JP6946218B2 - 静止誘導器 - Google Patents

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Description

本発明は、変圧器やリアクトルなどの静止誘導器に関する。
変圧器やリアクトルなどの静止誘導器は、巻線と鉄心とこれらを収納したタンクを備え、タンク内に電気絶縁と冷却を兼ねた媒体(例えば、絶縁液体や絶縁ガスなどの冷却媒体)が充填された構成を採る。
静止誘導器が運転すると巻線や鉄心に電気的損失が発生し、巻線や鉄心は、この損失により熱が発生して温度が上昇する。静止誘導器の耐用年数は、絶縁物や冷却媒体の温度に依存するため、所定の規格により冷却媒体や巻線の温度上昇の限度値が定められている。そこで、静止誘導器は、静止誘導器内で発生した熱を外部へ放出するための放熱手段を備えたり、冷却媒体を循環させたりすることで、静止誘導器内の温度上昇を抑制する。
巻線の冷却効率を向上させた静止誘導器の例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の静止誘導器は、電気的損失の小さい巻線を収納した垂直ダクトの入口端に、垂直ダクトの入口を塞いで冷却媒体を流入させない仕切板を備え、冷却媒体がタンクと巻線との間隙に形成された垂直ダクトに流入するのを防ぐ構成を採る。これにより、電気的損失の小さい巻線を自然冷却し、電気的損失の大きい巻線に流通する冷却媒体の流量を多くすることで、巻線の冷却効率を向上させている。
特許文献2に記載された変圧器は、発熱部である巻線を効率良く冷却するために、タンク内壁と巻線の下部側との間隙にガイド体を備え、冷却媒体をガイド体で巻線に案内する構成を採る。
特開2003−178922号公報 実開平06−21227号公報
従来技術では、特許文献1、2に記載されているように、冷却媒体の巻線への流量を増加させるために、巻線とタンクとの間隙に形成された流路を完全に塞ぐ構成を備える。しかし、この構成を備えると、冷却媒体は、圧力損失が大きい巻線部の影響を受け、全体の循環流量が低減してしまうことが考えられる。また、静止誘導器では、巻線からの漏洩磁場の影響により、タンクや鉄心締付金具などの構造物でも電気的損失が発生し発熱する。タンク内の冷却媒体は、タンクの表面での熱交換に伴う自然対流により循環して巻線を冷却する。しかし、従来技術のように巻線とタンクとの間隙を完全に塞いだ場合には、冷却媒体の自然対流が妨げられる可能性がある。
このように、従来の静止誘導器では、巻線の冷却効率が低下することが懸念されてきた。巻線の冷却効率の低下を防止する方法の1つとして、タンク内の冷却媒体が流入して放熱する放熱器を大きくして熱交換量を増加させる方法がある。しかし、放熱器を大きくすると静止誘導器が大型になり、好ましくない。
本発明は、上述の点を鑑みてなされたものであり、巻線の冷却効率を向上できるとともに、小型化できる静止誘導器を提供することを目的とする。
本発明による静止誘導器は、鉄心と、前記鉄心の周りに巻回された巻線と、前記巻線の外側に配置された絶縁筒と、前記巻線と前記絶縁筒を支持し、冷却媒体の前記巻線への流路を構成する板状部材と、前記巻線と前記絶縁筒と前記板状部材とを備えたコイル部と、前記鉄心と前記コイル部とを収納したタンクとを備える。前記巻線の巻回軸に垂直な方向を径方向とする。前記巻線と前記絶縁筒との間である垂直ダクトと、前記絶縁筒と前記タンクとの間とには、前記冷却媒体が流れるように構成され、前記コイル部と前記タンクとの間隙に、前記間隙の前記径方向の一部を塞ぐ絶縁性部材を備える。
本発明によれば、巻線の冷却効率を向上できるとともに、小型化できる静止誘導器を提供することができる。
