JP6934331B2 - 発光駆動回路、車両用灯具 - Google Patents

発光駆動回路、車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP6934331B2
JP6934331B2 JP2017117849A JP2017117849A JP6934331B2 JP 6934331 B2 JP6934331 B2 JP 6934331B2 JP 2017117849 A JP2017117849 A JP 2017117849A JP 2017117849 A JP2017117849 A JP 2017117849A JP 6934331 B2 JP6934331 B2 JP 6934331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
current
value
unit
emitting elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017117849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019001311A (ja
Inventor
昌宏 澤田
昌宏 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2017117849A priority Critical patent/JP6934331B2/ja
Priority to CN201810618317.XA priority patent/CN109152129B/zh
Priority to CN201820928943.4U priority patent/CN208581368U/zh
Publication of JP2019001311A publication Critical patent/JP2019001311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6934331B2 publication Critical patent/JP6934331B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]

Description

本発明は、車載バッテリからの電力供給に応じて複数の発光素子を有する発光部において前記発光素子が順に発光状態に遷移していく車両用灯具における発光駆動回路と、上記車両用灯具とに関する。
車両用灯具としては、方向指示器として用いられるターンシグナルランプの機能を有するものがある。ターンシグナルランプは、運転者等によるウィンカーレバーやハザードスイッチ等の操作に応じて、例えばメータECU(Electronic Control Unit)などの所定の車載ECUによりON/OFF制御される。
ECUは、車両に設けられた個々のターンシグナルランプについて個別に断線の有無を判定する機能を有している(断線検知機能)。断線有無の判定は、ターンシグナルランプへの供給電流値(ランプ側にとっては入力電流値)が所定の閾値以下となったか否かを判別することで行われる。
近年、ターンシグナルランプとしては、発光部にLED(発光ダイオード)等の発光素子を用いたものがあり、また、発光態様として、発光部が有する複数の発光素子を所定個ずつ順に発光状態に遷移させていく態様を採用した、いわゆるシーケンシャルターンランプと呼ばれるタイプも存在する(例えば下記特許文献1を参照)。
特開2015−145224号公報
シーケンシャルターンランプにおいては、発光素子が順にON状態に遷移していくため、時間経過と共に発光部の消費電力が変動する。具体的に、発光中の発光素子数が最も少ない発光初期段階では発光部の消費電力が最も低く、全ての発光素子が発光状態となる発光終盤段階では発光部の消費電力が最も高くなる。
シーケンシャルターンランプのように発光部の発光素子が順に発光状態に遷移していく車両用灯具においては、上記のように発光部の消費電力が時間経過に応じて変化するため、車載ECU側で断線検知を行う際の閾値(断線閾値)の設定が困難となる。特に、発光部における消費電力の変動幅が大きい場合(発光初期段階と発光終盤段階とで発光中素子数の差が大きい場合)には、どのような断線閾値を設定しても適切な断線検知を行うことができない虞もある。
また、シーケンシャルターンランプのような車両用灯具は、メーカ純正品としてではなく汎用品として販売されることもある。特に、トラック等の大型車両のリアコンビネーションランプとして販売される場合には、特定メーカの車両に対応した商品として販売されるのではなく、異メーカの車両にそれぞれ取り付け可能な汎用品として販売される場合がある。この際、車両メーカが異なると、ECUに設定される断線閾値も異なる場合があり、上記のような発光部の消費電力変動に対して或るメーカの車両では断線検知を適正に行うことができるが、他メーカの車両では適切な断線検知を行うことができないというケースも生じ得る。
そこで、本発明は、車載バッテリからの電力供給に応じて発光部における発光素子が順に発光状態に遷移していく車両用灯具について、発光素子の断線検知の正確性向上を図ることを目的とする。
