JPH029768B2 - - Google Patents
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- JPH029768B2 JPH029768B2 JP56014226A JP1422681A JPH029768B2 JP H029768 B2 JPH029768 B2 JP H029768B2 JP 56014226 A JP56014226 A JP 56014226A JP 1422681 A JP1422681 A JP 1422681A JP H029768 B2 JPH029768 B2 JP H029768B2
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Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Description
本発明はペツトサンド用造粒体に関するもので
ある。 従来、猫や小鳥のようなペツト類の巣箱の下に
は紙または砂を敷きペツトの糞を覆つたり尿を吸
収させたりし、これを毎日取替えることによつて
巣箱を清潔に保つていた。しかしながら紙は脱臭
力がなく、砂は脱臭力が少ない上に水分の吸収力
にも劣つている。特に猫の糞尿は悪臭が強く紙や
砂では防臭効果が少く、最近では頁岩の破砕品が
使用されているが、これは可成り吸収性に優れて
いるけれども脱臭力が劣るので更に性能の優れた
ものが望まれている。 本発明者等は上記のような従来品の欠点を克服
したペツトサンド用造粒体を得るために種々研究
した結果本発明を完成した。 すなわち、本発明は粒径0.5mm以下に粉砕した
ゼオライトモンモリロナイト系またはカオリナイ
ト系粘土鉱物より選ばれる結合剤を用いてを径1
〜10mmの球状または径1〜10mmで長さ1〜20mmの
円柱状に造粒してなるペツトサンド用造粒体を提
供するものである。 ゼオライトは沸石とも呼ばれ、ケイ酸質交換体
として広く使用されている鉱物があるが、本発明
等はゼオライトを径0.5mm以下に粉砕して表面積
を増大させその表面活性を高めると共に元来ゼオ
ライトのもつている4〜7Åの微孔を露出させこ
れに臭気分子が吸着されるようにして脱臭力を高
めることがわかつた。更に、この破砕物を球状ま
たは円柱状に造粒すると造粒体内の微粒子間の比
較的大きな孔と前記のゼオライト固有の微孔内に
水が保持されるので吸収力が著しく高められるこ
とがわかつた。 本発明による造粒体は結合剤としてモンモリロ
ナイト系またはカオリナイト系粘土鉱物を用い
る。前者に粘土鉱物としてはモンモリロナイト、
バイデライトなどが挙げられる。後者のものとし
てはカオリナイト、ハロイサイトなどが挙げられ
る。本発明においてはモンモリロナイト、バイデ
ライトを主要成分とするベントナイトを用いるの
が経済的な理由から特に好ましいものである。こ
れらの結合剤は水で分散させたスリラー状にし
て、粉砕されたゼオライトに添加するとともに造
粒用に供することができる。このような結合剤を
用いた造粒体は水中で容易に崩壊して分散するの
で使用済みのものは水洗トイレに流すことができ
る利点がある。 本発明によるペツトサンド用造粒体は球状また
は円柱状であるので該造粒体を敷いた巣箱上に猫
などが放尿したときに尿の周囲への飛散が抑制さ
れる。第1図イに示したように球状粒子に衝突す
る液体は粒子表面で上方に反射飛散することなく
殆んどすべて下方に誘導される。また第1図ロに
示したように造粒体層に凹みを形成すれば上方へ
は勿論側方への飛散も凹み内で捕獲されるので、
猫が穴を堀つてから排尿するような場合には極め
て衛生的な環境を保持することができる。 本発明によるペツトサンド用造粒体は例えば径
0.5mm以下に粉砕したゼオライト85〜60重量部と
例えば200メツシユ80%以上通過のベントナイト
15〜40重量部とを混合し、こうして得た混合物に
対して30〜32重量%の水を添加して均一に混練り
し、押出造粒機で押出し造粒し、球状または円柱
状に整粒し、乾燥することによつて得られる。必
要な場合には造粒体の水中崩壊性を抑制するため
にポリビニルアルコールなどの崩壊抑制剤を添加
することができる。 本発明によるペツトサンド用造粒体は径1〜10
mm、長さ1〜20mmの範囲の球状または円柱状に形
成される。径または長さが1mm以下では猫や犬な
どの爪の間に入り込み巣箱から持出されて室内を
汚染したり、また鋭い縁を示するものは爪の間か
らペツトの皮膚に喰い込んで足を痛めるたりする
ので好ましくない。また長さが20mm以上になると
巣箱に敷いたときに床面の凹凸が著しくなり猫や