本発明の実施例1による変圧器の断面図である。 本発明の実施例1による、図1Aとはガード部材の位置が異なる変圧器の断面図である。 従来技術による変圧器の断面図である。 従来技術による別の構成の変圧器の断面図である。 本発明の実施例2による変圧器の断面図である。 本発明の実施例2による別の構成の変圧器の断面図であり、変圧器の下部を拡大して示した図である。 本発明の実施例3による変圧器の断面図であり、変圧器の下部を拡大して示した図である。 本発明の実施例4による変圧器の下部中間支持部材とガード部材の平面図である。 本発明の実施例4による変圧器の、図6に示した切断線A―Aでの断面図であり、変圧器の下部を拡大して示した図である。 本発明の実施例5による変圧器の断面図である。 本発明の実施例5による変圧器のガード部材とタンクの一部を示し、ガード部材の構成例を示す斜視図である。
本発明による静止誘導器は、巻線と巻線の外側に配置された絶縁筒と巻線と絶縁筒を支持する板状部材とを備えたコイル部と、コイル部を収納したタンクとを備え、コイル部とタンクとの間隙に、この間隙の一部のみを塞ぐ絶縁性部材を備え、この絶縁性部材によりこの間隙での冷却媒体の上下方向(巻線の巻回軸方向)の流れの一部を妨げて、発熱が大きい巻線に冷却媒体を導く。このような構成により、本発明による静止誘導器は、巻線の冷却効率を向上させることができ、熱交換器である放熱器の放熱能力を上げなくてもすむので、静止誘導器が大型化するのを抑制でき、静止誘導器を小型化することもできる。また、このような絶縁性部材により、冷却媒体は、巻線だけでなくタンクも冷却することができる。
以下、本発明の実施例による静止誘導器を説明する。なお、以下の実施例では、静止誘導器の例として変圧器について説明するが、本発明は、リアクトルなどの他の静止誘導器にも適用できる。
図1Aと図1Bは、本発明の実施例1による変圧器1の断面図である。変圧器1は、鉄心2、内側絶縁筒3、低圧巻線4、中間絶縁筒5、高圧巻線6、及び外側絶縁筒15を備える。鉄心2の外側には、内側絶縁筒3が配置されている。内側絶縁筒3の周りには、低圧巻線4が巻回されている。低圧巻線4の外側には、中間絶縁筒5が配置されている。中間絶縁筒5の周りには、高圧巻線6が巻回されている。高圧巻線6の外側には、外側絶縁筒15が配置されている。外側絶縁筒15は、巻線4、6の外側(巻線4、6よりも鉄心2から離れた位置)に設けられた絶縁筒である。内側絶縁筒3、中間絶縁筒5、及び外側絶縁筒15は、絶縁性の筒状部材である。なお、変圧器1は、巻線を1つまたは3つ以上備えてもよい。
巻線4、6は、鉄心2の周りに巻回されている。以下では、巻線4、6の巻回軸に平行な方向(図1A、1Bの上下方向)を上下方向とし、巻回軸に垂直な方向(図1A、1Bの左右方向、後述する図6の紙面に平行な方向)を径方向とし、巻回軸の周りの方向(巻線4、6の巻回方向)を周方向とする。なお、外側とは、主に径方向において、鉄心2から離れていく方向のことである。
内側絶縁筒3と低圧巻線4との間、低圧巻線4と中間絶縁筒5との間、中間絶縁筒5と高圧巻線6との間、及び高圧巻線6と外側絶縁筒15との間は、上下方向に延伸する垂直ダクト7である。垂直ダクト7には、冷却媒体8が流れる。
冷却媒体8は、垂直ダクト7を流れ、鉄心2、低圧巻線4、及び高圧巻線6を冷却する。図1Aと図1Bでは、冷却媒体8の流れを矢印で示している。冷却媒体8には、例えば絶縁液体や絶縁ガスを用いることができる。絶縁液体には、鉱油系の絶縁油が一般に用いられ、例えば、アルキルベンゼン、シリコン油、及び植物油などの合成絶縁油が用いられる。絶縁ガスには、例えば、六フッ化硫黄(SF)ガスが用いられる。
変圧器1は、さらに、2つの支持部材11、複数の中間支持部材10、複数のコマ部材9、2つの鉄心締付金具12、タンク13、及び放熱器14を備える。
支持部材11は、リング形の絶縁性部材であり、内側絶縁筒3、低圧巻線4、中間絶縁筒5、高圧巻線6、及び外側絶縁筒15の上下方向の両端部に1つずつ設けられる。
中間支持部材10は、リング形の絶縁性の板状部材であり、内側絶縁筒3、低圧巻線4、中間絶縁筒5、高圧巻線6、及び外側絶縁筒15の上下方向の両端部に設けられ、これらを支持する。中間支持部材10は、この両端部のそれぞれに複数設けられる。巻線4、6と絶縁筒3、5、15の下部に設けられた中間支持部材10は、冷却媒体8が垂直ダクト7に流入する開口部を備え、冷却媒体8の巻線4、6への流路を構成する。巻線4、6と絶縁筒3、5、15の上部に設けられた中間支持部材10は、冷却媒体8が垂直ダクト7から流出する開口部を備え、冷却媒体8の巻線4、6からの流路を構成する。
以下では、巻線4、6と絶縁筒3、5、15の下部に設けられた中間支持部材10を、下部中間支持部材10aと呼ぶ。
コマ部材9は、絶縁性の角型ブロック材であり、中間支持部材10同士の間に複数設けられる。コマ部材9は、中間支持部材10同士の間に間隙を形成するとともに、コマ部材9同士の間に間隙を形成する部材である。冷却媒体8は、これらの間隙と中間支持部材10の開口部を流れ、巻線4、6に対して流入と流出をする。
鉄心締付金具12は、内側絶縁筒3、低圧巻線4、中間絶縁筒5、高圧巻線6、及び外側絶縁筒15の上下方向の両端部に1つずつ設けられ、支持部材11、コマ部材9、及び中間支持部材10を間に挟んで、低圧巻線4と高圧巻線6を上下方向から押圧して締め付ける。鉄心締付金具12は、このようにして巻線4、6を支持する。鉄心2も、鉄心締付金具12により締め付けられている。
変圧器1において、内側絶縁筒3、低圧巻線4、中間絶縁筒5、高圧巻線6、外側絶縁筒15、支持部材11、中間支持部材10、及びコマ部材9を備える部分を、コイル部と呼ぶ。
タンク13は、このようにして構成された変圧器1の構成要素、すなわち鉄心2とコイル部と鉄心締付金具12を収納する。タンク13には、冷却媒体8が充填される。タンク13は、上部と下部に連通路を備える。コイル部とタンク13との間には間隙23があり、冷却媒体8は、間隙23の中でも上下方向に流れる。間隙23は、タンク13の内壁と外側絶縁筒15との間の間隙と、タンク13の内壁と中間支持部材10との間の間隙であり、径方向の間隙である。
放熱器14は、タンク13の連通路でタンク13に連通する。タンク13内の冷却媒体8は、対流により連通路と放熱器14を流れて循環する。放熱器14内では、冷却媒体8と大気との間の熱交換により、外部に熱が放散されて冷却媒体8の温度が低下する。
冷却媒体8は、対流によりタンク13と放熱器14を循環することにより、巻線4、6と鉄心2を冷却する。冷却媒体8が自然対流によりタンク13と放熱器14を循環する流れについて説明する。
変圧器1の運転により発生した電気的損失は、巻線4、6と鉄心2での発熱となる。垂直ダクト7内の冷却媒体8は、この発熱で加熱されて温度が上昇する。この結果、冷却媒体8は、垂直ダクト7内で体積が膨張するため、比重が低下し、上昇流が発生する。この上昇流により、冷却媒体8は、コマ部材9が形成した間隙を流れ、中間支持部材10から流出し、タンク13の上部の連通路から放熱器14内に流入する。
放熱器14内では、冷却媒体8は、大気との間の熱交換により温度が低下して比重が大きくなるため、下降流が発生する。放熱器14内の冷却媒体8は、タンク13の下部の連通路からタンク13内に流入する。タンク13内に流入した冷却媒体8は、中間支持部材10(下部中間支持部材10a)に流入し、コマ部材9が形成した間隙を流れ、再び垂直ダクト7内に流入する。
本実施例による変圧器1は、この冷却媒体8の自然対流による循環によって、巻線4、6と鉄心2を冷却する。このような自然対流冷却式の変圧器は、冷却媒体8の温度変化に伴う密度変化を駆動力として冷却媒体8を循環させているため、垂直ダクト7を流れる冷却媒体8の流量が圧力損失に依存し、ポンプで冷却媒体8を循環させる強制冷却式の変圧器と比べて、冷却効率が劣る傾向にある。前述の通り、変圧器1の耐用年数は、絶縁性部材や冷却媒体8の温度に依存するため、発熱部である巻線4、6と鉄心2を効率よく冷却する必要がある。
ここで、従来技術による変圧器を説明する。
図2Aと図2Bは、従来技術による変圧器100の断面図である。図2Aと図2Bにおいて、図1A、1Bと同一の符号は、図1A、1Bに示した変圧器1と同一または共通する構成要素を示すので、これらの構成要素については説明を省略する。
図2Aに示した従来技術による変圧器100では、間隙23を流れる冷却媒体8の圧力損失は、垂直ダクト7を流れる冷却媒体8の圧力損失よりも小さい。このため、冷却媒体8は、タンク13内では主に間隙23に流れ、巻線4、6の冷却効率が低下する。
