JP6944801B2 - ヒートローラおよびそれを備えた印刷装置 - Google Patents

ヒートローラおよびそれを備えた印刷装置 Download PDF

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Description

この発明は、たとえば、印刷装置の搬送路に配置されて印刷媒体の加熱などに用いられるヒートローラと、当該ヒートローラを備えた印刷装置に関するものである。
紙やフィルムなどの長尺の印刷媒体(ウェブ)を、たとえば、毎分100m以上といった高速で搬送しながら、インクジェット印刷方式によって印字する印刷装置においては、印刷媒体の搬送によってインク滴に働く浮力の影響を抑制するために、インク滴のサイズが、通常よりも大きめに設定される場合がある。この場合、高速で搬送される印刷媒体に印字されたインクを速やかに乾燥させるために、印字後の印刷媒体を加熱して、インクを乾燥させるのが一般的である。
特許文献1には、搬送路を搬送される長尺の印刷媒体に、インクジェット印刷方式によって印字する印刷装置が開示されている。この印刷装置では、たとえば、長尺の印刷媒体の搬送路にヒートローラが配置され、当該ヒートローラが加熱され、かつ回転される。搬送路を搬送される印刷媒体は、印字された面と反対側の面(背面)が、ヒートローラの外周面に接触させられる。それにより、印刷媒体が加熱されて、当該印刷媒体に印字されたインクが乾燥される。
インクの加熱方法としては、ヒートローラを用いた加熱の他に、たとえば、赤外線の照射、温風加熱、マイクロ波加熱等の種々の加熱方法が知られている。
しかし、赤外線の照射では、インク滴の表面から乾燥が進むため、当該表面に皮膜が形成されて、インク滴の内部の、インクの乾燥が阻害される場合がある。また、温風加熱では、印刷媒体の表面を所定の温度に加熱するために、当該印刷媒体の周囲の雰囲気を、広い範囲に亘って加熱しなければならないため、加熱の効率が低く、インクを乾燥させるために多大な消費電力を要する。さらに、マイクロ波加熱では、インク滴の内部が局部的に加熱されて、インクの突沸やインク滴の破裂等を生じる場合がある。
これに対し、ヒートローラの外周面を印刷媒体に直接接触させながら、印字されたインクを加熱する構成は、これらの課題を生じることなしに、インクをスムースに乾燥させる
ことができる。
すなわち、ヒートローラの外周面を、印刷媒体と直接に接触させて加熱するので、温風加熱のような多大な消費電力を要しない。また、印刷媒体の背面側からの加熱によって、印刷媒体に印字されたインクの全体を、ほぼ均一に乾燥させることができる。そのため、赤外線を照射して加熱する場合のように、インク滴の表面の皮膜がインクの乾燥を阻害したり、マイクロ波加熱の場合のように、インク滴の内部が局部的に加熱されたりすることを抑制できる。
ヒートローラとしては、たとえば、円筒状のローラ本体と、当該ローラ本体内に配置されたヒータとを含むものが用いられる。ローラ本体としては、軽量で、回転駆動させるのに要する電力を削減できる上、適度の熱伝導率や強度等を有するアルミニウムまたはアルミニウム合金が用いられる。また、ヒータとしては、たとえば、ハロゲンランプが用いられる。
特許文献2には、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるローラ本体の内周面を、サンドブラスト処理によって均一に粗面化したのち、陽極酸化処理して、当該内周面に陽極酸化膜を形成することや、それによって、ヒートローラの加熱の立ち上がり時間を短縮することなどが開示されている。
特開2016−43482号公報 特開2007−163989号公報
ハロゲンランプでは、消費電力の90%以上が、熱ではなく光に変換されるといわれている。そのため、ハロゲンランプを含むヒートローラにおいては、ハロゲンランプからの光を、できるだけ効率よくローラ本体に吸収させて、熱に変換できることが肝要である。それにより、ヒートローラの加熱の立ち上がり時間を短縮したり、ヒートローラを所定の温度に加熱するために必要な消費電力を低減したりできる。
