JP6946571B2 - 加熱炉 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱炉に関する。
本願は、2018年9月28日に、日本に出願された特願2018−185440号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
自動車車体の構成部材のプレス成形法として、熱間プレス法(ホットスタンプ法ともいう)が知られている。熱間プレス法では、プレス成形に供される熱間プレス用鋼板(ブランク)は、Ac点以上の温度に加熱炉で加熱された直後にプレス成形および急冷して焼入れられる。この処理は、ダイクエンチ;die quenchともいう。これにより、所望の形状を有する高強度のプレス成形品が製造される。
従来、熱間プレス用鋼板を加熱するための加熱炉として、多段型の加熱炉が利用されている。例えば、特許文献1に開示された鋼板焼入用加熱装置は、複数の板状の電気ヒーターを備えている。複数の電気ヒーターは、上下方向に並ぶように配置されており、この複数の電気ヒーターによって、加熱装置内が複数の加熱室に仕切られている。特許文献1の加熱装置では、加熱装置内に搬入されたワークが、複数の電気ヒーターによって、上下から加熱される。
日本国特開2014−34689号公報
ところで、加熱装置においては、種々の形状および寸法のワークが加熱される。そこで、本発明者らは、図1に示すように、ヒーター100を、それぞれ別個に制御可能な複数の加熱体100a〜100dに分割し、加熱体100a〜100dごとに加熱温度を調整することによって、種々のワークの加熱処理を行うことを検討した。なお、図1は、ヒーター100を示す平面図である。
例えば、図2の(a)に示すようなワーク102aの加熱処理を行う場合には、ヒーター100の複数の加熱体100a〜100dのうち並んで配置された2つの加熱体100b,100cによってワーク102aの全体を適切に加熱することができる。また、他の加熱体100a,100dによる加熱を停止することができるので、加熱処理時の消費エネルギーを低減できる。また、図2の(b)に示すような大型のワーク102bの加熱処理を行う場合には、ヒーター100の全ての加熱体100a〜100dによってワーク102bの全体を適切に加熱することができる。
以上のように、ヒーター100を複数の加熱体100a〜100dに分割することによって、異なる形状および寸法を有するワークの加熱処理を効率よく行うことができる。しかしながら、本発明者らがさらに検討を進めたところ、図1に示すヒーター100のように、複数の加熱体100a〜100dが同一の形状および寸法を有している場合には、以下のような問題が生じることが分かった。図3は、図1のヒーター100によってワークの加熱処理を行う際に生じる問題点を説明する図である。
図3に示すような形状および寸法のワーク102cの加熱処理を行う場合には、全ての加熱体100a〜100dを使用してワーク102cを加熱する必要がある。このとき、平面視において、ヒーター100の外周部101はワーク102cと重なっていない。この場合、ヒーター100のうち、平面視においてワーク102cと重なる部分は、ワーク102cによって抜熱されることによって温度が低下しやすいが、外周部101はワーク102cによって抜熱されないので温度が低下しない。このため、ヒーター100のうちワーク102cと重なる部分の温度を所定の加熱温度に維持しようとすると、ヒーター100の外周部101の温度が高くなり過ぎる。これにより、ワーク102cの全体を均一に加熱することができない。
上記の問題は、例えば、ヒーター100を多数の加熱体に細かく分割し、平面視においてワーク102cと重ならない部分の加熱体の出力を停止することによって解決できる。しかしながら、ヒーター100の製造コストが上昇し、その結果、加熱炉の製造コストが上昇する。
