JP6949403B2 - 杭基礎工事に用いる掘削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、杭基礎工事で地盤を掘削するための掘削装置に関する。
一般的に、十字形の衝撃ドリルは、地盤への打撃の度に、地盤の一部のみを打撃するものであり、打撃の過程でランダムに回転することで掘削した穴は均一に打撃されるのだが、打撃回数が少ない場合は、打撃される地盤表面の凹凸が顕著になる。
掘削した穴の地盤表面に凹凸ができてしまうと、掘削方向が変わってしまうことがあるため、地盤を均一に打撃する衝撃ドリルを設計する必要がある。
なお、特許文献1には、指向性をもって掘穿するドリルを有する指向性掘穿装置が開示されている。
しかし、この装置は、先端が球体状に形成されており、本発明のように十字形の衝撃ドリルによって地盤を掘削する装置とは異なる。
特表2002-536576公報
本発明は、上記の課題を解決するために、掘削した穴の地盤表面を均一に打撃できる杭基礎工事に用いる掘削装置を提供する。
従来技術における問題点を解決するために、本発明は、以下の技術的な解決策を講じている。
なお、本発明の説明において、「内」、「下」、「上」など方位と位置関係を指示する用語は、図面に示される方位や作業中によく置く方位、位置関係に基づくものである。
また、方向または位置関係は、本発明を説明し、説明を簡略化するためのものであり、参照されるデバイスまたは要素が特定の方向を有し、特定の方向で構築または操作されなければならないことを示したり示唆したりするものではない。
さらに、「第1」、「第2」などの用語は、説明を区別するためにのみ使用され、相対的な重要性を示したり、暗示することを意味するものではない。
本発明にかかる杭基礎工事に用いる掘削装置は、
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達リングを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第2衝撃部材と、
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達プレートを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第1衝撃部材が、
それぞれの揺動溝に、十字状に交差した状態で組み合わされており、
第1衝撃部材の貫通孔にロッド、駆動機構と連結した状態で挿通された駆動軸が、
挿通する円形孔において嵌合する第2衝撃部材を、
パンタグラフ機構による駆動機構において上下運動を回転運動に変換して回転させることで、
地盤に衝突する第1衝撃部材と第2衝撃部材の位置を変化させ、地盤表面を均一に打撃して掘削できる
ことを特徴とする。
本発明にかかる杭基礎工事に用いる掘削装置は、
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達リングを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第2衝撃部材と、
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達プレートを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第1衝撃部材が、
それぞれの揺動溝に、十字状に交差した状態で組み合わされており、
第1衝撃部材の貫通孔に挿通された駆動軸が、
挿通する円形孔において嵌合する第2衝撃部材を、
ロッドに取り付けられる支持部と、駆動軸に取り付けられる支持体のそれぞれとスイングプレートによって連結するスライダが、
ガイドレール上をスライドして往復運動し、
パンタグラフ機構による駆動機構において、ロッドの上下運動を、駆動軸の回転運動に変換して回転させることで、
地盤に衝突する第1衝撃部材と第2衝撃部材の位置を変化させ、地盤表面を均一に打撃して掘削できる
ことを特徴とする。
本発明にかかる杭基礎工事に用いる掘削装置は、
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達リングを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第2衝撃部材と、
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達プレートを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第1衝撃部材が、
それぞれの揺動溝に、十字状に交差した状態で組み合わされており、
第1衝撃部材の貫通孔に挿通された駆動軸が、
挿通する円形孔において嵌合する第2衝撃部材を、
ロッドに取り付けられる支持部と、駆動軸に取り付けられる支持体のそれぞれとスイングプレートによって連結するスライダに取り付けられたギアラックが、
スライダとともにガイドレール上をスライドして往復運動し、
ガイドレールと駆動軸に連結するギアを回転させ、
パンタグラフ機構による駆動機構において、ロッドの上下運動を、駆動軸の回転運動に変換して回転させることで、
地盤に衝突する第1衝撃部材と第2衝撃部材の位置を変化させ、地盤表面を均一に打撃して掘削できる
ことを特徴とする。
本発明の有利な効果は、以下のとおりである。
1)第1衝撃部材の中心を軸とする周方向に回転する第2衝撃部材の回転力によって、地盤に衝突する第1衝撃部材と第2衝撃部材の位置を徐々に変化させることで、地盤表面を均一に打撃することができる。