犬が巣箱の使用を避けるようになり、更に排泄
物、特に糞に対するコーテイング作用がなくなる
のでペツトサンドとしての用をなさなくなる。 以下実施例によつて本発明を更に具体的に説明
する。 実施例 1 下記に示す組成の市販のゼオライトおよびベン
トナイト(何れもタイラーふるい150メツシユを
全通する粉末)をそれぞれ80重量部および20重量
部を用い、造粒するのに充分な量の水を添加して
転動造粒法により平均粒径4mmの球状の造粒品
(以下、造粒体Aという)と、押出し造粒により
円柱状の粒状品(2mmφ×3〜4.5mm;以下、造
粒体Bという)を製造した。
ある。 従来、猫や小鳥のようなペツト類の巣箱の下に
は紙または砂を敷きペツトの糞を覆つたり尿を吸
収させたりし、これを毎日取替えることによつて
巣箱を清潔に保つていた。しかしながら紙は脱臭
力がなく、砂は脱臭力が少ない上に水分の吸収力
にも劣つている。特に猫の糞尿は悪臭が強く紙や
砂では防臭効果が少く、最近では頁岩の破砕品が
使用されているが、これは可成り吸収性に優れて
いるけれども脱臭力が劣るので更に性能の優れた
ものが望まれている。 本発明者等は上記のような従来品の欠点を克服
したペツトサンド用造粒体を得るために種々研究
した結果本発明を完成した。 すなわち、本発明は粒径0.5mm以下に粉砕した
ゼオライトモンモリロナイト系またはカオリナイ
ト系粘土鉱物より選ばれる結合剤を用いてを径1
〜10mmの球状または径1〜10mmで長さ1〜20mmの
円柱状に造粒してなるペツトサンド用造粒体を提
供するものである。 ゼオライトは沸石とも呼ばれ、ケイ酸質交換体
として広く使用されている鉱物があるが、本発明
等はゼオライトを径0.5mm以下に粉砕して表面積
を増大させその表面活性を高めると共に元来ゼオ
ライトのもつている4〜7Åの微孔を露出させこ
れに臭気分子が吸着されるようにして脱臭力を高
めることがわかつた。更に、この破砕物を球状ま
たは円柱状に造粒すると造粒体内の微粒子間の比
較的大きな孔と前記のゼオライト固有の微孔内に
水が保持されるので吸収力が著しく高められるこ
とがわかつた。 本発明による造粒体は結合剤としてモンモリロ
ナイト系またはカオリナイト系粘土鉱物を用い
る。前者に粘土鉱物としてはモンモリロナイト、
バイデライトなどが挙げられる。後者のものとし
てはカオリナイト、ハロイサイトなどが挙げられ
る。本発明においてはモンモリロナイト、バイデ
ライトを主要成分とするベントナイトを用いるの
が経済的な理由から特に好ましいものである。こ
れらの結合剤は水で分散させたスリラー状にし
て、粉砕されたゼオライトに添加するとともに造
粒用に供することができる。このような結合剤を
用いた造粒体は水中で容易に崩壊して分散するの
で使用済みのものは水洗トイレに流すことができ
る利点がある。 本発明によるペツトサンド用造粒体は球状また
は円柱状であるので該造粒体を敷いた巣箱上に猫
などが放尿したときに尿の周囲への飛散が抑制さ
れる。第1図イに示したように球状粒子に衝突す
る液体は粒子表面で上方に反射飛散することなく
殆んどすべて下方に誘導される。また第1図ロに
示したように造粒体層に凹みを形成すれば上方へ
は勿論側方への飛散も凹み内で捕獲されるので、
猫が穴を堀つてから排尿するような場合には極め
て衛生的な環境を保持することができる。 本発明によるペツトサンド用造粒体は例えば径
0.5mm以下に粉砕したゼオライト85〜60重量部と
例えば200メツシユ80%以上通過のベントナイト
15〜40重量部とを混合し、こうして得た混合物に
対して30〜32重量%の水を添加して均一に混練り
し、押出造粒機で押出し造粒し、球状または円柱
状に整粒し、乾燥することによつて得られる。必
要な場合には造粒体の水中崩壊性を抑制するため
にポリビニルアルコールなどの崩壊抑制剤を添加
することができる。 本発明によるペツトサンド用造粒体は径1〜10
mm、長さ1〜20mmの範囲の球状または円柱状に形
成される。径または長さが1mm以下では猫や犬な
どの爪の間に入り込み巣箱から持出されて室内を
汚染したり、また鋭い縁を示するものは爪の間か
らペツトの皮膚に喰い込んで足を痛めるたりする
ので好ましくない。また長さが20mm以上になると
巣箱に敷いたときに床面の凹凸が著しくなり猫や
犬が巣箱の使用を避けるようになり、更に排泄
物、特に糞に対するコーテイング作用がなくなる
のでペツトサンドとしての用をなさなくなる。 以下実施例によつて本発明を更に具体的に説明
する。 実施例 1 下記に示す組成の市販のゼオライトおよびベン
トナイト(何れもタイラーふるい150メツシユを
全通する粉末)をそれぞれ80重量部および20重量
