JP6933033B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は、感光ドラムと、現像ローラと、回収ローラと、ベルトと、クリーニング部材とを備える(下記特許文献1参照)。現像ローラは、感光ドラムにトナーを供給する。回収ローラは、感光ドラム上の転写残トナーを回収する。ベルトは、感光ドラムに接触する。クリーニング部材は、ベルト上のトナーを回収してベルトを清掃する。
画像形成装置は、回収ローラにより回収した転写残トナーを、回収ローラから、感光ドラムを介してベルトに移動させ、ベルトに移動させた転写残トナーをクリーニング部材で回収する。
特開2008−39905号公報
上記した画像形成装置では、現像ローラの周面にトナーの塊が形成されることにより、現像ローラの周りからトナーが漏れる可能性がある。例えば、画像形成装置は、層厚規制ブレードを、さらに備える。層厚規制ブレードは、現像ローラに担持されるトナーの厚みを規制する。このとき、層厚規制ブレードと現像ローラとの間にトナーが溜まり、固まる可能性がある。トナーの塊が大きくなると、層厚規制ブレードと現像ローラとの間に隙間を作り、層厚規制ブレードと現像ローラとの隙間からトナーが漏れることがある。
そこで、本開示の目的は、現像ローラの周りからトナーが漏れることを抑制できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、感光ドラムと、現像ローラと、回収ローラと、ベルトと、クリーニング部材と、制御部とを備える。現像ローラは、感光ドラムに接触する接触位置と、感光ドラムから離間する離間位置との間を移動可能である。現像ローラは、感光ドラムにトナーを供給する。回収ローラは、感光ドラム上の転写残トナーを回収する。ベルトは、感光ドラムに接触する。クリーニング部材は、ベルト上のトナーを回収してベルトを清掃する。制御部は、クリーニング処理と、通常回転処理とを実行する。クリーニング処理では、制御部は、回収ローラにより回収した転写残トナーを回収ローラから感光ドラムに移動させ、感光ドラムに移動させた転写残トナーをベルトに移動させ、ベルトに移動させた転写残トナーをクリーニング部材で回収する。通常回転処理では、制御部は、現像ローラが接触位置に位置する状態で現像ローラを第1速度で第1方向に回転させる。
また、制御部は、通常回転処理の後、かつ、クリーニング処理の前に、停止処理と、低速回転処理とを実行する。停止処理では、制御部は、現像ローラが接触位置に位置する状態で現像ローラの回転を停止させる。低速回転処理では、制御部は、現像ローラが接触位置に位置する状態で、停止処理において停止した現像ローラを、第1速度よりも遅い第2速度で第1方向に回転させる。
このような構成によれば、通常回転処理の後、現像ローラは、一旦停止し、その後、通常回転処理における第1速度よりも遅い第2速度で回転する。
これにより、通常回転処理において現像ローラの周りにトナーが溜まっている場合に、溜まっているトナーを崩すことができる。
その結果、現像ローラの周面にトナーの塊が形成されることを抑制でき、現像ローラの周りからトナーが漏れることを抑制できる。
本発明の画像形成装置によれば、現像ローラの周りからトナーが漏れることを抑制できる。
図1は、画像形成装置の中央断面図であって、現像ローラが接触位置に位置した状態を示す。 図2は、図1に示す画像形成装置の制御部、第1モーターおよび第2モーターを示すブロック図である。 図3は、図2に示す制御部による画像形成装置の制御を示すフローチャートである。 図4は、図3に示す制御における第1モーター、第2モーター、現像ローラ、回収ローラの動作を示すタイムチャートである。 図5Aは、層厚規制ブレードと現像ローラとの間に溜まったトナーの状態について説明するための説明図であって、通常回転処理が実行されているときの状態を示す。図5Bは、層厚規制ブレードと現像ローラとの間に溜まったトナーの状態について説明するための説明図であって、停止処理が実行されているときの状態を示す。 図6は、層厚規制ブレードと現像ローラとの間に溜まったトナーの状態について説明するための説明図であって、低速回転処理が実行されているときの状態を示す。 図7Aは、停止処理および低速回転処理におけるメイン制御部による制御を示すフローチャートである。図7Bは、停止処理および低速回転処理におけるサブ制御部による制御を示すフローチャートである。 図1に示す画像形成装置の中央断面図であって、現像ローラが離間位置に位置した状態を示す。 図9は、第2実施形態のフローチャートである。 図10は、第3実施形態のブロック図である。 図11は、第3実施形態のフローチャートである。 図12は、第4実施形態のフローチャートである。 図13は、第1モーターおよび第2モーターからの駆動力の伝達経路の変形例であって、第1モーターの駆動力が、複数の感光ドラムに伝わり、第2モーターの駆動力が、複数の現像ローラに伝わる変形例を示す。 図14は、第1モーターおよび第2モーターからの駆動力の伝達経路の変形例であって、第1モーターの駆動力が、複数の感光ドラム、および、複数の現像ローラに伝わる変形例を示す。 図15Aから図15Gは、層厚規制ブレードの変形例を示す。