2)第1衝撃部材と第2衝撃部材に耐摩耗座金を設けることで、第1衝撃部材と第2衝撃部材の摩耗度を低下させ、第1衝撃部材と第2衝撃部材の耐用年数を向上させる。
3)力伝達リング、力伝達プレート、力伝達ロッドにより、第2衝撃部材が地盤から受ける衝撃力を、第1衝撃部材に分散し、第1衝撃部材と第2衝撃部材が地盤に衝突する際の安定性を向上させる。
装置全体の外観を示す上方斜視図(左)と内部構造を示す模式図(右) 装置を裏面の構造を示す下方斜視図 装置を第2衝撃部材と直交する面で切断した状態の装置の内部構造を示す模式図(左)と部分拡大図(右上、右下) 装置を第1衝撃部材と直交する面で切断した状態の装置の内部構造を示す模式図(左)と部分拡大図(右) 第2衝撃部材の構成を示す上方斜視図(左)と裏面の一部を示す模式図(右) 第1衝撃部材と第2衝撃部材が十字状に組み合わされた状態の装置下部のみを示す異なる切断面の模式図 第1衝撃部材の内部構造を示す模式図(左)、断面構造を示す模式図(中央)、中央図の部分拡大図(右) 第1衝撃部材の下部構造を示す上方斜視図(左)、内部構造を示す一部断面図(右) ロッドと駆動機構と駆動軸の連結状態を示す斜視図(上)、図9から駆動機構と駆動軸を外した状態を示す斜視図(下) 駆動機構の構造を示す斜視図(左)、正面図(右) 駆動軸の構造を示す斜視図 駆動機構の一部を示す下方斜視図
本発明の具体的な実施形態は、添付の図面および実施形態と関連して、以下にさらに詳細に説明される。 以下の実施形態または添付図面は、本発明を説明するために使用されるが、本発明の範囲を限定するために使用されるものではない。
本実施例にかかる掘削装置の構成を説明する。
本発明にかかる杭基礎工事に用いる掘削装置は、図1のとおり、板状の第1衝撃部材2と第2衝撃部材3からなり、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3が十字状に交差した状態に構成されている。
第1衝撃部材2には、図7のとおり、上段部には、力伝達プレート22が形成されている。
第1衝撃部材2の中央には、鉛直方向に、ロッド5が挿通するための貫通孔が、鉛直上下方向に形成されている。
貫通孔は、最上部から最下部に向かって、ロッド孔26、バネ取付溝38、六角溝25の順で、形成されている。
第1衝撃部材2には、図8のとおり、開口部23が形成されている。
開口部23は、六角溝25と連通している。
開口部23の下面には、スロット27が形成されている。
第1衝撃部材2の下段部、つまり、開口部23の下方には、複数の揺動溝24が形成されている。
各揺動溝24には、摩耗防止ワッシャー17が嵌め込まれている。
摩耗防止ワッシャー17は、回転時における第1衝撃部材2と第2衝撃部材3の部材間の摩耗を低減し、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3の耐用年数を向上させる役割を果たす。
第1衝撃部材2には、スロット27から最下段の揺動溝24の底面まで、真下に向かって貫通する円形孔21が形成されている。
各円形孔21には、ガイド溝19が形成されている。
第1衝撃部材2には、図7のとおり、2つのリング孔40が形成されている。
第1衝撃部材2は、底面に向かって末広がりの形態をなしており、下端部側面は円弧状のアーチプレート18が形成されている。
第1衝撃部材2の底面には、図2のとおり、衝撃ブロック4が設けられている。
衝撃ブロック4は、地盤に衝撃を加える時の衝撃効率を向上させる役割を果たす。
第2衝撃部材3の下段部には、図5のとおり、複数の揺動溝24が形成されている。
各揺動溝24には、摩耗防止ワッシャー17が嵌め込まれている。
摩耗防止ワッシャー17は、回転時における第1衝撃部材2と第2衝撃部材3の部材間の摩耗を低減し、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3の耐用年数を向上させる役割を果たす。
第2衝撃部材3には、最上段から最下段のすべての揺動溝24間の部材を貫通する円形孔21が形成されている。
各円形孔21には、ガイド溝19が形成されている。
第2衝撃部材3は、上端に2つの力伝達ロッド16が取り付けられ、2つの力伝達ロッド16の上端には力伝達リング15が取り付けられている。
力伝達リング15は、第1衝撃部材2に形成された2つのリング孔40に挿通される。
力伝達リング15の上端面は、第1衝撃部材2に取り付けられた力伝達プレート22に当接する。
第2衝撃部材3は、底面に向かって末広がりの形態をなしており、下端部側面は円弧状のアーチプレート18が形成されている。
第2衝撃部材3の底面には、図2及び4のとおり、衝撃ブロック4が形成されている。
衝撃ブロック4は、地盤に衝撃を加える時の衝撃効率を向上させる役割を果たす。
第1衝撃部材2と第2衝撃部材3は、互いの揺動溝24に収まるように、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3が十字状に交差した状態で、 組み合わされている。
フック1は、ロッド5の先端に形成されており、掘削装置を牽引する装置との接続を容易にするためのものである。
第2衝撃部材3は、第1衝撃部材2に組み合わされた状態で、駆動機構7によって、ロッド5を中心とした軸の周方向に回転する。
ロッド5の下端には、駆動機構7を介して、駆動軸8が連結されている。