部を用い、造粒するのに充分な量の水を添加して
転動造粒法により平均粒径4mmの球状の造粒品
(以下、造粒体Aという)と、押出し造粒により
円柱状の粒状品(2mmφ×3〜4.5mm;以下、造
粒体Bという)を製造した。
【表】
こうして得た造粒体の吸着能をNH3ガス、
H3Sガス、各種の有機ガスを用いて測定した。測
定方法は第4図に示す装置を用いる重量法であ
る。 第4図の装置の左端からガス溜めVの中に測定
すべきガスを入れ、同時にビユレツトBの水銀
Hgの液面を上下させて測定ガスをビユレツト内
に満たす。一方、粒状体試料を撹拌して入れた試
験管T内の空気をできるだけ排除してコツクC6
に連結する。次にコツクC2,C7と閉じ、コツク
C2〜C6を開放して粒状体試料にガスを吸収させ
る。ビユレツト内の水銀圧を例えば20mmHgにし
て吸収が平衡に達したときに試験管を測定系から
取り外し、その重量増加からガス吸着能を知るこ
とができる。 実験の結果は第1表および第2表の通りであ
る。
H3Sガス、各種の有機ガスを用いて測定した。測
定方法は第4図に示す装置を用いる重量法であ
る。 第4図の装置の左端からガス溜めVの中に測定
すべきガスを入れ、同時にビユレツトBの水銀
Hgの液面を上下させて測定ガスをビユレツト内
に満たす。一方、粒状体試料を撹拌して入れた試
験管T内の空気をできるだけ排除してコツクC6
に連結する。次にコツクC2,C7と閉じ、コツク
C2〜C6を開放して粒状体試料にガスを吸収させ
る。ビユレツト内の水銀圧を例えば20mmHgにし
て吸収が平衡に達したときに試験管を測定系から
取り外し、その重量増加からガス吸着能を知るこ
とができる。 実験の結果は第1表および第2表の通りであ
る。
【表】
【表】
なお、市販活性炭(A社製、やしがら活性炭)
の粒度は造粒体Bと略同等のものであり、一方、
市販シリカゲルは平均粒径2mmの粒状物である。 第1表および第2表の結果から、本発明による
造粒体のガス(臭気)吸着力の優れていることが
わかる。 造粒体Bの吸水力を次のようにして測定した。
サンプル10gを秤量し、30mlの水にひたし、各時
間放置後紙ごと秤量しWとする。湿つた紙は
試料を入れないで同様に操作しブランクとして秤
量しWとする。吸収力は次式で表わされる。 吸水力(%)=W−w/10×100 なお比較に用いた市販品1および2は頁岩破砕
品である。 実験結果を第2図のグラフに示す。このグラフ
から本発明による造粒体の吸水力の非常に優れて
いることがわかる。 また造粒体Aの水中崩壊速度を次のようにして
測定した。300mlビーカに水を100mlを入れ、サン
プル粒を投入してから全粒子の形状が完全に崩れ
て平になる時間を測定し、これを3回繰返して、
平均崩壊時間とする。 測定の結果は第3表の通りである。更に該造粒
体の便器流出試験を次のようにして行つた。
TOTO社製の便器C48、C457S、C14を普通の使
用状態に配管設置する。これに試料500gを投入
し、これを便器使用状態の水量で1回で流してそ
の流出状態を観察する。 測定の結果は第4表の通りである。
の粒度は造粒体Bと略同等のものであり、一方、
市販シリカゲルは平均粒径2mmの粒状物である。 第1表および第2表の結果から、本発明による
造粒体のガス(臭気)吸着力の優れていることが
わかる。 造粒体Bの吸水力を次のようにして測定した。
サンプル10gを秤量し、30mlの水にひたし、各時
間放置後紙ごと秤量しWとする。湿つた紙は
試料を入れないで同様に操作しブランクとして秤
量しWとする。吸収力は次式で表わされる。 吸水力(%)=W−w/10×100 なお比較に用いた市販品1および2は頁岩破砕
品である。 実験結果を第2図のグラフに示す。このグラフ
から本発明による造粒体の吸水力の非常に優れて
いることがわかる。 また造粒体Aの水中崩壊速度を次のようにして
測定した。300mlビーカに水を100mlを入れ、サン
プル粒を投入してから全粒子の形状が完全に崩れ
て平になる時間を測定し、これを3回繰返して、
平均崩壊時間とする。 測定の結果は第3表の通りである。更に該造粒
体の便器流出試験を次のようにして行つた。
TOTO社製の便器C48、C457S、C14を普通の使
用状態に配管設置する。これに試料500gを投入
し、これを便器使用状態の水量で1回で流してそ
の流出状態を観察する。 測定の結果は第4表の通りである。
【表】
【表】
第3表および第4表の結果から本発明による造
粒体の水中における崩壊分散性の優れていること
が明らかである。 実施例 2 実施例1で用いたゼオライトとベントナイトを
用いて、径4mm、長さ3〜4.5mmの円柱状の粒体
状Cを製造した。但しゼオライトとベントナイト
