JP6946608B2 - 断熱パネルの両端を凹凸形フレーム金具で構成した外壁断熱パネル - Google Patents

断熱パネルの両端を凹凸形フレーム金具で構成した外壁断熱パネル Download PDF

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Description

本発明は、建築物の外壁に要求される耐食性や耐熱性に優れ、しかも長期にわたりメンテナンスフリーを実現するための外壁断熱パネルに関するものである。
発泡スチロールは軽量で断熱性能は優れているが、耐熱性は低く約90℃で溶解するため、発泡スチロールの使用範囲は限られ、火災時の問題から建物用資材としては使用が制限されている。
しかしながら発泡スチロールのこれ等の問題を解決すれば、発泡スチロールの使用範囲が広くなり、発泡スチロールを建物用資材として使用することが可能となる。
また、石膏ボードパネルは石膏を主成分とした素材を板状にして、特殊な板紙で包んだ建築材料であり、安価であるが非常に丈夫で耐熱性、遮音性が高いため建築用資材として広く使用されてきた。
さらに、一般的な鉄骨造りの建物の外壁を外壁断熱パネルで構築する場合、クレーン等で鉄骨柱を組み立て、鉄骨階段を取り付け、さらに各階の床部分にデッキプレートを施工し、デッキプレートの上にコンクリートを打設し、建物の外側に足場を設置したあと、鉄骨柱・梁等に外壁断熱パネルを固定し、建物の外側から隣接する外壁断熱パネル間の目地に、ゴム等の乾式目地材、又はコーキング等の湿式目地材を装填し、さらに外壁断熱パネルの表面には塗装処理をしてきた。
このように建築中の建物の外側で、隣接する外壁断熱パネル間の目地にゴム等の乾式目地材、又はコーキング等の湿式目地材を装填し、外壁断熱パネルの表面には塗装処理等を行う必要があるため、建物の外側には作業員が作業を行うための足場を設置しなければならず、そのために隣地と建築する建物との間に足場構築用の約40cm以上の空間を必要としたため、都市部の建物が密集した狭小地では、土地の有効活用という観点から問題があった。
そのため、このような都市部の狭小地で、建ぺい率を最大限活用した鉄骨造りの建物の外壁を外壁断熱パネルで構築する場合(隣地の建物と、建築する建物の間の隙間が10cmから15cmの場合。)建物の外側に足場を設置することが出来ないため、あらかじめ工場等で外壁断熱パネルの表面に塗装等を施工した外壁断熱パネルを使用して外壁を建築し、隣接する外壁断熱パネル間の目地の室内側からゴム等の乾式目地材、又はコーキング等の湿式目地材を装填してきた(隣接する隣家の建物との間の隙間か狭いため、外壁断熱パネル間の建物外側の目地には、ゴム等の乾式目地材、又はコーキング等の湿式目地材を装填しない。)ため目地の防水といった点でも問題があった。
さらに、前記のような工法で建物を建築した場合、隣家の建物との隙間が狭く作業員が入って外壁をメンテナンスすることが出来ないため、外壁断熱パネルに塗布した塗装等の老化や、外壁のひび割れ等により室内への雨水の洩れ等の問題が発生した。
さらに、鉄骨造の建物を横胴縁の外壁断熱パネルで構成する場合は、建物の形状により、柱と柱の間口の巾が異なる場合が多く、間口を広くした場合には横胴縁の強度を高く(大きな断面形状の横胴縁を使用することが必要。)しなければならず、そのため建物を構成するための横胴縁の種類と形状が数多くなり費用の点で多くの問題があった。
このように、これまで足場を設置できないような狭小地で、建物の外壁として使用することができ、長期にわたってメンテナンスを必要としない安価な外壁断熱パネルはなかった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、建築基準法に基づく不燃性及び断熱性を容易に確保することができ、長期にわたりメンテナンスを必要とせず、かつ強度を有し取り扱いが容易で安価な外壁断熱パネルを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、建物の外壁を構成する断熱パネルにおいて、厚さ30mm、巾595mm、長さ2700mmの発泡スチロールパネル(5)の両