JP6944991B2 - 乾燥容器 - Google Patents

乾燥容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6944991B2
JP6944991B2 JP2019506140A JP2019506140A JP6944991B2 JP 6944991 B2 JP6944991 B2 JP 6944991B2 JP 2019506140 A JP2019506140 A JP 2019506140A JP 2019506140 A JP2019506140 A JP 2019506140A JP 6944991 B2 JP6944991 B2 JP 6944991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid assembly
lower frame
drying
port
upper frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019506140A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019526030A (ja
JP2019526030A5 (ja
Inventor
アンドレアス・ミュラー
クリストフ・エルディン
Original Assignee
バッヘン・ホールディング・アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バッヘン・ホールディング・アクチエンゲゼルシャフト filed Critical バッヘン・ホールディング・アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2019526030A publication Critical patent/JP2019526030A/ja
Publication of JP2019526030A5 publication Critical patent/JP2019526030A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6944991B2 publication Critical patent/JP6944991B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B5/00Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat
    • F26B5/04Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat by evaporation or sublimation of moisture under reduced pressure, e.g. in a vacuum
    • F26B5/06Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat by evaporation or sublimation of moisture under reduced pressure, e.g. in a vacuum the process involving freezing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/24Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes
    • B65D51/241Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes provided with freeze-drying means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D45/00Clamping or other pressure-applying devices for securing or retaining closure members
    • B65D45/02Clamping or other pressure-applying devices for securing or retaining closure members for applying axial pressure to engage closure with sealing surface
    • B65D45/16Clips, hooks, or clamps which are removable, or which remain connected either with the closure or with the container when the container is open, e.g. C-shaped