これを防ぐために、従来技術では、例えば仕切板などで間隙23を完全に塞ぐこともある。
図2Bに示した従来技術による変圧器101は、外側絶縁筒15とタンク13の内壁とを接続する仕切板102を備え、仕切板102で間隙23を完全に塞ぎ、垂直ダクト7に流れて巻線4、6を冷却する冷却媒体8の流量を増加させている。しかし、上述したように、仕切板102で間隙23を完全に塞ぐと、冷却媒体8は、全体の循環流量が低減したり、自然対流が妨げられたりして、巻線4、6の冷却効率が低下する懸念がある。
図1Aと図1Bに示した本実施例による変圧器1は、コイル部とタンク13との間隙23に、ガード部材22を備える。ガード部材22は、間隙23の径方向の一部を塞ぎ、間隙23での冷却媒体8の上下方向の流れの一部を妨げる部材であり、例えば板状部材である。ガード部材22は、絶縁性であり、コイル部とタンク13との間隙23の径方向の一部を塞ぐ部材であれば、形状や大きさは任意に定めることができる。
ガード部材22は、間隙23の径方向の全てを塞がずに一部のみを塞ぐ。ガード部材22は、図1Aに示すように、外側絶縁筒15に設けることができる。ガード部材22とタンク13の内壁との径方向の間隙の大きさは、任意に定めることができる。また、ガード部材22は、図1Bに示すように、タンク13の内壁に設けることができる。ガード部材22と外側絶縁筒15との径方向の間隙の大きさは、任意に定めることができる。ガード部材22は、周方向では、外側絶縁筒15の全体に設けても一部に設けてもよく、タンク13の内壁の全体に設けても一部に設けてもよい。すなわち、ガード部材22は、間隙23の周方向の全体または一部を塞ぐ。
冷却媒体8は、一部が間隙23を上方に流れ、残りが垂直ダクト7に流入する。
コイル部とタンク13との間隙23にガード部材22を備えると、ガード部材22とタンク13の内壁との間隙の大きさ、またはガード部材22とコイル部(外側絶縁筒15)との間隙の大きさに応じて、間隙23を流れて循環する冷却媒体8の間隙23での圧力損失を調整することができる。ガード部材22を設けることにより、間隙23と放熱器14によって形成された循環流路を流れる冷却媒体8の圧力損失を大きくし、垂直ダクト7に流れて巻線4、6を冷却する冷却媒体8の流量を増加させることができるため、巻線4、6の冷却効率を向上できる。
また、変圧器1では、巻線4、6からの漏洩磁場により、タンク13と鉄心締付金具12においても電気的損失が発生し、タンク13と鉄心締付金具12が発熱する。
図2Bに示した変圧器101のように、間隙23を仕切板102で完全に塞ぐと、タンク13の下部で発生した電気的損失による発熱で温められた冷却媒体8は、垂直ダクト7に流入するため、巻線4、6の冷却効率を低下させてしまう。
図1Aと図1Bに示した本実施例による変圧器1は、コイル部(外側絶縁筒15)とタンク13との間隙23の径方向の一部を塞ぐガード部材22を備える。このため、タンク13の下部(特に、ガード部材22と下部中間支持部材10aとの上下方向の間の部分)での発熱で温められた冷却媒体8は、垂直ダクト7以外(間隙23の上部)に流れ、放熱器14で冷却された冷却媒体8は、垂直ダクト7に流入するので、巻線4、6を効率良く冷却することが可能である。間隙23を流れる冷却媒体8は、発熱したタンク13の冷却に寄与する。
本実施例による変圧器1は、垂直ダクト7に流入する冷却媒体8の流量を増加させることができるので、巻線4、6の温度上昇を効果的に抑制することができる。したがって、本実施例による変圧器1は、従来技術による変圧器よりも、放熱器14に求められる熱交換量を低減でき、放熱器14を小型化できる。
さらに、本実施例による変圧器1は、巻線4、6の冷却効率を向上できるので、巻線4、6を構成する素線の寸法を小さくして、巻線4、6の電流密度を高めることができる。このため、本実施例による変圧器1は、巻線4、6を小型化することができ、変圧器1の寸法と重量を低減して小型化することができる。
