JP6935289B2 - ポンプ - Google Patents
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Description
前記ポンプケーシングの外周部における、前記ボルトの配設位置とは周方向に異なる位置には、前記ポンプケーシングの厚みを薄くした薄肉部が設けられ、
前記ストレーナは、底部と、前記底部の周縁から前記本体部に向かって立設する筒壁部とを有する有底筒状であり、前記ポンプは、前記ストレーナを前記本体部に締結している状態で、前記ストレーナの上端は、前記本体部に当接すると共に、前記ストレーナにおいて、前記薄肉部に対応する位置に設けた押圧部が、前記ポンプケーシングの前記薄肉部の周縁部に当たって、前記薄肉部を前記本体部の方へ押し付けるよう構成されている。
また、ポンプケーシングの薄肉部は、厚みが相対的に薄いため、変形しやすい。押圧部が薄肉部を本体部の方へ押し付けることによって、ポンプケーシングと本体部との間に隙間が生じることを効果的に防止することができる。
水中ポンプ1は、羽根車21を有するポンプ部2と、羽根車21の駆動源である電動モータ(図示省略)を有する本体部3と、を備えて構成されている。ポンプ部2及び本体部3は、上下方向に重なっている。
前述したように、水中ポンプ1は、ストレーナ23と、ポンプケーシング22と、後面ライナー33とを、ボルト24によって、オイルケーシング32に共締めして構成されている。ボルト24は、図3から明らかなように、周方向に間隔を空けて、複数個、配設されるが、周方向に隣り合うボルト24とボルト24との間では、ボルト24の締め付け力が作用し難く、ポンプケーシング22の周縁部が変形をして、ポンプケーシング22と後面ライナー33との間に隙間ができたり、ポンプケーシング22及び後面ライナー33の周縁部が変形をして、後面ライナー33とオイルケーシング32との間に隙間ができたりして、水中ポンプ1の使用中に、ポンプケーシング22内の吸い込んだ水の一部が、隙間を通じて水中ポンプ1の外に水が漏れてしまう場合がある。特に、ポンプケーシング22と後面ライナー33とによって形成されるボリュート部221内は、水中ポンプ1の運転中は圧力が高くなるため、ポンプケーシング22と後面ライナー33との間の隙間から水が漏れやすくなる。
図2の構成例では、突起236は、薄肉部224の下面に当たって薄肉部224を本体部3の方へ押し付けている。図5の変形例1は、ポンプケーシング22の側面部に、内方に凹んだ凹部226を設けると共に、突起236が、この凹部226に入って係合するよう構成している。凹部226は、図示は省略するが、ポンプケーシング22の周側面において、周方向に適宜の箇所に設けることができる。凹部226は、例えば隣り合うボルト孔223とボルト孔223との間に設けてもよい。突起236は、ストレーナ23の筒壁部232において、ポンプケーシング22の凹部226に対応する箇所に設けることができる。
図6の変形例2は、ポンプケーシング22の周縁部に段差部227を設けると共に、突起236が、この段差部227に係合するよう構成している。段差部227は、ポンプケーシング22の周縁部の下面において上方及び内方に凹んだ「凹部」と呼ぶこともできる。段差部227は、図示は省略するが、ポンプケーシング22の周縁部において、周方向に適宜の箇所に設けることができる。段差部227は、例えば隣り合うボルト孔223とボルト孔223との間に設けてもよい。段差部227は、ポンプケーシング22の周縁部において、周方向に伸びるように設けることも可能である。突起236は、ストレーナ23の筒壁部232において、ポンプケーシング22の段差部227に対応する箇所に設けることができる。
図7及び図8の変形例3は、ストレーナ23に突起236を設ける代わりに、押圧部としての折曲片237を設けている。折曲片237は、ストレーナ23の筒壁部232における上下方向の中間位置に、逆U字状の切り込みを入れた上で、当該箇所を筒壁部232の内側に折り曲げることによって構成されている。折曲片237は、筒壁部232の内周面から内方に突出している。折曲片237も、ストレーナ23の周方向について、突起236と同様の位置に設けることができる。
図10の変形例4は、ストレーナ23に、突起236や折曲片237、238を設けるのではなく、ストレーナ23の筒壁部232の上端部を押圧部として利用する例である。つまり、変形例4では、図2等に示す構成例よりも、ポンプケーシング22及び後面ライナー33の周縁部を外方に拡大していると共に、図2等に示す構成例よりも、ストレーナ23の筒壁部232の高さを低くしている。そして、筒壁部232の上端が、ポンプケーシング22の周縁部の下面に当たって、ポンプケーシング22及び後面ライナー33の周縁部を、本体部3の方へ押し付けている。ポンプケーシング22及び後面ライナー33の側面はそれぞれ、ストレーナ23内に収容されておらず、外部に露出している。
