JP6946817B2 - 車両遠隔操作システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両遠隔操作システムおよび方法に関する。
ユーザーに携帯される電子キー等の操作端末と車両に取付けられた車載機とにより、車両の操作や車載装置の操作を車両の外部から行う遠隔操作システムが知られている。
例えば、特許文献1には、車両運行中の遠隔操作を防止するために、イグニッションのオンオフ、キーの挿入等の複数の車載装置の状態に基づいて車両が運行中か否かを判定する運行判定手段を有し、運行判定手段により車両が運行中でないと判定された場合に、遠隔操作を許可する、遠隔操作システムが開示されている。
特開2006−347334号公報
このような遠隔操作システムでは、車載機に登録された複数の操作端末により車両や車載装置の操作が可能である場合、1つの操作端末の操作中に他の操作端末を操作することにより、各操作端末から送信される電波が干渉することがあった。そして、電波の干渉によって、操作端末と車載機との通信が途絶して、遠隔操作が正常に行われないことがあった。
特に、遠隔操作システムを用いて車両に駐車操作をさせるリモート駐車では安全性を優先するために、ユーザーが駐車操作中にキー等での操作を中止すると、車載機が車両を即時に停止するように設計されているものがある。このため、駐車操作中に電波干渉が発生して操作端末と車載機との通信が途絶すると、ユーザーの意図に関わらず車載機が車両の操作を停止してしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、操作端末を用いた遠隔操作中に他の操作端末が操作されることにより意図せず遠隔操作が停止することを防止できる、車両遠隔操作システムおよび方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、操作信号に基づき車両を操作する車載機と、車載機に操作信号を送信する複数の操作端末とを含む車両遠隔操作システムであって、車載機は、操作端末との間で信号を送受信する第1の送受信部と、第1の送受信部で複数の操作端末のいずれかから送信された特定の操作信号を受信すると、特定の操作信号を送信した操作端末以外の操作端末に、送信停止信号を第1の送受信部から送信する第1の制御部を備え、操作端末は、車載機との間で信号を送受信する第2の送受信部と、第2の送受信部で送信停止信号を受信すると前記操作信号全ての送信を禁止する第2の制御部とを備える、車両遠隔操作システムである。
この本発明の一態様では、車載機は特定の操作信号を受信すると、特定の操作信号を送信した操作端末以外の操作端末に向けて送信停止信号を送信する。また、操作端末は送信停止信号を受信すると全ての操作信号の送信を禁止する。
これにより、特定の操作信号に基づいて行われる車載機による車両の操作が始まると、その特定の操作信号を送信していない操作端末は全ての操作信号の送信が禁止される。したがって、本発明によれば、特定の操作信号を送信していない操作端末が送信する電波による干渉の発生を防いで、遠隔操作が停止することを防止できる。
以上述べたように、本発明の車両遠隔操作システムによれば、操作端末を用いた遠隔操作中に他の操作端末が操作されることにより意図せず遠隔操作が停止することを防止できる。
本発明の一実施形態に係る車両遠隔操作システムの概略構成を説明する図 電子キーの構成例を示す図 車載機の構成例を示す図 車載機が行う処理を示すフローチャート 電子キーが行う処理を示すフローチャート 変形例に係る電子キーが行う処理を示すフローチャート
[概要]
本発明の車両遠隔操作システムは、操作信号に基づき車両を操作する車載機と、車両に特定の操作信号を送信する複数の操作端末とにより構成される。車載機は特定の操作信号を受信すると、その特定の操作信号を送信していない操作端末に向けて送信停止信号を送信する。これにより、特定の操作信号を送信していない操作端末からの全ての操作信号の送信が禁止されるため、電波の干渉によって、操作端末よる車両の遠隔操作が意図せず停止することを防止できる。
[車両遠隔操作システムの概要]
図1は、本発明の一実施形態に係る車両遠隔操作システム1の概略構成を説明する図である。図1に示すように、車両遠隔操作システム1は、車両5に搭載される車載機10と、車載機10に予め固有の識別キーが登録されユーザー等に携帯される複数の電子キー20(電子キー20a及び電子キー20b)とを備えて構成される。なお、複数の電子キー20を構成する電子キーの数は複数であれば2つに限定されない。