1.画像形成装置1
第1実施形態の画像形成装置1について説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は、本体ケーシング2と、複数のドラムカートリッジ3Y、3M、3C、3Kと、複数の現像カートリッジ4Y、4M、4C、4Kと、複数の露光装置5Y、5M、5C、5Kと、ベルトユニット6と、クリーニング部材7と、定着器8と、給紙部9と、給紙トレイ10とを備える。
1.1 本体ケーシング2
本体ケーシング2は、画像形成装置1の外装を構成する。本体ケーシング2は、複数のドラムカートリッジ3Y、3M、3C、3Kと、複数の現像カートリッジ4Y、4M、4C、4Kと、複数の露光装置5Y、5M、5C、5Kと、ベルトユニット6と、クリーニング部材7と、定着器8と、給紙部9と、給紙トレイ10とを収容する。
1.2 ドラムカートリッジ3Y、3M、3C、3K
複数のドラムカートリッジ3Y、3M、3C、3Kのそれぞれは、本体ケーシング2に装着可能である。複数のドラムカートリッジ3Y、3M、3C、3Kは、本体ケーシング2に装着された状態で、所定の方向に並ぶ。複数のドラムカートリッジ3Y、3M、3C、3Kが並ぶ方向を、並び方向と定義する。並び方向は、後述する軸線方向と交差する。好ましくは、並び方向は、軸線方向と直交する。複数のドラムカートリッジ3Y、3M、3C、3Kのそれぞれは、同じ構造を有している。そのため、以下の説明では、ドラムカートリッジ3Kについて詳細に説明し、ドラムカートリッジ3Y、3M、3Cについての説明を省略する。ドラムカートリッジ3Kは、感光ドラム11Kと、帯電器12Kと、回収ローラ13Kとを備える。すなわち、画像形成装置1は、感光ドラム11Kと、回収ローラ13Kとを備える。
感光ドラム11Kは、軸線方向に延びる回転軸線について回転可能である。
帯電器12Kは、感光ドラム11Kの周面を帯電するように構成される。帯電器12Kは、ドラムカートリッジ3Kが本体ケーシング2に装着された状態で、感光ドラム11Kの回転方向において、回収ローラ13Kと露光装置5Kとの間に位置する。具体的には、帯電器12Kは、スコロトロン型の帯電器である。
回収ローラ13Kは、感光ドラム11K上の転写残トナーを回収する。回収ローラ13Kは、ドラムカートリッジ3Kが本体ケーシング2に装着された状態で、感光ドラム11Kの回転方向において、転写ローラ17Kと帯電器12Kとの間に位置する。転写ローラ17Kについては、後述する。回収ローラ13Kは、感光ドラム11Kの周面に接触する。
1.3 現像カートリッジ4Y、4M、4C、4K
複数の現像カートリッジ4Y、4M、4C、4Kのそれぞれは、同じ構造を有している。そのため、以下の説明では、現像カートリッジ4Kについて詳細に説明し、現像カートリッジ4Y、4M、4Cについての説明を省略する。現像カートリッジ4Kは、ドラムカートリッジ3Kに装着可能である。現像カートリッジ4Kは、ドラムカートリッジ3Kに装着された状態で、本体ケーシング2に装着可能である。現像カートリッジ4Kは、トナーを収容する。現像カートリッジ4Kは、現像ローラ14Kと、層厚規制ブレード15Kとを備える。すなわち、画像形成装置1は、現像ローラ14Kを備える。
現像ローラ14Kは、感光ドラム11Kにトナーを供給するように構成される。具体的には、現像ローラ14Kは、導電性を有するゴムローラである。現像ローラ14Kは、軸線方向に延びる。現像ローラ14Kは、円柱形状を有する。現像ローラ14Kの直径は、具体的には、13mmである。現像ローラ14Kは、ドラムカートリッジ3Kおよび現像カートリッジ4Kが本体ケーシング2に装着された状態で、感光ドラム11Kの回転方向において、露光装置5Kと転写ローラ17Kとの間に位置する。現像ローラ14Kは、感光ドラム11Kに接触する接触位置(図1参照)と、感光ドラム11Kから離間する離間位置(図8参照)との間を移動可能である。現像ローラ14Kは、接触位置に位置する状態で、感光ドラム11Kにトナーを供給可能である。現像ローラ14Kは、離間位置に位置する状態で、感光ドラム11Kにトナーを供給することができない。なお、現像ローラ14Kを接触位置と離間位置との間で移動させるには、公知の離間部材を適用できる。公知の離間部材としては、例えば、特開2013−54058号公報に記載される離間部材が挙げられる。
層厚規制ブレード15Kは、現像ローラ14Kの周面に担持されたトナーの厚みを一定の厚みに規制するように構成される。層厚規制ブレード15Kは、軸線方向に延びる。層厚規制ブレード15Kは、板形状を有する。層厚規制ブレード15Kは、図5Bに示すように、ブレード本体20Aと、接触部20Bとを有する。
ブレード本体20Aは、現像カートリッジ4Kの筐体に支持される一端E1と、一端E1から離れて位置する他端E2とを有する。