面を厚さ12.5mm、巾595mm、長さ2700mmの石膏ボードパネル(4、6)でサンドイッチ状に接着して断熱パネル(47)を形成し、前記断熱パネル(47)の一端に厚さ2.3mm、長さ2700mmの平板鋼板で概ね凹形に成形され、一方の端部を構成する第5の当接部(25)の巾は40mm、つづいて第6の当接部(26)第5の当接部(25)に対して直角に折り曲げ、つづいて第7の当接部(27)第6の当接部(26)に対して直角に折り曲げ、つづいて第11の当接部(31)第7の当接部(27)に対して直角に折り曲げ、つづいて第8の当接部(28)第11の当接部(31)に対して直角に折り曲げ、つづいて第9の当接部(29)第8の当接部(28)に対して直角に折り曲げ、つづいて第10の当接部(30)第9の当接部(29)に対して直角に巾40mm折り曲げて形成した凹形フレーム金具(8)を取り付けると共に、他端に厚さ2.3mm、長さ2700mmの平板鋼板で概ね凸形に成形され、一方の端部を構成する第12の当接部(32)の巾は40mm、つづいて第13の当接部(33)第12の当接部(32)に対して直角に折り曲げ、つづいて第14の当接部(34)第13の当接部(33)に対して直角に折り曲げ、つづいて第15の当接部(35)第14の当接部(34)に対して直角に折り曲げ、つづいて第16の当接部(36)第15の当接部(35)に対して直角に折り曲げ、つづいて第17の当接部(38)第16の当接部(36)に対して直角に折り曲げ、つづいて第18の当接部(37)第17の当接部(38)に対して直角に巾40mm折り曲げて形成した凸形フレーム金具(7)を取り付け、このように形成した凹形フレーム金具(8)と凸形フレーム金具(7)の室外側に厚さ1mm、長さ2700mmのステンレス鋼板の両端を同一方向にL形に折り曲げてL形袖契合部(15)とL形袖契合部(16)を形成すると共に、中央部を巾14mmの折曲面(39)と巾14mmの折曲面(40)が90度の角度になるようにV字形に折り曲げてV形折曲部(2)を成形し、前記L形袖契合部(15)を構成する第1の当接部(21)に対して、第2の当接部(22)直角に折り曲げられL字形に成形され、前記凹形フレーム金具(8)の第6当接部(26)と第7の当接部(27)に当接するように形成されると共に、ステンレス化粧鋼板(3)のL形袖契合部(16)を構成する第3の当接部(23)に対して、第4の当接部(24)直角に折り曲げられL字形に成形され、前記凸形フレーム金具(7)の第13の当接部(33)と第14の当接部(34)に当接するように形成され、ステンレス化粧鋼板(3)を凸形フレーム金具(7)と凹形フレーム金具(8)に嵌め込み外壁断熱パネル(1)を形成し、前記外壁断熱パネル(1)を横方向に複数個並べ、隣り合う外壁断熱パネル(1)の凹形フレーム金具(8)と凸形フレーム金具(7)を契合することにより建物の外壁を形成したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、建物の外壁を構成する断熱パネルにおいて、厚さ30mm、巾595mm、長さ2700mmの発泡スチロールパネル(5)の両面を厚さ12.5mm、巾595mm、長さ2700mmの石膏ボードパネル(4、6)でサンドイッチ状に接着して断熱パネル(47)を形成し、前記断熱パネル(47)の一端に厚さ2.3mm、長さ2700mmの平板鋼板で概ね凹形に成形され、一方の端部を構成する第5の当接部(25)の巾は40mm、つづいて第6の当接部(26)第5の当接部(25)に対して直角に折り曲げ、つづいて第7の当接部(27)第6の当接部(26)に対して直角に折り曲げ、つづいて第11の当接部(31)第7の当接部(27)に対して直角に折り曲げ、つづいて第8の当接部(28)第11の当接部(31)に対して直角に折り曲げ、つづいて第9の当接部(29)第8の当接部(28)に対して直角に折り曲げ、つづいて第10の当接部(30)第9の当接部(29)に対して直角に巾40mm折り曲げて形成した凹形フレーム金具(8)を取り付けると共に、他端に厚さ2.3mm、長さ2700mmの平板鋼板で概ね凸形に成形され、一方の端部を構成する第12の当接部(32)の巾は40mm、つづいて第13の当接部(33)第12の当接部(32)に対して直角に折り曲げ、つづいて第14の当接部(34)第13の当接部(33)に対して直角に折り曲げ、つづいて第15の当接部(35)第14の当接部(34)に対して直角に折り曲げ、つづいて第16の当接部(36)第15の当接部(35)に対して直角に折り曲げ、つづいて第17の当接部(38)第16の当接部(36)に対して直角に折り曲げ、つづいて第18の当接部(37)第17の当接部(38)に対して直角に巾40mm折り曲げて形成した凸形フレーム金具(7)を取り付け、このように形成した凹形フレーム金具(8)と凸形フレーム金具(7)の室外側に厚さ1mm、長さ2700mmのステンレス鋼板の両端を同一方向にL形に折り曲げてL形袖契合部(15)とL形袖契合部(16)を形成すると共に、中央部を巾14mmの折曲面(39)と巾14mmの折曲面(40)が90度の角度になるようにV字形に折り曲げてV形折曲部(2)を成形し、前記L形袖契合部(15)を構成する第1の当接部(21)に対して、第2の当接部(22)直角に折り曲げられL字形に成形され、前記凹形フレーム金具(8)の第6当接部(26)と第7の当接部(27)に当接するように形成されると共に、ステンレス化粧鋼板(3)のL形袖契合部(16)を構成する第3の当接部(23)に対して、第4の当接部(24)直角に折り曲げられL字形に成形され、前記凸形フレーム金具(7)の第13の当接部(33)と第14の当接部(34)に当接するように形成され、ステンレス化粧鋼板(3)を凸形フレーム金具(7)と凹形フレーム金具(8)に嵌め込み外壁断熱パネル(1)を形成し、前記外壁断熱パネル(1)を横方向に複数個並べ、隣り合う外壁断熱パネル(1)の凹形フレーム金具(8)と凸形フレーム金具(7)を契合することにより簡単な構造で長期にわたって外壁のメンテナンスを必要としない安価な外壁断熱パネルを提供することが可能となった。
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図5には、この発明の実施の形態1を示す。
図1に示すように、本実施の形態1にかかる外壁断熱パネル1は、断熱材として厚さ約30mmの板状の発泡スチロールパネル5の表面及び裏面を、耐熱性の高い厚さ12.5mmの板状の石膏ボードパネル4、6でサンドイッチ状に挟み込み断熱パネル47(図4で説明する)を形成し、このように形成した断熱パネル47の一端に厚さ2.3mmの鋼板を概ね凹形に形成した凹形フレーム金具8を取り付けると共に、他端に厚さ2.3mmの鋼板を概ね凸形に形成した凸形フレーム金具7を取り付け、このように形成した凹形フレーム金具8と凸形フレーム金具7の室外側に多面形状に成形したステンレス化粧鋼板3の両端を嵌め込み外壁断熱パネル1を形成した状態を立体図で示す。
図2乃至図4は、図1で説明した外壁断熱パネル1を各々部材に分解した状態を、図2では立体図で、図3では断面図で、図4では図1で説明した外壁断熱パネル1を断面図で示す。外壁断熱パネル1は断熱材として板状の発泡スチロールパネル5(厚さ約30mm、巾約595mm、長さ約2700mm)の表面及び裏面を、2枚の同一形状をした石膏ボートパネル4、石膏ボートパネル6(厚さ12.5mm、巾約595mm、長さ約2700mm)の両端部を発泡スチロールパネル5に対して両端が約10mm凹凸形になるように接着して図4bで示すように断熱パネル47を形成すると共に、断熱パネル47の端部45、46には図4d、図4eで示すように厚さ2.3mmの鋼板を概ね凹形に折り曲げて成形した凹形フレーム金具8と、厚さ2.3mmの鋼板を概ね凸形に折り曲げて成形した凸形フレーム金具7を差し込み断熱パネル47の端部に接着剤で固定させる。なお、凹形フレーム金具8と凸形フレーム金具7には防錆性能を向上させるため亜鉛メッキ等の耐食塗装を行う。
なお、凹形フレーム金具8の形状と寸法は、図3cで示すように厚さ2.3mm、長さ約2700mmの平板鋼板を概ね凹形(第5の当接部25の巾は約40mm、つづいて第6の当接部26第5の当接部25に対して直角に折り曲げ、つづいて第7の当接部27第6の当接部26に対して直角に折り曲げ、つづいて第11の当接部31第7の当接部27に対して直角に折り曲げ、つづいて第8の当接部28第11の当接部31に対して直角に折り曲げ、つづいて第9の当接部29第8の当接部28に対して直角に折り曲げ、つづいて第10の当接部30第9の当接部29に対して直角に折り曲げられ巾は約40mm)に折り曲げて形成される。