また、熱に変換されなかった光のエネルギーは、ローラ本体内の空気を加熱し、加熱によって高温になった空気によって、ハロゲンランプやローラ本体がダメージを受ける場合がある。したがって、ハロゲンランプからの光の吸収効率を高めれば、ローラ本体内の空気の温度上昇を抑えて、ハロゲンランプやローラ本体がダメージを受けるのを抑制することもできる。
しかし、特許文献2に記載されたものなどの、厚みおよそ20μm以下程度の通常の陽極酸化膜、あるいは当該陽極酸化膜をニッケルめっき等によって黒に着色した黒色陽極酸化膜(黒アルマイト膜)を備えたローラ本体は、発明者の検討によると、ハロゲンランプからの光を吸収して熱に変換する効率が依然として低い。そのため、ヒートローラの加熱の立ち上がり時間を短縮する効果が十分に得られない上、ヒートローラを所定の加熱温度に維持するための消費電力を低減する効果も不十分である。また、ローラ本体内の空気の温度上昇を抑えて、ハロゲンランプやローラ本体がダメージを受けるのを抑制する効果も、十分とは言えない場合がある。
この発明の一つの目的は、加熱の立ち上がりの時間が短く、かつ所定の温度に加熱するために必要な消費電力が少ないため、たとえば、インクジェット印刷方式の印刷装置に組み込んだ際に、少ない消費電力で、インクを効率よく乾燥させることができる上、ローラ
本体内の空気が高温に加熱されてハロゲンランプやローラ本体がダメージを受けるのを良好に抑制できるヒートローラと、このようなヒートローラを備えた印刷装置を提供することである。
この発明は、中空円筒状のローラ本体と、前記ローラ本体内に配置されたハロゲンランプとを含み、前記ローラ本体は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、内周面に、
(1) アスペクト比が2以上、30以下の針状構造、および
(2) フッ素樹脂とセラミックの複合被膜であって、セラミックの微細粒子からなる多孔質構造を有する複合被膜、
のうちの少なくとも1種が形成されて、前記ハロゲンランプからの光の熱変換効率が70%以上である、ヒートローラを提供する。
この構成によれば、ハロゲンランプからの光を、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるローラ本体の内周面で、効率よく熱に変換することができる。たとえば、内周面に通常の黒アルマイト膜を形成したものなどの、従来のローラ本体の、ハロゲンランプからの光の熱変換効率は、発明者の検討によると、いずれも70%未満である。これに対し、ハロゲンランプからの光の熱変換効率が70%以上であるローラ本体を選択して用いることにより、当該ハロゲンランプからの光を、ローラ本体によって効率よく吸収して、熱に変換することができ、加熱の立ち上がりの時間を短くするとともに、所定の温度に加熱するために必要な消費電力を少なくすることが可能となる。また、ローラ本体内の空気が高温に加熱されてハロゲンランプやローラ本体がダメージを受けるのを抑制することもできる。
しかも、この構成によれば、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるローラ本体の内周面に、(1)(2)のいずれかを形成するだけで、当該ローラ本体の構造を複雑化させたり、重量を大きく増加させたりすることなしに、ローラ本体の熱変換効率を70%以上とすることができる。
すなわち、(1)の針状構造は、ローラ本体の内周面に形成された多数の凹部と、各凹部間の突起とからなり、たとえば、ローラ本体の内周面を、ケミカルエッチングすることによって形成される。そして、ケミカルエッチングの条件等を調整して、凹部の深さと開口幅との比(深さ)/(開口幅)で表されるアスペクト比を2以上、30以下の範囲とする。それにより、当該凹部内に取り込んだハロゲンランプからの光が、熱に変換されずに凹部外に放射される割合を少なくして、ローラ本体の全体での熱変換効率を、70%以上とすることができる。
