JP2016071318A - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents

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武志 内谷
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Abstract

【課題】付着物が累積し、像担持体へ強固に付着した場合でも、メダカ状汚れを除去する。
【解決手段】像担持体と、像担持体を回転駆動させる駆動手段と、駆動手段の正転又は逆転を制御する制御手段と、像担持体の回転方向上流に配置された第一のクリーニング部と、像担持体の回転方向下流に像担持体に対して接離可能に配置された第二のクリーニング部と、制御手段により逆転制御された駆動手段により像担持体が逆転駆動する際、第二のクリーニング部を像担持体に当接させる接離手段と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、クリーニング装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる感光体には帯電プロセスでの放電生成物や、トナーの外添剤成分であるシリカ等が付着する。そして、これらの付着物により、異常画像が出力されることが問題となっている。そのため感光体の表面層を保護し、表面の摩擦係数を低減させ付着物が付着しにくくする狙いで感光体に潤滑剤を塗布する技術が既に知られている。
上記の問題を生じさせている原因の一つとして、メダカ状汚れが知られている。これは、トナーに外添されている添加剤が遊離して感光体表面に付着すると、この付着した添加剤を起点としてトナーが累積し、その累積したトナーは添加剤によってブロックされ、そのトナーが徐々に感光体表面に固着することにしたがって、トナー像の地肌部にメダカ状の画像よりなる汚れが現れ、画像品質が著しく劣化するというものである。
そこで、例えば特許文献1には、上記メダカ状汚れを除去する目的で、第一クリーニングブレードの下流側に研磨剤を分散させた第二のクリーニングブレードを設け、第二のクリーニングブレードの当接時間、当接周期を制御する構成が開示されている。
しかし、例えば特許文献1に記載されたような、今までの付着物除去方法では添加剤等の付着物が累積し、感光体等の像担持体に強固に付着した場合、メダカ状汚れを除去しきれないという問題がある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、付着物が累積し、像担持体へ強固に付着した場合でも、メダカ状汚れを除去することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、像担持体と、像担持体を回転駆動させる駆動手段と、駆動手段の正転又は逆転を制御する制御手段と、像担持体の回転方向上流に配置された第一のクリーニング部と、像担持体の回転方向下流に像担持体に対して接離可能に配置された第二のクリーニング部と、制御手段により逆転制御された駆動手段により像担持体が逆転駆動する際、第二のクリーニング部を像担持体に当接させる接離手段と、を備えることを特徴とする。
付着物が累積し、像担持体へ強固に付着した場合でも、メダカ状汚れを除去することが可能となる。
本発明の実施形態における画像形成装置の概略構成図である。 本発明の実施形態における画像形成ユニットの概略構成図である。 メダカフィルミング発生メカニズムについて説明する模式図である。 本発明の第1実施形態におけるクリーニング装置の動作を説明する模式図である。 本発明の実施形態において、出力枚数に応じた感光体上メダカランクの推移をクリーニングブレードのブレード硬度、感光体への当接圧毎に示す模式図である。 本発明の第2実施形態におけるクリーニング装置について説明する模式図である。 本発明の第2実施形態におけるクリーニング装置の変形例について説明する模式図である。 本発明の第3実施形態におけるクリーニング装置について説明する模式図である。 本発明の第3実施形態における処理手順について説明するフローチャートである。 本発明の第4実施形態におけるクリーニング装置について説明する模式図である。 本発明の第4実施形態における処理手順について説明するフローチャートである。 本発明の第4実施形態におけるクリーニング装置の変形例について説明する模式図である。 本発明の第4実施形態におけるクリーニング装置の変形例による処理手順について説明するフローチャートである。
本発明の実施形態の画像形成装置に関し以下図面を用いて説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施形態に限定されるものではない。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。
本実施形態におけるクリーニング装置を有する画像形成装置の概略構成について図1を参照して説明する。また、必要に応じて、図1に示す画像形成ユニット1Yを拡大した図2を参照して説明する。
本実施形態における画像形成装置は、イエロー・シアン・マゼンタ・ブラック(以下、Y・C・M・Kと記す)のトナー像を生成するための4つの画像形成ユニット1Y・1C・1M・1Kを備えている。これらの画像形成ユニット1は互いに異なる色のYトナー・Cトナー・Mトナー・Kトナーを用いるが、それ以外の構成は4色共通である。なお、これら4色以外の色のトナー像を生成するための他色トナーをさらに備えるものであってもよい。以下ではYトナーの画像形成ユニット1Yを例にとって説明する。
図2に示すように、画像形成ユニット1Yは感光体ユニット2Yと現像ユニット7Yで構成されており、画像形成装置の本体に対して一体的に着脱可能である。
