JP6936011B2 - 車載器および運行管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、車載器および運行管理システムに関する。
様々な車両において、例えばドライブレコーダやデジタルタコグラフのような運行記録装置の機能を備えた車載器が搭載されることが一般的になっている。特に、トラック、バス、タクシーのような業務用車両の場合には、企業が各乗務員の労務管理、安全運転管理などを行う必要があるため、これらの管理に利用可能な運行データ等の収集を実施している。この運行データ等を自動的に収集するために、各車両には、ドライブレコーダやデジタルタコグラフのような運行記録装置の機能を備えた車載器が搭載される。
例えば、特許文献1には運行記録装置(デジタルタコグラフ)として動作する車載器が示されている。この運行記録装置においては、車載器に3種類の記録媒体のいずれが装着されたかに応じて特徴的な制御を実施している。これにより、運行データの取り残しを防止することができる。
また、特許文献2に示されている車載情報記録装置においては、無線通信部を備えており、無線通信によりホスト装置へデータを送信することができる。また、2つの記録媒体を備えている。また、記録媒体の異常を検出した場合に、読み取り可能な範囲のデータを選択している記録媒体から読み出してホスト装置へ送信するバックアップデータ送信制御部を有している。また、異常を検出した後で収集された情報の書き込み先を異常が検出されていない記録媒体に自動的に切り替える書き込み先切替部を備えている。
また、特許文献3においては、車載器の機能を簡単かつ厳格に制限できる車載器運用システムを示している。このシステムにおいては、車載器は内部の無線通信モジュールを利用してデータセンタの管理サーバとの間で通信することができる。そして、車載器が管理サーバに対し通信の契約を解除あるいは休止する場合に、特別な制御を実施することを示している。
特開2012−150666号公報 特開2013−140485号公報 特開2016−149009号公報
ところで、例えば企業において、乗務員の労務管理、安全運転管理などに役立つ日常的な運行情報を収集する場合には、各車両に搭載した車載器により自動的に取得し蓄積した運行情報を、企業内の事務所PC(管理用のコンピュータ)に転送する必要がある。このような運行情報の転送処理については、車載器に着脱可能なメモリカードを用い、乗務員の手作業によりメモリカードを車載器から取り外した後、物理的に移動し事務所PCに装着して行うことが一般的であった。
しかし、メモリカードの移動により運行情報を車載器から事務所PCに転送する作業については乗務員の負担が大きい。したがって、例えば特許文献3に示された車載器のように、車載器が無線通信機能を搭載している場合には、無線通信を利用して運行情報の転送を行っている。また、例えば車両の入庫場所の近傍に無線LANのような無線通信設備を備えた場合には、毎日の業務が終了して車両が入庫する際に、入庫手続きの一部として、無線通信により運行情報を車載器から事務所PCに転送している。これにより、メモリカードの物理的な着脱や移動を行う必要がなくなり、乗務員の負担が軽減される。
一方、車載器には、ドライブレコーダの機能が搭載される場合もある。一般的なドライブレコーダの機能は、例えば加速度センサの検出した加速度に基づき、交通事故の発生時や、危険な状況を表す所定のイベントが発生した時に、その時の状況を表す映像などのデータを自動的に記録するものである。また、近年では、業務用車両および乗務員を管理する企業において、各車両に運行情報を収集するデジタルタコグラフの機能と、ドライブレコーダの機能との両方を含む車載器、あるいはデジタルタコグラフの車載器およびドライブレコーダの車載器の両方を搭載する傾向にある。
デジタルタコグラフの機能により収集した日常的な運行情報のデータについては、車両が毎日入庫する時に、無線通信を利用して車載器から事務所PCへ転送している。また、無線通信を利用できる場合には、データ転送用の着脱可能なメモリカードは不要であるため廃止され、運行情報は車載器の内部に固定された不揮発性のメモリに蓄積される。
一方、ドライブレコーダの機能により車載器に蓄積したデータについては、日常的に管理する必要性は小さいので、交通事故が発生した時のように特別な時に、あるいは不定期に、着脱可能なメモリカードを用いた物理的な移動により、車載器から事務所PCへの転送を行っている。
しかしながら、車両の入庫場所に無線通信設備が備わっている場合であっても、何らかのトラブルによって、車両の入庫の際に車載器と車外の無線設備との間で無線通信ができない場合がある。しかし、このような通常と異なる状況であっても、車載器が蓄積している当日の貴重な運行情報を車載器から取り出して事務所PCに取り込む必要がある。