接触部20Bは、現像ローラ14Kに接触する。接触部20Bは、一端E1と他端E2との間に位置する。接触部20Bは、軸線方向に延びる。接触部20Bは、半円形状を有する。接触部20Bは、例えば、シリコーンゴムから作られる。接触部20Bが現像ローラ14Kに接触した状態で、現像ローラ14Kが回転することにより、層厚規制ブレード15Kは、現像ローラ14Kの周面に担持されたトナーの厚みを、一定の厚みに規制する。通常回転処理において、接触部20Bと接触する部分における現像ローラ14Kの回転方向、すなわち、第1方向R1は、層厚規制ブレードの一端E1から他端E2へ向かう方向と反対の方向である。通常回転処理については後述する。
1.4 露光装置5Y、5M、5C、5K
図1に示すように、複数の露光装置5Y、5M、5C、5Kのそれぞれは、同じ構造を有している。そのため、以下の説明では、露光装置5Kについて詳細に説明し、露光装置5Y、5M、5Cについての説明を省略する。露光装置5Kは、感光ドラム11Kを露光するように構成される。露光装置5Kは、ドラムカートリッジ3Kおよび現像カートリッジ4Kが本体ケーシング2に装着された状態で、感光ドラム11Kの回転方向において、帯電器12Kの下流、かつ、現像ローラ14Kの上流に位置する。具体的には、露光装置5Kは、LEDアレイである。
1.5 ベルトユニット6
ベルトユニット6は、ベルト16と、複数の転写ローラ17Y、17M、17C、17Kとを備える。すなわち、画像形成装置1は、ベルト16を備える。
ベルト16は、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kに接触する。詳しくは、ベルト16は、エンドレスベルトである。ベルト16は、2つのローラ18、19によって支持される。ローラ19は、並び方向において、ローラ18に対して間隔を隔てて位置する。
ベルト16は、第1部分16Aと、第2部分16Bとを有する。第1部分16Aは、並び方向において、ローラ18とローラ19との間に位置する。第1部分16Aは、並び方向に延びる。第1部分16Aは、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kに接触する。第2部分16Bは、第1部分16Aに対して、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kの反対側に位置する。第2部分16Bは、並び方向において、ローラ18とローラ19との間に位置する。第2部分16Bは、並び方向に延びる。第2部分16Bには、クリーニング部材7が接触する。
また、ベルト16は、2つのローラ18、19の周りを周回可能である。ベルト16が周回するとき、第1部分16Aは、並び方向において、定着器8に近づく方向へ移動する。これにより、ベルト16は、ベルト16と感光ドラム11Kとの間に供給された用紙を、定着器8に向かって搬送可能である。用紙は、ベルト16によって搬送されるときに、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kに、順次、接触する。
複数の転写ローラ17Y、17M、17C、17Kは、並び方向において、ローラ18とローラ19との間に位置する。複数の転写ローラ17Y、17M、17C、17Kは、並び方向に並ぶ。複数の転写ローラ17Y、17M、17C、17Kのそれぞれは、同じ構造を有している。そのため、以下の説明では、転写ローラ17Kについて詳細に説明し、転写ローラ17Y、17M、17Cについての説明を省略する。転写ローラ17Kは、ベルト16によって搬送される用紙に、感光ドラム11Kのトナー像を転写するように構成される。転写ローラ17Kは、ベルト16の第1部分16Aに対して、感光ドラム11Kの反対側に位置する。
1.6 クリーニング部材7
クリーニング部材7は、ベルト16を清掃するように構成される。クリーニング部材7は、具体的には、クリーニングローラである。クリーニング部材7は、ベルト16の第2部分16Bに接触する。
1.7 定着器8
定着器8は、トナー像が転写された用紙を加熱および加圧して、用紙にトナー像を定着させるように構成される。定着器8を通過した用紙は、本体ケーシング2の上面に排紙される。
1.8 給紙部9
給紙部9は、給紙トレイ10内の用紙を、感光ドラム11Kとベルト16との間に供給するように構成される。
1.9 給紙トレイ10
給紙トレイ10は、用紙を収容するように構成される。
2.画像形成装置1の詳細
図2に示すように、画像形成装置1は、第1モーター21と、第2モーター22と、制御部23を備える。
2.1 第1モーター21
第1モーター21は、本体ケーシング2(図1参照)内に位置する。第1モーター21の駆動力は、現像ローラ14Kに伝わる。すなわち、第1モーター21の駆動力により、現像ローラ14Kが回転する。
2.2 第2モーター22
