JP6940251B1 - フォークリフト - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライブ輪が浮いて走行および旋回に支障が生じるのを防止できるフォークリフトを提供する。【解決手段】車体2と、第1ロード輪6と、第2ロード輪6’と、ドライブ輪7aと、キャスタ輪8aと、キャスタ輪8aを上下動させるサスペンション機構12と、サスペンション機構12の揺動動作を禁止するロック状態と許容するロック解除状態とに切り替えるロック手段13と、制御装置20とを備え、制御装置20は、第1ロード輪6および第2ロード輪6’の少なくとも一方のロード輪の回転速度とドライブ輪7aの回転速度とに基づいてドライブ輪7aがスリップ状態であるか否かを判定し、ドライブ輪7aがスリップ状態の場合に、ロック手段13をロック状態からロック解除状態に切り替えることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、サスペンション機構を備えるフォークリフトに関する。
従来から、サスペンション機構を備えるフォークリフトは、サスペンション機構の揺動動作により、車体の後部に設けられたキャスタ輪を上下動させることができる。このようなフォークリフトは、サスペンション機構の揺動動作を禁止(ロック)するロック手段も備えており、ロック手段をロック状態にすることでサスペンション機構の揺動動作が禁止される(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、ロック手段をロック状態にしたフォークリフトは、図5に示すように水平面から傾斜面へ(または傾斜面から水平面へ)走行すると、キャスタ輪が上下動しないため、キャスタ輪と左右一対のロード輪との三輪で車体を支持する状態になり、ドライブ輪が走行面から浮いてしまう場合がある。ドライブ輪は操舵輪を兼ねているため、ドライブ輪が浮いた状態のフォークリフトは、走行および旋回に支障が生じる。
特開2014−234297号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、ドライブ輪が浮いて走行および旋回に支障が生じるのを防止できるフォークリフトを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るフォークリフトは、
車体と、
前記車体の前部に設けられた第1ロード輪および第2ロード輪と、
前記車体の後部に設けられたドライブ輪およびキャスタ輪と、
揺動動作を行うことで前記キャスタ輪を上下動させるサスペンション機構と、
前記揺動動作を禁止するロック状態と前記揺動動作を許容するロック解除状態とに切り替わるロック手段と、
前記ロック手段を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第1ロード輪および前記第2ロード輪の少なくとも一方のロード輪の回転速度と前記ドライブ輪の回転速度とに基づいて前記ドライブ輪がスリップ状態であるか否かを判定し、前記ドライブ輪が前記スリップ状態の場合に、前記ロック手段を前記ロック状態から前記ロック解除状態に切り替えることを特徴とする。
この構成によれば、ロック手段をロック状態にしているときにドライブ輪が浮いた場合、制御装置は、ドライブ輪が浮いていること、すなわちドライブ輪がスリップ状態であることを特定し、ロック手段をロック解除状態にして、ドライブ輪を接地状態にする。したがって、この構成によれば、ドライブ輪が浮いた場合に走行および旋回に支障が生じるのを防止できる。
上記フォークリフトにおいて、
前記制御装置は、
前記ロード輪の回転速度と前記ドライブ輪の旋回角度とに基づいて前記ドライブ輪の理論回転速度を算出する処理と、
前記理論回転速度と前記ドライブ輪の回転速度との差分に基づいて前記ドライブ輪のスリップ率を算出する処理と、
前記スリップ率が所定の閾値以上の場合に前記ドライブ輪が前記スリップ状態であると判定する処理と、
を行うよう構成できる。
上記フォークリフトは、
前記車体の後部に設けられ、走行面までの距離を取得する距離センサをさらに備え、
前記制御装置は、前記距離センサで検出した前記距離が所定値以上の場合に、前記ドライブ輪がスリップ状態であると判定するよう構成できる。