さらに、凸形フレーム金具7の形状と寸法は、図3dで示すように厚さ2.3mm、長さ約2700mmの平板鋼板を概ね凸形(第12の当接部32の巾は約40mm、つづいて第13の当接部33第12の当接部32に対して直角に折り曲げ、つづいて第14の当接部34第13の当接部33に対して直角に折り曲げ、つづいて第15の当接部35第14の当接部34に対して直角に折り曲げ、つづいて第16の当接部36第15の当接部35に対して直角に折り曲げ、つづいて第17の当接部38第16の当接部36に対して直角に折り曲げ、つづいて第18の当接部37第17の当接部38に対して直角に折り曲げられ巾は約40mm)に折り曲げて形成される。
ステンレス化粧鋼板3の形状と寸法は、図3、図3a、図3bで示すように厚さ1mm、長さ約2700mmのステンレス鋼板を両端を同一方向にL形に折り曲げてL形袖契合部15とL形袖契合部16を形成すると共に、中央部をV字形に折り曲げてV形折曲部2を形成する。
ステンレス化粧鋼板3のL形袖契合部15は図3aで示すように第1の当接部21に対して、第2の当接部22直角に折り曲げられL字形に成形され、図3cで説明した第6の当接部26と第7の当接部27に当接するように形成される(L形袖契合部15を凹形フレーム金具8に取り付けた状態を図4dで示す。)と共に、同様にステンレス化粧鋼板3のL形袖契合部16は図3bで示すように第3の当接部23に対して、第4の当接部24直角に折り曲げられL字形に成形され、図3dの第13の当接部33と第14の当接部34に当接するように形成される(L形袖契合部16を凸形フレーム金具7に取り付けた状態を図4eで示す。)。このように成形されたステンレス化粧鋼板3の中央部に位置するV形折曲部2は、折曲面39(巾は約14mm)と折曲面40(巾は約14mm)が90度の角度で形成される。このようにステンレス化粧鋼板3のL形袖契合部15とL形袖契合部16を成形し、図4cで示すように断熱パネル47にL形袖契合部15とL形袖契合部16を嵌め込むことにより、図1で説明した外壁断熱パネル1を容易に形成することが可能となった。
なお、ステンレス化粧鋼板3の第1の当接部21と第3の当接部23とのステンレス外面の間隔は約600mm、角部19と折曲部17との間の巾は約290mm、同様に角部20と折曲部18との間の巾は約290mmである。
図5aは2枚の外壁断熱パネル1を横方向に並べた状態を示す。図5bは図5aで説明した隣り合う2枚の外壁断熱パネル1の凸形フレーム金具7と凹形フレーム金具8を契合させて外壁を構成した状態を示す。このように複数枚の外壁断熱パネル1を横方向に並べて契合させることにより、断熱性が高く、長期にわたってメンテナンスを必要としない外壁を容易に構築することが可能になった。
さらに、凸形フレーム金具7と凹形フレーム金具8を建物の縦胴縁の構造材として使用することにより、建物の階高が同一の場合、同一形状をした凸形フレーム金具7と凹形フレーム金具8で縦胴縁を構成することが出来るようになり、外壁断熱パネルを製造する際に製造工程での手間を省き安価に製造することが可能となった。
以下、この発明の実施の形態2について説明する。
[発明の実施の形態2]
図6、図7には、この発明の実施の形態2を示す。上記発明の実施の形態1では、発泡スチロール5の端部を平面状に成形し、凸形フレーム金具7と凹形フレーム金具8の発泡スチロール5と当接する面を平形状で形成したが、この発明の実施の形態2では発泡スチロールパネル67の端部を互いに同一方向にV形に成形すると共に、凸形フレーム金具65と凹形フレーム金具64の発泡スチロールパネル67と当接する端部をV形に形成した。
