JPH09309309A - 産業車両の制御装置 - Google Patents

産業車両の制御装置

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JPH09309309A
JPH09309309A JP8149582A JP14958296A JPH09309309A JP H09309309 A JPH09309309 A JP H09309309A JP 8149582 A JP8149582 A JP 8149582A JP 14958296 A JP14958296 A JP 14958296A JP H09309309 A JPH09309309 A JP H09309309A
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axle
fixed
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industrial vehicle
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和男 石川
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正哉 兵藤
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    • B60G2200/32Rigid axle suspensions pivoted
    • B60G2200/322Rigid axle suspensions pivoted with a single pivot point and a straight axle
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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    • B60G2300/02Trucks; Load vehicles
    • B60G2300/022Fork lift trucks, Clark
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2800/00Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
    • B60G2800/01Attitude or posture control
    • B60G2800/012Rolling condition

Abstract

(57)【要約】 【課題】産業車両における荷役作業を安定した状態で行
う。 【解決手段】フォークリフトの車体フレーム1aには、
リアアクスル11がセンターピン11aを中心に揺動可
能に連結され、その両端には操舵輪としての後輪8が連
結されている。リアアクスル11と車体フレーム1aと
の間にはダンパー12が連結され、ダンパー12は電磁
切換弁13を介してリザーバ16に連結されている。電
磁切換弁13はコントローラから固定動作信号が出力さ
れると、ダンパー12をロックし、リアアクスル11を
固定する。又、固定動作信号が出力されていない時に
は、前記ロックを解除し、リアアクスル11を揺動可能
な状態とする。この場合、コントローラは、油圧センサ
にて検出されたフォーク昇降用のリフトシリンダの油圧
が基準圧力値以上となり、リミットスイッチにて検出さ
れたフォークの揚高位置が基準揚高位置以上となった
時、固定動作信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は産業車両の制御装置
に係り、詳しくは揺動可能に支持された車軸を固定させ
るための制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の走行性と乗り心地とを考慮
して、操舵輪を連結する車軸を車体フレームに対して揺
動可能としたフォークリフトが提案されている。通常、
操舵輪は後輪であって、前輪は走行モータにて駆動され
る駆動輪となっている。
【0003】そして、この車軸を揺動可能に設けたフォ
ークリフトには当該フォークリフトの安定性を保持する
ために、車軸を固定することが可能な車軸固定機構が設
けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車軸固
定機構にて車軸を固定した場合には、前輪及び後輪の4
輪の内、いずれか1輪が浮く可能性がある。なぜなら、
平面は、幾何学上3点にて構成されるからである。例え
ば重い荷をフォーク上に載置している場合には重心が前
方に移動し、後輪の内のいずれか1輪が浮く。又、比較
的軽い荷を載置している場合には、その重心は後方に位
置しているので、前輪の内のいずれか1輪が浮く。
【0005】従って、比較的軽い荷を載置している場合
に、車軸を固定すると、駆動輪である前輪が浮いてしま
ったり、前輪側での接地力が減り、前輪による駆動力が
得られないという問題がある。このため、フォークリフ
トの走行がスムーズに行われないという問題がある。
【0006】又、重い荷を載置している場合には、重心
が前方へ移動するため、前輪による駆動力が増大する。
従って、駆動力の観点からは車軸を固定しても問題はな
い。しかしながら、重心が前方へ移動するため、車両自
体前傾し易い状態となる。特に、荷が上方に載置されて
いる場合には、重心が更に上方に移動するため、車両が
より不安定な状態となる。従って、フォークリフトの荷
役作業及び走行をスムーズに行うことが難しいという問
題がある。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、産業車両における荷役作業を安定し
た状態で行わせることができる産業車両の制御装置。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、車体フレームに対して車軸
を上下方向に揺動可能に支持した産業車両において、前
記車体フレームと車軸との間に配設され、前記車体フレ
ームに対して揺動可能に支持された車軸を当該車体フレ
ームに固定させる車軸固定機構と、前記車体フレームに
対して昇降可能に設けられ、荷を保持するための荷役機
器と、前記荷役機器の昇降を行わせるための昇降駆動手
段と、前記荷役機器の揚高位置を検出する揚高位置検出
手段と、前記昇降駆動手段に作用する負荷を検出する負
荷検出手段と、前記揚高位置検出手段によって検出され
た荷役機器の揚高位置が所定位置であって、負荷検出手
段によって検出された負荷が所定量以上である時、前記