図11の変形例5は、ストレーナ23の内部に、ストレーナ23とは別体の押圧部材4を固定している。押圧部材4は、図例では、ストレーナ23の底部231から筒壁部232に沿って配設されるL字状の部材である。押圧部材4は、ストレーナ23内の周方向において、適宜の位置に固定することが可能である。例えば隣り合うボルト24とボルト24との間に(言い換えると、隣り合う隆起部235と隆起部235との間に、押圧部材4を固定してもよい。
尚、前述した様々な構成例は、可能な範囲で組み合わせることが可能である。
21 羽根車
22 ポンプケーシング
224 薄肉部
226 凹部
227 段差部
228 段差部
23 ストレーナ
231 底部
232 筒壁部(押圧部)
233 吸引穴
236 突起(押圧部)
237 折曲片(押圧部)
238 折曲片(押圧部)
24 ボルト
3 本体部
4 押圧部材(押圧部)
Claims (8)
- 羽根車と、
前記羽根車の駆動源を有する本体部と、
前記羽根車を収容すると共に、弾性を有する部材によって構成されたポンプケーシングと、
前記ポンプケーシングを間に挟んで前記本体部とは逆側に配設されかつ、前記本体部に対して、ボルトにより前記ポンプケーシングと共に共締めされたストレーナと、を備え、
前記ポンプケーシングと前記本体部とは重なり合って、前記羽根車を収容するボリュート部を形成すると共に、前記ポンプケーシングの上面と前記本体部の下面との当接部は、前記ボリュート部から、前記ポンプケーシングの周縁部にまで達しており、
前記ポンプケーシングの外周部における、前記ボルトの配設位置とは周方向に異なる位置には、前記ポンプケーシングの厚みを薄くした薄肉部が設けられ、
前記ストレーナは、底部と、前記底部の周縁から前記本体部に向かって立設する筒壁部とを有する有底筒状であり、
前記ストレーナを前記本体部に締結している状態で、前記ストレーナの上端は、前記本体部に当接すると共に、前記ストレーナにおいて、前記薄肉部に対応する位置に設けた押圧部が、前記ポンプケーシングの前記薄肉部の周縁部に当たって、前記薄肉部を前記本体部の方へ押し付けるよう構成されているポンプ。 - 請求項1に記載のポンプにおいて、
前記ボルトは、前記ストレーナの外周部において、周方向に間隔を空けた複数箇所に設けられ、
前記押圧部は、周方向に隣り合う前記ボルトと前記ボルトとの間に設けられているポンプ。 - 請求項1又は2に記載のポンプにおいて、
前記ポンプケーシングは、前記ストレーナの中に収容されており、
前記ストレーナの筒壁部において、前記薄肉部に径方向に向かい合う箇所には、複数の吸引穴が、前記筒壁部を貫通して形成されているポンプ。 - 請求項1又は2に記載のポンプにおいて、
前記ポンプケーシングの周縁部には、周方向に伸びる段差部が設けられ、
前記押圧部は、前記段差部に係合して、前記ポンプケーシングの周縁部を前記本体部の方へ押し付けるポンプ。 - 請求項1又は2に記載のポンプにおいて、
前記ポンプケーシングの周側面には、内方に凹んだ凹部が設けられ、
前記押圧部は、前記凹部に係合して、前記ポンプケーシングの周縁部を前記本体部の方へ押し付けるポンプ。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のポンプにおいて、
前記押圧部は、前記筒壁部の内周面から内方に突出した突起によって構成されているポンプ。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のポンプにおいて、
前記押圧部は、前記筒壁部の内周面から内方に突出した折曲片によって構成されているポンプ。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のポンプにおいて、
前記押圧部は、前記ストレーナの内部に固定されている押圧部材によって構成されているポンプ。
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Publications (2)
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JP2019065739A JP2019065739A (ja) | 2019-04-25 |
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2017
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