本発明に係る発光駆動回路は、車載バッテリからの電力供給に応じて複数の発光素子を有する発光部において前記発光素子が順に発光状態に遷移していく車両用灯具における発光駆動回路であって、前記車載バッテリからの電力供給ラインを介して供給される電流を受け、前記発光部におけるそれぞれの前記発光素子に駆動電流を供給する電流供給部と、前記電力供給ラインより供給される電力の一部を消費して調整電流を流す電流消費部と、前記発光部における発光中の前記発光素子の数が多いほど前記調整電流の電流値を低くする電流制御部と、を備えるものである。
これにより、発光中素子数が少ない、つまり発光部の消費電力が小さいほど、調整電流の電流値を高くする制御が実現される。
上記した本発明に係る発光駆動回路においては、前記電流制御部は、発光中の前記発光素子の数と前記電力供給ラインからの入力電圧の電圧値とに基づいて前記調整電流の電流値を制御することが望ましい。
入力電圧が低下すると入力電流値が低下し断検閾値以下に低下する虞がある。上記構成によれば、入力電圧の電圧値に基づいて調整電流の値が制御される、つまり電流消費部による電力消費量が制御されるため、入力電圧の低下に起因して入力電流値が断検閾値以下に低下してしまうことの防止を図ることが可能とされる。
上記した本発明に係る光源駆動回路においては、前記電流制御部は、前記入力電圧の電圧値が低いほど前記調整電流の電流値を低くすることが望ましい。
これにより、入力電圧の低下に応じて入力電流値が低下する場合に対応して、電力消費部による電力消費量が抑えられる。
上記した本発明に係る発光駆動回路においては、前記電流制御部は、前記電力供給ラインを流れる入力電流の電流値が前記発光部における発光中の前記発光素子の数に拘わらず一定となるように前記調整電流の電流値を制御することが望ましい。
これにより、入力電流値が断検閾値を上回る一定値で維持されるようにすることが可能とされる。
また、本発明に係る車両用灯具は、上記した本発明に係る光源駆動回路と前記発光部とを備えたものである。
この車両用灯具によっても、上記した本発明に係る発光駆動回路と同様の作用が得られる。
本発明によれば、車載バッテリからの電力供給に応じて発光部における発光素子が順に発光状態に遷移していく車両用灯具について、発光素子の断線検知の正確性向上を図ることができる。
実施形態としての発光駆動回路を備えた車両用灯具の内部回路構成を説明するためのブロック図である。 シーケンシャルターンランプにおける入力電流の変動の様子を例示した図である。 入力電圧と入力電流の関係の例を発光中素子数の別により場合分けして示した図である。 実施形態における電流調整部の内部構成を説明するための回路図である。 実施形態における電流調整部の制御処理のフローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態としての発光駆動回路3を備えた車両用灯具1について添付図面を参照しながら説明する。
先ず、車両用灯具1の内部回路構成について図1のブロック図を参照して説明する。
車両用灯具1は、車両の後端部において左右一対が設けられるリアコンビネーションランプとして構成され、少なくともストップランプとターンシグナルランプとしての機能を有する。図1では、ストップランプとしての機能を実現するための構成については省略し、ターンシグナルランプとしての機能を実現するための構成について説明する。なお、以下「ターンシグナルランプ」は「ターンランプ」と略称することもある。
車両用灯具1には、ターンランプの光源として機能する複数の発光素子20を有する発光部2と、車両における車両用灯具1外部に設けられた車載バッテリBtからの電力供給に応じて発光素子20を発光駆動する発光駆動回路3とを有している。
車両には、車両用灯具1に対する電力供給を制御するECU(Electronic Control Unit)100が設けられている。
ECU100は、車載バッテリBtからの出力電圧(以下「バッテリ電圧」とも表記:本例ではDC24V程度)を入力し、図示は省略したウィンカーレバーやハザードスイッチ等の操作に応じて、車両用灯具1に対するバッテリ電圧の供給を所定の周期でON/OFF(例えばON=350ms程度、OFF=350ms程度)し、これによりターンランプの点灯制御(点滅制御)を行う。この場合、ターンランプは毎分85点滅程度の周期で点滅を繰り返すことになる。
車両用灯具1において、発光駆動回路3は、ECU100を介して車載バッテリBTの正極側に接続された端子T1と、車載バッテリBTの負極側に接続された端子T2とを有しており、ECU100により車両用灯具1へのバッテリ電圧の供給がONされたときには、端子T1、T2間に入力電圧Vinが発生する。またこのとき、端子T1を介して車載バッテリBTからの電力供給が行われる電力供給ラインLsには、入力電流Iinが流れる。
ECU100は、バッテリ電圧の供給がONとされた期間において入力電流Iinの電流値を検出し、検出した電流値が所定の閾値THを下回っているか否かを判別することで、発光部2における発光素子20の断線有無を判定する。