第2モーター22は、本体ケーシング2内に位置する。第2モーター22の駆動力は、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11K、および、複数の現像ローラ14Y、14M、14Cに伝わる。すなわち、第2モーター22の駆動力により、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11K、および、複数の現像ローラ14Y、14M、14Cが回転する。
2.3 制御部23
制御部23は、本体ケーシング2内に位置する。制御部23は、画像形成装置1の動作を制御するための回路基板である。制御部23は、メイン制御部23Aと、サブ制御部23Bとを備える。
メイン制御部23Aは、具体的には、特定用途向け集積回路(ASIC)である。メイン制御部23Aは、第1モーター21の動作を制御するための回路を有する。メイン制御部23Aは、第1モーター21と電気的に接続される。なお、メイン制御部23Aは、複数の現像ローラ14Y、14M、14C、14Kの接触位置と離間位置との間での移動を制御するための回路、複数の回収ローラ13K、13Y、13M、13C(図1参照)に印加されるバイアスを制御するための回路、複数の転写ローラ17Y、17M、17C、17K(図1参照)に印加されるバイアスを制御するための回路、および、クリーニング部材7(図1参照)に印加されるバイアスを制御する回路も有する。
サブ制御部23Bは、具体的には、特定用途向け集積回路(ASIC)である。サブ制御部23Bは、第2モーター22の動作を制御するための回路を有する。サブ制御部23Bは、第2モーター22と電気的に接続される。また、サブ制御部23Bは、メイン制御部23Aとも電気的に接続される。サブ制御部23Bは、メイン制御部23Aとの間で同期信号を通信することにより、メイン制御部23Aと同期されている。
3.画像形成装置1の動作
図3および図4に示すように、制御部23は、通常回転処理(S1)と、停止処理(S2)と、低速回転処理(S3)と、クリーニング処理(S4)と、を実行する。
3.1 通常回転処理
通常回転処理(S1)では、制御部23は、現像ローラ14Kが接触位置に位置する状態で、第1モーター21を駆動させて、現像ローラ14Kを第1速度で第1方向R1(図5A参照)に回転させる。具体的には、第1速度は、200rpm以上であり、好ましくは、270rpmである。
第1速度で回転しているときの現像ローラ14Kの表面速度(周速度)は、135mm/s以上であり、好ましくは、180mm/sである。
なお、通常回転処理(S1)では、必要により、第2モーター22を制御して、現像ローラ14Y、14M、14Cも回転させる。例えば、画像形成装置1がカラー画像を形成する場合、制御部23は、現像ローラ14Y、14M、14Cも回転させる。
通常回転処理(S1)が実行されている間、図5Aに示すように、接触部20Bと現像ローラ14Kとの間には、接触部20Bと現像ローラ14Kとの間を通過しなかったトナー100が溜まる場合がある。
通常回転処理(S1)は、画像形成装置1がモノクロ画像を形成するとき、画像形成装置1がカラー画像を形成するとき、画像形成装置1の電源スイッチがオンされた後、所定の時間の間、または、画像形成装置1が休止状態から復帰した後、所定の時間の間などに実行される。
3.2 停止処理
図3および図4に示すように、停止処理(S2)は、通常回転処理(S1)の後、かつ、クリーニング処理(S4)の前に、実行される。具体的には、停止処理(S2)は、通常回転処理(S1)が終了した時点tにおいて、実行される。停止処理(S2)では、制御部23は、現像ローラ14Kが接触位置に位置する状態で、第1モーター21をオフすることにより、現像ローラ14Kの回転を停止させる。
なお、通常回転処理(S1)において現像ローラ14Y、14M、14Cを回転させていた場合、制御部23は、停止処理(S2)において、第2モーター22をオフすることにより、現像ローラ14Y、14M、14Cの回転を停止させる。
詳しくは、停止処理(S2)では、図7Aに示すように、メイン制御部23Aは、第1モーター21をオフすることにより、現像ローラ14Kの回転を停止させる(S21)。一方、図7Bに示すように、サブ制御部23Bは、第2モーター22をオフすることにより、現像ローラ14Y、14M、14Cの回転を停止させる(S22)。図4に示すように、メイン制御部23Aが第1モーター21を停止させた時点tから、メイン制御部23Aが第1モーター21を駆動させる時点tまでが、停止処理である。
停止処理の時間は、メイン制御部23Aが第1モータ21を停止させる信号を発信した後、第1モータ21が停止し、さらに現像ローラ14Kの回転が停止するまでの時間よりも長く設定され、具体的には、200ミリ秒である。これにより、メイン制御部23Aが第1モータ21を停止させる信号を発信し、第1モータ21が停止した後、現像ローラ14Kの回転が停止する前に、再度、第1モータ21が駆動されることを防止でき、現像ローラ14Kを確実に停止させることができる。
