JP2021139277A - 杭基礎工事に用いる掘削装置 - Google Patents
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Abstract
Description
掘削した穴の地盤表面に凹凸ができてしまうと、掘削方向が変わってしまうことがあるため、地盤を均一に打撃する衝撃ドリルを設計する必要がある。
なお、特許文献1には、指向性をもって掘穿するドリルを有する指向性掘穿装置が開示されている。
しかし、この装置は、先端が球体状に形成されており、本発明のように十字形の衝撃ドリルによって地盤を掘削する装置とは異なる。
なお、本発明の説明において、「内」、「下」、「上」など方位と位置関係を指示する用語は、図面に示される方位や作業中によく置く方位、位置関係に基づくものである。
また、方向または位置関係は、本発明を説明し、説明を簡略化するためのものであり、参照されるデバイスまたは要素が特定の方向を有し、特定の方向で構築または操作されなければならないことを示したり示唆したりするものではない。
さらに、「第1」、「第2」などの用語は、説明を区別するためにのみ使用され、相対的な重要性を示したり、暗示することを意味するものではない。
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達リングを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第2衝撃部材と、
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達プレートを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第1衝撃部材が、
それぞれの揺動溝に、十字状に交差した状態で組み合わされており、
第1衝撃部材の貫通孔にロッド、駆動機構と連結した状態で挿通された駆動軸が、
挿通する円形孔において嵌合する第2衝撃部材を、
パンタグラフ機構による駆動機構において上下運動を回転運動に変換して回転させることで、
地盤に衝突する第1衝撃部材と第2衝撃部材の位置を変化させ、地盤表面を均一に打撃して掘削できる
ことを特徴とする。
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達リングを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第2衝撃部材と、
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達プレートを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第1衝撃部材が、
それぞれの揺動溝に、十字状に交差した状態で組み合わされており、
第1衝撃部材の貫通孔に挿通された駆動軸が、
挿通する円形孔において嵌合する第2衝撃部材を、
ロッドに取り付けられる支持部と、駆動軸に取り付けられる支持体のそれぞれとスイングプレートによって連結するスライダが、
ガイドレール上をスライドして往復運動し、
パンタグラフ機構による駆動機構において、ロッドの上下運動を、駆動軸の回転運動に変換して回転させることで、
地盤に衝突する第1衝撃部材と第2衝撃部材の位置を変化させ、地盤表面を均一に打撃して掘削できる
ことを特徴とする。
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達リングを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第2衝撃部材と、
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達プレートを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第1衝撃部材が、
それぞれの揺動溝に、十字状に交差した状態で組み合わされており、
第1衝撃部材の貫通孔に挿通された駆動軸が、
挿通する円形孔において嵌合する第2衝撃部材を、
ロッドに取り付けられる支持部と、駆動軸に取り付けられる支持体のそれぞれとスイングプレートによって連結するスライダに取り付けられたギアラックが、
スライダとともにガイドレール上をスライドして往復運動し、
ガイドレールと駆動軸に連結するギアを回転させ、
