JP6941999B2 - ペット用トイレ砂 - Google Patents

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Description

本発明は、ペット用トイレ砂に関する。
鉱物系材料を用いたペット用トイレ砂、特に猫用トイレ砂に関しては、カルシウム型ベントナイト、酸性白土や活性白土等の非膨潤性粘土鉱物と、ナトリウム型ベントナイトや活性化ナトリウム型ベントナイト等の膨潤性粘土鉱物と、を混合して用いると、(猫)尿を吸収したトイレ砂がしっかり固まって廃棄し易く、また消臭性も比較的良好であることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、ペット用トイレ砂については、心地良い生活環境の観点から、より高い消臭性を発揮すること、経済性の観点から、鉱物使用量(固化量)をより少なくすることが求められている。
消臭性について特に重要な消臭源は、アンモニアとメルカプタンである。有機酸を添加することで、アンモニアの消臭性を改善することが知られている(例えば、特許文献2、3参照)。また、銅等の金属塩を添加することで、メルカプタンの消臭性を改善することが知られている(例えば、特許文献4参照)。
鉱物使用量を低減する手法としては、非膨潤性粘土鉱物の混合割合を増加する手法が知られている。
特開平9−65789号公報 特開昭63−44823号公報 特開2009−000087号公報 特開2005−176673号公報
アンモニアの消臭性を改善する目的で、有機酸を添加する場合、メルカプタンの消臭性が悪化する場合がある。また、メルカプタンの消臭性を改善する目的で、銅等の金属塩を添加しても、鉱物使用量を低減する効果はない。
また、鉱物使用量を低減する手法として、非膨潤性粘土鉱物の混合割合を増加すると、塊がべとついて廃棄性が悪化するという問題がある。
そのため、ペット用トイレ砂に求められている、経済性と心地良い生活環境を同時に満足し得る技術が望まれている。
本発明の課題は、鉱物使用量を低減してもべとつきがない塊を形成し得るとともに、鉱物使用量(固化量)が少なく、メルカプタンの消臭性を悪化することなく、アンモニア臭の消臭性を改善し得るペット用トイレ砂を提供することである。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、2種類の異なる性質の粘土鉱物と所定のリン原子含有成分を、所定の割合で含有することにより、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明者らは、下記の〔1〕〜〔5〕を提供する。
〔1〕(A)成分:(a1)膨潤性粘土鉱物及び(a2)非膨潤性粘土鉱物を含む粘土鉱物と、(B)成分:ピロリン酸、リン酸二水素カリウム、及びリン酸と無機カリウム塩の混合物からなる群から選択される少なくとも1種のリン原子含有成分と、を含有し、前記(a1)成分と前記(a2)成分の質量比((a1)/(a2))が、乾燥物換算で、60/40〜90/10であり、前記(A)成分と前記(B)成分の合計量に対する前記(B)成分の割合が、乾燥物換算で、0.25以上5未満であるペット用トイレ砂。
〔2〕前記(a1)成分が、ナトリウム型ベントナイトである上記〔1〕に記載のペット用トイレ砂。
〔3〕前記(a2)成分が、カルシウム型ベントナイトである上記〔1〕又は〔2〕に記載のペット用トイレ砂。
〔4〕前記(B)成分の1質量%水溶液のpH値が7未満である上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のペット用トイレ砂。
〔5〕(a1)膨潤性粘土鉱物及び(a2)非膨潤性粘土鉱物を含む粘土鉱物と、水と、ピロリン酸、リン酸二水素カリウム、及びリン酸と無機カリウム塩の混合物からなる群から選択される少なくとも1種のリン原子含有成分と、を撹拌した後、成形機で成形する工程と、乾燥機で乾燥する工程と、を有するペット用トイレ砂の製造方法。
本発明によれば、固化量が少なく、鉱物使用量を低減してもべとつきがない塊を形成し得るとともに、メルカプタンの消臭性を悪化することなく、アンモニア臭の消臭性を改善し得るペット用トイレ砂を提供することができる。