車両遠隔操作システム1は、電子キー20を用いて、外部から車両5や車両5の車載装置を動作させることができる、例えば車両ドアを施錠/開錠させることやエアコンディショナーをオン/オフ動作させること等ができるシステムである。以下、車外から車両5を操作して所望の駐車スペースに駐車させることができる、いわゆるリモート駐車を遠隔操作の一例に挙げて説明する(図1を参照)。
リモート駐車では、駐車場所の外で一旦降車したユーザーが、車両5の周辺の検知エリア内において電子キー20を用いてリモート駐車用の操作信号を送信する。操作信号は、車両5を動作させるための信号であり、ユーザーが、電子キー20が備える操作キーやボタン等を操作することにより発信される。リモート駐車用の操作信号を受信した車載機10は、所定の駐車プログラムに従って車両5を駐車場所に移動させて駐車させることができる。
このようなリモート駐車では、例えば、ユーザーが電子キー20の操作キーやボタンを押し続ける等して電子キー20の操作が継続して行われている場合に、リモート駐車用の操作信号が送信され続ける。車載機10は、リモート駐車用の操作信号を継続して受信している間に限って車両5を移動させ、操作信号が途絶した場合には車両5の移動を中止させる。このようにすることで、ユーザーが車両5の駐車操作を途中で停止しようとして電子キー20の操作を中止した場合に、リモート駐車用の操作信号の送信を途絶させて、ユーザーの希望するタイミングですみやかに車両5を停止させることができる。
また、上記の説明とは反対に、車両遠隔操作システム1は、駐車場所に駐車している車両5を遠隔操作により所定の出庫プログラムに従って駐車場所の外に出庫させる状況で用いることもできる。
[電子キーの構成]
図2に、電子キー20の構成例を示す。電子キー20は、送受信部21と、操作検出部22と、制御部23と、記憶部24とを備えている。
電子キー20は、動作状態として、第1モード(通常モード)と第2モード(電波停止モード)とを有している。第1モードは、ユーザーによる後述する操作検出部22の操作に基づいて、電子キー20が全ての操作信号を送信することが許可された動作状態である。一方、第2モードは、ユーザーによる操作検出部22の操作があっても電子キー20が全ての操作信号を送信することを禁止した動作状態である。電子キー20は、通常は第1モードで動作しており、車載機10からの指示を受けて第2モードに移行する。
具体的には、第1モードで動作している電子キー20が、車載機10から送信された送信停止信号(後述する)を受信すると、第2モードへ切り替わる。また、第2モードで動作している電子キー20が、車載機10から送信された送信許可信号(後述する)を受信すると、第1モードへ切り替わる。
送受信部21は、車載機10に所定の駐車プログラムを実行させるためのリモート駐車用の操作信号を、車載機10に向けて送信することができる。リモート駐車用の操作信号には、記憶部24に予め記憶されているキー識別子が含まれている。リモート駐車用の操作信号は、例えば高周波(Radio Frequency)通信によって送信されるRF信号である。
また、送受信部21は、車載機10から送信された送信停止信号及び送信許可信号を受信することができる。送受信部21において送信停止信号及び送信許可信号が受信されたことは、制御部23に通知される。
操作検出部22は、ユーザーにより電子キー20に対して入力された車両操作を検出することができる。具体的には、操作検出部22は、例えば不図示の操作キーやボタンであり、車両5の駐車を指示するために操作キーやボタンをユーザーが操作した行為を検出することができる。操作検出部22において車両操作が検出されると、その旨が制御部23へ通知される。
制御部23は、電子キー20の動作状態を設定する。具体的には、制御部23は、送受信部21において送信停止信号が受信されるまでは、電子キー20の動作状態を第1モードに設定する。そして、制御部23は、送受信部21において送信停止信号が受信されると、電子キー20の動作状態を第2モードに設定する(第1モードから第2モードに切り替える)。
また、制御部23は、第1モードにある状態で、操作検出部22から車両操作が検出された旨が通知されると送受信部21にリモート駐車用の操作信号を送信させる。これに対して、制御部23は、第2モードにある状態で、操作検出部22から車両操作が検出された旨が通知されても全ての操作信号の送信を行わない。
制御部23は、第1モードにある状態で、例えば電子キー20の操作キーが押し続けられている等して操作検出部22において車両操作が継続して検出されている間は、送受信部21に所定の間隔でリモート駐車用の操作信号を継続して送信させてもよい。
記憶部24は、例えばメモリであって、車両5に対して車両操作が許可された正規の電子キー20に固有に割り当てられたキー識別子を、予め記憶している
