、2段目のオンにより、撮像素子102による露光記録を開始させる露光開始命令(SW2)信号を出力する。SW1信号およびSW2信号は、カメラCPU111に入力される。
撮像素子102は、交換レンズ200を介して形成された被写体像(光学像)を光電変換して画像信号を出力する。また撮像素子102は、光電変換により得られた画像信号(アナログ信号)をデジタル信号へ変換し、デジタル信号をカメラCPU111に出力する。本実施形態の撮像装置10は、このデジタル信号を用いて、動画像または静止画像を形成する。104は焦点検出手段(AFセンサ)である。焦点検出手段104は、クイックリターンミラー101のハーフミラー部を通過して折り曲げられた光束を利用して、位相差検出方式により焦点状態(合焦状態)を検出する。106は電源であり、カメラCPU111などのカメラ本体100および交換レンズ200の各部に電源を供給する。107は、撮影者の操作によりカメラ本体100に関する各設定を行う設定手段である。
次に、図1乃至図6を参照して、本実施形態における交換レンズ200の要部の構成および動作について説明する。図1は、本実施形態におけるティルト部221を撮像素子側から見た投影図である。図2は、図1のティルト部221の要部拡大図(図1の円IIの拡大図)である。図3は、ティルト部221の要部断面図(図2の線III−IIIに沿った断面図)であり、ティルトのアオリ量によるフレキシブルプリント板の弛み構造の違いを示している。図4は、交換レンズ200の側面図である。図5は、交換レンズ200の断面図である。図6は、シフト部211の斜視図である。
まず、主に図2および図4を参照して、ティルトおよびシフト可能なあおりレンズ鏡筒(交換レンズ200)の機構について説明する。全体回転部207は、全体回転部207よりも被写体側にあるレンズ全体をレンズの光軸OAを中心して回転させる機能を有し、カメラ本体100との接続部であるマウント208に固定される固定部209に対して±90°回転可能に連結されている。本実施形態において、全体回転部207は、30°ごとの計7個のクリック機構と、0°、+90°、−90°の位置で回転をロックすることが可能なロック機構を有する。全体回転角度検出手段210は、光軸OAを中心した回転量(角度)が±90°の範囲で検出する。
シフト部211は、シフト部211よりも被写体側にあるレンズ全体を光軸OAに対して垂直な方向に平行移動させる機能を有し、全体回転部207にシフト可能に連結されている。また、シフト部211と全体回転部207とがアリ溝を用いてシフト可能に連結されており、シフト操作ノブと同軸に直結されたシフト駆動ギア212およびラック213は、ノブによる回転運動を直進運動に変換してシフト操作が可能である。またシフト部211は、シフト量±0の位置でのクリック機構と、任意の位置でシフト移動を止められるシフトロック機構を有する。シフト量検出手段214は、実際のシフト移動量を、移動方向である正負の判定を含めて検出する。
TS回転部215は、ティルト部221とシフト部211とを相対的に回転させ(TS回転を行い)、シフト部211に対して0°〜90°の範囲でTS回転可能に連結されている。本実施形態において、TS回転部215は、45°ごとの計3個のクリック機構を有し、0°、90°の位置で回転をロックすることが可能なロック機構を有する。TS回転部215は、シフト部211に対する径嵌合部を有する。また、押さえ板(付勢部材)216がシフト部211に対してTS回転部215を、4本の軸ネジ217と弾性部材218とを介して付勢しており、倒れや光軸方向のガタ無しに光軸OAを中心として回転摺動可能である。軸ネジ217は、円柱部と突き当て部にてシフト部211に位置決めされている。また、円柱部にて押さえ板216の光軸OAを中心した回転方向の移動を規制しており、光軸方向に移動可能としている。
R部材221bは、TS回転部215と共にTS回転を担っている。R部材221bは、ティルト部材221aとの摺動面として凸面の円の一部を有する。本実施形態において、押さえ板216はシフト部211に固定され、TS回転部215はR部材221bと一体的にシフト部211に対して回転移動することによりTS回転が可能である。なお、R部材221bとシフト部211との関係が逆であってもよい。
TS回転角度検出部(相対角度検出手段)219は、0°〜90°の範囲で光軸OAを中心したTS回転量を検出する。本実施形態において、TS回転部215とシフト部211とが互いに引き合う方向に付勢する構造を有する。このため、倒れやガタの発生を防ぎ、光学性能の劣化を抑制しながらTS回転を可能としている。
ティルト部221は、ティルト部221よりも被写体側にある構成全体を、レンズの光軸OAに対して垂直な回転中心Aを軸として、カメラ本体100に対して傾斜させる機能を有する。ティルト部221の回転中心Aは主点位置にあり、ティルト部221より像面側の部位を固定しながらティルト動作を行った場合、像移動を抑制することができる。
図1に示されるように、ティルト部221は、R部材221bとティルト部材221aとを相対的に傾斜させることによりアオリ駆動を行う。軸ビス229と抑え部品228とを用いて、R部材221bとティルト部材221aを互いに抑えることにより、二つの部品をティルト動作しつつ抑えることが可能である。また、ティルト部221を操作するためのティルト操作部230が設けられており、撮影の際にティルト操作部230を操作することで、アオリ撮影を行うことができる。ティルト操作部230は、ティルトギヤ232と一体化しており、R部材221bに取り付けられている。内歯車231は、ティルト部材221aに固定されており、前述のティルトギヤ232と噛み合い、ティルト操作部230の操作によりティルトギヤ232が駆動しアオリ撮影をすることが可能である。また交換レンズ200には、アオリの量を所定の位置にて固定することができるクランプ機構が設けられている。クランプ操作部233を操作すると、クランプ操作部233と連結したクランプ部材234と挟み部材235とにより抑え部品228を挟み込み、摩擦にてアオリ位置を固定する。このような構成により、撮影の際に所定のアオリ量を保持した状態で撮影を行うことができる。