パンタグラフ機構による駆動機構において、ロッドの上下運動を、駆動軸の回転運動に変換して回転させることで、
地盤に衝突する第1衝撃部材と第2衝撃部材の位置を変化させ、地盤表面を均一に打撃して掘削できる
ことを特徴とする。
1)第1衝撃部材の中心を軸とする周方向に回転する第2衝撃部材の回転力によって、地盤に衝突する第1衝撃部材と第2衝撃部材の位置を徐々に変化させることで、地盤表面を均一に打撃することができる。
2)第1衝撃部材と第2衝撃部材に耐摩耗座金を設けることで、第1衝撃部材と第2衝撃部材の摩耗度を低下させ、第1衝撃部材と第2衝撃部材の耐用年数を向上させる。
3)力伝達リング、力伝達プレート、力伝達ロッドにより、第2衝撃部材が地盤から受ける衝撃力を、第1衝撃部材に分散し、第1衝撃部材と第2衝撃部材が地盤に衝突する際の安定性を向上させる。
本発明にかかる杭基礎工事に用いる掘削装置は、図1のとおり、板状の第1衝撃部材2と第2衝撃部材3からなり、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3が十字状に交差した状態に構成されている。
第1衝撃部材2には、図7のとおり、上段部には、力伝達プレート22が形成されている。
第1衝撃部材2の中央には、鉛直方向に、ロッド5が挿通するための貫通孔が、鉛直上下方向に形成されている。
貫通孔は、最上部から最下部に向かって、ロッド孔26、バネ取付溝38、六角溝25の順で、形成されている。
開口部23は、六角溝25と連通している。
開口部23の下面には、スロット27が形成されている。
第1衝撃部材2の下段部、つまり、開口部23の下方には、複数の揺動溝24が形成されている。
各揺動溝24には、摩耗防止ワッシャー17が嵌め込まれている。
摩耗防止ワッシャー17は、回転時における第1衝撃部材2と第2衝撃部材3の部材間の摩耗を低減し、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3の耐用年数を向上させる役割を果たす。
第1衝撃部材2には、スロット27から最下段の揺動溝24の底面まで、真下に向かって貫通する円形孔21が形成されている。
各円形孔21には、ガイド溝19が形成されている。
第1衝撃部材2は、底面に向かって末広がりの形態をなしており、下端部側面は円弧状のアーチプレート18が形成されている。
第1衝撃部材2の底面には、図2のとおり、衝撃ブロック4が設けられている。
衝撃ブロック4は、地盤に衝撃を加える時の衝撃効率を向上させる役割を果たす。
各揺動溝24には、摩耗防止ワッシャー17が嵌め込まれている。
摩耗防止ワッシャー17は、回転時における第1衝撃部材2と第2衝撃部材3の部材間の摩耗を低減し、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3の耐用年数を向上させる役割を果たす。
第2衝撃部材3には、最上段から最下段のすべての揺動溝24間の部材を貫通する円形孔21が形成されている。
各円形孔21には、ガイド溝19が形成されている。
力伝達リング15は、第1衝撃部材2に形成された2つのリング孔40に挿通される。
力伝達リング15の上端面は、第1衝撃部材2に取り付けられた力伝達プレート22に当接する。
第2衝撃部材3は、底面に向かって末広がりの形態をなしており、下端部側面は円弧状のアーチプレート18が形成されている。
第2衝撃部材3の底面には、図2及び4のとおり、衝撃ブロック4が形成されている。
衝撃ブロック4は、地盤に衝撃を加える時の衝撃効率を向上させる役割を果たす。
フック1は、ロッド5の先端に形成されており、掘削装置を牽引する装置との接続を容易にするためのものである。
ロッド5の下端には、駆動機構7を介して、駆動軸8が連結されている。
駆動軸8は、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3の円形孔21に挿通されている。
駆動軸8は、上端に支持体10が取り付けられ、支持体10は、第1衝撃部材2のスロット27内に固定される。
支持体10によって、駆動軸8が円形孔21から落脱しない。
なお、支持体10は、第1衝撃部材2のスロット27内に固定されるため、回転しないが、駆動軸8は、後記するギア35の回転によって回転する。
ロッド5の下端には、六角柱の形状に形成された六角スライダ30が取り付けられている。
六角スライダ30は、第1衝撃部材2に形成された貫通孔である六角溝25に収められている。