[車載機の構成]
図3に、車載機10の構成例を示す。図3に示すように、車載機10は、送受信部11と、駐車実行部12と、制御部13と、記憶部14とを備えている。
送受信部11は、電子キー20から送信されるリモート駐車用の操作信号を受信することができる。
送受信部11は、送信停止信号及び送信許可信号を検知エリアに送信することができる。送信停止信号は、車両5の周辺に存在するリモート駐車用の操作信号を送信した電子キー20以外の電子キー20に対して全ての操作信号の送信の禁止を要求する信号である。この送信停止信号には、記憶部14に予め記憶されている固有のキー識別子を含むことができる。また、送信許可信号は、車両5の周辺に存在するリモート駐車用の操作信号を送信した電子キー20以外の電子キー20に対して全ての操作信号の送信を許可する信号である。この送信許可信号、キー識別子を含むことができる。送信停止信号及び送信許可信号は、例えば低周波(Low Frequency)通信によって送信されるLF信号である。
駐車実行部12は、制御部13の指令に基づいて車両5の駐車操作を行う。駐車実行部12は、例えば、図示しない車両の進行方向を変える操舵制御部、駆動力を変えるための駆動力制御部、制動力を変えるための制動力制御部等を含んで構成され、車両の位置、進行方向、車速、転舵角等を図示しない車載の各種センサから逐次取得して、所定の駐車プログラムに従って車両の駐車操作を行う。駐車実行部12は、例えば車両5が駐車場所等の目的の位置への移動が完了したことを各種センサの出力に基づいて判断して、その結果を制御部13に通知してもよい。
制御部13は、送受信部11がリモート駐車用の操作信号を受信すると、駐車実行部12へ車両5の駐車操作の開始を指令するとともに、送受信部11へ送信停止信号の送信を指令する。また、制御部15は、駐車実行部12における駐車操作が終了した際には、送受信部11へ送信許可信号の送信を指令する。
制御部13は、電子キー20から送信されるリモート駐車用の操作信号が継続して受信できている場合に、駐車実行部12へ駐車操作を指令し、リモート駐車用の操作信号が途絶した場合に、駐車実行部12に駐車操作の中止を指令させてもよい。
記憶部14は、例えばメモリであって、車両5に対する車両操作を許可した複数の正規の電子キー20のそれぞれを特定するためのキー識別子を予め記憶している。
なお、上述した送受信部11、駐車実行部12、制御部13、および記憶部14の全てまたは一部は、典型的には中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)、メモリ、および入出力インタフェースなどを含んだ電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)として構成され得る。この電子制御ユニットは、メモリに格納された所定のプログラムをCPUが読み出して実行することによって、所定の機能を実現する。
[車載機による制御]
図4は、本発明の一実施形態に係る車両遠隔操作システム1の車載機10が行う処理を示すフローチャートである。以下では、電子キー20のうち、電子キー20aからリモート駐車用の操作信号が送信された場合を例として説明する。
図4に示した処理は、例えば車両5の電源が投入されて、車載機10が起動することにより開始される。
ステップS401:この処理では、制御部13が、送受信部11が電子キー20aからのリモート駐車用の操作信号を受信したか否かを判断する。リモート駐車用の操作信号を受信したと判断された場合(S401、Yes)、ステップS402に処理が進む。一方、リモート駐車用の操作信号を受信したと判断されなければ(S401、No)、ステップS401の判断処理が継続される。
ステップS402:この処理では、リモート駐車用の操作信号を送信した電子キー20a以外の電子キー20bの動作状態を変更させるために、制御部13が、送受信部11に電子キー20bに向けて送信停止信号を送信させる。具体的には、例えば制御部13が、車載機10の記憶部14からリモート駐車用の操作信号を送信した電子キー20a以外の電子キー20bのキー識別子を読み出して、送受信部11に電子キー20bのキー識別子を含む送信停止信号を送信させる。送信停止信号が送信されると、ステップS403に処理が進む。
ステップS403:この処理では、車両5の駐車操作を行うために、制御部13が、駐車実行部12に車両5の駐車操作を開始させる。駐車操作が開始されると、ステップS404に処理が進む。
