JP6945872B2 - コマンド表示制御方法、コマンド表示制御プログラム及びその装置 - Google Patents

コマンド表示制御方法、コマンド表示制御プログラム及びその装置 Download PDF

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Description

本発明は、コマンド表示制御方法、コマンド表示制御プログラム及びその装置に関する。
従来から、コンピュータアプリケーションがオペレータから指示などを受け入れたり、コンピュータアプリケーションの状態などを表示したりするための視覚的なインタフェースとしてグラフィカルユーザインタフェース(GUI)が用いられている。
このGUIには、種々のコマンドの指示や値を入力するためのアイコン、ボタン、選択メニュー、パラメータなどを入力するためのフィールドなどがある。
例えば、文書作成アプリケーション、画像形成アプリケーション、スプレッドシートなどを用いる数値計算アプリケーション、出願人の技術であるCLIP STUDIO PAINT(登録商標)などのようなペイントツールアプリケーションでは、ユーザが、所望のコマンドを与えたり、文字、数値、オブジェクトを入力したり、種々のパラメータ値を選択したりできるGUIを搭載している。
様々なコンピュータプログラムは高機能化しており、このようなGUIの要素の数は多い。しかもこのようなGUIの要素の集合は視覚的情報となるため、表示領域においてある程度の大きさを確保する必要がある。このため、GUIを表示するための領域が必要である。
しかしながら、GUIの表示領域を大きくすると、他の作業領域などが十分に確保できないという問題が生ずる。このため、GUI自体の機能として、狭い領域においてもGUIとして十分に機能することが要求される。このような要請に答えるために、多くのGUIの要素を、ユーザに対して分かりやすく表示し、かつユーザが選択しやすい工夫が求められている。
例えば、GUIを利用しやすくするために、以下のような技術が存在する。
表示される複数の階層項目情報のうちのいずれか1つをフォーカスし、主制御部は階層項目情報におけるフォーカスの移動速度が予め設定された所定の基準値よりも小さいと判断された場合、液晶ディスプレイの第1の制御手段は、表示手段により第1階層項目情報と第2階層項目情報が同時に表示されるように制御する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
また、第1階層表示を入力デバイスによって選択指示可能なオブジェクトとして表示デバイスに表示させ、表示された第1階層表示が入力デバイスによって選択指示された場合、第1階層表示と共に、選択された中間階層表示だけでなく、これに対応する最終階層表示をも一画面中にレイアウトし、最終階層表示を出現させるための手順を容易化する技術が存在する(例えば、特許文献2参照)。
また、マイクロソフト(登録商標)社が販売する文書作成ソフトであるWord(登録商標)では、ツールバーの集合である、いわゆるリボンが搭載されている。リボンに表示された階層構造を持つツールは、アプリケーションのウィンドウが小さい場合には、上位の階層のツールを主に表示させるようにし、ウィンドウが大きい場合には、下位の階層のツールをも表示させるようにしている。また、リボンを予めカスタマイズすることも可能としている(例えば、非特許文献2参照)。
上記技術においては、例えば、GUIを選択して階層構造を持つコマンドなどを表示させると、GUIの表示の下に他の表示が隠れてしまうことがあり、使い勝手が悪い場合があった。また、GUIの所望の階層部分が表示されているときに、ウィンドウの大きさが変更されると、GUIの領域の大きさも変更されるため、表示されていた所望の階層のGUIが表示画面から消えてしまうことがあった。このため、再度所望の階層のGUIを表示させる操作をユーザが繰り返すことを強いるなど、GUIの選択において使い勝手が悪かった。
また、階層表示をたどって所望の階層を表示させるようなGUIの場合、階層表示をマウスカーソルなどでたどってゆく際に、マウスカーソルで他の部分をクリックしたり、マウスカーソルが他の領域に移動したりすると、今まで表示されていた階層表示が画面から消失してしまうことがあった。このため、オペレータが所望の階層表示を表示させるのに、GUIの階層表示をたどって、所望の階層を表示させることをオペレータに強いることとなり、使い勝手が悪かった。
特開2008−52576号公報 特開2004−265244号公報
2019年10月28日時点におけるマイクロソフト社Microsoft Word for Office 365プログラム
開示の技術は、様々な要因によりGUI自体の表示領域が変更されるなどの操作がなされても、表示領域の大きさに応じた使い勝手の良いGUIの表示を実現することを目的とする。
開示の技術は、表示画面のウィンドウに複数のコマンドが表示されるグラフィカルユーザインタフェースを備えるコンピュータにおける複数のコマンドの表示方法であって、複数のコマンドは複数の階層を持ち、ウィンドウの縦又は横の大きさを検出するステップと、検出された大きさに応答して、複数の階層の各々の表示の態様を決定するステップと、決定された態様及びオペレータの指示に応答して、複数の階層の各々のコマンドの表示を制御するステップであって、複数の階層のうちの少なくとも1つが、ウィンドウの内部の領域に詳細表示として表示されるように制御し、詳細表示は、複数の階層のうち表示態様が変化する階層の少なくとも1つの階層より下位の階層の表示であって、表示態様の変化の前後において、詳細表示が表示されている、表示を制御するステップと、を有するコマンドの表示方法を提供する。
また、開示の技術は、コマンドの表示プログラム及びコマンド表示装置を提供する。
開示の技術によって、様々な要因によりGUI自体の表示領域が変更されるなどの操作がなされても、表示領域の大きさに応じた使い勝手の良いGUIの表示を実現することができる。
図1は、実施形態のブロック図である。 図2は、実施形態のハードウェア構成の例を示した図である。 図3は、実施形態1で用いるコマンドの階層構造の例を示した図である。 図4は、実施形態1のウィンドウの幅を変更した場合の例を示した図である。 図5は、実施形態1のウィンドウの幅を狭めた際のGUIの挙動の例を示した図である。 図6は、実施形態1のウィンドウの高さを変更した場合の例を示した図である。 図7は、実施形態1のウィンドウの高さを変更した場合のコマンドのカテゴリの階層構造の表示の例を示した図である。 図8は、実施形態1のウィンドウの幅及び高さを小さくした場合において、プルダウン形式でコマンドの階層を表示させた例を示した図である。 図9は、実施形態1の具体的なコマンドが表示された例を示した図である。 図10は、実施形態1のウィンドウを他の表示装置に移動させた際のウィンドウの表示の例を示した図である。 図11は、実施形態2で用いるコマンドの階層構造の例を示した図である。 図12は、実施形態2のウィンドウの幅を変更した場合の例を示した図である。 図13は、実施形態2のウィンドウの幅を狭めた際のGUIの挙動の例を示した図である。 図14は、実施形態2のウィンドウの高さを変更した場合の例を示した図である。 図15は、実施形態2のウィンドウの高さを変更した場合のコマンドのカテゴリの階層構造の表示の例を示した図である。 図16は、実施形態2のウィンドウの幅及び高さを小さくした場合において、プルダウン形式でコマンドの階層を表示させた例を示した図である。 図17は、実施形態2の具体的なコマンドが表示された例を示した図である。 図18は、実施形態2のウィンドウを他の表示装置に移動させた際のウィンドウの表示の例を示した図である。 図19は、実施形態1及び2の手順の概要を示した図である。 図20は、実施形態1及び2の表示の態様を決定する手順の例を示した図である。 図21は、実施形態1及び2の表示の態様を決定する他の手順の例を示した図である。 図22は、実施形態1及び2のウィンドウの大きさを検出する手順の例を示した図である。 図23は、実施形態1及び2の表示を制御する手順の例を示した図である。