との混合比は重量で7:3とした。得られた造粒
体の品質は実施例1のものと同様に優れた諸性質
を示した。 実施例 3 実施例1に示した組成のゼオライト70重量部と
ベントナイト30重量部の外に造粒体の水中崩壊性
を高めるためにポリビニルアルコール1%を添加
して径4mm、長さ3〜4.5mmの円柱状の造粒体D
を製造した。得られた造粒体の水中崩壊時間(20
℃)は10′20″で極めて優れていた。 実施例1〜3で得た造粒体の水滴反射飛散試験
を次のようにして測定した。第3図において径5
cmの同寸法の円筒2,2′にそれぞれ紙1および
本発明による造粒体3を充填し、円筒の周囲には
白紙5を敷き、高さ50cmから墨水50mlを各円筒内
に水滴にして散布落下させ、白紙1上に飛散する
墨水の点数を数えて反射飛散性を測定した。水滴
反射飛散性の評価は本発明による球状造粒体の飛
散墨水点数と白紙の飛散墨水点数との比率で表わ
す。測定の結果は第5表の通りであり、本発明に
よる造粒体の水滴反射飛散が極めて小さいことが
わかる。
粒体の水中における崩壊分散性の優れていること
が明らかである。 実施例 2 実施例1で用いたゼオライトとベントナイトを
用いて、径4mm、長さ3〜4.5mmの円柱状の粒体
状Cを製造した。但しゼオライトとベントナイト
との混合比は重量で7:3とした。得られた造粒
体の品質は実施例1のものと同様に優れた諸性質
を示した。 実施例 3 実施例1に示した組成のゼオライト70重量部と
ベントナイト30重量部の外に造粒体の水中崩壊性
を高めるためにポリビニルアルコール1%を添加
して径4mm、長さ3〜4.5mmの円柱状の造粒体D
を製造した。得られた造粒体の水中崩壊時間(20
℃)は10′20″で極めて優れていた。 実施例1〜3で得た造粒体の水滴反射飛散試験
を次のようにして測定した。第3図において径5
cmの同寸法の円筒2,2′にそれぞれ紙1および
本発明による造粒体3を充填し、円筒の周囲には
白紙5を敷き、高さ50cmから墨水50mlを各円筒内
に水滴にして散布落下させ、白紙1上に飛散する
墨水の点数を数えて反射飛散性を測定した。水滴
反射飛散性の評価は本発明による球状造粒体の飛
散墨水点数と白紙の飛散墨水点数との比率で表わ
す。測定の結果は第5表の通りであり、本発明に
よる造粒体の水滴反射飛散が極めて小さいことが
わかる。
【表】
実施例 4
実施例1に示すゼオライトとベントナイトを85
重量部対15重量部の配合比で使用し、径0.5mm、
1.5mm、5.0mm、15.0mmの円柱状の造粒体(長さは
径の1.5〜2.5倍の範囲である)を実施例1の方法
に準じて製造した。この造粒物各5.0gを18mmφ
×50mmのカラムに充填し、2000ppmのアンモニア
を含む空気2.4を1/分の速度で20分間循環
接触させた後、雰囲気中に残存するアンモニアの
濃度を測定した。その結果は第6表の通りであ
る。
重量部対15重量部の配合比で使用し、径0.5mm、
1.5mm、5.0mm、15.0mmの円柱状の造粒体(長さは
径の1.5〜2.5倍の範囲である)を実施例1の方法
に準じて製造した。この造粒物各5.0gを18mmφ
×50mmのカラムに充填し、2000ppmのアンモニア
を含む空気2.4を1/分の速度で20分間循環
接触させた後、雰囲気中に残存するアンモニアの
濃度を測定した。その結果は第6表の通りであ
る。
【表】
第6表の結果から明らかなように、径15.0mmの
ものはアンモニアの吸着速度が小さいためか吸着
量が少なく実用的なものとはいえない。一方、粒
径0.5mmのものはアンモニアの脱臭力に優れてい
ることが確認されたが、ペツトサンドとして使用
したときに、猫の体毛や足に付着し易く、使用場
所から運び出されて環境を汚染することが多く実
用的でなかつた。従つて粒径1.5〜5.0mmのものが
好ましいことがわかる。
ものはアンモニアの吸着速度が小さいためか吸着
量が少なく実用的なものとはいえない。一方、粒
径0.5mmのものはアンモニアの脱臭力に優れてい
ることが確認されたが、ペツトサンドとして使用
したときに、猫の体毛や足に付着し易く、使用場
所から運び出されて環境を汚染することが多く実
用的でなかつた。従つて粒径1.5〜5.0mmのものが
好ましいことがわかる。
第1図イおよびロは本発明によるペツトサンド
用造粒体に放尿した場合の尿の飛散状態を示す図
であり、第2図は本発明の造粒体および市販品の
吸水力を比較して示したグラフであり、第3図は
造粒体の水滴反射飛散試験装置の概要を示す図で
あり、第4図は造粒体のガス吸着能を測定する装
置の概要を示す図である。
用造粒体に放尿した場合の尿の飛散状態を示す図
