JPH079909Y2 - フォークリフト - Google Patents
フォークリフトInfo
- Publication number
- JPH079909Y2 JPH079909Y2 JP4481890U JP4481890U JPH079909Y2 JP H079909 Y2 JPH079909 Y2 JP H079909Y2 JP 4481890 U JP4481890 U JP 4481890U JP 4481890 U JP4481890 U JP 4481890U JP H079909 Y2 JPH079909 Y2 JP H079909Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- driver
- center line
- forklift
- elevating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばバッテリ式リーチフォークリフト等の
フォークリフトの改良に関する。
フォークリフトの改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種のフォークリフトとしては、例えば特公昭
54-10783号公報に記載されたものが知られている。
54-10783号公報に記載されたものが知られている。
当該フォークリフトは、基本的には、車体と、車体の前
側に昇降可能に設けられてその中心線が車体の中心線に
合致する昇降体と、車体の左右一側寄りにその中心線が
昇降体の後部中心を通過すべく傾斜して設けられた昇降
手段と、昇降手段の後側で車体の左右他側寄りに設けら
れた運転席と、から構成されている。
側に昇降可能に設けられてその中心線が車体の中心線に
合致する昇降体と、車体の左右一側寄りにその中心線が
昇降体の後部中心を通過すべく傾斜して設けられた昇降
手段と、昇降手段の後側で車体の左右他側寄りに設けら
れた運転席と、から構成されている。
ところが、この様なものは、昇降手段をその中心線が昇
降体の後部中心を通過すべく傾斜して設けていたので、
昇降手段に大きな偏荷重が掛る難点があった。
降体の後部中心を通過すべく傾斜して設けていたので、
昇降手段に大きな偏荷重が掛る難点があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創
案されたもので、その目的とする処は、昇降手段に大き
な偏荷重が掛らない様にしたフォークリフトを提供する
にある。
案されたもので、その目的とする処は、昇降手段に大き
な偏荷重が掛らない様にしたフォークリフトを提供する
にある。
(課題を解決するための手段) 本考案のフォークリフトは、車体と、車体の前側に昇降
可能に設けられてその中心線が車体の中心線に合致する
昇降体と、車体の左右一側寄りにその中心線がロードセ
ンタを通過すべく傾斜して設けられた昇降手段と、昇降
手段の後側で車体の左右他側寄りに設けられた運転席
と、から構成した事に特徴が存する。
可能に設けられてその中心線が車体の中心線に合致する
昇降体と、車体の左右一側寄りにその中心線がロードセ
ンタを通過すべく傾斜して設けられた昇降手段と、昇降
手段の後側で車体の左右他側寄りに設けられた運転席
と、から構成した事に特徴が存する。
(作用) 昇降手段を作動させると、昇降体が昇降する。
昇降体は、その中心線が車体の中心線に合致するので、
車体に正対した荷物を支障なく掬込む事ができる。
車体に正対した荷物を支障なく掬込む事ができる。
昇降手段は、車体の左右一側寄りにその中心線がロード
センタを通過すべく傾斜して設けているので、偏荷重が
掛り難い。
センタを通過すべく傾斜して設けているので、偏荷重が
掛り難い。
昇降手段が車体の左右一側寄りにその中心線がロードセ
ンタを通過すべく傾斜して設けられていると共に、運転
席が昇降手段の後側で車体の左右他側寄りに設けられて
いるので、前方視野が大幅に向上する。
ンタを通過すべく傾斜して設けられていると共に、運転
席が昇降手段の後側で車体の左右他側寄りに設けられて
いるので、前方視野が大幅に向上する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の実施例に係るフォークリフトを示す
平面図。第2図は、要部縦断側面図である。
平面図。第2図は、要部縦断側面図である。
フォークリフト1は、車体2、昇降体3、昇降手段4、
運転席5とからその主要部が構成されている。
運転席5とからその主要部が構成されている。
車体2は、フォークリフト1の基本部分を為すもので、
この例では、バッテリ式リーチフォークリフト、とりわ
けピッキングフォークリフトを構成するものにしてあ
る。
この例では、バッテリ式リーチフォークリフト、とりわ
けピッキングフォークリフトを構成するものにしてあ
る。
而して、車体2は、前側には脚体6が、これにはリーチ
シリンダ(図示せず)に依り前後動可能なリーチ体7
が、脚体6の前側には遊輪8が、後側には換向動輪とキ
ャスタ(何れも図示せず)が夫々設けてある。
シリンダ(図示せず)に依り前後動可能なリーチ体7
が、脚体6の前側には遊輪8が、後側には換向動輪とキ
ャスタ(何れも図示せず)が夫々設けてある。
昇降体3は、車体2の前側に昇降可能に設けられてその
中心線Xが車体2の中心線Yに合致するもので、この例
では、フィンガバー9と、これの前側に懸架された左右
のフォーク10と、フィンガバー9に対してフォーク10を
ティルトさせるティルトシリンダ(図示せず)と、フィ
ンガバー9の後側右部に付設した運転台11とから成って
いる。
中心線Xが車体2の中心線Yに合致するもので、この例
では、フィンガバー9と、これの前側に懸架された左右
のフォーク10と、フィンガバー9に対してフォーク10を
ティルトさせるティルトシリンダ(図示せず)と、フィ
ンガバー9の後側右部に付設した運転台11とから成って
いる。
而して、昇降体3の運転台11には、荷役用(リフト、リ