感光体ユニット2Yは、像担持体であるドラム状の感光体3Y、ドラムクリーニング装置4Y、帯電装置5Yなどを備えている。帯電装置5Yは所定の駆動手段により時計回り方向に回転している感光体3Yの表面を例えば−690Vで一様に帯電する。なお、図2では感光体3Yに近接させた帯電ローラ6Yに帯電バイアスを印加することで感光体3Yの表面を帯電させる方式としているが、帯電ローラ方式以外にも、帯電ブラシ方式やスコロトロン方式を用いても良い。
図1に示すように、画像形成ユニット1の下部には光書き込みユニット20が設けられている。光書き込みユニット20は画像情報に基づきレーザー光Lを画像形成ユニット1の感光体3に照射する。光書き込みユニット20の構成として、ここでは光源から発したレーザー光Lをモータにより回転駆動されるポリゴンミラー21で偏向させながら複数のレンズ・ミラーを介して感光体3に照射するものを描いた。しかしこのようなポリゴン走査方式以外にLEDアレイ方式を用いることもできる。
図2に戻り、感光体3Yはレーザー光Lで露光された領域のみ表面電位が例えば−50Vまで低下し、静電潜像が形成される。静電潜像は感光体3Yが回転することで、現像ユニット7Yの現像ローラ12Yと対向する現像領域まで搬送される。
現像ユニット7Yは、第一の搬送スクリュ8Y、トナー補給口、分散マグ101Yなどが設けられた第一の現像剤循環搬送通路9Yを有する。また、現像ユニット7Yは、第二の搬送スクリュ11Y、透磁率センサからなるトナー濃度センサ10Y、現像ローラ12Y、ドクターブレード13Yなどが設けられた第二の現像剤循環搬送通路14Yを有している。現像剤循環搬送通路9Y・14Yは、図2に示す手前と奥の端である両端の連絡口で繋がっており、マイナス帯電性のYトナーと磁性キャリアからなるY現像剤が内包されている。
第一の搬送スクリュ8Yは所定の駆動手段で回転し、第一の搬送通路9YにあるY現像剤を図2の奥側から手前側に搬送する。手前側に搬送されたY現像剤は手前側の連絡口で第二の搬送通路14Yへ移動する。第二の搬送スクリュ11Yも同様に回転し、第二の搬送通路14Yに来たY現像剤を図2の手前側から奥側へ搬送する。搬送途中のY現像剤は第二の搬送通路14Yの底部に固定されたトナー濃度センサ10Yで、そのトナー濃度を検知される。
第二の搬送通路14Yの上方には現像ローラ12Yが第二の搬送スクリュ11Yと平行に配置されている。現像ローラ12Yは、図2で反時計回り方向に回転する非磁性の現像スリーブ15Yと、現像スリーブ15Yに内包された回転しないマグネットローラ16Yで構成される。第二の搬送通路14Y内を搬送されるY現像剤の一部は、マグネットローラ16Yの磁力により現像スリーブ15Yの表面に汲み上げられる。
現像スリーブ15Yには微小な隙間を保持してドクターブレード13Yが対向して設けられており、汲み上げられたY現像剤はドクターブレード13Yを通過する際にその層厚、つまり汲み上げ量を規制される。ドクターブレード13Yを通過したY現像剤は感光体3Yと対向する現像領域まで搬送される。
現像スリーブ15Yに印加された例えば−550V等の現像電位と感光体3Yの露光部における例えば−50Vの表面電位の電位差により、現像領域に搬送されたY現像剤中のYトナーのみが感光体3Yの露光部のみに付着する。これにより感光体3Y上にYトナー像が形成される。
現像によりYトナーを消費したY現像剤は第二の搬送通路14Yに戻され、第二の搬送スクリュ11Yで図2の奥側へ搬送され、奥側の連絡口で第一の搬送通路9Yに移動する。第一の搬送通路9Yに戻ったY現像剤はトナー補給口にてトナーを新たに補給される。
トナー補給口の下流には分散マグ101Yがあり、搬送通路9Yから引き寄せられた現像剤が壁を形成している。補給トナーはこの現像剤の壁に塞き止められ、現像剤中に分散する。補給トナーを十分に分散させたY現像剤は、再び第一の搬送スクリュ8Yで図2の手前側に搬送される。
感光体3Yに形成されたYトナー像は、図1に示す中間転写ベルト41に中間転写される。中間転写後に感光体3Yの表面に残留した廃トナーは、ドラムクリーニング装置4Yが除去する。廃トナーが除去された感光体3Yは除電装置により除電され、次の画像形成を行うために帯電装置5Yへと向かう。
図1に示すように、光書き込みユニット20の下方には、第一給紙カセット31、第二給紙カセット32が設けられている。これらの給紙カセット内には記録紙Pが複数枚重ねられた状態で収納されており、一番上の記録紙Pには、それぞれ第一給紙ローラ31a、第二給紙ローラ32aが当接している。これらの給紙ローラ31・32が反時計回りに駆動することで、給紙カセット31・32内の一番上の記録紙Pが給紙路33に排出される。
記録紙Pは搬送ローラ対34で上側へ搬送され、レジストローラ対35の位置で一旦停止した後、適切なタイミングで二次転写ローラ50と二次転対向ローラ46の接点である二次転写ニップへと搬送される。
画像形成ユニット1の上方には、中間転写ベルト41を反時計回りに回転させる中間転写ユニット40が配置されている。中間転写ユニット40は中間転写ベルト41、ベルトクリーニングユニット42、一次転写ローラ45Y・45C・45M・45、二次転対向ローラ46、駆動ローラ47などで構成される。中間転写ベルト41は駆動ローラ47により反時計回りに回転する。
4つの一次転写ローラ45は中間転写ベルト41を挟み込んで、各々対応する色の感光体3との間に一次転写ニップを形成している。一次転写ローラ45は中間転写ベルト41の内側に一次転写バイアスを印加する。一次転写ローラ45と感光体3の電位差により、感光体3上のトナー像が一次転写ニップ部で中間転写ベルト41に転写される。
各色の一次転写ニップで、Yトナー像・Cトナー像・Mトナー像・Kトナー像が中間転写ベルト41に順次転写され、中間転写ベルト41には4色のトナー像を重ね合わせた4色トナー像が形成される。
