JP6671971B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6671971B2
JP6671971B2 JP2016005569A JP2016005569A JP6671971B2 JP 6671971 B2 JP6671971 B2 JP 6671971B2 JP 2016005569 A JP2016005569 A JP 2016005569A JP 2016005569 A JP2016005569 A JP 2016005569A JP 6671971 B2 JP6671971 B2 JP 6671971B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
mode
developing
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016005569A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016148837A (ja
Inventor
貴晃 新川
貴晃 新川
祐司 川口
祐司 川口
享浩 池田
享浩 池田
三浦 淳
淳 三浦
俊翼 水越
俊翼 水越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to US15/019,192 priority Critical patent/US9703232B2/en
Publication of JP2016148837A publication Critical patent/JP2016148837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6671971B2 publication Critical patent/JP6671971B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関するものである。
従来、例えば電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置として、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーで画像を形成する画像形成部を独立して有するタンデム型の画像形成装置がある。また、各画像形成部において像担持体に形成される潜像の現像方式としては、像担持体と現像部材とが接触した状態で現像を行う接触現像方式がある。
ここで、タンデム型の画像形成装置では、複数の画像形成部のうち一部の画像形成部のみで画像を形成するモードが設けられることがある。例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色全てのトナーを用いて画像形成を行うフルカラーモードと、ブラックトナーのみを用いたモノクロ画像(ブラック単色画像)を形成するモノモードとの2種類のモードを使い分ける方法がある(特許文献1)。
また、特定の画像形成部のみで画像を形成する場合に、画像を形成しない画像形成部で像担持体から現像部材を離間させておくことで、像担持体、現像部材あるいはトナーの劣化を抑える方法が知られている。
さらに、画像形成装置の装置本体の低コスト化を目的として、複数の像担持体が共通の駆動源で駆動される構成が採用されることがある。
特開平4−278968号公報
しかしながら、特定の画像形成部のみで画像を形成する場合に、画像を形成しない画像形成部で像担持体から現像部材を離間させる構成では、次のような課題がある。
つまり、従来、像担持体に形成されたトナー像を被転写体に転写した後に像担持体上に残留する現像剤を除去するために、像担持体にクリーニング部材として一般にクリーニングブレードを当接させることが行われている。通常は、クリーニングブレードと像担持体との間には、トナーやトナーの外添剤が介在し、これらが潤滑剤として働くことで像担持体とクリーニングブレードとの間の摩擦力が適度に低減され、良好なクリーニング性能が維持されている。
しかし、特定の画像形成部のみで画像を形成する場合に、画像を形成しない画像形成部で像担持体から現像部材が離間されていると、潤滑剤の役目を果たすトナーやトナーの外添剤がクリーニングブレードと像担持体との間に供給されなくなる。そして、複数の像担持体が連動して回転駆動される場合など、画像を形成しない画像形成部でも像担持体が回転する場合には、その状態で像担持体が回転駆動され続けることで、クリーニングブレードと像担持体との間に潤滑剤がなくなることがある。その結果、次第にクリーニングブレードと像担持体との当接部での摩擦力が上昇し、クリーニングブレード及び像担持体の振動が増大して異音(クリーニングブレード鳴き)が発生する場合がある。
なお、特許文献1では、モノモード時にも全ての画像形成部で像担持体と現像部材とが当接している構成において、モノモード時にクリーニングブレードと像担持体との当接部へ現像剤を供給することが提案されている。しかし、この構成では、モノモードで画像を形成しない画像形成部で、上述のような像担持体、現像部材あるいはトナーの劣化が進行してしまう。
したがって、本発明の目的は、特定の画像形成部のみで画像を形成する場合に画像を形成しない画像形成部で像担持体、現像部材あるいは現像剤の劣化を抑制できる共に、クリーニング部材による異音の発生を抑制できる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、回転駆動される像担持体と、前記像担持体を帯電させる帯電手段と、帯電された前記像担持体を露光することで露光した部分が画像部となる潜像を形成する露光手段と、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上に現像剤で画像を形成する現像手段と、前記像担持体に当接して配置され前記像担持体から現像剤を除去するクリーニング部材と、をそれぞれが備える複数の画像形成部と、前記複数の画像形成部のそれぞれの前記像担持体に対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間手段と、前記現像部材に、前記像担持体の潜像の前記画像部に向けて現像剤を付勢する現像電圧を印加する電源と、を有し、前記複数の画像形成部のうち一部の画像形成部のみで画像を形成するモードを実行可能であり、前記モードは、前記モードで画像を形成する画像形成部の前記像担持体に前記現像部材が当接し、前記モードで画像を形成しない画像形成部の前記像担持体から前記現像部材が離間し、前記モードで画像を形成する画像形成部及び形成しない画像形成部の前記像担持体が駆動された状態で実行される画像形成装置において、前記モードが継続して実行されときに、前記モードで画像を形成しない画像形成部において、前記帯電手段によって帯電された前記像担持体に前記現像電圧が印加された前記現像部材を所定期間当接させる当接動作を実行可能な制御手段を有し、前記当接動作において、前記露光手段は前記モードで画像を形成しない画像形成部の前記像担持体に潜像を形成しないことを特徴とする画像形成装置である。