なお、凸形フレーム金具65の形状と寸法は、図6dで示すように厚さ2.3mm、長さ約2700mmの平板鋼板を概ね凸形(第29の当接部75の巾は約40mm、第30の当接部76は第29の当接部75に対して直角に折り曲げられ巾は約13mm、第31の当接部77は第30の当接部76に対して約145度の角度に折り曲げられ巾は約18mm、第32の当接部78は第31の当接部77に対して約110度の角度に折り曲げられ巾は約18mm、第33の当接部79は第32の当接部78に対して約145度の角度に折り曲げられ巾は約13mm、第34の当接部80は第33の当接部79に対して直角に折り曲げられ巾は約40mm)に折り曲げて形成される。
凹形フレーム金具64の形状と寸法は、図6cで示すように厚さ2.3mm、長さ約2700mmの平板鋼板を概ね凹形(第23の当接部69の巾は約40mm、第24の当接部70は第23の当接部69に対して直角に折り曲げられ巾は約15mm、第25の当接部71は第24の当接部70に対して約145度の角度に折り曲げられ巾は約18mm、第26の当接部72は第25の当接部71に対して約110度の角度に折り曲げられ巾は約18mm、第27の当接部73は第26の当接部72に対して約145度の角度に折り曲げられ巾は約15mm、第28の当接部74は第27の当接部73に対して直角に折り曲げられ巾は約40mm)に折り曲げて形成される。
ステンレス化粧鋼板56の形状と寸法は、図6、図6a、図36で示すように厚さ1mm、長さ約2700mmのステンレス鋼板の両端を同一方向にへの字形に折り曲げてへの字形袖契合部53とへの字形袖契合部54を形成すると共に、中央部をV字形に折り曲げてV形折曲部61を形成する。
ステンレス化粧鋼板56のへの字形袖契合部53の第19の当接部57(巾は約14mm)と第20の当接部58(巾は約16mm)は図6aで示すようにへの字形に成形され、図6cの第24の当接部70と第25の当接部71に当接するように形成されると共に、同様に、ステンレス化粧鋼板56のへの字形袖契合部54の第21の当接部59(巾は約13mm)と第22の当接部60(巾は約16mm)は図6bで示すようにへの字形に成形され、図6dの第30の当接部76と第31の当接部77に当接するように成形され、このように成形されたステンレス化粧鋼板56の中央部に位置するV形折曲部61は、折曲面50(巾は約14mm)と折曲面51(巾は約14mm)が90度の角度になるように成形される。その他の構造に関しては、この発明の実施の形態1と同様である。
以上、実施の形態に基づいて、本発明に係る断熱パネルの両端を凹凸形フレーム金具で構成した外壁断熱パネルについて詳細に説明してきたが、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の改変をなしても、本発明の技術的範囲に属するのはもちろんである。
本発明の実施の形態1に係る、外壁断熱パネルの斜視図である。 同実施の形態に係る、図1で示した外壁断熱パネルの分解図である。 同実施の形態に係る、図2で示した分解図の断面図である 同実施の形態に係る、図2で示した外壁断熱パネルの分解図を組み立てる手順の断面図である。 同実施の形態に係る、図1で示した隣り合う外壁断熱パネルを組み立てた状態の立体図である。 本発明の実施の形態2に係る、外壁断熱パネルを分解した状態の断面図である。 同実施の形態に係る、図6で示した外壁断熱パネルの分解図を組み立てる手順の断面図である。
1 外壁断熱パネル
2 V形折曲部
3 ステンレス化粧鋼板
4 石膏ボードパネル
5 発泡スチロールパネル
6 石膏ボードパネル
7 凸形フレーム金具
8 凹形フレーム金具
15 L形袖契合部
16 L形袖契合部
17 折曲部
18 折曲部
19 角部
20 角部
21 第1の当接部
22 第2の当接部
23 第3の当接部
24 第4の当接部
25 第5の当接部
26 第6の当接部
27 第7の当接部
28 第8の当接部
29 第9の当接部
30 第10の当接部
31 第11の当接部
32 第12の当接部
33 第13の当接部
34 第14の当接部
35 第15の当接部
36 第16の当接部
37 第18の当接部
38 第17の当接部
39 折曲面
40 折曲面
41 交点
45 端部
46 端部
47 断熱パネル
48 ステンレス化粧鋼板袖契合部
50 折曲面
51 折曲面