車軸固定機構を動作させて車軸と車体フレームとを固定
するための固定動作信号を出力する第1固定制御手段と
を備えたことをその要旨とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記揚高位置検出手段はリミットスイッチ
であることをその要旨とする。請求項3記載の発明は、
請求項1又は2記載の発明において、前記昇降駆動手段
はリフトシリンダであって、前記負荷検出手段は当該リ
フトシリンダの油圧を検出する油圧センサであることを
その要旨とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の発
明において、前記産業車両に設けられ、車両の走行状態
を検出する走行状態検出手段と、前記走行状態検出手段
からの検出信号に基づいて前記車軸固定機構を固定する
走行固定条件を満たしているか否かを判別し、その走行
固定条件を満たしている時には固定動作信号を出力する
第2固定制御手段とを備えたことをその要旨とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記走行状態検出手段は車両に作用するヨ
ーレートを検出するヨーレート検出手段であって、当該
ヨーレート検出手段にて検出されたヨーレート変化割合
を演算する変化割合演算手段が設けられるとともに、前
記第2固定制御手段は、走行固定条件として前記変化割
合演算手段にて演算したヨーレートの変化割合が基準割
合値よりも大きな値となった時、前記車軸固定機構を動
作させて車軸と車体フレームとを固定するための固定動
作信号を出力することをその要旨とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載の発明において、前記走行状態検出手段は車両に作用
する横方向力を検出する横方向力検出手段であって、前
記第2固定制御手段は、走行固定条件として横方向力検
出手段によって検出された横方向力が基準力よりも大き
な値となった時、前記固定動作信号を出力することをそ
の要旨とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1〜6記載
の発明において、前記車軸固定機構は、前記車体フレー
ムと車軸とに連結された油圧式ダンパーと、前記油圧式
ダンパーに給排される作動油を流す管路を、前記固定動
作信号に基づいて遮蔽状態及び連通状態との間で切換制
御し、当該管路を遮蔽状態とすることで車軸を車体フレ
ームに固定し、連通状態とすることで車軸を車体フレー
ムに対して揺動可能に支持する切換弁とを備えたことを
その要旨とする。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1〜7記載
の発明において、前記車軸は産業車両の後輪である操舵
輪を連結することをその要旨とする。従って、請求項1
記載の発明によれば、本産業車両では、車軸は車体フレ
ームに対して揺動可能となっている。この車軸は、車軸
固定機構が動作することによって固定され、その動作を
解除することによって揺動可能な状態となる。この場
合、揚高位置検出手段は荷役機器の揚高位置を検出し、
負荷検出手段は昇降駆動手段に作用する負荷を検出す
る。そして、第1制御手段は、前記揚高位置検出手段に
よって検出された荷役機器の揚高位置が所定位置であっ
て、負荷検出手段によって検出された負荷が所定量以上
である時、前記車軸固定機構を動作させて車軸と車体フ
レームとを固定するための固定動作信号を出力する。即
ち、車軸固定機構は固定動作信号に基づいて車軸を車体
フレームに対して揺動できないように固定する。
【0015】請求項2記載の発明によれば、前記荷役機
器の揚高位置はリミットスイッチにて検出される。請求
項3記載の発明によれば、前記荷役機器はリフトシリン
ダの駆動に基づいて昇降し、油圧センサがリフトシリン
ダに作用する油圧を検出する。
【0016】請求項4記載の発明によれば、産業車両に
設けられた走行状態検出手段は車両の走行状態を検出す
る。そして、第2制御手段は、前記走行状態検出手段か
らの検出信号に基づいて前記車軸固定機構を固定する走
行固定条件を満たしているか否かを判別し、その走行固
定条件を満たしている時には固定動作信号を出力する。
【0017】請求項5記載の発明によれば、前記走行状
態検出手段は車両に作用するヨーレートを検出するヨー
レート検出手段であって、変化割合演算手段が当該ヨー
レート検出手段にて検出されたヨーレート変化割合を演
算する。前記第2制御手段は、走行固定条件として前記
変化割合演算手段にて演算したヨーレートの変化割合が
基準割合値よりも大きな値となった時、前記車軸固定機
構を動作させて車軸と車体フレームとを固定するための
固定動作信号を出力する。
【0018】請求項6記載の発明によれば、前記走行状
態検出手段は車両に作用する横方向力を検出する横方向
力検出手段であって、前記第2制御手段は、走行固定条
件として横方向力検出手段によって検出された横方向力
が基準力よりも大きな値となった時、前記固定動作信号
を出力する。
【0019】請求項7記載の発明によれば、第1又は第
2制御手段から固定動作信号が出力されると、切換弁は
管路を遮蔽状態とする。このため、油圧式ダンパーに対
して作動油の給排が不能となり、車軸は固定される。
又、第1及び第2制御手段から固定動作信号が出力され
ていない時には、切換弁は管路を連通状態とする。この
ため、油圧式ダンパーに作動油が給排可能な状態とな
り、車軸は揺動可能となる。
【0020】請求項8記載の発明によれば、前記車軸は
産業車両の後輪である操舵輪を連結している。従って、
産業車両の旋回性及び操作性を向上させることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図10に従って説明する。図1は、産業
車両としてのフォークリフト1を示す側面図である。
【0022】フォークリフト1は、その前部に左右一対
のアウタマスト2を備え、各アウタマスト2間にはイン
ナマスト3が昇降可能に配設されている。インナマスト
3にはフォーク4が昇降可能に配設されている。
【0023】前記アウタマスト2とフォークリフト1の
車体フレーム1aとの間にはティルトシリンダ5が連結
されている。ティルトシリンダ5のボディ5aは車体フ
レーム1aに連結され、ティルトシリンダ5のピストン
ロッド5bはアウタマスト2に連結されている。即ち、
ティルトシリンダ5のピストンロッド5bの伸縮に従っ
てアウタマスト2を傾動させ、フォーク4を傾動させる
ようになっている。
【0024】前記インナマスト3にはボディ6aが車体