また、(2)のフッ素樹脂とセラミックの複合被膜は、その内部に、セラミックの微細粒子からなる多孔質構造を有し、当該多孔質構造内に取り込んだハロゲンランプからの光が、熱に変換されずに膜外に放射される割合を少なくして、ローラ本体の全体での熱変換効率を、70%以上とすることができる。(2)の複合被膜は、フッ素樹脂とセラミックからなる黒色のプライマ層と、フッ素樹脂とセラミックからなる透明のトップコート層の2層構造であるのが好ましい。
しかも、(1)の針状構造は、上述したように、アルミニウムまたはアルミニウム合金か
らなるローラ本体の内周面を、ケミカルエッチングするだけで形成できる。また(2)の複合被膜は、たとえば、セラミックの前駆体とフッ素樹脂の微粒子とを含む塗剤を内周面に塗布したのち、焼成するだけで形成できる。したがって、このいずれの場合も、ローラ本体の構造を複雑化させたり、重量を大きく増加させたりすることなしに、ローラ本体の熱変換効率を70%以上とすることができる。
この発明は、印刷媒体の搬送路と、前記搬送路を搬送される印刷媒体に、インクジェット印刷方式によって印字する印字ユニットと、前記搬送路の、前記印字ユニットより印刷媒体の搬送方向の下流側に配置され、前記のような特徴を有するヒートローラと、を含む、印刷装置を提供する。
この構成によれば、上述したヒートローラを含むことにより、たとえば、高速で搬送される印刷媒体に印字されたインクを、できるだけ少ない消費電力で、高速かつ効率的に乾燥させることができる。
この発明の一実施形態にかかる印刷装置としての、インクジェッ印刷装置を含む印刷システムの概略構成を示す側面図である。 図1のインクジェット印刷装置に組み込まれる、この発明の一実施形態にかかるヒートローラの概略構成を示す断面図である。 ヒートローラの、ローラ本体の内周面に形成される針状構造の表面の、粗さ曲線の一例を示すグラフである。 ハロゲンランプの点灯を開始してからの経過時間と、ローラ本体の外周面の温度との関係の一例を示すグラフである。
以下では、この発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態にかかる印刷装置としての、インクジェッ印刷装置を含む印刷システムの概略構成を示す側面図である。
印刷システム1は、インクジェット印刷装置2と、インクジェット印刷装置2に長尺の印刷媒体(ウェブ)Pを供給する給紙部3と、インクジェット印刷装置2によって印刷された印刷媒体Pをロール状に巻き取る排紙部4とを含む。
給紙部3は、長尺の印刷媒体Pが巻き回されたロールを、水平軸線A1まわりに回転可能に保持する。給紙部3から引き出された印刷媒体Pは、インクジェット印刷装置2に供給される。
排紙部4は、インクジェット印刷装置2で印刷された印刷媒体Pを、水平軸線A2まわりにロール状に巻き取る。印刷媒体Pの供給側を上流とし印刷媒体Pの排紙側を下流として説明する場合、給紙部3はインクジェット印刷装置2の上流側に配置され、排紙部4はインクジェット印刷装置2の下流側に配置される。
インクジェット印刷装置2は、搬送方向に並ぶ複数のユニットからなる。インクジェット印刷装置2は、給紙部3側から順に、入口ユニット5と、中間ユニット6と、出口ユニット7とを含む。
入口ユニット5は、搬送路8と、駆動ローラ9と、ニップローラ10と、エッジ調整ユニット11と、4つの搬送ローラ12と、2つの印字ユニット13とを含む。駆動ローラ9、ニップローラ10、エッジ調整ユニット11、搬送ローラ12および印字ユニット13は、給紙部3側から、この順に配置されている。
駆動ローラ9およびニップローラ10は、給紙部3から印刷媒体Pを取り込み、取り込んだ印刷媒体Pを印字ユニット13側へ送り込む。エッジ調整ユニット11は、印刷媒体Pが幅方向に蛇行する場合にその位置を自動的に矯正し、これにより、印刷媒体Pの適正な搬送を図るものである。
入口ユニット5に搭載される4つの搬送ローラ12は、搬送路8に沿って配置されており、搬送路8を流れる印刷媒体Pの下面に当接することにより、当該印刷媒体Pを搬送路8に沿って搬送させる。