六角溝25も六角柱状の貫通孔であるため、六角スライダ30は周方向に回転することがない。
そのため、六角スライダ30が固定されているロッド5は、周方向に回転することなく、鉛直上下方向にのみ移動する。
スプリング6は、第1衝撃部材2に形成された貫通孔であるバネ取付溝38に収められている。
スプリング6の役割は、ロッド5が鉛直上方向に持ち上がった時に、スプリング6の弾性力でロッド5を素早く元の位置に戻す反力を得るためのものである。
駆動スリーブ20の側面には、ガイドブロック34が形成されている。
ガイドブロック34は、図5の第2衝撃部材3のガイド溝19に嵌合している。
そのため、駆動軸8が回転することで、併せて駆動スリーブ20が回転し、駆動スリーブ20のガイドブロック34がガイド溝19において勘合する第2衝撃部材3も回転する。
駆動スリーブ20のガイドブロック34は、第2衝撃部材3とのみガイド溝19において勘合するため、駆動軸8が回転しても、第1衝撃部材2は回転しない。
ロッド5が鉛直上方向に移動すると、駆動機構7を介して駆動軸8を回転させ、駆動軸8の駆動スリーブ20に設けられたガイドブロック34と、第2衝撃部材3のガイド溝19との協働により、第2衝撃部材3を回転させる。
ロッド5を持ち上げている状態をやめて落下させると、スプリング6の弾性力で、ロッド5が鉛直下方向に素早く移動し、駆動機構7を介して駆動軸8を逆回転させ、駆動軸8の駆動スリーブ20に設けられたガイドブロック34と、第2衝撃部材3のガイド溝19との協働により、第2衝撃部材3を逆回転させる。
駆動機構7は、図9のとおり、支持部31が六角スライダ30の底面に取り付けられていることで、ロッド5に連結されている。
ギア35は、図11のとおり、駆動軸8に固定されており、駆動機構7の一部として機能する。
つまり、鉛直上方側のスイングプレート33は、図10のとおり、端部がスライダ32と支持部31に固定され、スライダ32と支持部31を連結する。
そして、鉛直下方側のスイングプレート33は、図10のとおり、端部がスライダ32と支持体10に固定され、スライダ32と支持体10を連結する(図10には、スイングプレート33が支持体10に固定されている状態は示されていない。)。
そして、第1衝撃部材2のスロット27内に固定されている支持体10が固定された状態で、リンクである鉛直上方側のスイングプレート33と、鉛直下方側のスイングプレート33が、後記するスライダ32の動きによって、支持部31が上下動する。
第1衝撃部材2の開口部23は、図7及び8のとおり、両側壁にスライド溝28が形成されている。
このスライド溝28には、駆動機構7のガイドレール12の両端が、鉛直上下方向にスライド自在に嵌合している。
つまり、ロッド5が鉛直上方向に移動すると、支持部31が鉛直上方向に移動するとともに、開口部23のスライド溝28に嵌合するガイドレール12の両端が鉛直上方向にスライドし、これに合わせて、左右2つのスライダ32が互いに接近するようにガイドレール12の中央付近に移動する。
これを繰り返すことで、スイングプレート33によって作られる菱形の形態が、縦長になったり元の菱形の形態に戻ったりを繰り返す。
ギアラック36の先端は、ガイド支持体37の先端に貫入した状態で、揺動自在にスライダ32に取り付けられている。
ギアラック36は、ギア35に係合し、ギア35の表面とギアラック36のギア35と当接する箇所には、図示しない歯車が形成されている。
そのため、スライダ32がガイドレー12上をスライドするたびに、スライダ32とともに揺動するギアラック36の歯車と噛み合うギア35が回転することになり、このギア35の回転によって駆動軸8が回転する。
つまり、スイングプレート33からなるパンタグラフ機構による上下運動を、ギア35の回転運動に変換し、駆動軸8を回転させている。
このギア35の回転によって駆動軸8が回転して、駆動スリーブ20のガイドブロック34と嵌合するガイド溝19を有する第2衝撃部材3が、駆動軸8を中心とした軸の周方向を回転する。
第2衝撃部材3は、初期状態では、第1衝撃部材2と十字状に交差した状態に組み合わされているが、この回転により、第1衝撃部材2に対して平行に近い状態になる。
そのため、駆動機構7のスイングプレート33によって作られる菱形の形態が、縦長から元の菱形の形態に戻り、左右2つのスライダ32が互いから離れるようにガイドレール12のそれぞれの端に移動し、ギアラック36の歯車と噛み合うギア35が逆回転する。