二次転対向ローラ46は二次転写ローラ50と対向する位置に設けられ、両者が中間転写ベルト41を挟み込むことで二次転写ニップを形成している。中間転写ベルト41に形成された4色トナー像のタイミングに併せて、レジストローラ対35が記録紙Pを二次転写ニップに搬送する。
二次転対向ローラ46と二次転写ローラ50の間には二次転写バイアスが印加されており、その力で中間転写ベルト41上の4色トナー像は転写紙Pへと二次転写される。そして記録紙Pの白色と相まって、フルカラーのトナー像となる。二次転写ニップを通過後に中間転写ベルト41に残留した廃トナーはベルトクリーニングユニットが除去する。
二次転写ニップの上方には定着ユニット60が設けられている。定着ユニット60はハロゲンランプなどの発熱源を内包する加圧ローラ61と、定着ベルトユニット62で構成されている。さらに定着ベルトユニット62は定着ベルト64、ハロゲンランプなどの発熱源を内包する加熱ローラ63、駆動ローラ66などで構成されている。
定着ベルト64は駆動ローラ66により反時計回りに回転し、加熱ローラ63により加熱されて一定の温度、例えば140℃等に維持される。加圧ローラ61も時計回りに回転し、内部の発熱源により加熱され一定の温度、例えば120℃等に維持される。定着ベルト64と加圧ローラ61は当接しており、定着ニップを形成している。
二次転写ニップを通過し、フルカラーのトナー像をのせた記録紙Pは、定着ユニット60内の定着ニップに搬送される。定着ニップで加熱・加圧されることで、フルカラーのトナー像は記録紙P上に定着する。トナー像が定着した記録紙Pは、排紙ローラ対67を通過して、機外の排紙スタック部68に排紙される。
なお、中間転写ユニット40の上方には、Yトナー・Cトナー・Mトナー・Kトナーを各々収容する4つのトナーカートリッジ100Y・100C・100M・100Kが設けられている。トナーカートリッジ100内の各色トナーは補給経路を経て、トナー補給口から現像ユニット7に補給される。これらのトナーカートリッジ100は画像形成ユニット1とは独立して画像形成装置本体に対して着脱可能である。
次に、本実施形態におけるクリーニング装置によって除去されるメダカ状汚れの発生メカニズムの概略について図3を参照して説明する。以下では、メダカ状汚れの発生について、例えば「メダカの成長」などと比喩的に表現して説明する。
図3(a)に示すように、転写過程で転写されなかった残トナーや地汚れによるトナーがクリーニングブレード200に突入すると、それらはクリーニングされ、廃トナー搬送経路へと搬送される。一方、トナーの外添剤であるシリカはトナーから遊離し、クリーニングブレード200と感光体3のニップ中に入り込み滞留する。
そして、図3(b)に示すように、その後クリーニングブレード200の接触圧によりシリカが、感光体3に押し付けられると、滞留したシリカが凝集し、感光体3へ付着する。
その後、さらに長期にわたり装置を動作させると、図3(c)に示すようにクリーニングブレード200により押し付けられたシリカの凝集体(以下、これを「メダカ」と表現する。)が感光体回転方向上流側へ、周方向に連なるように成長していく。初期の段階では異常画像として出力されることはないが、長期にわたり装置を動作させメダカが成長すると、感光体3の一様な帯電を妨げ、トナー像がのらなくなり、白抜け等の異常画像が出力される。
図3(b)に示すメダカは初期の状態では感光体への固着状態は弱く、除去部材等により感光体3から除去しやすい。しかし、図3(c)に示すように、長期にわたり装置を動作させ、メダカが成長した状態の場合、感光体3への固着状態が強くなり除去し難くなる。特に、成長の起点となるメダカの端部は何度もクリーニングブレード200からの接触圧力をうけているため、上流側のメダカに比べて、感光体3への付着力、付着物の凝集力が大きくなり除去し難くなる。
そこで本実施形態においては、図3(c)の状態までメダカ状汚れが成長した場合でも、画像形成時以外のみ、感光体3を逆転動作させつつ、クリーニングブレード200をカウンタ式で当接させる等により、メダカ上流側の付着力が弱い箇所から除去することとしている。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態におけるクリーニング装置の動作について図4を参照して説明する。本実施形態におけるクリーニング装置は、像担持体としての感光体3と、感光体3を回転駆動させる駆動モータ等の駆動手段350と、駆動手段350の正転又は逆転を制御する制御手段360を備える。なお、本実施形態では、感光体3が時計回り方向Fに回転することを「正転」とし、反時計回り方向Rに回転することを「逆転」とする。制御手段360は、上記制御を行う制御プログラムを実行するCPU等を搭載した制御回路等によって実現されるものであればよい。
また、本実施形態におけるクリーニング装置は、感光体3の回転方向上流に配置された第一のクリーニング部としてのクリーニングブレード210と、感光体3の回転方向下流に感光体3に対して接離可能に配置された第二のクリーニング部としてのクリーニングブレード220を備える。クリーニングブレード210及びクリーニングブレード220はケース4内に備えられている。なお、本実施形態においては、第1のクリーニング部及び第2のクリーニング部をクリーニングブレードとして記載したが、第1のクリーニング部及び第2のクリーニング部として、ブレードだけでなく、荷電ブラシ等の回転体を感光体3に当接させて清掃する構成を含んでもよい。
本実施形態では、クリーニングブレード210が感光体3上の転写残トナーを一様に除去する。クリーニングブレード210の先端部(以下「クリーニングエッジ」ともいう。)は、感光体3の回転方向に対し鋭角をなして感光体3の周面に当接する、いわゆるカウンタ方式で当接されることが好ましい。
