JP6939354B2 - 硬貨分離装置 - Google Patents

硬貨分離装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6939354B2
JP6939354B2 JP2017191353A JP2017191353A JP6939354B2 JP 6939354 B2 JP6939354 B2 JP 6939354B2 JP 2017191353 A JP2017191353 A JP 2017191353A JP 2017191353 A JP2017191353 A JP 2017191353A JP 6939354 B2 JP6939354 B2 JP 6939354B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
rotating body
central axis
supply port
coins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017191353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019067100A (ja
Inventor
柴田 義人
義人 柴田
一宏 冨田
一宏 冨田
武 大岩
武 大岩
拓也 山根
拓也 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2017191353A priority Critical patent/JP6939354B2/ja
Publication of JP2019067100A publication Critical patent/JP2019067100A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6939354B2 publication Critical patent/JP6939354B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、硬貨分離装置に関し、より詳細には、入金された複数の硬貨を1枚ずつ分離させた状態で供給する硬貨分離装置に関するものである。
従来、例えば釣銭機として適用される硬貨処理機は、入金口に投入された硬貨の真偽及び金種を識別した後、正貨として識別された硬貨を自動的に取り込んで金種毎に設けられた硬貨収納庫に収納する。また、硬貨処理機は、硬貨収納庫に収納されている硬貨を、外部の装置等からの釣銭払出要求に応じて要求金額の硬貨を釣銭として出金口に払い出す(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−39773号公報
ところで、上記硬貨処理機では、入金されて一時的に保留された硬貨を1枚ずつ分離させた状態で供給する硬貨振分部が装置本体の前面から後面に亘って形成されており、十分な搬送長さを必要として分離していることから、結果的に、装置全体の小型化を図ることが困難であった。
本発明は、上記実情に鑑みて、硬貨処理機の小型化を図ることができる硬貨分離装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る硬貨分離装置は、入金された複数の硬貨を1枚ずつ分離させた状態で供給する硬貨分離装置であって、有底円筒状の回転体収納部を有し、該回転体収納部の側面に供給口が形成された分離本体部と、前記回転体収納部に自身の中心軸回りに回転可能に収納され、かつ前記中心軸を中心とした同一の円周上に複数の硬貨通過孔が形成された略円板状の回転体とを備え、前記回転体は、中心軸回りに回転することにより、下面より下方に突出する態様で形成された押圧突起部の当接面が前記硬貨通過孔を通過して前記回転体収納部の底面に載置された硬貨を押圧して前記供給口より供給するものであり、前記押圧突起部は、前記中心軸より径方向外部に向かうにつれて前記当接面が回転方向に進出した後に退行する態様で傾斜して形成されたことを特徴とする。
また本発明は、上記硬貨分離装置において、前記回転体収納部の底面における前記供給口の近傍に形成された孔部を通じて該底面の上方域に進退移動可能に設けられ、前記押圧突起部により押圧される硬貨に当接端面が当接して該硬貨を前記供給口に案内する分離ガイド部を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記硬貨分離装置において、前記分離ガイド部は、前記回転体の中心軸に近接する内方部の前記当接端面が該回転体の回転方向に向けて漸次上方に傾斜する傾斜面を形成していることを特徴とする。
本発明によれば、有底円筒状の回転体収納部を有し、該回転体収納部の側面に供給口が形成された分離本体部と、回転体収納部に自身の中心軸回りに回転可能に収納され、かつ中心軸を中心とした同一の円周上に複数の硬貨通過孔が形成された略円板状の回転体とを備えており、回転体が、中心軸回りに回転することにより、下面より下方に突出する態様で形成された押圧突起部の当接面が硬貨通過孔を通過して回転体収納部の底面に載置された硬貨を押圧して供給口より供給するので、回転体収納部の大きさで硬貨を分離させることができ、従来のように装置本体の前面から後面に亘るような十分な搬送長さを必要としないので、硬貨処理機の小型化を図ることができるという効果を奏する。