この際、ECU100は、断線ありと判定した場合には、車両用灯具1に対するバッテリ電圧のON/OFF周期(つまり入力電圧VinのON/OFF周期)を通常時(非断線時)よりも短くする。例えば、上記例のように通常時が毎分85点滅程度の周期である場合、毎分110点滅程度の周期となるようにON/OFF周期を変更する。
車両用灯具1において、発光部2には、例えばLED(発光ダイオード)によるn個(nは2以上の自然数)の発光素子20−1、20−2、…、20−nが設けられている。本例では、発光素子20の数は3以上であり、例えば5であるとする。
発光駆動回路3は、入力電圧Vinに生じるコモンモードノイズの除去等を行う入力フィルタ31と、電力供給ラインLsを介して供給される電流を受け発光部2におけるそれぞれの発光素子20に駆動電流Idを供給する電流供給部32と、電流供給部32を制御して発光部2における発光素子20の発光タイミング制御を行う制御部33と、電力供給ラインLsより供給される電力の一部を消費して調整電流Imを流す電流消費部34とを備えている。
図示のように電流供給部32と電流消費部38は、入力フィルタ31の出力に対して互いが並列の関係に接続されている。
電流供給部32は、n個のレギュレータIC(Integrated Circuit)35(35−1、35−2、…、35−n)と、n個の出力フィルタ36(36−1、36−2、…、36−n)とを有している。
各レギュレータIC35は、入力フィルタ31の出力に対して並列に接続され、入力電圧Vinに基づき一定電流値による電流を出力する。各レギュレータIC35は、制御部33が出力する発光制御信号St−1、St−2、…、St−nのうち対応する一つの発光制御信号StによりON/OFFされる。レギュレータIC35がONの期間には、該レギュレータIC35の正極側出力ラインと負極側出力ラインとの間に出力電圧Voが生じる(図中、出力電圧Vo−1、Vo−2、…、Vo−n)。
出力フィルタ36−1、36−2、…、36−nは、レギュレータIC35−1、35−2、…、35−nのうち末尾の数値が一致するレギュレータIC35の出力側に接続され、対応する出力電圧Voについてノイズ(高周波成分)の除去を行う。
発光駆動回路3には、出力フィルタ36−1、36−2、…、36−nの正極側出力ラインと接続された端子t11、t12、…、t1nと、出力フィルタ36−1、36−2、…、36−nの負極側出力ラインと接続された端子t21、t22、…、t2nとを有しており、端子t11、t12、…、t1nはLEDによる発光素子20−1、20−2、…、20−nのうち末尾の数値が一致する発光素子20のアノードと接続され、端子t21、t22、…、t2nは発光素子20−1、20−2、…、20−nのうち末尾の数値が一致する発光素子20のカソードと接続されている。
これにより、出力電圧Vo−1、Vo−2、…、Vo−nは、それぞれ末尾の数値が一致する発光素子20に印加され、該発光素子20が発光する。図中では、このように発光される発光素子20に流れる駆動電流Idをそれぞれ末尾の数値を一致させて表している(図中、駆動電流Id−1、Id−2、…、Id−n)。
このとき、各駆動電流Idの電流値は、対応するレギュレータIC35が有する電流値調整機能により一定に調整される。
制御部33は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータを有して構成され、発光制御信号St−1、St−2、…、St−nによってレギュレータIC35−1、35−2、…、35−nをON/OFF制御することで、発光部2における発光素子20を順に発光状態に遷移させていく。
具体的に、制御部33は、例えば入力電圧VinがONに転じたことに応じて、発光制御信号St−1によりレギュレータIC35−1をONさせ、発光素子20−1の発光を開始させる。そして、以降は所定時間の経過ごとに、発光制御信号St−2、…、St−nによってレギュレータIC35−2、…、35−nを順にONさせていき、発光素子20−2、…、20−nの発光を順に開始させていく。
これにより、いわゆるシーケンシャルターンランプとしての発光態様、すなわち車載バッテリBtからの電力供給に応じて発光部2における発光素子20が順に発光状態に遷移していく発光態様が実現される。
なお、周知のようにシーケンシャルターンランプにおいては、入力電圧VinがONの期間において一度発光状態に遷移した発光素子20は、少なくとも最後の発光素子20が発光状態に遷移するまでの間発光状態を維持し続ける。具体的に、本例では、最後の発光素子20−nが発光状態に遷移した後に、発光素子20−1〜20−nが一斉に非発光状態に遷移する。このため制御部33は、当該一斉の非発光状態遷移タイミングまで、各レギュレータIC35のON状態を維持させる。この際、当該一斉の非発光状態遷移タイミングは、入力電圧VinがOFFに転じるタイミングと一致させることができる。その場合、入力電圧VinがOFFされることで各レギュレータIC35がOFFとされ、各発光素子20が一斉に非発光状態に遷移される。
また、制御部33は、電流消費部34における後述する電流調整部38を制御することで、調整電流Imの電流値を調整するが、これについては改めて説明する。