フレーム1aに連結されたリフトシリンダ6のピストン
ロッド6bが連結されている。そして、リフトシリンダ
6のピストンロッド6bの伸縮に基づいてインナマスト
3が昇降し、そのインナマスト3の昇降に従って、フォ
ーク4が昇降するようになっている。
【0025】フォークリフト1の車体フレーム1aの前
部には、左右一対の前輪7が設けられている。各前輪7
はデフリングギアU及び変速機D(図4参照)を介して
エンジンEが連結され、各前輪7は当該エンジンEによ
って駆動される。即ち、前輪7は駆動輪である。又、フ
ォークリフト1の本体1aの後部には、左右一対の後輪
8が設けられている。
【0026】図2は、前記後輪8を連結する連結構造を
示している。フォークリフト1の車体フレーム1aの後
下部には、車幅方向へ延びるリアアクスル11がセンタ
ーピン11aを中心に揺動(回動)可能に設けられてい
る。そして、リアアクスル11の左右両端に前記後輪8
が連結されている。後輪8は運転室9内のハンドル10
の操作に基づいて操舵される操舵輪である。尚、このリ
アアクスル11は両後輪8を連結する車軸を構成してい
る。
【0027】車体フレーム1aとリアアクスル11との
間には油圧式ダンパー(以下、単に「ダンパー」とい
う。)12が連結されている。このダンパー12は複動
式の油圧シリンダである。即ち、ダンパー12は後輪8
に作用する力を吸収するようになっている。
【0028】ダンパー12は円筒状のボディ12aと、
当該ボディ12a内に配設されたピストン12bとを備
えている。ピストン12bには、ピストンロッド12c
が連結されている。ピストンロッド12cの先端には、
前記リアアクスル11が連結されている。
【0029】ダンパー12内はピストン12bにて第1
室R1と第2室R2とに区画されている。第1室R1に
は第1油圧管P1が、第2室R2には第2油圧管P2が
連結されている。
【0030】第1油圧管P1及び第2油圧管P2は電磁
切換弁13に接続されている。この電磁切換弁13はボ
ディとスプールとを備え、スプールには流弁部14と止
弁部15とが形成されている。更に、電磁切換弁13に
は、第3油圧管P3及び第4油圧管P4が接続されてい
る。第3油圧管P3は、第4油圧管P4に接続されてい
る。第4油圧管P4には作動油を貯溜するリザーバ16
が接続されている。
【0031】前記電磁切換弁13は、スプールをボディ
に対して移動させて流弁部14又は止弁部15を選択す
ることにより、各油圧管P1〜P4に流れる作動油を調
節するようになっている。
【0032】流弁部14を選択した場合には、第1油圧
管P1と第3油圧管P3とが連通されるとともに、第2
油圧管P2と第4油圧管P4とが連通される。この時、
ダンパー12の第1室R1及び第2室R2内の作動油は
リザーバ16と連通された状態となる。従って、各第1
室R1及び第2室R2では作動油の流入・流出が可能な
状態となり、ダンパー12は、リアアクスル11をセン
ターピン11aを中心に回動可能な状態、即ち、揺動可
能な状態とする。
【0033】止弁部15を選択した場合には、各油圧管
P1〜P4に流れる作動油を遮蔽するようになってい
る。従って、作動油は、第1室R1及び第2室R2内に
対して流入・流出ができない状態となる。即ち、ダンパ
ー12はピストン12bが動作できないロックされた状
態となる。即ち、リアアクスル11は揺動ができない状
態となり、ダンパー12にて固定される。
【0034】前記第2油圧管P2、及び、第4油圧管P
4のリザーバ16と接続部との間には絞り弁17,18
が設けられている。尚、前記ダンパー12及び電磁切換
弁13等にて車軸固定機構を構成している。
【0035】図1に示すように、フォークリフト1の後
部に設けられたバランスウエイト19上には、ヨーレー
ト検出手段としてのジャイロスコープ20が設けられて
いる。このジャイロスコープ20は圧電素子からなる圧
電式ジャイロスコープであって、例えば旋回時における
フォークリフト1の角速度を検出するようになってい
る。この角速度はヨーレートωを意味している。
【0036】更に、図1,図3に示すように、フォーク
リフト1の両前輪7の中央位置には、加速度センサ21
が設けられている。加速度センサ21は運転室9内のイ
ンストルメントパネルW内に設置されている。この加速
度センサ21はフォークリフト1の旋回時等に実際に作
用する横方向の加速度、即ち、実加速度を検出するよう
になっている。つまり、加速度センサ21は実際に作用
する遠心力即ち、実遠心力Faを検出するようになって
いる。
【0037】図1,図5に示すように、アウタマスト2
の上部には、フォーク4の揚高位置を検出する揚高位置
検出手段としてのリミットスイッチ24が設置されてい
る。このリミットスイッチ24はアウタマスト2の略上
方から約1/4の位置に設けられている。
【0038】更に、リフトシリンダ6の基端には、リフ
トシリンダ6に作用する作動油の油圧yを検出する負荷
検出手段としての圧力センサ25が設けられている。図
2に示すように、後輪8には、当該後輪8の操舵角θを
検出する操舵角センサ22が設けられている。
【0039】図4に示すように、フォークリフト1に
は、前記デフリングギアUの回転を検出することにより
フォークリフト1の走行速度vを検出する車速センサ2
3が設けられている。尚、本実施の形態では、車速セン
サ23と前記ジャイロスコープ20にて横方向力検出手
段を構成している。
【0040】次に、上記のように構成した産業車両の制
御装置の電気的構成について図7に示す電気ブロック図
に従って説明する。産業車両の制御装置は第1固定制御
手段及び第2固定制御手段としてのコントローラ31を
備えている。コントローラ31はCPU(中央演算処理
装置)等からなり、当該コントローラ31にはRAM等
からなるメモリ31a及びタイマ31bが設けられてい
る。
【0041】コントローラ31には、前記ジャイロスコ
ープ20、加速度センサ21、操舵角センサ22及び車
速センサ23が接続されている。更に、コントローラ3
1にはリミットスイッチ24及び圧力センサ25が接続
されている。又、コントローラ31には電磁切換弁13
が接続されている。
【0042】ジャイロスコープ20は、フォークリフト
1の旋回時等のヨーレートωを検出し、そのヨーレート
ωを示す角速度信号をコントローラ31に出力するよう
になっている。
【0043】加速度センサ21は、フォークリフト1の
旋回時等に作用する実遠心力Faを検出し、その実遠心
力Faを示す実遠心力信号をコントローラ31に出力す
るようになっている。
【0044】操舵角センサ22は、操舵輪である後輪8
の操舵角θを検出し、その操舵角θを示す操舵角信号を
