JP6945463B2 - 回路基板およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板およびその製造方法に関し、特に外部端子と接続される接続端子を備える回路基板およびその製造方法に関する。
プリント基板等の電子回路が配置された回路基板では、当該回路と外部の回路とを接続するための端子部がその表面上に配置されている。従来、回路基板の耐環境性を向上するために、端子部を除く回路基板の表面上を保護膜で覆う技術が知られている。
このような技術に関し、特開昭58−186990号公報、特開2005−260106号公報には、液体材料を回路基板の表面上に部分的に塗布する技術が開示されている。
また、特開2003−086925号広報には、端子部を貫通させるための開口部が予め形成された樹脂フィルムを回路基板の表面に貼り付ける技術が開示されている。
特開昭58−186990号公報 特開2005−260106号公報 特開2003−086925号広報
しかしながら、上記従来技術では、特殊な塗布装置、または回路基板の表面上にマスク部材を形成する、もしくは樹脂フィルムに開口部を形成する等の前処理工程が必須となる。また、上記従来技術では、端子部の形状および回路基板上での配置等に応じて、前処理条件、塗布処理条件または貼り付け処理条件を変更する必要がある。そのため、上記従来技術では、端子部が配置されておりかつ端子部を除く表面に保護膜が配置された回路基板を容易に製造することが困難であった。
本発明の主たる目的は、端子部が配置されておりかつ端子部を除く表面に保護膜が配置された回路基板であって、上記従来技術と比べて容易に製造され得る回路基板およびその製造方法を提供することにある。
本発明に係る回路基板は、第1面を有する基板と、第1面上に配置されている第1部材と、第1面上に配置されており、第1面を平面視したときに第1部材の周囲を囲むように配置されている頂部を有する突出部と、第1面および頂部を覆っており、突出部に囲まれた空間内に開口部が配置されている保護膜とを備える。突出部の頂部の第1面に対する高さは第1部材の第1面に対する高さと比べて高い。保護膜の開口部の第1面に対する高さは、突出部の頂部の第1面に対する高さと比べて低い。
本発明に係る回路基板は、端子部の周囲を囲むように配置されている頂部を有し、かつ頂部の第1面に対する高さが端子部の第1面に対する高さと比べて高い突出部と、突出部に囲まれた空間内に開口部が配置されている保護膜とを備えている。このような保護膜は、フィルム部材の一部を突出部の頂部に接触させた後、フィルム部材の一部よりも内側に位置する第1領域を破断させることにより、容易に形成することができる。つまり、本発明によれば、上記従来技術と比べて容易に製造され得る回路基板およびその製造方法を提供することができる。
実施の形態1に係る回路基板の斜視図である。 図1に示される回路基板の端子部が外部端子と接続された状態を示す断面図である。 図1に示される回路基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 図1に示される回路基板の製造方法において、図3に示される工程後に実施される一工程を示す断面図である。 図1に示される回路基板の製造方法において、図4に示される工程後に実施される一工程を示す断面図である。 実施の形態2に係る回路基板の斜視図である。 図6に示される回路基板の断面図である。 実施の形態3に係る回路基板の断面図である。 実施の形態4に係る回路基板の断面図である。 実施の形態5に係る回路基板の断面図である。 図10に示される回路基板から保護膜を除いた構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
実施の形態1.