上記のように通常とは異なる状況では、車載器から事務所PCへの運行情報の転送において様々な問題が発生する。例えば、記録した運行情報の内容が人為的に改ざんされるのを防止する必要があり、更に運行情報を記録した車載器、車両、乗務員などの特定に間違いが生じないように配慮しなければならない。そこで、次のような作業が実施される。まず、事務所PCを用いて特別なバックアップ専用のメモリカードを作成し、この専用のメモリカードを手作業で車両上の車載器に挿入し、車載器上の運行情報を専用のメモリカードに吸い上げる。この後で、専用のメモリカードを手作業で車載器から取り外し、物理的に移動して事務所PCへ装着し、メモリカード上の運行情報を事務所PCへ吸い上げる。
したがって、トラブルが発生して無線通信ができない状況では、車載器から事務所PCへのデータ転送のために、乗務員が非常に煩雑な作業を行わざるを得ない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信設備に何らかのトラブルが発生した場合に、乗務員等が実施する必要のある作業を効率化することが可能な車載器および運行管理システムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車載器および運行管理システムは、下記(1)〜(6)を特徴としている。
(1) 車両の運行状態を表す運行情報を取得する運行情報取得部と、
前記車両の内部および外部の少なくともいずれかを撮像した画像のデータを入力する撮像データ入力部と、
前記撮像データ入力部が入力した画像データを着脱可能な記録媒体に記録する記録部と、
前記運行情報を無線通信により前記車両の外部に設置された外部装置に送信する通信部と、を備え、
前記記録部は、前記通信部による前記外部装置への前記運行情報の送信に失敗したと判定した場合に、前記運行情報を前記記録媒体に記録し、前記通信部による前記外部装置への前記運行情報の送信に成功したと判定した場合には、前記運行情報を前記記録媒体に記録しない、
ことを特徴とする車載器。
(2) 前記通信部による前記運行情報の送信が失敗したことを表示する表示部と、
前記車両の乗員による操作に応じて前記記録部に前記運行情報を記録させる操作部と、
を備えることを特徴とする上記(1)に記載の車載器。
(3) 前記記録部は、前記運行情報を記録する場合に、前記通信部による前記運行情報の送信が失敗したことを表すエラー情報も併せて記録する
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の車載器。
(4) 前記外部装置が狭域無線通信用のアクセスポイントを備え、
前記通信部は、前記アクセスポイントに対し前記運行情報を送信する、
ことを特徴とする上記(1)乃至(3)のいずれか1項に記載の車載器。
(5) 車両の運行状態を表す運行情報を取得する運行情報取得部と、
前記車両の内部および外部の少なくともいずれかを撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像を着脱可能な記録媒体に記録する記録部と、
前記運行情報を無線通信により送信する通信部と、を有する車載器と、
前記通信部から送信された前記運行情報を受信して管理する外部装置と、
を備えた運行管理システムにおいて、
前記記録部は、前記通信部による前記外部装置への前記運行情報の送信に失敗したと判定した場合に、前記運行情報を前記記録媒体に記録し、前記通信部による前記外部装置への前記運行情報の送信に成功したと判定した場合には、前記運行情報を前記記録媒体に記録せず、
前記外部装置は、前記記録媒体を着脱可能である、
ことを特徴とする運行管理システム。
(6) 前記記録部は、前記通信部による前記運行情報の送信が失敗した場合には、前記運行情報とともに、前記送信が失敗したことを表すエラー情報も前記記録媒体に記録し、
前記外部装置は、前記記録媒体に前記エラー情報が記録されていた場合には、前記エラー情報が含まれていることを報知する報知手段を備える、
ことを特徴とする上記(5)に記載の運行管理システム。
上記(1)の構成の車載器によれば、何らかのトラブルが発生して通信部の無線通信ができない時には、車両上で蓄積している運行情報を、記録媒体を経由して外部装置(例えば事務所PC)に転送することが可能になる。記録媒体は、通常は例えばドライブレコーダの機能により記録した画像データを不定期に外部に持ち出して事務所PCに入力するために利用されるが、日常的な持ち出しは想定されない。記録媒体を無線通信系統のトラブルが発生した際に、運行情報の持ち出しのために一時的に利用することで、特別なバックアップ用のカードを事務所PCで作成する必要がなくなる。すなわち、記録媒体が通常記録する画像データは、対応する乗務員、車載器、車両等が前記運行情報と共通であるので、これらを特定する情報や記録データの改ざんを防止するためのデータを両者で共通に利用可能であり、大きな変更を加えることなしに、1つの記録媒体を画像データの記録と、運行情報の記録との両方にそのまま利用できる。また、記録媒体に対して運行情報を記録する動作を許容するのは、運行情報の送信に失敗した時に限られるので、運行情報の通常の記録先として記録媒体が使用されることはない。そのため、画像データの記録のために確保すべき記憶容量の不足が生じるのを防止できるし、乗務員等による意図的な操作によって、運行情報が日常的に記録媒体により外部に不正に持ち出されるのを防止することもできる。