各印字ユニット13は、たとえば、インク滴を印刷媒体Pの表面に向けて吐出して印刷画像を形成するインクジェットヘッドである。2個の印字ユニット13は、給紙部3側から順に、たとえばブラック(K)およびシアン(C)の色のインクを印字する。
入口ユニット5における、エッジ調整ユニット11の下流側にある駆動ローラ9とニップローラ10と、4つの搬送ローラ12のうちの最上流側の搬送ローラ12との間には、従動ローラ14が配置されている。従動ローラ14は、搬送路8の屈曲点に配置されている。従動ローラ14は、エンコーダローラとも呼ばれ、その回転軸に、従動ローラの回転角度を検出するための図示しないエンコーダが連結されている。
印刷媒体Pが搬送されると従動ローラ14が回転し、従動ローラ14の回転に伴ってエンコーダのエンコーダ軸体が回転し、それに応じて、エンコーダが、搬送速度に応じた信号を出力する。この信号は、制御装置(図示しない)に入力される。制御装置は、エンコーダからの信号に基づいて搬送速度の制御を行う。
中間ユニット6は、4つの搬送ローラ15と、2個の印字ユニット16とを含む。
中間ユニット6に搭載される4つの搬送ローラ15は、搬送路8に沿って配置されており、搬送路8を流れる印刷媒体Pの下面に当接することにより、当該印刷媒体Pを搬送路8に沿って搬送させる。
各印字ユニット16は、たとえば、インク滴を印刷媒体Pに吐出して印刷画像を形成するインクジェットヘッドである。2個の印字ユニット16は、給紙部3側から順に、たとえばマゼンタ(M)、イエロー(Y)の色のインクを印字する。
出口ユニット7は、搬送路8の上流側から順に、搬送ローラ17と、ヒートローラ18と、搬送ローラ19と、検査部20と、駆動ローラ21と、ニップローラ22とを含む。ヒートローラ18は、ハロゲンランプを内蔵している。ヒートローラ18は、印刷媒体Pを加熱して、当該印刷媒体Pの表面に印字されたインクを乾燥させるためのユニットである。ヒートローラ18は、印刷媒体Pの搬送に応じて回転駆動される。検査部20は、印刷媒体Pに形成された印字(印刷画像)における汚れや抜けなどの印刷欠陥について検査する。検査後の印刷媒体Pは、出口ユニット7から排出され、排紙部4においてロール状に巻き取られる。インクジェット印刷装置2は、高い印刷解像度(たとえば約1200dpi)を実現可能に設けられている。
なお、印字ユニット13、19として4つ(4色に対応)を設ける場合を例として挙げたが、これに加えて、金色のインクを吐出する印字ユニットや、オーバーコート材を吐出する印字ユニットを適宜設けてもよい。
図2は、図1のインクジェット印刷装置に組み込まれる、この発明の一実施形態にかかるヒートローラ18の概略構成を示す断面図である。
ヒートローラ18は、出口ユニット7において、一対の搬送側板23、24に設けられている。搬送側板23、24は、印刷媒体Pの搬送路8の側面を構成するものであり、搬送路8に沿って設けられている。
ヒートローラ18は、一対の搬送側板23、67間に配置された中空円筒状のローラ本体25と、ローラ本体25内に配置されたハロゲンランプ26と、ローラ本体25を水平な中心軸線X1まわりに回転させる回転軸27、28とを含む。
回転軸27は、中心軸線X1に沿って水平方向に延びている。回転軸27は、搬送側板23を貫通しており、当該搬送側板23に、軸受29を介して回転可能に保持されている。回転軸27の、搬送側板23を貫通して一対の搬送側板23、67間に突出された一端には、円板状のフランジ30が連結されており、フランジ30は、ローラ本体25の、搬送側板23側の一端開口に嵌挿されている。
回転軸28は、中心軸線X1に沿って水平方向に延びている。回転軸28は、搬送側板24を貫通しており、当該搬送側板24に、軸受31を介して回転可能に保持されている。回転軸28の、搬送側板24を貫通して一対の搬送側板23、24間に突出された一端には、円板状のフランジ32が連結されており、フランジ32は、ローラ本体25の、搬送側板24側の一端開口に嵌挿されている。回転軸28の、搬送側板23、24の外側(図において右側)に突出された他端にはプーリ33が外挿されている。プーリ33と、図示しない電動モータのプーリとの間にはタイミングベルト34が掛け渡されている。