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

本発明は、一般に、材料を乾燥させる容器に関する。詳細には、本発明は、乾燥容器の蓋に関する。前記蓋は、i)容器内部の乾燥予定の材料の汚染、およびii)容器から環境へと前記材料の固体および場合により液体が溢流すること、を回避するように、乾燥容器の容器本体の閉鎖を可能にする。本発明は、さらに、容器本体と前記蓋とを含む乾燥容器、および材料の乾燥方法を提供する。本発明の容器および方法は、具体的には、生物学的材料または医薬製品などのバルク材料のフリーズドライに適している。
乾燥は、たとえば食品、化学工業および製薬工業である、多くの工業プロセスにおいて一般的な工程である。スラリー、懸濁液または液体溶液などのバルク材料の乾燥は、一般的に、たとえば平坦な開放トレイである、開放容器内で行われる。これらは、乾燥室内に置かれ、そこにおいて、通常は制御された圧力および温度で、適切な条件下で液体の蒸発が起こる。しかし、そのような開放容器の使用は、乾燥予定の材料の汚染の危険、および環境への前記材料の液体または固体の溢流を引き起こす危険という二重の危険を負うという欠点を有する。したがって、乾燥予定の材料の特性に応じて、乾燥製品の汚染を回避するためにクリーンルーム内で作業をする、および/または乾燥室の広範囲にわたる清浄を実施する必要がある。多くの薬学的活性成分の場合にあるように、材料が危険な場合、乾燥前のその湿潤または液体の状態ならびにその最終乾燥状態における材料の封じ込めは、労働安全にとって必須である。しばしば細かい粉末または埃を形成する乾燥製品の封じ込めは、特に課題である。
上述の論点は、具体的には、フリーズドライまたは凍結乾燥の方法に当てはまる。フリーズドライは、食品または薬学的成分および組成物の安定性および取り扱いを向上させることに幅広く使用されている。プロセスは、乾燥予定の材料を準備することと、凍らせることとを含み、その後に1つまたはそれ以上の乾燥工程がある。一次乾燥工程は、減圧および低温下での水/溶媒の昇華を伴う。二次乾燥工程は、残りの水/溶媒を除去するように、低い圧力状態の下で徐々に加熱することを伴うことができる。材料が曝される状態を制御するために、凍結乾燥容器内の温度および圧力を精確に監視することが好ましい。凍結乾燥の間、減圧下での溶媒の蒸発およびそれに続く乾燥室の換気は、乱流を引き起こし、乾燥製品の細かい固定粒子の溢流を引き起こすことがある。
本発明の目的は、材料の(フリーズ)乾燥のためのフレキシブルであり資源効率的な容器であって、前記材料を汚染から保護すると同時に前記材料の封じ込めを有効にする容器を提供することである。好ましくは、容器は、さらに、凍結乾燥中の乾燥材料のすぐ近くの圧力および温度などのプロセスパラメータの測定を可能にする。
バルク(フリーズ)乾燥のためのいくつかの閉鎖されたまたは閉鎖可能な容器は、従来技術から既知である。
米国意匠特許第D430,939号および米国意匠特許第D425,205号には、Gore(登録商標)Lyoguard(登録商標)として市販されている凍結乾燥容器が記載されている。これは、凍結乾燥トレイを含む。この凍結乾燥トレイは、可撓性の薄いフィルムの底部と、剛性壁部と、トレイの床部の上に位置する充填のためのスパウトとを含む。トレイは、トレイに固定され容器を壊さなければ取り外すことができない疎水性膜が上に載っている。
米国特許第6,517,526号には、可撓性床部と、少なくとも1つの流体ポートと、疎水性膜を組み込んだルーフとを含むトレイを含む、類似の密閉凍結乾燥容器が教示されている。
米国特許第5,309,649号には、疎水性かつ多孔質であり、微生物不透過性である、水蒸気透過性の膜によって耐密に閉鎖された、合成樹脂から作られた凍結乾燥トレイが記載されている。
EP2157387には、プラスチックトレイと、水蒸気透過性の膜と、凍結乾燥トレイ内に乾燥材料を収納することを可能にする追加のスナップ式の蓋とを含む、非常に類似した容器が記載されている。
上述の凍結乾燥容器の各々は、単回使用のために設計されており、したがって、資源消費的である。さらに、乾燥材料を回収するために容器を切り開くことは、乾燥製品への破片の導入の危険を負う。トレイが合成樹脂から作られているので、乾燥予定の材料中に存在する溶媒に応じて、浸出可能物および抽出可能物が問題となることがある。容器本体および膜の材料の選択および独立した組み合わせを可能にする、より経済的かつフレキシブルな凍結乾燥容器が必要とされる。さらに、閉鎖された凍結乾燥容器の搬出を改善する必要がある。
米国特許出願公開第2008/0256822号には、容器本体と、容器本体に着脱可能に取り付けられたカバーとを含む、フリーズドライ物をフリーズドライし収容するための容器が開示されている。無孔質透湿性フィルムは、カバーの少なくとも一部分上に配置されている。この文献には、O−リングまたは類似の封止部材の使用が教示されているが、他には、容器本体とカバーとの間の耐密な閉鎖の達成方法については言及されていない。さらに、そのような弾性封止要素は、摩耗しやすく、清浄が難しい。
米国特許第9,278,790号には、凍結乾燥器トレイを覆って封止するための蓋アセンブリが開示されている。アセンブリは、凍結乾燥器トレイのリップの周りを封止するように配置可能な第1の蓋と、第1の蓋の上部に位置する第2の蓋と、これらの蓋の間のろ紙とを含む。第1の蓋は、ろ紙および第2の蓋によって覆われる開口部を含む。第2の蓋は、第1の蓋の開口部の上部に位置する孔を含む。ストッパは、その孔に挿入され、乾燥後にトレイの内容物を湿気から守ることができる。膜の面積は、トレイの表面積に比べて小さく、したがって溶媒の蒸発を妨げ、その結果、容器内の蒸気圧が高くなる。これは、凍結乾燥結果の不均一性ならびに蓋の持ち上がりによる漏れを引き起こす恐れがあり、また製品のメルトバック(melt−back)を回避するために凍結乾燥サイクルを遅くする必要性を生じさせるので、望ましくない。蓋アセンブリは、任意の締結手段なしにトレイの上にただ載っていると考えられ、その重さにより凍結乾燥器トレイの閉鎖が保たれている。
簡単に開けられるがその閉鎖状態において埃に対する耐密な封止を提供する、面積の大きな膜を含む、頑丈で、多目的であり再使用可能な凍結乾燥容器が必要とされている。好ましくは、そのような容器は、乾燥中の、たとえば容器内の圧力および温度である、プロセスパラメータの最適な選択およびオンラインでの監視が可能であるべきである。さらに、容器は、好ましくは、適正製造基準(GMP)の要件に適用可能であるべきである。GMP環境での使用の場合、容器は、あらゆる浸出可能物または抽出可能物を放出してはならず、また、再使用可能部材の効果的な清浄を可能にすべきである。本発明の乾燥容器は、これらの必要性を解決する。
発明の開示
乾燥容器の蓋アセンブリが提案される。蓋アセンブリは、下側フレームF1と、上側フレームF2と、締結手段と、2つのフレームの間に位置し蓋の上壁の一部を形成する蒸気透過性シートとを含む。シートは、液体不透過性であることが好ましい。下側フレームF1および上側フレームF2は、それぞれ、ベース領域と少なくとも1つの側壁とを有する開いた箱として形作られる。下側フレームF1および上側フレームF2は、好ましくは均一な幅の外周溝が形成されるように配置され、溝の外側側壁は、上側フレームF2の側壁によって形成され、溝の内側側壁は、下側フレームF1の側壁によって形成され、溝の上壁は、上側フレームF2の幅広リムによって形成される。下側フレームF1および上側フレームF2は、それらのそれぞれのベース領域内に少なくとも1つの開口部をそれぞれ含み、下側フレームF1の少なくとも1つの開口部は、上側フレームF2の少なくとも1つの開口部に少なくとも部分的に重なり合う。シートは、下側フレームF1の少なくとも1つの開口部を覆い、さらに、溝の上壁の少なくとも一部を覆う。シートは、溝の上壁全体を覆うことが好ましい。下側フレームF1、シートおよび上側フレームF2同士が位置合わせされ、締結手段によって一緒に保持される。
上側および下側のフレームは、シートと協働して、蓋アセンブリが容器本体上に置かれたときの容器の耐密な封止に影響を与える。シートは、溝上壁の少なくとも一部を覆い、追加の封止が含まれなくても済むように、ガスケットのような効果を提供する。蓋アセンブリの溝は、容器本体の側壁との相対的に広い接触面を提供し、可逆的な締結手段によってそれに固定される。本発明の蓋アセンブリは、耐密な封止を提供し、任意のエラストマー封止要素の必要性をなくすことが分かった。溝の幅は、容器本体の口部が溝内に係合することができるように選ばれる。好ましくは、溝の幅は、0.5〜5cm、より好ましくは0.5〜2cmから選ばれる。
場合により、蓋アセンブリは、シートと上側フレームF2との間に挿入することができる追加の外周平坦封止部を含むことができる。別法として、またはそれに加えて、平坦な外周平坦封止部を、シートと下側フレームF1との間および/またはシートと容器本体の口部との間に挿入することもできる。
下側フレームF1および/または上側フレームF2の開いた箱形は、平板を折り曲げることによって得ることができる。たとえば、隣接フラップを含む矩形ベース領域は、平板から切り出すことができ、側壁は、フラップがベース領域に対して実質的に90°の角度になるように、フラップを折り曲げることによって得られる。
下側フレームF1および/または上側フレームF2の開いた箱形は、好ましくは、側壁内、特に側壁のうちの2つが交わる位置に間隙を含むことができる。そのような間隙は、開いた箱形が折り曲げによって得られる場合にでき得る。間隙は、側壁のうちの2つを形成する2つの隣接フラップ同士の間にある。場合により、間隙は、たとえば溶接によって閉じることもできる。間隙がある場合、フレームF1およびF2は、より曲がりやすくなり、留められた容器本体の形状により良好に追従することができるようになる。
あるいは、開いた箱形は、たとえば、成形または深絞りによって得ることもできる。
開いた箱形の側壁の高さは、溝の深さを画成する。下側フレームF1および/または上側フレームF2の側壁の高さは、0.5〜3cmの範囲内から選ばれることが好ましい。
シートは、下側フレームF1と上側フレームF2との間で保持される。下側フレームF1および上側フレームF2は、締結手段によって一緒に保持される。シートを交換可能にするために、2つのフレーム同士の間の連結は解放可能であることが好ましい。締結手段を用いて、下側フレームF1、シートおよび上側フレームF2を互いに位置合わせしてしっかりと互いに押し付けられた状態で保つことが好ましい。あらゆるタイプのねじ、クランプ、磁気または他の締結手段をこの目的のために使用することができる。
好ましくは、締結手段は、下側フレームF1に取り付けられシートの孔および上側フレームF2の孔を通って延びるねじ付きロッドと、上側フレームF2およびシートを下側フレームF1へと押し付けるように前記ねじ付きロッドに螺着されたねじナットとを含む。シートを交換するために、ナットをねじ付きロッドから緩めて取り、上側フレームF2を取り外す。古いシートを除去して新しいシートと交換する。その後、上側フレームF2を下側フレームF1へと戻し、ねじ付きロッドに螺着されるナットによって固定する。
蓋アセンブリは、多少の可撓性を有するように設計することができ、それによって、たとえば凍結乾燥トレイ内を観察できるように容器本体の多少の歪みの調節が可能になる。好ましくは、蓋アセンブリは、押圧力が蓋アセンブリに加えられたときに乾燥容器の口部の上部に蓋アセンブリが耐密に適合するように、可撓性を有する。
押圧力は、クランプ、ねじ、および磁気締結手段などの、蓋アセンブリに容器本体を可逆的に取り付けるための1つまたはそれ以上の締結手段によって加えられる。前記締結手段は、数を変えて使用することができ、容器本体に沿った可変の位置で使用することができる。
上側フレームF2ならびに下側フレームF1は両方とも幅広リムを含むことが好ましい。幅広リムの幅は、0.5cm〜12cmであることが好ましい。下側フレームF1および上側フレームF2の幅広リムは、少なくとも部分的に重なり合い、2つのフレーム同士の間のシートをしっかりと保持するクランプとして働く。シートをしっかりと保持するために、2つの幅広リムによって形成される重なり合い領域の幅は、好ましくは0.5〜10cm、より好ましくは1〜10cm、最も好ましくは2〜7cmであることが好ましい。
提案の蓋アセンブリを用いて覆われる材料の効果的なフリーズドライのため、乾燥プロセスの間のシートの露出領域は可能な限り大きくなければならない。シートの大きな露出領域は、蒸気/溶媒の効果的な移動を有効にするために重要であり、それによって乾燥室内に比べて乾燥容器内の蒸気/溶媒圧力が高くなることが回避される。シートの露出領域は、シートの、下側フレームF1または上側フレームF2のどちらにも直接接触しない領域である。シートの露出領域は、通常は、乾燥の状態と、乾燥プロセス前後の状態との間で変わることに留意されたい:乾燥プロセスの間、容器内の圧力は、通常、溶媒の蒸発により、外部よりも若干高くなる。これは、典型的には、一種のシートの外側への膨隆を引き起こし、それによってシートと下側フレームF1との間の接触面積が最小になる。