図2は、図1の円IIで示されるフレキシブルプリント基板227の屈曲部227aの拡大図である。フレキシブルプリント基板227は、フォーカス位置検出手段204や絞り203などとカメラ本体100とを電気的に接続するためにティルト部材221aとR部材221bとの間に設けられている。図3に示されるように、フレキシブルプリント基板227の一端は第一保持板金(板金部品)225に固定され、他端は第二保持板金(板金部品)226に固定されている。第一保持板金225および第二保持板金226のそれぞれの先端はクリップ形状を有し、このクリップ形状部でフレキシブルプリント基板227の各端を挟むことで、フレキシブルプリント基板227を固定している。これに加えて、フレキシブルプリント基板227の各端と第一保持板金225および第二保持板金226とを両面テープを用いてもよい。またフレキシブルプリント基板227は、第一保持板金225に設けられた平面部(第一ガイド面225a)、および、第二保持板金226に設けられた平面部(第二ガイド面226a)のそれぞれに沿うように固定されている。このように、第一ガイド面225aおよび第二ガイド面226aはそれぞれ、板金部品の面である。
次に、図3を参照して、フレキシブルプリント基板227の屈曲部227aの動きについて説明する。図3(a)は、ティルト部材221aを一方へ傾斜させた状態を示す。図3(b)は、ティルト部材221aが傾斜していない状態を示す。図3(c)は、ティルト部材221aを他方へ傾斜させた状態を示す。第一保持板金225はティルト部材221aに固定され、第二保持板金226はR部材221bに固定されている。フレキシブルプリント基板227は、ティルト部材221aの位置に応じて、フレキシブルプリント基板227の屈曲部227aの大きさが変化する。すなわち、図3(a)、(b)、(c)の順に移動するにつれて、屈曲部227aのサイズ(曲率半径)は小さくなる。すなわち本実施形態において、フレキシブルプリント基板227は、屈曲部227a、第一ガイド面225aに接触して保持される第一接触部227b、および、第二ガイド面226aに接触して保持される第二接触部227cを有する。フレキシブルプリント基板227の第一接触部227bおよび第二接触部227cのそれぞれの面積は、ティルト部221の傾斜に応じて変化する。すなわち、屈曲部227aの曲率半径が大きくなると、第一接触部227bおよび第二接触部227cのそれぞれの接触面積は小さくなる。一方、屈曲部227aの曲率半径が小さくなると、第一接触部227bおよび第二接触部227cのそれぞれの接触面積は大きくなる。
このように本実施形態において、第一ガイド面225aの法線N1(第一法線)と第二ガイド面226aの法線(第二法線)とがなす角度は、ティルト部221の傾斜に応じて変化する。また本実施形態において、第一ガイド面225aの法線N1および第二ガイド面226aの法線N2(第二法線)はそれぞれ、傾斜方向TDを含む面(図3に示される断面)と略平行である。ここで、略平行とは、厳密に平行である場合に限定されるものではなく、法線N1、N2との間に3°程度のずれが含まれていてもよい。
このような構成により、光軸OAに対して傾斜させるティルト動作の際にフレキシブルプリント基板227の断線を防ぐことができる。また屈曲部227aは、フォーカス駆動による光軸方向の移動を伴う際に、第一保持板金225および第二保持板金226のそれぞれの延在方向にフレキシブルプリント基板227が移動することにより、光軸方向への駆動の動きも吸収することが可能である。その際には、屈曲部227aのサイズ(曲率半径)は実質的に変化しない。すなわち、フレキシブルプリント基板227の屈曲部227aのサイズは、撮像光学系を構成するレンズが光軸方向に移動する際には変化しない。
図1に示されるように、ティルト操作部230およびクランプ操作部233は、操作を容易にするため、ティルト部材221aやR部材221bよりも外側へ突出しており、ティルト部221の最外形部位となっている。本実施形態において、製品の大きさにティルト操作部230とクランプ操作部233とを結ぶ線Lの上にフレキシブルプリント基板227の屈曲部227aが存在しない。すなわち、フレキシブルプリント基板227の屈曲部227aは、ティルト操作部230とクランプ操作部233とを結ぶ線Lの上とは異なる位置に配置されている。このため、交換レンズ200を小型化することができる。本実施形態では、ティルト位置がいずれの位置にあっても、屈曲部227aがティルト操作部230とクランプ操作部233とを結ぶ線Lの上に存在しないことが好ましい。
本実施形態によれば、ティルト動作によるフレキシブルプリント板の弛みを吸収することが可能な小型のレンズ装置および撮像装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、本実施形態のレンズ装置は、撮像光学系を保持する第一部材(ティルト部材221a)が第二部材(R部材221b)に対して傾斜する(第二部材を固定した状態で第一部材を傾斜させる)ように構成されているが、これに限定されるものではない。本実施形態は、撮像光学系を保持するR部材(第一部材)と、ティルト部材(第二部材)とを備え、第二部材が第一部材に対して傾斜する(第一部材を固定した状態で第二部材を傾斜させる)ように構成されたレンズ装置にも適用可能である。
200 交換レンズ(レンズ装置)
221 ティルト部
221a ティルト部材(第一部材)
221b R部材(第二部材)
227 フレキシブルプリント基板
227a 屈曲部
227b 第一接触部
227c 第二接触部