図5Bに示すように、停止処理(S2)が実行されることにより、通常回転処理(S1)が実行されているとき(図5A参照)と比べて、現像ローラ14Kに対する層厚規制ブレード15Kの接触状態が変わる。詳しくは、現像ローラ14Kが回転している場合、層厚規制ブレード15Kの接触部20Bは、現像ローラ14Kとの摩擦により現像ローラ14Kの回転に引っ張られて、現像ローラ14Kに対して強く接触する。対して、現像ローラ14Kの回転が停止している場合、接触部20Bが現像ローラ14Kの回転に引っ張られることがないため、現像ローラ14Kが回転している場合と比べて、接触部20Bは、現像ローラ14Kに対して弱く接触する。そのため、停止処理(S2)が実行されているときには、通常回転処理(S1)が実行されているときと比べて、接触部20Bと現像ローラ14Kとの間に溜まったトナー100に加わる力が低減される。これにより、接触部20Bと現像ローラ14Kとの間に溜まったトナー100は、通常回転処理(S1)が実行されているときと比べて、崩れやすくなる。そのため、接触部20Bと現像ローラ14Kとの間に溜まったトナー100は、低速回転処理(S3、図3および図4参照)が実行されるときに、崩れて、層厚規制ブレード15Kと現像ローラ14Kとの間を通過しやすくなる。
3.3 低速回転処理
図3および図4に示すように、低速回転処理(S3)は、通常回転処理(S1)の後、かつ、クリーニング処理(S4)の前に、実行される。詳しくは、低速回転処理(S3)は、停止処理(S2)の後、かつ、クリーニング処理(S4)の前に、実行される。具体的には、低速回転処理(S3)は、停止処理(S2)が終了した時点tにおいて、実行される。低速回転処理(S3)では、制御部23は、現像ローラ14Kが接触位置に位置する状態で、第1モーター21を駆動させることにより、停止処理(S2)において停止した現像ローラ14Kを、第1速度よりも遅い第2速度で、第1方向R1に回転させる。第2速度は、第1速度に対して、2/3以下である。好ましくは、第2速度は、第1速度に対して、1/3以下である。具体的には、第2速度は、90rpm以下である。
第2速度で回転しているときの現像ローラ14Kの表面速度は、60mm/s以下である。
なお、通常回転処理(S1)において現像ローラ14Y、14M、14Cを回転させていた場合、制御部23は、低速回転処理(S3)において、第2モーター22を駆動させることにより、現像ローラ14Y、14M、14Cを、第2速度で第1方向R1に回転させる。
詳しくは、図7Aに示すように、メイン制御部23Aは、停止処理の時間が経過したことを条件として(S30:YES)、第1モーター21を駆動させる(S31)。一方、図7Bに示すように、サブ制御部23Bは、停止処理の時間が経過し(S32:YES)、かつ、第1時間T1が経過したことを条件として(S33:YES)、第2モーター22を駆動させる(S34)。
これにより、図4に示すように、第1モーター21が、メイン制御部23Aの制御によって駆動し、所定の第1時間T1が経過した後に、第2モーター22が、サブ制御部23Bによって駆動する。
第1時間T1は、第1モータ21を駆動させるタイミングと第2モータ22を駆動させるタイミングとが重ならないようにして、画像形成装置1にかかる電気的な負荷が過度に増大することを抑制するという観点で設定され、具体的には、200ミリ秒である。
次いで、図7Aに示すように、メイン制御部23Aは、第1モーター21を駆動させた(S31)後、所定の第2時間T2が経過したことを条件に(S35:YES)、第1モーター21を停止させる(S36)。
第2時間T2は、感光ドラム11Kの表面のうち、帯電器12Kによって帯電されていない部分が、現像ローラ14Kに接触しないように、設定される。第2時間T2は、具体的には、0.15秒以上、3.15秒以下である。第2時間T2は、ユーザーによって変更できないようにあらかじめ設定されていてもよいし、ユーザーが後から任意に設定、変更できてもよい。
一方、図7Bに示すように、サブ制御部23Bは、第2モーター22を駆動させた(S34)後、所定の第2時間T2が経過したことを条件に(S37:YES)、第2モーター22を停止させる(S38)。図4に示すように、メイン制御部23Aが、第1モーター21を駆動させた時点tから、サブ制御部23Bが、第2モーター22を停止させた時点tまでが、低速回転処理である。
図6に示すように、低速回転処理が実行されているときには、通常回転処理(図5A参照)が実行されているときと比べて、現像ローラ14Kの回転速度が遅いため、層厚規制ブレード15Kの接触部20Bと現像ローラ14Kとの摩擦力が小さくなる。そのため、接触部20Bは、通常回転処理が実行されているときと比べて、現像ローラ14Kに対して弱く接触する。これにより、低速回転処理が実行されているときには、通常回転処理が実行されているときと比べて、トナーが層厚規制ブレード15Kと現像ローラ14Kとの間を通過しやすくなる。その結果、接触部20Bと現像ローラ14Kとの間に溜まったトナー100は、低速回転処理が実行されるときに、層厚規制ブレード15Kと現像ローラ14Kとの間を通過する。層厚規制ブレード15Kと現像ローラ14Kとの間を通過したトナーは、現像ローラ14Kの回転により、再度、現像カートリッジ4K(図1参照)の内部に回収される。