本発明の他の態様によると、回転駆動される像担持体と、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上に現像剤で画像を形成する現像手段と、前記像担持体に当接して配置され前記像担持体から現像剤を除去するクリーニング部材と、をそれぞれが備える複数の画像形成部と、前記複数の画像形成部のそれぞれの前記像担持体に対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間手段と、を有し、前記複数の画像形成部のうち一部の画像形成部のみで画像を形成するモードを実行可能であり、前記モードは、前記モードで画像を形成する画像形成部の前記像担持体に前記現像部材が当接し、前記モードで画像を形成しない画像形成部の前記像担持体から前記現像部材が離間し、前記モードで画像を形成する画像形成部及び形成しない画像形成部の前記像担持体が駆動された状態で実行される画像形成装置において、前記モードが継続して実行されたときに、前記モードで画像を形成しない画像形成部において、前記像担持体に前記現像部材を所定期間当接させる当接動作を実行可能な制御手段を有し、前記制御手段は、前記当接動作における前記所定期間を、前記画像形成装置の環境に関する情報に基づいて変更することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の他の態様によると、回転駆動される像担持体と、前記像担持体を帯電させる帯電手段と、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上に現像剤で画像を形成する現像手段と、前記像担持体に当接して配置され前記像担持体から現像剤を除去するクリーニング部材と、をそれぞれが備える複数の画像形成部と、前記複数の画像形成部のそれぞれの前記像担持体に対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間手段と、前記現像部材に電圧を印加する電源と、を有し、前記複数の画像形成部のうち一部の画像形成部のみで画像を形成するモードを実行可能であり、前記モードは、前記モードで画像を形成する画像形成部の前記像担持体に前記現像部材が当接し、前記モードで画像を形成しない画像形成部の前記像担持体から前記現像部材が離間し、前記モードで画像を形成する画像形成部及び形成しない画像形成部の前記像担持体が駆動された状態で実行される画像形成装置において、前記モードが継続して実行されたときに、前記モードで画像を形成しない画像形成部において、前記帯電手段によって帯電された前記像担持体に、前記帯電された像担持体の表面電位よりも絶対値の小さい電圧が印加された前記現像部材を所定期間当接させる当接動作を実行可能な制御手段を有することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、特定の画像形成部のみで画像を形成する場合に画像を形成しない画像形成部で像担持体、現像部材あるいは現像剤の劣化を抑制できる共に、クリーニング部材による異音の発生を抑制できる。
画像形成装置の概略断面図である。 当接離間機構の動作を説明するための模式図である。 実施例1に係るフローチャート図である。 実施例1に係るフローチャート図である。 実施例1の効果を説明するためのグラフ図である。 実施例2に係るフローチャート図である。 画像形成装置の他の例の要部の概略断面図である。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
[実施例1]
1.画像形成装置の全体的な構成及び動作
図1は、本発明の一実施例に係る画像形成装置100の概略断面図である。本実施例では、画像形成装置100は、第1、第2、第3、第4の画像形成部(ステーション)SY、SM、SC、SKを有する、中間転写方式を採用したタンデム型のカラーレーザービームプリンタである。各画像形成部SY、SM、SC、SKにおける画像形成は、電子写真プロセスを用いて行なわれる。各画像形成部SY、SM、SC、SKは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成する。
なお、各画像形成部SY、SM、SC、SKに設けられる同様の機能、構成を有する要素について、特に区別を要しない場合は、いずれかの画像形成部の要素であることを示す符号の末尾のY、M、C、Kは省略して、当該要素について総括的に説明する。
画像形成装置100の装置本体110には、画像形成装置100の動作を制御する制御手段としての制御部150が設けられている。制御部150には、外部ホスト装置(図示せず)から画像データ(電気的な画像情報)が入力される。画像形成装置100は、制御部150に入力された画像データに対応した画像を、記録用紙などの記録材Pに形成して、画像形成物を出力する。
画像形成装置100は、像担持体としてのドラム型(円筒形)の電子写真感光体である感光ドラム1を有する。感光ドラム1の周囲には、次の各機器が配置されている。まず、帯電手段としてのローラ型の帯電部材である帯電ローラ2が配置されている。また、現像手段としての現像装置4が配置されている。また、感光体クリーニング手段としてのドラムクリーナ6が配置されている。
感光ドラム1は、感光体駆動手段としてのドラム駆動モータ(駆動源)120によって、図中矢印R1方向に所定の周速度(表面移動速度)で回転駆動される。本実施例では、第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKの全ての感光ドラム1Y、1M、1C、1Kが、共通のドラム駆動モータ120によって回転駆動される。つまり、本実施例では、単独のドラム駆動モータ120が制御部150からの信号を受けて駆動、停止され、この単独のドラム駆動モータ120の駆動、停止に応じて全ての感光ドラム1Y、1M、1C、1Kが駆動、停止する。これにより、複数の感光ドラムをそれぞれ別個の駆動手段で回転駆動する構成と比べて、画像形成装置100の構成の簡易化、低コスト化を図ることが可能となる。
現像装置4は、現像剤としての非磁性一成分現像剤(トナー)を用いる。本実施例では、トナーは負帯電特性を有する。現像装置4は、トナーを担持して搬送する現像部材(現像剤担持体)としての現像ローラ41と、現像ローラ41上のトナー層を均一化するための現像ブレード42と、現像容器43と、を有する。各現像装置4Y、4M、4C、4Kの現像容器43Y、43M、43C、43Kには、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーが収容されている。現像装置4は、像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え像担持体に現像部材を当接させて像担持体上に現像剤で画像を形成する現像手段の一例である。本実施例では、各現像装置4Y、4M、4C、4Kの各現像ローラ41は、図示しない現像駆動手段としての現像駆動モータによって、それぞれ独立して回転駆動される。
なお、本実施例では、各画像形成部Sにおいて、感光ドラム1と、感光ドラム1に作用するプロセス手段としての帯電ローラ2、現像装置4及びドラムクリーナ6と、は、一体的に装置本体110に対して着脱自在なプロセスカートリッジ10を構成している。本実施例では、各プロセスカートリッジ10は、それぞれ記憶手段としてのメモリ11を備えている。また、装置本体110には、メモリ11に記憶される情報の読み取り及び書き込みを行う読み書き手段(図示せず)が設けられている。そして、制御部150は、演算処理により得られたプロセスカートリッジに関する様々な情報などをメモリ11に書き込み、また読み取ることができるようになっている。そして、制御部150は、メモリ11に記憶された情報に基づいて、画像形成装置100の様々な制御を行う。
また、画像形成装置100は、各画像形成部Sの感光ドラム1に潜像を形成する潜像形成手段(露光手段)として、各感光ドラム1を露光する露光装置(レーザ露光ユニット)3を有する。
また、画像形成装置100は、各感光ドラム1と対向するように配置された、中間転写体としての無端状のベルトで構成された中間転写ベルト7を有する。中間転写ベルト7は、複数の支持部材としての駆動ローラ71及び二次転写対向ローラ72の2つの張架ローラに張架されている。中間転写ベルト7は、駆動ローラ71が図示しない中間転写体駆動手段としてのベルト駆動モータにより回転駆動されることにより、図中矢印R2方向に回転(循環)駆動される。中間転写ベルト7の内周面側において、中間転写ベルト7を介して各感光ドラム1と対向する位置に、一次転写手段としてのローラ型の一次転写部材である一次転写ローラ5が配置されている。一次転写ローラ5は、中間転写ベルト7を介して感光ドラム1に所定の押圧力で当接し、中間転写ベルト7と感光ドラム1とが接触する一次転写部(一次転写位置、一次転写ニップ)T1を形成する。また、中間転写ベルト7の外周面側において、中間転写ベルト7を介して二次転写対向ローラ72と対向する位置に、二次転写手段としてのローラ型の二次転写部材である二次転写ローラ8が配置されている。二次転写ローラ8は、中間転写ベルト7を介して二次転写対向ローラ72に所定の押圧力で当接し、中間転写ベルト7と二次転写ローラ8とが接触する二次転写部(二次転写位置、二次転写ニップ)T2を形成する。また、中間転写ベルト7の外周面側において、中間転写ベルト7の移動方向において二次転写部T2の下流かつ最上流の一次転写部T1Yの上流の位置に、中間転写体クリーニング手段としてのベルトクリーナ50が配置されている。