<回路基板の構成>
図1および図2に示されるように、実施の形態1に係る回路基板10は、基板1、電子部品2、第1部材としての端子部3、突出部4、および保護膜5を備える。
基板1は例えばプリント基板である。基板1は第1面1Aを有している。電子部品2、端子部3および突出部4は、第1面1A上に配置されている。基板1、電子部品2および端子部3は、回路基板10において図示しない電子回路を構成している。端子部3は、例えば外部端子30と接続されるコネクタとして構成されている。端子部3が外部端子30(図2参照)と接続されることにより、回路基板10の上記電子回路が外部の電子回路と電気的に接続される。端子部3は、例えば端子3Aと、端子3Aを囲むように配置された枠部3Bとを有している。端子3Aを構成する材料は導電性を有している。枠部3Bを構成する材料は例えば電気的絶縁性を有している。
突出部4は、第1面1Aを平面視したときに、端子部3の周囲を囲むように配置されている。突出部4の外形状は、筒状である。突出部4は、第1面1Aと接続されている底部と、第1面1Aに垂直な方向において第1面1Aから最も離れた位置に配置されている頂部4Tとを有している。以下においては、説明の便宜上、上記垂直な方向において第1面1Aに近い側を下方、遠い側を上方とよぶ。突出部4の上記底部および頂部4Tは、第1面1Aを平面視したときに、端子部3の周囲を囲むように配置されている。突出部4の頂部4Tの第1面1Aに対する高さH1は、端子部3の上端部の第1面1Aに対する高さH2と比べて高い。つまり、突出部4は、端子部3よりも、上記垂直な方向において上方に突出している。突出部4の頂部4Tの第1面1Aに対する高さH1は、例えば一定である。端子部3の上端部の第1面1Aに対する高さH2は、例えば一定である。上記端子3Aおよび枠部3Bの少なくともいずれかが端子部3の上端部を成している。
突出部4は、後述する回路基板10の製造方法において、保護膜5となるべきフィルム材の一部が頂部4Tに接触された状態から、フィルム部材の残部と第1面1Aとの間の距離が減じられたときに、該フィルム材の上記一部に囲まれた第1領域R1(図4参照)が端子部3の上端部に接触する前に、第1領域R1を破断可能なように設けられている。
突出部4および保護膜5は、端子部3と外部端子30との接続を妨げないように設けられている。つまり、突出部4は、端子部3と外部端子30との接続を妨げないように、破断されたフィルム部材を配置可能に設けられている。第1面1Aを平面視したときの頂部4Tの平面形状および寸法は、端子部3の平面形状および寸法に応じて設定される。端子部3の上記平面形状が長方形状である場合、頂部4Tの上記平面形状は例えば長方形状である。頂部4Tの上記平面形状は、例えば端子部3の上記平面形状と相似の関係にあってもよい。
突出部4は、端子部3に面している内周面と、内周面と反対側に位置する外周面とを有している。端子部3の内周面および外周面は、例えば上記垂直な方向に沿って延びるように配置されている。
突出部4を構成する材料は、保護膜5を構成する材料よりも高強度であって後述する回路基板10の製造方法において保護膜5となるフィルム部材5Aを破断し得る材料であればよい。好ましくは、突出部4を構成する材料は、端子部3の機能を阻害しない材料であり、例えば電気的絶縁性を有する材料である。
保護膜5は、ある一定以上伸展した場合に破断する特性を有しているフィルム部材からなる。保護膜5は、第1面1A、突出部4の外周面および突出部4の頂部4Tを覆っている。保護膜5は、突出部4の頂部4T上に配置されており頂部4Tと接触している頂部5Tと、第1面1A上において突出部4の内周面に囲まれた空間内に配置された開口部5Eを有している。開口部5Eは、後述する回路基板10の製造方法において、保護膜5とされるフィルム部材が突出部4によって破断されて形成された、破断面を有している。
開口部5Eは、上記垂直な方向において、頂部4Tと端子部3の上端部との間に配置されている。すなわち、開口部5Eは、頂部4Tよりも下方であって、端子部3の上端部よりも上方に配置されている。開口部5Eの第1面1Aに対する高さH3は、突出部4の頂部4Tの第1面1Aに対する高さH1よりも低い。