図3と図4を用いて、本発明の実施例2による変圧器1を説明する。図3と図4において、図1A、1Bと同一の符号は、図1A、1Bに示した変圧器1と同一または共通する構成要素を示し、これらの構成要素については詳細な説明を省略する。
本実施例による変圧器1は、コイル部とタンク13との間隙23の径方向の一部を塞いで、間隙23での冷却媒体8の上下方向の流れの一部を妨げる部材であるガード部材22を、1つまたは複数の下部中間支持部材10aに備える。ガード部材22は、下部中間支持部材10aの1つだけに1つ設けられてもよく、複数の下部中間支持部材10aのうちの2つ以上に1つずつ設けられてもよい。下部中間支持部材10aに設けられたガード部材22は、下部中間支持部材10aとタンク13との間隙23の径方向の一部を塞いで、間隙23での冷却媒体8の上下方向の流れの一部を妨げる。
図3は、本実施例による変圧器1の断面図である。図3に示す変圧器1は、1つのガード部材22を、複数の下部中間支持部材10aのうち、1つの下部中間支持部材10aに備える。ガード部材22は、複数の下部中間支持部材10aのうち、最も上方にある下部中間支持部材10aに設置するのが好ましい。
図4は、本実施例による別の構成の変圧器1の断面図であり、変圧器1の下部、特に下部中間支持部材10aを拡大して示した図である。図4に示す変圧器1は、複数のガード部材22を複数の下部中間支持部材10aに備える。ガード部材22のそれぞれは、1つの下部中間支持部材10aに設置される。
図3と図4に示したガード部材22は、下部中間支持部材10aが径方向に延伸することで構成してもよい。すなわち、下部中間支持部材10aが外側絶縁筒15よりも径方向の外側に延在することにより、ガード部材22が形成されてもよい。
ガード部材22は、実施例1で述べたように、間隙23の周方向の全体または一部を塞ぐ。したがって、ガード部材22は、下部中間支持部材10aの周方向の全体に設けても一部に設けてもよい。また、ガード部材22は、下部中間支持部材10aの周方向の全体または一部が外側絶縁筒15よりも径方向の外側に延在することにより、形成されてもよい。
冷却媒体8は、一部が間隙23を上方に流れ、残りが垂直ダクト7に流入する。
本実施例による変圧器1は、このようなガード部材22を備えることにより、コイル部とタンク13との間隙23で上下方向に流れる冷却媒体8を垂直ダクト7に導くことができ、垂直ダクト7の冷却媒体8の流量を増加させることができる。垂直ダクト7における冷却媒体8の流量が増加することにより、巻線4、6の冷却効率を向上させることができる。
ガード部材22は、下部中間支持部材10aが径方向の外側に延在することで構成されていると、新たな部材として設ける必要がなく、ガード部材22を支持する構造を設ける必要もないため、従来技術による変圧器と同程度の製作時間で製作できる。
また、図4に示すように、複数のガード部材22のうち上方にあるガード部材22は、外側絶縁筒15の径方向の外側に延在する長さが、下方にあるガード部材22と比べて長いか等しいという構成にしてもよい。すなわち、複数のガード部材22は、全体として、上方に向かって径方向の外側に長くなり、階段状となるように構成してもよい。
本実施例による変圧器1は、以上の構成を採ることにより、垂直ダクト7に流入する冷却媒体8の流量を増加させることができるので、巻線4、6の温度上昇を効果的に抑制することができる。したがって、本実施例による変圧器1は、従来技術による変圧器よりも、放熱器14に求められる熱交換量を低減でき、放熱器14を小型化できる。
さらに、本実施例による変圧器1は、巻線4、6の冷却効率を向上できるので、巻線4、6を構成する素線の寸法を小さくして、巻線4、6の電流密度を高めることができる。このため、本実施例による変圧器1は、巻線4、6を小型化することができ、変圧器1の寸法と重量を低減して小型化することができる。
図5を用いて、本発明の実施例3による変圧器1を説明する。図5において、図3、4と同一の符号は、図3、4に示した変圧器1と同一または共通する構成要素を示し、これらの構成要素については詳細な説明を省略する。