駆動軸8は、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3の円形孔21に挿通されている。
駆動軸8は、上端に支持体10が取り付けられ、支持体10は、第1衝撃部材2のスロット27内に固定される。
支持体10によって、駆動軸8が円形孔21から落脱しない。
なお、支持体10は、第1衝撃部材2のスロット27内に固定されるため、回転しないが、駆動軸8は、後記するギア35の回転によって回転する。
ロッド5は、第1衝撃部材2に形成された貫通孔であるロッド孔26に収められている。
ロッド5の下端には、六角柱の形状に形成された六角スライダ30が取り付けられている。
六角スライダ30は、第1衝撃部材2に形成された貫通孔である六角溝25に収められている。
六角溝25も六角柱状の貫通孔であるため、六角スライダ30は周方向に回転することがない。
そのため、六角スライダ30が固定されているロッド5は、周方向に回転することなく、鉛直上下方向にのみ移動する。
六角スライダ30の上面側には、スプリング6が設けられている。
スプリング6は、第1衝撃部材2に形成された貫通孔であるバネ取付溝38に収められている。
スプリング6の役割は、ロッド5が鉛直上方向に持ち上がった時に、スプリング6の弾性力でロッド5を素早く元の位置に戻す反力を得るためのものである。
駆動軸8には、複数の駆動スリーブ20が取り付けられている。
駆動スリーブ20の側面には、ガイドブロック34が形成されている。
ガイドブロック34は、図5の第2衝撃部材3のガイド溝19に嵌合している。
そのため、駆動軸8が回転することで、併せて駆動スリーブ20が回転し、駆動スリーブ20のガイドブロック34がガイド溝19において勘合する第2衝撃部材3も回転する。
駆動スリーブ20のガイドブロック34は、第2衝撃部材3とのみガイド溝19において勘合するため、駆動軸8が回転しても、第1衝撃部材2は回転しない。
つまり、ロッド5の先端のフック1を鉛直上方向に引っ張ると、第1打撃部材2と第2打撃部材3は重力を有するため、ロッド5のみが鉛直上方向に移動する。
ロッド5が鉛直上方向に移動すると、駆動機構7を介して駆動軸8を回転させ、駆動軸8の駆動スリーブ20に設けられたガイドブロック34と、第2衝撃部材3のガイド溝19との協働により、第2衝撃部材3を回転させる。
ロッド5を持ち上げている状態をやめて落下させると、スプリング6の弾性力で、ロッド5が鉛直下方向に素早く移動し、駆動機構7を介して駆動軸8を逆回転させ、駆動軸8の駆動スリーブ20に設けられたガイドブロック34と、第2衝撃部材3のガイド溝19との協働により、第2衝撃部材3を逆回転させる。
駆動機構7は、図10及び図12のとおり、ガイドレール12、支持部31、スライダ32、スイングプレート33、ギア35、ギアラック36、ガイド支持部37からなる。
駆動機構7は、図9のとおり、支持部31が六角スライダ30の底面に取り付けられていることで、ロッド5に連結されている。
ギア35は、図11のとおり、駆動軸8に固定されており、駆動機構7の一部として機能する。
スイングプレート33は、鉛直上方側のスイングプレート33と、鉛直下方側のスイングプレート33とで、連結する部品が異なる。
つまり、鉛直上方側のスイングプレート33は、図10のとおり、端部がスライダ32と支持部31に固定され、スライダ32と支持部31を連結する。
そして、鉛直下方側のスイングプレート33は、図10のとおり、端部がスライダ32と支持体10に固定され、スライダ32と支持体10を連結する(図10には、スイングプレート33が支持体10に固定されている状態は示されていない。)。
この鉛直上方側のスイングプレート33と、鉛直下方側のスイングプレート33とによって、菱形のパンタグラフ機構を構成する。
そして、第1衝撃部材2のスロット27内に固定されている支持体10が固定された状態で、リンクである鉛直上方側のスイングプレート33と、鉛直下方側のスイングプレート33が、後記するスライダ32の動きによって、支持部31が上下動する。
駆動機構7は、図3及び4のとおり、第1衝撃部材2の開口部23に収められている。
第1衝撃部材2の開口部23は、図7及び8のとおり、両側壁にスライド溝28が形成されている。
このスライド溝28には、駆動機構7のガイドレール12の両端が、鉛直上下方向にスライド自在に嵌合している。
駆動機構7は、鉛直上方側のスイングプレート33が連結する支持部31が六角スライダ30の底面に固定され、鉛直下方側のスイングプレート33が連結する支持体10が第1衝撃部材2のスロット27内に固定されていることで、ロッド5の鉛直上下方向の移動に合わせて、スライダ32がガイドレール12上をスライドする機構を有する。
つまり、ロッド5が鉛直上方向に移動すると、支持部31が鉛直上方向に移動するとともに、開口部23のスライド溝28に嵌合するガイドレール12の両端が鉛直上方向にスライドし、これに合わせて、左右2つのスライダ32が互いに接近するようにガイドレール12の中央付近に移動する。
そして、ロッド5が元の位置に戻るように、鉛直下方向に移動すると、支持部31が鉛直下方向に移動するとともに、開口部23のスライド溝28に嵌合するガイドレール12の両端が鉛直下方向にスライドし、これに合わせて、左右2つのスライダ32が互いから離れるようにガイドレール12の左右の端部に移動する。
これを繰り返すことで、スイングプレート33によって作られる菱形の形態が、縦長になったり元の菱形の形態に戻ったりを繰り返す。