ローラ本体25、回転軸27、28、フランジ30、32およびプーリ33は、中心軸線X1を中心として同心円状に配置されている。電動モータを駆動させると、その回転力がタイミングベルト34を介してプーリ33から回転軸28に伝達されて、ローラ本体25、回転軸27、28およびフランジ30、32が、中心軸線X1まわりに一体に回転される。
回転軸27、28は、ともに中空軸であり、それぞれの回転軸27、28内には、ハロゲンランプ26をローラ本体25内で保持するための一対のホルダ35、36が挿通されている。ハロゲンランプ26は、この実施形態では、両端に端子が設けられた直管状であり、一対のホルダ35、36間に3本のハロゲンランプ26が保持されている。ホルダ35、36の、それぞれローラ本体25内に臨む先端には、3本のハロゲンランプ26の両端の端子と接続されて、当該ハロゲンランプ26をローラ本体25内で保持するとともに、ハロゲンランプ26に、点灯のための電力を通電するための、図示しないソケットが設けられている。
なお実施形態では、3本のハロゲンランプ26をローラ本体25内に保持させているが、ハロゲンランプ26は1本または2本でもよいし、4本以上でもよい。
ローラ本体25は、この実施形態では、熱変換効率が70%以上に限定される。熱変換効率が70%以上であるローラ本体25を選択して用いることにより、前述したように、ハロゲンランプからの光を、できるだけ効率よくローラ本体に吸収させて、ヒートローラの加熱の立ち上がり時間を短縮したり、ヒートローラを所定の温度に加熱するために必要な消費電力を低減したりできる。また、ローラ本体内の空気の温度上昇を抑えて、ハロゲンランプやローラ本体がダメージを受けるのを抑制することもできる。
アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるローラ本体25の熱変換効率を、70%以上とするため、本発明では、ローラ本体25の内周面25aに、黒アルマイト膜などよりも高い効率で光を吸収しうる処理を施。かかる処理としては
(1) アスペクト比が2以上、30以下の針状構造、および
(2) フッ素樹脂とセラミックの複合被膜であって、セラミックの微細粒子からなる多孔質構造を有する複合被膜、
のうちの少なくとも1種が挙げられる。
図3は、ローラ本体25の内周面25aに形成される、(1)の針状構造の表面の、粗さ曲線の一例を示すグラフである。なお図3において横軸、縦軸の目盛の間隔は、横軸が1目盛で1mm、縦軸が1目盛で50μmである。(1)の針状構造は、ローラ本体の内周面に形成された多数の凹部と、各凹部間の突起とからなり、たとえば、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるローラ本体25の内周面25aを、必要に応じて波状加工、ブラスト加工等して整えたのち、さらにケミカルエッチングすることによって形成される。
ケミカルエッチングには、フッ酸を用いるのが好ましい。フッ酸は、アルミニウムやアルミニウム合金の表面(内周面25a)に対するエッチング速度の異方性が大きく、これらの表面を、幅方向よりも深さ方向に大きくエッチングできるため、ローラ本体25の内周面25aを針状構造とするのに適している。
(1)の針状構造のアスペクト比、すなわち凹部の深さと開口幅との比(深さ)/(開口幅)は、上述したように2以上、30以下とされる。アスペクト比がこの範囲未満では、凹部の深さに対する開口幅が大きいため、当該凹部内に取り込んだハロゲンランプからの光が、熱に変換されずに凹部外に放射される割合が多くなって、ローラ本体の全体での熱変換効率70%以上の範囲を満足できないおそれがある。一方、アスペクト比が上記の範囲を超える、アスペクト比の大きい針状構造は、実質的に形成することができない。すなわち、ケミカルエッチングでは、エッチング処理の時間を長くするほど、凹部をより深くできるものの、突起の先端も同時にエッチングされるため、エッチング処理の時間を長くしても、上記の範囲を超える、アスペクト比の大きい針状構造を形成することは困難である。
