JP6944284B2 - 包装箱及び包装体 - Google Patents
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Description
図1〜図8に示すように、本実施形態に係る包装箱1は、被包装物として複数本のボトル型飲料容器100を包装する包装箱である。包装箱1に複数本のボトル型飲料容器100が包装されたものを、包装体という。ボトル型飲料容器100は、上部に開口を有するボトル本体101と、ボトル本体101の開口を塞ぐ蓋102と、蓋102の直下に位置するボトル本体101の上部に形成されたフランジ部103と、を備える。なお、包装箱1が包装する被包装物は、ボトル型飲料容器100に限定されるものではなく、如何なるものであってもよい。また、包装箱1が包装する被包装物の数は、如何なる数であってもよい。本実施形態では、12本のボトル型飲料容器100が包装箱1に包装されているものとして説明する。なお、図7では、包装箱1にボトル型飲料容器100が包装されている状態を示しており、図8では、包装箱1にボトル型飲料容器100が包装されていない状態を示している。
図9に示すように、包装箱1は、包装箱用ブランク20を直方体に組み立てた(製箱した)ラップラウンド型の包装箱である。包装箱用ブランク20は、厚紙、段ボール紙等の紙板(ペーパーシート)である。なお、包装箱用ブランク20の表裏面の内、包装箱1の内側となる面を内面といい、包装箱1の外側となる面を外面という。包装箱用ブランク20は、天面シート部21と、底面シート部22と、第一背面シート部23aと、第二背面シート部23bと、第一上フラップシート部23cと、第一下フラップシート部23dと、第一前面シート部24aと、第二前面シート部24bと、第二上フラップシート部24cと、第二下フラップシート部24dと、第一側面シート部25と、第二側面シート部26と、接着代27と、を備える。
図1及び図3に示すように、背面部13は、天面部11側に折り込まれる押込部31と、押込部31に接続されて押込部31から第一側面部15側の端辺及び第二側面部16側の端辺まで延びる一対の第一破断線32,33と、を有する。
図1〜図5及び図7に示すように、第一側面部15は、第一破断線32に接続されて背面部13側の端辺から前面部14側の端辺まで延びる第二破断線41を有する。第二側面部16は、第一破断線33に接続されて背面部13側の端辺から前面部14側の端辺まで延びる第二破断線42を有する。第二破断線41と第二破断線42とは、同じ形状に形成されている。一対の第二破断線41,42は、背面部13側から前面部14側に向けて底面部12側に傾斜しながら直線状に延びている。
図1、図2及び図6に示すように、前面部14は、一対の第二破断線41,42に接続されて第一側面部15側の端辺から第二側面部16側の端辺まで延びる第三破断線45を有する。第三破断線45は、第二上フラップ部14cと第二下フラップ部14dとの間、つまり、第一前面部14a又は第二前面部14bの1重構造となっている領域に位置する。第三破断線45は、底面部12側に凸となる曲線状に形成されている。第三破断線の曲線形状は、特に限定されるものではないが、左右対称の曲線状、左右対称の円弧状とすることができる。
次に、包装箱1の開封方法について説明する。
本発明の実施例1として、上記の実施形態に係る包装箱を作製した。
本発明の比較例1として、実施例1の包装箱と同じ大きさのラップラウンド型の包装箱を作製した。比較例1の包装箱には、開封手段として、前面部、第一側面部、背面部及び第二側面部の全周に延びる上下一対の第一及び第二カットラインと、上下一対の第一及び第二カットラインに接続される第三カットラインと、を形成した。
10名の被験者(男性5名、女性5名)に、実施例1の包装箱と比較例1の包装箱とを開封してもらい、その開封時間を比較計測した。10名の被験者の開封時間の平均は、比較例1の包装箱が22.8秒であるのに対し、実施例1の包装箱が15.4秒と大幅に短縮された。実際、店頭で何箱も開封することを考慮すると、短時間にワンタッチで開封できる実施例1の包装箱は、極めて使いやすさに優れた包装箱であると考えられる。
