JP6946061B2 - 電気機器収納用箱体 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記軸部に、周面が面取りされた面取り部が設けられている一方、前記軸支部に、前記面取り部の箇所における前記軸部の幅と同じ間隔だけ開かれた開放部を有する上面視C字状の軸支爪が設けられていることを特徴とする。
さらに、配線覆い用カバーが、両軸支部で両軸部を軸支している状態から上方へ移動させることに伴い蝶番から取り外し可能となっているものにおいて、第2軸部が嵌入可能なC字状に成形された本体を備えた規制部材が、配線覆い用カバーが取り付けられた状態において、下側の基部と第2軸支部との間に差し込まれ、配線覆い用カバーの上方への移動が規制されている。したがって、取り付けられている配線覆い用カバーが不用意に上方へ移動して、蝶番から脱落してしまう事態を防止することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、軸部に、周面が面取りされた面取り部が設けられている一方、軸支部に、面取り部の箇所における軸部の幅と同じ間隔だけ開かれた開放部を有する上面視C字状の軸支爪が設けられているため、軸支部で軸部を軸支させる作業、すなわち配線覆い用カバーの蝶番への取り付けに係る作業の簡易化を図ることができる。
まず前扉4の片開きに係る構造、すなわち蝶番10について説明すると、蝶番10は、第1ピン受け部材11、第2ピン受け部材12、及びヒンジピン50とを備えてなる。そして、第1ピン受け部材11は、上下方向へ延びる円筒状に成形されており(中心に位置する孔は軸孔として機能する)、前扉4の右辺の折り曲げ部内側に設けられている。また、第2ピン受け部材12は、板状の固定部14と、固定部14の左端から前方へ曲げられた上下一対の腕片15、15と、各腕片15の先端から右側へ折り返された折り返し片16と、各折り返し片16の先端に設けられたピン受け部17a、17bとを有する。上側の折り返し片16の先端に設けられたピン受け部17aは、上面視円形の基部18aと、基部18aの上面から上方へ突設された軸部19aとを有している。軸部19aは、基部18aよりも小径な円筒状とされ、基部18aと同軸上に配されており、軸部19aの先端面から基部18aの底面にわたって貫通するようにピン孔20が穿設されている。一方、下側の折り返し片16の先端に設けられたピン受け部17bは、上面視円形の基部18bと、基部18bの下面から下方へ突設された軸部19bとを有している。基部18bは、基部18aと同軸上に配されており、基部18aの底面と基部18bの上面とは、第1ピン受け部材11の上下長さと同じだけ離されている。また、軸部19bは、基部18bよりも小径な円筒状とされ、基部18bと同軸上、すなわち基部18aや軸部19aと同軸上に配されており、軸部19bの先端面から基部18bの上面にわたって貫通するようにピン孔20が穿設されている。
また、上記実施形態では、前扉の軸と配線覆い用カバーの軸とが同軸となるように蝶番に軸部を設けているが、前扉の軸と配線覆い用カバーの軸とが平行ではあるものの同軸としない(たとえば基部の偏心位置に軸部を設ける等)ように構成することも可能である。
さらに、上記実施形態では、軸部に面取り部を、軸支部に軸支爪を夫々設けるとしているが、たとえば軸部に面取り部を設けないとした上で、腕片の先端に軸孔を設け、軸孔内への軸部の挿通により軸支させるといった他の構成を採用することも可能であるし、軸支部を上下方向へスライド可能に設け、軸支部で軸部を軸支させるにあたり軸支部をスライド操作するように構成することも可能である。
Claims (2)
- 少なくとも前面に開口を有する箱本体と、前記開口に沿って前記箱本体の前面に固定される枠体と、前記開口を開閉する前扉と、前記枠体と前記前扉との間に介在され、前記枠体に対し前記前扉を右側部若しくは左側部を軸として片開き自在に蝶着するための蝶番とが備えられているとともに、前記前扉よりも内側に配線覆い用カバーが取り付けられた電気機器収納用箱体であって、
前記蝶番に、上下2つの基部と、上側の前記基部から前記前扉の軸方向と平行に上方へ延びる第1軸部と、下側の前記基部から前記前扉の軸方向と平行に下方へ延びる第2軸部とが設けられている一方、前記配線覆い用カバーに、前記第1軸部を軸支する第1軸支部及び前記第2軸部を軸支する第2軸支部が設けられており、
前記配線覆い用カバーが、前記第1軸支部で前記第1軸部を、前記第2軸支部で前記第2軸部を夫々軸支し、且つ、前記上側の基部上に前記第1軸支部を載置させた状態で、前記前扉と同じ側で片開き可能に取り付けられているとともに、両前記軸支部で両前記軸部を軸支している状態から上方へ移動させることに伴い前記蝶番から取り外し可能となっており、
さらに、前記第2軸部が嵌入可能なC字状に成形された本体を備えた規制部材が、前記配線覆い用カバーが取り付けられた状態において、前記下側の基部と前記第2軸支部との間に差し込まれ、前記配線覆い用カバーの上方への移動が規制されていることを特徴とする電気機器収納用箱体。 - 前記軸部に、周面が面取りされた面取り部が設けられている一方、
前記軸支部に、前記面取り部の箇所における前記軸部の幅と同じ間隔だけ開かれた開放部を有する上面視C字状の軸支爪が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気機器収納用箱体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017110329A JP6946061B2 (ja) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | 電気機器収納用箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017110329A JP6946061B2 (ja) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | 電気機器収納用箱体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018207663A JP2018207663A (ja) | 2018-12-27 |
JP6946061B2 true JP6946061B2 (ja) | 2021-10-06 |
Family
ID=64958429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017110329A Active JP6946061B2 (ja) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | 電気機器収納用箱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6946061B2 (ja) |
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-
2017
- 2017-06-02 JP JP2017110329A patent/JP6946061B2/ja active Active
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