コントローラ31に出力するようになっている。車速セ
ンサ23は、フォークリフト1の走行速度vを検出し、
その走行速度vを示す走行速度信号をコントローラ31
に出力するようになっている。
【0045】リミットスイッチ24は、フォーク4が基
準揚高位置Z以上となった時に、オンし、そのオン信号
をコントローラ31に出力するようになっている。この
基準揚高位置Zは、アウタマスト2の上方から略1/4
の位置にある。尚、フォーク4が基準揚高位置Z未満の
時には、リミットスイッチ24はオフしている。
【0046】圧力センサ25は、リフトシリンダ6に作
用する油圧yを検出し、その油圧yを示す油圧信号をコ
ントローラ31に出力するようになっている。コントロ
ーラ31は、ジャイロスコープ20からの角速度信号に
基づいて角速度の変化割合、即ち、ヨーレートωの変化
割合(ヨーレート変化割合)Δω/ΔTを演算するよう
になっている。このヨーレート変化割合Δω/ΔTと
は、角加速度を意味する。コントローラ31は角速度、
即ち、ヨーレートωを時間で微分することによって、ヨ
ーレート変化割合Δω/ΔTを求める。
【0047】コントローラ31は、車速センサ23から
の走行速度信号及びジャイロスコープ20からの角速度
検出信号に基づいて横方向に作用する加速度を演算する
ようになっている。即ち、遠心力を演算するようになっ
ている。この遠心力は演算にて求めた演算遠心力Fbで
あって、前記加速度センサ21にて実際に検出した実遠
心力Faとは、その求め方等の相違により、僅かに異な
る値となる。演算遠心力Fbは、次式(1)に示すよう
に、走行速度v及び角速度ωの積を演算することにより
求められる。
【0048】Fb=v・ω …(1) コントローラ31のメモリ31aには、ヨーレート変化
割合Δω/ΔTの基準となる基準割合値が記憶されてい
る。基準割合値は、ヨーレート変化割合Δω/ΔTが増
加している時に基準とされる上基準割合値K1と、ヨー
レート変化割合Δω/ΔTが減少している時に基準とさ
れる下基準割合値K2とからなる。即ち、メモリ31a
には上基準割合値K1と下基準割合値K2とが記憶され
ている。
【0049】更に、コントローラ31のメモリ31aに
は、フォークリフト1に作用する遠心力の基準となる基
準遠心力値が記憶されている。基準遠心力値は、遠心力
が増加している時に基準とされる上遠心力値H1と遠心
力が減少している時に基準とされる下基準遠心力値H2
とからなる。即ち、メモリ31aには上基準遠心力値H
1と下基準遠心力値H2とが記憶されている。
【0050】又、コントローラ31のメモリ31aに
は、リフトシリンダ6に作用する油圧yの基準となる基
準圧力値Nが記憶されている。図9に示すように、コン
トローラ31は、角速度信号に基づいて演算した前記ヨ
ーレート変化割合Δω/ΔTと上基準変化割合値K1と
を比較し、ヨーレート変化割合Δω/ΔTが上基準変化
割合値K1以下の値から当該上基準変化割合値K1より
大きな値となった時、固定動作信号の出力を開始する。
【0051】コントローラ31は、固定動作信号を出力
している状態において、角速度信号に基づいて演算した
前記ヨーレート変化割合Δω/ΔTと下基準割合値K2
とを比較し、ヨーレート変化割合Δω/ΔTが下基準割
合値K2以上の値から当該下基準割合値K2より小さい
値となった時、前記固定動作信号の出力を中止するため
の中止制御を行うようになっている。
【0052】尚、本実施の形態では、コントローラ31
は、中止制御として直ちに固定動作信号の出力を中止す
るのではなく、所定時間Tの経過後に固定動作信号の出
力を中止する制御を行っている。即ち、コントローラ3
1はヨーレート変化割合Δω/ΔTが下基準割合値K2
以上の値から当該下基準割合値K2より小さい値となる
と、その時からコントローラ31はタイマ31bに計時
を開始させ、タイマ31bがその所定時間Tを計時する
と、固定動作信号の出力を中止する。この計時におい
て、コントローラ31は、ヨーレート変化割合Δω/Δ
Tが下基準割合K2以上となった時、その計時を中止す
る。即ち、コントローラ31は、たとえヨーレート変化
割合Δω/ΔTが下基準割合値K2未満となっても、所
定時間Tの間は固定動作信号の出力を行う。
【0053】図10に示すように、コントローラ31
は、演算遠心力Fbの絶対値が上基準遠心力H1以下の
値から当該上基準遠心力値H1より大きな値となった
時、固定動作信号の出力を開始するようになっている。
【0054】コントローラ31は、固定動作信号が出力
されている状態において、演算遠心力Fbの絶対値が下
基準遠心力値H2より小さな値となった時、固定動作信
号の出力を中止するようになっている。
【0055】即ち、本実施の形態においてコントローラ
31は、以下、1)〜5)に示す条件の内、少なくとも
いずれか1つの条件を満たす時、固定動作信号の出力を
行う。つまり、以下に示す1)〜5)の各条件はフォー
クリフト1の走行に基づいて車軸を固定するための走行
固定条件となる。
【0056】1)ヨーレート変化割合Δω/ΔTが上基
準割合値K1より大きな値である時。 2)ヨーレート変化割合Δω/ΔTが、上基準割合値K
1より大きな値から当該上基準割合値K1以下の値とな
って、下基準割合値K2よりも大きな値である時。
【0057】3)上記2)に示す状態からヨーレート変
化割合値Δω/ΔTが下基準変化割合値K2より小さな
値となり、その下基準変化割合値K2より小さな値とな
った時点から所定時間T以内である時。
【0058】4)演算遠心力Fbの絶対値が上基準遠心
力値H1より大きな値である時。 5)演算遠心力Fbの絶対値が上基準遠心力値H1より
も大きな値から当該上基準遠心力値H1以下の値となっ
て、下基準遠心力値H2よりも大きな値である時。
【0059】又、コントローラ31は、圧力センサ25
からの検出信号に基づいてフォーク4上に載置された荷
の重量を判断するようになっている。更に、コントロー
ラ31は、圧力センサ25からの検出信号、即ち、フォ
ーク4上に載置された荷の重量に基づいてフォークリフ
ト1の重心G(図6参照)を演算するようになってい
る。フォークリフト1の重心Gとは、車両本体及び荷等
を含めたフォークリフト全体の重心を意味している。こ
の場合、コントローラ31は図5の1点鎖線にて示すよ
うにアウタマスト2が最も後側に傾動した時の重心Gを
演算する。
【0060】更に、コントローラ31は、リミットスイ
ッチ24からのオン信号及び圧力センサ25からの圧力
信号に基づいて固定動作信号を出力するようになってい
る。即ち、以下に示す条件6)の場合に固定動作信号を
出力する。この条件6)はフォークリフト1の荷役作業