このギア35の逆回転によって駆動軸8が逆回転して、駆動スリーブ20のガイドブロック34と嵌合するガイド溝19を有する第2衝撃部材3が、駆動軸8を中心とした軸の周方向を逆回転する。
この回転により、第2衝撃部材3は、第1衝撃部材2に対して平行に近い状態であったのが、第1衝撃部材2と十字状に交差した初期状態の位置に戻る。
この第1衝撃部材2と第2衝撃部材3からなる掘削装置全体の逆回転を繰り返すことで、第1衝撃部材2と第2衝撃部材3は徐々に角度を変え、地盤に衝突する位置が徐々に移動することになる。
その結果、地盤に対し、均一に衝撃を与え続けることができ、地盤を平坦な状態に掘削できる。
そこで、第2衝撃部材3は、揺動溝の上に立設する力伝達ロッド16と、力伝達ロッド16上に取り付けられるリング状の力伝達リング15を備える。
これによって、第2衝撃部材3は、地盤から受ける衝撃を、装置全体に分散する。
つまり、地盤から受けた衝撃は、第2衝撃部材3の力伝達ロッド16を介して力伝達リング15に伝わり、第1衝撃部材2のリング孔40を介して、力伝達リング15から第1衝撃部材2に伝わるほか、力伝達リング15から力伝達プレート22を介しても第1衝撃部材2に伝わる。
さらに、地盤から受けた衝撃は、揺動溝24を介して第1衝撃部材2及び第2衝撃部材3に分散される。
第1シール9は、ロッド5の鉛直上下方向の移動時に、ロッド5にかかる荷重を受けるベアリングの役割を果たし、また、ロッド5とロッド孔26の密着性を高め、ロッド孔26より下の貫通孔内に破砕物が入り込まないようにするためのものである。
また、駆動軸8には、図11のとおり、第2シール11が取り付けられており、円形孔21と密着性を高めている。
シールプレート13は、第1衝撃部材2にねじ止めされ、第1衝撃部材2の開口部23を塞ぐ役割を果たし、ガスケット14は、第1衝撃部材2の開口部23の気密性を向上させる役割を果たす。
リミットリング29は、第1衝撃部材2のロッド孔26を塞ぐように、ロッド5が第1衝撃部材2の貫通孔内に収められたときにロッド孔26に嵌合する。
また、リミットリング29は、ロッド5が鉛直下方向に移動できない基準となるものである。
つまり、フック1が牽引されると、ロッド5が鉛直上方向に持ち上がるが、フック1の牽引をやめると、ロッド5は鉛直下方向に移動して元の位置に戻るが、その元の位置が、リミットリング29が第1衝撃部材2のロッド孔26に嵌合する位置である。
そのため、リミットリング29が第1衝撃部材2のロッド孔26に嵌合すると、ロッド5は、それ以上、鉛直下方向に移動することができない。
第1打撃部材2と第2打撃部材3からなる掘削装置を、フック1を牽引する方法で、ロッド5を鉛直上方向に引っ張る。
そうすると、第1打撃部材2と第2打撃部材3の自重により、ロッド5のみが上方に持ち上がるが、このとき、ロッド5に取り付けられている六角スライダ30も一緒に上方に移動する。
六角スライダ30が上方に移動すると、バネ取付溝38内で六角スライダ30がスプリング6を押し込んだ状態になり、弾性力によってスプリング6に六角スライダ30を押し下げる反力が生まれる。
同時に、ガイドレール12は、第1衝撃部材2の開口部23に形成されたスライド溝28を上方にスライドし、駆動機構7のスイングプレート33によって作られる菱形の形態が、鉛直上下方向に縦長に伸びた形態に変形する。
ギア35が回転することで、駆動軸8が回転し、駆動軸8に取り付けられている駆動スリーブ20が回転する。
駆動スリーブ20の側面には、ガイドブロック34が形成されており、ガイドブロック34は、第2衝撃部材3のガイド溝19に嵌合しているため、駆動スリーブ20が回転することで、第2衝撃部材3が回転する。
駆動スリーブ20のガイドブロック34は、第2衝撃部材3とのみガイド溝19において勘合するため、駆動軸8が回転しても、第1衝撃部材2は回転しない。
また、ロッド5は、支持部31が上方に引っ張られる範囲を超えて、上方に移動することはできず、ロッド5に取り付けられている六角スライダ30も六角溝25内でしか上下動できないため、これを超えて牽引すると、第1打撃部材2と第2打撃部材3からなる掘削装置全体が、鉛直上方向に持ち上げられることになる。
ロッド5が鉛直下方向に移動できる範囲は、初期状態である、ロッド5の上端部に取り付けられているリミットリング29が第1打撃部材2の天面に当たるまでである。