他方、クリーニングブレード220は、図3において説明したメダカ状汚れを発生させるシリカの凝集体を除去する。クリーニングブレード220は、感光体3の逆転時に感光体3に対してカウンタ方式で当接されるよう配置されていることが好ましい。
また、ケース4下部には各クリーニングブレードにより除去された付着物を廃トナー経路へと搬送するための廃トナー搬送スクリュ230が設置されている。
なお、本実施形態における「上流」とは、例えば、画像形成時に感光体3が時計回り方向Fに回転するとして、各クリーニングブレードのブレードエッジが感光体3と接する接点より手前側、図示において上方側をいう。また、本実施形態における「下流」とは、例えば、画像形成時に感光体3が時計回り方向Fに回転するとして、各クリーニングブレードのブレードエッジが感光体3と接する接点を過ぎた奥側、図示において下方側をいう。
さらに、本実施形態におけるクリーニング装置は、制御手段360により逆転制御された上記駆動手段350により感光体3が逆転駆動する際、クリーニングブレード220を前記像担持体に当接させる接離手段を備える。
本実施形態においては、接離手段として、例えば、図に示すような弾性手段であるスプリング222、ワンウェイ軸受け310及びカム320を備える。
スプリング222は、クリーニングブレード220の軸221を感光体3の表面方向に付勢してクリーニングブレード220に応力を与える弾性手段である。
ワンウェイ軸受け310は、例えば特許文献2に記載されているようなワンウェイ軸受けの機構を採用したものであり、感光体3が正転動作したときのみ、その回転力をカム320に伝達する。ワンウェイ軸受け310は、感光体3における回転軸330に装着される。
カム320は、感光体3が正転動作し、その回転力が伝達したとき、クリーニングブレード220の軸221を矢印P方向に押し上げて、感光体3から離間させるように機能する。これにより、画像形成中の正転動作時において、クリーニングブレード220は感光体3から離間され、感光体3が逆転動作する場合は、クリーニングブレード220は感光体3に当接される。
本実施形態においては、印刷終了後の付着物除去動作時には感光体3を逆転動作させ、クリーニングブレード220を感光体3へ当接させることが好ましい。このとき、感光体3が逆転動作している状態でクリーニングブレード220は感光体3に対してカウンタ方式で接する。
なお、クリーニングブレード220の作動時期について、本実施形態においては、印刷終了後としたが、これに限定されない。例えば、ある印刷ジョブの実行と別の印刷ジョブとの間でもよいし、印刷開始前の一定時間等の印刷動作時間帯を除く所定の時間帯にクリーニングブレード220を動作させてもよい。
本実施形態によれば、除去効率が高くなり、メダカ状汚れを効率的に除去することが可能となる。また、本実施形態によれば、感光体3の周方向に成長したメダカ状汚れの感光体3への付着力の弱い方からクリーニングブレード220が突入するため、除去しやすくなる。
また、本実施形態によれば、画像形成時は、クリーニングブレード220は感光体3から離間している。これにより、例えば印刷終了後の必要時のみクリーニングブレード220が感光体3へ当接されるため、クリーニングブレード220や感光体3表面の摩耗を抑えつつ、メダカ状汚れを除去することができる。
次に、本実施形態において、印刷される用紙の出力枚数に応じた感光体上メダカランクの推移について図5(a)及び図5(b)を参照して説明する。図5(a)は、横軸に出力枚数を、縦軸に感光体3への付着物の程度をランク付けした感光体上メダカランク(以下、単に「メダカランク」という。)をクリーニングブレードのブレード硬度毎に示したものである。本実施形態においては、縦軸に示した「max」がメダカランクの最高ランク、つまり付着物がほとんど付かない感光体3の状態を示している。
同図に示すように、例えばブレード硬度が3.0N/mm2以下になると、クリーニングブレードにて感光体3上の付着物を除去できなくなり、経時でメダカが成長するため、メダカランクは出力枚数に応じて下がっていく。他方、ブレード硬度を高くする、例えば5.0N/mm2とすると、出力枚数が多くなっても、メダカランクは最高ランク「max」に維持されたままとなるため、メダカが成長する前に付着物を除去することができる。
次に、上述のブレード硬度に代えて、本実施形態におけるクリーニングブレードの感光体3に対する当接圧毎に示した、出力枚数に応じたメダカランクについて図5(b)を参照して説明する。図5(b)は、図5(a)同様に、横軸に印刷枚数を、縦軸にメダカランクを示したものである。なお、ランク「max」は一例であり、これ以外の名称を妨げる理由はない。
同図に示すように、感光体3とクリーニングブレードとの当接圧が低いと感光体3上の付着物を除去できなくなり、経時でメダカが成長するため、メダカランクは出力枚数に応じて下がっていく。例えば当接圧を20g/cm以上等と高く設定すれば、メダカランクは最高ランク「max」に維持されたままとなるため、メダカが成長する前に付着物を除去することができる。他方、当接圧を15g/cm以下に設定すると、クリーニングブレードにて感光体3上の付着物を除去できなくなり、経時でメダカが成長するため、メダカランクは出力枚数に応じて下がっていく。
なお、クリーニングブレード220の硬度はクリーニングブレード210の硬度よりも高いことが好ましい。このため、例えば、クリーニングブレード220はクリーニングブレード210とは異なる材料を用いて、クリーニングブレード220の先端硬度を、例えば5.0N/mm2以上にする等、高くすることが好ましい。