本実施例による変圧器1は、コイル部とタンク13との間隙23の径方向の一部を塞いで、間隙23での冷却媒体8の上下方向の流れの一部を妨げる部材であるガード部材22を、1つまたは複数の下部中間支持部材10aに備える。下部中間支持部材10aに設けられたガード部材22は、下部中間支持部材10aとタンク13との間隙23の径方向の一部を塞いで、間隙23での冷却媒体8の上下方向の流れの一部を妨げる。
図5は、本実施例による変圧器1の断面図であり、変圧器1の下部、特に下部中間支持部材10aを拡大して示した図である。図5に示す変圧器1は、1つの下部中間支持部材10a(最も上方にある下部中間支持部材10a)が1つのガード部材22を備えるが、複数の下部中間支持部材10aが1つずつガード部材22を備えてもよい。ガード部材22は、下部中間支持部材10aの周方向の全体に設けても一部に設けてもよい。また、ガード部材22は、下部中間支持部材10aの周方向の全体または一部が外側絶縁筒15よりも径方向の外側に延在することにより、形成されてもよい。
ガード部材22は、径方向の外側の端部が曲がって下方を向いている形状を備える。ガード部材22は、径方向の外側の端部が下方に曲がっている形状を備えるので、浮力で上昇する冷却媒体8の流れを、垂直ダクト7に向かって流れるように導くことができ、垂直ダクト7に流入する冷却媒体8の流量を増加させることができる。冷却媒体8は、一部が間隙23を上方に流れ、残りが垂直ダクト7に流入する。
本実施例による変圧器1は、以上の構成を採ることにより、垂直ダクト7に流入する冷却媒体8の流量を増加させることができるので、巻線4、6の温度上昇を効果的に抑制することができる。したがって、本実施例による変圧器1は、従来技術による変圧器よりも、放熱器14に求められる熱交換量を低減でき、放熱器14を小型化できる。
さらに、本実施例による変圧器1は、巻線4、6の冷却効率を向上できるので、巻線4、6を構成する素線の寸法を小さくして、巻線4、6の電流密度を高めることができる。このため、本実施例による変圧器1は、巻線4、6を小型化することができ、変圧器1の寸法と重量を低減して小型化することができる。
図6と図7を用いて、本発明の実施例4による変圧器1を説明する。図6と図7において、図3、4と同一の符号は、図3、4に示した変圧器1と同一または共通する構成要素を示し、これらの構成要素については詳細な説明を省略する。
本実施例による変圧器1は、コイル部とタンク13との間隙23の径方向の一部を塞いで、間隙23での冷却媒体8の上下方向の流れの一部を妨げる部材であるガード部材22を、1つの下部中間支持部材10aに備える。下部中間支持部材10aに設けられたガード部材22は、下部中間支持部材10aとタンク13との間隙23の径方向の一部を塞いで、間隙23での冷却媒体8の上下方向の流れの一部を妨げる。
図6は、本実施例による変圧器1の下部中間支持部材10aとガード部材22の平面図であり、ガード部材22の構成を示す。下部中間支持部材10aには、コマ部材9が放射状に設置されている。ガード部材22は、下部中間支持部材10aの周方向の全体に設けられている。ガード部材22は、実施例2で説明したように、下部中間支持部材10aが外側絶縁筒15よりも径方向の外側に延在することにより形成されている。
ガード部材22は、上下方向に開口して周方向に並んだ複数の貫通穴71を備える。貫通穴71は、ガード部材22の径方向の一部と周方向の一部が開口するように、ガード部材22に設けられる。なお、ガード部材22は、上下方向に開口した1つの貫通穴71を備えてもよい。
図7は、本実施例による変圧器1の、図6に示した切断線A―Aでの断面図であり、変圧器1の下部、特に下部中間支持部材10aを拡大して示した図である。図7に示す変圧器1は、図6に示したガード部材22を1つの下部中間支持部材10aに備える。
ガード部材22は、最も上方にある下部中間支持部材10aが径方向の外側に延在したものであり、タンク13の内壁に接続している。ガード部材22は、下部中間支持部材10aとタンク13の内壁とを接続するが、貫通穴71を備えるので、間隙23の径方向の一部を塞いでいる。このような構成により、ガード部材22は、間隙23の径方向の一部を塞ぎ、間隙23での冷却媒体8の上下方向の流れの一部を妨げる。冷却媒体8は、一部が貫通穴71を通って間隙23を上方に流れ、残りが垂直ダクト7に流入する。
