JP6938025B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、ブレーキ操作に基づいてアクセル操作を評価し、アクセル操作に基づいてブレーキ操作を評価して、運転操作を評価する技術が開示されている。
特開2012−113613号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、車両を発進させ、車両を走行させ、車両を停止させるまでの間の運転操作を評価しているので、ドライバーに対し運転操作の変化を促すことができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
車両の発進時の車両情報を取得する車両情報取得手段と、
取得した発進時の車両情報から前記車両の発進時の単位時間当たりのアクセル開度の変化量を算出するアクセル変化量算出手段と、
取得した発進時の車両情報から、前記車両の発進時の単位時間当たりの速度の変化量を算出する速度変化量算出手段と、
算出した前記アクセル開度の変化量と車両の速度の変化量と車両の車種及び排気量とに基づいて、ドライバーの発進時のアクセル操作に特化して点数評価するアクセル操作評価手段と、
前記アクセル操作の評価結果を前記ドライバーに報知する報知手段と、
を備え、
前記アクセル操作評価手段は、少なくとも、前記アクセル開度の変化量が第1閾値よりも小さかったアクセル操作回数の、全アクセル操作回数に占める割合に応じて、点数を算出する
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理方法は、
車両の発進時の車両情報を取得する車両情報取得ステップと、
取得した発進時の車両情報から前記車両の発進時の単位時間当たりのアクセル開度の変化量を算出するアクセル変化量算出ステップと、
取得した発進時の車両情報から、前記車両の発進時の単位時間当たりの速度の変化量を算出する速度変化量算出ステップと、
算出した前記アクセル開度の変化量と車両の速度の変化量と車両の車種及び排気量とに基づいて、ドライバーの発進時のアクセル操作に特化して点数評価するアクセル操作評価ステップと、
前記アクセル操作の評価結果を前記ドライバーに報知する報知ステップと、
を含み、
前記アクセル操作評価ステップでは、少なくとも、前記アクセル開度の変化量が第1閾値よりも小さかったアクセル操作回数の、全アクセル操作回数に占める割合に応じて、点数を算出する
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理プログラムは、
車両の発進時の車両情報を取得する車両情報取得ステップと、
取得した発進時の車両情報から前記車両の発進時の単位時間当たりのアクセル開度の変化量を算出するアクセル変化量算出ステップと、
取得した発進時の車両情報から、前記車両の発進時の単位時間当たりの速度の変化量を算出する速度変化量算出ステップと、
算出した前記アクセル開度の変化量と車両の速度の変化量と車両の車種及び排気量とに基づいて、ドライバーの発進時のアクセル操作に特化して点数評価するアクセル操作評価ステップと、
前記アクセル操作の評価結果を前記ドライバーに報知する報知ステップと、
をコンピュータに実行させる情報処理プログラムであって、
前記アクセル操作評価ステップでは、少なくとも、前記アクセル開度の変化量が第1閾値よりも小さかったアクセル操作回数の、全アクセル操作回数に占める割合に応じて、点数を算出する
本発明によれば、ドライバーに対し運転操作の変化を促すことができる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置の動作する場面を説明する図である。 本実施形態に係る情報処理装置の動作する他の場面を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置により評価されるアクセル操作の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置により評価されるアクセル操作の他の例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による報知の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置により作成されたアクセル変化量の度数分布の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の備える評価テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の備える評価テーブルの一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。情報処理装置100は、ドライバーのアクセル操作を評価する装置である。
図1に示すように、情報処理装置100は、車両情報取得部101と、アクセル変化量算出部102と、アクセル操作評価部103と、報知部104と、を含む。