上記(2)の構成の車載器によれば、運行情報の送信が失敗した時に、乗員が特別な操作を行った後で、運行情報を記録させるための動作が実行される。したがって、例えば記録媒体における記憶容量の空き領域が不足しているような状況においては、重要な画像データが前記運行情報によって上書きされ消滅するような状況が生じるのを防ぐことが可能になる。
上記(3)の構成の車載器によれば、通信部による運行情報の送信が失敗した場合に、記録媒体にエラー情報も記録される。したがって、事務所PCが記録媒体から運行情報を取り込む際に、運行情報の送信が失敗したことを自動的に認識できるので、乗務員が特別な報告をしなくても、事務所PCの制御により無線通信設備の機能を正常に復旧するための手続きを素早く開始できる。
上記(4)の構成の車載器によれば、狭域無線通信用のアクセスポイントを利用して車両上の車載器と事務所PCとの間でデータ通信を行うので、通信が可能な限られた場所以外でデータの転送が実施されるのを防止できる。そのため、運行情報の漏洩等に対するセキュリティ対策が容易になる。
上記(5)の構成の運行管理システムによれば、何らかのトラブルが発生して通信部の無線通信ができない時には、車両上で蓄積している運行情報を、記録媒体を経由して外部装置に転送することが可能になる。
上記(6)の構成の運行管理システムによれば、通信部による運行情報の送信が失敗した場合に、記録媒体に前記エラー情報も記録される。また、外部装置(事務所PC)が記録媒体から運行情報を取り込む際に、運行情報の送信が失敗したことを自動的に認識し、これを報知手段が報知する。そのため、乗務員が特別な報告をしなくても、外部装置の制御により無線通信設備の機能を正常に復旧するための手続きを素早く開始できる。
本発明の車載器および運行管理システムによれば、何らかのトラブルが発生して通信部の無線通信ができない時には、車両上で蓄積している運行情報を、記録媒体を経由して外部装置(例えば事務所PC)に転送することが可能になる。記録媒体を無線通信系統のトラブルが発生した際に、運行情報の持ち出しのために一時的に利用することで、特別なバックアップ用のカードを事務所PCで作成する必要がなくなる。すなわち、記録媒体が通常記録する画像データは、対応する乗務員、車載器、車両等が運行情報と共通であるので、これらを特定する情報や記録データの改ざんを防止するためのデータを両者で共通に利用可能であり、大きな変更を加えることなしに、1つの記録媒体を画像データの記録と、運行情報の記録との両方にそのまま利用できる。また、記録媒体に対して運行情報を記録する動作を許容するのは、運行情報の送信に失敗した時のみに限られるので、運行情報の通常の記録先として記録媒体が使用されることはない。そのため、画像データの記録のために確保すべき記憶容量の不足が生じるのを防止できるし、乗務員等による意図的な操作によって、運行情報が日常的に記録媒体により外部に不正に持ち出されるのを防止することもできる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態における運行管理システムの構成の概要を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態における車載器の外観を示す正面図である。 図3は、本発明の実施形態における車載器の構成例を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施形態における車載器の表示操作部を示す正面図である。 図5は、本発明の実施形態における運行管理システムの車載器および事務所PCにおける特徴的な動作の概要を示すシーケンス図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<運行管理システムの概要>
本発明の実施形態における運行管理システムの構成の概要を図1に示す。また、本発明の実施形態における車載器10の外観を図2に示す。
図1に示した運行管理システムにおいては、トラックなどの車両35の内部に車載器10を搭載し、企業に所属している乗務員が車両35の運行業務を実施する場合を想定している。車両35に搭載する車載器10は、デジタルタコグラフの機能およびドライブレコーダの機能を備えている。