このようなガード部材22を設けることにより、間隙23を流れる冷却媒体8の圧力損失が大きくなり、垂直ダクト7に流れて巻線4、6を冷却する冷却媒体8の流量が増加するため、巻線4、6の冷却効率が向上する。貫通穴71の大きさは、間隙23を流れる冷却媒体8の圧力損失と、垂直ダクト7を流れる冷却媒体8の圧力損失との大小関係によって、決定することができる。例えば、垂直ダクト7を流れる冷却媒体8の流量が、間隙23を流れる冷却媒体8の流量よりも多くなるように、貫通穴71の大きさを決定することができる。
本実施例による変圧器1は、以上の構成を採ることにより、垂直ダクト7に流入する冷却媒体8の流量を増加させることができるので、巻線4、6の温度上昇を効果的に抑制することができる。したがって、本実施例による変圧器1は、従来技術による変圧器よりも、放熱器14に求められる熱交換量を低減でき、放熱器14を小型化できる。
さらに、本実施例による変圧器1は、巻線4、6の冷却効率を向上できるので、巻線4、6を構成する素線の寸法を小さくして、巻線4、6の電流密度を高めることができる。このため、本実施例による変圧器1は、巻線4、6を小型化することができ、変圧器1の寸法と重量を低減して小型化することができる。
図8と図9を用いて、本発明の実施例5による変圧器1を説明する。図8と図9において、図1Bと同一の符号は、図1Bに示した変圧器1と同一または共通する構成要素を示し、これらの構成要素については詳細な説明を省略する。
本実施例による変圧器1は、コイル部とタンク13との間隙23の径方向の一部を塞いで、間隙23での冷却媒体8の上下方向の流れの一部を妨げる部材であるガード部材22を、タンク13の内壁に備える。
図8は、本実施例による変圧器1の断面図である。図8に示す変圧器1は、上下方向に延在するガード部材22を、タンク13の内壁に備える。ガード部材22は、タンク13の内壁の周方向の全体に設けても一部に設けてもよい。
タンク13の表面では、巻線4、6からの漏洩磁場により発生する電気的損失によってタンク13が発熱し、冷却媒体8が加熱される。加熱された冷却媒体8は、上方向への浮力が生じ、間隙23を上昇して放熱器14に流れて循環する。このようにして生じた冷却媒体8の対流は、変圧器1の冷却(特にタンク13の冷却)を促進する。
図9は、ガード部材22とタンク13の一部を示し、ガード部材22の構成例を示す斜視図である。図9に示すように、ガード部材22は、冷却媒体8の対流を妨げないように、タンク13の内壁に対して凹凸を持つ波型の形状であって、周方向に凹凸が繰り返される形状であるのが好ましい。ガード部材22は、波型の頂部のみでタンク13の内壁に接触する。
ガード部材22がこのような形状であると、ガード部材22とタンク13の内壁との間には上下方向に延伸する流路24が形成される。したがって、冷却媒体8は、コイル部とタンク13との間隙23では、外側絶縁筒15とガード部材22との間と、ガード部材22とタンク13の内壁との間(流路24)を上下方向に流れることができる。なお、波型の形状のガード部材22は、その厚さによって、間隙23の径方向の一部を塞ぐことができる。
ガード部材22をタンク13の内壁に設置すると、ガード部材22とタンク13とが接触する部分では、ガード部材22の熱伝達率が悪いため、タンク13の表面の温度が上昇してしまう。
ガード部材22が波型の形状であると、ガード部材22は波型の頂部のみでタンク13の内壁に接触するので、ガード部材22とタンク13とが接触する面積を低減することができ、タンク13の表面の温度の上昇を抑制できる。さらに、冷却媒体8がガード部材22とタンク13の内壁との間(流路24)でタンク13の内壁に接して流れるので、タンク13は、流路24でも冷却媒体8と熱交換を行うことができる。したがって、ガード部材22が波型の形状であると、タンク13の内壁にガード部材22が設置されても、タンク13の表面での冷却特性は損なわれない。