下側フレームF1は、幅広リムと、下側フレームF1のベース領域の少なくとも1つの開口部とを含むことが好ましい。前記開口部は、リムによって取り囲まれた単一開口部、または、リムが複数の開口部を取り囲んでいる複数の開口部、または、リムに孔がない複数の孔、として形成される。同様に、上側フレームF2のベース領域の少なくとも1つの開口部は、リムによって取り囲まれた単一開口部、または、リムが複数の開口部を取り囲んでいる複数の開口部、として形成されることが好ましい。
シートの大きな露出領域をもたらすために、単一開口部のサイズ、または複数の開口部および/もしくは孔を合わせたサイズを可能な限り大きく選択することが好ましい。最大面積は、本質的に、下側フレームF1および上側フレームF2それぞれの全ベース面積に値する単一開口部によってもたらされる。しかし、特に大きな容器の場合、シートが凍結乾燥容器の内容物に接触しないようにするために、シートは、支持のない大きな領域にわたって広がるべきではない。同様に、支持体は、凍結乾燥室の上側壁にシートが接触することを回避するためにシートの外側への膨隆を制限するために設けられるべきである。したがって、複数の開口部を少なくとも下側フレームF1に配置することが好ましい。これは、シートを支持する支持グリッドまたは支持ブレースの配置を可能にする。乾燥の状態でのシートの露出領域が最大になるように支持グリッドまたは支持ブレースを配置することが好ましい。そのような配置の一例は、図3に示されている。
さらに、特にシートが導電性ではない場合、爆発性の溶媒の制御のない蒸発を最小に抑え、静電放電を防ぐ必要があることがある。静電放電を良好に防止するために、ベース領域に均等に分散された複数の孔を有する導電性材料から作られた下側フレームF1を使用することが好ましい。乾燥前、シートは下側フレームF1に接触しているので、シートの露出領域は小さく、したがって溶媒の蒸発は最小になる:蒸発は、下側フレームF1のベース領域内にある孔のうちの1つの上部に位置するシートのこれらのポアを通してのみ起こり得る。しかし、(フリーズ)乾燥の状態において、真空が乾燥容器の外側から加えられシートが外側に膨隆すると、シートの露出領域は著しく増大し、それによって効果的な溶媒除去が有効になる。本発明のこの実施形態の一例は、図4に示されている。下側フレームF1のベース領域における孔のサイズおよび数は、(フリーズ)乾燥の状態において、シートの両側の圧力差が、下側フレームF1の両側の圧力差よりも大きくなるように選ぶことが好ましい。これは、たとえば下側フレームF1のベース領域内の孔の総面積(=孔の面積の合計)が、シートのポアの総面積(=ポアの面積の合計)の少なくとも3倍の場合、達成することができる。各孔は、たとえば直径5〜50mmである、本質的に同じ直径を有することができ、孔の間の材料は、導電体の密な網目構造をもたらすことが好ましい。
好ましくは、下側フレームF1および/または上側フレームF2は、金属から作られる。特に適当な材料は、ステンレス鋼である。
原理上は、あらゆる蒸気透過性シートを本発明に用いることができる。上述したように、シートは、乾燥プロセス中の液体の蒸発を可能にするために、蒸気透過性でなければならない。所与のシートの透過率は、異なる溶媒蒸気ごとに異なってよい。膜間差圧200Paにおける1分間あたりおよび単位膜面積dmあたり、少なくとも10l、好ましくは少なくとも50lの空気の通過(>10lair/min/dm、好ましくは>50lair/min/dm)を可能にするシートが、水/溶媒蒸気の効果的な通過を有効にするという点で、本発明での使用に特に適していることが分かった。したがって、好ましい蒸気透過性シートは、膜間差圧200Paにおける1分間あたりおよび単位膜面積dmあたり、少なくとも10l、より好ましくは少なくとも50lの空気の通過(>10lair/min/dm、好ましくは>50lair/min/dm)を可能にする。
蓋の上壁の一部を形成する、したがって容器の内容物を周囲から隔てるシートは、粒子状物質、また、場合により液体に対するバリアをもたらすことになる。本発明の文脈において、「粒子状物質および/または液体に対するバリアをもたらす」とは、固体および/または液体材料が少なくとも部分的に含有されることを意味する。任意のシートは、そのシート構造および蓋アセンブリ内におけるその位置により、そうすることになる。
粒子状物質、具体的には空中浮遊粒子状物質は、乾燥またはフリーズドライ中に現れることがある。シートは、乾燥またはフリーズドライプロセス中、すなわち、乾燥工程、ならびに乾燥室の換気および材料の再懸濁のような次の工程の間に出現する粒子に対して本質的に不透過性であるように、構築されることが好ましい。したがって、一実施形態において、乾燥またはフリーズドライプロセス中に出現する空中浮遊固体粒子に対するバリアを提供する蒸気透過性シートが使用される。典型的には、そのように出現する粒子の平均サイズは、収束ビーム反射測定(FBRM)技術によって測定すると1μm〜100μmである。しかし、粒子サイズは、特定の乾燥製品および乾燥プロトコルに応じて、より大きいまたはより小さいことがある。
実際、シートは、一般的に、本発明による所与の乾燥容器を用いた特定の乾燥プロセスについて特定の封じ込めレベルが達成されるように選択される。シートは、乾燥室の空気中の乾燥材料の質量濃度が、最大に使用される乾燥予定の材料の装填による乾燥プロセスの完了後の特定の値を下回るように選択される。必要な封じ込めレベルは、乾燥予定の材料の性質に応じて決まる。典型的な値は、たとえば、0.05μg/m未満、0.1μg/m未満、1μg/m未満、および10μg/m未満から選択される。したがって、好ましい一実施形態では、必要なレベルにおける乾燥材料の封じ込めを可能にする蒸気透過性シートが使用される。たとえば、乾燥室の空気中のその最大濃度が、10μg/m未満、1μg/m未満、0.1μg/m未満、または0.05μg/m未満であるような乾燥材料の封じ込めを可能にする蒸気透過性シートを使用することができる。当業者は、彼/彼女の特定の目的のために適切なシートを選択するために、慣例的に、様々なシート材料での試験を行うことになる。そのような試験は、たとえば、実施例1および実施例2で述べるように行うことができる。
乾燥予定のサンプルの液体成分に関して撥液性である、すなわちシートの表面が前記液体によって濡れないまたはそれが染み込まない、蒸気透過性シートの使用が好ましい。たとえば、乾燥予定のサンプルが水溶液または懸濁液の場合、非極性表面の(たとえば、PTFE製)シートは、撥液性である:水は、そのような表面を濡らさないが、垂れ、したがって飛び散りによって引き起こされる液体のこぼれたものの収容の助けとなる。同様に、有機溶媒をはじく蒸気透過性シートが同様に市販されている。
特定用途に応じて、上記に詳述したようなシートのバリア機能だけでなく、追加の判断基準もシートの選択を左右することがある。たとえば、シートは化学的に安定しており、抽出可能物および浸出可能物を解放せず、特定の環境での使用が認定されていることが望まれることがある。
シートは、a)微孔質膜、b)無孔質の透湿性フィルム、およびc)ろ紙から選択されることが好ましい。適当な微孔質膜は、たとえば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、延伸PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)またはPET(ポリエチレンテレフタレート)、およびこれらを含む複合材料から選択される材料から作ることができる。複合材料は、膜層と支持層とを含むことができる。好ましくは、膜のポアサイズは、0.2〜100マイクロメートル、より好ましくは1〜25マイクロメートル、最も好ましくは1〜7マイクロメートルの範囲内である。適当な無孔質透湿性フィルムは、たとえば、DuPont(商標)Hytrel(登録商標)のような1つまたはそれ以上のコポリエーテルエステルエラストマーから選択することができる。本明細書で使用されるような表現「無孔質」とは、倍率10,000の電子顕微鏡を用いた実験による評価においてフィルムの両側に貫通ポアがないことを示す。紙のようなTyvek(登録商標)などの微孔質フィルタも同様に適当である。特に好ましい実施形態において、シートは、ポアサイズ1〜2μmのPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)膜、またはポアサイズ7μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)膜である。
シートは、外周溝内にシートの二重層を形成するようにシートの縁が折り返されるように配置されることが好ましい。シートを折り返して二重層を形成することによって、シートのガスケットのような効果が促進される。
蓋アセンブリは、少なくとも1つのポートをさらに含むことができる。
ポートは、下側フレームF1のポート開口部および/または上側フレームF2のポート開口部と、シートの開口部とを有する固定ポートであって、ポート開口部およびシートの開口部は、互いに位置合わせされ、下側フレームF1または上側フレームF2上に配置されたコネクタによって囲繞される、固定ポートのように構成される。コネクタは、たとえば溶接によって下側フレームF1または上側フレームF2に固定される。ポートは、使用されないときは、コネクタに取り付けられるキャップによって覆われる。
あるいは、ポートは、下側フレームF1のポート開口部および/または上側フレームF2のポート開口部を有する可動ポートであって、ポート開口部は、ポートの使用前に互いに位置合わせされシートによって覆われる、可動ポートのように構成される。
可動ポートは、必要に応じたポートの配置の可能性を提供する。ポートが必要ない場合、シートは、下側フレームF1および/または上側フレームF2の開口部を覆うので、さらなるキャップを必要としない。可動ポートを使用するために、シートは、蓋アセンブリの貫通口を設けるように切断され、貫通孔とフランジ様下端とを有するねじ付きニップルが、フランジ様構造がそれぞれのフレームに当接するように開口部の中に押し込まれる。そしてニップルは、たとえばキャップナットをニップルに螺着することによって、固定される。可動ポートは、使用しないとき、キャップをニップルに取り付けることによって閉じることができる。
一実施形態において、可動および/または固定ポートは、フレームのリムに対して押し下げられたフレームの領域内に位置する。そのような配置は、下側フレームに固定ポートがある場合の使用に特に好ましい。その結果、蓋が組み付けられたとき、固定ポートのコネクタまたは可動ポートのニップルは、フレームのリムのレベルにあるフレームの領域内にポートが位置する実施形態と比較すると、上側フレームF2のリムのレベルよりそれほど突出しないことになる。
本発明のさらなる一態様は、乾燥容器を提供することである。乾燥容器は、底部と少なくとも1つの側壁とを有する容器本体であって、側壁は、容器本体の口部を画成し、口部は、前記口部を取り囲む接触面を有する、容器本体と、上述したうちの1つの蓋アセンブリであって、接触面は、蓋アセンブリの外周溝に係合する、蓋アセンブリとを含む。
接触面の幅は、好ましくは0.5〜5cm、より好ましくは0.5〜2cmから選ばれる。接触面の幅は、容器の側壁の厚さと同じであってよい。あるいは、リムは、接触面を拡大するために、容器の口部を囲繞するように配置することもできる。
好ましくは、乾燥容器は、蓋アセンブリに容器本体を可逆的に取り付けるための1つまたはそれ以上の締結手段をさらに含む。好ましくは、締結手段は、クランプ、ねじ、および磁気締結手段から選択される。
容器本体は、金属から作られることが好ましい。適当な金属は、たとえばステンレス鋼である。容器は、たとえば、平板からの溶接または深絞りによって得ることができる。
典型的な乾燥容器は、幅20〜40cmの範囲内、長さ30〜80cmの範囲内、高さ3〜15cmである。しかし、本発明の1つの利点は、乾燥容器のサイズおよび形状が非常にフレキシブルであり、たとえば所与の乾燥室内の最適な空間利用を可能にするなど、対応すべき特定の必要性に適用させることができることであることに留意されたい。
本発明のさらなる一態様は、材料の乾燥方法を提供することである。方法は:
a)乾燥予定の材料を容器本体に導入する工程と、
b)上述した蓋アセンブリのうちの1を用いて前記容器本体を閉鎖する工程と、
c)閉鎖された乾燥容器を、乾燥の実行に適した状態に曝す工程と
を含み、ここで、
工程a)および工程b)は、任意の順番で行うことができる。
方法の工程a)において、乾燥予定の材料は、蓋アセンブリを用いて容器を閉鎖する前に導入することができる。材料が容器の閉鎖後に導入される場合、蓋アセンブリは、材料をそこから導入することができる少なくとも1つのポートを含むことが好ましい。
工程c)による乾燥は、容器を凍結乾燥室内に置くことによって実行することができる。
本発明のさらなる一態様は、材料のフリーズドライのための、記載の蓋アセンブリのうちの1つ、または記載の乾燥容器のうちの1つの使用である。
本明細書に記載の本発明の実施形態は、有利には、バルク材料、具体的には薬学的活性成分を含む溶液の、乾燥またはフリーズドライに使用することができる。
本乾燥容器は、様々な目的および用途に使用することができる。本乾燥容器は、下側フレームF1および上側フレームF2の様々な実施形態を、特定の乾燥プロセスの要件に合致するように適切なシートおよび容器本体と組み合わせることができる、という点でフレキシブルである。さらなる利点としては、本乾燥容器は、単回使用部材がわずかしかなく、大部分の容器部材は連続的に再生利用することができる。