車両情報取得部101は、車両の車両情報を取得する。アクセル変化量算出部102は、取得した車両情報から車両の単位時間当たりのアクセル変化量を算出する。アクセル操作評価部103は、算出したアクセル変化量に基づいて、ドライバーのアクセル操作を評価する。報知部104は、アクセル操作の評価結果を前記ドライバーに報知する。
本実施形態によれば、車両の発進時の運転操作の変化を促すことができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理装置について、図2A乃至図6を用いて説明する。図2Aは、本実施形態に係る情報処理装置200の動作する場面を説明する図である。図2Bは、本実施形態に係る情報処理装置200の動作する他の場面を説明する図である。
図2Aには、駐車場から車両201を発進させる場合において、急発進により人身事故を起こした場面を示している。普段から、急なアクセル操作(アクセルワーク)や雑なアクセル操作をしているドライバーは、例えば、駐車場から車両201を発進させる際に、急なアクセル操作を行うことが多く、駐車場内で人身事故や物損事故を起こす恐れが大きい。一方で、急発進が減れば、仮に駐車場において事故が発生しても、大きな事故とはならないので、事故による損害額を減らすことができる。
図2Bには、2台の車両202、203が信号待ちをしている場面が示されており、車両202は信号待ちから急発進し、車両203は信号待ちからゆっくり発進していることが示されている。このような状況において、急発進が減れば、例えば、交差点での右折時においても、ドライバーは、右折信号が出るタイミングまで右折を控えるので、右直事故が減り、事故による損害額も減らすことができる。
車両202、203の前方に他の車両がいる場合、急発進する車両202は、ゆっくり発進する車両203と比較して、前方の車両との車間距離が短くなり、前方の車両が急停車などすると、車両202は前方の車両に追突する可能性がある。しかしながら、車両203のようにゆっくり発進すれば、ドライバーが車間距離を取ろうと意識しなくても、必然的に車間距離が大きくなる。よって、前方の車両との間に適度な車間距離を取ることができるので、例えば、前方の車両が急停車などしても、前方の車両に追突する可能性を大幅に減らすことができる。また、前方の車両との車間距離が広ければ、仮に衝突したとしても、大事故とはならないので、事故による損害額が減る。
このように、急なアクセル操作や荒いアクセル操作をするドライバーは、日常の運転シーンの様々な場面においても急なアクセル操作を行う可能性が高い。したがって、情報処理装置200は、アクセルの急操作を改善するために、車両201,202から車両情報を取得して、車両201,202のドライバーのアクセル操作を評価し、評価結果をドライバーに報知する。
図2Cは、本実施形態に係る情報処理装置200により評価されるアクセル操作の一例を示す図である。図2Cに示したように、ドライバーが、ゆっくりアクセルを踏む場合には、情報処理装置200は、ドライバーのアクセル操作を高く評価する。図2Dは、本実施形態に係る情報処理装置200により評価されるアクセル操作の他の例を示す図である。図2Dに示したように、ドライバーが、急激にアクセルを踏む場合には、情報処理装置200は、ドライバーのアクセル操作を低く評価する。
図2Eは、本実施形態に係る情報処理装置200による報知の一例を示す図である。ドライバーに対する報知の方法は、例えば、図2Eに示したように、ダッシュボードやメータパネルなどに急アクセル禁止を示す画像やアニメーション、評価結果を点数化したものなどを表示する方法などがあるが、これらには限定されない。例えば、この他にも、文字表示や記号表示、音、音楽、音声ガイダンス、光による報知などの方法がある。
報知の方法は、具体的には、ハンドルやシート、ドライバーの所持する携帯端末を振動させる方法がある。良い評価のアクセル操作であれば、ハンドルなどを振動させる。これにより、ハンドルなどの振動がなかった場合に、ドライバーが違和感を覚える。
また、例えば、音を鳴らしてドライバーに報知する場合、良い評価のアクセル操作であれば、聞き心地のよい音(ピンポーン)を鳴らす。これにより、音が鳴らない場合に、ドライバーは違和感を覚える。さらに、光を用いて報知する場合、良い評価のアクセル操作であれば、例えば、車内に設置したランプなどを光らせる(白色灯を光らせる)。これにより、ランプなどが光らなければ、ドライバーは違和感を覚える。
また、色を用いて報知する場合、良い評価のアクセル評価であれば、例えば、ドライバーの所持する携帯端末の画面を青色にする。さらに、記号を用いて報知する場合、良い評価のアクセル評価であれば、例えば、車両に設置された車載端末などの表示画面に笑った表情のマーク(ニコニコマーク;(^0^))を表示する。