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。なお、本明細書中、(a1)成分と(a2)成分の質量比や、(A)成分と(B)成分の合計量に対する(B)成分の割合を定義する際の、「乾燥物換算で」とは、赤外線水分計を用いて、140℃で、水分変化量が2分間で0.1%以下になるまで乾燥させた際の粘土鉱物の含水率を測定し、乾燥物に換算した値を用いることを意味する。なお、含水率の計算方法を下記に記す。
(含水率)=(水分変化量)/(乾燥前重量)×100(%)
本明細書において、「膨潤性」、「非膨潤性」とは、下記の膨潤力の試験方法に準じて求め得る性質である。
測定試料(例えば、ベントナイト)2.0gをとり、水100mLを入れた100mLメスシリンダーに10回に分けて加える。ただし、先に加えた測定試料がほとんど沈着した後、次の測定試料を加える。これを24時間放置し、容器の塊の見かけの容積が10mLの目盛り以上である場合を「膨潤性」と呼称し、10mL未満である場合を「非膨潤性」と呼称する。
(1)ペット用トイレ砂:
本発明のペット用トイレ砂は、(A)成分:(a1)膨潤性粘土鉱物及び(a2)非膨潤性粘土鉱物を含む粘土鉱物と、(B)成分:ピロリン酸、リン酸二水素カリウム、及びリン酸と無機カリウム塩の混合物からなる群から選択される少なくとも1種のリン原子含有成分と、を含有する。
本発明のペット用トイレ砂は、(B)成分として、所定のリン原子含有成分を含有するので、鉱物使用量を低減してもべとつきがない塊を形成し得るとともに、メルカプタンの消臭性を悪化することなく、アンモニアの消臭性を改善することができる。
本発明のペット用トイレ砂の固化量(鉱物使用量)は、46g/生理食塩水20ml未満が好ましく、45g/生理食塩水20ml未満がより好ましく、44g/生理食塩水20ml未満がさらに好ましい。
なお、固化量は、下記の試験で算出する値であり、「g/生理食塩水20ml」という単位は、生理食塩水20mlあたりの鉱物使用量である。
乾燥ペレット(粒度調整品:2.36mmオン)300gを、容積400ml(直径:9cm、高さ:9cm)のカップ型の容器に移し、10cmの高さから生理食塩水20mlを10秒で滴下する。余分な砂をふるい落した後、塊の質量を測定する。塊の質量から水の質量を減算した値を固化量とする。
本発明のペット用トイレ砂のアンモニアの消臭性は、99.5%以上が好ましく、99.7%以上がより好ましく、99.8%以上がさらに好ましい。なお、アンモニアの消臭性は、下記の試験で算出する。
試薬の28%アンモニア水溶液5.0gに、超純水を加えて全量100mLにし、1.4%アンモニア水溶液を調製する。1.8Lのマヨネーズ瓶に乾燥ペレットを100gとり、1.4%アンモニア水溶液を1mLだけ注射器で滴下する。ラップをかぶせ、さらに穴の開いた内蓋を取り付け密封する。20分後、内蓋の穴の部分からラップを破るように気体検知管を挿入し、ヘッドスペースのアンモニア残存濃度を測定する。評価温度は室温(20〜25℃)であり、アンモニアのブランク濃度(乾燥ペレット無し)を7200ppmとする。アンモニアのブランク濃度からアンモニアの残存濃度を引いた値をアンモニアのブランク濃度で割った値を100倍した数値を、アンモニアの消臭性とする。
本発明のペット用トイレ砂のメルカプタンの消臭性は、68%以上が好ましく、74%以上がより好ましく、79%以上がさらに好ましい。なお、メルカプタンの消臭性は、下記の試験で算出する。
試薬のエチルメルカプタン9.5μL(比重:0.84)を、エタノール100mLに溶解し、0.008w/v%のエチルメルカプタン−エタノール溶液を調製する。1.8Lのマヨネーズ瓶に乾燥ペレットを100gとり、0.008w/v%エチルメルカプタン−エタノール溶液を1mLだけ注射器で滴下する。ラップをかぶせ、さらに穴の開いた内蓋を取り付け密封する。5分後、内蓋の穴の部分からラップを破るように気体検知管を挿入し、ヘッドスペースのエチルメルカプタン残存濃度を測定する。評価温度は室温(20〜25℃)であり、メルカプタンのブランク濃度(乾燥ペレット無し)を15ppmとする。メルカプタンのブランク濃度からメルカプタンの残存濃度を引いた値をメルカプタンのブランク濃度で割った値を100倍した数値を、メルカプタンの消臭性とする。