乾燥容器は、清浄済みの複数回使用部材(たとえば、容器本体、フレームF1およびF2、ばねクランプ)と、新しい単回使用部材(たとえば、シート、ねじナット、ねじキャップ)から組み立てることができる。場合により、組み立ては、クリーンルーム内で実施され、組み立てられた乾燥容器は、収納のためにプラスチックフィルムで封止してもよい。
次いで、乾燥容器は、乾燥室へと移送され、乾燥予定の材料が導入される。これは、液体溶液の場合、乾燥容器のポートのうちの1つから閉鎖された容器内に液体をポンプ輸送することによって、または材料を容器本体へと移送し、その後蓋を閉じることによって行われる。
乾燥プログラムおよび乾燥室の換気の完了後、乾燥容器を乾燥室から取り出し、グローブボックスのような搬出に適した領域に移送する。乾燥済み製品は、たとえばボトルまたは連続的なライナである適当な包装形態で搬出領域から回収される。
乾燥容器の搬出後、乾燥容器は、たとえば閉鎖されたトロリーで、分解および除染のための適当な領域に移送される。これは、同様に、グローブボックスであってもよい。単回使用部材は、廃棄され、除染される複数回使用部材は清浄設備へと移送される。清浄後、使用サイクルが再開される。
蓋アセンブリの第1の実施形態を含む、本発明の乾燥容器の一実施形態の分解図である。 乾燥容器の断面図である。 折り返されたシートを含む、乾燥容器の断面図である。 上側および/または下側のフレームの異なる実施形態の図である。 上側および/または下側のフレームの異なる実施形態の図である。 上側および/または下側のフレームの異なる実施形態の図である。 上側および/または下側のフレームの異なる実施形態の図である。 上側および/または下側のフレームの異なる実施形態の図である。 上側および/または下側のフレームの異なる実施形態の図である。 上側および/または下側のフレームの異なる実施形態の図である。 上側および/または下側のフレームの異なる実施形態の図である。 蓋アセンブリの第2の実施形態の上面図である。 蓋アセンブリの第2の実施形態の断面図である。 蓋アセンブリの第3の実施形態の上面図である。 下側フレームF1上にシートが載っている、蓋アセンブリの第3の実施形態の断面図である。 乾燥プロセス中の蓋アセンブリの第3の実施形態の断面図である。 下側フレームF1上に配置された可動ポートの一実施形態の図である。 上側フレームF2上に配置された可動ポートの一実施形態の図である。 下側フレームF1上に配置された固定ポートの一実施形態の図である。 上側フレームF2上に配置された固定ポートの一実施形態の図である。 乾燥容器のシートの両側の間の圧力差の測定の図である。 乾燥容器内の温度測定の図である。 蓋アセンブリの一ポートを介した材料の移送の図である。 蓋アセンブリの一ポートを介した液体の移送の図である。 容器本体に蓋アセンブリを固定するための締結手段の第1の実施形態の図である。 容器本体に蓋アセンブリを固定するための締結手段の第1の実施形態の図である。 容器本体に蓋アセンブリを固定するための締結手段の第1の実施形態の図である。 容器本体に蓋アセンブリを固定するための締結手段の第2の実施形態の図である。 容器本体に蓋アセンブリを固定するための締結手段の第2の実施形態の図である。 容器本体に蓋アセンブリを固定するための締結手段の第3の実施形態の図である。 容器本体に蓋アセンブリを固定するための締結手段の第4の実施形態の図である。 容器本体に蓋アセンブリを固定するための締結手段の第4の実施形態の図である。 容器本体に蓋アセンブリを固定するための締結手段の第5の実施形態の図である。 容器本体に蓋アセンブリを固定するための締結手段の第5の実施形態の図である。 容器本体に蓋アセンブリを固定するための締結手段の第6の実施形態の図である。 容器本体に蓋アセンブリを固定するための締結手段の第6の実施形態の図である。 乾燥容器の第2の実施形態の分解図である。
以下の図面、特許請求の範囲、ならびに行った実験および達成した結果を含む実施例は、例示のみを目的として提供され、特許請求の範囲を限定するものとみなされるべきではない。あらゆる形状の容器本体および蓋アセンブリが可能であり、図面に示される相対的な寸法または矩形形状に限定されない。
図1aは、蓋アセンブリ5の第1の実施形態を含む、本発明の乾燥容器10の一実施形態の分解図である。乾燥容器10は、底壁20と、容器本体1の口部19を画成する4つの側壁21とを有する、容器本体1を含む。
蓋アセンブリ5は、下側フレームF1 2と、蒸気透過性シート3と、上側フレームF2 4とを含み、これらはこの順番で積み重ねられる。フレーム2、4は、それぞれ4つの側壁17、18を含む開いた箱状に形作られる。フレーム2、4の各々は、開口部16の周りにリム11を有する。下側フレームF1 2のリム11の幅は、参照数字6で印付けられており、上側フレームF2 4のリム11の幅は、参照数字7で印付けられている。シート3は、2つのフレーム2、4のリム11同士の間にクランピングされるようにして、2つのフレーム2、4同士の間に位置する。
蓋アセンブリ5は、下側フレームF1 2に取り付けられたねじ付きロッド12を用いて一緒に保持される。これらのねじ付きロッド12は、シート3と上側フレーム4の孔14を通って延びる。蓋アセンブリ5の組み立て後、蓋アセンブリ5の固定のために、ねじナット(図示せず)がねじ付きロッド12に装着される。
図1bは、図1aで述べたような乾燥容器10の断面図である。
図面には、シート3が下側フレームF1 2と上側フレームF2 4との間にしっかりと保持されている、組み立て済みの状態にある蓋アセンブリ5が示されている。2つのフレーム2、4は、溝幅8を有する外周溝9を画成する。上側フレームF2 4のリム11は、溝9の上壁を画成し、上側フレームF2 4の側壁18は、溝9の外壁を画成し、下側フレームF1 2の側壁17は、溝9の内壁を画成する。
容器本体1は、底壁20と、容器本体1の口部19を画成する側壁21とを有する。口部19は、蓋アセンブリ5が乾燥容器10を閉鎖するときに口部19が溝9内に係合することができるように選ばれる幅の接触面13を有する。シート3は、溝9内へと延び、溝9の上壁を少なくとも部分的に覆う。乾燥容器10が閉鎖されるとき、溝9内に配置されるシート3の部分は、乾燥容器10を封止するガスケットとして働く。
図1cは、図1aおよび図1bで述べたような乾燥容器10の蓋アセンブリ5の一変形形態を示している。蓋アセンブリ5のシート3は、シート3の縁が外周溝9内にシート3の二重層を形成するように折り返されるように、溝9内に配置される。シート3を折って二重層を形成することによって、シートのガスケットのような効果が向上する。
図2a〜図2gは、フラップ22を90°に折り曲げることによって下側フレームF1または上側フレームF2に折ることができるプレートのいくつかの実施形態を示している。折り目は、図2a〜図2gにおいて破線で示されている。類似の形状の下側および上側のフレームF1およびF2は、深絞りのような他の技法によって得ることもできることに留意されたい。
プレートが下側フレームF1として使用される場合、たとえばねじ付きロッドであるロッドは、そのプレートに取り付けられる。プレートが上側フレームF2として使用される場合、下側フレームF1のロッドへの取り付けのための貫通孔があけられる。
図2aにおいて、プレートは、リム11によって囲繞される1つの単一開口部16を有する。開口部16およびリム11の両方が矩形形状を有する。4つのフラップ22がリム11の4つの側部に当接しており、フレームの側壁17、18を形成するように90°に折り曲げられる。
図2bは、3列2行に配置された6つの開口部16を有するプレートの一実施形態を示している。6つの開口部16は、リム11によって囲繞される。開口部16同士の間のプレートの材料は、支持グリッド24を形成する。
図2cは、4列1行に配置された4つの開口部16を有するプレートの一実施形態を示している。4つの開口部16は、リム11によって囲繞される。開口部16同士の間のプレートの材料は、支持ブレース25を形成する。
図2dは、開口部16として働く複数の孔15を有するプレートの一実施形態を示している。孔15は、リム11によって囲繞される領域内に規則的なパターンで配置される。リム11には孔15がない。
図2eは、ポート開口部26が含まれた支持ブレース25を有するプレートの一実施形態を示している。ポート開口部26は、可動ポートをフレームに取り付けることに使用され、それらの形状は、可動ポートの形状に応じて、たとえば正方形、円形または楕円形から選ぶことができる。支持ブレース25の幅は、十分な安定性を提供するために、ポート開口部26を囲繞する領域内でより大きくなっている。あるいは、ポート開口部26が含まれた支持グリッド24を使用することもできる。さらなる別法は、リム11から開口部16のスペース内へと突出するタブ29にポート開口部26を配置することである。
プレート上のポート開口部26の数および配置は、変えることができる。さらに、ポート開口部26の形状は、要求に応じて選ぶことができる。ポート開口部26の適当な形状の例としては、円形、楕円形、および正方形または矩形などの多角形形状が挙げられる。
図2fは、ポート開口部26が、そこにコネクタが溶接されるように構成されている、図2eのプレートの一変形形態を示している。切れ目31は、溶接による反りを補償するように設けられる。
図2gは、図2bの実施形態と類似した6つの開口部16と支持グリッド24とを有するプレートを示している。さらに、2つのポート開口部26が設けられ、そこにおいて、ポート開口部の一方は、コネクタがポート開口部26に溶接されたときの反りを補償するように切れ目31を備える。
図2hにおいて、パネル(i)は、図2bの実施形態に類似した6つの開口部16と支持グリッド24とを有するプレートを示している。さらに、ポート開口部26が設けられ、そこにおいて、ポート開口部は、支持グリッドのカップ様凹部内に、ポート開口部およびカップ様凹部の底部23がリム11のレベルに対してより低くなるように、配置される。カップ様凹部の壁27が反りを制限するので、コネクタがポート開口部26に溶接されるときの切れ目31の必要はなくなる。パネル(ii)は、支持グリッドの、ポート開口部を含む部分を引き伸ばした図である。パネル(iii)は、ポートが、溶接されたコネクタ38を含む固定ポートとして構成されている一実施形態におけるこの領域の断面を示している。
図3aは、蓋アセンブリ5の第2の実施形態の上面図である。
上側フレームF2 4は、図2cに関して述べたような3つの支持ブレース25を含むように構成され、4つの開口部16を有する。下側フレームF1 2は、4つの支持ブレース25を含むように構成される。下側フレームF1 2の支持ブレース25は、上側フレームF2 4の支持ブレース25に重なり合わない。したがって、下側フレームF1は、上側フレームF2の4つの開口部16に部分的に重なり合う5つの開口部16を有する。
図3bは、蓋アセンブリ5の第2の実施形態の断面図である。
図3bに示される状況では、フリーズドライ動作が進行中である。下側フレームF1 2と上側フレームF2 4との間に保持されたシート3は、圧力差により外側に膨隆している。外側への膨隆は、上側フレームF2の支持ブレース25によって制限される。圧力差がない場合、シート3は、下側フレームF1の支持ブレース25上に載る。
2つのフレーム2、4の支持ブレース25の交互配置によって、シート3の大部分の領域がフリーズドライプロセス中に露出される。上側フレームF2 4の支持ブレース25によって覆われる領域だけが隠れる。
図4aは、蓋アセンブリ5の第3の実施形態の上面図である。
下側フレームF1 2は、図2dに関して述べたように構成され、上側フレームF2 4は、図2aに関して述べたように構成される。シート3は、2つのフレーム2、4の間に保持され、圧力差がないときは下側フレームF1 2上に載る。
図4bは、シート3が下側フレームF1 2上に載っている、蓋アセンブリ5の第3の実施形態の断面図である。図4bに示される状況では、乾燥容器10の内部と外部との間に圧力差はない。したがって、シートは、下側フレームF1 2上に載り、シートの露出領域は小さく、したがって、溶媒の蒸発は制限される。非導電性のシート材料が使用される場合、静電荷は、シート3に密に接触している下側フレームF1 2の材料に放電される。
図4cは、フリーズドライプロセスで使用中の蓋アセンブリ5の第3の実施形態の断面図である。図4cに示される状況では、乾燥容器の内部と外部との間には圧力差があり、したがってシート3は外側に膨隆している。シート3は、2つのフレーム2、4のリムの間に保持されているが、下側フレームF1上には載っていない。図4cで見られるように、シート3のほぼ全域が露出しており、したがってフリーズドライプロセスに効果的に使用することができる。
図5a〜図5dは、すべて断面図である、ポート28の異なる実施形態を示している。
図5aは、下側フレームF1 2上に配置された可動ポートの一例を示している。