3.4 クリーニング処理
図3および図4に示すように、クリーニング処理(S4)は、低速回転処理(S3)の後に実行される。具体的には、クリーニング処理(S4)は、低速回転処理(S3)が終了した時点tにおいて、実行される。クリーニング処理では、制御部23の制御により、複数の現像ローラ14Y、14M、14C、14Kのそれぞれが離間位置に位置する状態で、回収ローラ13K(図8参照)により回収した転写残トナーを回収ローラ13Kから感光ドラム11K(図8参照)に移動させ、感光ドラム11Kに移動させた転写残トナーをベルト16の第1部分16A(図8参照)に移動させ、ベルト16に移動させた転写残トナーをクリーニング部材7(図8参照)で回収する。
詳しくは、図4および図8に示すように、制御部23は、複数の現像ローラ14Y、14M、14C、14Kのそれぞれを、離間位置に位置させる。
次いで、制御部23は、複数の回収ローラ13K、13Y、13M、13Cのそれぞれに、複数の回収ローラ13K、13Y、13M、13Cのそれぞれが回収した転写残トナーとの間で斥力を生じさせるように、転写残トナーの帯電極性(+)と同じ極性(+)のバイアスを印加する。これにより、回収ローラ13Kが回収した転写残トナーは、感光ドラム11Kに移動し、回収ローラ13Yが回収した転写残トナーは、感光ドラム11Yに移動し、回収ローラ13Mが回収した転写残トナーは、感光ドラム11Mに移動し、回収ローラ13Cが回収した転写残トナーは、感光ドラム11Cに移動する。なお、制御部23は、通常回転処理、停止処理および低速回転処理においては、複数の回収ローラ13K、13Y、13M、13Cのそれぞれに、転写残トナーとの間で引力を生じさせるように、転写残トナーの帯電極性(+)と逆の極性(−)のバイアスを印加する。
その後、感光ドラム11Kに移動した転写残トナーは、転写ローラ17Kにより、ベルト16に移動される。また、感光ドラム11Yに移動した転写残トナーは、転写ローラ17Yにより、ベルト16に移動される。感光ドラム11Mに移動した転写残トナーは、転写ローラ17Mにより、ベルト16に移動される。感光ドラム11Cに移動した転写残トナーは、転写ローラ17Cにより、ベルト16に移動される。ベルト16に移動した転写残トナーは、ベルト16の周回によって、クリーニング部材7に到達する。クリーニング部材7は、ベルト16上のトナーを回収してベルト16を清掃する。
これにより、クリーニング処理が終了する。
4.作用効果
画像形成装置1によれば、図4に示すように、通常回転処理の後、現像ローラ14Kは、一旦停止し、その後、通常回転処理における第1速度よりも遅い第2速度で回転する。
これにより、図5Aから図6に示すように、通常回転処理において現像ローラ14Kの周りにトナーが溜まっている場合に、溜まっているトナーを崩すことができる。
その結果、現像ローラ14Kの周面にトナーの塊が形成されることを抑制でき、現像ローラ14Kの周りからトナーが漏れることを抑制できる。
なお、現像ローラ14Y、14M、14Cについても、同様の作用効果を得ることができる。
5.第2実施形態
以下、図9を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態において、第1実施形態と同様の部材には、同じ符号を付し、その説明を省略する。
制御部23は、通常回転処理(S1)における感光ドラム11Kの連続回転数Nが所定回転数N1以上に到達したことを条件として(S41:YES)、停止処理(S2)を実行してもよい。
詳しくは、画像形成装置1が複数の用紙に連続して印刷する場合、感光ドラム11Kは、連続して回転する。このとき、感光ドラム11Kの連続回転数Nが所定回転数N1以上に到達したときに(S41:YES)、制御部23は、停止処理(S2)を実行する。
所定回転数N1は、例えば、A4サイズの用紙60枚を搬送するために必要な回転数である。具体的には、所定回転数N1は、感光ドラム11Kの直径が20mm以上、50mm以下である場合、100回転以上、400回転以下である。より具体的には、所定回転数N1は、感光ドラム11Kの直径が30mmである場合、200回転以上、240回転以下である。また、所定回転数N1は、感光ドラム11Kの直径が20mmである場合、300回転以上、350回転以下である。
これにより、現像ローラ14Kの周りにトナーが溜まると予測されるタイミングで、停止処理(S2)、低速回転処理(S3)およびクリーニング処理(S4)を実行することができる。
第2実施形態でも、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