保護膜5を構成する材料は、保護膜5が回路基板10を保護する目的に応じて任意に選択され得る。保護膜5による保護目的としては、例えば防水性向上、耐ガス性向上、および電磁シールド性向上等が挙げられる。保護膜5は、例えばこのような保護目的に応じた機能性材料が特定の樹脂に混練されて得られたものであってもよいし、互いに異なる機能性材料からなる複数の層が積層された積層体として構成されていてもよい。
保護膜5は、上記のような保護目的から選択される保護部と、第1面1Aおよび突出部4の頂部4Tとの接着性を高める目的で選択される接着部とが積層して構成されていてもよい。この場合、保護部が、保護膜5の下面、すなわち第1面1Aおよび突出部4の頂部4Tと接触している面を構成している。保護部は、例えばシリコーン樹脂層から成る。
第1面1Aを平面視したときに、保護膜5は、例えば端子部3の枠部3Bと重なるように配置されていてもよい。
<回路基板の製造方法>
回路基板10は、例えば以下の様に製造され得る。まず、電子部品2、端子部3および突出部4が第1面1A上に配置されている基板1が準備される(工程(S10))。基板1、電子部品2、および端子部3は、図示しない電子回路を構成している。端子部3は、外部端子30と接続可能に設けられている。突出部4の上記底部および頂部4Tは、第1面1Aを平面視したときに端子部3の周囲を囲むように配置されている。突出部4の頂部4Tの第1面1Aに対する高さH1が、端子部3の第1面1Aに対する高さH2と比べて高い。突出部4の形状および寸法は、内部に端子部3を収容することができ、かつ後述する工程(S25)においてフィルム部材5Aの第1領域R1を端子部3に接触させることなく破断させるように、端子部3の形状および寸法、ならびにフィルム部材5Aを構成しる材料および厚みに応じて設定されている。
次に、上記基板1の第1面1Aおよび頂部4Tを覆っており、突出部4に囲まれた空間内に開口部5Eが配置された保護膜5が形成される(工程(S20))。保護膜5は、まずフィルム部材として準備され、該フィルム部材が第1面1Aに貼り付けられることにより、形成される。本工程は、フィルム部材を基板等に貼り付ける公知の方法により実施され得るが、例えば真空ラミネート法により実施される。以下では、真空ラミネート法により実施される本工程について説明する。
本工程(S20)では、まず真空ラミネート法を実施するための真空ラミネート装置が準備される(工程(S21))。真空ラミネート装置は、例えば減圧箱20(図3参照)と、図示しない排気部および大気開放弁とを備える。減圧箱20の内部には、基板1および保護膜5とされるフィルム部材5Aを収容可能な空間が設けられている。減圧箱20は、上記内部空間に収容されたフィルム部材5Aを保持する保持部21を含む。保持部21は、保持したフィルム部材5Aによって上記内部空間を第1空間S1と第2空間S2とに仕切るように、設けられている。さらに減圧箱20には、第1空間S1と連通する第1吸排気管22と、第2空間S2と連通する第2吸排気管23とが設けられている。第1吸排気管22および第2吸排気管23の各々は、上記排気部および大気開放弁と接続されている。第1空間S1および第2空間S2は、排気部により大気圧に対して減圧されることができ、また大気開放弁により大気圧に復圧されることができる。
本工程(S20)では、次に、基板1およびフィルム部材5Aが減圧箱20内に配置される(工程(S22))。フィルム部材5Aを構成する材料は、上述した保護膜5を構成し得る限りにおいて任意の材料とされ得るが、例えばアクリル樹脂を含む。フィルム部材5Aの厚みは、突出部4の第1面1Aに対する高さH1、突出部4の頂部4Tの開口面積、および本工程(S20)での処理条件等に応じて適宜設定され得るが、例えば50μm以上500μm以下である。例えば、突出部4の第1面1Aに対する高さH1が20mmであって、突出部4の頂部4Tの開口面積が100mm2である場合、フィルム部材5Aの厚みは150μmとされ得る。