そこで、本発明は、種々の形状および寸法のワークを適切に加熱することができる低コストの加熱炉を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、一対の側壁を有する筐体と、前記一対の側壁の間において平板状のワークを水平姿勢となるように支持可能に構成されたワーク支持材と、前記ワーク支持材に支持される前記ワークを上方または下方から加熱する面状ヒーターと、前記面状ヒーターに給電する給電装置と、前記面状ヒーターを水平姿勢となるように支持するヒーター支持材と、を備える加熱炉である。前記面状ヒーターは、搬送方向と平面視において前記搬送方向に直交する左右方向とに並ぶように配置された複数の加熱体を有し、前記複数の加熱体は、電熱線と前記電熱線を収容する焼結体とを有し、寸法または形状が異なる2種類以上の加熱体を含み、前記左右方向において、両方の端部に他の加熱体が並んで配置されている中間加熱体を含み、前記給電装置は、前記側壁から前記加熱体それぞれに給電する給電ユニットを有する。
本発明によれば、種々の形状および寸法のワークを適切に加熱することができる低コストの加熱炉が得られる。
図1は、ヒーターの一例を示す平面図である。 図2は、ワークを加熱する際のヒーターを示す平面図である。 図3は、図1のヒーターによってワークの加熱処理を行う際に生じる問題を説明するための図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る加熱炉を備えた熱処理装置の構成を示す模式図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る加熱炉の主要部の構成を示す模式図である。 図6は、加熱体の構成を示す図である。 図7は、図5の加熱炉が備えるヒーターを示す概略平面図である。 図8は、図7のヒーターによるワークの加熱方法を説明するための図である。 図9は、給電装置の構成の例を示す図である。 図10は、給電装置の構成の他の例を示す図である。 図11は、給電装置の構成の他の例を示す図である。 図12は、ヒーターの他の例を示す図である。 図13は、図12のヒーターによるワークの加熱方法を説明するための図である。 図14は、ヒーターの他の例を示す図である。 図15は、図14のヒーターによるワークの加熱方法を説明するための図である。 図16は、ヒーターの他の例を示す図である。 図17は、図16のヒーターによるワークの加熱方法を説明するための図である。 図18は、ヒーターの他の例を示す図である。 図19は、図18のヒーターによるワークの加熱方法を説明するための図である。 図20は、ヒーターの他の例を示す図である。 図21は、ヒーターの他の例を示す図である。 図22は、ヒーターの他の例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。
(熱処理装置の基本構成)
図4は、本発明の一実施形態に係る加熱炉2を備えた熱処理装置1の模式的な一部断面側面図であり、一部を省略して示している。図5は、加熱炉2の主要部の構成を示す模式図であり、ワーク10の搬送方向A1と直交する断面を示している。なお、以下においては、平面視において搬送方向A1に直交する方向を左右方向LRとする。
図4および図5を参照して、熱処理装置1は、ワーク10としての熱間プレス用鋼板を熱間プレス加工のために加熱する装置である。ワーク10は、例えば、平板状であり、熱処理装置1において加熱される。熱処理装置1は、ワーク10を、例えばAc3点以上950℃以下に加熱する。ワーク10は、熱処理装置1で加熱された後、熱間プレス加工によって、所定の部材に成形される。この所定の部材として、自動車のモノコック構造におけるピラー、メンバー等を例示できる。
熱処理装置1は、加熱炉2と、ワーク搬入装置3aと、ワーク搬出装置3bを有している。
加熱炉2は、ワーク搬入装置3aによって搬入されるワーク10を例えばAc3点以上950℃以下に加熱する炉である。本実施形態では、加熱炉2は、多段型加熱炉であり、N(Nは1以上の自然数、例えばN=7)枚のワーク10を一括して収容可能である。
加熱炉2は、筐体4と、筐体4内において上下方向に並ぶように設置されたN個のヒーターユニット5と、筐体4を開閉するN個の入口シャッター6およびN個の出口シャッター7と、を有している。
筐体4は、中空の例えば略四角柱状に形成されている。そして、筐体4のうち、熱処理装置1におけるワーク10の搬送方向A1の上流側側壁が、前壁4aである。また、搬送方向A1の下流側側壁が、後壁4bである。前壁4aおよび後壁4bに、ワーク10を通過させるための複数の開口部4c,4dが形成されている。さらに、ワーク10の左右方向LRには、側壁4eおよび側壁4fを備える。