6.第3実施形態
以下、図10および図11を参照して、第3実施形態について説明する。第3実施形態において、第2実施形態と同様の部材には、同じ符号を付し、その説明を省略する。
図10に示すように、画像形成装置1は、画像形成装置1の内部の温度Hを測定するための機内温度計31を備えてもよい。機内温度計31は、メイン制御部23Aに電気的に接続される。メイン制御部23Aは、機内温度計31からの電気信号に基づいて、画像形成装置1の内部の温度Hを測定する。
図11に示すように、制御部23は、通常回転処理(S1)における感光ドラム11Kの連続回転数Nが所定回転数N1以上に到達し(S41:YES)、かつ、画像形成装置1の内部の温度Hが所定の温度H1を超えたことを条件として(S42:YES)、停止処理(S2)および低速回転処理(S3)を実行してもよい。
詳しくは、制御部23は、通常回転処理(S1)を開始した後、印刷ジョブが終了しておらず(S41:NO)、かつ、画像形成装置1の内部の温度Hが所定の温度H1を超えたと判断した場合(S42:YES)、感光ドラム11Kの連続回転数Nのカウントを開始する(S43)。なお、このとき、制御部23は、通常回転処理(S1)を続行している。
そして、制御部23は、少なくとも感光ドラム11Kの連続回転数Nが所定回転数N1未満と判断する間(S44:NO)、感光ドラム11Kの連続回転数Nをカウントし続けており、感光ドラム11Kの連続回転数Nが所定回転数N1以上に到達したと判断したときに(S44:YES)、通常回転処理(S1)を終了して、停止処理(S2)、低速回転処理(S3)およびクリーニング処理(S4)を実行する。
その後、制御部23は、感光ドラム11Kの連続回転数Nをリセットする(S45)。つまり、制御部23は、感光ドラム11Kの連続回転数Nをゼロに設定する。
なお、制御部23は、通常回転処理(S1)を開始した後、印刷ジョブが終了したと判断した場合(S41:YES)、通常回転処理(S1)を終了する(S46)。なお、この場合、通常回転処理(S1)を終了した(S46)後に、停止処理(S2)、低速回転処理(S3)、およびクリーニング処理(S4)を実行してもよい。
また、制御部23は、S45からS1に戻った後、印刷ジョブが終了していない場合(S41:NO)、機内温度が急激に下がることはないから、再度、画像形成装置1の内部の温度Hが所定の温度H1を超えたと判断する(S42:YES)傾向にある。
画像形成装置1の内部の温度Hが高くなると、現像ローラ14Kの周りに溜まったトナーが互いに付着して、固まりやすくなる。
そこで、所定の温度H1は、トナーの融点などに基づいて、トナーが固まりやすいと予想される温度に設定される。
これにより、トナーが固まりやすい所定の温度H1を超えたときに、停止処理(S2)、低速回転処理(S3)およびクリーニング処理(S4)を実行することができる。
第3実施形態でも、第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、第3実施形態において、機内温度計31を設けず、通常回転処理(S1)における感光ドラム11Kの連続回転数Nが所定回転数N2以上に到達したときに、画像形成装置1の内部の温度Hが所定の温度H1を超えたとみなして、停止処理(S2)および低速回転処理(S3)を実行してもよい。
この場合、制御部23は、画像形成装置1の内部の温度Hが所定の温度H1を超えたか否かの判断(S42)を実行しないで、感光ドラム11Kの連続回転数Nのカウントを開始する(S43)。
所定回転数N2は、所定回転数N1とは異なる値であり、例えば、A4サイズの用紙540枚を搬送するために必要な回転数である。また、制御部23は、通常回転処理(S1)における感光ドラム11Kの連続回転数Nが所定回転数N2以上に到達したことを条件として、停止処理(S2)および低速回転処理(S3)を実行する。
7.第4実施形態
以下、図12を参照して、第4実施形態について説明する。第4実施形態において、第1実施形態と同様の部材には、同じ符号を付し、その説明を省略する。
制御部23は、停止処理(S2)と低速回転処理(S3)の間において、現像ローラ14Kを第1方向R1(図5B参照)と反対の第2方向に回転させる逆回転処理を実行してもよい。
逆回転処理により、現像ローラ14Kの周りにトナーを、一旦、第2方向に移動させた後に、第1方向R1に移動させることができ、より確実に崩すことができる。
第4実施形態でも、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
8.変形例
8.1 第1モーター21および第2モーター22
第1モーター21および第2モーター22から、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kおよび複数の現像ローラ14Y、14M、14C、14Kへの駆動力の伝達経路は、特に限定されない。