図3に示されるように、フィルム部材5Aが減圧箱20の内部空間を第1空間S1と第2空間S2に仕切るように保持部21に保持され、基板1が減圧箱20の第1空間S1に配置される。このとき、フィルム部材5Aは、例えば張力が印加された状態とされている。また、フィルム部材5Aは、例えば突出部4の頂部4Tに接触していない状態とされている。
本工程(S20)では、次に、第1空間S1および第2空間S2を減圧する(工程(S23))。ここでの減圧では、例えば第1空間S1および第2空間S2の各圧力は等しくされる。次に、第2吸排気管23に接続された大気開放弁が開放されて、第2空間S2のみが大気圧に復圧される(工程(S24))。これにより、減圧された状態が保持されている第1空間S1と第2空間S2との間には圧力差が形成される。フィルム部材5Aは、当該圧力差を受けて伸展して薄くなりながら第1面1A側に移動する。
その後、図4に示されるように、フィルム部材5Aの一部を、突出部4の頂部4Tに接触させる(工程(S25))。これにより、上記第1空間S1は、突出部4内の空間と、突出部4外の空間とに分割される。突出部4内の空間は、フィルム部材5Aにおいて上記一部よりも内側に位置する第1領域R1によって第1空間S1と仕切られている。突出部4外の空間は、フィルム部材5Aにおいて上記一部よりも外側に位置する第2領域R2によって第1空間S1と仕切られている。
その後、図5に示されるように、フィルム部材5Aの上記第1領域R1を破断させ、開口部を形成する(工程(S26))。具体的には、上記接触させる工程(S25)後、第1空間S1と第2空間S2との圧力差が維持されることにより、フィルム部材5Aの上記第1領域R1および上記第2領域R2の各々は、上記圧力差を受けて伸展しながら第1面1A側に移動する。このとき、第1領域R1の第1面1Aに垂直な方向の移動距離に対する第1領域R1の伸展量の比率が、フィルム部材の一部よりも外側に位置する第2領域R2の上記垂直な方向の移動距離に対する第2領域R2の伸展量の比率よりも大きい状態とされている。一方で、頂部4Tと接触したフィルム部材5Aの一部は、頂部4Tとの間の摩擦力によって頂部4Tと接触した状態が保持される。その結果、フィルム部材5Aの上記第1領域R1は、上記圧力差を受けて伸展して薄くされ、端子部3の上端部に接触することなく伸展限界に達して破断に至る。破断により、突出部4内の空間の圧力は第2空間S2の圧力と等しくなり、上記第1領域R1はそれ以上伸展されなくなる。その後、破断された上記第1領域R1はそれ自体の復元力によって収縮し、上記第1領域R1の破断部間の幅は広げられる。これにより、フィルム部材5Aの上記第1領域R1には、端子部3と接続される外部端子30(図2参照)が挿入され得る開口部が形成される。
また、フィルム部材5Aの上記第2領域R2は、上記圧力差を受けて伸展しながら突出部4の外周面および第1面1Aに密着する。
このようにして、フィルム部材5Aから、第1面1Aおよび頂部4Tを覆っており、かつ突出部4に囲まれた空間内に開口部5Eが配置されている保護膜5が形成される。フィルム部材5Aの上記破断部が保護膜5の開口部5Eを形成し、フィルム部材5Aの上記一部が保護膜5の頂部5Tを形成する。
<作用効果>
回路基板10は、第1面1Aを有する基板1と、第1面1A上に配置されており、外部端子30と接続される端子部3と、第1面1A上に配置されており、第1面1Aを平面視したときに端子部3の周囲を囲むように配置されている頂部4Tを有する突出部4と、第1面1Aおよび頂部4Tを覆っており、突出部4に囲まれた空間内に開口部5Eが配置されている保護膜5とを備える。突出部4の頂部4Tの第1面1Aに対する高さH1は端子部3の第1面1Aに対する高さH2と比べて高い。保護膜5の開口部5Eの第1面1Aに対する高さH3は、突出部4の頂部4Tの第1面1Aに対する高さH1と比べて低い。