コイル部とタンク13との間隙23を流れる冷却媒体8の圧力損失は、ガード部材22の厚さや形状を調整することにより、調整することができる。ガード部材22が波型の形状である場合には、さらにガード部材22の波形、例えば波高(タンク13の内壁からの突出長)や波長(隣り合う頂部の間隔)を変えることにより、間隙23を流れる冷却媒体8の圧力損失を調整することができる。
本実施例による変圧器1は、以上の構成を採ることにより、垂直ダクト7に流入する冷却媒体8の流量を増加させることができるので、巻線4、6の温度上昇を効果的に抑制することができる。したがって、本実施例による変圧器1は、従来技術による変圧器よりも、放熱器14に求められる熱交換量を低減でき、放熱器14を小型化できる。
さらに、本実施例による変圧器1は、巻線4、6の冷却効率を向上できるので、巻線4、6を構成する素線の寸法を小さくして、巻線4、6の電流密度を高めることができる。このため、本実施例による変圧器1は、巻線4、6を小型化することができ、変圧器1の寸法と重量を低減して小型化することができる。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記の実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備える態様に限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、削除したり、他の構成を追加・置換したりすることが可能である。
1…変圧器、2…鉄心、3…内側絶縁筒、4…低圧巻線、5…中間絶縁筒、6…高圧巻線、7…垂直ダクト、8…冷却媒体、9…コマ部材、10…中間支持部材、10a…下部中間支持部材、11…支持部材、12…鉄心締付金具、13…タンク、14…放熱器、15…外側絶縁筒、22…ガード部材、23…間隙、24…流路、71…貫通穴、100、101…変圧器、102…仕切板。

Claims (2)

  1. 鉄心と、
    前記鉄心の周りに巻回された巻線と、
    前記巻線の外側に配置された絶縁筒と、
    前記巻線と前記絶縁筒を支持し、冷却媒体の前記巻線への流路を構成する板状部材と、
    前記巻線と前記絶縁筒と前記板状部材とを備えたコイル部と、
    前記鉄心と前記コイル部とを収納したタンクと、
    を備え、
    前記巻線の巻回軸に垂直な方向を径方向とし、
    前記巻線と前記絶縁筒との間である垂直ダクトと、前記絶縁筒と前記タンクとの間とには、前記冷却媒体が流れるように構成され、
    前記コイル部と前記タンクとの間隙に、前記間隙の前記径方向の一部を塞ぐ絶縁性部材を備え、
    前記巻回軸に平行な方向を上下方向とし、
    前記板状部材は、前記巻線と前記絶縁筒の下部に設けられており、
    前記絶縁性部材は、前記板状部材より上方で前記絶縁筒に設けられている、
    ことを特徴とする静止誘導器。
  2. 鉄心と、
    前記鉄心の周りに巻回された巻線と、
    前記巻線の外側に配置された絶縁筒と、
    前記巻線と前記絶縁筒を支持し、冷却媒体の前記巻線への流路を構成する板状部材と、
    前記巻線と前記絶縁筒と前記板状部材とを備えたコイル部と、
    前記鉄心と前記コイル部とを収納したタンクと、
    を備え
    前記巻線の巻回軸に垂直な方向を径方向とし、
    前記巻線と前記絶縁筒との間である垂直ダクトと、前記絶縁筒と前記タンクとの間とには、前記冷却媒体が流れるように構成され、
    前記コイル部と前記タンクとの間隙に、前記間隙の前記径方向の一部を塞ぐ絶縁性部材を備え、
    前記絶縁性部材は、前記タンクの内壁に設けられており、
    前記巻回軸に平行な方向を上下方向とし、
    前記絶縁性部材は、前記上下方向に延在し、
    前記絶縁性部材は、前記タンクの内壁に対して凹凸を持つ波型の形状である、
    ことを特徴とする静止誘導器。
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