複数の開口部4cは、上下に略等ピッチでN個形成されている。同様に、複数の開口部4dは、上下に略等ピッチでN個形成されている。複数の開口部4cはそれぞれ、ワーク搬入装置3aと、このワーク搬入装置3aに載せられたワーク10とを挿入可能な程度の必要最小限の高さを有していることが好ましい。同様に、複数の開口部4dはそれぞれ、ワーク搬出装置3bと、このワーク搬出装置3bに載せられたワーク10とを挿入可能な程度の必要最小限の高さを有していることが好ましい。各開口部4c,4dの高さ寸法が小さいほど、ヒーターユニット5同士の間隔をより短くできるので、加熱炉2の熱効率をより高くできる。
複数の開口部4cのそれぞれに入口シャッター6が配置されているとともに、複数の開口部4dのそれぞれに出口シャッター7が配置されている。入口シャッター6および出口シャッター7は、図示しない開閉機構によって開閉動作されることで、対応する開口部4c,4dを開閉する。
搬送方向A1に並ぶ開口部4cと開口部4dとの間に、ヒーターユニット5が配置されている。すなわち、搬送方向A1に並んで対をなすN組の開口部4cと開口部4dとの間に、N個のヒーターユニット5が配置されている。上下に並んで配置されたヒーターユニット5間は、隔壁等で区切られていない。このため、上下に並んで配置されたヒーターユニット5同士は、直接向かい合っている。
各ヒーターユニット5は、ヒーター11と、複数のヒーター支持材12と、複数のワーク支持材13と、を有している。本実施形態では、ヒーター11は、遠赤外線ヒーターである。また、本実施形態では、ヒーター11は、水平に配置された面状ヒーターである。
各ヒーターユニット5において、複数のヒーター支持材12は、複数のワーク支持材13の上方に配置されている。ヒーター11は、複数のヒーター支持材12によって支持され、ワーク10は、複数のワーク支持材13によって支持されている。複数のヒーター支持材12は、搬送方向A1に沿って見たときに左右方向LRに略等ピッチに配置されている。同様に、複数のワーク支持材13は、左右方向LRに略等ピッチに配置されている。複数のヒーター支持材12は、ヒーター11が水平姿勢となるように協働して当該ヒーター11を支持し、複数のワーク支持材13は、ワーク10が水平姿勢となるように協働して当該ワーク10を支持する。詳細な説明は省略するが、複数のヒーター支持材12および複数のワーク支持材13はそれぞれ、筐体4に支持されている。
ワーク10の加熱時には、まず、ワーク搬入対象の開口部4cを閉じている入口シャッター6が開かれる。次に、ワーク搬入装置3aが、開状態の開口部4cを通してワーク10を対応するワーク支持材13へ搬送し、このワーク支持材13へ載せる。次いで、入口シャッター6が閉じられる。その後、ワーク10は、そのワーク10の上下に位置するヒーター11によって加熱される。この加熱動作が完了すると、搬送方向A1においてワーク10と向かい合っている出口シャッター7が開かれることで、対応する開口部4dが開かれる。
次に、ワーク搬出装置3bが、ワーク10をワーク支持材13から持ち上げ、開状態の開口部4dを通して加熱炉2の外部へ搬出する。加熱炉2の外部に搬送されたワーク10は、図示しない熱間プレス装置による熱間プレス加工によって、所定の形状に成形される。
(ヒーターの構成)
次に、ヒーター11について説明する。ヒーター11は、搬送方向A1および左右方向LRに並ぶように配置された複数の加熱体を有する。また、複数の加熱体は、寸法または形状が異なる2種類以上の加熱体を含む。本実施形態では、加熱体は、電熱線と、この電熱線を収容する焼結体とを有する。焼結体としては、例えばAl,SiO,ZrO,TiO,SiC,CoO,Si等の遠赤外線放射セラミックスである。焼結体には、例えば、電熱線を収容するための貫通孔が設けられている。そして、この電熱線に電流が流されることで、ヒーター11の両面(上面および下面)から遠赤外線エネルギーが放射される。以下、図面を用いて詳細に説明する。
図6は、加熱体の構成を示す斜視図であり、(a)は、加熱体の構成部材である焼結体ブロックを示し、(b)は、焼結体ブロックを組み合わせて構成した加熱体の部分斜視図であり、(c)は、焼結体ブロックを組み合わせて構成した加熱体の平面図である。本実施形態では、図6の(a)に示すように、加熱体20の構成部材である焼結体ブロック201は、立方体形状を有し、その任意の面201aから、面201aの反対側の面201bまで貫通するように設けられた、平行な二つの貫通孔205a,205bを備えている。