なお(1)の針状構造の、凹部の深さは、5μm以上であるのが好ましく、300μm以下であるのが好ましい。凹部の深さがこの範囲未満では、凹部の深さが不足し、また、凹部の深さが上記の範囲を超える場合には開口幅が大きすぎる。そのため、このいずれの場合にも、凹部内に取り込んだハロゲンランプからの光が、熱に変換されずに凹部外に放射される割合が多くなって、ローラ本体の全体での熱変換効率70%以上の範囲を満足できないおそれがある。
(2)のフッ素樹脂とセラミックの複合被膜は、塗剤を、必要に応じて波状加工、ブラスト加工等して整えたローラ本体25の内周面25aに塗布したのち、焼成して形成される。塗剤は、たとえば、フッ素樹脂の微細粒子を含む、フッ素被膜形成用のディスパージョンに、セラミックの微細粒子を複合させた塗剤であってもよい。また塗剤は、ゾル−ゲル法によってセラミック被膜を形成し得るセラミックの前駆体と、PTFE等のフッ素樹脂の微細粒子とを複合させた塗剤であってもよい。
また(2)の複合被膜は、2層以上の多層構造としてもよい。具体的には、プライマ層とトップコート層とを含む2層構造であってもよい。プライマ層は、フッ素樹脂とセラミックの比率を調整して、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるローラ本体25の内周面25aに対する密着性を高めた層である。トップコート層は、プライマ層上に形成され、フッ素樹脂とセラミックの比率を調整して、硬度や非粘着性等を付与した層である。
(2)の複合被膜は、前述したように、内部に、セラミックの微細粒子からなる多孔質構造を有し、当該多孔質構造内に取り込んだハロゲンランプからの光が、熱に変換されずに膜外に放射される割合を少なくできる。そのため、ローラ本体の全体での熱変換効率を70%以上とするためには、塗剤における、セラミックまたはその前駆体と、フッ素樹脂の比率を調製したり、複合被膜の厚みを調整したりすればよい。
本発明では、ローラ本体25の全体での熱変換効率を、下記の方法によって求めた値でもって表すこととする。
すなわち、熱変換効率を求めるローラ本体25内にハロゲンランプ26を配置し、ローラ本体25の外周面の温度を測定しながらハロゲンランプ26に通電して点灯させて、図4に示す、ハロゲンランプの点灯を開始してからの経過時間(分)と、ローラ本体の外周面の温度Thr(℃)との関係を求める。
ここで、測定時の外気温をT0(℃)、ローラ本体25の光の吸収率をQ(%)、ローラ本体25の外周面からの放熱率をH(%)とすると、熱収支から、温度Thr(℃)と時間t(分)との間に、式(i):
(dThr/dt)=Q−H×(Thr−T0) (i)
の熱平衡方程式が導かれる。また熱平衡、すなわち(dThr/dt)=0に達すると、当該熱平衡時の収束温度Thr=T∞は、式(ii):
T∞=T0+(Q/H) (ii)
となり、図4の測定結果に対してQ/Hを収束計算すると、光の吸収率Qと放熱率Hの値が求められる。また、式(ii)から、熱平衡時の収束温度T∞が求められる。
次いで、アルミニウムの押し出し材からなり、内周面25aを処理していない素地のままの、熱変換効率が既知であるローラ本体25について、同様の測定および計算を行う。それにより求めた光の吸収率をQ0とする。これを用いて、光の吸収率の比Q/Q0を求め、当該比Q/Q0をもとに、測定対象としてのローラ本体25の熱変換効率を算出する。
以下には、内周面25aに種々の処理を施したローラ本体25のサンプルについて、上記の方法によって熱変換効率を求めた結果を示す。
(サンプル1)
アルミニウムの押し出し材からなり、内周面25aを処理していない素地のままのローラ本体25をサンプル1とした。熱変換効率は57.1%であった。
(サンプル2)