ガイドレール12には、図12のとおり、ギア35の近傍にガイド支持体37が取り付けられており、ギアラック36は、スライダ32に取り付けられている。
ギアラック36の先端は、ガイド支持体37の先端に貫入した状態で、揺動自在にスライダ32に取り付けられている。
ギアラック36は、ギア35に係合し、ギア35の表面とギアラック36のギア35と当接する箇所には、図示しない歯車が形成されている。
そのため、スライダ32がガイドレー12上をスライドするたびに、スライダ32とともに揺動するギアラック36の歯車と噛み合うギア35が回転することになり、このギア35の回転によって駆動軸8が回転する。
つまり、スイングプレート33からなるパンタグラフ機構による上下運動を、ギア35の回転運動に変換し、駆動軸8を回転させている。
以上の構成からなる第2衝撃部材3は、ロッド5先端のフック1が牽引され、ロッド5が鉛直上方向に引っ張られた状態になると、駆動機構7のスイングプレート33によって作られる菱形の形態が、縦長になり、左右2つのスライダ32が互いに接近するようにガイドレール12の中央付近に移動し、ギアラック36の歯車と噛み合うギア35が回転する。
このギア35の回転によって駆動軸8が回転して、駆動スリーブ20のガイドブロック34と嵌合するガイド溝19を有する第2衝撃部材3が、駆動軸8を中心とした軸の周方向を回転する。
第2衝撃部材3は、初期状態では、第1衝撃部材2と十字状に交差した状態に組み合わされているが、この回転により、第1衝撃部材2に対して平行に近い状態になる。
しかし、ロッド5先端のフック1の牽引をやめると、ロッド5は、スプリング6の弾性力によって鉛直下方向に素早く移動する。
そのため、駆動機構7のスイングプレート33によって作られる菱形の形態が、縦長から元の菱形の形態に戻り、左右2つのスライダ32が互いから離れるようにガイドレール12のそれぞれの端に移動し、ギアラック36の歯車と噛み合うギア35が逆回転する。
このギア35の逆回転によって駆動軸8が逆回転して、駆動スリーブ20のガイドブロック34と嵌合するガイド溝19を有する第2衝撃部材3が、駆動軸8を中心とした軸の周方向を逆回転する。
この回転により、第2衝撃部材3は、第1衝撃部材2に対して平行に近い状態であったのが、第1衝撃部材2と十字状に交差した初期状態の位置に戻る。
そして、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3からなる掘削装置は、第2衝撃部材3が第1衝撃部材2と十字状に交差した初期状態の位置に戻る際の回転力を利用して、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3が十字状に交差した初期状態の位置関係のまま、第1衝撃部材2も一緒に掘削装置全体が逆回転する。
この第1衝撃部材2と第2衝撃部材3からなる掘削装置全体の逆回転を繰り返すことで、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3は徐々に角度を変え、地盤に衝突する位置が徐々に移動することになる。
また、この掘削装置全体の逆回転は、掘削装置を牽引して、掘削装置が地盤から離れている間に行われるため、掘削装置は、掘削する穴の地盤に対して、少しずつ角度を変えた位置で地盤に衝突することになる。
その結果、地盤に対し、均一に衝撃を与え続けることができ、地盤を平坦な状態に掘削できる。
さらに、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3からなる掘削装置は、重力の作用を利用して落下することで、掘削する穴の地盤を叩きつけるように衝突して、地盤を掘削するが、このとき、地盤からも第1衝撃部材2と第2衝撃部材3に対する反力が生じる。
この反力が大きいと、掘削装置が破損してしまうおそれがある。
そこで、第2衝撃部材3は、揺動溝の上に立設する力伝達ロッド16と、力伝達ロッド16上に取り付けられるリング状の力伝達リング15を備える。
これによって、第2衝撃部材3は、地盤から受ける衝撃を、装置全体に分散する。
つまり、地盤から受けた衝撃は、第2衝撃部材3の力伝達ロッド16を介して力伝達リング15に伝わり、第1衝撃部材2のリング孔40を介して、力伝達リング15から第1衝撃部材2に伝わるほか、力伝達リング15から力伝達プレート22を介しても第1衝撃部材2に伝わる。
さらに、地盤から受けた衝撃は、揺動溝24を介して第1衝撃部材2及び第2衝撃部材3に分散される。
また、ロッド5には、図9のとおり、第1シール9が取り付けられており、図3のとおり、ロッド孔26の隙間を埋める。
第1シール9は、ロッド5の鉛直上下方向の移動時に、ロッド5にかかる荷重を受けるベアリングの役割を果たし、また、ロッド5とロッド孔26の密着性を高め、ロッド孔26より下の貫通孔内に破砕物が入り込まないようにするためのものである。
また、駆動軸8には、図11のとおり、第2シール11が取り付けられており、円形孔21と密着性を高めている。
第1打撃体2の開口部23には、図8のとおり、シールプレート13とガスケット14が設けられている。
シールプレート13は、第1衝撃部材2にねじ止めされ、第1衝撃部材2の開口部23を塞ぐ役割を果たし、ガスケット14は、第1衝撃部材2の開口部23の気密性を向上させる役割を果たす。
ロッド5には、図9のとおり、上端部にリミットリング29が取り付けられている。
リミットリング29は、第1衝撃部材2のロッド孔26を塞ぐように、ロッド5が第1衝撃部材2の貫通孔内に収められたときにロッド孔26に嵌合する。