以下に、図面を参照しながら、各実施形態について説明する。なお、方法及びプログラムの各ステップは、矛盾の無い限り順番を入れ換えて実行することができる。また、各ステップは、他のステップと並行して実行されてもよい。また、全てのステップが必須のものではなく、矛盾の無い限り、一部のステップが存在しないか、実行されなくてもよい。また、各ステップは、オペレーティングシステム又はハードウェアで実行されてもよい。また、プログラムは、一時的でない(non-transitory)、タンジブルな媒体に記憶して、配布することができる。
以下に示す実施形態において、複数のコマンドは、階層構造により分類されている。本明細書におけるコマンドとは、実行しているアプリケーションプログラムに対して、オペレータにより指示される命令を意味する。コマンドの例としては、文字、数値、オブジェクト等
の選択又は入力、種々のパラメータ値等の選択又は入力、特定の機能の実行の指示などが挙げられる。実施形態における「コマンドカテゴリ」の語は、複数のコマンドの集合を意味する。階層構造のコマンドのうち、コマンドの階層構造において、最下位に属するものは、単にコマンドと称し、最下位以外のものはコマンドカテゴリと称する。複数のコマンドの集合であるコマンドカテゴリもコマンドの一種である。なお、「カテゴリ」は、その下位のコマンドまたはコマンドカテゴリを連想しやすい共通の概念などの意味を持つ単語であってもよいし、番号などの意味を持たない数字・記号・文字列などであってもよいことは言うまでもない。また、本明細書では、階層構造の上位の構造を上位概念、下位の構造を下位概念という言葉で特定する。
また、階層構造の最上位の概念に、「コマンド集合」という言葉を用いる。コマンド集合は、複数存在することが可能であるが、以下の実施形態1及び実施形態2では、説明を分かりやすくするために、1つのコマンド集合について説明する。コマンド集合もコマンドカテゴリである。
また、各実施形態は、排他的なものではない。矛盾の無い限り、実施形態の一部を他の実施形態に組み込むことができる。
図1は、実施形態のブロック図である。図1では、実施形態の構成が、コマンド表示装置100によって示されている。オペレータからの操作指示及び表示装置などの環境変化を受け取る受取部10及びウィンドウ形状等制御部12は、コマンド表示装置100に対して、適切な情報を与える。なお、図1は、実施形態の説明に必要な構成及び付随した構成の機能のみが記載されている。したがって、本実施形態のコマンド表示装置は、図示していないその他の機能構成とも連携を取りながら動作することは言うまでもない。
ウィンドウ形状等制御部12は、受取部10によって受け取られた操作指示又は表示装置などの環境変化等に応答して、ウィンドウの形状を決定し、表示部を制御する。
実施形態であるコマンド表示装置100は、ウィンドウ形状検出部104と、表示態様決定部106と、コマンド表示制御部108とを有する。
ウィンドウ形状検出部104は、ウィンドウ形状等制御部12からウィンドウの情報を得ることで、ウィンドウの形状を検出する。以下に示す実施形態において、ウィンドウには各種のコマンドが表示され得る。
表示態様決定部106は、ウィンドウ検出部からのウィンドウの形状の情報と、受取部10からのオペレータの操作指示などの情報から、ウィンドウの表示態様を決定する。ウィンドウの表示態様の具体例は後述する。
コマンド表示制御部108は、ウィンドウにおける機能によってコマンドの表示の制御を行う。コマンド表示制御部108の出力を利用して、コマンドの表示が行われる。
以上が、コマンド表示装置100の動作概要である。なお、上記の機能の詳細な動作は、後述するフローチャートによる手順の説明と同様である。
<ハードウェア構成>
図2は、実施形態の各ハードウェア構成を示した図である。実施形態のハードウェア構成は、CPU201、本実施形態のプログラム及びデータが格納されるROM202、RAM203、ネットワークインターフェース205、入力インタフェース206、表示インタフェース207、外部メモリインタフェース208を有する。これらのハードウェアは、バス204によって相互に接続されている。
ネットワークインターフェース205は、ネットワーク215に接続されている。ネットワーク215には、有線LAN、無線LAN、インターネット、電話網などがある。入力インタフェース206には、入力部216が接続されている。表示インタフェース207には、表示部217が接続される。表示部217は、複数の表示装置により実現されてもよい。外部メモリインタフェース208には、記憶媒体218が接続される。記憶媒体218は、RAM、ROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、メモリーカード、USBメモリ等であってもよい。
以下に説明する実施形態を実現するプログラム及び方法は、図2に示されるハードウェア構成を備えるコンピュータにより実行され得る。すなわち、実施形態の手順は、コンピュータに実行させるプログラム及び方法として、インプリメントされてもよい。本実施形態のプログラム又は方法の一部又は全部は、オペレーティングシステムにより実行されてもよい。また、プログラム又は方法の一部がハードウェアにより実現されてもよい。プログラムは記憶媒体218、ROM202、又はRAM203に記憶されてもよい。
各実施形態は、ハードウェアの装置としてインプリメントされ得る。
本明細書に開示される各実施形態は、請求項に記載された発明を限定するものではなく、例示として取り扱われることは言うまでもない。
以下の実施形態1及び実施形態2の説明では、理解を助けるために、まず、画面の表示態様の具体例を示して説明を行う。その後に、実施形態1及び実施形態2に関して、共通の処理のフローを説明する。
<実施形態1>