さらに、画像形成装置100は、定着ユニット9、給送ユニット20などを有する。定着ユニット9は、定着ヒータによって加熱される定着ローラ91と、所定の押圧力で定着ローラ91に加圧されている加圧ローラ92とを有する。給送ユニット20は、記録材(転写材、記録媒体)Pを収納するカセット21、カセット21から記録材Pを一枚ずつ送り出すピックアップローラ22、ピックアップローラ22から送り出された記録材Pを搬送する搬送ローラ対23などを有する。
本実施例では、感光ドラム1、帯電ローラ2、各感光ドラム1を露光する露光装置3、現像装置4、一次転写ローラ5などで、中間転写ベルト7上に各色のトナー像を形成する各画像形成部Sが構成される。
2.画像形成プロセス
制御部150がプリント信号(画像形成開始指示)を受け取ると、画像形成装置100は感光ドラム1、中間転写ベルト7など回転駆動部の動作を開始し、画像形成動作を開始する。感光ドラム1が回転を開始した後、図示しない帯電電源(高圧電源)から帯電ローラ2に所定の帯電電圧(帯電バイアス)が印加され、感光ドラム1の表面が所定の極性(本実施例では負極性)の所定の電位に一様に帯電させられる。帯電した感光ドラム1の表面は、露光装置3によって画像情報に応じて露光され、感光ドラム1上に潜像(静電潜像、静電像)が形成される。
感光ドラム1上に形成された潜像は、現像装置4の感光ドラム1と接触して回転している現像ローラ41上のトナーによってトナー像(現像剤像)として現像(顕像化)される。このとき、現像ローラ41には、図示しない現像電源(高圧電源)から、所定の現像電圧(現像バイアス)が印加される。本実施例では、現像装置4は、反転現像によりトナー像を形成する。すなわち、一様に帯電処理された後に露光されることで電位の絶対値が低下した感光ドラム1上の露光部に、感光ドラム1の帯電極性と同極性(本実施例では負極性)に帯電したトナーが付着する。現像電源は、現像部材から像担持体上の潜像の画像部(露光部)に向けて現像剤を付勢する現像電圧を印加する電源である。
感光ドラム1上に形成されたトナー像は、一次転写部T1において、一次転写ローラ5の作用によって中間転写ベルト7上に転写(一次転写)される。このとき、一次転写ローラ5には、図示しない一次転写電源(高圧電源)から、現像時のトナーの帯電極性(正規の帯電極性)とは逆極性(本実施例では正極性)の直流電圧である一次転写電圧(一次転写バイアス)が印加される。例えばフルカラー画像形成時には、上述の帯電、露光、現像、一次転写の各工程が、第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKにおいてこの順番で順次行なわれる。これにより、中間転写ベルト7上に、各色のトナー像が重ね合わせるように転写された多重トナー像が形成される。
中間転写ベルト7上に形成されたトナー像は、二次転写部T2において、二次転写ローラ8の作用によって、記録材Pに転写(二次転写)される。このとき、二次転写ローラ8には、図示しない二次転写電源(高圧電源)から、トナーの正規の帯電極性とは逆極性の直流電圧である二次転写電圧(二次転写バイアス)が印加される。記録材Pは、給送ユニット20によって所定のタイミングで二次転写部T2に搬送されてくる。
トナー像が転写された記録材Pは、定着ユニット9において、所定の温度に暖められた定着ローラ91と、これに所定の圧力で押圧している加圧ローラ92との間を通過する。これにより、トナーが融解して記録材Pに定着され、その後記録材Pは装置本体110の外部の排出トレイ30へと搬送される。
上記工程と並行して、感光ドラム1上と中間転写ベルト7上の転写残トナーをクリーニングする工程が行なわれる。つまり、一次転写部T1で中間転写ベルト7に転写されずに感光ドラム1上に残ったトナー(一次転写残トナー)は、ドラムクリーナ6によって感光ドラム1上から除去されて回収される。ドラムクリーナ6は、感光ドラム1に当接して配置されたクリーニング部材としてのクリーニングブレード61によって、回転する感光ドラム1上から一次転写残トナーを掻き取ってクリーナ容器62に回収する。また、二次転写部T2で記録材Pに転写されずに中間転写ベルト7上に残ったトナー(二次転写残トナー)は、ベルトクリーナ50によって中間転写ベルト7上から除去されて回収される。ベルトクリーナ50は、中間転写ベルト7に当接して配置されたクリーニング部材としてのクリーニングブレード51によって、回転する中間転写ベルト7上から二次転写残トナーを掻き取ってクリーナ容器52に回収する。
3.当接離間手段
図2は、本実施例における感光ドラム1に対して現像装置4の現像ローラ41を当接及び離間させる当接離間手段80を説明するための模式図である。本実施例では、当接離間手段80は、第1、第2、第3の画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1Y、1M、1Cに対して対応する現像ローラ41Y、41M、41Cを当接及び離間させる第1の当接離間機構81を有する。また、本実施例では、当接離間手段80は、第4の画像形成部SYの感光ドラム1Kに対して対応する現像ローラ41Kを当接及び離間させる第2の当接離間機構82を有する。本実施例では、第1の当接離間機構81は、第1、第2、第3の画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1Y、1M、1Cに対して対応する現像ローラ41Y、41M、41Cを同時に当接状態又は離間状態とする。
なお、ここでは、各画像形成部SY、SM、SC、SK、あるいは各画像形成部SY、SM、SC、SKに係る要素を、それぞれ語頭に「Y」、「M」、「C」、「K」を付して区別することがある。また、第1、第2の当接機構81、82によって、感光ドラム1に現像ローラ41が当接又は離間された状態を、単に第1、第2の当接離間機構81、82の、あるいは現像ローラ41の「当接状態」又は「離間状態」ともいう。
図2(a)は、第1、第2の当接離間機構81、82の離間状態を示している。第1、第2の当接離間機構81、82は、それぞれ図示しない当接離間駆動手段としての当接離間駆動モータが制御部150からの信号を受けて動作することで、移動部材81a、82aを図中矢印A方向へ移動させる。これにより、第1、第2の当接離間機構81、82は、現像容器43の一部に形成された受け部43aを移動部材81a、82aによって押し、現像ローラ41を離間状態とする。本実施例では、上述のように、各現像装置4Y、4M、4C、4Kの各現像ローラ41は、それぞれ独立した現像駆動モータによって回転駆動される。そして、本実施例では、現像ローラ41が離間状態とされると、制御部150によって対応する現像駆動モータが制御されることで、その現像ローラ41の回転駆動が停止される。
図2(b)は、第1、第2の当接離間機構81、82の当接状態を示している。第1、第2の当接離間機構81、82は、それぞれ図示しない当接離間駆動モータが制御部150からの信号を受けて動作することで、移動部材81a、81bを図中矢印B方向へ移動させる。これにより、第1、第2の当接離間機構81、82は、現像容器43の受け部43aの押圧を解除し、現像ローラ41を当接状態とする。なお、現像容器43は、揺動可能に保持されており、付勢手段としてのバネによって、現像ローラ41を感光ドラム1に当接させる方向に付勢されている。そして、本実施例では、現像ローラ41が当接状態とされる際に、制御部150によって対応する現像駆動モータが制御されることで、その現像ローラ41の回転駆動が開始される。