ステップS404:この処理では、制御部13が、駐車実行部12による駐車操作が終了したか否かを判断する。具体的には、例えば制御部15は、駐車実行部12からの目的の位置への移動が完了したことの通知の有無を判断することができる。駐車操作が終了したと判断された場合(S404、Yes)、ステップS405に処理が進む。一方、駐車操作が終了したと判断されなければ(S404、No)、ステップS404の判断処理が継続される。
ステップS405:この処理では、電子キー20bの動作状態を変更させるために、制御部13が、送受信部11に送信許可信号を送信させる。送信許可信号が送信されると、本フロー処理が終了する。
[電子キーによる制御]
図5は、本発明の一実施形態に係る車両遠隔操作システム1の電子キー20bが行う処理を示すフローチャートである。なお、電子キー20aは、リモート駐車用の操作信号を送信した後、ユーザーからの操作を待機している状態にある。
電子キー20は、通常は第1モードで待機をし、送受信部21において送信停止信号を受信することにより図5に示した処理が開始される。
ステップS501:この処理では、制御部23が、送受信部21において電子キー20b固有のキー識別子を含む送信停止信号を受信したか否かを判断する。具体的には、例えば制御部23は、送受信部21が送信停止信号を受信すると、送信停止信号に含まれるキー識別子と記憶部24に予め記憶されている固有のキー識別子とを照合する。
照合の結果、固有のキー識別子を含む送信停止信号を受信したと判断した場合(S501、Yes)、ステップS502に処理が進む。一方、固有のキー識別子を含む送信停止信号を受信したと判断されなければ(S501、No)、本フローが終了する。
ステップS502:この処理では、制御部23が、動作状態を第2モードに設定する。すなわち、動作状態が第1モードから第2モードに切り替えられる。動作状態が第2モードに設定されると、ステップS503に処理が進む。
ステップS503:この処理では、制御部23が、送受信部21において送信許可信号を受信したか否かが判断される。送信許可信号が受信されたと判断された場合(S503、Yes)、ステップS504に処理が進む。一方、送信許可信号が受信されたと判断されなければ(S503、No)、動作状態が第2モードに維持されたままでステップS503の判断処理が継続される。
ステップS504:この処理では、電子キー20の制御部23が、動作状態を第1モードに設定する。すなわち、動作状態が第2モードから動作第1モードに切り替えられる。動作状態が第1モードに設定されると、本フローが終了する。
[本実施形態による作用および効果]
上述した本発明に係る車両遠隔操作システム1では、車載機10は、リモート駐車用の操作信号を受信すると、リモート駐車用の操作信号を送信した電子キー20以外の電子キーに向けて送信停止信号を送信する。そして、電子キー20は、送信停止信号を受信すると、全ての操作信号の送信が可能な第1モードから全ての操作信号の送信が禁止される第2モードに切り替わる。
これにより、複数の電子キー20のいずれかにより車両5の操作が開始されると、送信停止信号を送信していない電子キー20は全ての操作信号の送信をすることができない。このため、電子キー20いずれかによる車両5の操作中に、他の電子キー20による車両5の操作が行われることにより、遠隔操作が停止することを防止できる。
また、車載機10は、車両5の駐車操作が終了すると、リモート駐車用の操作信号を送信した電子キー20以外の電子キー20に向けて全ての操作信号の送信を許可する送信許可信号を送信する。そして、電子キー20は、送信許可信号を受信すると、全ての操作信号の送信が禁止された第2モードから全ての操作信号の送信が可能な第1モードに切り替わる。
これにより、第2モードになった電子キー20が、第2モードのままで全ての操作信号の送信ができなくなることを防止できる。
[変形例]
次に、電子キー20の第2モードから第1モードへの復帰条件の変形例について説明する。図6は、変形例に係る電子キー20が行う処理を示すフローチャートである。図6では、図5に示した処理と同一または対応する処理には同じ参照符号を付して説明を省略する。図5に示す処理と図6に示す処理との違いはステップS603及びS605であるため、ステップS603及びS605について説明をする。
ステップS603:この処理では、制御部23が、送受信部21において送信許可信号を受信したか否かが判断される。送信許可信号が受信されたと判断された場合(S603、Yes)、ステップS504に処理が進む。一方、送信許可信号が受信されたと判断されなければ(S603、No)、ステップS605に処理が進む。