サンプル1のローラ本体25の内周面25aを波状加工し、次いでブラスト加工して整えたのち、陽極酸化処理して厚み16μmの陽極酸化膜を形成し、さらにニッケルめっきして黒に着色して黒アルマイト膜とした
(サンプル
サンプル1のローラ本体25の内周面25aを波状加工し、次いでブラスト加工して整えたのち、フッ素樹脂とセラミックからなり、黒色で、厚み約16μmのプライマ層と、フッ素樹脂とセラミックからなり、透明で、厚み約8μmのトップコート層の2層構造の、(2)の複合被膜を形成した。
(サンプル
サンプル1のローラ本体25の内周面25aを波状加工し、次いでブラスト加工して整えたのち、フッ酸でケミカルエッチングして、(1)のアスペクト比が5〜10の範囲である針状構造を形成した。
上記サンプル1〜について、前述した方法により、それぞれ図4に示すグラフを作成し、光の吸収率Q、放熱率H、および熱平衡時の収束温度T∞を求めた。そして、サンプル1の光の吸収率をQ0として、吸収率の比Q/Q0を求めて、サンプル1の熱変換効率(57.1%)から、サンプル2〜5の熱変換効率を求めた。結果を表1に示す。
Figure 0006944801
表1より、アルミニウムからなるローラ本体25の内周面25aに、(1)(2)のいずれかの処理を施すことで、収束温度T∞を、黒アルマイト膜を形成したサンプル2と同等程度に維持しながら、ローラ本体25の熱変換効率を、70%以上に向上できることが確認された。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、ヒートローラ18を、インクジェット印刷装置2において、印刷媒体Pに印字したインクを乾燥させるために用いる場合を例に挙げて説明したが、それ以外の種類の印刷装置に本発明を適用することもできる。たとえば、ヒートローラを、電子写真方式の印刷装置において、印刷媒体に印字したトナー像を定着させるために用いることも可能である。また、印刷媒体としては、長尺のウェブを一例に説明したが、枚葉紙等を印刷媒体とすることもできる。また、上記の実施形態では、上述の(1)(2)のいずれか1つの構造を、ローラ本体の内周面に形成する形で実施していたが、(1)(2)の2つの構造を組み合わせて実施することもできる。また(1)(2)のいずれか1つの構造とともに、他の構造を組み合わせてもよい。たとえば、サンプルの針状構造をさらに黒色化したい場合は、当該サンプル5の針状構造に対して陽極酸化処理を施して、厚み13μm以上、16μm以下程度の黒アルマイト膜を形成してもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で、種々の設計変更を施すことが可能である。
2 インクジェット印刷装置(印刷装置)
8 搬送路
13、16 印字ユニット
18 ヒートローラ
25 ローラ本体
26 ハロゲンラン
印刷媒体

Claims (3)

  1. 中空円筒状のローラ本体と、前記ローラ本体内に配置されたハロゲンランプとを含み、前記ローラ本体は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、内周面に、
    (1) アスペクト比が2以上、30以下の針状構造、および
    (2) フッ素樹脂とセラミックの複合被膜であって、セラミックの微細粒子からなる多孔質構造を有する複合被膜、
    のうちの少なくとも1種が形成されて、前記ハロゲンランプからの光の熱変換効率が70%以上である、ヒートローラ。
  2. 前記(2)の複合被膜は、前記フッ素樹脂と前記セラミックからなる黒色のプライマ層と、前記フッ素樹脂と前記セラミックからなる透明のトップコート層の2層構造である請求項1に記載のヒートローラ。
  3. 印刷媒体の搬送路と、
    前記搬送路を搬送される印刷媒体に、インクジェット印刷方式によって印字する印字ユニットと、
    前記搬送路の、前記印字ユニットより印刷媒体の搬送方向の下流側に配置された、前記請求項1または2に記載のヒートローラと、を含む、印刷装置。
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