本実施例では、画像形成装置100は、YMCK画像形成部SY、SM、SC、SKの全てで画像を形成するフルカラーモードと、K画像形成部SKのみで画像を形成するモノモードと、を実行可能である。制御部150は、フルカラーモード時は、第1、第2の当接離間機構81、82を当接状態にするように制御する。フルカラーモード時は、全ての感光ドラム1Y、1M、1C、1K及び全ての現像ローラ41Y、41M、41C、41Kが回転駆動さる。また、制御部150は、モノモード時は、第1の当接離間機構81を離間状態、第2の当接離間機構82を当接状態にするように制御する。モノモード時は、全ての感光ドラム1Y、1M、1C、1Kが回転駆動されるが、YMC現像ローラ41Y、41M、41Cの回転駆動は停止されている。また、モノモード時、YMC画像形成部SY、SM、SCでは、帯電電圧、現像電圧も印加されない。
4.モノモード時の現像ローラの当接動作
次に、本実施例において、モノモード時にYMC画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1に対し現像ローラ41の当接及び離間を行う制御について説明する。
本実施例では、モノモードが継続して実行されているときに、YMC画像形成部SY、SM、SCにおいて、感光ドラム1に対して現像ローラ41を所定期間当接させる当接動作が実行される。特に、本実施例では、モノモードにおけるYMC画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1の使用量に関する情報に基づいて上記当接動作が実行される。より詳細には、モノモードにおける、YMC画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1の現像ローラ41が離間した状態での使用量が所定の閾値(第1の閾値)を超えた場合に、その感光ドラム1に現像ローラ41を当接させる。また、より詳細には、上記当接動作において、現像ローラ41を感光ドラム1に当接させた後、その感光ドラム1の使用量が所定の閾値(第2の閾値)を超えた場合に、その感光ドラム1から現像ローラ41を離間させる。これにより、典型的には、モノモードが継続して実行されているときに、上記当接動作が定期的に繰り返される。これにより、モノモードが継続して実行されているときでも、YMC画像形成部SY、SM、SCにおいて、定期的に(断続的に)感光ドラム1とクリーニングブレード61との間に潤滑剤として主にトナーの外添剤が供給される。本実施例では、感光ドラム1の使用量に関する値として、感光ドラム1の走行距離を用いる。なお、本実施例では、制御部150が、感光ドラム1の走行距離を検知して、メモリ11に記憶させる機能(ドラム走行距離カウンタ)を有する。
上記当接動作において現像ローラ41が感光ドラム1に当接させられる際には、その現像ローラ41は回転駆動される。また、上記当接動作において現像ローラ41が感光ドラム1に当接させられる際には、その感光ドラム1は帯電処理され(感光ドラム1の表面電位は約−600Vとなる)、またその現像ローラ41には現像電圧(約−350V)が印加される。ただし、このときYMC画像形成部SY、SM、SCにおいて、露光装置3による潜像の画像部の形成(すなわち、本実施例では画像部の露光)は行われない。つまり、感光ドラム1の表面電位を約−600Vに維持した部分に現像ローラ41が当接する。現像電圧は、現像部材から像担持体上の潜像の画像部に向けて現像剤を付勢する電圧で、約−350Vであり、この電圧値は感光ドラム1の表面電位よりも絶対値が小さい。したがって、このときYMC画像形成部SY、SM、SCでは、感光ドラム1には現像ローラ41からトナー自体は移動しにくいが、トナーの外添剤は感光ドラム1に摺擦されてトナーから剥がれて感光ドラム1上へ移動することができる状態となっている。したがって、主にこの感光ドラム1に移動した外添剤が潤滑剤として働き、クリーニングブレード61と感光ドラム1との間の摩擦を低減し、異音(クリーニングブレード鳴き)の発生を抑制することができる。このように、感光ドラム1を帯電しつつ、現像部材から像担持体上の潜像の画像部に向けて現像剤を付勢する電圧(感光ドラム1の表面電位よりも絶対値の小さい現像電圧)が印加された現像ローラ41を感光ドラム1に当接させる。これにより、トナー自体の感光ドラム1への移動を抑制しつつ、主としてトナーの外添剤を感光ドラム1へ移動させることができる。従って、外添剤を潤滑剤として供給しつつトナーの消費を抑制することができる。以下、更に詳しく説明する。
図3は本実施例の画像形成装置100で実行されるジョブの概略フローチャート図であり、図4は上記当接動作を実行させる制御(ここでは「潤滑剤供給制御」ともいう。)のフローチャート図である。ここで、ジョブとは、一の画像開始指示により開始される、単数又は複数の記録材Pに画像を形成して出力する一連の動作である。
図3を参照して、制御部150は、ジョブの開始指示が入力されると(S101)、フルカラーモードのジョブかモノモードのジョブかを判断する(S102)。S102において、フルカラーモードのジョブであると判断した場合、制御部150は、前述のようにYMCK画像形成部SY、SM、SC、SKを用いて画像形成を行わせる(S103)。そして、制御部150は、ジョブで指定された数の画像の形成が終了したら(S104)、ジョブを終了させる(S105)。一方、S102において、モノモードのジョブであると判断した場合は、制御部150は、図4のフローチャートに従う潤滑剤供給制御を開始させると共に(S107)、前述のようにK画像形成部SKのみを用いて画像形成を行わせる(S108)。このとき、前述のようにYMC画像形成部SY、SM、SCでは、感光ドラム1から現像ローラ41が離間され、現像ローラ41の回転駆動は停止され、また帯電電圧、現像電圧も印加されない。そして、制御部150は、ジョブで指定された数の画像の形成が終了したら(S109)、潤滑剤供給制御の終了を待って(S110)、ジョブを終了させる(S105)。
図4を参照して、制御部150は、潤滑剤供給制御を開始させると、YMCメモリ11Y、11M、11Cからモノモード時のYMC感光ドラム1Y、1M、1Cの走行距離X(Xy、Xm、Xc)をそれぞれ読み取る(S201)。なお、走行距離X(Xy、Xm、Xc)は、モノモードのジョブが開始されると、制御部150によってYMCメモリ11Y、11M、11Cに逐次積算して記憶されている。制御部150は、X(Xy、Xm、Xc)の値が第1の閾値A(本実施例では、所定サイズで80個の画像相当)を超えた場合(S202)、X(Xy、Xm、Xc)の値を0にリセットする(S203)。そして、制御部150は、YMC画像形成部SY、SM、SCにおいて、現像ローラ41の回転駆動を開始すると共に、帯電電圧、現像電圧をONとする(S204)。この時、帯電電圧をONすると、帯電電圧は約−1100Vとなり、それによってYMC感光ドラム1Y、1M、1Cの表面電位は約−600Vとなる。また、現像電圧をONすると、現像電圧は約−350Vとなる。その後、制御部150は、YMC画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1に現像ローラ41を当接させる(S205)。この時、主としてトナーの外添剤がYMC感光ドラム1Y、1M、1Cへ移動する。引き続き、制御部150は、YMCメモリ11Y、11M、11Cから走行距離X(Xy、Xm、Xc)をそれぞれ読み取る(S206)。制御部150は、X(Xy、Xm、Xc)の値が第2の閾値B(本実施例では、所定サイズで2個の画像相当)を超えた場合(S207)、YMC画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1から現像ローラ41を離間させる(S208)。その後、制御部150は、YMC画像形成部SY、SM、SCにおいて、現像ローラ41の回転駆動を停止させると共に、帯電電圧、現像電圧をOFFとする(S209)。次いで、制御部150は、X(Xy、Xm、Xc)の値を0にリセットし(S210)、ジョブで指定された数の画像の形成が終了するまで(S211)、S201〜S211の処理を繰り返す。