本発明によれば、ドライブ輪が浮いて走行および旋回に支障が生じるのを防止できるフォークリフトを提供することができる。
本発明に係るフォークリフトを示す図であって、(A)は平面図、(B)は側面図である。 本発明に係るフォークリフトのドライブユニットおよびキャスタユニットの周辺の構成を示す図である。 本発明に係るフォークリフトの制御装置および各種センサを示す図である。 本発明における理論回転速度を説明するための図である。 従来のフォークリフトの問題点を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るフォークリフトの実施形態について説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係るリーチ型フォークリフト(以下、フォークリフト)1を示す。フォークリフト1は、左右一対のストラドルレッグを有する車体2と、ストラドルレッグ間に設けられた荷役装置とを備える。
荷役装置は、ストラドルレッグに沿って前後方向に移動するキャリッジ3と、キャリッジ3に立設された左右一対のマスト4と、マスト4に昇降可能に取り付けられた左右一対のフォーク5とを含む。
車体2の前部には、左右一対の前輪(ロード輪)が回転自在に設けられている。具体的には、右側のストラドルレッグに右前輪としての第1ロード輪6が設けられており、左側のストラドルレッグに左前輪としての第2ロード輪6’が設けられている。車体2の後部には、左側に、操舵輪を兼ねたドライブ輪7aが設けられており、右側に、車体2の走行に従動して回転するキャスタ輪8aが設けられている。
車体2には、ドライブ輪7aを駆動させるためのアクセルレバー9a、操舵用のステアリングハンドル9b、荷役装置を動作させるための操作レバー9c(リフトレバー、リーチレバー、ティルトレバー)が設けられている。また、車体2の右後部には、起立した状態で乗降できる運転席が設けられており、運転席の床部には、ブレーキ9d(例えば、デッドマンブレーキ)が設けられている。運転席の上方には、落下物からオペレータを保護するためのヘッドガードが設けられているが、図1(A)では省略している。
図2に、ドライブ輪7aを含むドライブユニット7およびキャスタ輪8aを含むキャスタユニット8の周辺の構成を示す。同図に示すように、ドライブユニット7にはドライブ輪7aを駆動させる走行モータ10および操舵トルクを軽減させるステアリングモータ(電動式パワーステアリングモータ)11が接続されている。ドライブユニット7とキャスタユニット8との間にサスペンション機構12およびロック手段13が設けられている。
ドライブユニット7は、ドライブ輪7aと、ドライブ輪7aを旋回可能に支持するギアケース7bと、ギアケース7bの上部に設けられた旋回ギア部7cと、旋回ギア部7cを介してギアケース7bに接続されるドライブサポート7dとを含む。
キャスタユニット8は、キャスタ輪8aと、キャスタ輪8aを水平方向に旋回させる鉛直軸部8bとを含む。鉛直軸部8bは、サスペンション機構12に接続されている。
サスペンション機構12は、揺動動作を行うことでキャスタ輪8aを上下動させるように構成されている。サスペンション機構12は、アッパーリンク12aと、アンダーリンク12bと、キャスタリンク12cと、スプリング部材12dとを含む。
アッパーリンク12aは、一端側がドライブユニット7のドライブサポート7dに接続され、他端側が車体2の運転席近傍のフレームに接続されている。アンダーリンク12bは、アッパーリンク12aの下方に配置され、一端側がドライブサポート7dおよびスプリング部材12dの下端に接続され、他端側がキャスタリンク12c上に配置されている。キャスタリンク12cは、一端側がスプリング部材12dの上端に接続され、他端側がキャスタユニット8の鉛直軸部8bに接続されている。
アンダーリンク12bの中央部分には開口部が形成されており、当該開口部にキャスタリンク12cの中央部分が収容される。アンダーリンク12bとキャスタリンク12cは、中央部分が重なった状態で回動ピンPを介して車体2のフレームに固定される。