企業の事務所建物31の内部には、車両35の運行業務を管理するための事務所PC30が設置されている。この事務所PC30は、例えば一般的なパーソナルコンピュータに、運行業務を管理するための専用のアプリケーションソフトウェアを搭載したものであり、企業内の管理者によって操作される。
無線LANアクセスポイント32は、有線LAN33を経由して事務所PC30と接続されている。また、車載器10は無線LANアクセスポイント32との間でデータ通信を行うための狭域無線通信機能を搭載している。
狭域無線通信を採用しているので、車載器10と無線LANアクセスポイント32とが所定距離以内に近づいた状況でのみ、車載器10と無線LANアクセスポイント32との間で無線通信を行うことができる。すなわち、毎日の運行業務が終了して車両35が所定の車庫に入庫する際に、通過する入口ゲート34の近傍で、車載器10と無線LANアクセスポイント32との間で無線通信ができる状態になる。
この時に、車載器10が蓄積している当日の運行業務に関する運行情報を、車載器10と無線LANアクセスポイント32との間の無線通信を利用して、車載器10から事務所PC30に転送する。
したがって、運行情報を車載器10から事務所PC30に転送する作業に関し、通常はメモリカードの着脱や移動などを乗務員が行う必要はない。また、運行情報は通常は車載器10の内部に固定されたメモリ上に一時的に保持される。但し、例えば無線LANアクセスポイント32の通信機能、あるいは車載器10内の無線通信機能に何らかのトラブルが発生すると、車両35の入庫時に車載器10と無線LANアクセスポイント32との間で無線通信ができない状況が生じる可能性がある。そのような場合に、車載器10から事務所PC30への運行情報の転送作業に関する作業者の負担を軽減するため、特別な機能を車載器10および事務所PC30が備えている。
なお、車載器10においてドライブレコーダの機能により車載器10内に蓄積される画像等のデータについては、日常的に必要とされるものではない。例えば、交通事故の発生時や、危険な状況が発生した場合のように、必要性が生じたときに不定期で、車載器10から取り出して事務所PC30に取り込むための作業が実施される。
そのために、ドライブレコーダの機能により蓄積された画像等のデータは、図2に示したメモリカード25に記録され保持される。このメモリカード25は、不揮発性メモリにより構成されており、車載器10のカードスロットに対して着脱自在な構造になっている。このメモリカード25には、通常は前記運行情報が記録されることはなく、ドライブレコーダ機能で記録される画像データと、デジタルタコグラフの機能で記録される運行情報とは完全に分離されている。
<車載器10の構成例>
本発明の実施形態における車載器10の構成例を図3に示す。また、車載器10の表示操作部10aの外観の例を図4に示す。
図3に示した車載器10は、マイクロコンピュータ(CPU)11、画像インタフェース(I/F)12、音声インタフェース13、時計ユニット14、DDR型メモリ15、FROM型メモリ16、速度インタフェース17、エンジンインタフェース18、カードインタフェース19、無線LANインタフェース20、マイク22、および表示操作部10aを内蔵している。
また、画像インタフェース12の入力、音声インタフェース13の入力、速度インタフェース17の入力、およびエンジンインタフェース18の入力には、それぞれ車載カメラ21、マイク22、車速センサ23、およびエンジン回転センサ24が接続されている。カードインタフェース19は、メモリカード25の着脱が自在なカードスロットを備えている。無線LANインタフェース20にはアンテナ26が接続されている。
マイクロコンピュータ11は、予め組み込まれているプログラムを実行することにより、車載器10に必要とされる各種機能を実現するための処理を行う。具体的には、車両35上で各種運行情報を自動的に収集して記録するデジタルタコグラフの機能や、異常発生時などの状況で画像データなどを自動的に取得して記録するドライブレコーダの機能がマイクロコンピュータ11の主要な処理に含まれている。
車載カメラ21は、ドライブレコーダにより記録する映像を撮影するための撮像部であり、車両35の進行方向前方の道路等の状況を撮影できるように、または車室内の運転手の状況を撮影できるように車両35に設置される。また、必要に応じて互いに撮影方向が異なる複数台の車載カメラ21が車載器10に接続される。画像インタフェース12は、車載カメラ21が撮影した映像の信号を入力して適切な処理を施し、保存するのに適した所定形式の画像データを生成する。
マイク22は、車両35の車室内や車外で発生した音響や音声の振動を電気信号に変換して取り込むことができる。音声インタフェース13は、マイク22が出力する電気信号を処理して、保存するのに適した所定形式のデジタル音声データを生成する。