ここで、シーケンシャルターンランプにおいては、入力電圧VinがONに転じたタイミングを基準として、発光中の発光素子20(以下「発光中素子」とも表記する)の数を増加させるタイミングが複数設定されている。具体的に本例では、発光素子20−1、20−2、…、20−nを順に発光状態に遷移させるための五つのタイミングが設定されている。以下、このように発光中素子の数を増加させるタイミングを「素子数増加タイミング」と表記する。
上記では、各素子数増加タイミングにおいて、発光中素子数を1ずつ増加させる例を挙げたが、もちろん、2以上ずつ増加させることもできる。具体的な構成としては、各レギュレータIC35に対してそれぞれ複数の発光素子20を接続する構成である。
また、上記では、各素子数増加タイミングにおいて発光中素子を同数ずつ増加させる例を挙げたが、一部又は全部の素子数増加タイミングにおいて、発光中素子の増加数を異ならせてもよい。
上記説明から理解されるように、シーケンシャルターンランプにおいては、入力電圧VinがONに転じてからの経過時間に応じ、発光部2における発光中素子数が変化していく、つまりは発光部2の消費電力が変動していく。このため、入力電流Iinの電流値は、入力電圧VinがONに転じてからの経過時間に応じて変動していく。
図2は、本例のようにn=5とした場合における入力電流Iinの変動の様子を例示している。
このように入力電流Iinが時間経過に応じて変動すると、ECU100側で断線判定を行う際の閾値TH(断線閾値)の設定が困難となり、適切な断線検知を行うことができない虞がある。特に、車両用灯具1が異メーカの車両にそれぞれ取り付け可能な汎用品とされる場合には、メーカによってECUに設定される断線閾値も異なる場合があり、特定メーカの車両で断線検知を適正に行うことができないというケースが生じ得る。
また、入力電流Iinの電流値は入力電圧Vinが変化することによっても変動する。
図3は、入力電圧Vinと入力電流Iinの関係の例を次の場合ごとに示している。すなわち、発光中素子数が0以外の最小値である場合(図中、特性C1)、発光中素子数が最大値である場合(図中、特性C2)である。なお、図3においては、各素子数増加タイミングにおいて発光中素子数を4ずつ増加させた場合の例を示している。すなわち、特性C1は発光中素子数=4の場合、特性C2は発光中素子数=20の場合の特性である。ここで、特性C1、C2は、後述する電流調整部38を用いた調整電流Imの調整が行われない場合の例を示すものである。
図3の例の場合、入力電圧Vinの変動(例えば20V〜32Vの変動)によっては、入力電流Iinの電流値が特性C1の最小電流値(例えば0.25A)から特性C2の最大電流値(例えば1.15A)までの範囲で変動することが分かる。
このように入力電圧Vinが変化することによっても入力電流Iinの電流値は比較的大きく変動するものであり、従ってこの観点においても、ECU100側で断線判定を行う際の閾値THの設定が困難となり、適切な断線検知を行うことができない虞がある。
なお、図3では参考として、発光素子20に白熱電球を用いた場合の特性C3を例示している。ここで、特性C3の場合、発光駆動回路3において電流消費部34は省略される。この特性C3に対し、特性C2(白熱電球よりも消費電力が小さいLEDが用いられる場合)が全域でより高い電流値を維持しているのは、調整電流Imにより入力電流Iinの電流値が嵩上げされるためである。
この点から理解されるように、電流消費部34を設けて調整電流Imを流すことは、白熱電球に対応する閾値THが設定されたECU100に対しても、適切な断線検知を可能にできるということを意味する。
上記の問題点に鑑み、本実施形態においては発光中の発光素子20の数と、入力電圧Vinの電圧値とに応じて調整電流Imの電流値を調整する手法を採る。
このため、本実施形態の発光駆動回路3においては、図1に示すように、電流消費部34において抵抗部37と共に電流調整部38を設けている。
抵抗部37は、入力フィルタ31とアース間に直列に挿入された1又は複数の抵抗素子を表しており、車載バッテリBtからの供給電力の一部を消費する。
電流調整部38は抵抗部37とアース間に挿入され、制御部33が出力する電流制御信号Sdaに基づき、調整電流Imの電流値を調整する。
図4は、電流調整部38の内部構成を説明するための回路図であり、電流調整部38の内部回路構成例と共に抵抗部37を併せて示している。
図示のように電流調整部38は、抵抗R1、オペアンプOP1、抵抗R2、抵抗R3、オペアンプOP2、コンデンサC1、抵抗R4、抵抗R5、抵抗R6、抵抗R7、抵抗R8、及びトランジスタQ1を有している。
オペアンプOP1の正極入力端子には、抵抗R1を介して制御部33からの電流制御信号Sdaが入力される。オペアンプOP1は、出力端子が負極入力端子に接続され、ネガティブフィードバックループが形成されている。これによりオペアンプOP1は、ボルテージフォロワとして機能する。
オペアンプOP1の出力端子は、抵抗R2を介してオペアンプOP2の正極入力端子に接続されている。抵抗R3は、オペアンプOP2の正極入力端子と、抵抗R2の接続点とアースとの間に挿入されている。
オペアンプOP2は、出力端子がコンデンサC1を介して負極入力端子に接続され、積分回路として機能する。