また、アルファベットを用いて報知する場合、例えば、SランクからAランク、Bランク、Cランク、Dランクまでの5段階評価において、良い評価のアクセル操作が増えるに従って、ランクが上がるような表示を車載端末の表示画面にする。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置200は、加点評価をするので、ドライバーがアクセル操作を改善しようと思う気付きを与えることができる。そして、ドライバーは気付きを与えられるので、車両の発進時のアクセル操作をトレーニングでき、ゆっくりとした発進を習慣化することができる。
なお、アクセル操作の評価結果の報知先は、車両に搭載されたカーナビゲーションシステムなどの車載端末やドライバーの所持するスマートフォンなどの携帯端末などであってもよく、これらには限定されない。
図3Aは、本実施形態に係る情報処理装置200の構成を示すブロック図である。情報処理装置200は、車両情報取得部301と、アクセル変化量算出部302と、アクセル操作評価部303と、報知部304と、閾値決定部305と、発進時判定部306と、を含む。
車両情報取得部301は、ドライバーが運転する車両の車両情報を取得する。車両情報は、例えば、車両の速度や加速度、アクセル開度、アクセル踏込量、ハンドル舵角、残燃料、ブレーキ踏力、位置情報などを含むが、これらには限定されない。車両情報は、例えば、OBD(On-board Diagnostics)やCAN(Controller Area Network)、ECU(Electrical Control Unit)などを介して取得される。なお、車両に取り付けられたGPS(Global Positioning System)機器などから車両の位置情報を取得してもよい。
アクセル開度は、アクセル開度を検知するAPS(Accelerator Position Sensor)などを介して取得される。ここで、アクセル開度とは、アクセル(アクセルペダル)の踏み加減、つまり、アクセルの踏込量と連動したスロットルバルブの開き具合をいう。
アクセル変化量算出部302は、車両情報取得部301で取得した車両情報から車両の単位時間当たりのアクセル変化量を算出する。すなわち、アクセル開度の差から単位時間当たり(例えば、1秒間)のアクセル開度の変化量を算出する。
アクセル操作評価部303は、ドライバーのアクセル操作を評価する。すなわち、アクセル操作評価部303は、閾値決定部305で決定されたアクセル変化量の閾値と、算出したアクセル変化量とを比較して、所定の閾値以上のアクセル変化量について、アクセル変化量の度数分布を作成する。そして、アクセル操作評価部303は、作成したアクセル変化量の度数分布から、アクセル変化量の数値傾向を読み取る。その結果、アクセル変化量の数値が低い傾向にある場合は、アクセルの踏み方がゆっくりで、滑らかであることが分かるので、例えば、アクセル操作を高得点として評価する。
また、アクセル操作評価部303は、アクセル操作を点数化して評価してもよい。ここで、図3Bに、作成されたアクセル変化量の度数分布の一例を示す。図3Bにおいて、横軸は、アクセル変化量を示し、縦軸は度数を示す。
そして、アクセル操作評価部303は、例えば、アクセル変化量が1〜6%の全体に占める割合に基づいてアクセル操作を点数化して、評価する。具体的には、1〜6%の全体に占める割合が、例えば、60%なら50点、65%なら60点、70%なら70点、80%なら80点というように点数を決定する。なお、この基準は、車種や排気量などにより変更してもよい。
報知部304は、アクセル操作評価部303で評価した評価結果をドライバーに報知する。ドライバーへの報知は、例えば、一走行(エンジンスタートからエンジンオフまえ)ごとに報知してもよい。また、一日の走行が終了したらまとめて一日分の評価を表示してもよいし、また、リアルタイムで報知してもよい。
閾値決定部305は、アクセル変化量の閾値を決定する。閾値決定部305は、例えば、車種や排気量などに基づいて、アクセル変化量の閾値を決定する。
発進時判定部306は、車両が発進時であるか否かを判定する。発進時判定部306は、例えば、車両が停止している状態から車両の速度が上昇する場合などを検知することにより、車両が発進時か否かを判定する。
図4は、本実施形態に係る情報処理装置200の備える評価テーブル401の一例を示す図である。評価テーブル401は、車両情報411、アクセル変化量閾値412および変化量(アクセル)413に関連付けて評価414を記憶する。
車両情報411は、車両情報取得部301で取得した、アクセル開度や車両の速度などの車両に関する情報である。アクセル変化量閾値412は、アクセル変化量の閾値であり、車両の発進時の閾値と車両の走行中の閾値とがある。変化量(アクセル)413は、アクセル変化量算出部302で算出したアクセル変化量である。評価414は、アクセル操作の評価である。そして、情報処理装置200は、例えば、評価テーブル401を参照して、ドライバーのアクセル操作を評価する。