時計ユニット14は、集積回路(IC)により構成されており、周期が一定のクロックパルスを常時計数し、現在の日付および時刻を表す情報を生成する機能を有している。
車速センサ23は、車両35に搭載されており、車両35のトランスミッションの出力軸が所定量回転する毎に、パルス信号(車速パルス)を出力する。この車速パルスの発生周期やパルス数に基づいて、車両35の走行速度(km/h)や移動距離(km)を把握することが可能である。速度インタフェース17は、車速センサ23が出力する車速パルスを処理して、マイクロコンピュータ11が処理するのに適した信号に変換する。
エンジン回転センサ24は、例えばエンジンの出力軸が1回転する毎に、パルス信号を出力する。このパルス信号に基づいて、エンジンの回転速度を把握することができる。エンジンインタフェース18は、エンジン回転センサ24が出力するパルス信号を入力してマイクロコンピュータ11の処理に適した信号に変換する。
DDR型メモリ15は、データの書き込み及び読み出しが自在な揮発性の半導体メモリ(SDRAM)であり、マイクロコンピュータ11が様々なデータを一時的に記憶するために利用される。
FROM型メモリ16は、データの書き込み及び読み出しが可能な不揮発性の半導体メモリ(フラッシュメモリ)である。このFROM型メモリ16は、主にデジタルタコグラフの機能により生成される運行情報のデータを記憶し蓄積するために利用される。通常は、1日以内の間に収集された運行情報のデータがFROM型メモリ16上に保持され、当日の車両35の入庫の際に、事務所PC30へのデータ転送が完了すると不要になったFROM型メモリ16上の運行情報は消去される。
メモリカード25は、データの書き込み及び読み出しが可能な不揮発性の半導体メモリを内蔵した記憶装置であり、様々な装置に対して着脱自在になるように所定のカード形状に構成されている。メモリカード25は、通常は、ドライブレコーダ機能により生成される画像等のデータを蓄積するために利用される。
このメモリカード25の内部には、例えば運転手を特定するID情報、車載器10を特定するID情報、車両35を特定するID情報、日時を特定する情報などの全て又はその一部分が管理情報として事前に書き込まれる。また、記録した情報の漏洩や改ざんを防止するために、必要に応じて暗号化などの処理が施される。また、本実施形態においては、後述するように、特定の条件を満たす場合に限り、運行情報をメモリカード25の内部に書き込むことが許容される。
カードインタフェース19は、1枚または複数枚のメモリカード25を装着可能なカードスロットを備えている。メモリカード25をカードインタフェース19のカードスロットに装着することにより、マイクロコンピュータ11はメモリカード25に対してアクセスが可能になる。
無線LANインタフェース20は、無線LANの規格に準じた狭域無線通信機能を実現するための無線通信モジュールである。無線LANインタフェース20は、マイクロコンピュータ11およびアンテナ26とそれぞれ接続されている。したがって、車両35が無線LANアクセスポイント32に近い位置に存在する状況においては、無線LANインタフェース20と無線LANアクセスポイント32との間で無線通信が可能になり、マイクロコンピュータ11と事務所PC30との間でデータ通信が可能になる。
表示操作部10aは、文字などの様々な可視情報を表示するための表示画面と、その面に重ねて配置されたタッチパネルとを備えている。すなわち、様々な情報の表示と、ユーザからの入力操作の受付とを可能にする機能を有している。この表示操作部10aは、運転手の視認及び操作が可能な位置に配置される。
図4に示した例の表示操作部10aにおいては、日付表示部10b、モード表示部10c、およびバックアップボタン10dが画面に表示されている。日付表示部10bは現在の日時の情報を表している。モード表示部10cは現在の車載器10の動作モードが無線LANであることを示している。また、運転手がバックアップボタン10dの箇所に対してタッチ操作を行うと、車載器10はバックアップボタン10dの押下とみなして入力操作を受け付けることができる。
<動作の説明>
本発明の実施形態における運行管理システムの車載器10および事務所PC30における動作の概要を図5に示す。図5に示した動作について以下に説明する。
ステップS11では、乗務員(運転手)がメモリカード25を車載器10に装着した操作をマイクロコンピュータ11が検知し、これに応答して次のステップに進む。
ステップS12では、マイクロコンピュータ11は車載器10に搭載されているドライブレコーダ機能の記録動作を開始する。これにより、車載カメラ21が撮影した映像に対応する画像データと、マイク22が収集した音声等の音響に対応する音声データとを含むドライブレコーダのデータが、メモリカード25上に自動的に記録される。