オペアンプOP2の出力端子は抵抗R8を介して、例えばNPN型のバイポーラトランジスタとされたトランジスタQ1のベースに接続されている。
オペアンプOP2の負極入力端子とコンデンサC1の接続点とアース間には、抵抗R4と、抵抗R5、抵抗R6及び抵抗R7の並列接続回路とが直列に挿入されている。
トランジスタQ1は、コレクタ−エミッタ間が抵抗部37と上記した抵抗R5、R6、R7による並列接続回路との間に挿入されており、調整電流Imを増幅する。
上記構成による電流調整部38においては、電流制御信号Sdaを入力するオペアンプOP1の出力電圧が抵抗R2と抵抗R3による分圧回路により分圧される。そして、オペアンプOP2は、トランジスタQ1のベース−エミッタ間の電位が上記分圧回路の分圧点に得られる電位と一致するようにトランジスタQ1にベース電流を流す。
これにより、電流制御信号Sdaの値を大きくするほど、トランジスタQ1における増幅率が大きくなり(換言すればコレクタ−エミッタ間の抵抗値が大きくなり)、調整電流Imの電流値が高くなる。
図5のフローチャートは、制御部33が電流制御信号Sdaを用いて行う電流調整部38の制御処理例を示している。
なお、図5に示す処理は、入力電圧VinがONとされて制御部33が起動したことに応じて開始される。
先ず、制御部33はステップS101で、タイミング識別値Nを「1」にセットする。タイミング識別値Nは、前述した素子数増加タイミングのうち、現在が何番目の素子数増加タイミングであるかを識別するための値である。
続くステップS102で制御部33は、入力電圧値取得処理として、入力電圧Vinの電圧値を取得する処理を行った上で、ステップS103でN灯目制御値計算処理を行う。すなわち、現在の発行中素子数と、ステップS102で取得した入力電圧Vinの電圧値とに基づいて、電流制御信号Sdaの値を計算する。具体的に本例では、電流制御信号Sdaの値を「DA」、現在の発行中素子数を「EA」、ステップS102で取得した入力電圧Vinの電圧値を「AD」としたとき、「EA」と「AD」を変数とした下記[式1]により電流制御信号Sdaの値を計算する。

DA={(AD×k1+k2−EA×k3)×4}−k4 …[式1]

ただし、k1〜k4は係数である。
続くステップS104で制御部33は、N灯目制御値出力処理として、ステップS103で計算した値による電流制御信号Sdaの出力を開始する。
ステップS104の出力処理を行ったことに応じ、制御部33はステップS105でタイミング識別値Nが最大値Nmax以上であるか否かを判定する。本例では、Nmax=5である。
タイミング識別値Nが最大値Nmax以上でなければ、制御部33はステップS106で次の素子数増加タイミングが到来するまで待機し、次の素子数増加タイミングが到来した場合にはステップS107でタイミング識別値Nを1インクリメント(+1)し、ステップS102に戻る。これにより、発光中素子数が増加したことに対応して、増加後の発光中素子数と入力電圧Vinの値とに基づいた電流制御信号Sdaの値の再計算が行われ、出力される。
また、制御部33は、ステップS105でタイミング識別値Nが最大値Nmax以上であれば、この図に示す処理を終える。
ここで、上記の[式1]は、入力電圧Vinが一定の下では、発光中素子数が少ない、つまり発光部2の消費電力が小さいほど値DAが大きくなるように設定されている。上述のように電流調整部38は値DAが大きいほど調整電流Imの電流値が高くなるように動作するため、結果、発光中素子数が少ないほど調整電流Imの電流値が高くなるように制御が行われる。換言すれば、発光中素子数が多いほど調整電流Imの電流値を低くする制御が行われる。
これにより、発光中素子数が少なく発光部2の消費電力が小さいことに起因して入力電流Iinの電流値が閾値THを下回ってしまうことの防止を図ることができ、発光素子20の断線検知の正確性向上を図ることができる。
本例では、[式1]は、調整電流Imの電流値調整として、発光中素子数に拘わらず入力電流Iinの電流値を一定とする調整が行われるように設定されている(入力電圧Vinを一定とした場合)。
これにより、入力電流値が閾値THを上回る一定値で維持されるようにすることが可能とされ、発光素子20の断線検知の正確性をさらに向上させることができる。
また、[式1]は、入力電圧Vinの電圧値が低いほど値DAが小さくなるように設定されている。つまりこれにより、入力電圧Vinが低いほど調整電流Imの電流値が低くなるように制御が行われる。
これにより、入力電圧Vinの低下に応じて入力電流Iinの電流値が低下する場合に対応して、電力消費部34による電力消費量が抑えられる。従って、入力電圧Vinの低下に起因して入力電流値が閾値TH以下に低下してしまうことの防止が図られ、発光素子20の断線検知の正確性向上を図ることができる。
なお、上記では、調整電流Imの電流値調整を発光中素子数と入力電圧Vinとに基づき行う例を挙げたが、入力電圧Vinに基づく調整電流Imの電流値調整は必須ではない。
また、上記では、値DAを逐次計算により取得する場合を例示したが、発光中素子数ごとに対応する値DAを格納したテーブルを用意しておき、現在の発光中素子数に対応する値DAを該テーブルから取得する構成とすることもできる。