図6の(b)に示すように、加熱体20は、複数の焼結体ブロック201を千鳥状に配置して構成される。このとき、それぞれの焼結体ブロック201の貫通孔205a,205bが他の焼結体ブロックの貫通孔と同一線上に並ぶように配置される。一部の焼結体ブロック202は、一つの貫通孔のみを有し、加熱体20の貫通孔の軸方向に垂直な方向の側面側に配置される。
図6の(c)に示すように、加熱体20は、貫通孔205a,205bに電熱線203が挿入され、電熱線203が複数の焼結体ブロック201内に張り巡らされ、電熱線の一端203aおよび他端203bが焼結体ブロック201から突出している。加熱体20において、電熱線の一端203aおよび他端203bが外部電力に給電装置を介して接続され、その状態で給電されることにより加熱体20加熱される。
以上、焼結体ブロック201として、立方体形状のものを示したが、このような形状には限定されない。
図7は、ヒーター11の概略平面図である。本実施形態では、図7に示すように、筐体4の一対の側壁4e,4fの間において、ヒーター11は、搬送方向A1および左右方向LRに並ぶように配置された複数の加熱体21〜32を有している。加熱体25〜32は、左右方向LRにおいて、両方の端部に他の加熱体が並んで配置された中間加熱体である。すなわち、加熱体25には、左右方向LRにおいて、両方の端部に他の加熱体29,30が並んで配置されている。加熱体26には、左右方向LRにおいて、両方の端部に他の加熱体29,30が並んで配置されている。加熱体27には、左右方向LRにおいて、両方の端部に他の加熱体31,32が並んで配置されている。加熱体28には、左右方向LRにおいて、両方の端部に他の加熱体31,32が並んで配置されている。加熱体29には、左右方向LRにおいて、両方の端部に他の加熱体22,25,26が並んで配置されている。加熱体30には、左右方向LRにおいて、両方の端部に他の加熱体23,25,26が並んで配置されている。加熱体31には、左右方向LRにおいて、両方の端部に他の加熱体22,27,28が並んで配置されている。加熱体32には、左右方向LRにおいて、両方の端部に他の加熱体23,27,28が並んで配置されている。中間加熱体は、側壁4e,4fと間に他の加熱体22,23を備えるということもできる。そして、加熱体21〜32には、電源に接続された給電線が側壁4e,4fに設けられた貫通孔内を通して接続され、給電される。
本実施形態では、加熱体21〜32はそれぞれ、平面視および底面視において矩形状を有している。なお、本明細書においては、平面視において寸法および形状が互いに等しい2つの加熱体は、同種の加熱体とする。一方、平面視において寸法または形状が異なる2つの加熱体は、異種の加熱体とする。例えば、図7に示すヒーター11において、加熱体21と加熱体24とは寸法および形状が等しいので、同種の加熱体である。一方、加熱体21と加熱体25とは寸法および形状が異なるので、異種の加熱体である。
図示は省略するが、ヒーターユニット5(図4参照)は、制御装置および加熱体21〜32それぞれの温度を検知する複数の温度センサ(例えば、熱電対)を有する。各ヒーターユニット5において、制御装置は、温度センサによって測定された加熱体21〜32の温度に基づいて、加熱体21〜32の出力を別個に制御する。すなわち、本実施形態では、複数の加熱体21〜32の出力は、互いに独立して制御される。
なお、複数の加熱体21〜32は、一体的に構成されていてもよく、互いに分離可能に構成されていてもよい。例えば、加熱体21〜32が一体的に構成される場合には、ヒーター11は、加熱体21〜32ごとに設けられる複数の電熱線と、複数の電熱線を収容する遠赤外線放射セラミックスの焼結体とを含む。また、例えば、加熱体21〜32が互いに分離可能に構成される場合には、ヒーター11は、加熱体21〜32ごとに設けられる複数の電熱線と、複数の電熱線をそれぞれ収容する複数の遠赤外線放射セラミックスの焼結体とを含む。
なお、ヒーター11においては、搬送方向A1における長さが互いに異なる少なくとも2つの加熱体が搬送方向A1に並び、かつ左右方向LRにおける長さが互いに異なる2つの加熱体が左右方向LRに並ぶように、複数の加熱体が配置されることが好ましい。