なお、モノモード時のYMC画像形成部SY、SM、SCで実行する上記当接動作は、K画像形成部SKにおける画像形成と並行して実行することができる。すなわち、上記当接動作は、K画像形成部SKにおける潜像形成、現像、一次転写のいずれかを実行している期間と少なくとも一部が重なる期間に実行することができる。ただし、これに限定されるものではなく、K画像形成部SKにおける画像形成を一時中断して上記当接動作を実行してもよい。
5.効果
次に、本実施例の効果について説明する。図5は、モノモードでの形成画像数とモノモード時のYMC現像ローラ41Y、41M、41Cの総走行距離との関係を示すグラフ図である。横軸が形成画像数、縦軸がYMC現像ローラ41Y、41M、41Cの総走行距離である。
まず、モノモードのジョブの開始と同時にYMC画像形成部SY、SM、SCで感光ドラム1に現像ローラ41を当接させた場合(比較例1)、YMC現像ローラ41Y、41M、41Cの総走行距離は形成画像数に応じて単純に増加する。そのため、YMC画像形成部SY、SM、SCでは、モノモードで画像を形成しないにも拘わらず、現像ローラ41の駆動によりトナーの劣化が進む。なお、トナーの劣化が進むと、白地部に現像されるカブリトナーが増え、トナー消費量が増加する。また、比較例1における、モノモード時のYMC画像形成部SY、SM、SCでの感光ドラム1と現像ローラ41との当接時間の推移も、図5の比較例1の結果と同様となる。そのため、YMC画像形成部SY、SM、SCでは、モノモードで画像を形成しないにも拘わらず、感光ドラム1と現像ローラ41の磨耗による劣化が促進する。
一方、本実施例では、モノモード時に、YMC画像形成部SY、SM、SCにおいて感光ドラム1の走行距離Xが画像数に換算して80個相当を超える毎に、その感光ドラム1に現像ローラ41を当接させた。そして、その当接後にXが画像数に換算して2個相当を超える毎に、その感光ドラム1から現像ローラ41を離間させた。そのため、本実施例では、モノモード時のYMC現像ローラ41Y、41M、41Cの総走行距離は、上記比較例1に対して大幅に短くすることができる。そのため、YMC画像形成部SY、SM、SCにおけるトナーの劣化を抑制することができる。なお、トナーの劣化を抑制することで、上述のような白地部に現像されるカブリトナーも低減できるので、トナー消費量を低減することができる。また、本実施例における、モノモード時のYMC画像形成部SY、SM、SCでの感光ドラム1と現像ローラ41との当接時間の推移も、図5の本実施例の結果と同様となる。したがって、本実施例では、モノモードにおけるYMC画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1と現像ローラ41との接触機会を低減して、その感光ドラム1と現像ローラ41の磨耗による劣化を抑制することができる。
また、モノモード時に、YMC画像形成部SY、SM、SCにおいて感光ドラム1に現像ローラ41を当接させず、感光ドラム1から現像ローラ41を離間させたままにして上記同様の実験を行った(比較例2)。その結果、YMC画像形成部SY、SM、SCのクリーニングブレード61Y、61M、61Cに起因する異音(クリーニングブレード鳴き)が発生することがあった。これに対し、本実施例では、モノモード時にYMC画像形成部SY、SM、SCでクリーニングブレード鳴きは発生しないか、発生しても上記比較例2に比べて著しく少なく実用上問題とならないレベルに抑制できることが確認された。
以上、本実施例によれば、モノモードで画像を形成しないYMC画像形成部SY、SM、SCで感光ドラム1、現像ローラ41あるいはトナーの劣化を抑制できる共に、クリーニングブレード61による異音の発生を抑制できる。
[実施例2]
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は実施例1のものと同じである。したがって、本実施例の画像形成装置において実施例1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については、同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
本実施例では、実施例1で説明した第1の閾値A、第2の閾値Bが、YMC現像装置4Y、4M、4Kの使用量に関する情報に応じて複数設定されている。そして、制御部150は、モノモード時に上記当接動作を実行する際に、その時点でのYMC現像装置4Y、4M、4Kの使用量に関する情報に応じて制御に用いる第1の閾値A、第2の閾値Bを選択する。本実施例では、現像装置4の使用量に関する値として、現像装置4の寿命値を用いる。
ここで、現像装置4の寿命値について説明する。本実施例では、現像ローラ41の走行距離から推測される現像装置4(トナー、現像ローラ41、現像ブレード42など)の劣化状態を指標として現像装置4の寿命が設定されている。現像装置4(プロセスカートリッジ10)の新品時、すなわち、現像ローラ41の走行距離がゼロの時点を、寿命値100%とする。そして、現像ローラ41の走行距離が所定値に到達した時点を寿命値0%とする。この所定値は、各種画像不良を抑制するために現像装置4(プロセスカートリッジ10)の交換を要する程度までトナー、現像ローラ41あるいは現像ブレード42が劣化した状態に対応する現像ローラ41の走行距離によって予め設定される。なお、本実施例では、制御部150が、現像ローラ41の走行距離を検知し、現像装置4の寿命値を求めて、メモリ11に記憶させる機能(寿命値カウンタ)を有する。
表1は、本実施例における、YMC現像装置4Y、4M、4Cの寿命値に応じた第1の閾値A、第2の閾値Bの設定値を示す。
Figure 0006671971
表1に示すように、YMC現像装置4Y、4M、4Cの寿命値が小さくなるにつれて、第1の閾値Aは小さくなるように、また第2の閾値Bは大きくなるように設定されている。これは、現像装置4の寿命値が減少すると共に、トナーの劣化が進行し、トナーの潤滑性が損なわれ、現像装置4の寿命の後半でクリーニングブレード鳴きが発生し易くなる場合があるためである。表1に従って選択された第1の閾値A、第2の閾値Bを用いることで、YMC現像装置4Y、4M、4Cの寿命値が小さいほど、モノモードが継続して実行されているときに上記当接動作が実行される間隔は短くなる。つまり、より頻繁に上記当接動作が行われるようになる。また、YMC現像装置4Y、4M、4Cの寿命値が小さいほど、上記当接動作において感光ドラム1に現像ローラ41が当接されてから離間されるまでの期間がより長くなる。つまり、より長い期間にわたり潤滑剤を供給する状態が維持される。
このように、本実施例では、制御部150は、モノモードが継続して実行されているときに上記当接動作が実行される間隔を、モノモードで画像を形成しない画像形成部の現像装置4の使用量に関する情報に基づいて変更する。特に、本実施例では、上記間隔は、上記情報が示す使用量が第1の値の場合よりも、第1の値よりも大きい第2の値の場合の方が小さくなるように変更される。また、本実施例では、制御部150は、上記当接動作において現像ローラ41を当接状態で維持する所定期間を、モノモードで画像を形成しない画像形成部の現像装置4の使用量に関する情報に基づいて変更する。特に、本実施例では、上記所定期間は、上記情報が示す使用量が第1の値の場合よりも、第1の値よりも大きい第2の値の場合の方が長くなるように変更される。
図6は、本実施例における潤滑剤供給制御のフローチャート図である。図6において、図4に示す実施例1のものと同じ処理については同じステップ番号を付している。図6に示すように、本実施例では、潤滑剤供給制御が開始されると、制御部150は、YMC現像装置4Y、4M、4Cの寿命値をそれぞれ読み取り(S301)、制御に用いる第1の閾値A、第2の閾値Bを決定する(S302)。表1に従う第1の閾値A、第2の閾値Bの設定値は、制御部150に予め記憶されている。また、本実施例では、ジョブが開始されると、全ての現像装置4の寿命値が、制御部150によってYMCメモリ11Y、11M、11Cに逐次積算して記憶されている。以降の制御は実施例1と同様である。