入力電圧Vinに基づく調整電流Imの電流値調整を行う場合には、入力電圧Vinの電圧値ごとに上記のテーブルを用意しておき、それらのテーブルから現在の発光中素子数と入力電圧Vinの値とで特定される値DAを取得すればよい。
上記のように実施形態としての発光駆動回路(同3)は、車載バッテリ(同Bt)からの電力供給に応じて複数の発光素子(同20)を有する発光部(同2)において発光素子が順に発光状態に遷移していく車両用灯具における発光駆動回路であって、車載バッテリからの電力供給ライン(同Ls)を介して供給される電流を受け、発光部におけるそれぞれの発光素子に駆動電流(同Id)を供給する電流供給部(同32)と、電力供給ラインより供給される電力の一部を消費して調整電流(同Im)を流す電流消費部(同34)と、発光部における発光中の発光素子の数が多いほど調整電流の電流値を低くする電流制御部(制御部33及び電流調整部38)と、を備えている。
これにより、発光中素子数が少ない、つまり発光部の消費電力が小さいほど、調整電流の電流値を高くする制御が実現される。
従って、発光中素子数が少なく発光部の消費電力が小さいことに起因して入力電流値が断検閾値を下回ってしまうことの防止を図ることができ、発光素子の断線検知の正確性向上を図ることができる。
また、実施形態としての発光駆動回路においては、電流制御部は、発光中の発光素子の数と電力供給ラインからの入力電圧の電圧値とに基づいて調整電流の電流値を制御している。
入力電圧が低下すると入力電流値が低下し断検閾値以下に低下する虞がある。上記構成によれば、入力電圧の電圧値に基づいて調整電流の値が制御される、つまり電流消費部による電力消費量が制御されるため、入力電圧の低下に起因して入力電流値が断検閾値以下に低下してしまうことの防止を図ることが可能とされる。
従って、発光素子の断線検知の正確性向上を図ることができる。
さらに、実施形態としての発光駆動回路においては、電流制御部は、入力電圧の電圧値が低いほど調整電流の電流値を低くしている。
これにより、入力電圧の低下に応じて入力電流値が低下する場合に対応して、電力消費部による電力消費量が抑えられる。
従って、入力電圧の低下に起因して入力電流値が断検閾値以下に低下してしまうことの防止が図られ、発光素子の断線検知の正確性向上を図ることができる。
さらにまた、実施形態としての発光駆動回路においては、電流制御部は、電力供給ラインを流れる入力電流の電流値が発光部における発光中の発光素子の数に拘わらず一定となるように調整電流の電流値を制御している。
これにより、入力電流値が断検閾値を上回る一定値で維持されるようにすることが可能とされる。
従って、発光素子の断線検知の正確性をさらに向上させることができる。
また、実施形態としての車両用灯具(同1)は、上記した実施形態としての発光駆動回路(同3)と発光部(同2)とを備えたものである。
この車両用灯具によっても、上記した実施形態としての発光駆動回路と同様の作用が得られる。すなわち、車載バッテリからの電力供給に応じて発光部における発光素子が順に発光状態に遷移していく車両用灯具について、発光素子の断線検知の正確性向上を図ることができる。
なお、本発明は上記で説明した具体例に限定されるべきものでなく、多様な変形例が考えられる。
例えば、上記では、レギュレータIC35をON/OFFすることで発光素子を順に発光状態に遷移させていく例を挙げたが、発光素子20ごとにスイッチを設け、該スイッチをON/OFFすることで同様の発光態様を実現することもできる。
また、発光素子としては、例えば白熱電球等、LED以外の他の発光素子を用いることもできる。
また、上記では、調整電流Imの生成に抵抗素子(抵抗部37)を用いる場合を例示したが、抵抗素子に代えて、例えばトランジスタを用いた定電流回路等の他の電力消費手段を用いることもできる。
また、本発明は、ターンシグナルランプ以外であっても、車載バッテリからの電力供給に応じて発光部における発光素子が順に発光状態に遷移していく車両用灯具に好適に適用することができる。
1 車両用灯具、2 発光部、20−1、20−2、…、20−n 発光素子、3 発光駆動回路、32 電流供給部、33 制御部、34 電流消費部、35−1、35−2、…、35−n レギュレータIC(REG)、37 抵抗部、38 電流調整部、Ls 電力供給ライン、Iin 入力電流、Vin 入力電圧、Id1、Id2、…、Idn 駆動電流、Im 調整電流、St−1、St−2、…、St−n 発光制御信号、Sda 電流制御信号、100 ECU、Bt 車載バッテリ

Claims (5)

  1. 車載バッテリからの電力供給に応じて複数の発光素子を有する発光部において前記発光素子が順に発光状態に遷移していく車両用灯具における発光駆動回路であって、
    前記車載バッテリからの電力供給ラインを介して供給される電流を受け、前記発光部におけるそれぞれの前記発光素子に駆動電流を供給する電流供給部と、
    前記電力供給ラインより供給される電力の一部を消費して調整電流を流す電流消費部と、
    前記発光部における発光中の前記発光素子の数が多いほど前記調整電流の電流値を低くする電流制御部と、を備え