図5は、本実施形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成を示す図である。CPU(Central Processing Unit)510は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図3Aの情報処理装置200の機能構成部を実現する。ROM(Read Only Memory)520は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびその他のプログラムを記憶する。また、ネットワークインタフェース530は、ネットワークを介して他の装置などと通信する。なお、CPU510は1つに限定されず、複数のCPUであっても、あるいは画像処理用のGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。また、ネットワークインタフェース530は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM(Random Access Memory)540の領域に送受信データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。また、RAM540とストレージ550との間でデータを転送するDMAC(Direct Memory Access Controller)を設けるのが望ましい(図示なし)。さらに、入出力インタフェース560は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM540の領域に入出力データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。したがって、CPU510は、RAM540にデータが受信あるいは転送されたことを認識してデータを処理する。また、CPU510は、処理結果をRAM540に準備し、後の送信あるいは転送はネットワークインタフェース530やDMAC、あるいは入出力インタフェース560に任せる。
RAM540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。車両情報541は、車両のアクセル開度や速度などの車両に関するデータである。アクセル変化量542は、算出した単位時間当たりのアクセルの変化量に関するデータである。アクセル変化量閾値543は、車両情報などに基づいて決定されたアクセル変化量の閾値に関するデータである。評価結果544は、ドライバーのアクセル操作の評価結果に関するデータである。これらのデータは、例えば、評価テーブル401から展開されたデータである。
入出力データ545は、入出力インタフェース560を介して入出力されるデータである。送受信データ546は、ネットワークインタフェース530を介して送受信されるデータである。また、RAM540は、各種アプリケーションモジュールを実行するためのアプリケーション実行領域547を有する。
ストレージ550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ550は、評価テーブル401を格納する。評価テーブル401は、図4に示した、評価414と車両情報411などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ550は、さらに、車両情報取得モジュール551、アクセル変化量算出モジュール552、アクセル操作評価モジュール553、報知モジュール554、閾値決定モジュール555および発進時判定モジュール556を格納する。
車両情報取得モジュール551は、車両のアクセル開度や速度などの車両情報を取得するモジュールである。アクセル変化量算出モジュール552は、車両の単位時間当たりのアクセル変化量を算出するモジュールである。アクセル操作評価モジュール553は、アクセル変化量に基づいてドライバーのアクセル操作を評価するモジュールである。報知モジュール554は、アクセル操作の評価結果をドライバーに報知するモジュールである。閾値決定モジュール555は、アクセル変化量の閾値を取得した車両情報から決定するモジュールである。発進時判定モジュール556は、車両が発進時か否かを判定するモジュールである。これらのモジュール551〜556は、CPU510によりRAM540のアプリケーション実行領域547に読み出され、実行される。制御プログラム557は、情報処理装置200の全体を制御するためのプログラムである。
入出力インタフェース560は、入出力機器との入出力データをインタフェースする。入出力インタフェース560には、表示部561、操作部562、が接続される。また、入出力インタフェース560には、さらに、記憶媒体564が接続されてもよい。さらに、音声出力部であるスピーカ563や、音声入力部であるマイク、あるいは、GPS位置判定部が接続されてもよい。なお、図5に示したRAM540やストレージ550には、情報処理装置200が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置200の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM540を使用して実行し、図3Aの情報処理装置200の機能構成部を実現する。