本発明のペット用トイレ砂は、尿吸収後の塊のべとつきが少ないものである。より詳細には、本発明のペット用トイレ砂は、固化量を測定した後の塊を、穴あきのスコップで5秒間軽く振り、余分な砂を落とした時のスコップへの付着を目視評価した場合、全く付着がないものである。
(1−1)(A)成分:
(A)成分は、(a1)膨潤性粘土鉱物(以下、「(a1)成分」ともいう)及び(a2)非膨潤性粘土鉱物(以下、「(a2)成分」ともいう)を含む粘土鉱物である。
粘土鉱物としては、例えば、スメクタイト系粘土鉱物;バーミキュライト、ハロイサイト、膨潤性マイカ等の天然粘土鉱物;合成粘土鉱物;これらの混合物が挙げられる。中でもスメクタイト系粘土鉱物が好ましい。
スメクタイトとは、モンモリロナイト、バイデライト、ヘクトライト、サポナイト、スチーブンサイト等の膨潤性を有する粘土鉱物の総称をいう。
スメクタイト系粘土鉱物は、層状ケイ酸塩であり、層間に各種の交換性陽イオンを含む。交換性陽イオンの種類により、膨潤性等の性質が異なる。
スメクタイト系粘土鉱物としては、例えば、モンモリロナイト(酸性白土やベントナイト等)、バイデライト、ノントロナイト等のジオクタヘドラル型スメクタイト;サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、フライポンタイト等のトリオクタヘドラル型スメクタイト;スチーブンサイト等が挙げられる。中でも、モンモリロナイトが好ましく、モンモリロナイトを主成分とするベントナイトがより好ましい。
なお、これらのスメクタイト系粘土鉱物は、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
ベントナイトとは、スメクタイトの代表的粘土鉱物であるモンモリロナイトを主成分とし、クォーツ、クリストバライト、ゼオライト、長石、方解石等の鉱物を含む粘土鉱物をいう。
(a1)成分と(a2)成分の質量比((a1)/(a2))は、乾燥物換算で、60/40〜90/10であり、70/30〜80/20であることが好ましい。(a1)成分が60未満かつ(a2)成分が40超であると、尿を吸収した塊がべとつき、廃棄性に劣る場合がある。一方、(a1)成分が90超かつ(a2)成分が10未満であると、(B)成分を添加しても、鉱物使用量(固化量)を低減する効果が得られない場合がある。
((a1)膨潤性粘土鉱物)
(a1)膨潤性粘土鉱物は、上記膨潤力の試験方法に準じて求めた膨潤性を有するものである。即ち、100mLの水を入れた100mLのメスシリンダーに2.0gの粘土鉱物を投入し、24時間経過後に塊の見かけの容積が10mLの目盛り以上を示す粘土鉱物である。24時間経過後の塊の見かけの容積が20mLの目盛り以上を示す粘土鉱物であることが好ましい。
(A)成分として、(a1)成分を含むため、尿を吸収したトイレ砂がしっかり固まって廃棄し易い。
(a1)成分としては、上記膨潤性を有する限り特に限定されない。例えば、ナトリウム型ベントナイトヘクトライト、サポナイト、バイデライト、アタパルジャイト、セピオライトある。中でも、ナトリウム型ベントナイトが好ましい。ナトリウム型ベントナイトとは、日本ベントナイト工業会分析規格において、浸出イオンのうちCa/Naの濃度比(モル比)が0.9以下、好ましくは0.8以下のものをいい、例えば、天然ナトリウム型ベントナイトや活性化ナトリウム型ベントナイトが挙げられる。
なお、活性化ナトリウム型ベントナイトとは、カルシウム型ベントナイト等のスメクタイト純度の高い原料粘土を炭酸ナトリウム等のナトリウム化合物で処理してなるものをいう。
活性化ナトリウム型ベントナイトは、例えば、特開昭48−63978号公報に記載するようにして合成することができる。詳細には、ベントナイト原石を含水(40%)状態のまま径10mm以下にロールフラッシャで粗砕する。炭酸ナトリウムを粉末のまま添加し混合した後、強力な混練機にて捏和圧練する。その後、径20mm厚さ10mmのペレットに成形した後、乾燥粉砕して合成することができる。