このような回路基板10において、突出部4は、保護膜5とされるフィルム部材5Aが例えば真空ラミネート法等の従来の貼付技術に基づいて基板1に貼り付けられる際に、フィルム部材5Aのうち第1領域R1のみを破断させ、かつ破断した該第1領域R1を端子部3と外部端子30との接続を妨げないように配置する役割を果たすことができる。その結果、上述のように、回路基板10の製造方法では、突出部4が上記役割を果たすことにより、保護膜5を端子部3と外部端子30との接続を妨げないように配置するための保護膜5または基板1に対する前処理工程が不要とされている。すなわち、回路基板10の製造方法では、上記従来技術においては保護膜を端子部と外部端子との接続を妨げないように配置するために必須とされていた、保護膜を基板に貼り付ける工程前に保護膜に開口部を形成する工程、または保護膜を基板に貼り付ける前に基板にマスク材を形成する工程を実施することなく、保護膜5を端子部3と外部端子30との接続を妨げないように破断しかつ配置することができる。つまり、上記回路基板10は、端子部3が配置されておりかつ端子部3を除く表面に保護膜5が配置されていながらも、上記従来技術と比べて容易に製造され得る。
また、上記従来技術では、端子部と外部端子との接続部が保護膜の外部に配置されるとともに、端子部の周囲に保護膜により覆われていない部分が形成されることを確実に防止することは困難である。その結果、上記従来技術に係る回路基板は、高い耐環境性を有してない。
これに対し、回路基板10では、保護膜5の開口部5Eが突出部4に囲まれた空間内に配置されている。そのため、突出部4の頂部4Tの形状および寸法、ならびに保護膜5の厚み等を適切に設定することにより、図2に示されるように、端子部3が外部端子30と接続されているときに突出部4に囲まれた空間内を保護膜5と外部端子30とで塞ぐことができる。その結果、端子部3と外部端子30との接続部が回路基板10の外部に露出されていないため、回路基板10は従来の回路基板と比べて高い耐環境性を有している。
回路基板10の製造方法は、第1面1A上に外部端子30と接続される端子部3と、第1面1Aを平面視したときに端子部3の周囲を囲むように配置されている頂部4Tを有する突出部4とを含む基板1を準備する工程(S10)と、第1面1Aおよび頂部4Tを覆っており、突出部4に囲まれた空間内に開口部5Eが配置されている保護膜5を形成する工程(S20)とを備える。保護膜5を形成する工程(S20)は、フィルム部材5Aの一部を頂部4Tに接触させる工程(S25)と、接触させる工程(S25)の後に、フィルム部材5Aの上記一部よりも内側に位置する第1領域R1を破断させて、開口部を形成する工程(S26)とを含む。
上述のように、回路基板10の製造方法では、上記工程(S20)において保護膜5とされるフィルム部材5Aが例えば真空ラミネート法等の従来の貼付技術に基づいて基板1に貼り付けられる際に、突出部4が、フィルム部材5Aのうち第1領域R1のみを破断させ、かつ破断した該第1領域R1を端子部3と外部端子30との接続を妨げないように配置する役割を果たすことができる。そのため、回路基板10の製造方法では、上記従来技術においては保護膜を端子部と外部端子との接続を妨げないように配置するために必須とされていた、保護膜を基板に貼り付ける工程前に保護膜に開口部を形成する工程、または保護膜を基板に貼り付ける前に基板にマスク材を形成する工程を実施することなく、保護膜5を端子部3と外部端子30との接続を妨げないように破断しかつ配置することができる。つまり、上記回路基板10の製造方法は、端子部3が配置されておりかつ端子部3を除く表面に保護膜5が配置されている回路基板10を容易に製造することができる。
上記工程(S20)では、第1領域R1の第1面1Aに垂直な方向の移動距離に対する第1領域R1の伸展量の比率が、フィルム部材5Aの一部よりも外側に位置する第2領域R2の上記垂直な方向の移動距離に対する第2領域R2の伸展量の比率よりも大きい状態とされる。
これにより、回路基板10の製造方法によれば、上記工程(S20)において第2領域R2が伸展限界に達するよりも前に第1領域R1が伸展限界に達するため、第1領域R1を確実に破断させることができる。
上記開口部を形成する工程(S26)では、基板1が配置されている第1空間S1が第1空間S1とフィルム部材5Aにより隔てられている第2空間S2よりも負圧とされて、第1領域R1および第2領域R2が第1面1Aに近づけられる。
実施の形態2.