貫通孔と、下端に突出リム37とを含むねじ付きニップル30は、下側フレームF1 2のポート開口部26に挿入される。突出リム37は、必ずしも外周になくてよく、ポート開口部26内でのねじ付きニップル30の滑動を保ち、および/または任意選択(optional)のワッシャ32のための対向面をもたらす。シート3は、任意選択の第2のワッシャ32の下の下側フレームF1 2上に載る。封止部34は、ニップル30を囲繞し、ねじ付きニップル30は、ねじキャップまたはねじナット(図示せず)を用いて固定される。キャップは、閉じたものであってよく、または貫通孔を有してもよい。ねじ付きニップルの下端の外周は、必ずしも円形でなくてよく、開口部26の形状に応じて調整することができることに留意されたい。
さらなる実施形態では、多角形または楕円形の外周を有する下側セクションを含むねじ付きニップル30を、可動ポートを設けることに使用することができる。同様に、ポート開口部26は、適合する多角形または楕円形の形状を有する。ねじ付きニップル30の下側セクションが対応するポート開口部26に挿入されると、ねじ付きニップル30は、回転に対して固定される。
図5bは、上側フレームF2 4上に配置された可動ポートの一例を示している。
貫通孔と、下端に突出リム37とを含むねじ付きニップル30は、シート3の開口部を通ってかつ上側フレームF2 4のポート開口部26を通って挿入される。ワッシャ32は、突出リム37とシート3との間に置かれる。シート3は、ワッシャ32上に載る。第2のワッシャ32は、封止部34を支持するように使用される。封止部34は、ニップル30を囲繞し、ねじ付きニップル30はねじキャップまたはねじナット(図示せず)を用いて固定される。キャップは、閉じたものであってよく、または貫通孔を有してもよい。
図5cは、下側フレームF1 2上に配置された固定ポートの一例を示している。
ねじ山を有するコネクタ38は、溶接によって、下側フレームF1 2のポート開口部26に取り付けられる。シート3は、コネクタ38が中に延びる開口部を有する。シート3は、下側フレームF1 2上に載る。ポート28を閉じるために、封止部34は、コネクタ38の上に置かれ、キャップ(図示せず)は、コネクタ38に螺着される。キャップは、閉じたものであってよく、または貫通孔を有してもよい。
図5dは、上側フレームF2 4上に配置された固定ポートの一例を示している。
コネクタ38は、上側フレームF2 4のポート開口部26に挿入され、溶接によって、上側フレームF2 4に固定される。上側フレームF2 4は、シート3の上に置かれ、コネクタ38は、シート3の開口部から挿入される。ねじナット36で固定される封止部34は、容器の内部の方に向いた側を封止する。
ポート28を閉じるために、封止部34は、コネクタ38の上に置かれ、キャップ(図示せず)は、コネクタ38に螺着される。キャップは、閉じたものであってよく、または貫通孔を有してもよい。
図6は、乾燥容器10内の圧力の測定を示している。差圧測定装置42は、第1の管44を備える。第1の管44は、ポート28から乾燥容器10内に挿入される。乾燥容器10は、乾燥予定の材料58が充填され、乾燥室40のシェルフ65上に載せられる。第2の管46は、乾燥室40の内部に開口する。この配置で、乾燥容器10の内部と乾燥室40の内部との間の圧力差が測定される。圧力測定装置42は、乾燥室40の内部または外部に置かれる。
図7は、乾燥容器10内の温度の測定を示している。より細くなった下側部材と閉じた薄い底部とを含む案内管47が、乾燥容器10のポート28に挿入される。好ましくは、案内管47は、熱伝導率が良好な材料から作られる。耐密な封止をもたらすために、封止リップ52を有する貫通孔付きねじキャップ50がポート28に配置される。ポート28は、この例では、コネクタ38を含む固定ポートとして図示されている。しかし、可動ポートも同様に使用することができる。封止リップ52は、案内管47のより幅広の上側部材の周りに耐密な封止を形成する。温度プローブ48は、そのセンサが案内管の底部に接触するように、案内管に挿入される。温度の測定のために、案内管47は、その底部が容器本体の底部20に接触するまで押し下げられる。このように、乾燥材料58のすぐ近くの温度は、温度プローブまたは乾燥容器の内容物の汚染なしに監視することができる。
図8は、蓋アセンブリ5のポート28を介した、乾燥容器10の外への材料58のサンプルの安全な移送を示している。袋56は、キャップナット57を用いてシート3と封止部34との間に袋56をクランピングすることによって、ポート28に固定される。次いで、材料58は、周囲の汚染の危険なくして、乾燥容器10から袋56内へと移送することができる。そして、袋56は、切断工具による分離の前に、たとえば市販の安全封止クランプを適用することによって、安全に取り去ることができる。クランプは、袋56自体だけではなく、袋の分離後にポート28に残る袋56の残り部分も封止する。クランプが適用される場所は、一点鎖線で概略的に図示されている。
図9aおよび図9bは、蓋アセンブリ5のポート28を介した乾燥容器10への液体59の移送を有効にする2つの異なる実施形態を示している。ホース66は、ポート28に取り付けられ、周囲の汚染の危険なくして、乾燥容器10内の材料58の上への液体59の移送を可能にする。
図9aは、下側フレーム2の開口部に挿入される(ねじ付き)ニップルと、(ねじ)ナット57と、封止部34とを含む、可動ポートの一例を示している。
図9bは、下側フレームに溶接されたコネクタ38と、封止部34と、封止リップ52を有する貫通孔付きねじキャップ50とを含む、固定ポートの一例を示している。これらの構成は、乾燥プロセスの完了後の液体59への材料58の溶解または懸濁のどちらにも使用することができる。あるいは、この装置は、乾燥予定の液体材料を容器10に導入することに使用することもでき、すなわち材料58と液体59が同じであってもよい。
図10a〜図10cは、蓋アセンブリ5を容器本体1に固定するための締結手段の第1の実施形態を示している。締結手段は、ばね鋼板から作られるクランプ54として構築される。図10aは、プレートの切断後、折り曲げる前のクランプ54を示している。破線によって折り目が印付けられている。図10bは、折り曲げ後のクランプ54の上面図であり、図10cは、折り曲げ後のクランプ54の側面図である。
図10dおよび図10eは、蓋アセンブリ5を容器本体1に固定するための締結手段の第2の実施形態を示している。締結手段は、ばね鋼板から作られるクランプ54として構築される。図10dは、プレートの切断後、折り曲げる前のクランプ54を示している。破線によって、折り目が印付けられている。図10eは、折り曲げ後のクランプ54の側面図である。
図10fは、蓋アセンブリ5を容器本体1に固定するための締結手段の第3の実施形態を示している。締結手段は、ばね鋼板から作られるクランプ54として構築される。図10fは、プレートの切断後、折り曲げる前のクランプ54を示している。破線によって、折り目が印付けられており、折り曲げ角度が図示されている。
図11aおよび図11bは、蓋アセンブリ5を容器本体1に固定するための締結手段の第4の実施形態を示している。締結手段は、ばね鋼板から作られるクランプ54として構築される。図11aは、プレートの切断後、折り曲げる前のクランプ54を示している。破線によって、折り目が印付けられている。図11bは、折り曲げ後のクランプ54の側面図である。
図12aおよび図12bは、蓋アセンブリを容器本体1に固定するための締結手段の第5の実施形態を示している。締結手段は、クランプ54およびロッキングブロック55として構築される。図12aは、クランプ54の斜視図である。クランプ54は、ねじボルト(図示せず)の挿入のための貫通孔53を有する。図12bは、同様に、ねじボルトの挿入のための貫通孔53を備えたロッキングブロック55の斜視図である。
図13aおよび図13bは、蓋アセンブリ5を容器本体1に固定するための締結手段の第6の実施形態を示している。締結手段は、2つの取付磁石60を含む可撓性シート64を有する磁気締結手段として構築される。磁石60は、可撓性シート64に沿って移動することはできない。磁気締結手段は、図13bに示されるように、蓋アセンブリ5を容器本体に固定するように折り目62に沿って折り曲げられる。端部に可撓性シート64が小さなラッチを形成する場合、容器を開けるための磁石の分離が容易になる。
図14は、乾燥容器10の第2の実施形態の分解図である。
乾燥容器10は、底壁20と、容器本体1の口部19を画成する4つの側壁21とを有する容器本体1を含む。
蓋アセンブリ5は、下側フレームF1 2 と、蒸気透過性シートと、上側フレームF2 4とを含み、これらのすべてはこの順番で積み重ねられる。
下側フレームF1 2は、図2gに示されるように構成され、2つのポート28を有する。ポート28のうちの一方は、下側フレームF1 2に溶接されるコネクタ38を含む固定ポートとして構成される。上側フレームF2 4は、図2aに示されるように構成され、下側フレームF1 2の6つの開口部16に重なり合う開口部16を有する。
蓋アセンブリ5は、下側フレームF1 2に取り付けられるねじ付きロッド12を用いて一緒に保持される。これらのねじ付きロッド12は、シート3と上側フレームF2 4の孔14を通って延びる。
蓋アセンブリ5の組み立て後、蓋アセンブリ5の固定のために、ねじナット(図示せず)がねじ付きロッド12上に置かれる。
蓋アセンブリ5は、図11aおよび図11bに関して述べたようなクランプ54を8つ用いて容器本体1に固定される。
実施例:
エラストマー封止部の必要性を調査するために、シートと蓋のフレームF2との間に追加のシリコーン平坦封止部を挿入して、図14に示されるような20個の乾燥容器を組み立てた。容器本体、下側フレームF1、上側フレームF2およびばねクランプは、ステンレス鋼から作り、シートとして、ポアサイズ1〜2μmのPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)膜を供給した。F1に組み込まれたポートは、ねじキャップによって閉じた。乾燥容器は、凍結乾燥室のシェルフ上に置いた。
各乾燥容器に、出口管が乾燥容器のポートに連結されている蠕動ポンプを用いて約5lのパラセタモール水溶液(10g/l)を充填した。管の除去後、温度センサをポートに挿入し、凍結乾燥室を閉じ、凍結乾燥プログラムを開始した。
凍結乾燥プログラムおよび凍結乾燥室の換気の終了後、乾燥容器の表面および凍結乾燥室の内側において、拭き取り試験を行った。表面のパラセタモール濃度は、検出限界0.01μg/dm未満から最大0.02μg/dmの範囲内であった。室内空気中のパラセタモール濃度、ならびにオペレータが着用した試験プローブ上におけるパラセタモール濃度も同様に検出限界を下回っていた。
シリコーン平坦封止部がないことだけが先に使用した容器と異なる、10個の乾燥容器を用いて実験を繰り返した。
凍結乾燥プログラムおよび凍結乾燥室の換気の終了後、乾燥容器の表面および凍結乾燥室の内面において、拭き取り試験を行った。表面のパラセタモール濃度は、大部分のサンプルで検出限界0.01μg/dmを下回り、最大では0.03μg/dmに達した。室内空気中のパラセタモール濃度、ならびにオペレータが着用した試験プローブ上におけるパラセタモール濃度も同様に検出限界0.01μg/mを下回っていた。したがって、本乾燥容器の設計は、エラストマー封止部の必要のない安全な使用を有効にすることが結論付けられた。
図14に示されるような10個の乾燥容器を組み立て、凍結乾燥室のシェルフ上に置いた。容器本体、下側フレームF1、上側フレームF2およびばねクランプは、ステンレス鋼から作り、シートとして、ポアサイズ7μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)膜を供給し、それを蓋アセンブリの外周溝内に二重層を形成するように折り返した(図1c参照)。F1に組み込まれたポートは、ねじキャップによって閉じた。
各乾燥容器に、出口管が乾燥容器のポートに連結されている蠕動ポンプを用いて約5lのパラセタモール水溶液(10g/l)を充填した。管の除去後、温度センサをポートに挿入し、凍結乾燥室を閉じ、凍結乾燥プログラムを開始した。
凍結乾燥プログラムおよび凍結乾燥室の換気の終了後、乾燥容器の表面および凍結乾燥室の内面において、拭き取り試験を行った。表面のパラセタモール濃度は、大部分のサンプルで検出限界0.01μg/dmを下回り、最大では0.02μg/dmに達した。室内空気中のパラセタモール濃度、ならびにオペレータが着用した試験プローブ上におけるパラセタモール濃度も同様に検出限界0.01μ/mを下回った。
1 容器本体
2 下側フレームF1
3 シート
4 上側フレームF2
5 蓋アセンブリ
6 リム幅F1
7 リム幅F2
8 溝幅
9 溝
10 乾燥容器
11 リム
12 ねじ付きロッド
13 接触面
14 孔
15 孔
16 開口部
17 側壁F1
18 側壁F2
19 口部(容器本体)
20 底部(容器本体)
21 側壁(容器本体)
22 フラップ
23 底部(カップ様凹部)
24 支持グリッド
25 支持ブレース
26 ポート開口部
27 側壁(カップ様凹部)
28 ポート
29 タブ
30 ニップル
31 切れ目
32 ワッシャ
34 封止部
36 ねじナット
37 突出リム
38 コネクタ
40 乾燥室
42 圧力測定装置
44 第1の管
46 第2の管
47 案内管
48 温度プローブ
50 貫通孔付きねじキャップ
52 封止リップ
53 貫通孔
54 クランプ
55 ロッキングブロック
56 袋
57 ねじナット
58 材料
59 液体
60 磁石
62 折り目
64 可撓性シート
65 シェルフ
66 ホース