また、リミットリング29は、ロッド5が鉛直下方向に移動できない基準となるものである。
つまり、フック1が牽引されると、ロッド5が鉛直上方向に持ち上がるが、フック1の牽引をやめると、ロッド5は鉛直下方向に移動して元の位置に戻るが、その元の位置が、リミットリング29が第1衝撃部材2のロッド孔26に嵌合する位置である。
そのため、リミットリング29が第1衝撃部材2のロッド孔26に嵌合すると、ロッド5は、それ以上、鉛直下方向に移動することができない。
次に、本実施例にかかる掘削装置の使用方法を説明する。
第1打撃部材2と第2打撃部材3からなる掘削装置を、フック1を牽引する方法で、ロッド5を鉛直上方向に引っ張る。
そうすると、第1打撃部材2と第2打撃部材3の自重により、ロッド5のみが上方に持ち上がるが、このとき、ロッド5に取り付けられている六角スライダ30も一緒に上方に移動する。
六角スライダ30が上方に移動すると、バネ取付溝38内で六角スライダ30がスプリング6を押し込んだ状態になり、弾性力によってスプリング6に六角スライダ30を押し下げる反力が生まれる。
このロッド5が鉛直上方向に引っ張られた状態のとき、駆動機構7の支持部31が、六角スライダ30の上方への移動とともに上方に引っ張られ、支持部31に連結するスイングプレート33も上方に引っ張られることで、スイングプレート33に連結するスライダ32がガイドレール12上をガイドレール12の中央付近にスライドする。
同時に、ガイドレール12は、第1衝撃部材2の開口部23に形成されたスライド溝28を上方にスライドし、駆動機構7のスイングプレート33によって作られる菱形の形態が、鉛直上下方向に縦長に伸びた形態に変形する。
また、スライダ32のスライドにより、ギアラック36もガイド支持部37にガイドされながらスライドし、ギアラック36のスライドにより、ギアラック36と歯車で噛み合うギア35が回転する。
ギア35が回転することで、駆動軸8が回転し、駆動軸8に取り付けられている駆動スリーブ20が回転する。
駆動スリーブ20の側面には、ガイドブロック34が形成されており、ガイドブロック34は、第2衝撃部材3のガイド溝19に嵌合しているため、駆動スリーブ20が回転することで、第2衝撃部材3が回転する。
駆動スリーブ20のガイドブロック34は、第2衝撃部材3とのみガイド溝19において勘合するため、駆動軸8が回転しても、第1衝撃部材2は回転しない。
ロッド5が鉛直上方向に移動できる範囲は、駆動機構7の左右2つのスライダ32がガイドレール12の中央で当接したときまでで、ロッド5は、駆動機構7の支持部31が上方に移動する範囲で移動できる。
また、ロッド5は、支持部31が上方に引っ張られる範囲を超えて、上方に移動することはできず、ロッド5に取り付けられている六角スライダ30も六角溝25内でしか上下動できないため、これを超えて牽引すると、第1打撃部材2と第2打撃部材3からなる掘削装置全体が、鉛直上方向に持ち上げられることになる。
また、フック1の牽引をやめると、ロッド5は、六角スライダ30が押し込んだスプリング6の弾性力によって、スプリング6から受ける反力を受けて、鉛直下方向に移動する。
ロッド5が鉛直下方向に移動できる範囲は、初期状態である、ロッド5の上端部に取り付けられているリミットリング29が第1打撃部材2の天面に当たるまでである。
この範囲でのロッド5の上下動によって、駆動軸8が回転と逆回転を繰り返し、その回転と逆回転によって、第2衝撃部材3が回転と逆回転を繰り返す。
そして、第1打撃部材2と第2打撃部材3からなる掘削装置全体が、牽引された状態から、掘削した穴の地盤に衝突するまでの間に、第2衝撃部材3が逆回転していれば、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3が十字状に交差した状態で、地盤に衝撃を与えることになり(さらに、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3は徐々に角度を変え、地盤に衝突する位置が徐々に移動することになる。)、掘削装置全体が、牽引された状態から、掘削した穴の地盤に衝突するまでの間に、第2衝撃部材3が逆回転を完了していなければ、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3が十字状に交差した状態になる前に、地盤に衝撃を与え、地盤に衝突した後も、第2衝撃部材3は逆回転することで、地盤を平坦に均すことができる。
このようにして、第1打撃部材2と第2打撃部材3からなる掘削装置は、地盤に対し、均一に衝撃を与え続け、地盤を平坦な状態にして、穴を掘削できる。
1 フック
2 第1衝撃部材
3 第2衝撃部材
4 衝撃ブロック
5 ロッド
6 スプリング
7 駆動機構
8 駆動スピンドル
9 第1シール
10 支持体
11 第2シール
12 ガイドレール
13 シールプレート
14 ワッシャー
15 力伝達リング
16 力伝達ロッド
17 摩耗防止ワッシャー
18 アーチプレート
19 ガイド溝
20 駆動スリーブ
21 円形孔
22 力伝達プレート
23 開口部
24 揺動溝
25 六角溝
26 ロッド孔
27 スロット
28 スライド溝
29 リミットリング
30 六角型スライド
31 支持部
32 スライド
33 スイングプレート
34 ガイドブロック
35 ギア
36 ギアラック
37 ガイド支持部
38 バネ取付溝
40 リング孔