図7に示したヒーター11では、例えば、I−I線で示す部分では、搬送方向A1における長さが互いに異なる加熱体21と加熱体22とが搬送方向A1に並び、搬送方向A1における長さが互いに異なる加熱体22と加熱体24とが搬送方向A1に並んでいる。また、例えば、II−II線で示す部分では、搬送方向A1における長さが互いに異なる加熱体21と加熱体25とが搬送方向A1に並び、搬送方向A1における長さが互いに異なる加熱体28と加熱体24とが搬送方向A1に並んでいる。また、例えば、III−III線で示す部分では、左右方向LRにおける長さが互いに異なる加熱体22と加熱体31とが左右方向LRに並び、左右方向LRにおける長さが互いに異なる加熱体31と加熱体28とが左右方向LRに並び、左右方向LRにおける長さが互いに異なる加熱体28と加熱体32とが左右方向LRに並び、左右方向LRにおける長さが互いに異なる加熱体32と加熱体23とが左右方向LRに並んでいる。
なお、本実施形態では、平面視において、搬送方向A1における加熱体21〜32の中心を通る第1中心線C1を対象軸として、加熱体21〜32が線対称となる形状を呈するように、加熱体21〜32の形状、寸法および配置が決められている。また、平面視において、左右方向LRにおける加熱体21〜32の中心を通る第2中心線C2を対象軸として、加熱体21〜32が線対称となる形状を呈するように、複数の加熱体21〜32の形状、寸法および配置が決められている。
本実施形態では、ワーク10の寸法および形状に基づいて、ワーク10の加熱時に利用される加熱体21〜32が選択される。例えば、図8の(a)に示すように、平面視においてワーク10がヒーター11とほぼ同じ大きさである場合には、全ての加熱体21〜32を利用して、ワーク10が加熱される。
例えば、ワーク10が図8の(b)に示す形状を有している場合には、加熱体25〜32を利用してワーク10が加熱される。この場合、例えば、加熱体21〜24の出力を停止することができる。すなわち、図8の(b)に示す例では、加熱体25〜32のみによってワーク10が加熱される。
例えば、ワーク10が図8の(c)に示す形状を有している場合には、2つのワーク10を同時に加熱することができる。具体的には、加熱体25,26,29,30によって加熱炉2(図4参照)の出口側のワーク10を加熱し、加熱体27,28,31,32によって加熱炉2の入口側のワーク10を加熱することができる。この場合も、図8の(b)の場合と同様に、加熱体21〜24の出力を停止することができる。なお、図8の(c)に示す例では、加熱炉2の出口側のワーク10の加熱が終了すると、そのワーク10が加熱炉2から搬出される。また、加熱炉2の入口側のワーク10が出口側に移動されるとともに、加熱炉2の入口側に新たなワーク10が搬入され、それらのワーク10が同様に加熱される。
例えば、ワーク10が図8の(d)に示す形状を有している場合には、加熱体26,27を利用してワーク10が加熱される。この場合、例えば、加熱体21〜25,28〜32の出力を停止することができる。すなわち、図8の(d)に示す例では、加熱体26,27のみによってワーク10が加熱される。なお、図8の(c)と同様に、図8の(d)に示すワーク10を2つ同時に加熱してもよい。この場合、加熱体25,26によって一方のワーク10が加熱され、加熱体27,28によって他方のワーク10が加熱される。
(本実施形態の効果)
以上のように、本実施形態に係る加熱炉2では、加熱体21〜32のうち、平面視においてワーク10と重なる加熱体のみを利用して、ワーク10を加熱することができる。この場合、加熱体21〜32のうち平面視においてワーク10と重なっていない加熱体の出力を停止できるので、ワーク10を効率よく加熱することができる。
また、本実施形態では、寸法または形状の異なる複数の加熱体を組み合せてヒーター11が構成されている。このため、ワーク10の寸法および形状に応じて適切な加熱体を選択することによって、稼動している加熱体のうち、平面視においてワーク10と重ならない部分の面積を十分に小さくすることができる。このように、稼動している加熱体においてワーク10と重ならない部分の面積が十分に小さい場合には、当該部分もワーク10によって十分に抜熱される。これにより、ワーク10を加熱する際の消費エネルギーを十分に低減できる。また、稼動している加熱体のうち、平面視においてワーク10と重ならない部分の温度が高くなり過ぎることを防止できる。その結果、ワーク10の全体を均一に加熱することができる。