に基づいてリアアクスル11を固定するための荷役固定
条件である。
【0061】6)リミットスイッチ24からオン信号が
出力され、リフトシリンダ6に作用する油圧yが基準圧
力値N以上である時。この場合、コントローラ31は、
走行固定条件1)〜5)の内、少なくともいずれか1つ
の条件が満たされている時には、荷役固定条件6)に関
わらず、走行固定条件を優先して固定動作信号を出力す
るようになっている。即ち、コントローラ31は、走行
固定条件又は荷役固定条件1)〜6)の内、少なくとも
1つの条件を満たしている時に固定動作信号を出力す
る。
【0062】電磁切換弁13は、固定動作信号が出力さ
れると、止弁部15を選択し、第1,第2油圧管P1,
P2を遮蔽し、ダンパー12をロックする。従って、リ
アアクスル11は揺動できない状態となり、ダンパー1
2はリアアクスル11を固定する。
【0063】電磁切換弁13は、固定動作信号が出力さ
れていない時には、流弁部14を選択し、ダンパー12
の第1室R1及び第2室R2を、作動油が流入・流出可
能な状態とする。従って、リアアクスル11は揺動可能
な状態となる。
【0064】次に、上記のように構成された産業車両の
制御装置の作用及び効果について説明する。図8は、リ
アアクスル11を固定させる制御を行わせるためのフロ
ーチャートである。但し、説明の便宜上、このフローチ
ャートによる制御の開始時には固定動作信号は出力され
ておらず、リアアクスル11は揺動可能な状態に保持さ
れているものとする。尚、明細書中の「ステップ」の記
載は図8中「S」と略記する。
【0065】まず、コントローラ31は、ステップ10
1にて、車速センサ23からの走行速度信号に基づいて
フォークリフト1の走行速度vの読み取りを行う。ステ
ップ102にて、コントローラ31はジャイロスコープ
20からの角速度信号に基づいてヨーレートωの読み取
りを行う。
【0066】ステップ103にて、コントローラ31は
圧力センサ25からの油圧信号に基づいてリフトシリン
ダ6に作用する油圧yの読み取りを行う。ステップ10
4にて、コントローラ31は走行速度v及びヨーレート
ωに基づいて演算遠心力Fbを求める。この演算遠心力
Fbは前記式(1)に従って走行速度vとヨーレートω
との積によって求められる。
【0067】ステップ105にて、コントローラ31は
読み取りを行ったヨーレートωに基づいてヨーレートω
の変化割合、即ち、ヨーレート変化割合Δω/ΔTを演
算する。
【0068】ステップ106にて、コントローラ31は
油圧y及びヨーレート変化割合Δω/ΔTにローパスフ
ィルタをかけ、ノイズを除去する。
【0069】ステップ107にて、コントローラ31は
油圧yが基準圧力値N以上であるか否かを判断する。油
圧yが基準圧力値N以上であれば、ステップ108に移
り、基準圧力値未満であれば、ステップ109に移る。
【0070】ステップ108にて、コントローラ31は
リミットスイッチ24からオン信号が出力されているか
否かを判断する。リミットスイッチ24からオン信号が
出力されている場合には、ステップ110へ移り、ステ
ップ110にて、コントローラ31は固定動作信号を出
力し、リアアクスル11を固定する。そして、再度、ス
テップ101からの処理を行う。
【0071】一方、ステップ107,108にて、その
条件が満たされずステップ109にその処理を移った場
合には、コントローラ31は固定動作信号を出力しない
状態を続ける。
【0072】そして、コントローラ31は、その処理を
ステップ111に移る。コントローラ31はステップ1
11にて、走行固定条件1)〜5)の内、少なくともい
ずれか1つの条件が満たされいるか否かを判断する。こ
の場合、走行固定条件1)〜5)の内、少なくともいず
れか1つの条件が満たされいる場合には、ステップ11
0へ移り、固定動作信号の出力を行い、リアアクスル1
1の固定を行う。そして、コントローラ31は、再度、
ステップ101からの処理を行う。
【0073】ステップ111にて、走行固定条件1)〜
5)の内、いずれの条件も満たさない場合には、コント
ローラ31は固定動作信号の出力をしないまま、再度、
ステップ101からの処理を行う。この場合、コントロ
ーラ31は、上記した固定動作信号を出力しない場合の
処理を行う。
【0074】又、ステップ110にて、固定動作信号を
出力した状態で、ステップ101からの処理を行う場合
には、コントローラ31はステップ101〜106の処
理は、前記固定動作信号を出力しない場合と同様の処理
を行う。
【0075】そして、ステップ107にて、油圧yが基
準圧力値N以上であると判断すると、コントローラ31
は、ステップ108にてリミットスイッチ24からオン
信号が出力されているか否かを判断し、リミットスイッ
チ24からオン信号が出力されている場合には、ステッ
プ110にて固定動作信号の出力を続行する。
【0076】又、ステップ107にて、油圧yが基準圧
力値N未満である場合には、ステップ109にて、固定
動作信号の出力を中止する。同様に、ステップ107に
て、油圧yが基準圧力値N以上であって、ステップ10
8にて、リミットスイッチ24からオン信号が出力され
ていない場合には、ステップ109にて、固定動作信号
の出力を中止する。
【0077】前記ステップ109にて固定動作信号の出
力を中止した場合、コントローラ31は、ステップ11
1にて、走行固定条件1)〜5)の内、少なくともいず
れか1つの条件が満たされいるか否かを判断する。この
場合、走行固定条件1)〜5)の内、少なくともいずれ
か1つの条件が満たされいる場合には、ステップ110
へ移り、固定動作信号の出力を行い、リアアクスル11
の固定を行う。そして、コントローラ31は、再度、ス
テップ101からの処理を行う。
【0078】ステップ111にて、走行固定条件1)〜
5)の内、いずれの条件も満たさない場合には、コント
ローラ31は固定動作信号の出力をしないまま、再度、
ステップ101からの処理を行う。
【0079】図6は、フォークリフト1のフォーク4上
に載置された荷の重量に基づいて設定されるフォークリ
フト1の重心Gの変化状態を示す説明図である。通常、
荷を載置していない場合のフォークリフト1の前後方向
の重心G1は、左側の前輪7と右側の後輪8とを対角線
上に結び、右側の前輪7と左側の後輪8とを対角線上に
結んだ時の交点Xよりも後方に位置している。即ち、こ
の交点Xと重心G1との間に、フォークリフト1の重心
Gが位置する時には、フォークリフト1は両後輪8が接
地した状態となる。従って、前輪7の接地力が低下し、
前輪7の内いずれか1輪が浮く可能性がある。よって、
コントローラ31は固定動作信号を出力せず、リアアク