スプリング部材12dは、少なくとも1つのバネで構成されている。スプリング部材12dの上端は、キャスタリンク12cの一端側に接続され、スプリング部材12dの下端は、アンダーリンク12bの一端側に接続されている。スプリング部材12dは、回動ピンPを支軸として回動するキャスタリンク12cがキャスタ輪8aを走行面に押し付けるように、斜め方向に付勢する。これにより、キャスタリンク12cは揺動動作が可能となり、キャスタリンク12cに接続されたキャスタ輪8aは上下動が可能となる。
ロック手段13は、サスペンション機構12の揺動動作を禁止するロック状態とサスペンション機構12の揺動動作を許容するロック解除状態とに切り替わるよう構成されている。ロック手段13は、ロックシリンダ13aとロックバルブ13bとを含む。
ロックシリンダ13aは、アッパーリンク12aとキャスタリンク12cとの間に配置されている。具体的には、ロックシリンダ13aは、ピストンロッドが下向きの状態で配置され、ピストンロッドの先端がキャスタリンク12cに固定されている。
ロックバルブ13bは、第1油路および第2油路を介してロックシリンダ13aの油室に接続されている。具体的には、ロックバルブ13bの一端側は、第1油路を介してロックシリンダ13aのボトム側の油室に接続され、ロックバルブ13bの他端側は、第2油路を介してロックシリンダ13aのヘッド側の油室に接続されている。
ロックバルブ13bは、後述する制御装置20の制御下で、閉状態と開状態とが切り替わる。ロックバルブ13bの閉状態のときは、ロックシリンダ13aのピストンロッドの上下動が禁止され、ロック手段13はロック状態となる。一方、ロックバルブ13bの開状態のときは、ロックシリンダ13aのピストンロッドの上下動が許容され、ロック手段13はロック解除状態となる。
図3に、フォークリフト1が備える制御装置20および各種センサを示す。同図に示すように、フォークリフト1は、ドライブ輪7aの旋回角度を検出する第1センサ21(角度センサ)と、アクセルレバー9aの倒し角(アクセル角度)を検出する第2センサ22と、走行モータ10の回転速度を検出する第3センサ23(第1回転センサ)と、ブレーキ9dのON/OFFを検出する第4センサ24と、操作レバー9cによる油圧操作の有無を検出する第5センサ25と、フォーク5の高揚高を検出する第6センサ26と、第1ロード輪6の回転速度を検出する第7センサ27(第2回転センサ)と、第2ロード輪6’の回転速度を検出する第8センサ28(第3回転センサ)とを備える。
第1センサ21および第2センサ22として、ポテンショメータを用いることができる。第3センサ23として、ロータリエンコーダを用いることができる。第4センサ24として、マイクロスイッチを用いることができる。第5センサ25として、操作レバー9cであるリフトレバー、リーチレバー、ティルトレバーにそれぞれ設けられたマイクロスイッチを用いることができる。第6センサ26として、磁気センサを用いることができ、磁気センサはマスト4に貼り付けられた磁石を検出する。第7センサ27および第8センサ28として、ピックアップセンサを用いることができる。
制御装置20は、例えば、マイコンで構成され、車体2の内部に設けられる。制御装置20は、第1センサ21〜第8センサ28の検出結果に基づいて、下記の表1に示すロック条件(1)〜(8)およびロック解除条件(1)、(2)を満たすか否かの判定を所定の周期で行う。ロック解除条件(1)、(2)を満たすか否かの判定は、ロック手段13がロック状態の場合にのみ行われてもよい。
Figure 0006940251
制御装置20は、ロック条件(1)〜(8)の少なくとも1つ条件を満たす場合、ロック手段13をロック状態にする一方、ロック解除条件(1)、(2)の少なくとも一方の条件を満たす場合、ロック手段13をロック解除状態にする。
ロック条件(1)について、制御装置20は、第1センサ21の検出結果に基づいて旋回中か否かを判定し、第2センサ22の検出結果に基づいてアクセルレバー9aの倒し角の大きさが第1閾値以上か否かを判定する。本実施形態では、直進走行状態におけるドライブ輪7aの旋回角度を0°とし、アクセルレバー9aの中立時(未操作時)の倒し角を0°とする。
ロック条件(2)について、制御装置20は、第1センサ21の検出結果に基づいて旋回中か否かを判定し、第3センサ23の検出結果に基づいて走行速度が第2閾値以上か否かを判定する。制御装置20は、ドライブ輪7aの径、走行モータ10の回転速度およびギア比により、フォークリフト1の走行速度を算出できる。