先端の硬度が高いと感光体3の表面に強固に付着したメダカを除去しやすくなるが、ブレードエッジ部が局所的に欠けてしまうことにより、クリーニング不良が生じる。したがって、通常の転写残トナーを除去するために使用するクリーニングブレード210よりも、印刷終了後、付着物を除去するときのみ感光体3へ当接されるクリーニングブレード220の硬度を高くすることが好ましい。これにより、クリーニングブレード210のクリーニング性能を長期にわたって維持しつつ、感光体3上の付着物を除去することができる。
また、クリーニングブレードの硬度を高くすることと共に又は硬度を高くすることに替えて、クリーニングブレード220の感光体3に対する当接圧をクリーニングブレード210の感光体3に対する当接圧よりも高くすることとしてもよい。
例えば、図4に示したカム320にて揺動距離を大きくすることで、クリーニングブレード220の感光体3への当接圧を、20g/cm以上とする等、高くする。他方、当接圧が高いと強固に付着したメダカを除去しやすくなるが、感光体3の摩耗速度が大きくなり、寿命が短くなる。したがって、通常の転写残トナーを除去するために使用するクリーニングブレード210よりも、印刷終了後、付着物を除去するときのみ感光体3へ当接されるクリーニングブレード220の当接圧を高くする。これにより、感光体3の寿命を保ちつつ、感光体3上の付着物を除去することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態におけるクリーニング装置について図6を参照して説明する。本実施形態においては、上述した第1実施形態のクリーニング装置におけるクリーニングブレード210、クリーニングブレード220の構成に替えて、感光体3の回転方向上流で感光体3に接離する第一のクリーニングエッジ部521と、感光体3の回転方向下流で感光体3に接離する第二のクリーニングエッジ部522とが、一体に形成されたクリーニングブレード520を備えることが特徴となっている。
そして、本実施形態におけるクリーニング装置は、第一のクリーニングエッジ部521、第二のクリーニングエッジ部522何れか一方を感光体3の周面に対して揺動可能に当接させる揺動手段380を備える。本実施形態では、ブレード支持部材510の中心511を固定支点として、カム機構等により揺動可能とすることが好ましい。
すなわち、第一のクリーニングエッジ部521は中心511を固定支点として矢印A方向に揺動し、第二のクリーニングエッジ部522は中心511を固定支点として矢印B方向に揺動する。揺動手段380としては、例えば図4に示したワンウェイ軸受け310やカム320、スプリング222等を利用した公知の手段で構成されるものであればよい。
そして、本実施形態におけるクリーニング装置は、制御手段360により逆転制御された駆動手段350により感光体3が逆転駆動する際、第二のクリーニングエッジ部522が感光体3に当接するように、揺動手段380を制御する揺動制御手段370を備える。揺動制御手段370は、上記制御を行う制御プログラムを実行するCPU等を搭載した制御回路等によって実現されるものであればよい。
本実施形態によれば、上記の各クリーニングエッジの一方のみを選択的に感光体3に当接することができる。つまり、画像形成時は第一のクリーニングエッジ部521のみを感光体3側へ当接させ、画像形成後、第二のクリーニングエッジ部522のみを感光体3へ当接させる。その後、感光体3を逆転動作させる。このとき、第二のクリーニングエッジ部522は感光体3に対してカウンタ方式で当接されることとなり、除去効率が高く、成長したメダカを効率的に除去することができる。
加えて、本実施形態によれば、クリーニングブレード一本で通常のクリーニングと、メダカ状汚れ除去用のクリーニングの何れにも対応可能である。そのため、低コストで、クリーニング装置の省スペース化を図ることが可能になるという利点がある。
[第2実施形態の変形例]
次に、本発明の第2実施形態におけるクリーニング装置の変形例について図7を参照して説明する。なお、これ以降の説明では、駆動手段350により感光体3が逆転駆動する際、揺動手段380により第二のクリーニングエッジ部522が感光体3に当接することにより、感光体3上のメダカを除去する動作モードを「付着物除去モード1」という。
ところで、付着物除去モード1を経時で繰り返し実行すると、第二のクリーニングエッジ部522にはトナーや、シリカの凝集体が堆積・付着していき、除去能力が低下していく。そこで、付着物除去モード1を実行後、以下に説明する「付着物除去モード2A」を実行することが好ましい。
図7に示すように、付着物除去モード2Aでは、第二のクリーニングエッジ部522を感光体3から離間し、ブラシローラ530に当接させる。ブラシローラ530は回転駆動手段355により回転可能であり、第二のクリーニングエッジ部522の感光体3からの離間時に第二のクリーニングエッジ部522と当接するよう固定配置されている。その後、ブラシローラ530を回転駆動させる。これにより、第二のクリーニングエッジ部522に付着しているトナーやシリカの凝集体を除去することができ、経時における除去能力を維持することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態におけるクリーニング装置について図8を参照して説明する。本実施形態における感光体3上の付着物を除去する動作モードを「付着物除去モード2B」という。
付着物除去モード2Bでは、揺動制御手段370は、第二のクリーニングエッジ部522が感光体3に当接され、駆動手段350により感光体3が所定時間逆転駆動された後、第二のクリーニングエッジ部522を感光体3から離間するように揺動手段380を制御する。
そして、揺動手段380により、第二のクリーニングエッジ部522が感光体3から離間された後、駆動手段350は、第二のクリーニングエッジ部522と感光体3との接点が第一のクリーニングエッジ部521と感光体3との接点よりも感光体3の回転方向上流側となるように感光体3を逆転駆動する。