図6および図7に示されるように、実施の形態2に係る回路基板11は、実施の形態1に係る回路基板10と基本的に同様の構成を備えるが、突出部4に替えて突出部6を備えている点で異なる。突出部6は、突出部4と基本的に同様の構成を備えるが、その外周面6Sと第1面1Aとが端子部3側に成す角度が90度未満とされている点で、突出部4と異なる。
突出部6の外周面6Sは、例えば角錐台の側面を成すように設けられている。第1面1Aを平面視したときに、突出部6の頂部6Tは突出部6の底部よりも内側に配置されている。突出部6の内周面と第1面1Aとが端子部3側に成す角度は、例えば突出部6の内周面と第1面1Aとが端子部3側に成す角度以上とされている。突出部6の内周面と第1面1Aとが端子部3側に成す角度は、例えば90度未満とされている。
突出部6の頂部6Tと底部との間に位置する部分の第1面1Aに平行な断面上での外周端部に囲まれた部分の面積は、突出部6の頂部6Tに囲まれた部分の面積よりも大きく設けられており、かつ突出部6の底部に囲まれた部分の面積よりも小さく設けられている。好ましくは、突出部6の頂部6Tと底部との間に位置する部分の第1面1Aに平行な断面上での開口面積は、突出部6の頂部6Tの開口面積よりも大きく設けられており、かつ突出部4の底部の開口面積よりも小さく設けられている。
このような回路基板11は、回路基板10と基本的に同様の構成を備えるため、上記回路基板10と同様に製造されることができる。その結果、回路基板11は、回路基板10と同様の効果を奏することができる。
さらに、回路基板11の製造方法では、フィルム部材5Aの上記第1領域R1を破断させ、開口部を形成する工程(S26)において、フィルム部材5Aの上記第1領域R1の伸展率と上記第2領域R2の伸展率との差を大きくすることができる。ここで、フィルム部材5Aの上記第1領域R1および上記第2領域R2の各伸展率とは、上記垂直な方向における各部分の移動距離に対する、フィルム部材5Aの表面に沿った方向における各部分の伸展量の比率を指す。上記工程(S25)においてフィルム部材5Aにおいて突出部6の頂部6Tと接触された一部は、上記工程(S26)においても頂部6Tと接触された状態が維持される。これにより、上記第2領域R2は突出部6の外周面6Sに沿って伸展するが、第2領域R2の伸展率は上記第2領域R2が下方に移動するにつれて小さくなる。これに対し、上記第1領域R1は突出部6の内周面に囲まれた空間内を伸展するため、第1領域R1の伸展率は上記第1領域R1が下方に移動するにつれて大きくなる。つまり、回路基板11では、フィルム部材5Aの第2領域R2の伸展率が第1領域R1の伸展率よりも小さくされるため、第1領域R1のみが確実に破断し、第2領域R2は伸展限界に達して破断することがより確実に防止されている。
なお、突出部6の上記外周面と第1面1Aとが成す角度は、突出部6の形状および寸法と同様に、内部に端子部3を収容することができ、かつ上記工程(S26)においてフィルム部材5Aの第1領域R1を端子部3に接触させることなく破断させるように、端子部3の形状および寸法、ならびにフィルム部材5Aを構成しる材料および厚みに応じて設定される。
実施の形態3.
図8に示されるように、実施の形態3に係る回路基板12は、実施の形態2に係る回路基板11と基本的に同様の構成を備えるが、突出部6に替えて突出部7を備えている点で異なる。突出部7は、突出部6と基本的に同様の構成を備えるが、突出部7の内周面7Sに対し凸状に配置されている凸部7Pを有している点で、突出部6と異なる。
凸部7Pは、回路基板12の製造方法の上記工程(S26)において、伸展したフィルム部材5Aの上記第1領域R1と接触して、これを破断するように設けられている。凸部7Pは、例えば上記垂直な方向に沿った断面において、鋭角を成している先端部を有している。第1面1Aを平面視したときに、凸部7Pは、例えば端子部3を囲むように環状に配置されている。凸部7Pは、上記垂直な方向において端子部3の上端部よりも上方に配置されている。凸部7Pの第1面1Aに対する高さは、端子部3の上端部の第1面1Aに対する高さH2よりも高い。凸部7Pの第1面1Aに対する高さは、例えば一定である。
このような回路基板12は、回路基板10,11と基本的に同様の構成を備えるため、上記回路基板10と同様に製造されることができる。その結果、回路基板12は、回路基板10,11と同様の効果を奏することができる。
さらに、回路基板12の製造方法の上記工程(S26)では、伸展した上記第1領域R1が凸部7Pに接触して破断する。そのため、保護膜5の開口部5Eの第1面1Aに対する高さは、凸部7Pの第1面1Aに対する高さによって、決定される。その結果、例えばフィルム部材5Aの厚みにバラつきが生じていること等によって、フィルム部材5Aの破断し易さにバラつきが生じるような場合にも、保護膜5の開口部5Eの第1面1Aに対する高さのバラつきを抑制することができる。
なお、突出部7は、上記平面視において環状に配置された凸部7Pを有しているがこれに限られるものではない。突出部7は、例えば上記平面視において互いに間隔を隔てて配置された複数の凸部を有していてもよい。
また、突出部7は、図1に示される突出部4と基本的に同様の構成を備え、突出部の上記垂直な方向に沿って延びるように配置されている内周面に対し凸状に配置されている凸部を有している点で、突出部4と異なるように設けられていてもよい。
実施の形態4.