であり、第2図は本発明の造粒体および市販品の
吸水力を比較して示したグラフであり、第3図は
造粒体の水滴反射飛散試験装置の概要を示す図で
あり、第4図は造粒体のガス吸着能を測定する装
置の概要を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 粒径0.5mm以下に粉砕したゼオライトをモン
モリロナイト系またはカオリナイト系粘土鉱物よ
り選ばれる結合剤を用いて径1〜10mmの球状また
は径1〜10mmで長さ1〜20mmの円柱状に造粒して
なるペツトサンド用造粒体。 2 結合剤としてベントナイトを使用する特許請
求の範囲第1項に記載のペツトサンド用造粒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1422681A JPS57129622A (en) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | Granule for pet sand |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1422681A JPS57129622A (en) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | Granule for pet sand |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57129622A JPS57129622A (en) | 1982-08-11 |
JPH029768B2 true JPH029768B2 (ja) | 1990-03-05 |
Family
ID=11855145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1422681A Granted JPS57129622A (en) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | Granule for pet sand |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57129622A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0579327U (ja) * | 1992-03-24 | 1993-10-29 | 東洋ラジエーター株式会社 | 空調用熱媒蒸発器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60102128A (ja) * | 1983-11-07 | 1985-06-06 | 安川 洋一 | ペツト用排泄物の処理材 |
JPS63102618A (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-07 | 第一薬化工業株式会社 | 飼育小動物の排泄物処理材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52115788A (en) * | 1976-03-24 | 1977-09-28 | Osaka Patsukingu Seizoushiyo K | Adsorbing and deodorizing agents for pet or poultry excrements |
-
1981
- 1981-02-04 JP JP1422681A patent/JPS57129622A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52115788A (en) * | 1976-03-24 | 1977-09-28 | Osaka Patsukingu Seizoushiyo K | Adsorbing and deodorizing agents for pet or poultry excrements |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0579327U (ja) * | 1992-03-24 | 1993-10-29 | 東洋ラジエーター株式会社 | 空調用熱媒蒸発器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57129622A (en) | 1982-08-11 |
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