Claims (3)

  1. 側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達リングを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第2衝撃部材と、
    側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達プレートを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第1衝撃部材が、
    それぞれの揺動溝に、十字状に交差した状態で組み合わされており、

    第1衝撃部材の揺動溝の上方に形成された開口部には、
    フックによって牽引されるロッドに取り付けられた支持部と、駆動軸に取り付けられた支持体と、のそれぞれに連結された複数のスイングプレートが、菱形を構成する形態で、縦長に伸縮を繰り返すパンタグラフ機構と、
    パンタグラフ機構の中心に配されるガイドレールと、
    菱形を構成する左右2箇所のスイングプレートと連結し、ガイドレール上をスライドするスライダと、
    スライダに取り付けられ、ギアに噛合するギアラックと、
    スライダとともにスライドするギアラックによって回転するギアと、
    から構成される駆動機構が収められており、

    第1衝撃部材と第2衝撃部材には、交差する各揺動溝を貫通するように円形孔がそれぞれ形成され、
    各円形孔には、駆動機構のギアに固定され、ガイドブロックが形成された複数の駆動スリーブが等間隔に取り付けられた駆動軸が、回転自在に挿通され、
    第2衝撃部材の円形孔には、駆動軸のガイドブロックに嵌合するガイド溝が形成された構成において、