図9に示されるように、実施の形態4に係る回路基板13は、実施の形態2に係る回路基板11と基本的に同様の構成を備えるが、突出部6に替えて突出部81を備えている点で異なる。突出部81は、突出部6と基本的に同様の構成を備えるが、外部端子と接続される端子部80と一体として構成されている点で、突出部6と異なる。端子部80は端子部3と同様の構成を備えている。端子部80および突出部81は、一体として端子台8を構成している。
このような回路基板13は、回路基板10,11と基本的に同様の構成を備えるため、上記回路基板10と同様に製造されることができる。その結果、回路基板13は、回路基板10,11と同様の効果を奏することができる。さらに、回路基板13は、回路基板10,11,12と比べて、部品点数を削減することができる。
実施の形態5.
図10に示されるように、実施の形態5に係る回路基板14は、実施の形態2に係る回路基板11と基本的に同様の構成を備えるが、突出部6に替えて突出部91を備え、かつ基板1の少なくとも一部を覆う枠部90をさらに備えている点で異なる。突出部91は、突出部6と基本的に同様の構成を備えるが、枠部90と一体として構成されている点で、突出部6と異なる。枠部90および突出部91は、一体として筐体9を構成している。
図11は、筐体9の構成を示す斜視図である。図10および図11に示されるように、筐体9は、例えば基板1と他の部材40とが積層された状態を保持し、またこれらを保護することができるように設けられている。他の部材40は、任意の部材であればよく、例えば放熱部材である。
このような回路基板14は、回路基板10,11と基本的に同様の構成を備えるため、上記回路基板10と同様に製造されることができる。その結果、回路基板14は、回路基板10,11と同様の効果を奏することができる。さらに、回路基板14は、枠部90を備えているため、枠部90による保護作用によってさらに高い耐環境性を有することができる。
なお、突出部91は、端子部3と一体として構成されていてもよい。つまり、枠部90、突出部91、および端子部3が一体として筐体9を構成していてもよい。このような回路基板14は、上述した回路基板13と基本的に同様の構成を備えるため、回路基板13と同様の効果を奏することができる。
<変形例>
回路基板10,11,12,13,14は、第1部材として外部端子と接続される端子部3,80を備えているがこれに限られるものではない。第1部材は、基板1の第1面1A上において保護膜5により被覆されないように配置される任意の部材であればよく、例えば保護膜5により被覆された場合には十分に機能し得ない部材である。第1部材は、例えば外部の部材または雰囲気と直接接続されることで機能するセンサ部であってもよいし、外部の部材と光学的に接続されることで機能するセンサ部であってもよい。また、第1部材は、保護膜5に被覆されることにより信頼性が損なわれるような部品であってもよい。回路基板10,11,12,13,14では、保護膜5が第1部材の機能を阻害することが防止されている。また、回路基板10,11,12,13,14の製造方法によれば、保護膜5が保護すべき部品等を覆いながらも、保護すべき部品等と同一面上に配置された第1部材が保護膜5から露出している回路基板10,11,12,13,14を容易に製造することができる。
回路基板10,11,12,13,14において、保護膜5の開口部5Eは第1部材としての端子部3よりも上方に配置されているが、これに限られるものではない。保護膜5の開口部5Eは、突出部4に囲まれた空間内に配置されている保護膜5が第1部材の機能を阻害しない限りにおいて、第1部材としての端子部3よりも下方に配置されていてもよい。
回路基板10,11,12,13,14において、保護膜5は、熱可塑性を有する材料で構成されていてもよい。この場合、上記工程(S24)の後上記工程(S25)の前に、フィルム部材5Aを加熱してフィルム部材5Aに可塑性を付与すればよい。