スル11、即ち、後輪8を揺動可能な状態として、両前
輪7側の接地力を上げる。
【0080】尚、本実施の形態において、前記交点Xに
重心Gが位置する重量の荷をフォーク4上に載置した時
のリフトシリンダ6に作用する負荷、即ち、油圧yが前
記基準圧力値Nである。
【0081】又、フォーク4上に当該フォークリフト1
が搬送できる最大積載重量の荷を載置した場合のフォー
クリフト1の重心G2は、前記交点Xよりも前方に位置
している。この重心G2と交点Xとの間に、フォークリ
フト1の重心Gがある時には、フォークリフト1は両前
輪7が接地した状態となる。このため、後輪8の内いず
れか1輪が浮く可能性がある。この場合、駆動輪である
前輪7側に十分接地力が確保されているので、特に、フ
ォークリフト1を走行させる観点からリアアクスル11
を固定しても問題はない。
【0082】しかしながら、この重心G2と交点Xとの
間に重心Gがある状態において、フォーク4が基準揚高
位置Z以上の位置まで揚高し、重心Gが更に上方に移動
すると、フォークリフト1の左右方向のバランスが悪い
状態となる。この時、コントローラ31は固定動作信号
を出力し、リアアクスル11を固定して、安定した状態
でフォークリフト1の荷役作業及び走行を行わせる。
【0083】本実施の形態は以下(イ)〜(ヲ)に示す
効果を有する。 (イ)リアアクスル11をフォークリフト1の荷役状態
に基づいて固定することができるので、安定した状態で
荷役作業を行わせることができる。この場合、リフトシ
リンダ6に作用する油圧yが基準圧力値N以上で、荷の
揚高位置が基準揚高位置Z以上の場合、即ち、フォーク
リフト1の左右方向のバランスが悪くなった場合に、リ
アアクスル11が固定されるので、安定した状態で荷役
作業を行うことができる。更に、上記フォークリフト1
の左右方向のバランスが悪い状態時には、リアアクスル
11を固定した状態でフォークリフト1を走行させるこ
とができるので、安定した状態でフォークリフト1を走
行させることができる。
【0084】(ロ)フォーク4の揚高位置はリミットス
イッチ24にて検出されるので、当該リミットスイッチ
24のオン・オフに基づいてフォーク4の揚高位置を容
易に検出することができる。従って、コントローラ31
はリミットスイッチ24からの検出信号に基づいてフォ
ーク4の揚高位置を容易に判別でき、その判別した揚高
位置に基づいてリアアクスル11を容易且つ確実に固定
することができる。
【0085】(ハ)リフトシリンダ6に作用する油圧y
は圧力センサ25にて容易に検出することができる。従
って、コントローラ31は圧力センサ25からの油圧信
号に基づいて容易にリフトシリンダ6に作用する油圧y
を判別でき、その判別した油圧yに基づいてリアアクス
ル11を容易且つ確実に固定することができる。更に、
コントローラ31は、リフトシリンダ6に作用する油圧
yから容易にフォーク4上の荷の重量を判別できる。
【0086】(ニ)走行固定条件が満たされている時に
は、たとえ荷役固定条件が満たされていなくても、コン
トローラ31は固定動作信号を出力し、リアアクスル1
1を固定するので、フォークリフト1の走行時の安定性
をより高めることができる。
【0087】(ホ)荷役機器としてフォーク4を使用し
ているので、荷をフォーク4上に載置することにより容
易に荷を保持させることができる。そして、前記フォー
クリフト1の左右方向のバランスが悪くなった時、リア
アクスル11が固定された状態で荷役作業が行われるの
で、フォーク4を使用して容易且つ確実に荷役作業を行
わせることができる。
【0088】(へ)コントローラ31はヨーレート変化
割合Δω/ΔTに基づいて固定動作信号を出力し、リア
アクスル11を固定するので、例えばフォークリフト1
の直線走行時から右又は左方向への旋回走行を開始する
旋回開始時にて素早くリアアクスル11を固定すること
ができる。従って、フォークリフト1の旋回を安定した
状態で開始させることができる。
【0089】(ト)コントローラ31はヨーレート変化
割合Δω/ΔTに基づいて固定動作信号を出力するのに
加えて、演算遠心力Fbに基づいて固定動作信号を出力
する。従って、旋回開始時にヨーレート変化割合Δω/
ΔTに基づいて固定動作信号を出力した後、ヨーレート
変化割合Δω/ΔTに基づいて固定動作信号を出力しな
い状態となっても、コントローラ31は演算遠心力Fb
に基づいて固定動作信号を出力するので、旋回開始時か
らフォークリフト1を安定した状態で旋回させることが
できる。
【0090】(チ)コントローラ31は、ヨーレート変
化割合Δω/ΔTが上基準割合値K1より大きな値とな
った時、固定動作信号を出力してリアアクスル11を固
定し、下基準割合値K2より小さな値となった時、固定
動作信号の出力を解除するための処理を開始する。従っ
て、例えば1つの上基準割合値K1のみを使用して、リ
アアクスル11を固定する場合に比べてより安定した状
態でリアアクスル11を固定できる。即ち、例えば1つ
の上基準割合値K1のみを使用して、ヨーレート変化割
合Δω/ΔTが上基準割合値K1より大であれば、固定
動作信号を出力し、下基準割合値K2より小であれば、
固定動作信号の出力を中止する制御を行う場合、ヨーレ
ート変化割合Δω/ΔTが上基準割合値K1付近で推移
するような旋回が行われると、固定動作信号の出力及び
中止が頻繁に繰り返される。このため、リアアクスル1
1の固定及び固定の解除が頻繁に繰り返されることにな
る。しかしながら、上基準割合値K1及び下基準割合値
K2に基づいて固定動作信号を出力することによって、
たとえヨーレート変化割合Δω/ΔTが上基準割合値K
1付近で推移するような旋回が行われていても、一度ヨ
ーレート変化割合Δω/ΔTが上基準割合値K1よりも
大きな値となれば、ヨーレート変化割合Δω/ΔTが下
基準割合値K2より小さな値となるまでは固定動作信号
の出力が続けられる。従って、より安定した状態でリア
アクスル11を固定することができる。
【0091】(リ)コントローラ31は、演算遠心力F
bが上基準遠心力値H1より大きな値となった時、固定
動作信号を出力してリアアクスル11を固定し、下基準
遠心力値H2より小さな値となった時、固定動作信号の
出力を解除するための処理を開始する。従って、上記効
果(ト)に示すヨーレート変化割合Δω/ΔTの場合と
同様に、例えば1つの上基準遠心力値H1のみを使用し
て、リアアクスル11を固定する場合に比べてより安定
した状態でリアアクスル11を固定できる。
【0092】(ヌ)コントローラ31は、例えばヨーレ
ート変化割合Δω/ΔTが上基準割合値K1より大きな
値となって固定動作信号を出力し、下基準割合値K2よ