以上、本実施例によれば、実施例1と同様の効果を得ることができると共に、トナーの潤滑性が損なわれる現像装置4の寿命の後半においても、より良好にクリーニングブレード鳴きを抑制することができる。
[実施例3]
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は実施例1、2のものと同じである。したがって、本実施例の画像形成装置において実施例1、2の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については、同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
本実施例では、画像形成装置100の使用環境条件に応じて、実施例2で用いた第1の閾値A、第2の閾値Bをそれぞれ補正する。本実施例では画像形成装置100の使用環境条件として画像形成装置100の環境の絶対水分量を用いる。そのため、画像形成装置100に環境検知手段として絶対水分量を検知する温湿度センサ12(図1)を設ける。制御部150は、モノモードのジョブが入力されるたびに、温湿度センサ12により検知した絶対水分量の値を読み込む。そして、制御部150は、読み込んだ絶対水分量の値、現像装置4の寿命値に基づいて、潤滑剤供給制御で用いる第1の閾値A、第2の閾値Bを決定する。
表2は、本実施例における、環境の絶対水分量及びYMC現像装置4Y、4M、4Cの寿命値に応じた第1の閾値A、第2の閾値Bの設定値を示す。
Figure 0006671971
表2に示すように、現像装置4の寿命値が同じ場合、絶対水分量が小さくなるにつれて、第1の閾値Aは小さくなるように、また第2の閾値Bは大きくなるように設定されている。これは、絶対水分量が低い環境下では、クリーニングブレード61の硬度が上昇するため、感光ドラム1上に供給されたトナーの外添剤の掻き取り性が強くなり、クリーニングブレード鳴きが発生し易くなる場合があるためである。表1に従って選択された第1の閾値A、第2の閾値Bを用いることで、YMC現像装置4Y、4M、4Cの寿命値が同じ場合、絶対水分量が低いほど、モノモードが継続して実行されているときに上記当接動作が実行される間隔は短くなる。つまり、より頻繁に上記当接動作が行われるようになる。また、YMC現像装置4Y、4M、4Cの寿命値が同じ場合、絶対水分量が低いほど、上記当接動作において感光ドラム1に現像ローラ41が当接されてから離間されるまでの期間がより長くなる。つまり、より長い期間にわたり潤滑剤を供給する状態が維持される。
このように、本実施例では、制御部150は、モノモードが継続して実行されているときに上記当接動作が実行される間隔を、画像形成装置100の環境に関する情報に基づいて変更する。特に、本実施例では、上記間隔は、上記情報が示す画像形成装置100の環境の絶対水分量が第3の値の場合よりも、第3の値よりも小さい第4の値の場合の方が小さくなるように変更される。また、本実施例では、制御部150は、上記当接動作において現像ローラ41を当接状態で維持する所定期間を、画像形成装置100の環境に関する情報に基づいて変更する。特に、本実施例では、上記所定期間は、上記情報が示す画像形成装置100の環境の絶対水分量が第3の値の場合よりも、第3の値よりも小さい第4の値の場合の方が長くなるように変更される。
本実施例における潤滑剤供給制御は、実施例2で説明した図6のフローチャートと同様にして行われる。ただし、本実施例では、制御部150は、S301において温湿度センサ12の検知結果も読み込み、S302において絶対水分量及び現像装置4の寿命値に基づいて第1の閾値A、第2の閾値Bを決定する点が異なる。
以上、本実施例によれば、実施例1、2と同様の効果を得ることができると共に、絶対水分量の低い環境下においても、より良好にクリーニングブレード鳴きを抑制することができる。
なお、本実施例では、環境の絶対水分量と現像装置4の寿命値に基づいて第1の閾値A、第2の閾値Bを決定したが、環境の絶対水分量のみに応じて第1の閾値A、第2の閾値Bがそれぞれ決定されるようにしてもよい。
[その他]
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
例えば、上述の実施例では、画像形成装置がフルカラーモードとモノモードとを実行可能である場合について説明したが、本発明はこの態様に限定されるものではない。画像形成装置が、複数の画像形成部のうち一部の画像形成部のみで画像を形成するモードを実行可能であり、該モードにおいて画像を形成しない画像形成部でも像担持体が回転する場合には本発明を適用することで、上記同様の効果が得られる。
また、上述の実施例では、各画像形成部の現像部材はそれぞれ独立したモータで駆動されるものとしたが、例えば複数の像担持体を駆動する共通のモータから全ての像担持体及び全ての現像部材に駆動が入力されるようになっていてもよい。この場合、像担持体から現像部材を離間させることによって、その動作に連動してモータから現像部材への駆動の入力が切断されるようにすることができる。
また、上述の実施例では、図3に示すように、モノモードのジョブは、潤滑剤供給制御の終了を待って終了するようにしたが、次のようにしてもよい。例えば、ジョブで指定された数の画像の形成が終了した時点で、YMC画像形成部で感光ドラムに現像ローラを当接させてからXの値が第2の閾値Bを超える前であっても、潤滑剤供給制御を終了して、ジョブを終了してもよい。この場合、潤滑剤供給制御を終了する際に、Xを0にリセットせずに、YMC画像形成部で最後に感光ドラムに現像ローラを当接させた期間に応じた分だけXを減算するようにしてもよい。
また、各閾値の値は、上述の実施例で例示したものに限定されるものではなく、クリーニングブレード鳴きの発生を抑制できるように適宜設定することができる。
また、感光ドラムの使用量に関する情報は、上述の実施例で用いた画像数に換算した走行距離に限定されるものではなく、回転数、回転時間などであってもよい。また、現像装置の使用量に関する情報についても、上述の実施例で用いた現像装置の寿命値に限定されるものではなく、現像ローラの回転数、回転時間、あるいは画像数換算値などであってもよい。
また、上述の実施例では、中間転写方式の画像形成装置を例に説明したが、直接転写方式の画像形成装置にも本発明を適用することができる。図7は、直接転写方式の画像形成装置の要部の概略断面図である。図7において、図1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素には同一符号を付している。図7の画像形成装置100は、図1の画像形成装置100における中間転写ベルト7に代えて、記録材担持体としての無端状のベルトで構成された記録材担持ベルト170を有する。図7の画像形成装置100では、各画像形成部Sで感光ドラム1に形成されたトナー像は、各転写部Tにおいて、記録材担持ベルト170上に担持されて搬送される記録材Pに転写される。このような直接転写方式の画像形成装置100においても、特定のモードで画像を形成しない画像形成部におけるクリーニングブレード鳴きを低減することが望まれるのは、上述の実施例における中間転写方式の画像形成装置と同じである。したがって、本発明は直接転写方式の画像形成装置にも適用することができ、上述の実施例と同様の効果を得ることができる。
1 感光ドラム
4 現像装置
3 露光装置
5 一次転写ローラ
7 中間転写ベルト
8 二次転写ローラ
41 現像ローラ
81、82 当接離間機構
100 画像形成装置
120 駆動モータ
150 制御部

Claims (21)

  1. 回転駆動される像担持体と、前記像担持体を帯電させる帯電手段と、帯電された前記像担持体を露光することで露光した部分が画像部となる潜像を形成する露光手段と、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上に現像剤で画像を形成する現像手段と、前記像担持体に当接して配置され前記像担持体から現像剤を除去するクリーニング部材と、をそれぞれが備える複数の画像形成部と、