なお、活性化剤である炭酸ナトリウムの添加量に関しては適確な決定手段がなく、単に製品の膨潤力、分散液の粘度性質、鋳物砂組成物の湿態強度等を測定して判断するか、或いは原料のカルシウム型ベントナイトの浸出アルカリ土類金属イオン(カルシウムイオン及びマグネシウムイオン)量に対して化学当量とする等の方法によって添加量を決めることができる。
(活性化)ナトリウム型ベントナイトは、水との接触により、層間のナトリウムイオンに水分子が次々に水和する。そのため、結晶の底面同士の間隔である底面間隔が増加して膨潤し、層間のナトリウムイオンに水分子の酸素原子が配位結合する。また、ナトリウム型ベントナイトは、ナトリウムイオンの介在によるアルミノシリケート層同士の電気的引力が弱いため、ナトリウムイオンに水分子が水和して層間に次々に多くの水分子をインターカレートし、上記の膨潤性を示す。
(a1)成分としては、天然から産出されるものを用いてもよく、合成品を用いてもよく、市販品を用いてもよい。市販品としては、例えば、クニゲルV1、クニゲルU、クニゲルVA、クニゲルV2、クニピアG、クニピアF、ネオクニボンド、スメクトンSA、合成ヘクトライト(以上、クニミネ工業社製)、ベンゲルFW、穂高ベントナイト、妙義ベントナイト、榛名ベントナイト、ベントナイトスーパークレイ、粒状ベントナイト(以上、HOJUN社製)、HECTABRITE(ボルクレイ・ジャパン社製)、ベンクレイ、イオナイトT(水澤化学工業社製)、ポーラゲル(アメリカンコロイド社製)、ルーセンタイト(コープケミカル社製)、ビーガム(バンダービルト社製)を挙げることができる。
なお、(a1)成分は1種単独を用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
((a2)非膨潤性粘土鉱物)
(a2)非膨潤性粘土鉱物は、上記膨潤力の試験方法に準じて求めた膨潤性を有するものである。即ち、100mLの水を入れた100mLのメスシリンダーに2.0gの粘土鉱物を投入し、24時間経過後に塊の見かけの容積が10mLの目盛り未満を示す粘土鉱物である。
(A)成分として、(a2)成分を含むため、鉱物使用量(固化量)を低減することができる。
(a2)成分としては、上記膨潤性を有する限り特に限定されない。例えば、カルシウム型ベントナイト、活性白土、酸性白土がある。中でも、カルシウム型ベントナイト、活性白土、酸性白土が好ましく、カルシウム型ベントナイトがより好ましい。
カルシウム型ベントナイトは、結晶層を引きつける力がナトリウムイオンより強いものの、水和エネルギーがナトリウムイオンより強く、2層の水分子までは容易に形成される。しかしながら、カルシウム型ベントナイトは、結晶層を引きつける力に制限されて層間には3分子層までに限定されるため、上記の非膨潤性を示す。
酸性白土は、スメクタイトを主成分とするものであり、シリカ層・アルミナ層・シリカ層からなる三層構造を基本構造とし、このような三層構造が数枚積層した微小な単結晶の集合体である。このような三層構造の積層層間には、カルシウム、カリウム、ナトリウム等の陽イオンや水素イオンとそれに配位している水分子が存在している。また、基本三層構造中のAlの一部がMgやFe(II)に置換し、Siの一部がAlに置換しているため、結晶格子はマイナスの電荷を有している。このマイナスの電荷が基本層間に存在する上記の陽イオンや水素イオンにより中和されている。
但し、酸性白土は、基本層間に存在するナトリウムイオン量が少ないため、水に分散させたときのpH値は低く、一般に酸性サイドにあり、高い吸水性を示すものの、膨潤性が低い場合がある。
活性白土は、モンモリロナイト系鉱物の三層基本構造が残留する程度に、酸性白土を硫酸等の鉱酸水溶液で酸処理して比表面積や細孔容積を高めたものであり、前述した酸性白土の層間の金属イオンを水素イオンに置換し(活性化)、粘土鉱物中の酸可溶性成分を溶出せしめたものである。そのため、活性白土は、基本層間に存在するナトリウムイオン量が酸性白土よりもさらに少なくなり、水に分散させたときのpH値はさらに低くなる。従って、活性白土は、高い吸水性を示すものの、膨潤性が極めて低い場合がある。