図3は、実施形態1で用いるコマンド集合(1)1300の階層構造の例を示した図である。コマンド集合(1)1300の各々のコマンドは、階層的な構造を持つ共通の概念や文字列などによって分類され得る。この階層構造は、例えば3つの階層を持っている。階層0及び階層1は、コマンドカテゴリを示している。最下位の階層2に、具体的なコマンドが列挙されている。階層に付された番号が小さくなるにしたがって、上位概念のコマンドカテゴリが示されている。なお、図3の階層構造は、一例であって、具体的なアプリケーションプログラムによって、特有の階層構造が形成される。図3では、階層1におけるコマンドカテゴリAAA、BBB、CCCについて、下位の階層まで具体的に示されている。以下の説明を単純化しかつ分かりやすくするために、点線で示されているコマンドカテゴリDDD、EEE、FFFについては、これらの階層構造の記載を省略している点に留意すべきである。
図4は、実施形態1のウィンドウの幅を変更した場合の例を示した図である。図4(a)のウィンドウ1400の横幅はL1である。ウィンドウ1400には、メニュー1403にコマンドカテゴリの階層1のレベルが列挙されて表示されている。メニュー1403のコマンドカテゴリAAAがハイライトされている。なお、本明細書におけるメニュー及びリストは、縦方向の並びに限定されるものではなく、横方向の並び、縦横のマトリクス状の並び、アイコン画像の並び等であってもよい。そして、コマンドカテゴリAAAに属する階層2のレベルのコマンドが、コマンドリスト1404に列挙されている。オペレータは、コマンドリスト1404に表示されているコマンドのいずれかを、マウスやスタイラスペンなどのポインティングデバイスで操作することによって、所望のコマンドをプログラムに与えることができる。なお、コマンドは、クリックすることによって指示できるコマンドばかりでなく、スライドバーなどで値が設定できるコマンド、トグル形式でオンオフが設定できるコマンドなど、どのようなコマンドであってもよい。なお、シンボル1402は、ウィンドウ1400を閉じる指示を与えることができるボタンである。
図4(b)のウィンドウ1450は、ウィンドウ1400の幅L1をL2に小さくしたウィンドウを示している。このように、ウィンドウ1450の幅をL2まで小さくすると、ウィンドウ1400に表示されていたコマンドカテゴリのメニュー1403とコマンドのリスト1404の両者を表示させることが難しくなる。両者の幅を均等に小さくすると、メニュー1403及びコマンドリスト1404の両者の表示が表示しにくくなってしまう。このため、メニュー1403及びコマンドリスト1404の両者の表示の幅を小さくして表示することは、ユーザにとって分かりにくいGUIとなってしまう。このため、ウィンドウ1450では、コマンドカテゴリのメニュー1403の表示を消している。その代わりに、プルダウンメニューが表示されるプルダウンメニューボタン1457又はコマンドカテゴリの表示がクリックされることによりラウンドロビン形式で選択できる切替キー(1455、1456)が表示されるようにしてもよい。これらの表示形式及び類似の表示形式を総称して、本実施形態1では「複数の状態が順に入れ替わる形式のメニュー」と呼ぶ。
図4(b)では、ウィンドウ1450が幅L2まで小さくなっても、最下位の階層2のコマンドリスト1404は、そのまま表示されていることが望ましい。このように、最下位の階層2のコマンドリスト1404が表示されていることで、オペレータは、コマンドの操作を行うことがより容易にできる。コマンドリスト1404の表示が消失してしまうことを避けることで、オペレータが再度、階層2のレベルのコマンドを表示させる手間のかかる操作を強いることを避けることができる。
図5は、実施形態1のウィンドウの幅を狭めた際のGUIの挙動の例を示した図である。図5(a)のウィンドウ1552では、プルダウンメニューボタン1457が、マウスのカーソル1572によりクリックされた様子を示している。プルダウンメニュー1574に、階層1のレベルのコマンドカテゴリが表示される。ウィンドウ1552には、コマンドカテゴリAAAの階層2のレベルのコマンドが表示されているため、コマンドカテゴリAAAが反転表示されている。このときに、マウスカーソル1458によりコマンドカテゴリCCCがクリックされたと仮定する。
図5(c)は、その直後のウィンドウ1556の状態を示している。ウィンドウ1556には、コマンドカテゴリCCCの階層2のレベルのコマンドリスト1504が表示されている。図5(c)のウィンドウ1556において、再度プルダウンメニューを表示させてコマンドカテゴリAAAを選択すれば、図5(a)のウィンドウ1552の状態に戻る。
図5(b)は、切替キー1455をマウスカーソル1576によってクリックする直前のウィンドウ1554の状態を示している。切替キー1455をマウスカーソル1576によって、例えば2回クリックすれば、コマンドカテゴリCCCがプルダウンメニューボタン1557に表示され、図5(c)のウィンドウ1556の状態に遷移する。図5(c)において、ウィンドウ1556の切替キー1456を2回クリックすれば、図5(b)のウィンドウ1554の状態に戻ることとなる。
このように、図5では、ウィンドウ1552の幅が小さくなっていても、プルダウンメニュー1574、或いは切替キー1455又は切替キー1456をオペレータが用いることによって、所望の階層2のレベルのコマンドを容易に表示させることができる。
図6は、実施形態1のウィンドウの高さを変更した場合の例を示した図である。図6(a)において、ウィンドウ1400の高さはH1である。図6(b)では、ウィンドウ1601の高さが短くなりH2となっている。この場合、コマンドカテゴリAAAの全ての階層2のコマンドが表示できない状態となる。
この場合には、メニュー1603の表示のうち、コマンドカテゴリAAAの表示を分割したサブコマンドカテゴリAAA1及びサブコマンドカテゴリAAA2が表示されるようにしてもよい(以下、分割されたコマンドカテゴリ(例えばAAA1、AAA2など)を、「サブコマンドカテゴリ」と称す)。そして、コマンドリスト1604には、サブコマンドカテゴリAAA1に属する階層2のレベルのコマンドが表示され、コマンドカテゴリAAAに属する階層2のレベルのコマンドのうち、表示が消されたコマンドa11は、サブコマンドカテゴリAAA2に属するようにさせる。この場合に、メニュー1603には、サブコマンドカテゴリAAA1がハイライトするようにして、コマンドリスト1604の表示がサブコマンドカテゴリAAA1の階層2のコマンドが表示されていることをオペレータに知らせるようにしてもよい。また、コマンドカテゴリAAAの表示がサブコマンドカテゴリに分割されると同時または個別に、例えばコマンドカテゴリCCCなどをサブコマンドカテゴリに分割してもよい。
上述のように、メニュー1603の表示のうち、コマンドカテゴリAAAの表示を分割したサブコマンドカテゴリAAA1及びAAA2を、サブコマンドカテゴリとしての階層2として表示してもよい。
図6(c)では、更にウィンドウ1602の高さが短くなり、H3となっている。このため、コマンドカテゴリAAAの階層2のレベルのコマンドが、より少なく表示されるようにしてもよい。