ステップS605:この処理では、制御部23が、送受信部21により送信停止信号を受信してから所定の時間が経過したか否かを判断する。送信停止信号を受信してから所定の時間が経過したと判断された場合(S605、Yes)、ステップS504に処理が進む。一方、送信停止信号を受信してから所定の時間が経過したと判断されない場合(S605、No)、ステップS603に処理が戻る。
ステップS605における所定の時間は、例えば駐車実行部12による駐車操作に要する時間以上に設定することができる。
[変形例による作用および効果]
上述した変形例に係る車両遠隔操作システム1では、ステップS605を備えることにより、第2モードに切り替わった電子キー20を強制的に第1モードに切り替えることができる。
このため、例えば、第2モードに切り替わった電子キー20が、所定時間内に車両5の検知エリアの外に出てしまい送信許可信号を受信できない場合であっても、所定時間を経過すると第1モードに切り替わるため、再び車両5の遠隔操作を行うことが可能となる。
以上の説明では、車両遠隔操作システムとしてリモート駐車を例として説明したが、上述の説明は例示であり、車両遠隔操作システムであればリモート駐車に限定されず、その他の車両の遠隔操作やエアコンの作動、ウィンドウの開閉、ドアのアンロック等の車載装置の操作にも用いることができ、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の技術に適用可能である。
本発明は、操作信号に基づき車両を操作する車載機と、車両に特定の操作信号を送信する複数の操作端末とを含む車両遠隔操作システムに用いることができる。
1 車両遠隔操作システム
5 車両
10 車載機
11 送受信部
12 駐車実行部
13 制御部
14 記憶部
20 電子キー
21 送受信部
22 操作検出部
23 制御部
24 記憶部

Claims (2)

  1. 信号に基づき車両を所定の位置に駐車させるための駐車操作を行う車載機と、前記車載機に信号を送信する複数の操作端末とを含む車両遠隔操作システムであって、
    前記車載機は、
    前記操作端末との間で信号を送受信する第1の送受信部と、
    前記操作端末による信号に基づく前記駐車操作が終了したかを判断する判断部と、
    前記第1の送受信部で前記複数の操作端末のいずれかから送信された前記駐車操作の信号を受信すると、前記駐車操作の信号を送信した操作端末以外の操作端末に、送信停止信号を前記第1の送受信部から送信させ、前記判断部により前記駐車操作が終了したと判断された場合に、前記駐車操作の信号を送信した操作端末以外の操作端末に、送信許可信号を前記第1の送信部から送信させる第1の制御部と、を備え、
    前記操作端末は、
    前記車載機との間で信号を送受信する第2の送受信部と、
    前記第2の送受信部で前記送信停止信号を受信すると、前記車載機への信号の送信を禁止し、前記第2の送受信部で前記送信許可信号を受信すると、前記禁止していた前記車載機への信号の送信を許可する第2の制御部と、を備え、
    前記第2の制御部は、前記第2の送受信部で前記送信停止信号を受信した後、前記送信許可信号を受信せずに所定の時間が経過した場合には、前記禁止していた前記車載機への信号の送信を許可することを特徴とする、
    車両遠隔操作システム。
  2. 信号に基づき車両を所定の位置に駐車させるための駐車操作を行う車載機と、前記車載機に信号を送信する複数の操作端末とを含む、車両遠隔操作システムが行う車両遠隔操作方法であって、
    前記車載機は、
    前記操作端末との間で信号を送受信するステップと、
    前記操作端末による信号に基づく前記駐車操作が終了したかを判断するステップと、
    記複数の操作端末のいずれかから送信された前記駐車操作の信号を受信すると、前記駐車操作の信号を送信した操作端末以外の操作端末に、送信停止信号を送信し、前記駐車操作が終了した場合に、前記駐車操作の信号を送信した操作端末以外の操作端末に、送信許可信号を送信するステップと、を備え、
    前記操作端末は、
    前記車載機との間で信号を送受信するステップと、
    前記車載機から前記送信停止信号を受信すると、前記車載機への信号の送信を禁止するステップと、
    前記車載機から前記送信停止信号を受信した後、前記車載機から前記送信許可信号を受信すると、前記禁止していた前記車載機への信号の送信を許可するステップと、
    前記車載機から前記送信停止信号を受信した後、前記車載機から前記送信許可信号を受信せずに所定の時間が経過した場合、前記禁止していた前記車載機への信号の送信を許可するステップと、を備える、
    車両遠隔操作方法。
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