さらに、揺動制御手段370は、駆動手段350により感光体3が、第二のクリーニングエッジ部522と感光体3との接点が第一のクリーニングエッジ部521と感光体3との接点よりも感光体3の回転方向上流側となるように逆転駆動された後、第一のクリーニングエッジ部521が感光体3に当接するように揺動手段380を制御する。
そして、揺動手段380により、第一のクリーニングエッジ部521が感光体3に当接された後、駆動手段350は、第二のクリーニングエッジ部522と感光体3との接点であった位置が第一のクリーニングエッジ部521より感光体3の回転方向下流側となるように感光体3を正転駆動する。
より具体的に、図8及び図9を参照して説明すると、本実施形態においては、付着物除去モード1の実行後、揺動手段380により、第二のクリーニングエッジ部522、第一のクリーニングエッジ部521ともに感光体3から離間させる(ステップS1)。そして、駆動手段350により、感光体3上のX位置にあるトナー汚れがY位置に達するまで感光体3を逆転駆動させる(ステップS2)。次に、揺動手段380により、第一のクリーニングエッジ部521を感光体3へ当接させる(ステップS3)。その後、駆動手段350により、Y位置からX位置までくるように感光体3を正転駆動させる(ステップS4)。
付着物除去モード1の実行後は第二のクリーニングエッジ部522と感光体3との接触箇所に除去したトナーが付着している。この付着したトナーが次の画像形成時に感光体3回りの帯電ローラ等を汚してしまう。しかし、本実施形態における付着物除去モード2Bを実行することで、感光体3上のトナー汚れは第一のクリーニングエッジ部521により除去され、次の画像形成時に感光体3回りの帯電ローラ等の汚れを防止することができる。
[第3実施形態の変形例]
次に、本発明の第3実施形態におけるクリーニング装置の変形例について説明する。本変形例においては、付着物除去モード2Bを実行する前に、揺動手段380により第二のクリーニングエッジ部522を感光体3に当接させたまま、駆動手段350により感光体3を正転駆動させる。そして、その後、付着物除去モード2Bを実行する。
本変形例によれば、第二のクリーニングエッジ部522に付着したトナーやシリカの凝集体を感光体3側へ掻き出すことができる。その後、付着物除去モード2Bを実行することで感光体3上に付着しているトナーと第二のクリーニングエッジ部522から掻き出したトナーを第一のクリーニングエッジ部521で回収することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態におけるクリーニング装置について図10を参照して説明する。本実施形態における感光体3上の付着物を除去する動作モードを「付着物除去モード2C」という。
本実施形態におけるクリーニング装置は、中間転写体600を回転駆動させる中間転写体駆動手段390と、中間転写体600を感光体3と接離させる中間転写体接離手段400と、中間転写体600に所定のバイアスを印加するバイアス印加手段410を備える。
付着物除去モード2Cでは、まず、中間転写体接離手段400は、感光体3から中間転写体600に転写されたトナー像が記録媒体に二次転写された後、中間転写体600を感光体3に当接させる。
そして、中間転写体接離手段400により中間転写体600が感光体3に当接された後、バイアス印加手段410は、中間転写体600に画像形成時と逆極性のバイアスを印加する。
バイアス印加手段410により中間転写体600に画像形成時と逆極性のバイアスが印加された後、第一のクリーニングエッジ部521と感光体3との接点が中間転写体600と感光体3との接点より感光体3の回転方向上流側となるように、駆動手段350により感光体3を逆転駆動するとともに、中間転写体駆動手段390により中間転写体600を逆転駆動する。
そして、駆動手段350により感光体3が逆転駆動されるとともに、中間転写体駆動手段390により中間転写体600が逆転駆動された後、中間転写体接離手段400は中間転写体600を感光体3から離間させる。
中間転写体600が感光体3から離間され、揺動制御手段370により、第二のクリーニングエッジ部522を感光体3に当接し、駆動手段350により感光体3を所定時間逆転駆動させた後、中間転写体接離手段400により中間転写体600を感光体3に当接させ、バイアス印加手段410により中間転写体600に画像形成時と同極性のバイアスを印加する。
中間転写体600に画像形成時と同極性のバイアスが印加された後、揺動制御手段370は、第一のクリーニングエッジ部521が感光体3に当接するように揺動手段380を制御する。
揺動手段380により第一のクリーニングエッジ部521が感光体3に当接された後、第一のクリーニングエッジ部521と感光体3の接点であった位置が第一のクリーニングエッジ部521より感光体3の回転方向下流側となるように、中間転写体駆動手段390により中間転写体600を正転駆動するとともに、駆動手段350により感光体3を正転駆動する。
より具体的に、図10及び図11を参照して説明すると、本実施形態においては、印刷終了(ステップS11)後、中間転写体接離手段400により中間転写体600を感光体3に当接させ(ステップS12)、バイアス印加手段410により画像形成時とは逆極性の転写バイアスを印加する(ステップS13)。
そして、第一のクリーニングエッジ部521との接点である感光体3上のP位置に付着するトナーがQ位置にくるまで、駆動手段350により感光体3を逆転駆動させるとともに、中間転写体駆動手段390により中間転写体600を逆転駆動させる(ステップS14)。そうすることで、第一のクリーニングエッジ部521と感光体3との接点に付着しているトナーを中間転写体600へ逆転写させることができる。
