JP6938070B1 - 薬箱、キット、及び、袋帯収容体 - Google Patents
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Abstract
Description
具体的には、個包装された薬をそれぞれ取り出して服用する必要はなく、1個の袋体から薬を取出して服用するだけでよいので、手間が省ける。また、1回に服用すべき種類、及び、量の薬が1個の袋体に収容されているため、用法・用量に沿って服薬するのが容易になる。
また、一包化は患者本人にとって利点があるだけでなく、介護施設において、多くの利用者の服薬の介助を行う介助者等にとっても作業負担が減るという利点もある。
また、医療的側面は、服用忘れによって十分な治療効果が得られなかったり、体調不良が患者本人に生じたりすることである。
[2] 上記矩形領域BXが、上記内部において側面視で略くの字状に折り曲げられている、[1]に記載の薬箱。
[3] 上記矩形領域Bを3つ以上備え、上記矩形領域Bのうち、上記上稜Xと対向する上稜Yから延出する矩形領域BYの延出長さが、上記上稜Xから上稜Yまでの長さよりも短く、上記箱型の高さ方向上下に揺動可能である、[1]又は[2]に記載の薬箱。
[4] 上記矩形領域Cを2つ以上備え、上記矩形領域Cのうち、上記上稜Xと対向する下稜Lから延出する矩形領域CZの延出長さが、上記下稜Lと対向する下稜Mとの間の長さよりも長く、上記内部において、上記矩形領域CZの延出端が、上記下稜Mを含む上記矩形領域Aにより形成される上記側面により支持され、鉛直下方に凸状に湾曲している、[1]〜[3]のいずれかに記載の薬箱。
[5] 上記箱型の底面から上記上稜Xまでの長さが、上記袋体の長さの整数倍と略同一である、[1]〜[4]のいずれかに記載の薬箱。
[6] 上記整数が、上記処方薬の単位期間あたりの服用回数である、[5]に記載の薬箱。
[7] 上記単位期間が1日である、[6]に記載の薬箱。
[8] 上記矩形領域Aのうち、上記上稜Xが属する矩形領域AXの表面が、上記袋体の長さ毎の領域に区画され、上記領域内に、上記袋体のそれぞれの上記服用時期に関する情報が表示されている、[1]〜[7]のいずれかに記載の薬箱。
[9] 上記シートを含む、[1]〜[8]のいずれかに記載の薬箱を組み立てるための、キット。
[10] [1]〜[8]のいずれかに記載の薬箱と、上記薬箱に収容された、ロール状に巻き回され、又は、折りたたまれた上記袋帯と、を含む、袋帯収容体。
以下の薬箱、キット、及び、帯袋収容体の説明は、本発明の特徴点を説明するために、代表的な実施形態を例になされているもので、本発明を特定の実施形態に制限するものではない。
なお、本明細書において、「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
また、図面を用いて説明する際、互いに同一又は類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。
本発明の第1実施形態に係る薬箱について、図1〜6を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る薬箱の構成を示す外観図であり、図2は上記薬箱を組み立てるためのシートの平面図であり、図3は、シートの平面図のP−P′部分拡大図であり、図4は、上記薬箱のQ−Q′断面図であり、図5は上記薬箱の内部構造の斜視説明図であり、図6は、上記薬箱の組立手順の説明図である。
側面11によって区画される薬箱10の横幅、及び、奥行きとしては特に制限されず、収容される袋帯16の大きさに応じて適宜調整されればよい。すなわち、横幅は、袋帯16の幅に応じて、奥行きは、ロール状に巻き回された、又は、折りたたまれた袋帯16の大きさに応じて、これを収容可能な程度の長さに調整されればよい。
すなわち、シート20においては、切れ込み17の下端と上稜97とが略直行する形態となっているが、上稜97は、切れ込み17の中途から延出していてもよい。
シート20において、上稜97の位置は切れ込み17の範囲内において自由に移動できるため、袋体15(すなわち、収容される処方薬等)の厚みに応じて、適宜調整することができる。
そのため、矩形領域43は、側面11を構成する矩形領域31に支持されて鉛直下方に凸に湾曲している。
なお、薬箱10においては、袋帯16はロール状に巻き回されているが、袋帯16は折りたたまれて収容されていてもよい。
従って、1日1回、取出し口高さL2に対応する長さの分、袋帯16を引き出すと、袋体15a、15b、15cの3つが取り出されるため、1日の服用回数が3回であることを患者は簡単に把握することができる。
このとき、袋体15cの後に続く袋体は、未だ薬箱10の中にある。従って、シート20が透光性を有していない場合、袋体15の表面の印字は確認できない。そうすると、袋体15cの次の袋体の表面に印字されているのが「朝食後」なのか、「ねる前」なのかを、薬箱10だけから(「お薬手帳」等を参照せずに)判断することは難しい。
薬箱10は、シート20のそれぞれの、上稜、側稜、及び、下稜を直角に折り(例えば、図2にでは谷折りにし)、各矩形領域を組み合わせていくことによって、上面12、側面11、底面13を作っていけば、簡単に組み立てられる。
次に、矩形領域41を下稜99で、矩形領域44を下稜102で、矩形領域42を下稜100で折り曲げ、重ね合わせて底面13とする。
なお、袋帯16を交換したり、再度収容したりする場合は、上記の逆順によって上面12を開放し、袋帯16を再収容すればよい。
図7は、本発明の実施形態に係る薬箱の第1の変形例であり、図8はその使用方法の説明図である。