図6(d)に示すように、サブコマンドカテゴリAAA1ではなく、サブコマンドカテゴリAAA2をハイライトさせて、サブコマンドカテゴリAAA2の階層2のレベルのコマンドをコマンドリスト1616に表示させてもよい。サブコマンドカテゴリAAA1及びサブコマンドカテゴリAAA2のうちいずれのサブコマンドカテゴリに属するコマンドを優先的に表示の対象とするかは、予め定めておけばよい。或いは、サブコマンドカテゴリAAA1が選択状態のときに、ポインティングデバイスなどで、ユーザによってサブコマンドカテゴリAAA2が選択された場合には、サブコマンドカテゴリAAA2に属するコマンドがコマンドリスト1616に表示されるようにしてもよい。
また、階層1におけるコマンドカテゴリAAAをサブコマンドカテゴリAAA1とサブコマンドカテゴリAAA2に分割するには、コマンドリストのうちウィンドウに収まるところまでをサブコマンドカテゴリAAA1とし、残りをサブコマンドカテゴリAAA2に分割すればよい。
あるいは、階層1におけるコマンドカテゴリAAAをサブコマンドカテゴリAAA1とサブコマンドカテゴリAAA2に分割することは、予め、メモリに記憶してもよい。なお、他のコマンドカテゴリについても、分割して表示するサブコマンドカテゴリがある場合には、サブコマンドカテゴリに分割する旨を上記と同様に、予めメモリに記憶させておけばよい。
なお、コマンドカテゴリをサブコマンドカテゴリに分割しないこととしたコマンドカテゴリについては、ウィンドウの縦の長さが短くなって、コマンドカテゴリに属するコマンドが表示できないこととならないように対処することが望ましい。その対処の例としては、ウィンドウの縦の長さの最小値をあらかじめ定めておいて、分割しないコマンドカテゴリに属するコマンドがすべて表示されるようにしてもよい。或いは、コマンドの一部が表示できないこととなった場合には、スライドバー(1622,1623,1624)と同様のスライドバーをコマンドリスト1614などに表示させるようにしてもよい。
以上のように、ウィンドウの縦の長さが短くなって、コマンドリストに表示しきれなくなった場合には、適宜、メニューに表示されるコマンドカテゴリをサブコマンドカテゴリに分割することで、最下位の階層(階層2)のレベルのコマンドの表示の数を減少させることができる。オペレータは、ウィンドウの大きさに応じて、サブコマンドカテゴリが表示されたメニューを見ることができる。また、ウィンドウが小さくなっても、隠れて見えなくなってしまうコマンドがなく、かつ所望のコマンドが表示されるように適切なコマンドカテゴリ(又はサブコマンドカテゴリ)を選択することができる。このようにして、オペレータにわかりやすく、かつ選択しやすいコマンド表示が行える。
なお、ウィンドウの大きさは、画素数又は表示画面における寸法などで定義され得る。
また、図6(c)では、メニュー1613に全てのコマンドカテゴリが表示できなくなり、かつ、サブコマンドカテゴリAAA1の表示できるコマンドの数が減った例を示している。この場合には、メニューに、スライドバー(1622,1623,1624)を表示させることで、オペレータが所望の部分のメニューを表示させる指示が行えるようにしてもよい。そして、サブコマンドカテゴリAAA1に対応させて表示できなくなったコマンドa8乃至コマンドa11を、サブコマンドカテゴリAAA2に属するようにさせてもよい。
図6(d)は、サブコマンドカテゴリAAA2が、オペレータにより選択された例を示している。コマンドリスト1616には、サブコマンドカテゴリAAA2に属するコマンドa8乃至コマンドa11が表示されている。
なお、図6(c)の状態において、ウィンドウ1602の高さが長くなった場合には、その高さに応じて、図6(b)のウィンドウ1601又は図6(a)のウィンドウ1400の表示態様に戻すことができる。
以上のようにして、ウィンドウの高さに応じて、適切な数の最下位層(階層2)のコマンドを操作しやすいように表示させることができる。
図7は、実施形態1のウィンドウの高さを変更した場合のコマンドの階層構造の表示の例を示した図である。
図7は、図6において説明したウィンドウの高さにおいて、他のコマンドカテゴリが選択された場合の例を示している。
図7(a)では、メニュー1703で、コマンドカテゴリCCCが選択されハイライトされている。この場合には、コマンドリスト1704には、コマンドカテゴリCCCに属する階層2のレベルのコマンドが表示される。
図7(b)のウィンドウ1601の場合には、コマンドリスト1704には、コマンドカテゴリCCCの階層2のレベルのコマンドが余裕をもって表示されている。しかしながら、図6で説明したように、コマンドカテゴリAAAについては、コマンドリスト1704の高さが短いため、メニュー1713においては、コマンドカテゴリAAAを分割したサブコマンドカテゴリAAA1及びサブコマンドカテゴリAAA2が表示されるようにしてもよい。
図7(c)についても、同様である。また、メニュー1723には、図7(c)の様に、スライドバー(1622,1623,1624)と同様のスライドバーを表示させるようにしてもよい。
図8は、実施形態1のウィンドウの幅及び高さを小さくした場合において、プルダウン形式でコマンドの階層を表示させた例を示した図である。
図8(a)では、高さがH4であり、幅も小さいウィンドウ1800に、コマンドカテゴリCCCの階層2のコマンドがコマンドリスト1806に余裕をもって表示されている。
しかしながら、図6及び図7で示したように、高さH4では、ウィンドウ1800において、コマンドカテゴリAAAの階層2のコマンドの全てが表示できない。
図8(b)では、このため、高さH4に応じて、サブコマンドカテゴリAAA1及びサブコマンドカテゴリAAA2が、プルダウンメニュー1810に表示されるようにしてもよい。
図8(b)では、プルダウンメニュー1810がウィンドウ1800の下方にはみ出している。この場合、プルダウンメニュー1810がウィンドウ1800の下方にはみ出さないように、スライドバー(例えば、図6(c)におけるスライドバー(1622、1623、1624))を表示させて、プルダウンメニュー1810の縦の長さがウィンドウ1800の縦の長さよりも長くならないようにさせてもよい。
図9は、実施形態1の具体的なコマンドが表示された例を示した図である。図9(a)のウィンドウ1850には、コマンドカテゴリが「消去」である場合において、「ベクター消去種類」1860と、「全てのレイヤーを消去の対象とする」1870という2つのコマンドが表示されている。「ベクター消去種類」1860には、ベクター部分消去ボタン1861、交点まで消去するベクター消去ボタン1862、ベクター全体を消去する消去ボタン1863の3つのボタンが表示されている。この3つのボタンは、マウスによるクリックなどで3つのうちのいずれかをオンとすることができるボタンである。たとえば、3つのボタンのうちいずれのボタンがオンとなっているかは、オンとなっているボタンがハイライトするなどの方法で、オペレータが認識できるようにすればよい。
例えば、ベクター部分消去ボタン1861がオンとなっている場合には、そのボタンがハイライトする。この場合には、描画キャンバス上で、例えば消しゴムツールを用いて、ベクターデータにより描かれた線に触れると、触れた部分の線のみが消去される。また、交点まで消去するベクター消去ボタン1862が選択されている場合に、例えば消しゴムツールがベクターデータにより描かれた線に触れると、そのベクターデータのうち、他のベクターデータの線との交点までの線が消去される。また、ベクター全体を消去する消去ボタン1863が選択されている場合に、例えば消しゴムツールがベクターデータにより描かれた線に触れると、そのベクターデータの線全体が消去される。