しかも、押圧突起部は、中心軸より径方向外部に向かうにつれて当接面が回転方向に進出した後に退行する態様で傾斜して形成されているので、硬貨を回転体収納部の側面に寄せながら搬送することができ、供給口へ良好に硬貨を案内することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である硬貨分離装置が適用された硬貨処理機の内部構造を示す斜視図である。 図2は、図1に示した硬貨処理機の要部を示す斜視図である。 図3は、図1に示した硬貨処理機の要部を示す斜視図である。 図4は、本発明の実施の形態である硬貨分離装置の分離ユニットを示す斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態である硬貨分離装置の分離ユニットの主要な構成要素を分離して示す分解斜視図である。 図6は、図4及び図5に示した分離本体部を示す斜視図である。 図7は、図4及び図5に示した分離本体部を示す斜視図である。 図8は、図6及び図7に示した分離ガイド部を示す斜視図である。 図9は、図4及び図5に示した回転体を示す斜視図である。 図10は、図4及び図5に示した回転体を示す底面図である。 図11は、図4及び図5に示した分離ユニットの要部を示す斜視図である。 図12は、図6〜図8に示した分離ガイド部の動作を説明するための説明図である。 図13は、図11に示した供給フラッパの動作を示す模式図である。 図14は、図11に示した供給フラッパの動作を示す模式図である。 図15は、図11に示した供給フラッパの動作を示す模式図である。 図16は、本発明の実施の形態である硬貨分離装置の変形例を示す模式図である。 図17は、本発明の実施の形態である硬貨分離装置の他の変形例を示す模式図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る硬貨分離装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である硬貨分離装置が適用された硬貨処理機の内部構造を示す斜視図、図2及び図3は、それぞれ図1に示した硬貨処理機の要部を示す斜視図である。
ここで例示する硬貨処理機1は、例えば釣銭機として適用されるものであり、硬貨分離装置10、硬貨検銭装置40、硬貨搬送装置50及び硬貨収納装置60を備えて構成されている。
硬貨分離装置10は、入金口2を通じて入金された硬貨を1枚ずつ分離させた状態で供給するものである。硬貨検銭装置40は、硬貨分離装置10から供給された硬貨の真偽及び金種を鑑別し、正貨を硬貨搬送装置50に供給する一方、偽貨を払出ユニット70(図2参照)に供給するものである。ここで払出ユニット70は、左右一対の払出プーリ71間に払出ベルト72が無端状に張設されて構成されている。この払出ユニット70は、右側の払出プーリ71が払出モータ73の駆動により回転することで、自身に払い出された硬貨を出金部3に送出して、該出金部3に設けられた硬貨払出口4より外部に払い出させるものである。
硬貨搬送装置50は、硬貨検銭装置40から供給された硬貨(正貨)を搬送経路に沿って搬送し、金種毎に振り分けて硬貨収納装置60に供給するものである。硬貨収納装置60は、金種毎に硬貨を収納しつつ、出金指令に応じて硬貨を出金部3に払い出すものである。
以下においては、本発明の特徴部分である硬貨分離装置10について説明する。硬貨分離装置10は、入金ユニット20と分離ユニット30とを備えて構成されている。
入金ユニット20は、入金口2を通じて入金された硬貨を分離ユニット30に供給するものである。この入金ユニット20は、前後一対の入金プーリ21間に入金ベルト22が無端状に張設されて構成されているとともに、入金リバースローラ23が設けられている。
入金ベルト22は、後側の入金プーリ21(図16参照)が図示せぬ入金ユニット用モータの駆動により回転することで、上面が後方に移動する態様で変位する。入金リバースローラ23は、入金連係部材24を介して後側の入金プーリ21に連係しており、後側の入金プーリ21の回転に伴って自身の軸心回りに回転するものである。この入金リバースローラ23は、入金ベルト22の変位により、その上面に複数枚重なった状態の硬貨に接して、該上面に硬貨が互いに重ならないよう1枚ずつ載置されるようにするものである。
図4及び図5は、それぞれ本発明の実施の形態である硬貨分離装置10の分離ユニット30を示すもので、図4は斜視図、図5は主要な構成要素を分離して示す分解斜視図である。これら図4及び図5に示すように、分離ユニット30は、分離本体部31と、回転体32と、分離蓋体33とを備えて構成されている。
分離本体部31は、有底円筒状の回転体収納部311を有している。この回転体収納部311の側面311aには、硬貨を硬貨検銭装置40に供給するためのもので分離本体部31に形成された下部開口34に連通する供給口311bが形成されているとともに、回転体収納部311に収納される回転体32に回転駆動力を付与するための駆動力付与開口311cが形成されている。
この分離本体部31は、回転体収納部311の底面311dにおいて、その中心部に回転体32を回転支持するための回転支持部312が上方に突出する態様で形成されているとともに、図6及び図7に示すように供給口311bの後方側部分に異形状孔部313が形成されており、更に分離ガイド部35が設けられている。