ーチ、ティルト、アクセル)スイッチ12が設けてある。
ーチ、ティルト、アクセル)スイッチ12が設けてある。
昇降手段4は、車体2の左右一側寄りにその中心線Zが
ロードセンタLCを通過すべく傾斜して設けられたもの
で、この例では、車体2の左側(第1図に於いて下側)
寄りに設計上のロードセンタLCを基準にし、所定角度α
(略10度)傾斜して設けてある。
ロードセンタLCを通過すべく傾斜して設けられたもの
で、この例では、車体2の左側(第1図に於いて下側)
寄りに設計上のロードセンタLCを基準にし、所定角度α
(略10度)傾斜して設けてある。
而して、昇降手段4は、リーチ体7に立設した固定マス
ト13と、これに昇降可能に設けられた移動マスト14と、
これに昇降可能に設けられたリフトブラケット15と、固
定マスト13と移動マスト14間並びに移動マスト14とリフ
トブラケット15間に設けられたエンドローラ16並びにサ
イドローラ17と、固定マスト13に立設されたリフトシリ
ンダ18と、これの上側に軸設したシーブ(図示せず)
と、一端が固定マスト13に他端が昇降体3のフィンガバ
ー9に止着されたリフトチェーン19とから成って居り、
スペースの節約と前方視野の向上を図る為にモノマスト
式にしてある。
ト13と、これに昇降可能に設けられた移動マスト14と、
これに昇降可能に設けられたリフトブラケット15と、固
定マスト13と移動マスト14間並びに移動マスト14とリフ
トブラケット15間に設けられたエンドローラ16並びにサ
イドローラ17と、固定マスト13に立設されたリフトシリ
ンダ18と、これの上側に軸設したシーブ(図示せず)
と、一端が固定マスト13に他端が昇降体3のフィンガバ
ー9に止着されたリフトチェーン19とから成って居り、
スペースの節約と前方視野の向上を図る為にモノマスト
式にしてある。
運転席5は、昇降手段4の後側で車体2の左右他側寄り
に設けられたもので、この例では、車体2の後方右側
(第1図に於いて上方右側)に設けてあり、立席型にし
てある。
に設けられたもので、この例では、車体2の後方右側
(第1図に於いて上方右側)に設けてあり、立席型にし
てある。
而して、運転席5は、背面には腰当20が、床面にはブレ
ーキペダル21が、左方には換向動輪を作動させるハンド
ル22が、前方には通路23とこれを開閉する俯仰可能なテ
ーブル24とこれの俯仰を規制するストッパ25とテーブル
24の俯仰を検知する検知器26が、テーブル24にはアクセ
ル(前後進)レバー27とアームレスト28が、前方左側に
はメータ29と切換スイッチ30と表示灯31と荷役(リフ
ト、リーチ、ティルト)レバー32が夫々設けてある。
ーキペダル21が、左方には換向動輪を作動させるハンド
ル22が、前方には通路23とこれを開閉する俯仰可能なテ
ーブル24とこれの俯仰を規制するストッパ25とテーブル
24の俯仰を検知する検知器26が、テーブル24にはアクセ
ル(前後進)レバー27とアームレスト28が、前方左側に
はメータ29と切換スイッチ30と表示灯31と荷役(リフ
ト、リーチ、ティルト)レバー32が夫々設けてある。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。
換向動輪を回転させると、車体2が走行する。
ハンドル22を操作して換向動輪を換向させると、車体2
が換向する。
が換向する。
リーチシリンダを作動させると、車体2に対してリーチ
体7が前後動し、昇降手段4以降のものが前後動する。
体7が前後動し、昇降手段4以降のものが前後動する。
昇降手段4のリフトシリンダ18を作動させると、リフト
チェーン19並びにシーブに依り固定マスト13に対して移
動マスト14が、移動マスト14に対してリフトブラケット
15が夫々エンドローラ16並びにサイドローラ17に依り円
滑に昇降し、昇降体3のフィンガバー9とフォーク10と
運転台11が昇降する。
チェーン19並びにシーブに依り固定マスト13に対して移
動マスト14が、移動マスト14に対してリフトブラケット
15が夫々エンドローラ16並びにサイドローラ17に依り円
滑に昇降し、昇降体3のフィンガバー9とフォーク10と
運転台11が昇降する。
ティルトシリンダを作動させると、フィンガバー9に対
してフォーク10がティルトする。
してフォーク10がティルトする。
昇降体3は、その中心線Xが車体2の中心線Yに合致す
るので、車体2に正対した荷物(図示せず)を支障なく
掬込む事ができる。
るので、車体2に正対した荷物(図示せず)を支障なく
掬込む事ができる。
昇降手段4は、車体2の左側寄りにその中心線Zがロー
ドセンタLCを通過すべく傾斜して設けているので、偏荷
重が掛り難い。とりわけ、実際のロードセンタが設計上
のロードセンタLCより若干変位しても、偏荷重が大きく
変化する事がない。
ドセンタLCを通過すべく傾斜して設けているので、偏荷
重が掛り難い。とりわけ、実際のロードセンタが設計上
のロードセンタLCより若干変位しても、偏荷重が大きく
変化する事がない。
昇降手段4が車体2の左側寄りにその中心線Zがロード
センタLCを通過すべく傾斜して設けられていると共に、
運転席5が昇降手段4の後側で車体2の右側寄りに設け
られているので、前方視野が大幅に向上する。
センタLCを通過すべく傾斜して設けられていると共に、
運転席5が昇降手段4の後側で車体2の右側寄りに設け
られているので、前方視野が大幅に向上する。
運転者は、運転席5で運転すると共に、テーブル24を仰
動させた後、通路23を通って昇降体3の運転台11に移乗
する事ができ、ここで運転できると共に、荷物の移動を
行う事ができる。
動させた後、通路23を通って昇降体3の運転台11に移乗
する事ができ、ここで運転できると共に、荷物の移動を
行う事ができる。
この時、テーブル24を仰動させると、検知器26が作動し
て運転台11の荷役用スイッチ12が有効になると共に、ハ
ンドル22を中立にすれば換向動輪が中立位置にロックさ