「全てのレイヤーを消去の対象とする」1870では、例えばマウスのクリックにより、チェック欄1871にチェックを入れたりチェックを外したりすることができる。チェック欄1871にチェックが入っている場合には、消去対象が全てのレイヤーに及ぶこととなる。チェック欄1871にチェックが入っていない場合には、消去対象は、現在アクティブなレイヤーの画像だけになる。
図9(b)は、「消去」と表示された部分1854を例えばマウスのカーソル1889でクリックしたときの状態を示した図である。この場合には、コマンドカテゴリのプルダウンメニュー1880が表示される。プルダウンメニュー1880の「消去」のコマンドカテゴリがハイライトしているのが分かる。
図10は、実施形態1のウィンドウを他の表示装置に移動した際のウィンドウの表示の例を示した図である。メインディスプレイ1910には、アプリケーションウィンドウ1960の中に、作業領域1965が表示されている。さらに、コマンドウィンドウ1961が表示されているため、作業領域1965が見にくくなっている。
携帯端末1920は、メインディスプレイ1910のサブディスプレイとして機能している。オペレータは、コマンドウィンドウ1961をマウスカーソル1950でドラッグして、携帯端末1920のディスプレイ上でマウスカーソル1950をドロップして、コマンドウィンドウ1961を携帯端末に移動させた状態が示されている。
携帯端末1920の表示領域の幅は、メインディスプレイ1910よりも狭いため、コマンドウィンドウ1961の表示の幅が狭く表示されている。このように、表示装置のハードウェアの形状(表示環境)に応じて、コマンドウィンドウ1961の表示態様が適切に調整されることが望ましい。この場合、携帯端末1920の幅に応じて、表示態様が変化しても、最下位層(階層2)のレベルのコマンドの表示が表示態様の前後で維持されるため、オペレータは、階層をたどりながら最下位層のコマンドを探索するなどの不要な作業を行うことなく、作業を続けることができる。
そして、図10のメインディスプレイ1911に示されるように、メインディスプレイ1911に表示される作業領域1965に対してコマンドウィンドウが表示を遮ることもなくなる。このようにして、オペレータに対してコマンドが使いやすく、かつ、アプリケーションの作業領域を十分に確保することが可能となる。
<実施形態2>
図11は、実施形態2で用いるコマンド集合(2)2300の階層構造の例を示した図である。コマンド集合(2)2300の各々のコマンドは、階層的な構造を持つ共通の概念や文字列によって分類され得る。この階層構造は、コマンドの種類によって、階層の深さが異なる。階層0ないし階層3は、コマンドカテゴリを示している。最下位の階層4に、具体的なコマンドが列挙されている。階層に付された番号が小さくなるにしたがって、上位概念のコマンドカテゴリが示されている。なお、図11の階層構造は、一例であって、具体的なアプリケーションプログラムによって、特有の階層構造が形成される。図11では、階層1について、コマンドカテゴリAaaaa、Bbbbb、Cccccについて、下位の階層まで具体的に示されている。以下の説明を単純化しかつ分かりやすくするために、点線で示されているコマンドカテゴリDdddd、Eeeee、Fffffについては、これらの階層構造の記載を省略している点に留意すべきである。
図12は、実施形態2のウィンドウの幅を変更した場合の例を示した図である。図12(a)のウィンドウ2400の横幅はL1である。ウィンドウ2400には、メニュー2403にコマンドカテゴリの階層1のレベルが列挙されて表示されている。メニュー2403のコマンドカテゴリBbbbbがハイライトされている。そして、コマンドカテゴリBbbbbに属する階層4のレベルのコマンドが、コマンドリスト2404に列挙されている。オペレータは、コマンドリスト2404に表示されているコマンドのいずれかを、マウスやスタイラスペンなどのポインティングデバイスで操作することによって、所望のコマンドをプログラムに与えることができる。なお、コマンドは、クリックすることによって指示できるコマンドばかりでなく、スライドバーなどで値が設定できるコマンド、トグル形式でオンオフが設定できるコマンドなど、どのようなコマンドであってもよい。なお、シンボル2402は、ウィンドウ2400を閉じる指示を与えることができるボタンである。
図12(b)のウィンドウ2450は、ウィンドウ2400の幅L1をL2に小さくしたウィンドウを示している。このように、ウィンドウ2450の幅をL2まで小さくすると、ウィンドウ2400に表示されていたコマンドカテゴリのメニュー2403とコマンドのリスト2404の両者を表示させることが難しくなる。両者の幅を均等に小さくすると、メニュー2403及びコマンドリスト2404の両者の表示が表示しにくくなってしまう。このため、メニュー2403及びコマンドリスト2404の両者の表示の幅を小さくして表示することは、ユーザにとって分かりにくいGUIとなってしまう。このため、ウィンドウ2450では、コマンドカテゴリのメニュー2403の表示を消している。その代わりに、プルダウンメニューが表示されるプルダウンメニューボタン2457又はコマンドカテゴリの表示がクリックされることによりラウンドロビン形式で選択できる切替キー(2455、2456)が表示されるようにしてもよい。これらの表示形式及び類似の表示形式を総称して、本実施形態では「複数の状態が順に入れ替わる形式のメニュー」と呼ぶ。
図12(b)では、ウィンドウ2450が幅L2まで小さくなっても、最下位の階層4のコマンドリスト2404は、そのまま表示されていることが望ましい。このように、最下位の階層4のコマンドリスト2404が表示されていることで、オペレータは、コマンドの操作を行うことがより容易にできる。コマンドリスト2404の表示が消失してしまうことを避けることで、オペレータが再度、階層4のコマンドを表示させる手間のかかる操作を強いることを避けることができる。
図13は、実施形態2のウィンドウの幅を狭めた際のGUIの挙動の例を示した図である。図13(a)のウィンドウ2552では、プルダウンメニューボタン2457が、マウスのカーソル2572によりクリックされた様子を示している。プルダウンメニュー2574に、階層1のレベルのコマンドカテゴリが表示される。ウィンドウ2552には、コマンドカテゴリBbbbbの階層4のレベルのコマンドが表示されているため、コマンドカテゴリBbbbbが反転表示されている。このときに、マウスカーソル2458によりコマンドカテゴリCccccがクリックされたと仮定する。
図13(c)は、その直後のウィンドウ2556の状態を示している。ウィンドウ2556には、コマンドカテゴリCccccの階層4のレベルのコマンドリスト2504が表示されている。図13(c)のウィンドウ2556において、再度プルダウンメニューを表示させてコマンドカテゴリBbbbbを選択すれば、図13(a)のウィンドウ2552の状態に戻る。