Claims (14)

  1. 乾燥容器(10)の蓋アセンブリ(5)であって:
    下側フレームF1(2)と、
    上側フレームF2(4)と、
    2つのフレーム(2、4)の間に位置する蒸気透過性シート(3)と、
    締結手段と
    を含み、ここで、
    下側フレームF1(2)および上側フレームF2(4)は、それぞれ、ベース領域と少なくとも1つの側壁(17、18)とを有する開いた箱として形作られ、
    下側フレームF1(2)および上側フレームF2(4)は、外周溝(9)が形成されるように配置され、溝(9)の外側側壁は、上側フレームF2(4)の側壁(18)によって形成され、溝(9)の内側側壁は、下側フレームF1(2)の側壁(17)によって形成され、溝(9)の上壁は、上側フレームF2(4)のリム(11)によって形成され、溝(9)の幅は、乾燥容器(10)の容器本体(1)の口部(19)が溝(9)に係合することができるように選択され、
    下側フレームF1(2)および上側フレームF2(4)は、それぞれ、それらのそれぞれのベース領域内に少なくとも1つの開口部(16)を含み、下側フレームF1(2)の少なくとも1つの開口部(16)は、上側フレームF2(4)の少なくとも1つの開口部(16)に少なくとも部分的に重なり合い、
    蒸気透過性シート(3)は、下側フレームF1(2)の少なくとも1つの開口部(16)を覆い、さらに、溝(9)の上壁の少なくとも一部を覆い、
    下側フレームF1(2)、蒸気透過性シート(3)および上側フレームF2(4)は、互いに位置合わせされ、締結手段によって一緒に保持され、締結手段は、下側フレームF1(2)と上側フレームF2(4)との間の解放可能な連結をもたらす、
    前記蓋アセンブリ。
  2. 下側フレームF1(2)および/または上側フレームF2(4)は、折り曲げられたプレートであり、側壁(17、18)がベース領域に対して折り曲げられる、請求項1に記載の蓋アセンブリ(5)。
  3. 締結手段は、下側フレームF1(2)に取り付けられ蒸気透過性シート(3)の孔(14)および上側フレームF2(4)の孔(14)を通って延びるねじ付きロッド(12)と、上側フレームF2(4)および蒸気透過性シート(3)を下側フレームF1(2)へと押し付けるように前記ねじ付きロッド(12)に螺着されたねじナットとを含む、請求項1または2に記載の蓋アセンブリ(5)。
  4. 押圧力が蓋アセンブリ(5)に加えられたときに乾燥容器(10)の口部(19)の上部に蓋アセンブリ(5)が耐密に適合するように、可撓性を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓋アセンブリ(5)。
  5. 下側フレームF1(2)は、リム(11)を含み、下側フレームF1(2)のベース領域における少なくとも1つの開口部(16)は、
    リム(11)によって取り囲まれた単一開口部(16)、または
    リム(11)が複数の開口部(16)を取り囲んでいる複数の開口部(16)、または
    リム(11)に孔がない複数の孔(15)
    として形成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓋アセンブリ(5)。
  6. 上側フレームF2(4)のベース領域の少なくとも1つの開口部は、
    リム(11)によって取り囲まれた単一開口部(16)、または
    リム(11)が複数の開口部(16)を取り囲んでいる複数の開口部(16)
    として形成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓋アセンブリ(5)。
  7. 下側フレームF1(2)および/または上側フレームF2(4)は、金属から作られる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の蓋アセンブリ(5)。
  8. 蒸気透過性シート(3)は、a)微孔質膜、b)無孔質の透湿性フィルム、およびc)ろ紙から選択される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の蓋アセンブリ(5)。
  9. 蒸気透過性シート(3)は、外周溝(9)内に蒸気透過性シート(3)の二重層を形成するように縁が折り返されるように配置される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の蓋アセンブリ(5)。
  10. 少なくとも1つのポート(28)をさらに含み、
    該ポート(28)は、
    下側フレームF1(2)のポート開口部(26)および/もしくは上側フレームF2(4)のポート開口部(26)を有する可動ポートであって、ポート開口部(26)は、ポート(28)の使用前に互いに位置合わせされ蒸気透過性シート(3)によって覆われる、可動ポート、または、
    下側フレームF1(2)のポート開口部(26)および/もしくは上側フレームF2(4)のポート開口部(26)と、蒸気透過性シート(3)の開口部とを有する固定ポートであって、ポート開口部(26)および蒸気透過性シート(3)の開口部は、互いに位置合わせされ下側フレームF1(2)もしくは上側フレームF2(4)上に配置されたコネクタ(38)によって囲繞される、固定ポート
    である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の蓋アセンブリ(5)。
  11. 乾燥容器(10)であって:
    底部(20)と、少なくとも1つの側壁(21)とを有する容器本体(1)であって、側壁(21)は、容器本体(1)の口部(19)を画成し、口部(19)は、前記口部(19)を取り囲む接触面(13)を有する、容器本体と、
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の蓋アセンブリ(5)であって、接触面(13)
    は、蓋アセンブリ(5)の外周溝(9)に係合する、蓋アセンブリとを含む、前記乾燥容器。
  12. 蓋アセンブリ(5)に容器本体(1)を可逆的に取り付けるための1つまたはそれ以上の締結手段をさらに含み、好ましくは、該締結手段は、クランプ(54)、ねじ、および磁気締結手段から選択される、請求項11に記載の乾燥容器(10)。
  13. 容器本体(1)は、金属から作られる、請求項11または12に記載の乾燥容器(10)。
  14. 材料(58)の、好ましくはフリーズドライである、乾燥方法であって:
    a)乾燥予定の材料を容器本体(1)に導入する工程と、
    b)請求項1〜10のいずれか1項に記載の蓋アセンブリ(5)を用いて前記容器本体(1)を閉鎖する工程と、
    c)閉鎖された乾燥容器(10)を、乾燥の実行に適した状態に曝す工程と
    を含み、ここで、
    工程a)および工程b)は、任意の順番で行うことができる、
    前記方法。
JP2019506140A 2016-08-05 2017-07-06 乾燥容器 Active JP6944991B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16182931 2016-08-05
EP16182931.2 2016-08-05
PCT/EP2017/066964 WO2017137637A2 (en) 2016-08-05 2017-07-06 Drying container