分離ガイド部35は、後端部に形成されたガイド軸部351が分離本体部31の下部に軸支されることで、該ガイド軸部351の中心軸回りに揺動可能に設けられており、異形状孔部313を通じて回転体収納部311の底面311dの上方域に進退移動可能である。また分離ガイド部35は、ガイド軸部351を巻回する態様で該分離ガイド部35と分離本体部31との間に介在するガイドスプリング352により、上方に向けて揺動する態様で付勢されており、常態においては異形状孔部313を通じて回転体収納部311の底面311dの上方域に進出移動している。
このような分離ガイド部35は、図8に示すように、その前端部分に複数の当接端面353が形成されている。かかる分離ガイド部35においては、回転体収納部311の側面311aに近接する外方部の当接端面353aは、上下に延在する垂直面を形成しており、回転支持部312に近接する内方部の当接端面353bは、回転体32の回転方向となる回転支持部312を中心とする時計回りの方向に向けて漸次上方に傾斜する傾斜面を形成している。
回転体32は、略円板状の形態を成しており、中心部分に下方に開口する態様で形成された中心孔部321(図9及び図10参照)に回転支持部312が相対的に挿入されることで、自身の中心軸が回転支持部312の中心軸と一致する態様でその中心軸回りに回転可能に収納されている。
このような回転体32には、図9及び図10にも示すように、中心軸を中心とした同一の円周上に複数(図示の例では4つ)の硬貨通過孔322が形成されている。かかる回転体32の側面には、上記駆動力付与開口311cを通じて図示せぬ駆動力伝達ユニットのギアが噛合しており、回転体32は、駆動力伝達ユニットから回転駆動力が伝達されることにより、回転支持部312を中心としてその時計回りに回転するものである。
上記回転体32には、複数(図示の例では4つ)の押圧突起部323が形成されている。これら押圧突起部323は、回転体32の下面より下方に突出する態様で形成されており、より詳細には、それぞれ硬貨通過孔322に対して回転体32の回転方向の上流側に形成されている。
そのような押圧突起部323は、硬貨通過孔322を通過して回転体収納部311の底面311dに載置された硬貨を、回転体32が回転することにより当接面323aが当接して押圧するものである。かかる押圧突起部323は、図10に二点鎖線で示すように、回転体32の中心軸より径方向外部に向かうにつれて当接面323aが回転方向に進出した後に退行する態様で傾斜して形成されている。
分離蓋体33は、分離本体部31の回転体収納部311を覆う態様で設置されるものであり、円環状の蓋体フレーム33aと、蓋体フレーム33aの開口部33a1を覆う態様で設けられた蓋体本体部33bとを有している。
このような分離蓋体33には、導入口331、可動フラッパ332及び供給フラッパ333が設けられている。導入口331は、蓋体本体部33bに形成されており、入金ユニット20から供給された硬貨を回転体収納部311における回転体32に導入するための開口である。
可動フラッパ332は、可動軸部332aと可動作用部332bとを有している。可動軸部332aは、左右方向に沿って延在する円柱状部材である。可動作用部332bは、可動軸部332aの径方向外部に向けて、より詳細には、下方に向けて延在する部位である。
このような可動フラッパ332は、可動作用部332bが導入口331を通過する態様で、可動軸部332aが蓋体本体部33bに軸支されることにより、可動軸部332aの中心軸回りに揺動可能に設けられている。より詳細に説明すると、可動フラッパ332は、可動作用部332bの先端部分の一部が回転体32の上面に接した状態で揺動可能に設けられている。
供給フラッパ333は、図11に示すように、下部のフラッパ作用部333aが供給口311bの一部を覆う態様で、蓋体フレーム33aに設けられている。より詳細に説明すると、供給フラッパ333は、上部に設けられたフラッパ軸部333bが蓋体フレーム33aに軸支されることにより、そのフラッパ軸部333bの中心軸回りに左右方向に揺動可能に設けられている。また供給フラッパ333は、フラッパ軸部333bの端部を巻回する態様で該供給フラッパ333と蓋体フレーム33aとの間に介在するフラッパスプリング333cにより、右方に向けて揺動する態様で付勢されており、常態においてはフラッパ作用部333aが供給口311bに進出してその一部を覆うように配置されている。このとき、フラッパ作用部333aの下面は、硬貨検銭装置40における硬貨搬送面41との離間距離が硬貨の厚みよりも僅かに大きい程度とされている。
以上のような構成を有する硬貨分離装置10においては、入金ユニット用モータを駆動させることにより後側の入金プーリ21を回転させることで入金ベルト22を変位させつつ、入金リバースローラ23を回転させることができる。これにより、入金口2を通じて入金された硬貨を入金ベルト22により後方に向けて搬送しつつ、入金リバースローラ23で入金ベルト22に1枚ずつ載置されるようにし、これにより、入金口2を通じて入金された硬貨を1枚ずつ分離ユニット30に供給することができる。
また硬貨分離装置10においては、駆動力伝達ユニットにより回転体32に回転駆動力が付与されることで、回転体32が上方から見て時計回りの方向に回転する。分離蓋体33の導入口331を通じて、入金ユニット20から硬貨が導入されると、分離ユニット30は、これらの硬貨をそれぞれの硬貨通過孔322に横倒姿勢の状態で案内する。上述したように、分離蓋体33には、可動作用部332bの先端部分の一部が回転体32の上面に接した状態で可動フラッパ332が揺動可能に設けられているので、可動フラッパ332の可動作用部332bが回転体32の上面の硬貨を押圧して、該硬貨を横倒姿勢の状態で硬貨通過孔322に案内する。これにより、硬貨通過孔322に案内された硬貨は、該硬貨通過孔322で積層される。