図13(b)は、切替キー2455をマウスカーソル2576によってクリックする直前のウィンドウ2554の状態を示している。切替キー2455をマウスカーソル2576によってクリックすれば、コマンドカテゴリCccccがプルダウンメニューボタン2557に表示され、図13(c)のウィンドウ2556の状態に遷移する。図13(c)において、ウィンドウ2556の切替キー2456をクリックすれば、図13(b)のウィンドウ2554の状態に戻ることとなる。
このように、図13では、ウィンドウ2552の幅が小さくなっていても、プルダウンメニュー2574、或いは切替キー2455又は切替キー2456をオペレータが用いることによって、所望の階層4のレベルのコマンドを容易に表示させることができる。
図14は、実施形態2のウィンドウの高さを変更した場合の例を示した図である。図14(a)において、ウィンドウ2400の高さはH1である。図14(b)では、ウィンドウ2601の高さが短くなりH2となっている。この場合、コマンドカテゴリBbbbbの全ての階層4のコマンドが表示できない状態となる。
この場合には、メニュー2603の表示のうち、コマンドカテゴリBbbbbの表示を分割したコマンドカテゴリB1及びB2が表示されるようにしてもよい。そして、コマンドリスト2604には、コマンドカテゴリB1に属する階層4のレベルのコマンドが表示され、コマンドカテゴリB2に属する階層4のレベルのコマンドの表示が消されてもよい。この場合に、メニュー2603には、コマンドカテゴリB1がハイライトするようにして、コマンドリスト2604の表示がコマンドカテゴリB1の階層4のコマンドが表示されていることをオペレータに知らせるようにしてもよい。また、コマンドカテゴリBbbbbの表示が分割されると同時または個別に、例えばコマンドカテゴリCccccなどを分割してもよい。
さらに、メニュー2603の表示のうち、コマンドカテゴリBbbbbの表示を分割したコマンドカテゴリB1及びB2を、サブコマンドカテゴリとしての階層2として表示してもよい。
図14(c)では、更にウィンドウ2602の高さが短くなり、H3となっている。このため、コマンドカテゴリB1の階層4のレベルのコマンド全てがコマンドリスト2614に表示できない状態となる。この場合には、コマンドカテゴリB1の構成要素を更に分割してもよい。すなわち、コマンドカテゴリB1の代わりに、コマンドカテゴリB11及びB12を、コマンドカテゴリB2と共にメニュー2613に表示させてもよい。そして、コマンドカテゴリB11をハイライト表示させてもよい。このとき、コマンドリスト2614には、コマンドカテゴリB11の階層4のレベルのコマンドが表示される。なお、コマンドカテゴリB11ではなく、コマンドカテゴリB12をハイライトさせて、コマンドカテゴリB12の階層4のレベルのコマンドをコマンドリスト2614に表示させてもよい。いずれのコマンドカテゴリを優先的に表示の対象とするかは、予め定めておけばよい。
以上のように、ウィンドウの縦の長さが短くなって、メニューに表示しきれなくなった場合には、適宜、メニューに表示されるコマンドカテゴリの階層レベルを下位にシフトさせて、より詳細な階層を表示することで、最下位の階層(階層4)のレベルのコマンドの表示の数を減少させることができる。オペレータは、ウィンドウの大きさに応じて、階層レベルの異なるメニューを見ることができる。また、ウィンドウが小さくなっても、隠れて見えなくなってしまうコマンドがなく、かつ所望のコマンドが表示されるように適切なコマンドカテゴリを選択することができる。このようにして、オペレータにわかりやすく、かつ選択しやすいコマンド表示が行える。
また、図14(c)では、メニュー2613に全てのコマンドカテゴリが表示できなくなった例を示している。この場合には、メニューに、スライドバー(2622,2623,2624)を表示させることで、オペレータが所望の部分のメニューを表示させる指示が行えるようにしてもよい。
なお、図14(c)の状態において、ウィンドウ2602の高さが長くなった場合には、その高さに応じて、図14(b)のウィンドウ2601又は図14(a)のウィンドウ2400の表示態様に戻すことができる。
以上のようにして、ウィンドウの高さに応じて、適切な数の最下位層(階層4)のコマンドを見やすいように表示させることができる。なお、下位の階層のコマンドカテゴリがない場合には、スライドバー(2622,2623,2624)と同様のスライドバーをコマンドリスト2614などに表示させるようにしてもよい。
図15は、実施形態2のウィンドウの高さを変更した場合のコマンドの階層構造の表示の例を示した図である。
図15は、図14において説明したウィンドウの高さにおいて、他のコマンドカテゴリが選択された場合の例を示している。
図15(a)では、メニュー2703で、コマンドカテゴリCccccが選択されハイライトされている。この場合には、コマンドリスト2704には、コマンドカテゴリCccccに属する階層4のレベルのコマンドが表示される。
図15(b)のウィンドウ2601の場合には、コマンドリスト2704には、コマンドカテゴリCccccの階層4のレベルのコマンドが余裕をもって表示されている。しかしながら、図14で説明したように、コマンドカテゴリBbbbbについては、コマンドリスト2704の高さが短いため、メニュー2713においては、階層2のレベルのB1及びB2が表示されるようにしてもよい。
図15(c)についても、同様である。図15(c)のウィンドウ2602のコマンドリスト2704の高さに応じて、メニュー2723には、階層3のレベルのコマンドカテゴリB11とB12と階層2のレベルのコマンドカテゴリB2が表示されるようにしてもよい。また、メニュー2723には、図13(c)と同様に、スライドバー(2622,2623,2624)と同様のスライドバーを表示させるようにしてもよい。
図16は、実施形態2のウィンドウの幅及び高さを小さくした場合において、プルダウン形式でコマンドの階層を表示させた例を示した図である。
図16(a)では、高さがH4であり、幅も小さいウィンドウ2800に、コマンドカテゴリCccccの階層4のコマンドがコマンドリスト2806に余裕をもって表示されている。
しかしながら、図14及び図15で示したように、高さH4では、ウィンドウ2800において、コマンドカテゴリBbbbbの階層4のコマンドの全てが表示できない。
図16(b)では、このため、高さH4に応じて、コマンドカテゴリの階層3のB11とB12、コマンドカテゴリの階層2のB2が、プルダウンメニュー2810に表示されるようにしてもよい。
図16(b)では、プルダウンメニュー2810がウィンドウ2800の下方にはみ出している。この場合、プルダウンメニュー2810がウィンドウ2800の下方にはみ出さないように、スライドバー(例えば、図14(c)におけるスライドバー(2622、2623、2624))を表示させて、プルダウンメニュー2810の縦の長さがウィンドウ2800の縦の長さよりも長くならないようにさせてもよい。