    前記電流制御部は、
    発光中の前記発光素子の数と前記電力供給ラインからの入力電圧の電圧値とに基づいて前記調整電流の電流値を制御すると共に、前記入力電圧の電圧値に基づく前記調整電流の電流値制御を、発光中の前記発光素子の数が増加するごとに行う
    発光駆動回路。
  2. 車載バッテリからの電力供給に応じて複数の発光素子を有する発光部において前記発光素子が順に発光状態に遷移していく車両用灯具における発光駆動回路であって、
    前記車載バッテリからの電力供給ラインを介して供給される電流を受け、前記発光部におけるそれぞれの前記発光素子に駆動電流を供給する電流供給部と、
    前記電力供給ラインより供給される電力の一部を消費して調整電流を流す電流消費部と、
    前記発光部における発光中の前記発光素子の数が多いほど前記調整電流の電流値を低くする電流制御部と、を備え、
    前記電流制御部は、
    発光中の前記発光素子の数と前記電力供給ラインからの入力電圧の電圧値とに基づいて前記調整電流の電流値を制御すると共に、
    前記入力電圧の電圧値が低いほど前記調整電流の電流値を低くする
    発光駆動回路。
  3. 前記電流制御部は、
    前記入力電圧の電圧値が低いほど前記調整電流の電流値を低くする
    請求項に記載の発光駆動回路。
  4. 前記電流制御部は、
    前記電力供給ラインを流れる入力電流の電流値が前記発光部における発光中の前記発光素子の数に拘わらず一定となるように前記調整電流の電流値を制御する
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の発光駆動回路。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の発光駆動回路と前記発光部とを備えた
    車両用灯具。
JP2017117849A 2017-06-15 2017-06-15 発光駆動回路、車両用灯具 Active JP6934331B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017117849A JP6934331B2 (ja) 2017-06-15 2017-06-15 発光駆動回路、車両用灯具
CN201810618317.XA CN109152129B (zh) 2017-06-15 2018-06-15 发光驱动电路与车辆用灯具
CN201820928943.4U CN208581368U (zh) 2017-06-15 2018-06-15 发光驱动电路与车辆用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017117849A JP6934331B2 (ja) 2017-06-15 2017-06-15 発光駆動回路、車両用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019001311A JP2019001311A (ja) 2019-01-10
JP6934331B2 true JP6934331B2 (ja) 2021-09-15

Family

ID=64802077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017117849A Active JP6934331B2 (ja) 2017-06-15 2017-06-15 発光駆動回路、車両用灯具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6934331B2 (ja)
CN (2) CN109152129B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6934331B2 (ja) * 2017-06-15 2021-09-15 株式会社小糸製作所 発光駆動回路、車両用灯具
JP7432456B2 (ja) 2020-01-20 2024-02-16 株式会社小糸製作所 点灯回路、車両用方向指示灯
CN114982379A (zh) * 2020-01-20 2022-08-30 株式会社小糸制作所 点亮电路以及车辆用方向指示灯
KR20210133646A (ko) * 2020-04-29 2021-11-08 에스엘 주식회사 차량용 램프
WO2022265083A1 (ja) * 2021-06-17 2022-12-22 株式会社小糸製作所 車両制御システムおよびecu

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172819A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具の点灯制御回路
JP2010083235A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
WO2013065107A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 新電元工業株式会社 方向指示灯制御装置、方向指示装置および方向指示装置の断線検出方法