この範囲でのロッド5の上下動によって、駆動軸8が回転と逆回転を繰り返し、その回転と逆回転によって、第2衝撃部材3が回転と逆回転を繰り返す。
2 第1衝撃部材
3 第2衝撃部材
4 衝撃ブロック
5 ロッド
6 スプリング
7 駆動機構
8 駆動スピンドル
9 第1シール
10 支持体
11 第2シール
12 ガイドレール
13 シールプレート
14 ワッシャー
15 力伝達リング
16 力伝達ロッド
17 摩耗防止ワッシャー
18 アーチプレート
19 ガイド溝
20 駆動スリーブ
21 円形孔
22 力伝達プレート
23 開口部
24 揺動溝
25 六角溝
26 ロッド孔
27 スロット
28 スライド溝
29 リミットリング
30 六角型スライド
31 支持部
32 スライド
33 スイングプレート
34 ガイドブロック
35 ギア
36 ギアラック
37 ガイド支持部
38 バネ取付溝
40 リング孔
Claims (3)
- 側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達リングを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第2衝撃部材と、
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達プレートを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第1衝撃部材が、
それぞれの揺動溝に、十字状に交差した状態で組み合わされており、
第1衝撃部材の貫通孔にロッド、駆動機構と連結した状態で挿通された駆動軸が、
挿通する円形孔において嵌合する第2衝撃部材を、
パンタグラフ機構による駆動機構において上下運動を回転運動に変換して回転させることで、
地盤に衝突する第1衝撃部材と第2衝撃部材の位置を変化させ、地盤表面を均一に打撃して掘削できる
ことを特徴とする杭基礎工事に用いる掘削装置。
- 側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達リングを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第2衝撃部材と、
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達プレートを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第1衝撃部材が、
それぞれの揺動溝に、十字状に交差した状態で組み合わされており、
第1衝撃部材の貫通孔に挿通された駆動軸が、
挿通する円形孔において嵌合する第2衝撃部材を、
ロッドに取り付けられる支持部と、駆動軸に取り付けられる支持体のそれぞれとスイングプレートによって連結するスライダが、
ガイドレール上をスライドして往復運動し、
パンタグラフ機構による駆動機構において、ロッドの上下運動を、駆動軸の回転運動に変換して回転させることで、
地盤に衝突する第1衝撃部材と第2衝撃部材の位置を変化させ、地盤表面を均一に打撃して掘削できる
ことを特徴とする杭基礎工事に用いる掘削装置。
- 側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達リングを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第2衝撃部材と、
側面に弧状のアーチプレートが形成された下端部に複数の揺動溝を有し、上段部に、力伝達プレートを有する、底面に向かって末広がりの形状をなした平板状の第1衝撃部材が、
それぞれの揺動溝に、十字状に交差した状態で組み合わされており、
第1衝撃部材の貫通孔に挿通された駆動軸が、
挿通する円形孔において嵌合する第2衝撃部材を、
ロッドに取り付けられる支持部と、駆動軸に取り付けられる支持体のそれぞれとスイングプレートによって連結するスライダに取り付けられたギアラックが、
スライダとともにガイドレール上をスライドして往復運動し、
ガイドレールと駆動軸に連結するギアを回転させ、
パンタグラフ機構による駆動機構において、ロッドの上下運動を、駆動軸の回転運動に変換して回転させることで、
地盤に衝突する第1衝撃部材と第2衝撃部材の位置を変化させ、地盤表面を均一に打撃して掘削できる
ことを特徴とする杭基礎工事に用いる掘削装置。
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