図17は、実施形態2の具体的なコマンドが表示された例を示した図である。図17(a)及び図17(b)のウィンドウ2850には、図9と同様のコマンドが表示されている。なお、図9におけるウィンドウ1850よりも図17のウィンドウ2850は、縦の長さが短くなっている点で両図は異なっている。
図17(a)では、図9と同様に2つのコマンドがウィンドウ2850内に表示されている。
図17(b)は、「消去」と表示された部分1854を例えばマウスのカーソル2889でクリックしたときの状態を示した図である。この場合には、コマンドカテゴリのプルダウンメニュー2880が表示される。図17のウィンドウ2850が、図9のウィンドウよりも縦の長さが短いために、プルダウンメニュー2880にスライドバー(2882、2883、2884)が表示されている。このように、プルダウンメニュー2880がウィンドウ2850の外にはみ出さないようにしてもよい。
また、図17のウィンドウ2850が、図9のウィンドウよりも縦の長さが短いために、図9における「ブラシ形状」1885のコマンドカテゴリよりも下位のコマンドカテゴリである「ブラシ形状1」2886と「ブラシ形状2」2887がプルダウンメニュー2880に表示されるようにしてもよい。
図18は、実施形態2のウィンドウを他の表示装置に移動した際のウィンドウの表示の例を示した図である。メインディスプレイ2910には、アプリケーションウィンドウ2960の中に、作業領域2965が表示されている。さらに、コマンドウィンドウ2961が表示されているため、作業領域2965が見にくくなっている。
携帯端末2920は、メインディスプレイ2910のサブディスプレイとして機能している。オペレータは、コマンドウィンドウ2961をマウスカーソル2950でドラッグして、携帯端末2920のディスプレイ上でマウスカーソル2950をドロップして、コマンドウィンドウ2961を携帯端末に移動させた状態が示されている。
携帯端末2920の表示領域の幅は、メインディスプレイ2910よりも狭いため、コマンドウィンドウ2961の表示の幅が狭く表示されている。このように、表示装置のハードウェアの形状(表示環境)に応じて、コマンドウィンドウ2961の表示態様が適切に調整されることが望ましい。この場合、携帯端末2920の幅に応じて、表示態様が変化しても、最下位層(階層4)のレベルのコマンドの表示が表示態様の前後で維持されるため、オペレータは、階層をたどりながら最下位層のコマンドを探索するなどの不要な作業を行うことなく、作業を続けることができる。
そして、図18のメインディスプレイ2911に示されるように、メインディスプレイ2911に表示される作業領域2965に対してコマンドウィンドウが表示を遮ることもなくなる。このようにして、オペレータに対してコマンドが使いやすく、かつ、アプリケーションの作業領域を十分に確保することが可能となる。
<処理フロー>
以下に、フローチャートを用いて、上記の処理のフローを説明する。
図19は、以上の実施形態1及び2の手順の概要を示した図である。
ステップS3002で、ウィンドウの大きさが検出される。
ステップS3004で、コマンドの複数の階層の各々の表示の態様が決定される。
ステップS3006で、オペレータの指示があれば、その指示が受け取られる。
ステップS3008で、表示の態様及びオペレータの指示に応答して、複数の階層のうちの少なくとも1つが、ウィンドウの内部の領域に詳細表示として表示されるように、表示態様の変化の前後において、詳細表示が表示されているように、表示が制御される。
以上のように処理することによって、ウィンドウ内部に、例えば詳細表示としてコマンドが表示される。そして、表示態様の前後において、その詳細表示であるコマンドが表示されているため、オペレータにとって、コマンドを、階層をたどって選択し直すなどの手間が省けるため、コマンドの使い勝手が向上する。
図20は、表示の態様を決定する手順の例を示した図である。この処理は、コマンドの複数の階層の各々の表示の態様を決定するときに処理される。
ステップS3102で、ウィンドウの大きさが、第1の値より大きいか否かがチェックされる。このチェックがYESであれば、処理はステップS3104に移る。このチェックがNOであれば、処理はステップS3106に移る。
ステップS3104で、所定の階層のコマンドが、プルダウン表示形式又は複数の状態が順に入れ替わる形式のメニューの態様に決定される。
ステップS3106で、所定の階層のコマンドが、リスト形式のメニューの態様に決定される。
以上の処理によって、ウィンドウの大きさに応じたメニューが選択される。
図21は、表示の態様を決定する他の手順の例を示した図である。この処理は、コマンドの複数の階層の各々の表示の態様を決定するときに処理される。
ステップS3202で、ウィンドウの大きさが第2の値より小さいか否かがチェックされる。このチェックがYESであれば処理は、ステップS3204に移る。このチェックがNOであれば、処理はステップS3208に移る。
ステップS3204で、複数の階層のうちの少なくとも1つの階層において、その階層の構成要素の少なくとも1つである第1の構成要素を、その第1の構成要素を分割した複数の第2の構成要素に変更して、態様を決定する。
ステップS3208で、複数の第2の構成要素を第1の構成要素に戻して、態様を決定する。
以上の処理によって、ウィンドウの大きさによって、コマンドの階層の選択が適切に行え、メニューにおけるコマンドの表示数が、ウィンドウの大きさに適合される。
図22は、ウィンドウの大きさを検出する手順の例を示した図である。
ステップS3302で、表示画面の大きさに依存して前記ウィンドウの大きさが変更されたかが、チェックされる。チェック結果がYESであれば、処理は、ステップS3304に移る。チェック結果がNOであれば処理は呼び出し元に戻る。
ステップS3304で、変更されたウィンドウの縦又は横の大きさが検出される。
以上の処理によって、ディスプレイなどの表示装置の表示領域の大きさに依存して、ウィンドウの大きさが検出され、適切なコマンド表示が行える。
図23は、表示を制御する手順の例を示した図である。
ステップS3402で、オペレータによる最下位の前記階層よりも上位の前記階層のコマンドの選択に基づいて、該上位の階層よりも下位の前記階層のコマンドが、前記ウィンドウの内部の領域に表示されるように表示を制御する。
この処理によって、最下位層のコマンドが表示されることを担保できる。最下位層のコマンドは、オペレータが具体的な処理を指示するコマンドであるから、そのコマンドを表示されるようにしておくことが望ましい。
また、ウィンドウの大きさは、画素を単位とする以外に、物理的な長さを単位とすることができる。
10 受取部
12 ウィンドウ形状等制御部
100 コマンド表示装置
104 ウィンドウ形状検出部
106 表示態様決定部
108 コマンド表示制御部

Claims (9)

  1. 表示画面のウィンドウに複数のコマンドが表示されるグラフィカルユーザインタフェースを備えるコンピュータにおける前記複数のコマンドの表示方法であって、前記複数のコマンドは複数の階層を持ち、