れて直進低速走行を行う事ができる。
て運転台11の荷役用スイッチ12が有効になると共に、ハ
ンドル22を中立にすれば換向動輪が中立位置にロックさ
れて直進低速走行を行う事ができる。
尚、車体2は、先の実施例では、バッテリ式リーチフォ
ークリフトを構成するものにしたが、これに限定される
事はない。
ークリフトを構成するものにしたが、これに限定される
事はない。
昇降体3は、先の実施例では、運転台11を備えたもので
あったが、これに限らず、例えばこれを省略しても良
い。
あったが、これに限らず、例えばこれを省略しても良
い。
昇降手段4は、先の実施例では、モノマスト式であった
が、これに限定される事はない。
が、これに限定される事はない。
運転席5は、先の実施例では、立席型であったが、これ
に限定される事はない。
に限定される事はない。
(考案の効果) 以上、既述した如く、本考案に依れば、次の様な優れた
効果を奏する事ができる。
効果を奏する事ができる。
(1)昇降手段を車体の左右一側寄りに設けたので、前
方視野が大幅に向上し、またピッキングタイプのフォー
クリフトにあっては前部と後部間の運転席の移乗も可能
である。
方視野が大幅に向上し、またピッキングタイプのフォー
クリフトにあっては前部と後部間の運転席の移乗も可能
である。
(2)車体、昇降体、昇降手段、運転席とで構成し、と
りわけ、昇降手段を車体の左右一側寄りにその中心線が
ロードセンタを通過すべく傾斜して設けたので、昇降手
段に大きな偏荷重が掛る事がなく、昇降手段(ローラ
等)が損傷したりする惧れがない。
りわけ、昇降手段を車体の左右一側寄りにその中心線が
ロードセンタを通過すべく傾斜して設けたので、昇降手
段に大きな偏荷重が掛る事がなく、昇降手段(ローラ
等)が損傷したりする惧れがない。
(3)昇降手段を車体の左右一側寄りにその中心線がロ
ードセンタを通過すべく傾斜して設けるだけであるの
で、構造が比較的簡単で容易に実施できる。
ードセンタを通過すべく傾斜して設けるだけであるの
で、構造が比較的簡単で容易に実施できる。
第1図は、本考案の実施例に係るフォークリフトを示す
平面図。 第2図は、要部縦断側面図。 1……フォークリフト 2……車体 3……昇降体 4……昇降手段 5……運転席
平面図。 第2図は、要部縦断側面図。 1……フォークリフト 2……車体 3……昇降体 4……昇降手段 5……運転席
Claims (1)
- 【請求項1】車体と、車体の前側に昇降可能に設けられ
てその中心線が車体の中心線に合致する昇降体と、車体
の左右一側寄りにその中心線がロードセンタを通過すべ
く傾斜して設けられた昇降手段と、昇降手段の後側で車
体の左右他側寄りに設けられた運転席と、から構成した
事を特徴とするフォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4481890U JPH079909Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | フォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4481890U JPH079909Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | フォークリフト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH045488U JPH045488U (ja) | 1992-01-20 |
JPH079909Y2 true JPH079909Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31558453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4481890U Expired - Lifetime JPH079909Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | フォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079909Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1046609A1 (de) | 1999-04-21 | 2000-10-25 | Crown Gabelstapler GmbH | Schubmaststapler |
US8851825B2 (en) | 2008-09-12 | 2014-10-07 | Crown Equipment Corporation | Fork carriage apparatus for a materials handling vehicle |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP4481890U patent/JPH079909Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1046609A1 (de) | 1999-04-21 | 2000-10-25 | Crown Gabelstapler GmbH | Schubmaststapler |
US8851825B2 (en) | 2008-09-12 | 2014-10-07 | Crown Equipment Corporation | Fork carriage apparatus for a materials handling vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH045488U (ja) | 1992-01-20 |
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