ステップS601において、情報処理装置200は、車両の車両情報を取得する。ステップS603において、情報処理装置200は、車両が発進時か否かを判定する。車両が発進時でない場合(ステップS603のNO)、情報処理装置200は、ステップS601へ戻る。車両が発進時である場合(ステップS603のYES)、情報処理装置200は、ステップS605へ進む。
ステップS605において、情報処理装置200は、車両の単位時間当たりのアクセル変化量を算出する。ステップS607において、情報処理装置200は、アクセル変化量の閾値を決定する。ステップS609において、情報処理装置200は、決定した閾値と単位時間当たりのアクセル変化量とを比較して、ドライバーのアクセル操作を評価する。ステップS611において、情報処理装置200は、アクセル操作の評価結果をドライバーに報知する。
本実施形態によれば、ドライバーに対して、日常の運動行動の変化を促すことができる。また、車両の出発時の急発進による事故を減らすことができる。また、車両の急発進を減らすことができるので、前方車両との車間距離を十分にとることができ、追突事故や前方車両からの飛び石を防ぐことができる。さらに、車両の急発進が減るので、燃費も向上する。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る情報処理装置について、図7乃至図10を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理装置700の構成を説明するための図である。本実施形態に係る情報処理装置700は、上記第2実施形態と比べると、速度変化量算出部を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
情報処理装置700は、速度変化量算出部701を有する。速度変化量算出部701は、車両の単位時間当たりの速度の変化量を取得した車両情報から算出する。そして、アクセル操作評価部303は、さらに、速度変化量に基づいてドライバーのアクセル操作を評価する。具体的には、アクセル操作評価部303は、速度の変化量の閾値と速度変化量とを比較して、所定の閾値以上の速度変化量について、速度変化量の度数分布を作成する。そして、作成した速度変化量の度数分布から、速度変化量の数値傾向を読み取り、変化量の数値が低い傾向にある場合、つまり、車両の速度がゆっくり増加している場合は、アクセルの踏み方がゆっくりで、滑らかであることが分かる。よって、この場合は、アクセル操作評価部303は、例えば、ドライバーのアクセル操作を高得点として評価する。
図8は、本実施形態に係る情報処理装置700の備える評価テーブル801の一例を示す図である。評価テーブル801は、速度変化量閾値811および変化量(速度)812に関連付けて評価813をさらに記憶する。速度変化量閾値811は、速度変化量の閾値であり、車両の発進時の閾値と車両の走行中の閾値とがある。変化量(速度)812は、車両の速度の変化量である。そして、情報処理装置700は、例えば、評価テーブル801を参照して、ドライバーのアクセル操作を評価する。
図9は、本実施形態に係る情報処理装置700のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM940は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM940には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。速度変化量941は、算出した単位時間当たりの速度の変化量に関するデータである。速度変化量閾値942は、車両情報などに基づいて決定された速度変化量の閾値に関するデータである。これらのデータは、例えば、評価テーブル801から展開されたデータである。
ストレージ950には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ950は、評価テーブル801をさらに格納する。評価テーブル801は、図8に示した、評価813と速度変化量閾値811などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ950は、さらに、速度変化量算出モジュール951を格納する。
速度変化量算出モジュール951は、車両の速度の単位時間当たりの変化量を算出するモジュールである。速度変化量算出モジュール951は、CPU510によりRAM940のアプリケーション実行領域547に読み出され、実行される。
図10は、本実施形態に係る情報処理装置700の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM940を使用して実行し、図7の情報処理装置700の機能構成部を実現する。