(a2)成分としては、天然から産出されるものを用いてもよく、合成品を用いてもよく、市販品を用いてもよい。市販品としては、例えば、クニボンド(クニミネ工業社製)、トルコ産カルシウムベントナイトSTP(マルマラコンコルド社製)、ニッカナイトS−200(日本活性白土社製)を挙げることができる。
なお、(a2)成分は1種単独を用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(1−2)(B)成分:
(B)成分は、ピロリン酸、リン酸二水素カリウム、及びリン酸と無機カリウム塩の混合物からなる群から選択される少なくとも1種のリン原子含有成分である。(B)成分は、リン酸二水素カリウム、又はリン酸と無機カリウム塩の混合物であることが好ましく、リン酸二水素カリウム、リン酸と硫酸カリウムの混合物、リン酸と塩化カリウムの混合物、又はリン酸と炭酸カリウムの混合物であることがより好ましい。
(A)成分と(B)成分の合計量に対する(B)成分の割合((B)/((A)+(B))×100)(以下、単に「(B)成分の割合」ともいう)は、(A)成分を構成する(a1)成分と(a2)成分の種類や配合比等に応じて適宣調整され得る。一例として、(B)成分の割合は、乾燥物換算で、0.25以上5未満であり、0.5以上2以下であることが好ましい。(B)成分の割合が0.25未満であると、(B)成分を添加する効果が得られず、アンモニアの消臭性を改善することができない場合がある。一方、(B)成分の割合が5以上であると、鉱物使用量(固化量)を低減できない場合がある。
(B)成分の1質量%水溶液のpH値は、7未満であることが好ましく、5未満であることがより好ましい。(B)成分の1質量%水溶液のpH値が7未満であることで、メルカプタンの消臭性を悪化させることなく、アンモニアの消臭性を改善することができる。
(ピロリン酸)
ピロリン酸は、化学式:Hで表される無機化合物であり、二リン酸とも呼ばれる水あめ状の液体である。ピロリン酸は、リン酸を高温で脱水縮合した合成品を用いてもよく、市販品を用いてもよい。
(リン酸二水素カリウム)
リン酸二水素カリウムは、化学式:KHPOで表される無機化合物であり、リン酸一カリウムとも呼ばれる固体である。リン酸二水素カリウムは、水酸化カリウム又は炭酸カリウムの水溶液に化学当量のリン酸を加えて濃縮した合成品を用いてもよく、リン酸に塩化カリウムを加えて加熱して生成したメタリン酸カリウムを急冷し、その水溶液を濃縮して析出させた合成品を用いてもよく、市販品を用いてもよい。
リン酸二水素カリウムの1質量%水溶液のpH値は、約4.48と弱酸性である。
(混合物)
混合物は、リン酸と無機カリウム塩の混合物である。無機カリウム塩としては、例えば、炭酸カリウム、硫酸カリウム、塩化カリウム等が挙げられる。
リン酸のみを使用すると、メルカプタンの消臭性を改善できなかったり、鉱物使用量(固化量)が低減できなかったりする場合がある。また、無機カリウム塩のみを使用すると、アンモニアの消臭性を改善できなかったり、鉱物使用量(固化量)を低減できなかったりする場合がある。
そのため、リン原子含有成分としてリン酸を使用する場合、無機カリウム塩を併用する必要がある。
また、リン酸の代わりに鉱酸である硫酸と無機カリウム塩の混合物を用いると、鉱物使用量(固化量)が低減できなく、(B)成分を含有する効果が得られない場合がある。
リン酸と無機カリウム塩の配合比については特に限定されないが、混合物の1質量%水溶液のpH値が、7未満(即ち、弱酸性)となる配合比であることが好ましい。混合物の1質量%水溶液のpH値が7未満であることで、アンモニアの消臭性を改善することができる。
(1−3)任意成分:
本発明のペット用トイレ砂は、本発明の効果を奏する限り、当該分野で使用される任意成分を含有してもよい。任意成分としては、例えば、木粉、紙粉、香料、活性炭等の消臭機能を有する基材、ゼオライト、シリカ、(A)成分以外の粘土鉱物等の水不溶性無機化合物、着色剤、界面活性剤、キレート剤、殺菌剤、防腐剤、防カビ剤等が挙げられる。
(2)ペット用トイレ砂の製造方法:
本発明のペット用トイレ砂の製造方法は、(a1)膨潤性粘土鉱物及び(a2)非膨潤性粘土鉱物を含む粘土鉱物と、水と、ピロリン酸、リン酸二水素カリウム、及びリン酸と無機カリウム塩の混合物からなる群から選択される少なくとも1種のリン原子含有成分と、を撹拌した後、成形機で成形する工程と、乾燥機で乾燥する工程と、を有する。
撹拌方法は特に限定されるものではなく、手で撹拌する方法、ヘラ等を用いて撹拌する方法、攪拌機を用いて撹拌する方法等、調製するペット用トイレ砂の量に応じて選択することができる。撹拌装置としては、例えば、アイリッヒミキサー、スパルタンリューザー(商品名、不二パウダル社製)、リボンミキサーが挙げられる。
加水撹拌時の水分添加量は粉末原料を造粒できる量であればよく、通常、10〜30質量%、好ましくは18〜25質量%である。
成形機としては、特に限定されなく、例えば、転動造粒機、攪拌造粒機、圧縮造粒機、押出造粒機、破砕造粒機等が挙げられる。中でも、製造のし易さ、形状の面から、押出造粒機が好ましい。造粒装置としては、例えば、横押し造粒機、前出し造粒機、ディスクペレッター等が挙げられる。
造粒は通常行われている方法で行うことができる。造粒後の粒形は特に限定されるものではなく、例えば、球形、円柱状、フレーク状、波板状、ペレット状が挙げられる。
粒径は特に制限されるものではないが、0.7〜5mmが好ましい。これより大きい場合、接触面積が小さくなり、吸水時の塊の形成能が低下する場合がある。また、小さい場合、ペットが排泄物処理剤を掘り返した時や廃棄の際に飛び散りや粉立ちが生じ、生活環境を汚染する場合がある。
造粒後、好ましくは水分を10質量%以下、より好ましくは5質量%以下になるまで乾燥し、ペット用トイレ砂とする。乾燥には、例えば、流動層乾燥機、ロータリードライヤー、ミゼットドライヤー等を用いることができる。なお、本発明のペット用トイレ砂とは、前述の形状のもののほか、乾燥させた粒体を必要に応じて破砕した細片も含む。また、乾燥及び破砕後、常法により粒度調整することが好ましい。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。以下の実施例は、本発明を好適に説明するためのものであって、本発明を限定するものではない。なお、物性値等の測定方法は、別途記載がない限り、上記に記載した測定方法である。また、「%」は、別途記載がない限り、質量換算の値である。
[(B)成分のpH値]:
(B)成分0.18g(無水物換算)を量り取り、18mlにメスアップし、スターラーで10分間かきまぜた後、1%の溶液を調製し、pH値を測定した。
[固化量(g/生理食塩水20ml)]:
乾燥ペレット(粒度調整品:2.36mmオン)300gを、容積400ml(直径:9cm、高さ:9cm)のカップ型の容器に移し、10cmの高さから生理食塩水20mlを10秒で滴下した。余分な砂をふるい落した後、塊の質量を測定した。塊の質量から水の質量を減算した値を固化量(g/生理食塩水20ml)とした。評価基準を下記に記す。
優:44g/生理食塩水20ml未満
良:44g/生理食塩水20ml以上、45g/生理食塩水20ml未満
可:45g/生理食塩水20ml以上、46g/生理食塩水20ml未満
不良:46g/生理食塩水20ml以上
[アンモニアの消臭性]:
試薬のアンモニア水溶液5.0gに、超純水を加えて全量100mLにし、1.4%アンモニア水溶液を調製した。1.8Lのマヨネーズ瓶に乾燥ペレットを100gとり、1.4%アンモニア水溶液を1mLだけ注射器で滴下した。ラップをかぶせ、さらに穴の開いた内蓋を取り付け密封した。20分後、内蓋の穴の部分からラップを破るように気体検知管を挿入し、ヘッドスペースのアンモニア残存濃度を測定した。評価温度は室温(20〜25℃)であり、アンモニアのブランク濃度(乾燥ペレット無し)は7200ppmであった。アンモニアの残存濃度とアンモニアのブランク濃度からアンモニアの消臭性を評価した。評価基準を下記に記す。
優:99.8%以上
良:99.7%以上、99.8%未満
可:99.5%以上、99.7%未満
不良:99.5%未満
[メルカプタンの消臭性]:
試薬のエチルメルカプタン9.5μLを、エタノール100mLに溶解し、0.008w/v%のエチルメルカプタン−エタノール溶液を調製した。1.8Lのマヨネーズ瓶に乾燥ペレットを100gとり、0.008w/v%エチルメルカプタン−エタノール溶液を1mLだけ注射器で滴下した。ラップをかぶせ、さらに穴の開いた内蓋を取り付け密封した。5分後、内蓋の穴の部分からラップを破るように気体検知管を挿入し、ヘッドスペースのエチルメルカプタン残存濃度を測定した。評価温度は室温(20〜25℃)であり、メルカプタンのブランク濃度(乾燥ペレット無し)は15ppmであった。メルカプタンの残存濃度とメルカプタンのブランク濃度からメルカプタンの消臭性を評価した。評価基準を下記に記す。
優:79%以上
良:74%以上、79%未満
可:68%以上、74%未満
不良:68%未満
[べとつき]
固化量を測定した後の塊を、穴あきのスコップで5秒間軽く振り、余分な砂を落とした時のスコップへの付着を目視評価した。穴あきのスコップ(リッチェル社製)は、通常の廃棄時に主に使用されるもので、濡れていない余分な砂を落として砂の廃棄量を減らすために用いられるものである。
良:全く付着がない。
不良:少し付着が見られる(ペレットが1〜2個程度付着)、又は付着がはっきりと確認できる(泥のような汚れ)。
実施例及び比較例で用いた原料の詳細を下記表1に記す。
Figure 0006941999
(実施例1〜8、比較例1〜12)
赤外線水分計にて膨潤性粘土鉱物及び非膨潤性粘土鉱物の含水率を測定し、造粒時に含水率が25〜30%になるように、膨潤性粘土鉱物及び非膨潤性粘土鉱物にイオン交換水を添加した。イオン交換水を添加した後、ある程度均一になるまで手で混ぜ、押出造粒機(孔径:2.8mm、有効長:3mm、カッター位置:7mm)に2回通して造粒した。造粒物を恒温槽(200℃)にて、乾燥後の含水率が1%以下になるまで2時間乾燥した。2時間乾燥したものを乾燥ペレットと呼称する。
なお、(B)成分が固体の場合、膨潤性粘土鉱物及び非膨潤性粘土鉱物に(B)成分を添加し、手で軽く混合した後、イオン交換水を添加した。(B)成分が液体の場合、(B)成分をイオン交換水に混合し、膨潤性粘土鉱物及び非膨潤性粘土鉱物にイオン交換水とともに添加した。
製造した乾燥ペレットを、上記の測定方法で評価した。評価結果を下記表2〜表5に記す。なお、表2〜表5中、原料(各成分)の数値は質量部であり、(A)成分の数値は乾燥物換算値である。
Figure 0006941999
(A)成分として、(a1)膨潤性粘土鉱物だけを用いた場合、(B)成分の添加の有無にかかわらず、固化量の評価とアンモニアの消臭性の評価は「不良」であった(比較例1、2参照)。また、(A)成分として、(a1)膨潤性粘土鉱物と(a2)非膨潤性粘土鉱物を併用した場合であっても、(B)成分を添加しない場合、固化量の評価が「不良」であった(比較例3参照)。
一方、(A)成分として、(a1)膨潤性粘土鉱物と(a2)非膨潤性粘土鉱物を併用し、(B)成分としてリン酸二水素カリウムを添加すると、アンモニア及びメルカプタンの消臭性の評価が「可」であり、固化量の評価が「可」となった(実施例1参照)。なお、(A)成分と(B)成分の合計量に対する(B)成分の割合を5とすると、固化量の評価は「不良」となった(比較例4参照)。また、(B)成分としてリン酸二水素ナトリウムを添加すると、固化量の評価のみ「可」が「不良」となった(実施例1、比較例5参照)。
Figure 0006941999
(a1)膨潤性粘土鉱物と(a2)非膨潤性粘土鉱物の配合比が70:30の(A)成分を用いた場合、(B)成分を添加しない場合は、固化量の評価が「不良」であった(比較例6参照)。この(A)成分に、(B)成分としてリン酸二水素カリウムを添加すると、固化量の評価が「優」となった(実施例2参照)。また、(B)成分としてピロリン酸を添加すると、アンモニアの消臭性の評価が「優」となり、固化量の評価が「良」となった(実施例3参照)。