り小さな値となった後も、直ちに固定動作信号の出力を
中止せず、所定時間Tの経過後に固定動作信号の出力を
中止する。従って、より安定した状態でフォークリフト
1の旋回動作を行わせることができる。
【0093】例えばヨーレート変化割合Δω/ΔTが下
基準割合値K2より小さな値となった時点では、演算遠
心力Fbによる固定動作信号を出力する条件が満たされ
ていなくても、所定時間Tの間にその演算遠心力Fbに
よる固定動作信号を出力する条件が満たされる場合があ
る。この場合、リアアクスル11を固定したまま旋回動
作を続けることができ、より安定した状態でフォークリ
フト1の旋回動作を行わせることができる。
【0094】又、例えば短時間(1秒以下)でフォーク
リフト1の旋回方向を左右に切り返す高周波切り返しを
行いながらフォークリフト1を走行させる場合には、通
常、演算遠心力値Fbは上基準遠心力値H1を超えるこ
とはなく、ヨーレート変化割合Δω/ΔTに基づいて固
定動作信号が出力される。従って、高周波切り返し走行
中に、たとえヨーレート変化割合Δω/ΔTが下基準割
合値K2よりも小さな値となっても、コントローラ31
は直ちに固定動作信号の出力を中止せず、所定時間Tの
間は固定動作信号を出力し続ける。このため、安定した
状態で高周波切り返しを行わせながらフォークリフト1
を走行させることができる。
【0095】(ル)車軸固定機構はダンパー12と電磁
切換弁13とからなる。従って、コントローラ31は固
定動作信号を電磁切換弁13に出力して、電磁切換弁1
3がダンパー12連通する各油圧管P1〜P4を遮蔽す
ることによって、ダンパー12をロックすることによ
り、容易にリアアクスル11を固定できる。
【0096】(ヲ)本フォークリフト1では、操舵輪で
ある後輪8を連結するリアアクスル11を揺動可能に設
け、当該リアアクスル11をヨーレート変化割合Δω/
ΔT及び演算遠心力Fbに基づいて固定するように構成
したので、よりフォークリフト1の旋回性及び操作性を
向上させることができる。
【0097】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に
変更して実施することもできる。 (1)上記実施の形態では、基準圧力値Nを重心Gが交
点Xに位置する時の値に設定した。これに対して、基準
圧力値Nを、交点Xと重心G2との間の予め定めた位置
に重心Gが位置する場合の圧力値に設定してもよい。
【0098】(2)上記実施の形態において、リミット
スイッチ24に代えてアウタマスト2に当該フォーク4
の揚高位置を検出する光スケール等を使用した位置セン
サを使用してもよい。この場合、コントローラ31は、
位置センサからの検出信号に基づいてフォーク4の揚高
位置を判断し、その揚高位置が基準揚高位置N以上とな
った時、コントローラ31は固定動作信号を出力する。
又、連続的に揚高を検出できる揚高センサを使用しても
よい。
【0099】(3)上記実施の形態では、荷役機器とし
てフォークを使用したが、荷役機器としてロール紙等を
把持するクランプ装置を使用してもよい。 (4)上記実施の形態では、ヨーレートωをジャイロス
コープ20で検出し、コントローラ31がそのヨーレー
トωに基づいてヨーレート変化割合Δω/ΔTを演算し
た。これを、コントローラ31が、操舵角センサ22に
て検出された操舵角θ及び車速センサ23にて検出され
た走行速度vに基づいて、ヨーレート変化割合Δω/Δ
Tを推定してもよい。
【0100】即ち、コントローラ31は操舵角θから旋
回半径rの逆数を求める。そして、コントローラ31が
旋回半径rの逆数の変化割合Δ(1/r)/ΔTを求め
る。更に、コントローラ31は旋回半径rの逆数の変化
割合Δ(1/r)/ΔTに走行速度vを乗ずることによ
りヨーレート変化割合Δω/ΔTを推定する。即ち、推
定ヨーレート変化割合Δωx/ΔTは、次式(2)とな
る。
【0101】 Δωx/ΔT=v・Δ(1/r)/ΔT …(2) この推定ヨーレート変化割合Δω/ΔTxは、ヨーレー
ト変化割合Δωx/ΔTの近似した値となる。つまり、
操舵角θ(旋回半径r)及び走行速度vに基づいてヨー
レートωは、次式(3)にて表される。
【0102】ω=v/r …(3) そして、コントローラ31はこのヨーレートωにおける
(1/r)の変化割合Δ(1/r)/ΔTと走行速度v
とを乗ずることによって推定ヨーレート変化割合Δω/
ΔTxを演算する。即ち、ヨーレート変化割合Δω/Δ
Tを推定する。
【0103】この場合、操舵角センサ22及び車速セン
サ23にてヨーレート検出手段を構成する。 (5)上記実施の形態では、ジャイロスコープ20は圧
電式ジャイロスコープを使用した。これを、ガスレート
式ジャイロスコープ及び光学式ジャイロスコープを使用
してもよい。
【0104】(6)上記実施の形態では、コントローラ
31は演算遠心力Fbを上基準遠心力値H1及び下基準
遠心力値H2と比較して、固定動作信号を出力するよう
に構成した。これを、コントローラ31は実遠心力Fa
を上基準遠心力値H1及び下基準遠心力値H2と比較し
て、固定動作信号を出力するように構成してもよい。こ
の場合、フォークリフト1に作用する遠心力を走行速度
v及びヨーレートωに基づいて演算する必要がないの
で、容易に実遠心力Faに基づいて固定動作信号を出力
させることができる。
【0105】(7)上記実施の形態において、特に、フ
ォークリフト1に加速度センサ21を設けなくてもよ
い。上記実施の形態から把握できる請求項以外の技術思
想について、以下にその効果とともに記載する。
【0106】(1)請求項1記載の発明において、前記
荷役機器はフォーク4であって、当該フォーク4上に荷
が載置されることにより荷が保持される産業車両の制御
装置。この制御装置によれば、フォークリフト1の左右
方向のバランスが悪くなった時にはリアアクスル11が
固定されるので、フォーク4にて安定した状態で荷役作
業を行うことができる。
【0107】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、揚高位置検出手段及び負荷検出手段にて検出
された荷役状態に基づいて車軸固定機構を動作させて車
軸を固定させるので、安定した状態で荷役作業を行うこ
とができる。
【0108】請求項2記載の発明によれば、揚高位置検
出手段はリミットスイッチであるので、当該リミットス
イッチの検出状態に基づいて容易且つ確実に車軸を固定
させることができる。
【0109】請求項3記載の発明によれば、前記昇降駆
動手段はリフトシリンダであって、前記負荷検出手段は
当該リフトシリンダの油圧を検出する圧力センサである
ので、当該圧力センサからの検出信号に基づいて容易且