52 交点
53 への字形袖契合部
54 への字形袖契合部
55 外壁断熱パネル
56 ステンレス化粧鋼板
57 第19の当接部
58 第20の当接部
59 第21の当接部
60 第22の当接部
61 V形折曲部
62 契合部
63 契合部
64 凹形フレーム金具
65 凸形フレーム金具
66 石膏ボードパネル
67 発泡スチロールパネル
68 石膏ボードパネル
69 第23の当接部
70 第24の当接部
71 第25の当接部
72 第26の当接部
73 第27の当接部
74 第28の当接部
75 第29の当接部
76 第30の当接部
77 第31の当接部
78 第32の当接部
79 第33の当接部
80 第34の当接部
81 への字形折曲部
82 への字形折曲部
83 角部
84 角部
85 端部
86 端部

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  1. 建物の外壁を構成する断熱パネルにおいて、厚さ30mm、巾595mm、長さ2700mmの発泡スチロールパネル(5)の両面を厚さ12.5mm、巾595mm、長さ2700mmの石膏ボードパネル(4、6)でサンドイッチ状に接着して断熱パネル(47)を形成し、前記断熱パネル(47)の一端に厚さ2.3mm、長さ2700mmの平板鋼板で概ね凹形に成形され、一方の端部を構成する第5の当接部(25)の巾は40mm、つづいて第6の当接部(26)第5の当接部(25)に対して直角に折り曲げ、つづいて第7の当接部(27)第6の当接部(26)に対して直角に折り曲げ、つづいて第11の当接部(31)第7の当接部(27)に対して直角に折り曲げ、つづいて第8の当接部(28)第11の当接部(31)に対して直角に折り曲げ、つづいて第9の当接部(29)第8の当接部(28)に対して直角に折り曲げ、つづいて第10の当接部(30)第9の当接部(29)に対して直角に巾40mm折り曲げて形成した凹形フレーム金具(8)を取り付けると共に、他端に厚さ2.3mm、長さ2700mmの平板鋼板で概ね凸形に成形され、一方の端部を構成する第12の当接部(32)の巾は40mm、つづいて第13の当接部(33)第12の当接部(32)に対して直角に折り曲げ、つづいて第14の当接部(34)第13の当接部(33)に対して直角に折り曲げ、つづいて第15の当接部(35)第14の当接部(34)に対して直角に折り曲げ、つづいて第16の当接部(36)第15の当接部(35)に対して直角に折り曲げ、つづいて第17の当接部(38)第16の当接部(36)に対して直角に折り曲げ、つづいて第18の当接部(37)第17の当接部(38)に対して直角に巾40mm折り曲げて形成した凸形フレーム金具(7)を取り付け、このように形成した凹形フレーム金具(8)と凸形フレーム金具(7)の室外側に厚さ1mm、長さ2700mmのステンレス鋼板の両端を同一方向にL形に折り曲げてL形袖契合部(15)とL形袖契合部(16)を形成すると共に、中央部を巾14mmの折曲面(39)と巾14mmの折曲面(40)が90度の角度になるようにV字形に折り曲げてV形折曲部(2)を成形し、前記L形袖契合部(15)を構成する第1の当接部(21)に対して、第2の当接部(22)直角に折り曲げられL字形に成形され、前記凹形フレーム金具(8)の第6当接部(26)と第7の当接部(27)に当接するように形成されると共に、ステンレス化粧鋼板(3)のL形袖契合部(16)を構成する第3の当接部(23)に対して、第4の当接部(24)直角に折り曲げられL字形に成形され、前記凸形フレーム金具(7)の第13の当接部(33)と第14の当接部(34)に当接するように形成され、ステンレス化粧鋼板(3)を凸形フレーム金具(7)と凹形フレーム金具(8)に嵌め込み外壁断熱パネル(1)を形成し、前記外壁断熱パネル(1)を横方向に複数個並べ、隣り合う外壁断熱パネル(1)の凹形フレーム金具(8)と凸形フレーム金具(7)を契合することにより建物の外壁を形成したことを特徴とする断熱パネルの両端を凹凸形フレーム金具で構成した外壁断熱パネル。
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