    前記複数の画像形成部のそれぞれの前記像担持体に対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間手段と、
    前記現像部材に、前記像担持体の潜像の前記画像部に向けて現像剤を付勢する現像電圧を印加する電源と、
    を有し、
    前記複数の画像形成部のうち一部の画像形成部のみで画像を形成するモードを実行可能であり、前記モードは、前記モードで画像を形成する画像形成部の前記像担持体に前記現像部材が当接し、前記モードで画像を形成しない画像形成部の前記像担持体から前記現像部材が離間し、前記モードで画像を形成する画像形成部及び形成しない画像形成部の前記像担持体が駆動された状態で実行される画像形成装置において、
    前記モードが継続して実行されときに、前記モードで画像を形成しない画像形成部において、前記帯電手段によって帯電された前記像担持体に前記現像電圧が印加された前記現像部材を所定期間当接させる当接動作を実行可能な制御手段を有し、
    前記当接動作において、前記露光手段は前記モードで画像を形成しない画像形成部の前記像担持体に潜像を形成しないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記モードが継続して実行されているときに前記当接動作を実行させる間隔を、前記モードで画像を形成しない画像形成部の前記現像手段の使用量に関する情報に基づいて変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記モードが継続して実行されているときに前記当接動作を実行させる間隔を、前記情報が示す使用量が第1の値の場合よりも、前記第1の値よりも大きい第2の値の場合の方を小さくすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記当接動作における前記所定期間を、前記モードで画像を形成しない画像形成部の前記現像手段の使用量に関する情報に基づいて変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記当接動作における前記所定期間を、前記情報が示す使用量が第1の値の場合よりも、前記第1の値よりも大きい第2の値の場合の方を長くすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記モードが継続して実行されているときに前記当接動作を実行させる間隔を、前記画像形成装置の環境に関する情報に基づいて変更することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記モードが継続して実行されているときに前記当接動作を実行させる間隔を、前記情報が示す前記画像形成装置の環境の絶対水分量が第3の値の場合よりも、前記第3の値よりも小さい第4の値の場合の方を小さくすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記当接動作における前記所定期間を、前記画像形成装置の環境に関する情報に基づいて変更することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記当接動作における前記所定期間を、前記情報が示す前記画像形成装置の環境の絶対水分量が第3の値の場合よりも、前記第3の値よりも小さい第4の値の場合の方を長くすることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記複数の画像形成部のそれぞれの前記像担持体は、共通の駆動源によって駆動されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記複数の画像形成部のそれぞれの前記現像部材は、前記像担持体に当接しているときは回転駆動され、前記像担持体から離間されると回転駆動が停止さることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 回転駆動される像担持体と、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上に現像剤で画像を形成する現像手段と、前記像担持体に当接して配置され前記像担持体から現像剤を除去するクリーニング部材と、をそれぞれが備える複数の画像形成部と、
    前記複数の画像形成部のそれぞれの前記像担持体に対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間手段と、
    を有し、
    前記複数の画像形成部のうち一部の画像形成部のみで画像を形成するモードを実行可能であり、前記モードは、前記モードで画像を形成する画像形成部の前記像担持体に前記現像部材が当接し、前記モードで画像を形成しない画像形成部の前記像担持体から前記現像部材が離間し、前記モードで画像を形成する画像形成部及び形成しない画像形成部の前記像担持体が駆動された状態で実行される画像形成装置において、
    前記モードが継続して実行されときに、前記モードで画像を形成しない画像形成部において、前記像担持体に前記現像部材を所定期間当接させる当接動作を実行可能な制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記当接動作における前記所定期間を、前記画像形成装置の環境に関する情報に基づいて変更することを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記制御手段は、前記当接動作における前記所定期間を、前記情報が示す前記画像形成装置の環境の絶対水分量が第3の値の場合よりも、前記第3の値よりも小さい第4の値の場合の方を長くすることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記複数の画像形成部のそれぞれの前記像担持体は、共通の駆動源によって駆動されることを特徴とする請求項12又は13に記載の画像形成装置。
  15. 回転駆動される像担持体と、前記像担持体を帯電させる帯電手段と、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上に現像剤で画像を形成する現像手段と、前記像担持体に当接して配置され前記像担持体から現像剤を除去するクリーニング部材と、をそれぞれが備える複数の画像形成部と、
    前記複数の画像形成部のそれぞれの前記像担持体に対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間手段と、
    前記現像部材に電圧を印加する電源と、
    を有し、
    前記複数の画像形成部のうち一部の画像形成部のみで画像を形成するモードを実行可能であり、前記モードは、前記モードで画像を形成する画像形成部の前記像担持体に前記現像部材が当接し、前記モードで画像を形成しない画像形成部の前記像担持体から前記現像部材が離間し、前記モードで画像を形成する画像形成部及び形成しない画像形成部の前記像担持体が駆動された状態で実行される画像形成装置において、