つ確実に車軸を固定させることができる。
【0110】請求項4記載の発明によれば、車両の走行
状態に基づいて車軸を固定することができるので、安定
した状態で産業車両を走行させることができる。請求項
5記載の発明によれば、車両に作用するヨーレートの変
化割合に基づいて車軸を固定できるので、より迅速に車
軸を固定することができる。
【0111】請求項6記載の発明によれば、車両に作用
する横方向力によって車軸をより確実に固定することが
できる。請求項7記載の発明によれば、油圧式ダンパー
及び電磁式切換弁によって容易に車軸を固定できる。
【0112】請求項8記載の発明によれば、産業車両の
操舵輪側の車軸の揺動を制御しているので、旋回性及び
操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フォークリフトを示す側面図。
【図2】 後輪を連結する連結構造を示す概略構成図。
【図3】 フォークリフトを示す平面図。
【図4】 フォークリフトの両前輪を連結する機構を示
す概略構成図。
【図5】 フォークリフトの前部を示す概略側面図。
【図6】 フォークリフトの重心の変化状態を示す説明
図。
【図7】 フォークリフトのリアアクスルの揺動を制御
し、当該リアアクスルを固定するための電気ブロック
図。
【図8】 フォークリフトのリアアクスルの揺動を制御
し、当該リアアクスルを固定するためのフローチャー
ト。
【図9】 ヨーレート変化割合にてリアアクスル11の
揺動を制御する場合の説明図。
【図10】 演算遠心力にてリアアクスルの揺動を制御
する場合の説明図。
【符号の説明】
1…産業車両としてのフォークリフト、1a…車体フレ
ーム、11…車軸を構成するリアアクスル、12…車軸
固定機構を構成する油圧式ダンパー、13…車軸固定機
構を構成する切換弁としての電磁切換弁、20…ヨーレ
ート検出手段としてのジャイロスコープ、21…横方向
力検出手段としての加速度センサ、24…揚高位置検出
手段としてのリミットスイッチ、25…負荷検出手段と
しての圧力センサ、31…第1及び第2固定制御手段と
してのコントローラ、P1〜P4…第1〜第4油圧管。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームに対して車軸を上下方向に
    揺動可能に支持した産業車両において、 前記車体フレームと車軸との間に配設され、前記車体フ
    レームに対して揺動可能に支持された車軸を当該車体フ
    レームに固定させる車軸固定機構と、 前記車体フレームに対して昇降可能に設けられ、荷を保
    持するための荷役機器と、 前記荷役機器の昇降を行わせるための昇降駆動手段と、 前記荷役機器の揚高位置を検出する揚高位置検出手段
    と、 前記昇降駆動手段に作用する負荷を検出する負荷検出手
    段と、 前記揚高位置検出手段によって検出された荷役機器の揚
    高位置が所定位置であって、負荷検出手段によって検出
    された負荷が所定量以上である時、前記車軸固定機構を
    動作させて車軸と車体フレームとを固定するための固定
    動作信号を出力する第1固定制御手段とを備えた産業車
    両の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記揚高位置検出手段はリミットスイッ
    チである請求項1記載の産業車両の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降駆動手段はリフトシリンダであ
    って、前記負荷検出手段は当該リフトシリンダの油圧を
    検出する油圧センサである請求項1又は2記載の産業車
    両の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記産業車両に設けられ、車両の走行状
    態を検出する走行状態検出手段と、 前記走行状態検出手段からの検出信号に基づいて前記車
    軸固定機構を固定する走行固定条件を満たしているか否
    かを判別し、その走行固定条件を満たしている時には固
    定動作信号を出力する第2固定制御手段とを備えた請求
    項1〜3のいずれか1つに記載の産業車両の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記走行状態検出手段は車両に作用する
    ヨーレートを検出するヨーレート検出手段であって、当
    該ヨーレート検出手段にて検出されたヨーレート変化割
    合を演算する変化割合演算手段が設けられるとともに、 前記第2固定制御手段は、走行固定条件として前記変化
    割合演算手段にて演算したヨーレートの変化割合が基準
    割合値よりも大きな値となった時、前記車軸固定機構を
    動作させて車軸と車体フレームとを固定するための固定
    動作信号を出力する請求項4記載の産業車両の制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記走行状態検出手段は車両に作用する
    横方向力を検出する横方向力検出手段であって、 前記第2固定制御手段は、走行固定条件として横方向力
    検出手段によって検出された横方向力が基準力よりも大
    きな値となった時、前記固定動作信号を出力する請求項
    4又は5記載の産業車両の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記車軸固定機構は、 前記車体フレームと車軸とに連結された油圧式ダンパー
    と、 前記油圧式ダンパーに給排される作動油を流す管路を、
    前記固定動作信号に基づいて遮蔽状態及び連通状態との
    間で切換制御し、当該管路を遮蔽状態とすることで車軸
    を車体フレームに固定し、連通状態とすることで車軸を
    車体フレームに対して揺動可能に支持する切換弁とを備
    えた請求項1〜6のいずれか1つに記載の産業車両の制
    御装置。
  8. 【請求項8】 前記車軸は産業車両の後輪である操舵輪
    を連結する請求項1〜7記載のいずれか1つに記載の産
    業車両の制御装置。
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JP2008503417A (ja) * 2004-06-22 2008-02-07 チェザーブ カレッリ エレバトーリ ソチエタ ペル アツィオニ フォークリフトトラック用安全装置

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