また、本実施形態に係るヒーター11では、同一の形状および寸法の複数の加熱体によってヒーターを構成する場合に比べて、種々の寸法および形状のワークを、加熱体の数の増加を抑制しつつ適切に加熱することができる。これにより、ヒーター11の製造コストの上昇を抑制でき、加熱炉2の製造コストを抑制することができる。
以上のように、本実施形態によれば、加熱炉2の製造コストの上昇を抑制しつつ、種々の寸法および形状のワークを適切に加熱することが可能になる。
(給電装置の構成)
図9は、給電装置の構成の例を示す図であり、(a)は、給電装置の構成の概略を示す部分平面図であり、(b)は、(a)中のA−A断面図である。
図10は、給電装置の構成の例を示す図であり、(a)は、給電装置の構成の概略を示す部分平面図であり、(b)は、(a)中のB−B断面図である。
図11は、給電装置の構成の例を示す図であり、(a)は、給電装置の構成の概略を示す部分平面図であり、(b)は、(a)中のC−C断面図である。
図9、図10および図11に示すように、側壁4eには外部電力(図示省略)に接続する給電線51a,52a,53aを挿入するための貫通孔41を備えている。給電線51a,52a,53aは、例えば、絶縁被膜で覆われている。そして、側壁4eの近くに配置された加熱体51,52の給電線51a,52aは、貫通孔41に直接配線され、それぞれの給電ユニットを構成している。よって、給電ユニットには、加熱体の給電線と、絶縁被膜を含む。
図9に示すように、加熱体53は、左右方向LRにおいて、両方の端部に他の加熱体51,52が並んで配置されている。以下、このような加熱体53を中間加熱体53という。中間加熱体53は、側壁4eとの間に他の加熱体51が存在するということもできる。中間加熱体53の給電線53aは、他の加熱体51の表面に碍子53bを介して配置されて、給電ユニットを構成している。このとき、給電線53aとしては、その表面が焼結体等の耐熱材料で覆われたものを用いる。この配置は、最も簡便である。ただし、他の加熱体51の加熱効率を低下させるおそれがある。
図10に示すように、中間加熱体53には、左右方向LRにおいて、両方の端部に他の加熱体51,52が並んで配置されている。中間加熱体53は、側壁4eとの間に他の加熱体51が存在するということもできる。中間加熱体53の給電線53aは、他の加熱体51の内部に配置されて、給電ユニットを構成している。このとき、給電線53aが他の加熱体51の内部において、他の加熱体51の電熱線と電気的に接触することを避ける必要がある。よって、給電線53aとしては、その表面が絶縁材料で覆われたものを用いる。この配置は、他の加熱体51の加熱効率の点では問題がない点で優れている。しかし、中間加熱体53が故障した場合に、他の加熱体51も交換が必要となる。
図11に示すように、中間加熱体53には、左右方向LRにおいて、両方の端部に他の加熱体51,52,54,55が並んで配置されている。中間加熱体53は、側壁4eとの間に他の加熱体51が存在するということもできる。中間加熱体53の給電線53aは、他の加熱体51と加熱体52との間に配置されて、給電ユニットを構成している。このとき、例えば、加熱体51および加熱体52には、それぞれが向かい合う側面に切欠きを備えており、その切欠き内に給電線53aが配置されるようになっている。図に示す切欠きは、貫通孔の軸に垂直な断面視で、半円状であるが、この形状に限られない。また、加熱体51および加熱体52の隙間が十分にある場合などには、切欠きがなくてもよい。このように配置すれば、他の加熱体51の加熱効率の点で問題がなく、また、中間加熱体53のみの交換が可能であるので、設置の作業性も良い。
このように、加熱体が、それぞれの給電ユニットにより外部電力に接続される。なお、中間加熱体53の給電線53aを、他の加熱体の下部に垂らして側壁4e,4fの貫通孔41に導くことも考えられるが、この方法は、ヒーター支持材12に穴を空ける必要が生じて、施工上の難しさがある。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、ヒーター11が12個の加熱体21〜32を有する場合について説明したが、加熱体の数ならびに加熱体の寸法および形状は上述の例に限定されない。