ロック条件(3)について、制御装置20は、第3センサ23の検出結果に基づいて後進走行速度が第3閾値以上か否かを判定し、第4センサ24の検出結果に基づいてブレーキ9dがON状態(ブレーキがかかっている状態)か否か判定する。後進走行時にブレーキ9dがON状態になると慣性力により車体2が傾くおそれがあり、その傾きを抑えるためにロック手段13をロック状態にする。
ロック条件(4)について、制御装置20は、第2センサ22の検出結果に基づいてアクセルレバー9aの倒し角が0°か否かを判定し、第5センサ25の検出結果に基づいて油圧操作中か否かを判定する。
ロック条件(5)について、制御装置20は、第3センサ23の検出結果に基づいて走行速度第4閾値未満の状態が所定時間(例えば、数秒間)継続しているか否かを判定する。第4閾値は、第3閾値と同じ値でもよい。
ロック条件(6)について、制御装置20は、第6センサ26の検出結果に基づいてフォーク5の揚高が所定値以上か否か、すなわち高揚高であるか否かを判定する。
ロック条件(7)について、制御装置20は、第1センサ21の検出結果に基づいて旋回角速度を算出し、旋回角速度が所定値以上か否かにより旋回動作中か否かを判定する。また、制御装置20は、第3センサ23の検出結果に基づいて走行速度が第5閾値以上か否かを判定する。
ロック条件(8)について、制御装置20は、第1センサ21の検出結果に基づいて旋回中か否かを判定し、第4センサ24の検出結果に基づいてブレーキ9dがON状態か否か判定する。
ロック解除条件(1)について、制御装置20は、ロック条件(1)〜(8)がすべて非該当であるか否を判定し、ロック条件(1)〜(8)がすべて非該当である場合に、ロック手段13をロック解除状態にする。
ロック解除条件(2)について、制御装置20は、ドライブ輪7aの旋回角度を検出する第1センサ21の検出結果と、走行モータ10の回転速度を検出する第3センサ23の検出結果と、第1ロード輪6の回転速度を検出する第7センサ27および第2ロード輪6’の回転速度を検出する第8センサ28の少なくとも一方の検出結果とに基づいて、ドライブ輪7aがスリップ状態か否かを判定する。
具体的には、制御装置20は、第1ロード輪6および第2ロード輪6’の回転速度とドライブ輪7aの旋回角度とに基づいて、ドライブ輪7aの回転速度の理論値(本発明の「理論回転速度」に相当)を算出する。例えば、図4に示すように、第1ロード輪6、第2ロード輪6’およびドライブ輪7aにおける配置寸法Ar、Al、Bは既知であるから、制御装置20は、上記のとおり、第1ロード輪6の回転速度Vr、第2ロード輪6’の回転速度Vl、ドライブ輪7aの旋回角度θに基づいて、ドライブ輪7aの回転速度Vdの理論値を算出することができる。なお、図4のCtは、ドライブ輪7aの中心Cdを原点としたときの車体2の旋回中心である。
また、制御装置20は、走行モータ10の回転速度とギア比とに基づいて、ドライブ輪7aの回転速度の実測値を算出する。
ドライブ輪7aの回転速度の実測値および理論値を算出した制御装置20は、両者の差分に基づいて、ドライブ輪7aのスリップ率を算出する。例えば、理論値をA、実測値をB、スリップ率をλとした場合、スリップ率λは、下記(1)式のように表すことができる。
Figure 0006940251
制御装置20は、理論値Aと実測値Bの差分の絶対値を、理論値Aと実測値Bの大きい方の値で割ることにより、スリップ率λを算出する。スリップ率λを算出した制御装置20は、スリップ率λが所定の閾値(例えば、0.8や0.9)以上の場合にドライブ輪7aがスリップ状態であると判定する。ドライブ輪7aがスリップ状態であると判定した制御装置20は、ロック手段13をロック解除状態にする。
本実施形態に係るフォークリフト1は、ロック手段13をロック状態にしたまま水平面から傾斜面へ(または傾斜面から水平面へ)走行した場合、ドライブ輪7aが走行面から浮いてしまうことがある。しかしながら、制御装置20は、ロック解除条件(2)の判定により、ドライブ輪7aがスリップ状態であること、すなわちドライブ輪7aが浮いていることを特定する。