薬箱50は、矩形領域33の前面が、袋帯16を構成する袋体の長さごとの領域51、52、53に区画され、その各領域以内に、対応する袋体の服用時期に関する情報54が表示されている。その他の構成は、第1実施形態に係る薬箱10と同様のため説明を省略し、以下では、上記特徴部分についてのみ詳述する。
そのため、領域53が露出した時点で、単位期間(当日)における1回目の「朝食後」の服用が終了したことが一目瞭然で理解される。
図9は、本発明の実施形態に係る薬箱の第2変形例である。
図9には、1日3回服用する錠剤が分包された袋帯16が収容された薬箱60と、1日2回服用する粉剤が分包された袋帯73が収容された薬箱70が記載されている。
このような場合、袋帯ごとに処方薬の服用時期、及び、服用頻度は異なることがある。このような場合、処方薬の服用間違い、服用忘れが起こる頻度が多くなりやすい。
図10は、本発明の実施形態に係る薬箱の第3変形例の模式図である。薬箱80には、単位期間を2週間とし、隔日服用する処方薬が収容された袋体88が服用時期順に配列した袋帯89が収容されている。取出し口高さL2は、袋体88の長さの略7倍に構成されており、2週間の服用分(7袋)と略同一の長さとなっている。
この場合、連日服用してしまったり、次回の服用日が今日か、又は、明日かわからなくなってしまったり、というようなことが起こり得た。
しかし、本変形例に係る薬箱80によれば、隔日服用等の変則的な服用時期の処方薬であっても簡単に服用管理ができる。
この場合、最後の服用日に服用する袋体と、以降の予備の袋帯とを区別するための識別表示が袋帯に付されていてもよい。識別表示としては特に制限されないが、例えば、最後の服用日の袋体と、予備の袋帯との連結部分(例えばミシン目付近)にマーキングされている形態等が挙げられる。
本発明の薬箱によれば、一包化された処方薬を服用する患者本人、及び、その患者の服用を介助者等の服薬に係る負担を大幅に軽減できる。
11 :側面
12 :上面
13 :底面
14 :間隙
15、15a、15b、15c、74、74a、74b、88、88a、88b、88c、88d、88e、88f、88g :袋体
16、73、89 :袋帯
17 :切れ込み
20 :シート
21、22、23、24、31、32、33、34、41、42、43、44 :矩形領域
25 :耳
35 :接着片
51、52、53、61、62、63、71、72、81、82、83、84、85、86、87 :領域
54、54a、54b、54c :情報
91、92、93、94 :側稜
95、96、97、98 :上稜
99、100、101、102 :下稜
103 :稜
Claims (9)
- 処方薬を一包化した袋体が服用時期の順に連続的に配列されて形成された袋帯を収容し、前記服用時期の順に前記袋体を取出し可能にする薬箱であって、
一枚のシートを箱型に組み立ててなり、
前記シートは、
前記箱型の側面を形成する4つの矩形領域A、前記矩形領域Aの上稜からそれぞれ延出する少なくとも2つの矩形領域B、及び、前記矩形領域Aの下稜からそれぞれ延出する少なくとも1つの矩形領域Cを有し、
前記箱型において、
前記上稜のうち、一つの上稜Xが、他の上稜よりも鉛直下方に配置され、前記矩形領域Bのうち、前記上稜Xから延出する矩形領域BXが、前記箱型の内部に向けて折り込まれており、
ロール状に巻き回され、又は、折りたたまれて前記箱型に収容された前記袋帯の先端が、前記上稜Xと前記箱型の上面とによって画される間隙から取出し可能であり、
前記矩形領域Bを3つ以上備え、
前記矩形領域Bのうち、前記上稜Xと対向する上稜Yから延出する矩形領域B Y の延出長さが、前記上稜Xから前記上稜Yまでの長さよりも短く、前記箱型の高さ方向上下に揺動可能である、薬箱。 - 前記矩形領域BXが、前記内部において側面視で略くの字状に折り曲げられている、請求項1に記載の薬箱。
- 前記矩形領域Cを2つ以上備え、
前記矩形領域Cのうち、前記上稜Xと対向する下稜Lから延出する矩形領域CZの延出長さが、前記下稜Lと対向する下稜Mとの間の長さよりも長く、
前記内部において、前記矩形領域CZの延出端が、前記下稜Mを含む前記矩形領域Aにより形成される前記側面により支持され、鉛直下方に凸状に湾曲している、請求項1又は2に記載の薬箱。 - 前記箱型の底面から前記上稜Xまでの長さが、前記袋体の長さの整数倍と略同一である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の薬箱。
- 前記整数が、前記処方薬の単位期間あたりの服用回数である、請求項4に記載の薬箱。
- 前記単位期間が1日である、請求項5に記載の薬箱。
- 前記矩形領域Aのうち、前記上稜Xが属する矩形領域AXの表面が、前記袋体の長さ毎の領域に区画され、前記領域内に、前記袋体のそれぞれの前記服用時期に関する情報が表示されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の薬箱。
- 前記シートを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の薬箱を組み立てるための、キット。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の薬箱と、前記薬箱に収容された、ロール状に巻き回され、又は、折りたたまれた前記袋帯と、を含む、袋帯収容体。
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JP2021099561A JP6938070B1 (ja) | 2021-06-15 | 2021-06-15 | 薬箱、キット、及び、袋帯収容体 |
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