回路基板10,11,12,13,14において、突出部4,6,7,81,91の各頂部の平面形状は矩形状に設けられているがこれに限られるものでは無い。突出部4,6,7,81,91の各頂部の平面形状は例えば円形状、楕円形状、または多角形状に設けられていてもよい。突出部4の外周面は、角筒または角錐台の側面を成すように設けられているがこれに限られるものでは無く、円筒、または円錐台の側面を成すように設けられていてもよい。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、上述の実施の形態を様々に変形することも可能である。また、本発明の範囲は上述の実施の形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
1 基板、1A 第1面、2 電子部品、3,80 端子部、3A 端子、3B,90 枠部、4,6,7,81,91 突出部、4T,5T,6T 頂部、5 保護膜、5A フィルム部材、5E 開口部、6S 外周面、7P 凸部、7S 内周面、8 端子台、9 筐体、10,11,12,13,14 回路基板、20 減圧箱、21 保持部、22 第1吸排気管、23 第2吸排気管、30 外部端子。

Claims (9)

  1. 第1面を有する基板と、
    前記第1面上に配置されている第1部材と、
    前記第1面上に配置されており、前記第1面を平面視したときに前記第1部材の周囲を囲むように配置されている頂部を有する突出部と、
    前記第1面および前記頂部を覆っており、前記突出部に囲まれた空間内に開口部が配置されている保護膜とを備え、
    前記突出部の前記頂部の前記第1面に対する高さは前記第1部材の前記第1面に対する高さと比べて高く、
    前記保護膜の前記開口部の前記第1面に対する高さは、前記突出部の前記頂部の前記第1面に対する高さと比べて低い、回路基板。
  2. 前記保護膜の前記開口部の前記第1面に対する高さは、前記第1部材の前記第1面に対する高さと比べて高い、請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記突出部は、前記空間に面している内周面と、前記内周面と反対側に配置されている外周面とを有しており、
    前記保護膜は前記外周面を覆うように配置されており、
    前記外周面は、前記頂部から前記第1面側に近づくにつれて前記第1部材から離れるように配置されている、請求項1または2に記載の回路基板。
  4. 前記突出部は、前記空間に面している内周面と、前記内周面に形成されている凸部とを有している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回路基板。
  5. 前記第1部材および前記突出部が一体として構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の回路基板。
  6. 前記基板の少なくとも一部を覆う枠部をさらに備え、
    前記突出部および前記枠部が一体として構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の回路基板。
  7. 第1面上に、第1部材と、前記第1面を平面視したときに前記第1部材の周囲を囲むように配置されている頂部を有する突出部とを含む基板を準備する工程と、
    前記第1面および前記頂部を覆っており、前記突出部に囲まれた空間内に開口部が配置されている保護膜を形成する工程とを備え、
    前記保護膜を形成する工程は、フィルム部材の一部を前記頂部に接触させる工程と、前記接触させる工程の後に、前記フィルム部材の前記一部よりも内側に位置する第1領域を破断させて、前記開口部を形成する工程とを含む、回路基板の製造方法。
  8. 前記開口部を形成する工程では、前記第1領域が前記第1面に近づけられながら伸展される、請求項7に記載の回路基板の製造方法。
  9. 前記開口部を形成する工程では、前記基板が配置されている第1空間が前記第1空間と前記フィルム部材により隔てられている第2空間よりも負圧とされて、前記第1領域が前記第1面に近づけられる、請求項8に記載の回路基板の製造方法。
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