Claims (11)

  1. 撮像光学系と、
    前記撮像光学系を保持する第一部材と、第二部材とを含み、前記第一部材と前記第二部材とを相対的に傾斜させるティルト部と、
    前記第一部材と前記第二部材との間に設けられたフレキシブルプリント基板と、を有し、
    前記フレキシブルプリント基板は、前記第一部材の第一ガイド面に接触して保持される第一接触部と、前記第二部材の第二ガイド面に接触して保持される第二接触部と、屈曲部と、を有し、
    前記屈曲部の曲率半径は、前記ティルト部の傾斜に応じて変化し、前記撮像光学系を構成するレンズが光軸方向に移動する際には変化しない
    ことを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記第一接触部および前記第二接触部のそれぞれの面積は、前記ティルト部の傾斜に応じて変化する
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記ティルト部は、前記撮像光学系の光軸を傾斜させることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
  4. 前記ティルト部は、前記第二部材を固定した状態で前記第一部材を傾斜させる
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  5. 前記ティルト部は、前記第一部材を固定した状態で前記第二部材を傾斜させる
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  6. 前記第一ガイド面および前記第二ガイド面はそれぞれ、板金部品の面である
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  7. 前記第一ガイド面の第一法線と前記第二ガイド面の第二法線とがなす角度は、前記ティルト部の傾斜に応じて変化する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  8. 前記第一ガイド面の前記第一法線および前記第二ガイド面の前記第二法線はそれぞれ、傾斜方向を含む面と平行である
    ことを特徴とする請求項に記載のレンズ装置。
  9. 前記ティルト部を傾斜させるように操作するためのティルト操作部と、
    前記ティルト部を固定するクランプ操作部と、を更に有し、
    前記屈曲部は、前記ティルト操作部と前記クランプ操作部とを結ぶ線の上とは異なる位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  10. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ装置と、
    前記レンズ装置を介して形成される光学像を光電変換する撮像素子と、
    前記撮像素子を保持するカメラ本体と、を備える
    ことを特徴とする撮像装置。
  11. 前記レンズ装置は、前記カメラ本体に対して着脱可能である
    ことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
JP2017122359A 2017-06-22 2017-06-22 レンズ装置および撮像装置 Active JP6949574B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017122359A JP6949574B2 (ja) 2017-06-22 2017-06-22 レンズ装置および撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017122359A JP6949574B2 (ja) 2017-06-22 2017-06-22 レンズ装置および撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019008061A JP2019008061A (ja) 2019-01-17
JP6949574B2 true JP6949574B2 (ja) 2021-10-13