    フックによって牽引されるロッドの鉛直方向の動きに合わせて、
    ロッドと連結されたパンタグラフ機構の菱形の形態が縦長に伸縮を繰り返し、
    パンタグラフ機構の伸縮に合わせてスライダがガイドレール上をスライドし、
    ギアラックが、スライダのスライドに合わせて、噛合するギアとともに、ギアに固定された駆動軸を回転させ、
    駆動軸のガイドブロックに嵌合するガイド溝を有する第2衝撃部材を回転させることで、

    第1衝撃部材と第2衝撃部材が交差する角度を変化させながら、
    落下するときの重力を利用して、第1衝撃部材と第2衝撃部材の底面を地盤に叩きつけるように衝突させて、地盤表面を均一に打撃して掘削できる
    ことを特徴とする杭基礎工事に用いる掘削装置。
  2. 側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達リングを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第2衝撃部材と、
    側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達プレートを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第1衝撃部材が、
    それぞれの揺動溝に、十字状に交差した状態で組み合わされており、

    第1衝撃部材の揺動溝の上方に形成された開口部には、
    フックによって牽引されるロッドに取り付けられた支持部と、駆動軸に取り付けられた支持体と、のそれぞれに連結された複数のスイングプレートが、菱形を構成する形態で、縦長に伸縮を繰り返すパンタグラフ機構と、
    パンタグラフ機構の中心に配されるガイドレールと、
    菱形を構成する左右2箇所のスイングプレートと連結し、ガイドレール上をスライドするスライダと、
    スライダに取り付けられ、ギアに噛合するギアラックと、
    スライダとともにスライドするギアラックによって回転するギアと、
    から構成される駆動機構が収められており、