Claims (14)
- 互いに対向する天面部及び底面部と、互いに対向する背面部及び前面部と、互いに対向する第一側面部及び第二側面部とを備える包装箱であって、
前記背面部は、前記天面部から前記底面部に向けて延びる第一上フラップ部と、前記底面部から前記天面部に向けて延びるとともに前記第一上フラップ部から離間される第一下フラップ部とを有し、
前記背面部は、前記第一上フラップ部と前記第一下フラップ部との間に位置して前記天面部側に折り込まれる押込部と、前記押込部に接続されて前記押込部から前記第一側面部側の端辺及び前記第二側面部側の端辺まで延びる一対の第一破断線とを有し、
前記第一側面部及び前記第二側面部は、前記一対の第一破断線に接続されて前記背面部側の端辺から前記前面部側の端辺まで延びる一対の第二破断線を有し、
前記前面部は、前記一対の第二破断線に接続されて前記第一側面部側の端辺から前記第二側面部側の端辺まで延びる第三破断線を有し、
前記押込部は、前記天面部側に折り込まれた際に前記押込部の少なくとも一部が前記第一上フラップ部と重ねられる位置に位置する、
包装箱。 - 前記背面部は、前記第一側面部から前記第二側面部に向けて延びる第一背面部と、前記第二側面部から前記第一側面部に向けて延びる第二背面部と、を更に有し、
前記押込部は、前記第一背面部及び前記第二背面部により形成される、
請求項1に記載の包装箱。 - 前記押込部は、両端が前記一対の第一破断線に接続される押込破断線を有する、
請求項1又は2に記載の包装箱。 - 前記押込部は、前記第一上フラップ部の前記第一下フラップ部側の端辺に沿って延びる第一誘導罫線を有する、
請求項3に記載の包装箱。 - 前記押込部は、前記第一誘導罫線の前記第一下フラップ部側に位置して、前記第一誘導罫線と平行に延びる第二誘導罫線を有する、
請求項4に記載の包装箱。 - 前記一対の第一破断線は、前記押込部から前記第一側面部及び前記第二側面部に向かうに従い前記第一上フラップ部から離れる方向に傾斜している、
請求項1〜5の何れか一項に記載の包装箱。 - 前記第一上フラップ部は、前記押込部よりも前記第一側面部側及び前記第二側面部側の位置から前記天面部側に傾斜しながら前記第一側面部及び前記第二側面部に向けて延びる一対の第三誘導罫線を有する、
請求項1〜6の何れか一項に記載の包装箱。 - 前記背面部は、前記第一側面部から前記第二側面部に向けて延びる第一背面部と、前記第二側面部から前記第一側面部に向けて延びる第二背面部とを有し、
前記第一背面部及び前記第二背面部は、前記押込部よりも前記第一側面部側及び前記第二側面部側の位置から前記天面部側に傾斜しながら前記第一側面部及び前記第二側面部に向けて延びる一対の第四誘導罫線を有する、
請求項1〜7の何れか一項に記載の包装箱。 - 前記第二破断線は、前記背面部から前記前面部に向けて延びる背面部側第二破断線部と、前記背面部側第二破断線部から前記前面部に向けて延びる前面部側第二破断線部と、を有し、
前記背面部側第二破断線部の単位距離当たりの破断強度は、前記前面部側第二破断線部の単位距離当たりの破断強度よりも小さい、
請求項1〜8の何れか一項に記載の包装箱。 - 前記一対の第二破断線は、前記背面部側から前記前面部側に向けて前記底面部側に傾斜しながら直線状に延びている、
請求項1〜9の何れか一項に記載の包装箱。 - 前記第一側面部及び前記第二側面部は、前記一対の第二破断線の前記天面部側に、前記天面部及び前記背面部に向けて延びる一対の第五誘導罫線を有する、
請求項1〜10の何れか一項に記載の包装箱。 - 前記第三破断線は、底面部側に凸となる曲線状に形成されている、
請求項1〜10の何れか一項に記載の包装箱。 - 請求項1〜11の何れか一項に記載の包装箱と、
前記包装箱に包装された複数本のボトル型飲料容器と、を備える、
包装体。 - 前記押込部は、前記ボトル型飲料容器により前記包装箱の内側への折り込みが阻害されない位置に位置する、
請求項13に記載の包装体。
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