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019526030A JP2019526030A (ja) 2019-09-12
JP2019526030A5 JP2019526030A5 (ja) 2020-07-27
JP6944991B2 true JP6944991B2 (ja) 2021-10-06

Family

ID=56737919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019506140A Active JP6944991B2 (ja) 2016-08-05 2017-07-06 乾燥容器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11377276B2 (ja)
EP (1) EP3494349B1 (ja)
JP (1) JP6944991B2 (ja)
CN (1) CN109642772B (ja)
DK (1) DK3494349T3 (ja)
WO (1) WO2017137637A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210325110A1 (en) * 2020-04-15 2021-10-21 Navinta Iii Inc Lyophilization Promoting Element

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017137637A2 (en) * 2016-08-05 2017-08-17 Bachem Holding Ag Drying container
US10919014B2 (en) * 2018-04-09 2021-02-16 Craig Technical Consulting, Inc. High-load vacuum chamber motion feedthrough systems and methods
FR3086739B1 (fr) * 2018-09-27 2021-02-12 Maat Pharma Recipient de lyophilisation
DE102019109635A1 (de) * 2019-04-11 2020-10-15 Jürgen Kögel Partikelfreies, steril verpacktes filterprodukt
ES2802149B2 (es) * 2019-07-04 2022-01-11 Univ Salamanca Dispositivo y procedimiento para la liofilizacion simultanea de una pluralidad de muestras biologicas
CN110302952A (zh) * 2019-07-05 2019-10-08 重庆上诺建筑工程有限公司 天然气净化装置检修用物料筛分设备
US11707413B2 (en) * 2019-11-18 2023-07-25 Sartorius Stedim North America Inc Storage/containement unit for flexible pouch filled with biopharmaceutical fluid, and method of assembling a freeze/thaw containment system, using a protecting body of controlled deformation
CN111829865A (zh) * 2020-07-07 2020-10-27 广西大学 一种防污染浓缩干燥的辅助装置及其应用方法
US20230144596A1 (en) * 2021-11-05 2023-05-11 Millrock Technology, Inc. Method and apparatus for handling and processing of material and devices for freeze-drying
KR102594529B1 (ko) * 2022-12-12 2023-10-26 (주)퓨어테크 피앤티 탈부착이 가능한 동결건조용 가드