(B)成分として、リン酸と炭酸カリウムの混合物を添加すると、固化量の評価が「優」となり、メルカプタンの消臭性の評価が「良」となった(実施例4参照)。(B)成分として、リン酸と硫酸カリウムの混合物を添加する場合、(A)成分と(B)成分の合計量に対する(B)成分の割合が0.34であると、メルカプタンの消臭性の評価が「良」となり、固化量の評価が「可」となり(実施例5参照)、(A)成分と(B)成分の合計量に対する(B)成分の割合が0.68であると、アンモニアの消臭性の評価が「良」となり、固化量の評価が「優」となった(実施例6参照)。
Figure 0006941999
(a1)膨潤性粘土鉱物と(a2)非膨潤性粘土鉱物の配合比が70:30の(A)成分を用い、(B)成分として、リン酸と硫酸カリウムの混合物を添加する場合、(A)成分と(B)成分の合計量に対する(B)成分の割合が1.36であると、アンモニアの消臭性の評価が「良」となり、固化量の評価が「優」となった(比較例6、実施例7参照)。また、(B)成分として、リン酸と塩化カリウムの混合物を添加すると、固化量の評価、アンモニアの消臭性、メルカプタンの消臭性の評価が全て「優」となった(実施例8参照)。
一方、(a1)膨潤性粘土鉱物と(a2)非膨潤性粘土鉱物の配合比が70:30である粘土鉱物を用いる場合であっても、(B)成分として炭酸カリウムのみを添加すると、メルカプタンの消臭性の評価は「良」であったが、固化量の評価及びアンモニアの消臭性の評価が「不良」となり(比較例7参照)、リン酸のみを添加すると、アンモニアの消臭性の評価は「優」であったが、固化量の評価とメルカプタンの消臭性の評価が「不良」となり(比較例8参照)、硫酸カリウムと硫酸の混合物を添加すると、固化量の評価が「不良」となった(比較例9参照)。
Figure 0006941999
(A)成分として、(a1)膨潤性粘土鉱物と(a2)非膨潤性粘土鉱物の配合比が70:30である粘土鉱物を用いる場合、(B)成分としてリン酸水素二カリウムを添加すると、メルカプタンの消臭性の評価が「良」となったが、固化量の評価及びアンモニアの消臭性の評価は「不良」となった(比較例10参照)。
(A)成分として、(a1)膨潤性粘土鉱物と(a2)非膨潤性粘土鉱物の配合比が50:50である粘土鉱物を用いる場合、(B)成分を配合しなくても、固化量及びアンモニアの消臭性の評価は「優」であるが、べたつきの評価は「不良」であった(比較例11参照)。また、(B)成分としてリン酸二水素カリウムを添加しても、評価は添加前後で変わらなかった(比較例12参照)。
なお、参考までに市販のペット用トイレ砂(クニミネ工業社製、商品名「猫砂1番」)の参考データを表5に記す。

Claims (5)

  1. (A)成分:(a1)膨潤性粘土鉱物及び(a2)非膨潤性粘土鉱物を含む粘土鉱物と、
    (B)成分:ピロリン酸、リン酸二水素カリウム、及びリン酸と無機カリウム塩の混合物からなる群から選択される少なくとも1種のリン原子含有成分と、を含有し、
    前記(a1)成分と前記(a2)成分の質量比((a1)/(a2))が、乾燥物換算で、60/40〜90/10であり、
    前記(A)成分と前記(B)成分の合計量に対する前記(B)成分の割合が、乾燥物換算で、0.25以上5未満であるペット用トイレ砂。
  2. 前記(a1)成分が、ナトリウム型ベントナイトである請求項1に記載のペット用トイレ砂。
  3. 前記(a2)成分が、カルシウム型ベントナイトである請求項1又は2に記載のペット用トイレ砂。
  4. 前記(B)成分の1質量%水溶液のpH値が7未満である請求項1〜3のいずれか1項に記載のペット用トイレ砂。
  5. (A)成分:(a1)膨潤性粘土鉱物及び(a2)非膨潤性粘土鉱物を含む粘土鉱物と、水と、(B)成分:ピロリン酸、リン酸二水素カリウム、及びリン酸と無機カリウム塩の混合物からなる群から選択される少なくとも1種のリン原子含有成分とを、前記(a1)成分と前記(a2)成分の質量比((a1)/(a2))を、乾燥物換算で、60/40〜90/10とし、前記(A)成分と前記(B)成分の合計量に対する前記(B)成分の割合を、乾燥物換算で、0.25以上5未満として撹拌した後、成形機で成形する工程と、
    乾燥機で乾燥する工程と、を有するペット用トイレ砂の製造方法。
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