なお、メモリカード25上に記録されたドライブレコーダのデータのうち、時間的に古くなったデータは自動的に消去されるか又はそのまま新しいデータによって上書きされる。但し、交通事故の発生時のような特別な状況を検知すると、該当する期間のデータはそのままメモリカード25上に保存される。
ステップS13では、マイクロコンピュータ11が乗務員、すなわち車両35の運転手の認証を実施する。例えば、運転手の所持している運転免許証の読み取りによる自動認識、運転手の入力したパスワードなどの情報の認識、運転手の指紋の照合などに基づき認証を実施することができる。
ステップS14では、マイクロコンピュータ11は、車載器10に搭載されているデジタルタコグラフ(運行記録計)の機能に関する運行データの記録動作を開始する。この運行データ(運行情報)には、例えば現在の車速、エンジン回転速度、アクセルペダルの状態、ブレーキペダルの状態、トランスミッションのシフト状態、現在の車両位置(緯度/経度)、現在日時などを含めることができる。このような運行データは、例えば一定の時間周期で継続的に収集され記録される。
ステップS15では、マイクロコンピュータ11は、デジタルタコグラフの機能に関する記録動作を停止するための乗務員の入力操作を受け付ける。通常は、当日の車両35の運行業務が終了し、車両35が入庫する際に、乗務員が所定の入力操作を実施することによりステップS15が実行される。
ステップS16では、マイクロコンピュータ11はS15で受け付けた乗務員の入力操作に従い、デジタルタコグラフの機能に関する記録動作を停止する。この時、FROM型メモリ16上には、当日の運行業務の際に収集し蓄積した1日分の運行データが保持されている。
ステップS17では、マイクロコンピュータ11は、FROM型メモリ16上に保持されている1日分の運行データの全てを、無線LANの通信回線を利用して送信するための処理を開始する。すなわち、無線LANインタフェース20と無線LANアクセスポイント32との間で無線通信の回線を確保し、車載器10上の運行データを事務所PC30に対して送信する。
ステップS18では、マイクロコンピュータ11は、S17で開始した運行データの無線送信動作が成功したか否かを識別する。車両35が入庫する際に運行データの無線送信動作を行う場合には、通常は無線LANインタフェース20と無線LANアクセスポイント32との間で無線通信の回線を確保できるので、運行データの無線送信動作は成功する。しかし、例えば無線LANアクセスポイント32、および無線LANインタフェース20のいずれかの故障など予期しない原因により、無線通信に失敗する場合もありうる。運行データの無線送信動作が成功した場合には、ステップS18からS32の処理に進むことができる。また、失敗した場合にはS19に進む。
ステップS19では、マイクロコンピュータ11は、無線LANの送信エラーが発生したことを表す情報を表示操作部10aの画面に表示する。また、同時に図4に示すバックアップボタン10dを画面に表示して入力操作が可能な状態にする。
ステップS20では、乗務員によるバックアップボタン10dの入力操作を、マイクロコンピュータ11が読み取ってその操作を受け付ける。
ステップS21では、マイクロコンピュータ11は、異常発生時における特別な処理として、FROM型メモリ16上に保持されている1日分の運行データの全てを、メモリカード25上の空き領域、あるいは古いデータが記録されている領域に書き込む。
更に、次のステップS22で、マイクロコンピュータ11は、メモリカード25上の空き領域に、無線LANの通信エラーが発生したことを示す情報を、エラーログとして記録する。
なお、本実施形態では、バックアップボタン10dの入力操作が検出されない限り、マイクロコンピュータ11はステップS21、S22の処理を実行しない。したがって、ドライブレコーダの機能により蓄積した重要な画像等のデータが消えるのを予防することが可能になる。
ステップS23では、マイクロコンピュータ11は、ドライブレコーダ機能によるメモリカード25への書き込み動作を自動的に停止する。これにより、メモリカード25の車載器10からの取り外しが可能な状態になる。
ステップS24では、マイクロコンピュータ11は、カードインタフェース19の信号を監視することにより、乗務員がメモリカード25を抜き取ったことを検知し、処理を終了する。
一方、事務所PC30においては、それ自身のカードリーダ(図示せず)に対するメモリカード25の装着を検知するとステップS31を実行する。そして、メモリカード25に記録されている内容を調査することにより、これが特定の乗務員に対応付けて記録された運行データが保持されているバックアップカードであることを自動認識する。この場合、事務所PC30は、この運行データ全てをメモリカード25から読み込み、特定した乗務員に対応付けた状態で、事務所PC30上の記憶装置のデータベースに保存する。