Family Cites Families (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2732092A (en) 1956-01-24 Closure device
US3083861A (en) * 1960-05-27 1963-04-02 Lily Tulip Cup Corp Vented container closure lids
DE2207339C3 (de) * 1972-02-17 1978-06-08 Aesculap-Werke Ag Vormals Jetter & Scheerer, 7200 Tuttlingen Behälter zum Aufbewahren und Transportieren von in Krankenhäusern benötigten Gütern
CH542415A (fr) * 1971-09-30 1973-09-30 Nestle Sa Installation de cryodessiccation
US4173078A (en) * 1978-05-16 1979-11-06 The Virtis Company, Inc. Shelf arrangement for freeze drying apparatus
DE3146349C2 (de) * 1981-11-23 1983-12-15 Georg Wagner KG, 8000 München Sterilisierbehälter
DE3500026C2 (de) * 1983-10-21 1994-01-27 Leibinger Medizintech Sterilisierbehälter
DE3338371A1 (de) 1983-10-21 1985-05-09 Karl Leibinger Medizintechnik GmbH & Co, 7202 Mühlheim Sterilisierbehaelter
US5309649A (en) * 1988-05-26 1994-05-10 Boehringer Mannheim Gmbh Process and container for freeze drying under sterile conditions
US4973327A (en) * 1989-11-01 1990-11-27 Cryopharm Blood bag for lyophilization
GB2252712B (en) 1991-02-13 1994-04-27 United Biscuits Ltd Improvements in and relating to preserving food products
US5199186A (en) * 1991-05-14 1993-04-06 Rice Thomas E Vacuum-operated veneer dryer
JP2601820Y2 (ja) * 1993-07-21 1999-12-06 フマキラー株式会社 除湿器
JPH0994167A (ja) * 1995-09-28 1997-04-08 Yoshio Tanihata 水蒸気加熱食品用の発熱容器
US5937536A (en) * 1997-10-06 1999-08-17 Pharmacopeia, Inc. Rapid drying oven for providing rapid drying of multiple samples
KR100381326B1 (ko) * 1997-10-27 2003-04-23 가부시키가이샤 오츠까 세이야꾸 고죠 안관류·세정액 백포장체
JPH11148774A (ja) * 1997-11-14 1999-06-02 Mohan Yakuhin Kenkyusho:Kk 凍結乾燥製品製造用器具及び凍結乾燥製品の製造方法
USD425205S (en) 1999-02-11 2000-05-16 Gore Enterprise Holdings, Inc. Lyophilization container
USD430939S (en) 1999-02-11 2000-09-12 Gore Enterprise Holdings, Inc. Lyophilization container
US6519954B1 (en) * 2000-06-12 2003-02-18 Supachill International Pty. Ltd. Cryogenic preservation of biologically active material using high temperature freezing
US6517526B1 (en) 2000-12-29 2003-02-11 Yehuda Tamari Container for lyophilizing biological products
GB0202064D0 (en) * 2002-01-30 2002-03-13 Reckitt Benckiser Uk Ltd Device
JP4171237B2 (ja) 2002-03-28 2008-10-22 明星産商株式会社 包装容器
US20050086830A1 (en) * 2003-10-24 2005-04-28 Zukor Kenneth S. Processing cap assembly for isolating contents of a container
CA2585149A1 (en) * 2004-10-27 2006-05-04 Glaxosmithkline Biologicals S.A. Process for preparing a lyophilised material
TWI279212B (en) * 2005-11-11 2007-04-21 Wavequick Technology Co Ltd Cooking apparatus
JP4839787B2 (ja) * 2005-11-14 2011-12-21 三浦工業株式会社 透湿防水性シート取付構造
ES2683919T3 (es) * 2006-04-24 2018-09-28 Medical Instill Technologies, Inc. Dispositivo de liofilización que puede perforarse con una aguja y volverse a sellar, y método relacionado
US8784920B2 (en) * 2006-12-29 2014-07-22 St. Dalfour Sas System and method for packaging
US7776022B2 (en) 2007-03-19 2010-08-17 Hemcon Medical Technologies Apparatus and methods for making, storing, and administering freeze-dried materials such as freeze-dried plasma
US20080256822A1 (en) * 2007-04-19 2008-10-23 Hiroko Suzuki Container for freeze-drying
US9301520B2 (en) * 2007-12-21 2016-04-05 Sartorius Stedim North America Inc. Systems and methods for freezing, storing and thawing biopharmaceutical materials
EP2157387B1 (en) * 2008-08-19 2012-11-07 DRK-Blutspendedienst West gemeinnützige Gesellschaft mit beschränkter Haftung A non-collapsible and non-foldable container for lyophilization of a product
DE102010016866B4 (de) * 2010-05-10 2018-06-21 Helvoet Pharma Belgium N.V. Verschluss für ein Behältnis und Verfahren zur Durchführung eines Gefrier-Trocknungsverfahrens
CN202061506U (zh) * 2010-12-30 2011-12-07 核工业理化工程研究院华核新技术开发公司 多功能复合膜式板框过滤器
CN202470717U (zh) * 2012-03-06 2012-10-03 北京速原中天科技股份公司 一种用于冻干机的冻干盘
CN105501503B (zh) * 2012-05-03 2018-01-12 肖特公开股份有限公司 用于处理或加工容器的方法和设备
US20140259724A1 (en) * 2013-03-13 2014-09-18 Hemcon Medical Technologies, Inc. Low Aspect Ratio Staged Closure Devices, Systems, and Methods for Freeze-Drying, Storing, Reconstituting, and Administering Lyophilized Plasma
FR3003550B1 (fr) * 2013-03-22 2016-05-06 Sartorius Stedim North America Inc Installation et procede pour la preparation d'un conteneur charge avec un fluide biopharmaceutique.
CN104417913A (zh) * 2013-08-30 2015-03-18 李和伟 一种含有粘结剂的冻干赋型制剂的包装装置及其制备方法
US9879908B2 (en) * 2013-10-17 2018-01-30 Triglia Technologies, Inc. System and method of removing moisture from fibrous or porous materials using microwave radiation and RF energy
US9561893B2 (en) * 2013-12-05 2017-02-07 Vascular Solutions, Inc. System and method for freeze-drying and packaging
CN203777388U (zh) * 2014-03-03 2014-08-20 浙江大学 人血小板冷冻干燥用容器
JP6268483B2 (ja) 2014-06-03 2018-01-31 旭硝子株式会社 積層体の剥離装置及び剥離方法並びに電子デバイスの製造方法
CN110822822B (zh) * 2014-06-09 2021-08-24 泰尔茂比司特公司 冻干法
US9278790B2 (en) * 2014-06-10 2016-03-08 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Lyophilization tray lid
CN105806080B (zh) * 2014-12-30 2019-03-19 江苏万邦生化医药集团有限责任公司 一种冻干机的冻干盘
CN204461009U (zh) * 2015-01-28 2015-07-08 河北联合制药有限公司 一种热利用率高的冻干原料药生产用蒸汽烘箱
WO2017137637A2 (en) * 2016-08-05 2017-08-17 Bachem Holding Ag Drying container
US10793327B2 (en) * 2017-10-09 2020-10-06 Terumo Bct Biotechnologies, Llc Lyophilization container and method of using same
US10945959B2 (en) * 2019-03-07 2021-03-16 Teleflex Life Sciences Limited System and method for freeze-drying and packaging

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210325110A1 (en) * 2020-04-15 2021-10-21 Navinta Iii Inc Lyophilization Promoting Element
US11732964B2 (en) * 2020-04-15 2023-08-22 Navinta Iii Inc Lyophilization promoting element

Also Published As

Publication number Publication date
US20210316918A1 (en) 2021-10-14
JP2019526030A (ja) 2019-09-12
WO2017137637A3 (en) 2017-10-19
CN109642772B (zh) 2022-06-24
DK3494349T3 (da) 2020-11-30
CN109642772A (zh) 2019-04-16
EP3494349B1 (en) 2020-10-07
US11377276B2 (en) 2022-07-05
EP3494349A2 (en) 2019-06-12
WO2017137637A2 (en) 2017-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6944991B2 (ja) 乾燥容器
CA2721263C (en) Compound container and pouring-out method
EP3186157B1 (en) Seal for a filtered vent in a sterilization container
EP3450349B1 (en) Container
US20070074989A1 (en) Container for lyophilization and storage of tissue
US9278790B2 (en) Lyophilization tray lid
AU2009233614A1 (en) Processing cap assembly for isolating contents of a container
WO1996031748A1 (en) A freeze-drying bag and method for minimizing contamination of freeze-dried products
US5703927A (en) Safety ring for double open-ended sample holder cell for spectroscopic analysis
EP3271261B1 (en) Fitment splash guard
US11674751B2 (en) Lyophilisation container
US20030030233A1 (en) Closure stopper
DE4333744C1 (de) Frischhalte-Behälter für Lebensmittel
KR20140000775U (ko) 검체 보존용기 운반장치
WO2007001789A2 (en) Cap for vial that holds specimens
JPH0516657U (ja) 滅菌済み医療用具の包装用封止部
CA2042553A1 (en) Cap

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20190315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200612

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6944991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150