ステップS1001において、情報処理装置700は、取得した車両情報から車両の速度の単位時間当たりの変化量を算出する。ステップS1003において、情報処理装置700は、速度の変化量の閾値を車両情報に基づいて決定する。ステップS1005において、情報処理装置700は、アクセル変化量および速度変化量に基づいて、ドライバーのアクセル操作を評価する。
本実施形態によれば、アクセル変化量に速度変化量を加味してドライバーのアクセル操作を評価するので、より精度の高い評価を行うことができる。したがって、ドライバーに対して、日常の運動行動の変化を促すことができる。また、車両の出発時の急発進による事故を減らすことができる。また、車両の急発進を減らすことができるので、前方車両との車間距離を十分にとることができ、追突事故や前方車両からの飛び石を防ぐことができる。さらに、車両の急発進が減るので、燃費も向上する。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。

Claims (8)

  1. 車両の発進時の車両情報を取得する車両情報取得手段と、
    取得した発進時の車両情報から前記車両の発進時の単位時間当たりのアクセル開度の変化量を算出するアクセル変化量算出手段と、
    取得した発進時の車両情報から、前記車両の発進時の単位時間当たりの速度の変化量を算出する速度変化量算出手段と、
    算出した前記アクセル開度の変化量と車両の速度の変化量と車両の車種及び排気量とに基づいて、ドライバーの発進時のアクセル操作に特化して点数評価するアクセル操作評価手段と、
    前記アクセル操作の評価結果を前記ドライバーに報知する報知手段と、
    を備え、
    前記アクセル操作評価手段は、少なくとも、前記アクセル開度の変化量が第1閾値よりも小さかったアクセル操作回数の、全アクセル操作回数に占める割合に応じて、点数を算出する情報処理装置。
  2. 前記車両情報取得手段で取得した車両情報に含まれる車両の車種及び排気量から前記第1閾値を決定す決定手段をさらに備えた請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記車両が発進時であるか否かを判定する発進時判定手段をさらに備えた請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記アクセル操作評価手段は、
    前記速度の変化量の度数分布に応じて前記点数を算出する請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記アクセル操作評価手段は、更に第2閾値と前記速度変化量との比較に基づいて、前記ドライバーのアクセル操作を評価する請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記車両情報取得手段で取得した車両情報から前記第2閾値を決定する第2閾値決定手段をさらに備えた請求項に記載の情報処理装置。
  7. 車両の発進時の車両情報を取得する車両情報取得ステップと、
    取得した発進時の車両情報から前記車両の発進時の単位時間当たりのアクセル開度の変化量を算出するアクセル変化量算出ステップと、
    取得した発進時の車両情報から、前記車両の発進時の単位時間当たりの速度の変化量を算出する速度変化量算出ステップと、
    算出した前記アクセル開度の変化量と車両の速度の変化量と車両の車種及び排気量とに基づいて、ドライバーの発進時のアクセル操作に特化して点数評価するアクセル操作評価ステップと、
    前記アクセル操作の評価結果を前記ドライバーに報知する報知ステップと、
    を含み、
    前記アクセル操作評価ステップでは、少なくとも、前記アクセル開度の変化量が第1閾値よりも小さかったアクセル操作回数の、全アクセル操作回数に占める割合に応じて、点数を算出する情報処理方法。
  8. 車両の発進時の車両情報を取得する車両情報取得ステップと、
    取得した発進時の車両情報から前記車両の発進時の単位時間当たりのアクセル開度の変化量を算出するアクセル変化量算出ステップと、
    取得した発進時の車両情報から、前記車両の発進時の単位時間当たりの速度の変化量を算出する速度変化量算出ステップと、
    算出した前記アクセル開度の変化量と車両の速度の変化量と車両の車種及び排気量とに基づいて、ドライバーの発進時のアクセル操作に特化して点数評価するアクセル操作評価ステップと、
    前記アクセル操作の評価結果を前記ドライバーに報知する報知ステップと、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラムであって、
    前記アクセル操作評価ステップでは、少なくとも、前記アクセル開度の変化量が第1閾値よりも小さかったアクセル操作回数の、全アクセル操作回数に占める割合に応じて、点数を算出する情報処理プログラム。
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