バックアップカードであるメモリカード25を事務所PC30に装着した場合には、メモリカード25の中に、無線LAN通信エラーログの情報が記録されている(S22参照)。したがって、この無線LAN通信エラーログの情報に基づいて、事務所PC30はステップS32で、無線LANで通信エラーが発生したことを意味する情報をその画面上に表示し、管理者に通知する。
なお、メモリカード25を使わずに無線LANの通信によって運行データを車載器10から事務所PC30に転送できた場合には、無線LAN通信エラーログの情報が存在しないので、ステップS32でエラーが表示されることはない。
ステップS33では、事務所PC30は、無線LANの通信により受信した当日の運行データ、またはバックアップカードであるメモリカード25から読み取った当日の運行データに基づき、乗務員毎の当日の運行業務に関する日報を自動的に作成し、この日報をプリンタを用いて紙に印刷出力する。
なお、図5に示した動作においては、車載器10のマイクロコンピュータ11は、バックアップボタン10dが押下されない限り、運行データをメモリカード25に記録することはない。しかし、例えばメモリカード25の記憶容量に十分な余裕があるような状況であれば、ステップS20でバックアップボタン10dが押下されない状態であっても、無線LANで通信エラーが発生した場合には、運行データのバックアップを自動的にメモリカード25に書き込むように制御してもよい。但し、その場合は運行データの改ざんや漏洩を防止する必要がある。そこで、例えばメモリカード25上のデータについて暗号化などの処理を施す。また、通信の際のセキュリティが確保されるならば、車載器10と事務所PC30との間で無線LAN以外の方法により通信を行ってもよい。
上述の運行管理システムにおいては、無線LANの通信に何らかの障害が発生した場合に、乗務員が行う特別な作業の負担を軽減することができる。すなわち、特別なバックアップ用のカードを事務所PC30側で作成しなくても、車載器10に装着されているドライブレコーダ用のメモリカード25を一時的に利用して、車載器10上の運行データを事務所PC30に移動することができるので、作業の工程数を減らすことができる。
また、無線通信を利用した運行データのデータ送信に失敗した場合以外は、メモリカード25に対する運行データの書き込みを許容しないので、通常は運行データの転送にメモリカード25が使われることはない。したがって、ドライブレコーダ機能により記録可能なメモリカード25の容量の減少を防止できるし、メモリカード25からのデータの漏洩やデータの改ざんの可能性を減らすことも可能になる。
また、無線通信を利用した運行データのデータ送信に失敗した場合には、メモリカード25に記録される無線LAN通信エラーログに基づき、事務所PC30が自動的にそれを報知するので、システム全体を正常な状態に戻すための行動を素早く実施することが可能になる。
ここで、上述した本発明に係る車載器10および運行管理システムの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両の運行状態を表す運行情報を取得する運行情報取得部(速度インタフェース17、エンジンインタフェース18)と、
前記車両の内部および外部の少なくともいずれかを撮像した画像のデータを入力する撮像データ入力部(画像インタフェース12)と、
前記撮像データ入力部が入力した画像データを着脱可能な記録媒体(メモリカード25)に記録する記録部(マイクロコンピュータ11、S12)と、
前記運行情報を無線通信により前記車両の外部に設置された外部装置(無線LANアクセスポイント32、事務所PC30)に送信する通信部(無線LANインタフェース20)と、を備え、
前記記録部は、前記通信部による前記外部装置への前記運行情報の送信に失敗したと判定した場合には、前記運行情報を前記記録媒体に記録することを許容する(S19〜S22)、
ことを特徴とする車載器(10)。
[2] 前記通信部による前記運行情報の送信が失敗したことを表示する表示部と、
前記車両の乗員による操作に応じて前記記録部に前記運行情報を記録させる操作部と、
を備えることを特徴とする上記[1]に記載の車載器。
[3] 前記記録部は、前記運行情報を記録する場合に、前記通信部による前記運行情報の送信が失敗したことを表すエラー情報も併せて記録する(S22)
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の車載器。
[4] 前記外部装置が狭域無線通信用のアクセスポイント(無線LANアクセスポイント32)を備え、
前記通信部は、前記アクセスポイントに対し前記運行情報を送信する(S17)、