硬貨通過孔322に案内されて積層された硬貨のうち最下位の硬貨は、回転体32の回転により、押圧突起部323の当接面323aに押圧されて回転体収納部311の底面311dを摺接する。この押圧突起部323の当接面323aは、回転体32の中心軸より径方向外部に向かうにつれて回転方向に進出した後に退行する態様で傾斜して形成されているので、硬貨を回転体収納部311の側面311aに寄せた状態で搬送できる。そのため、側面311aに形成された供給口311bに案内することが可能である。
ところで、硬貨が比較的大径の場合、押圧突起部323の当接面323aの形状では回転体収納部311の側面311aに寄せた状態で搬送することが困難となることがある。しかしながら、回転体収納部311の底面311dには、異形状孔部313を通じて回転体収納部311の底面311dの上方域に進出移動している分離ガイド部35が設けてあるので、図12に示すように、分離ガイド部35の外方部の当接端面353aに硬貨を当接させることにより、該硬貨を供給口311bに案内することができる。
かかる分離ガイド部35の内方部の当接端面353bは、回転体32の回転方向に向けて漸次上方に傾斜する傾斜面を形成しているので、搬送される硬貨が内方部の当接端面353aに当接する場合には、分離ガイド部35がガイドスプリング352の付勢力に抗して下方に揺動して回転体収納部311の底面311dの上方域から退行移動することにより、該硬貨をそのまま搬送することができ、硬貨詰まり等の発生を回避することができる。
一方、分離蓋体33に設けられた供給フラッパ333のフラッパ作用部333aが供給口311bの一部を覆っているので、図13に示すように供給口311bに案内された硬貨に押圧されると、図14に示すようにフラッパスプリング333cの付勢力に抗して供給フラッパ333が左方に向けて揺動して供給口311bを開成させ、該硬貨を硬貨検銭装置40に供給することが可能になる。その後、図15に示すようにフラッパスプリング333cに付勢されて供給フラッパ333が右方に揺動することで再び供給口311bの一部を覆うことができる。この場合において、フラッパ作用部333aの下面は、硬貨検銭装置40における硬貨搬送面41との離間距離が硬貨の厚みよりも僅かに大きい程度とされているので、フラッパ作用部333aの下面で硬貨を押さえつけることができ、硬貨検銭装置40に供給された硬貨が硬貨搬送面41に弾かれてばたついてしまうことを防止することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である硬貨分離装置10によれば、有底円筒状の回転体収納部311を有し、該回転体収納部311の側面311aに供給口311bが形成された分離本体部31と、回転体収納部311に自身の中心軸回りに回転可能に収納され、かつ中心軸を中心とした同一の円周上に複数の硬貨通過孔322が形成された略円板状の回転体32とを備えており、回転体32が中心軸回りに回転することにより、下面より下方に突出する態様で形成された押圧突起部323の当接面323aが硬貨通過孔322を通過して回転体収納部311の底面311dに載置された硬貨を押圧して供給口311bより供給するので、回転体収納部311の大きさで硬貨を分離させることができ、従来のように装置本体の前面から後面に亘るような十分な搬送長さを必要としないので、硬貨処理機1の小型化を図ることができる。
しかも、押圧突起部323は、中心軸より径方向外部に向かうにつれて当接面323aが回転方向に進出した後に退行する態様で傾斜して形成されているので、硬貨を回転体収納部311の側面311aに寄せながら搬送することができ、供給口311bへ良好に硬貨を案内することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
図16に示すように、入金ユニット20においては、入金リバースローラ23の搬送方向下流側に分離ユニット30に搬送される媒体(硬貨等)の厚みを規制する規制部材25を設けてもよい。これによれば、厚みが過大となる媒体が分離ユニット30に導入されることを防止でき、かかる媒体により詰まり等が生じて動作不良が生ずることを防止することができる。
図17に示すように、分離ユニット30においては、分離蓋体33の蓋体本体部33bに、下端部が自由端となる態様で軟質ゴム製部材36を吊り下げ支持するようにしてもよい。かかる軟質ゴム製部材36の下端部は、回転体32の上面に接している。これによれば、軟質ゴム製部材36の下端部が硬貨通過孔322に対して斜めに積み重なった硬貨に当接して、該硬貨の姿勢を適正なものに調整することができる。
10 硬貨分離装置
20 入金ユニット
30 分離ユニット
31 分離本体部
311 回転体収納部
311a 側面
311b 供給口
311d 底面
312 回転支持部
313 異形状孔部
32 回転体
322 硬貨通過孔
323 押圧突起部
323a 当接面
33 分離蓋体
33a 蓋体フレーム
33b 蓋体本体部
331 導入口
332 可動フラッパ
333 供給フラッパ
35 分離ガイド部
351 ガイド軸部
353 当接端面

Claims (3)

  1. 入金された複数の硬貨を1枚ずつ分離させた状態で供給する硬貨分離装置であって、
    有底円筒状の回転体収納部を有し、該回転体収納部の側面に供給口が形成された分離本体部と、