ドライブ輪7aが浮いていることを特定した制御装置20は、ロック手段13をロック解除状態にして、ドライブ輪7aを接地状態にする。したがって、本実施形態に係るフォークリフト1によれば、ドライブ輪7aが浮いた場合に走行および旋回に支障が生じるのを防止できる。
以上、本発明に係るフォークリフトの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
本発明に係るフォークリフトは、車体と、第1ロード輪と、第2ロード輪と、ドライブ輪と、キャスタ輪と、揺動動作を行うことでキャスタ輪を上下動させるサスペンション機構と、揺動動作を禁止するロック状態と揺動動作を許容するロック解除状態とに切り替わるロック手段と、ロック手段を制御する制御装置とを備え、制御装置は、第1ロード輪および第2ロード輪の少なくとも一方のロード輪の回転速度とドライブ輪の回転速度とに基づいてドライブ輪がスリップ状態であるか否かを判定し、ドライブ輪がスリップ状態の場合に、ロック手段をロック状態からロック解除状態に切り替えるのであれば、適宜構成を変更できる。
本発明に係るフォークリフトは、車体の後部(例えば、ドライブユニット近傍の車体のフレーム)に設けられ、走行面までの距離を取得する距離センサをさらに備えてもよい。この場合、制御装置は、距離センサで検出した距離が所定値以上の場合に、ドライブ輪がスリップ状態であると判定するよう構成できる。この構成によれば、ドライブ輪が走行面から浮いているにもかかわらず、ドライブ輪の回転速度が理論回転速度とほぼ同じである場合に、ドライブ輪がスリップ状態であると判定することができる。
本発明は、リーチ型フォークリフト以外のフォークリフトにも適用可能である。
1 フォークリフト
2 車体
3 キャリッジ
4 マスト
5 フォーク
6 第1ロード輪
6’ 第2ロード輪
7 ドライブユニット
7a ドライブ輪
7b ギアケース
7c 旋回ギア部
7d ドライブサポート
8 キャスタユニット
8a キャスタ輪
8b 鉛直軸部
9a アクセルレバー
9b ステアリングハンドル
9c 操作レバー
9d ブレーキ
10 走行モータ
12 サスペンション機構
12a アッパーリンク
12b アンダーリンク
12c キャスタリンク
12d スプリング部材
13 ロック手段
13a ロックシリンダ
13b ロックバルブ
20 制御装置
21〜28 第1〜第8センサ

Claims (1)

  1. 車体と、
    前記車体の前部に設けられた第1ロード輪および第2ロード輪と、
    前記車体の後部に設けられたドライブ輪およびキャスタ輪と、
    揺動動作を行うことで前記キャスタ輪を上下動させるサスペンション機構と、
    前記揺動動作を禁止するロック状態と前記揺動動作を許容するロック解除状態とに切り替わるロック手段と、
    前記ロック手段を制御する制御装置と、
    前記車体の後部に設けられ、走行面までの距離を取得する距離センサと、
    を備え、
    前記制御装置は、
    予め設定された複数のロック条件の少なくとも1つを満たす場合に、前記ロック手段を前記ロック状態にする一方で、
    前記複数のロック条件のすべてが非該当である場合、または、
    前記第1ロード輪および前記第2ロード輪の少なくとも一方のロード輪の回転速度と前記ドライブ輪の回転速度とに基づいて前記ドライブ輪がスリップ状態であるか否かを判定し、さらに前記距離センサで検出した前記距離に基づいて前記ドライブ輪が前記スリップ状態であるか否かを判定し、前記ドライブ輪が前記スリップ状態の場合に、前記ロック手段を前記ロック状態から前記ロック解除状態に切り替え
    前記制御装置は、
    前記ロード輪の回転速度と前記ドライブ輪の旋回角度とに基づいて前記ドライブ輪の理論回転速度を算出する処理と、
    前記理論回転速度と前記ドライブ輪の回転速度との差分に基づいて前記ドライブ輪のスリップ率を算出する処理と、
    前記スリップ率が所定の閾値以上の場合に前記ドライブ輪が前記スリップ状態であると判定する処理と、
    前記距離センサで検出した前記距離が所定値以上の場合に、前記ドライブ輪が前記スリップ状態であると判定する処理と、
    を前記ロック手段が前記ロック状態の場合にのみ行うことを特徴とするフォークリフト。
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