例えば、ヒーター11が、図12に示すように10個の加熱体21〜30によって構成されてもよい。図12に示すヒーター11を用いる場合にも、図13の(a)〜(d)に示すように、ワーク10の寸法および形状に応じて、適切な加熱体を選択してワーク10を加熱することによって、上述の実施形態と同様の作用効果が得られる。図12および図13において、中間加熱体は、加熱体25,26,27,28,29,30である。
なお、図13の(a)に示す例では、全ての加熱体21〜30によってワーク10が加熱されている。また、図13の(b)に示す例では、2つのワーク10のうち、一方のワーク10が加熱体22,23,25,27,28によって加熱され、他方のワーク10が加熱体22,23,26,29,30によって加熱されている。この場合、他の加熱体21,24の出力を停止することができる。また、図13の(c)に示す例では、2つのワーク10のうち、一方のワーク10が加熱体25,27,28のみによって加熱され、他方のワーク10が加熱体26,29,30のみによって加熱されている。図13の(d)に示す例では、2つのワーク10のうち、一方のワーク10が加熱体25のみによって加熱され、他方のワーク10が加熱体26のみのよって加熱されている。
また、例えば、ヒーター11が、図14に示すように5個の加熱体21〜25によって構成されてもよい。図14に示すヒーター11を用いる場合にも、図15の(a)〜(c)に示すように、ワーク10の寸法および形状に応じて、適切な加熱体を選択してワーク10を加熱することによって、上述の実施形態と同様の作用効果が得られる。図14および図15において、中間加熱体は、加熱体25である。
なお、図15の(a)に示す例では、全ての加熱体21〜25によってワーク10が加熱され、図15の(b)に示す例では、加熱体22,23,25のみによってワーク10が加熱され、図15の(c)に示す例では、加熱体25のみによってワーク10が加熱されている。
また、例えば、ヒーター11が、図16に示すように13個の加熱体21〜33によって構成されてもよい。図16に示すヒーター11を用いる場合にも、図17の(a)〜(d)に示すように、ワーク10の寸法および形状に応じて、適切な加熱体を選択してワーク10を加熱することによって、上述の実施形態と同様の作用効果が得られる。図16および図17において、中間加熱体は、加熱体25,26,27,28,29,30,31,32,33である。
なお、図17の(a)に示す例では、全ての加熱体21〜33によってワーク10が加熱され、図17の(b)に示す例では、加熱体25〜33のみによってワーク10が加熱されている。また、図17の(c)に示す例では、2つのワーク10のうち、一方のワーク10が加熱体25,26,30,31のみによって加熱され、他方のワーク10が加熱体28,29,32,33のみによって加熱されている。また、図17の(d)に示す例では、3つのワーク10のうち、一つのワーク10が加熱体25のみによって加熱され、他の一つのワーク10が加熱体27のみによって加熱され、さらに他の一つのワーク10が加熱体29のみのよって加熱されている。
また、例えば、ヒーター11が、図18に示すように10個の加熱体21〜30によって構成されてもよい。図18に示すヒーター11を用いる場合にも、図19の(a)〜(c)に示すように、ワーク10の寸法および形状に応じて、適切な加熱体を選択してワーク10を加熱することによって、上述の実施形態と同様の作用効果が得られる。図18および図19において、中間加熱体は、加熱体25,30である。
なお、図19の(a)に示す例では、全ての加熱体21〜30によってワーク10が加熱されている。また、図19の(b)に示す例では、2つのワーク10のうち、一方のワーク10が加熱体22,23,25のみによって加熱され、他方のワーク10が加熱体27,28,30のみによって加熱されている。図19の(c)に示す例では、2つのワーク10のうち、一方のワーク10が加熱体25のみによって加熱され、他方のワーク10が加熱体30のみによって加熱されている。
なお、本発明に係るヒーター11を用いたワーク10の加熱方法は図7〜図19を用いて説明した方法に限定されない。ワーク10の寸法および形状に応じて、複数の加熱体の中から適切な加熱体を選択して、ワーク10を加熱すればよい。
また、ヒーター11の構成も上述の例に限定されず、ヒーター11が、寸法または形状が異なる2種類以上の加熱体を含んでいればよい。したがって、詳細な説明は省略するが、ヒーター11が図20に示すように配置された9個の加熱体21〜29によって構成されていてもよく、図21に示すように配置された14個の加熱体21〜34によって構成されていてもよい。図20において、中間加熱体は、加熱体25,26,27,28,29であり、図21において、中間加熱体は、加熱体27,28,29,30,31,32,33,34である。