次に、中間転写体接離手段400により中間転写体600を感光体3から離間させ(ステップS15)、付着物除去モード1を実行する(ステップS16)。付着物除去モード1の終了後に、中間転写体接離手段400により中間転写体600を当接させ(ステップS17)、画像形成時と同極性の転写バイアスを印加する(ステップS18)。
その後、揺動手段380により第一のクリーニングエッジ部521を感光体3に当接させると(ステップS19)中間転写体駆動手段390により中間転写体600を正転駆動するとともに、駆動手段350により感光体3を正転駆動する(ステップS20)。これにより、中間転写体600に移したトナーを感光体3へ転写させ、第一のクリーニングエッジ部521で回収することができる。
第一のクリーニングエッジ部521との接点である感光体3上に付着したトナーは、付着物除去モード1における感光体3の逆転動作によって現像ローラや帯電ローラといった感光体3回りのモジュールを汚してしまう。しかし、本実施形態における付着物除去モード2Cを実行することで、汚れの元となるトナーを一度中間転写体600に移して付着物除去モード1を実行後に、クリーニングブレード520で回収することができる。このため、感光体3回りのモジュールを汚すことを防止することができる。
[第4実施形態の変形例]
次に、本発明の第4実施形態におけるクリーニング装置の変形例について図12及び図13を参照して説明する。本実施形態における感光体3上の付着物を除去する動作モードを「付着物除去モード2D」という。
本変形例においては、第4実施形態の構成に、中間転写体600上の転写残トナーを除去する転写残トナー除去手段610を追加している点が特徴となっている。
付着物除去モード2Dでは、第一のクリーニングエッジ部521と感光体3との接点に付着しているトナーを中間転写体600へ逆転写させ、中間転写体接離手段400により中間転写体600を感光体3から離間させた(ステップS15)後、揺動制御手段370により、第一のクリーニングエッジ部521が感光体3に当接するように揺動手段380が制御されるのと並行に、中間転写体600と感光体3との接点であった位置が転写残トナー除去手段610の位置にくるように中間転写体600を正転駆動する(ステップS21)。
そして、転写残トナー除去手段610により中間転写体600上の転写残トナーを回収する(ステップS22)。本変形例によれば、付着物除去モード1を長時間実行する場合は、付着物除去モード1と並行して、中間転写体600上の転写残トナーを回収するため、付着物除去モード1による待機時間を少なくすることができる。
なお、上述した第1実施形態のように、第2実施形態以降の各クリーニング装置においても、第二のクリーニングエッジ部522の硬度が第一のクリーニングエッジ部521の硬度よりも高くなるようにクリーニングブレード520を形成することが好ましい。
また、第二のクリーニングエッジ部522の感光体3に対する当接圧が第一のクリーニングエッジ部521の感光体3に対する当接圧より高くすべく、クリーニングブレード520の揺動を制御することが好ましい。揺動制御については、例えば、上述した第1実施形態にて説明したように制御すればよい。
3 感光体
4 ケース
210、220 クリーニングブレード
222 スプリング
230 廃トナー搬送スクリュ
310 ワンウェイ軸受け
320 カム
330 回転軸
350 駆動手段
360 制御手段
370 揺動制御手段
380 揺動手段
390 中間転写体駆動手段
400 中間転写体接離手段
410 バイアス印加手段
510 ブレード支持部材
511 中心
520 クリーニングブレード
521 第一のクリーニングエッジ部
522 第二のクリーニングエッジ部
600 中間転写体
610 転写残トナー除去手段
特開2006−293286号公報 特開平08−054772号公報

Claims (10)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体を回転駆動させる駆動手段と、
    前記駆動手段の正転又は逆転を制御する制御手段と、
    前記像担持体の回転方向上流に配置された第一のクリーニング部と、
    前記像担持体の回転方向下流に前記像担持体に対して接離可能に配置された第二のクリーニング部と、
    前記制御手段により逆転制御された前記駆動手段により前記像担持体が逆転駆動する際、前記第二のクリーニング部を前記像担持体に当接させる接離手段と、
    を備えることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記第二のクリーニング部の硬度は前記第一のクリーニング部の硬度よりも高いことを特徴とする請求項1記載のクリーニング装置。
  3. 前記第二のクリーニング部の前記像担持体に対する当接圧を前記第一のクリーニング部の前記像担持体に対する当接圧より高くすることを特徴とする請求項1又は2記載のクリーニング装置。
  4. 像担持体と、
    前記像担持体を回転駆動させる駆動手段と、
    前記駆動手段の正転又は逆転を制御する制御手段と、
    前記像担持体の回転方向上流で前記像担持体に接離する第一のクリーニングエッジ部と、前記像担持体の回転方向下流で前記像担持体に接離する第二のクリーニングエッジ部とが、一体に形成されたクリーニング部と、
    前記第一のクリーニングエッジ部、前記第二のクリーニングエッジ部の何れか一方を前記像担持体に対して揺動可能に当接させる揺動手段と、
    前記制御手段により逆転制御された前記駆動手段により前記像担持体が逆転駆動する際、前記第二のクリーニングエッジ部が前記像担持体に当接するように前記揺動手段を制御する揺動制御手段と、
    を備えることを特徴とするクリーニング装置。
