JP6940334B2 - 切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法 - Google Patents
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Description
本実施形態の切削インサート1(以下、単にインサート1もいう)は、多角形状の上面3と、下面5と、上面3及び下面5の間に位置する側面7と、上面3及び側面7が交わる稜線の少なくとも一部に位置する切刃9とを備えている。
。本実施形態においては、上面3における切刃9に沿った領域がすくい面領域3aとなっている。側面7は、少なくとも一部に逃げ面領域7aを有していてもよい。本実施形態においては、側面7における切刃9に沿った領域が逃げ面領域7aとなっている。そのため、すくい面領域3a及び逃げ面領域7aが交わる稜線に切刃9が位置していると言い換えてもよい。
さは1〜20mm程度に設定される。
15から離れるに従って、第1辺11に直交する方向における幅W2が大きくなっている。第1傾斜面23aの幅W2が、上記のように大きくなっている場合には、第1傾斜面23aを流れる切屑の進行方向をさらにコントロールし易くなる。これは、第1傾斜面23aにおいてカールされた切屑の進行方向が第1コーナ15から離れる方向に変化し易いが、第1傾斜面23aにおいて切屑の進行方向の先に進むほど幅W2が広くなっているため、切屑の流れをコントロールし易くなるからである。
次に、一実施形態の切削工具101について図面を用いて説明する。
次に、本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法について図面を用いて説明する。
(1)被削材201を回転させる工程と、
(2)回転している被削材201に上記の実施形態に代表される切削工具101を接触させる工程と、
(3)切削工具101を被削材201から離す工程と、
を備えている。
3・・・上面
3a・・すくい面領域
5・・・下面
7・・・側面
7a・・逃げ面領域
9・・・切刃
11・・・第1辺
13・・・第2辺
15・・・第1コーナ
17・・・突起
19・・・頂端部
21・・・端部
23a・・第1傾斜面
23b・・第1凹面
25a・・第2傾斜面
25b・・第2凹面
27・・・第1部位
29・・・第2部位
29a・・凹部
29b・・凸部
31・・・貫通孔
101・・・切削工具
103・・・ホルダ
105・・・インサートポケット(ポケット)
107・・・ネジ
201・・・被削材
Claims (9)
- 上面と、下面と、前記上面及び前記下面の間に位置する側面と、前記上面及び前記側面が交わる稜線の少なくとも一部に位置する切刃とを備え、
前記上面は、第1辺と、第2辺と、前記第1辺及び前記第2辺の間に位置する円弧形状の第1コーナと、該第1コーナに向かって突出する突起とを有し、
該突起は、上面視において、
前記第1コーナ側の端部の外周縁が円弧形状であるとともに、前記外周縁の曲率半径が前記第1コーナの曲率半径よりも小さく、
前記端部が、前記第1コーナに接する仮想円内に位置しているとともに、前記仮想円の中心よりも前記第1コーナから離れて位置し、
前記突起は、前記第1辺の側に第1傾斜面、前記第2辺の側に第2傾斜面を有し、
前記第1傾斜面は、前記第1コーナから離れるに従って、前記第1辺との間隔が大きくなるとともに、前記仮想円から離れて位置していることを特徴とする切削インサート。 - 前記第1傾斜面は、上面視において、前記第1コーナから離れるに従って、前記第1辺に直交する方向における幅が大きくなっていることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート。
- 前記突起は、前記第1コーナから前記上面の内方に向かう前記二等分線に沿って、
前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面の間に位置する第1部位と、
前記第1部位に隣り合う第2部位とを有し、
該第2部位は、前記第1部位の側が凹部であり、前記内方の側が凸部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の切削インサート。 - 前記第1コーナは、前記第1部位よりも上方に位置していることを特徴とする請求項3に記載の切削インサート。
- 前記第1部位は、上端の高さが一定であることを特徴とする請求項3又は4に記載の切削インサート。
- 上面と、下面と、前記上面及び前記下面の間に位置する側面と、前記上面及び前記側面が交わる稜線の少なくとも一部に位置する切刃とを備え、
前記上面は、第1辺と、第2辺と、前記第1辺及び前記第2辺の間に位置する円弧形状の第1コーナと、該第1コーナに向かって突出する突起とを有し、
該突起は、上面視において、
前記第1辺の側に第1傾斜面、前記第2辺の側に第2傾斜面を有し、
前記第1コーナ側の端部の外周縁が円弧形状であるとともに、前記外周縁の曲率半径が前記第1コーナの曲率半径よりも小さく、
前記端部が、前記第1コーナに接する仮想円内に位置しているとともに、前記仮想円の中心よりも前記第1コーナから離れて位置し、
前記突起は、前記第1コーナから前記上面の内方に向かう前記二等分線に沿って、
前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面の間に位置する第1部位と、
前記第1部位に隣り合う第2部位とを有し、
前記第1部位は、上端の高さが一定であって、
前記第2部位は、前記第1部位の側が凹部であり、前記内方の側が凸部であることを特徴とする切削インサート。 - 前記第1コーナは、前記第1部位よりも上方に位置していることを特徴とする請求項6に記載の切削インサート。
- 先端側に位置するポケットを有するホルダと、
前記ポケット内に位置する、請求項1〜7のいずれか1つに記載の切削インサートとを有する切削工具。 - 被削材を回転させる工程と、
回転している前記被削材に請求項8に記載の切削工具を接触させる工程と、
前記切削工具を前記被削材から離す工程とを備えた切削加工物の製造方法。
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