Family

ID=65025896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017122359A Active JP6949574B2 (ja) 2017-06-22 2017-06-22 レンズ装置および撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6949574B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003259168A (ja) * 2002-03-01 2003-09-12 Minolta Co Ltd パン・チルトカメラ
JP2010266574A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Canon Inc アオリレンズ鏡筒

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019008061A (ja) 2019-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5335468B2 (ja) カメラシステム
JP4697587B2 (ja) レンズ鏡胴
JP2004198742A (ja) レンズ装置
JP5495860B2 (ja) 光学防振装置および光学機器
US5155515A (en) Camera having motor-driven zoom lens
WO2017115465A1 (ja) レンズ鏡筒およびこれを備えたカメラ
JP4218964B2 (ja) レンズ装置および撮像装置
US8355212B2 (en) Lens unit and image sensing apparatus incorporated with the same
US8368801B2 (en) Camera system and interchangeable lens
JP2024026838A (ja) 光学装置及び撮像装置
JP6949574B2 (ja) レンズ装置および撮像装置
US5689739A (en) Lens drive mechanism for photographic camera with zoom lens
JP6429506B2 (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP2010266574A (ja) アオリレンズ鏡筒
JP2019040048A (ja) レンズ装置および撮像装置
JP2006330077A (ja) 光学機器
JP4612910B2 (ja) レンズ装置および撮像装置
JP6278735B2 (ja) 偏心調整装置、光学機器および偏心調整方法
JP6971670B2 (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP2010191075A (ja) 交換レンズの回転操作ノブに装着可能な補助部材及びその補助部材が装着可能な交換レンズ
JP4626162B2 (ja) カメラ
JP2023012085A (ja) 光学機器、及びカメラシステム
JP2021033065A (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP2014186285A (ja) レンズ鏡筒およびそれを用いた光学機器
JP2001296601A (ja) アタッチメントレンズ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210922

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6949574

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151