例えば、図13に示すように、第1モーター21の駆動力が、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kに伝わり、第2モーター22の駆動力が、複数の現像ローラ14Y、14M、14C、14Kに伝わってもよい。
また、図14に示すように、第1モーター21の駆動力が、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11K、および、複数の現像ローラ14Y、14M、14C、14Kに伝わってもよい。この場合、制御部23は、サブ制御部23Bを備えなくてもよい。
8.2 層厚規制ブレード15K
層厚規制ブレード15Kの形状は、特に限定されない。
例えば、図15Aに示すように、接触部20Bを備えなくてもよい。また、図15Bに示すように、接触部20Bは、層厚規制ブレードの先端を屈曲させることにより、形成されてもよい。また、図15Cに示すように、接触部20Bは、四角柱形状を有してもよい。この場合、図15Gに示すように、接触部20Bは、四角柱の角で現像ローラ14Kに接触してもよい。
また、図15Dから図15Gに示すように、通常回転処理において、層厚規制ブレードの一端E1から他端E2へ向かう方向は、第1方向R1と同じ方向であってもよい。
層厚規制ブレード15Y、15M、15Cについても、層厚規制ブレード15Kと同様に、形状について限定されない。
8.3 画像形成装置1
画像形成装置1は、モノクロ画像を印刷するための専用機でもよく、中間転写タイプでもよい。
8.4 クリーニング部材7
クリーニング部材7は、クリーニングブレードであってもよい。
1 画像形成装置
7 クリーニング部材
11K 感光ドラム
13K 回収ローラ
14K 現像ローラ
16 ベルト
23 制御部
S1 通常回転処理
S2 停止処理
S3 低速回転処理
S4 クリーニング処理

Claims (7)

  1. 感光ドラムと、
    前記感光ドラムに接触する接触位置と、前記感光ドラムから離間する離間位置との間を移動可能であり、前記感光ドラムにトナーを供給する現像ローラと、
    前記感光ドラム上の転写残トナーを回収する回収ローラと、
    前記感光ドラムに接触するベルトと、
    前記ベルト上のトナーを回収して前記ベルトを清掃するクリーニング部材と、
    制御部であって、
    前記現像ローラが前記離間位置に位置する状態で、前記回収ローラにより回収した転写残トナーを前記回収ローラから前記感光ドラムに移動させ、前記感光ドラムに移動させた転写残トナーを前記ベルトに移動させ、前記ベルトに移動させた転写残トナーを前記クリーニング部材で回収するクリーニング処理と、
    前記現像ローラが前記接触位置に位置する状態で前記現像ローラを第1速度で第1方向に回転させる通常回転処理と、を実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記通常回転処理の後、かつ、前記クリーニング処理の前に、
    前記現像ローラが前記接触位置に位置する状態で前記現像ローラの回転を停止させる停止処理と、
    前記現像ローラが前記接触位置に位置する状態で、前記停止処理において停止した現像ローラを、前記第1速度よりも遅い第2速度で前記第1方向に回転させる低速回転処理と、を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記通常回転処理における前記感光ドラムの連続回転数が所定回転数以上に到達し、かつ、前記画像形成装置内部の温度が所定の温度を超えたことを条件として、前記停止処理および前記低速回転処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2速度は、前記第1速度に対して、2/3以下であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2速度は、前記第1速度に対して、1/3以下であることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1速度は、200rpm以上であり、
    前記第2速度は、90rpm以下であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1速度で回転しているときの前記現像ローラの表面速度は、135mm/s以上であり、
    前記第2速度で回転しているときの前記現像ローラの表面速度は、60mm/s以下であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記停止処理と前記低速回転処理の間において、前記現像ローラを前記第1方向と反対の第2方向に回転させる逆回転処理を実行することを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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