ことを特徴とする上記[1]乃至[3]のいずれかに記載の車載器。
[5] 車両の運行状態を表す運行情報を取得する運行情報取得部(速度インタフェース17、エンジンインタフェース18)と、
前記車両の内部および外部の少なくともいずれかを撮像する撮像部(車載カメラ21)と、
前記撮像部により撮像された画像を着脱可能な記録媒体(メモリカード25)に記録する記録部(マイクロコンピュータ11、S12)と、
前記運行情報を無線通信により送信する通信部(無線LANインタフェース20)と、を有する車載器(10)と、
前記通信部から送信された前記運行情報を受信して管理する外部装置(無線LANアクセスポイント32、事務所PC30)と、
を備えた運行管理システムにおいて、
前記記録部は、前記通信部による前記外部装置への前記運行情報の送信に失敗したと判定した場合には、前記運行情報を前記記録媒体に記録することを許容し(S19〜S22)、
前記外部装置は、前記記録媒体を着脱可能である、
ことを特徴とする運行管理システム。
[6] 前記記録部は、前記通信部による前記運行情報の送信が失敗した場合には、前記運行情報とともに、前記送信が失敗したことを表すエラー情報も前記記録媒体に記録し、
前記外部装置は、前記記録媒体に前記エラー情報が記録されていた場合には、前記エラー情報が含まれていることを報知する報知手段(S32)を備える、
ことを特徴とする上記[5]に記載の運行管理システム。
10 車載器
10a 表示操作部
10b 日付表示部
10c モード表示部
10d バックアップボタン
11 マイクロコンピュータ
12 画像インタフェース
13 音声インタフェース
14 時計ユニット
15 DDR型メモリ
16 FROM型メモリ
17 速度インタフェース
18 エンジンインタフェース
19 カードインタフェース
20 無線LANインタフェース
21 車載カメラ
22 マイク
23 車速センサ
24 エンジン回転センサ
25 メモリカード
26 アンテナ
30 事務所PC
31 事務所建物
32 無線LANアクセスポイント
33 有線LAN
34 入口ゲート
35 車両

Claims (5)

  1. 車両の運行状態を表す運行情報を取得する運行情報取得部と、
    前記車両の内部および外部の少なくともいずれかを撮像した画像のデータを入力する撮像データ入力部と、
    前記撮像データ入力部が入力した画像データを着脱可能な記録媒体に記録する記録部と、
    前記運行情報を無線通信により前記車両の外部に設置された外部装置に送信する通信部と、を備え、
    前記記録部は、前記通信部による前記外部装置への前記運行情報の送信に失敗したと判定した場合に、前記運行情報を前記記録媒体に記録し、前記通信部による前記外部装置への前記運行情報の送信に成功したと判定した場合には、前記運行情報を前記記録媒体に記録しない、
    ことを特徴とする車載器。
  2. 前記通信部による前記運行情報の送信が失敗したことを表示する表示部と、
    前記車両の乗員による操作に応じて前記記録部に前記運行情報を記録させる操作部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の車載器。
  3. 前記記録部は、前記運行情報を記録する場合に、前記通信部による前記運行情報の送信が失敗したことを表すエラー情報も併せて記録する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車載器。
  4. 前記外部装置が狭域無線通信用のアクセスポイントを備え、
    前記通信部は、前記アクセスポイントに対し前記運行情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車載器。
  5. 車両の運行状態を表す運行情報を取得する運行情報取得部と、
    前記車両の内部および外部の少なくともいずれかを撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像を着脱可能な記録媒体に記録する記録部と、
    前記運行情報を無線通信により送信する通信部と、を有する車載器と、
    前記通信部から送信された前記運行情報を受信して管理する外部装置と、
    を備えた運行管理システムにおいて、
    前記記録部は、前記通信部による前記外部装置への前記運行情報の送信に失敗したと判定した場合に、前記運行情報を前記記録媒体に記録し、前記通信部による前記外部装置への前記運行情報の送信に成功したと判定した場合には、前記運行情報を前記記録媒体に記録せず、
    前記外部装置は、前記記録媒体を着脱可能である、
    ことを特徴とする運行管理システム。
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