    前記回転体収納部に自身の中心軸回りに回転可能に収納され、かつ前記中心軸を中心とした同一の円周上に複数の硬貨通過孔が形成された略円板状の回転体と
    を備え、
    前記回転体は、中心軸回りに回転することにより、下面より下方に突出する態様で形成された押圧突起部の当接面が前記硬貨通過孔を通過して前記回転体収納部の底面に載置された硬貨を押圧して前記供給口より供給するものであり、
    前記押圧突起部は、前記中心軸より径方向外部に向かうにつれて前記当接面が回転方向に進出した後に退行する態様で傾斜して形成されたことを特徴とする硬貨分離装置。
  2. 前記回転体収納部の底面における前記供給口の近傍に形成された孔部を通じて該底面の上方域に進退移動可能に設けられ、前記押圧突起部により押圧される硬貨に当接端面が当接して該硬貨を前記供給口に案内する分離ガイド部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の硬貨分離装置。
  3. 前記分離ガイド部は、前記回転体の中心軸に近接する内方部の前記当接端面が該回転体の回転方向に向けて漸次上方に傾斜する傾斜面を形成していることを特徴とする請求項2に記載の硬貨分離装置。
JP2017191353A 2017-09-29 2017-09-29 硬貨分離装置 Active JP6939354B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017191353A JP6939354B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 硬貨分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017191353A JP6939354B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 硬貨分離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019067100A JP2019067100A (ja) 2019-04-25
JP6939354B2 true JP6939354B2 (ja) 2021-09-22

Family

ID=66340671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017191353A Active JP6939354B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 硬貨分離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6939354B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019067100A (ja) 2019-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100360207B1 (ko) 경화포장기
JPH02193286A (ja) 硬貨処理機の硬貨除去装置
TWI763729B (zh) 硬幣檢測裝置
JP6939354B2 (ja) 硬貨分離装置
US10068404B2 (en) Coin conveying device
US9842453B2 (en) Banknote processing device
US11795023B2 (en) Paper sheet storage device and paper sheet processing device
JP5581878B2 (ja) 硬貨処理装置
JPH05159125A (ja) 硬貨供給装置
JP6756282B2 (ja) 硬貨検銭装置
US10167149B2 (en) Banknote separation apparatus and method for banknote bundle receiving machine
JP4905079B2 (ja) メダル払出装置及び遊技機
JP6447476B2 (ja) 紙幣処理装置の入金構造
JP5712878B2 (ja) 硬貨処理装置
JP6822102B2 (ja) 硬貨搬送装置
WO2020090618A1 (ja) 硬貨検銭装置
JP7188008B2 (ja) 硬貨分離装置
JP6819382B2 (ja) 硬貨検銭装置
JP2018088148A (ja) 硬貨搬送装置
JP2017138791A (ja) 硬貨送出装置及び硬貨処理装置
JP3959252B2 (ja) 棒金払出し装置
JP6658015B2 (ja) 硬貨処理装置
JP2008012024A (ja) メダル計数機
JP2597415B2 (ja) 紙幣収納カセット
JP2017102683A (ja) 紙幣処理装置の収納構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200813

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210816

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6939354

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150