    前記ウィンドウの縦又は横の大きさを検出するステップと、
    検出された前記大きさに応答して、前記複数の階層の各々のコマンドが選択されるメニューの表示形式を決定するステップと、
    決定された前記メニューの表示形式又はオペレータの指示に応答して、前記複数の階層の各々のコマンドの表示を制御するステップであって、
    前記複数の階層のうちの第1の階層のコマンドが、前記ウィンドウの内部の領域にリストで表示されるように制御し、
    前記第1の階層は、前記複数の階層のうち前記メニューの表示形式が変化する階層の少なくとも1つの階層より下位の階層であって、
    前記メニューの表示形式の変化の前後において、前記第1の階層の前記リストが表示されている、
    表示を制御するステップと、
    を有し、
    前記メニューの表示形式を決定するステップは、
    検出された前記大きさが、第1の値より小さい場合に、前記第1の階層よりも上位の階層のコマンドをプルダウン表示形式及び/又は複数の状態が順に入れ替わる形式のメニューの表示形式に決定し、前記第1の値以上の場合に、前記上位の階層のコマンドをリスト形式のメニューの表示形式に決定する、
    コマンドの表示方法。
  2. 表示画面のウィンドウに複数のコマンドが表示されるグラフィカルユーザインタフェースを備えるコンピュータにおける前記複数のコマンドの表示方法であって、前記複数のコマンドは複数の階層を持ち、
    前記ウィンドウの縦又は横の大きさを検出するステップと、
    検出された前記大きさに応答して、前記複数の階層の各々のコマンドが選択されるメニューの表示形式を決定するステップと、
    決定された前記メニューの表示形式又はオペレータの指示に応答して、前記複数の階層の各々のコマンドの表示を制御するステップであって、
    前記複数の階層のうちの第1の階層のコマンドが、前記ウィンドウの内部の領域にリストで表示されるように制御し、
    前記第1の階層は、前記複数の階層のうち前記メニューの表示形式が変化する階層の少なくとも1つの階層より下位の階層であって、
    前記メニューの表示形式の変化の前後において、前記第1の階層の前記リストが表示されている、
    表示を制御するステップと、
    を有し、
    前記メニューの表示形式を決定するステップは、
    検出された前記大きさが、第2の値より小さくなった場合に、
    前記複数の階層のうち前記第1の階層よりも上位の少なくとも1つの階層において、該階層の構成要素の少なくとも1つである第1の構成要素を、該構成要素を分割した複数の第2の構成要素に変更して、前記メニューの表示形式を決定し、
    前記第2の値以上になった場合に、前記複数の第2の構成要素を前記第1の構成要素に戻して、前記メニューの表示形式を決定する、
    コマンドの表示方法。
  3. 前記検出するステップは、
    前記表示画面の大きさに依存して前記ウィンドウの大きさが変更された場合、変更された前記ウィンドウの縦又は横の大きさを検出する、
    請求項1又は2に記載のコマンドの表示方法。
  4. 前記検出するステップは、
    画素数を単位に用いて検出する、
    請求項1ないしのうちいずれか1項に記載のコマンドの表示方法。
  5. 前記制御するステップは、
    オペレータによる最下位の前記階層よりも上位の前記階層のコマンドの選択に基づいて、該上位の階層よりも下位の階層を前記第1の階層と決定する、
    請求項1ないしのうちいずれか1項に記載のコマンドの表示方法。
  6. 前記表示を制御するステップにおいて、
    前記メニューの表示形式の変化の後において、前記第1の階層の変化後のリストの略全てが表示されている、
    請求項1ないしのうちいずれか1項に記載のコマンドの表示方法。
  7. 請求項1ないしのうちいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 表示画面のウィンドウに複数のコマンドが表示されるグラフィカルユーザインタフェースを備えるコンピュータにおける前記複数のコマンドを表示するコマンド表示装置であって、前記複数のコマンドは複数の階層を持ち、
    前記ウィンドウの縦又は横の大きさを検出するウィンドウ形状検出部と、
    検出された前記大きさに応答して、前記複数の階層の各々のコマンドが選択されるメニューの表示形式を決定する表示態様決定部と、
    決定された前記メニューの表示形式又はオペレータの指示に応答して、前記複数の階層の各々のコマンドの表示を制御するコマンド表示制御部であって、前記複数の階層のうちの第1の階層のコマンドが、前記ウィンドウの内部の領域にリストで表示されるように制御し、前記第1の階層は、前記複数の階層のうち前記メニューの表示形式が変化する階層の少なくとも1つの階層より下位の階層であって、前記メニューの表示形式の変化の前後において、前記第1の階層の前記リストが表示されている、コマンド表示制御部と、
    を有し、
    前記表示態様決定部は、
    検出された前記大きさが、第1の値より小さい場合に、前記第1の階層よりも上位の階層のコマンドをプルダウン表示形式及び/又は複数の状態が順に入れ替わる形式のメニューの表示形式に決定し、前記第1の値以上の場合に、前記上位の階層のコマンドをリスト形式のメニューの表示形式に決定する、
    コマンド表示装置。
  9. 表示画面のウィンドウに複数のコマンドが表示されるグラフィカルユーザインタフェースを備えるコンピュータにおける前記複数のコマンドを表示するコマンド表示装置であって、前記複数のコマンドは複数の階層を持ち、
    前記ウィンドウの縦又は横の大きさを検出するウィンドウ形状検出部と、
    検出された前記大きさに応答して、前記複数の階層の各々のコマンドが選択されるメニューの表示形式を決定する表示態様決定部と、
    決定された前記メニューの表示形式又はオペレータの指示に応答して、前記複数の階層の各々のコマンドの表示を制御するコマンド表示制御部であって、前記複数の階層のうちの第1の階層のコマンドが、前記ウィンドウの内部の領域にリストで表示されるように制御し、前記第1の階層は、前記複数の階層のうち前記メニューの表示形式が変化する階層の少なくとも1つの階層より下位の階層であって、前記メニューの表示形式の変化の前後において、前記第1の階層の前記リストが表示されている、コマンド表示制御部と、
    を有し、
    前記表示態様決定部は、
    検出された前記大きさが、第2の値より小さくなった場合に、
    前記複数の階層のうち前記第1の階層よりも上位の少なくとも1つの階層において、該階層の構成要素の少なくとも1つである第1の構成要素を、該構成要素を分割した複数の第2の構成要素に変更して、前記メニューの表示形式を決定し、
    前記第2の値以上になった場合に、前記複数の第2の構成要素を前記第1の構成要素に戻して、前記メニューの表示形式を決定する、
    コマンド表示装置。
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