DE102011119231A1 (de) * 2011-11-23 2013-05-23 Audi Ag Kraftfahrzeugleuchte, Kraftwagen und Verfahren zum Betreiben einer Kraftfahrzeugleuchte
DE102011088407A1 (de) * 2011-12-13 2013-06-13 Osram Gmbh Schaltungsanordnung und Verfahren zum Betrieb einer LED-Kette sowie Beleuchtungsvorrichtung mit einer solchen Schaltungsanordnung und einer LED-Kette
KR101974218B1 (ko) * 2012-05-04 2019-05-02 매그나칩 반도체 유한회사 Led 구동 장치
JP6173874B2 (ja) * 2013-10-22 2017-08-02 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP6687540B2 (ja) * 2014-12-24 2020-04-22 株式会社小糸製作所 光源点灯回路、ターンシグナルランプ
JP6668648B2 (ja) * 2015-09-17 2020-03-18 市光工業株式会社 表示灯装置
JP6934331B2 (ja) * 2017-06-15 2021-09-15 株式会社小糸製作所 発光駆動回路、車両用灯具

Also Published As

Publication number Publication date
CN109152129B (zh) 2021-01-29
CN208581368U (zh) 2019-03-05
CN109152129A (zh) 2019-01-04
JP2019001311A (ja) 2019-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6934331B2 (ja) 発光駆動回路、車両用灯具
ES2323289T3 (es) Sistema y procedimiento de accionador de led con compensacion de flujo.
EP2026635B1 (en) Lighting controlling device of vehicle lighting equipment
JP5334372B2 (ja) 発光装置
US7952295B2 (en) Illuminating device
JP4007097B2 (ja) 照明装置
US8536790B2 (en) LED lighting device and head lamp LED lighting device
JP4799493B2 (ja) 車両用灯具
US10426012B2 (en) Lighting circuit and vehicle lamp
US8222839B2 (en) Dimming control system for vehicular lamp
JP2006210272A (ja) Led駆動装置、及びそれを用いた照明装置
CN107770906B (zh) 针对照明电路的混合调光
US9775210B2 (en) Lighting circuit, luminaire, and illumination system
EP2410820A2 (en) Semiconductor light source lighting circuit and control method
JP4187565B2 (ja) 照明装置
US8390215B2 (en) Light emitting diode circuit, light emitting diode driving circuit, voltage selection circuit, and method for driving thereof
JP2008251320A (ja) 車両用灯具点灯回路
JP2007004995A (ja) Led点灯装置
JP6173874B2 (ja) 車両用灯具
JP4971254B2 (ja) Led点灯装置
JP4416131B2 (ja) 車両用灯具の点灯制御装置
US10602579B2 (en) Method for regulating an operating current of a lighting unit and control device and motor vehicle
JP4259259B2 (ja) 複数のledによる表示灯装置
JP6337649B2 (ja) Ledランプユニットおよび車両用ランプ装置
JP2007245760A (ja) 車両用灯具点灯回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6934331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150