    第1衝撃部材と第2衝撃部材には、交差する各揺動溝を貫通するように円形孔がそれぞれ形成され、
    各円形孔には、駆動機構のギアに固定され、ガイドブロックが形成された複数の駆動スリーブが等間隔に取り付けられた前記駆動軸が、回転自在に挿通され、
    第2衝撃部材の円形孔には、当該駆動軸のガイドブロックに嵌合するガイド溝が形成されており、

    第1衝撃部材と第2衝撃部材には、底面に、衝撃ブロックが形成された構成において、

    フックによって牽引されるロッドの鉛直方向の動きに合わせて、
    ロッドと連結されたパンタグラフ機構の菱形の形態が縦長に伸縮を繰り返し、
    パンタグラフ機構の伸縮に合わせてスライダがガイドレール上をスライドし、
    ギアラックが、スライダのスライドに合わせて、噛合するギアとともに、ギアに固定された当該駆動軸を回転させ、
    当該駆動軸のガイドブロックに嵌合するガイド溝を有する第2衝撃部材を回転させることで、

    第1衝撃部材と第2衝撃部材が交差する角度を変化させながら、
    落下するときの重力を利用して、第1衝撃部材と第2衝撃部材の底面を地盤に叩きつけるように衝突させて、地盤表面を均一に打撃して掘削できる
    ことを特徴とする杭基礎工事に用いる掘削装置。
  3. 側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達リングを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第2衝撃部材と、
    側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達プレートを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第1衝撃部材が、
    それぞれの揺動溝に、十字状に交差した状態で組み合わされており、

    第1衝撃部材の揺動溝の上方に形成された開口部には、
    フックによって牽引されるロッドに取り付けられた支持部と、駆動軸に取り付けられた支持体と、のそれぞれに連結された複数のスイングプレートが、菱形を構成する形態で、縦長に伸縮を繰り返すパンタグラフ機構と、
    パンタグラフ機構の中心に配されるガイドレールと、
    菱形を構成する左右2箇所のスイングプレートと連結し、ガイドレール上をスライドするスライダと、
    スライダに取り付けられ、ギアに噛合するギアラックと、
    スライダとともにスライドするギアラックによって回転するギアと、
    から構成される駆動機構が収められており、

    第1衝撃部材と第2衝撃部材には、交差する各揺動溝を貫通するように円形孔がそれぞれ形成され、
    各円形孔には、駆動機構のギアに固定され、ガイドブロックが形成された複数の駆動スリーブが等間隔に取り付けられた前記駆動軸が、回転自在に挿通され、
    第2衝撃部材の円形孔には、当該駆動軸のガイドブロックに嵌合するガイド溝が形成されており、

    第1衝撃部材と第2衝撃部材には、底面に、衝撃ブロックが形成されており、

    第2衝撃部材には、揺動溝上に力伝達ロッドが立設し、力伝達ロッド上に力伝達リングが取り付けられ、
    第1衝撃部材には、第2衝撃部材の力伝達リングの上端面に、力伝達プレートが取り付けられた構成において、

    フックによって牽引されるロッドの鉛直方向の動きに合わせて、
    ロッドと連結されたパンタグラフ機構の菱形の形態が縦長に伸縮を繰り返し、
    パンタグラフ機構の伸縮に合わせてスライダがガイドレール上をスライドし、
    ギアラックが、スライダのスライドに合わせて、噛合するギアとともに、ギアに固定された当該駆動軸を回転させ、
    当該駆動軸のガイドブロックに嵌合するガイド溝を有する第2衝撃部材を回転させることで、

    第1衝撃部材と第2衝撃部材が交差する角度を変化させながら、
    落下するときの重力を利用して、第1衝撃部材と第2衝撃部材の底面を地盤に叩きつけるように衝突させて、地盤表面を均一に打撃して掘削できる
    ことを特徴とする杭基礎工事に用いる掘削装置。
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