なお、上述の実施形態では、平面視において複数の加熱体の中心を通って左右方向LRに延びる第1中心線を対象軸として複数の加熱体が線対称となる形状を呈し、かつ平面視において複数の加熱体の中心を通って搬送方向A1に延びる第2中心線を対象軸として複数の加熱体が線対称となる形状を呈するように、複数の加熱体が設置される場合について説明した。しかしながら、複数の加熱体が上記のように線対称となるように配置されていなくてもよい。例えば、図22に示すヒーター11のように、複数の加熱体21〜28が、当該加熱体21〜28の中心を対象点として点対象となる形状を呈するように配置されていてもよい。なお、図22に示すヒーター11では、外側に近付くほど加熱体の長さが長くなるように、複数の加熱体が配置されている。図22において、中間加熱体は、加熱体25,26,27,28,29である。
なお、上述の実施形態では、各加熱体が矩形状を有している場合について説明したが、加熱体の形状は上述の例に限定されない。例えば、平面視において、加熱体がL字形状またはT字形状等の他の形状を有していてもよい。また、上述の実施形態では、略矩形状のワーク10の加熱処理を行う場合について説明したが、ワークの形状は上述の例に限定されず、本発明に係る加熱炉は、他の多角形状、円形状、または楕円形状等の種々の形状のワークの加熱処理を行うことができる。
本発明によれば、加熱炉の製造コストの上昇を抑制しつつ、種々の形状および寸法のワークを適切に加熱することが可能になる。
1 熱処理装置
2 加熱炉
3a ワーク搬入装置
3b ワーク搬出装置
10 ワーク
11 ヒーター
12 ヒーター支持材
13 ワーク支持材
21〜33 加熱体
4e,4f 側壁
41 貫通孔
51〜55 加熱体
51a〜53a 給電線

Claims (6)

  1. 一対の側壁を有する筐体と、
    前記一対の側壁の間において平板状のワークを水平姿勢となるように支持可能に構成されたワーク支持材と、
    前記ワーク支持材に支持される前記ワークを上方または下方から加熱する面状ヒーターと、
    前記面状ヒーターに給電する給電装置と、
    前記面状ヒーターを水平姿勢となるように支持するヒーター支持材と、
    を備え、
    前記面状ヒーターは、搬送方向と平面視において前記搬送方向に直交する左右方向とに並ぶように配置された複数の加熱体を有し、
    前記複数の加熱体は、電熱線と前記電熱線を収容する焼結体とを有し、寸法または形状が異なる2種類以上の加熱体を含み、前記左右方向において、両方の端部に他の加熱体が並んで配置されている中間加熱体を含み、
    前記給電装置は、前記側壁から前記加熱体それぞれに給電する給電ユニットを有し、
    前記給電ユニットにおいて、両方の端部に他の加熱体が並んで配置されている前記中間加熱体に給電する給電線が、前記他の加熱体の表面配置されている加熱炉。
  2. 前記面状ヒーターにおいて、前記搬送方向における長さが互いに異なる少なくとも2つの加熱体が前記搬送方向に並び、かつ前記左右方向における長さが互いに異なる2つの加熱体が前記左右方向に並ぶように、前記複数の加熱体が配置されている、請求項1に記載の加熱炉。
  3. 平面視において、前記複数の加熱体は、前記搬送方向における前記複数の加熱体の中心を通る第1中心線を対象軸として線対称となる形状を呈するように配置されている、請求項1または2に記載の加熱炉。
  4. 平面視において、前記複数の加熱体は、前記左右方向における前記複数の加熱体の中心を通る第2中心線を対象軸として線対称となる形状を呈するように配置されている、請求項1から3のいずれかに記載の加熱炉。
  5. 平面視において、前記複数の加熱体は、前記複数の加熱体の中心を対象点として点対象となる形状を呈するように配置されている、請求項1から4のいずれかに記載の加熱炉。
  6. 上下方向に並ぶように配置された複数の前記面状ヒーターを備えた多段型加熱炉である、請求項1から5のいずれかに記載の加熱炉。
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