  5. 前記揺動制御手段は、前記第二のクリーニングエッジ部が前記像担持体に当接され、前記駆動手段により前記像担持体が所定時間逆転駆動された後、前記第二のクリーニングエッジ部を前記像担持体から離間するように前記揺動手段を制御し、
    前記揺動手段により、前記第二のクリーニングエッジ部が前記像担持体から離間された後、前記駆動手段は、前記第二のクリーニングエッジ部と前記像担持体との接点が前記第一のクリーニングエッジ部と前記像担持体との接点よりも前記像担持体の回転方向上流側となるように前記像担持体を逆転駆動し、
    前記揺動制御手段は、前記駆動手段により前記像担持体が、前記第二のクリーニングエッジ部と前記像担持体との接点が前記第一のクリーニングエッジ部と前記像担持体との接点よりも前記像担持体の回転方向上流側となるように逆転駆動された後、前記第一のクリーニングエッジ部が前記像担持体に当接するように前記揺動手段を制御し、
    前記揺動手段により、前記第一のクリーニングエッジ部が前記像担持体に当接された後、前記駆動手段は、前記第二のクリーニングエッジ部と前記像担持体との接点であった位置が前記第一のクリーニングエッジ部より前記像担持体の回転方向下流側となるように前記像担持体を正転駆動する
    ことを特徴とする請求項4記載のクリーニング装置。
  6. 中間転写体を回転駆動させる中間転写体駆動手段と、
    前記中間転写体を前記像担持体と接離させる中間転写体接離手段と、
    前記中間転写体に所定のバイアスを印加するバイアス印加手段と、を備え、
    前記中間転写体接離手段は、前記像担持体から前記中間転写体に転写されたトナー像が記録媒体に二次転写された後、前記中間転写体を前記像担持体に当接させ、
    前記中間転写体接離手段により前記中間転写体が前記像担持体に当接された後、前記バイアス印加手段は、前記中間転写体に画像形成時と逆極性のバイアスを印加し、
    前記バイアス印加手段により前記中間転写体に画像形成時と逆極性のバイアスが印加された後、前記第一のクリーニングエッジ部と前記像担持体との接点が前記中間転写体と前記像担持体との接点より前記像担持体の回転方向上流側となるように、前記駆動手段により前記像担持体を逆転駆動するとともに、前記中間転写体駆動手段により前記中間転写体を逆転駆動し、
    前記駆動手段により前記像担持体が逆転駆動されるとともに、前記中間転写体駆動手段により前記中間転写体が逆転駆動された後、前記中間転写体接離手段は前記中間転写体を前記像担持体から離間させ、
    前記中間転写体が前記像担持体から離間され、前記揺動制御手段により、前記第二のクリーニングエッジ部を前記像担持体に当接し、前記駆動手段により前記像担持体を所定時間逆転駆動させた後、前記中間転写体接離手段により前記中間転写体を前記像担持体に当接させ、前記バイアス印加手段により前記中間転写体に画像形成時と同極性のバイアスを印加し、
    前記中間転写体に画像形成時と同極性のバイアスが印加された後、前記揺動制御手段は、前記第一のクリーニングエッジ部が前記像担持体に当接するように前記揺動手段を制御し、
    前記揺動手段により前記第一のクリーニングエッジ部が前記像担持体に当接された後、前記第一のクリーニングエッジ部と前記像担持体の接点であった位置が前記第一のクリーニングエッジ部より前記像担持体の回転方向下流側となるように、前記中間転写体駆動手段により前記中間転写体を正転駆動するとともに、前記駆動手段により前記像担持体を正転駆動することを特徴とする請求項4記載のクリーニング装置。
  7. 中間転写体を回転駆動させる中間転写体駆動手段と、
    前記中間転写体を前記像担持体と接離させる中間転写体接離手段と、
    前記中間転写体に所定のバイアスを印加するバイアス印加手段と、
    前記中間転写体上の転写残トナーを除去する転写残トナー除去手段と、を備え、
    前記中間転写体接離手段は、前記像担持体から前記中間転写体に転写されたトナー像が記録媒体に二次転写された後、前記中間転写体を前記像担持体に当接させ、
    前記中間転写体接離手段により前記中間転写体が前記像担持体に当接された後、前記バイアス印加手段は、前記中間転写体に画像形成時と逆極性のバイアスを印加し、
    前記バイアス印加手段により前記中間転写体に画像形成時と逆極性のバイアスが印加された後、前記第一のクリーニングエッジ部と前記像担持体との接点が前記中間転写体と前記像担持体との接点より前記像担持体の回転方向上流側となるように、前記駆動手段により前記像担持体を逆転駆動するとともに、前記中間転写体駆動手段により前記中間転写体を逆転駆動し、
    前記駆動手段により前記像担持体が逆転駆動されるとともに、前記中間転写体駆動手段により前記中間転写体が逆転駆動された後、前記中間転写体接離手段は前記中間転写体を前記像担持体から離間させ、
    前記中間転写体駆動手段は、前記中間転写体が前記像担持体から離間された後、前記揺動制御手段により、前記第一のクリーニングエッジ部が前記像担持体に当接するように前記揺動手段が制御されるのと並行に、前記中間転写体と前記像担持体との接点であった位置が前記転写残トナー除去手段の位置にくるように前記中間転写体を正転駆動することを特徴とする請求項4記載のクリーニング装置。
  8. 前記第二のクリーニングエッジ部の硬度は前記第一のクリーニングエッジ部の硬度よりも高いことを特徴とする請求項4から7の何れか1項に記載のクリーニング装置。
  9. 前記第二のクリーニングエッジ部の前記像担持体に対する当接圧を前記第一のクリーニングエッジ部の前記像担持体に対する当接圧より高くすることを特徴とする請求項4から8の何れか1項に記載のクリーニング装置。
  10. 請求項1から9の何れか1項に記載のクリーニング装置を備えた画像形成装置。
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