    前記モードが継続して実行されときに、前記モードで画像を形成しない画像形成部において、前記帯電手段によって帯電された前記像担持体に、前記帯電された像担持体の表面電位よりも絶対値の小さい電圧が印加された前記現像部材を所定期間当接させる当接動作を実行可能な制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  16. 前記制御手段は、前記モードが継続して実行されているときに前記当接動作を実行させる間隔を、前記モードで画像を形成しない画像形成部の前記現像手段の使用量に関する情報に基づいて変更することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 前記制御手段は、前記当接動作における前記所定期間を、前記モードで画像を形成しない画像形成部の前記現像手段の使用量に関する情報に基づいて変更することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  18. 前記制御手段は、前記モードが継続して実行されているときに前記当接動作を実行させる間隔を、前記画像形成装置の環境に関する情報に基づいて変更することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  19. 前記複数の画像形成部のそれぞれの前記像担持体は、共通の駆動源によって駆動されることを特徴とする請求項15〜18のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  20. 帯電された前記像担持体を露光することで露光した部分が画像部となる潜像を形成する露光手段を有し、
    前記当接動作において、前記露光手段は前記モードで画像を形成しない画像形成部における前記像担持体に潜像を形成しないことを特徴とする請求項12〜19のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  21. 前記当接動作が実行されている間に、前記モードで画像を形成する画像形成部の画像形成動作を実行可能であることを特徴とする請求項1〜20のいずれか一項に記載の画像形成装置。
JP2016005569A 2015-02-10 2016-01-14 画像形成装置 Active JP6671971B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/019,192 US9703232B2 (en) 2015-02-10 2016-02-09 Image forming apparatus that performs a contacting operation for contacting a developing member with an image bearing member

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015024792 2015-02-10
JP2015024792 2015-02-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016148837A JP2016148837A (ja) 2016-08-18
JP6671971B2 true JP6671971B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=56691803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016005569A Active JP6671971B2 (ja) 2015-02-10 2016-01-14 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6671971B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6933033B2 (ja) * 2017-07-31 2021-09-08 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04278968A (ja) * 1991-03-07 1992-10-05 Fuji Xerox Co Ltd カラー画像形成装置のトナー供給方法
JPH06175453A (ja) * 1992-12-10 1994-06-24 Canon Inc 画像形成装置
JP3493805B2 (ja) * 1995-04-15 2004-02-03 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP4194275B2 (ja) * 2002-01-23 2008-12-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2003076103A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Canon Inc 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
US6731884B2 (en) * 2002-08-07 2004-05-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and toner supply device and method used in image forming apparatus
JP2004341235A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Seiko Epson Corp 画像形成装置および画像形成方法
JP4962025B2 (ja) * 2007-01-31 2012-06-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP6039226B2 (ja) * 2011-06-15 2016-12-07 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016148837A (ja) 2016-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6333041B2 (ja) 画像形成装置
JP6548429B2 (ja) 画像形成装置
JP6669378B2 (ja) 画像形成装置
US10151997B2 (en) Image forming apparatus
US20120008970A1 (en) Image forming apparatus and cleaning method
US9703232B2 (en) Image forming apparatus that performs a contacting operation for contacting a developing member with an image bearing member
JP2016071318A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP6671971B2 (ja) 画像形成装置
JP2015225282A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2010128400A (ja) 画像形成装置
JP2012098702A (ja) 画像形成装置
JP2013019995A (ja) 画像形成装置
JP5522152B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2012163799A (ja) 画像形成装置
JP6053390B2 (ja) 画像形成装置
JP2012242404A (ja) 画像形成装置
JP6608186B2 (ja) 画像形成装置
JP2009271148A (ja) 画像形成装置
JP2007183330A (ja) 画像形成装置
JP6946116B2 (ja) 画像形成装置
JP6260968B2 (ja) 画像形成装置
JP2017146566A (ja) 画像形成装置、プログラム、および、着脱体
JP2005300916A (ja) 画像形成装置
JP6679255B2 (ja) 画像形成装置
JP6910869B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200304

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6671971

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151