JP6679255B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、電子写真技術を利用した画像形成装置に関する。
電子写真技術を用いた画像形成装置では、感光ドラムに形成されたトナー像をシートに転写することでシートに画像を形成する。ここで、感光ドラム上のトナー像がシートに転写された後に、感光ドラム上にトナー(残留現像剤)が残留する場合がある。そのため、画像形成装置には、感光ドラム上の残留トナーを除去するためのクリーニングブレードが設けられている。しかし、感光ドラムの表面の摩擦係数が上がることによって、クリーニングブレードがめくれることや、クリーニングブレードと感光ドラムとが擦れることにより異音が発生することなどがある。
そこで、クリーニングブレードと感光ドラムとが接触する部分に潤滑性を有するトナーを供給する技術が知られている。特許文献1に開示される技術では、4つのプロセスカートリッジを有するカラー画像形成装置において、画像形成装置は、潤滑性の良好な色のトナーを、プロセスカートリッジに設けられたクリーニングブレードに供給している。具体的には、画像形成装置は、潤滑性が良好な色のトナーが収納されるプロセスカートリッジから、潤滑性が良好な色のトナーを、他のプロセスカートリッジに設けられたクリーニングブレードに供給している。また、特許文献2に開示される技術では、画像形成装置は、収納されるトナーの量が多いプロセスカートリッジから、収納されるトナーの量が少ないプロセスカートリッジに設けられたクリーニングブレードにトナーを供給している。
ここで、トナーが劣化するとトナーの潤滑性が低下する。トナーは、電荷制御剤や顔料などを含む樹脂粒子に、潤滑剤や電荷制御剤などの無機微粒子である外添剤を添加することで形成される。しかし、現像ブレードとトナーとが摺擦することによって外添剤が樹脂粒子に埋め込まれてしまうことがある。この現象をトナーの劣化と表現している。トナーが劣化することでトナーの潤滑性は低下してしまう。トナーの潤滑性が低下すると、クリーニングブレードと感光ドラムとの間にトナーを供給しても、クリーニングブレードと感光ドラムとの間に生じる摩擦を十分に抑えることができないおそれがある。
特開平11−194690号公報 特開2011−150304号公報
そこで、本発明は、クリーニングブレードなどのクリーニング部材と、感光ドラムなどの像担持体との間に潤滑性を与えることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明である画像形成装置は、
静電像を担持する像担持体と、
前記像担持体へ現像剤を供給し前記静電を現することによって現像剤像を形成する現像剤担持体、および、前記現像剤担持体を回転可能に支持すると共に内部に現像剤が収容される現像枠体、を備える現像装置と、
前記像担持体に接触することで、前記像担持体上現像剤を除去するクリーニング部材と、を有する画像形成ユニットを複数備える画像形成装置において
前記現像剤担持体の総回転数、および前記現像枠体内の現像剤の残量を取得する取得手段と、
前記取得手段を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、複数の前記画像形成ユニットのうち、前記総回転数が所定回転数閾値以下、かつ、前記現像枠体内の現像剤の残量が所定残量閾値以上という第1の条件を満たす画像形成ユニットの像担持体に対して、現像剤を供給する供給動作を実行させ
前記供給動作の後、複数の前記画像形成ユニットのうち、前記総回転数が前記所定回転数閾値を超え、かつ、前記現像枠体内の現像剤の残量が前記所定残量閾値未満という第2の条件を満たす画像形成ユニットの像担持体に対して、前記第1の条件を満たす画像形成ユニットの像担持体に供給された現像剤を移動する移動動作を実行させ、
前記移動動作の後、前記第2の条件を満たす画像形成ユニットの像担持体に対して、前記クリーニング部材によって現像剤を除去する除去動作を実行させることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明である画像形成装置は、
第1静電像を担持する第1像担持体と
前記第1像担持体へ現像剤を供給し前記第1静電を現することによって現像剤像を形成する第1現像剤担持体、および、前記第1現像剤担持体を回転可能に支持すると共に内部に現像剤が収容される第1現像枠体、を備える第1現像装置と、
前記第1像担持体に接触することで、前記第1像担持体上現像剤を除去する第1クリーニング部材と、を有する第1画像形成ユニットと、
第2静電潜像を担持する第2像担持体と、
前記第2像担持体へ現像剤を供給し前記第2静電を現することによって現像剤像を形成する第2現像剤担持体、および、前記第2現像剤担持体を回転可能に支持すると共に内部に現像剤が収容される第2現像枠体、を備える第2現像装置と
記第2像担持体に接触することで、前記第2像担持体上現像剤を除去する第2クリーニング部材と、を有する第2画像形成ユニットと、
を備える画像形成装置において、
前記第1現像剤担持体と前記第2現像剤担持体の総回転数、および前記第1現像枠体と前記第2現像枠体内の現像剤の残量を取得する取得手段と、
前記取得手段を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記第1画像形成ユニットもしくは前記第2画像形成ユニットのうち、前記総回転数が所定回転数閾値以下であり、かつ、現像剤の残量が所定残量閾値以上という第1の条件を満たす方の画像形成ユニットの像担持体に対して、現像剤を供給する供給動作を実行させ
前記供給動作の後、前記第1画像形成ユニットもしくは前記第2画像形成ユニットのうち、前記総回転数が前記所定回転数閾値を超え、かつ、現像剤の残量が前記所定残量閾値未満という第2の条件を満たす方の画像形成ユニットの像担持体に対して、前記第1の条件を満たす方の画像形成ユニットの像担持体に供給された現像剤を移動する移動動作を実行させ、
前記移動動作の後、前記第1画像形成ユニットもしくは前記第2画像形成ユニットのうち、前記第2の条件を満たす方の画像形成ユニットの像担持体が前記第1像担持体であれば、前記第1像担持体に対して前記第1クリーニング部材によって現像剤を除去し、前記第2の条件を満たす方の画像形成ユニットの像担持体が前記第2像担持体であれば、前記第2像担持体に対して前記第2クリーニング部材によって現像剤を除去する除去動作を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、クリーニングブレードなどのクリーニング部材と、感光ドラムなどの像担持体との間に潤滑性を与えることができる。
実施例1に係る画像形成装置の概略断面図 他の画像形成ユニットにトナーを供給する動作を示す図 他の画像形成ユニットからトナーが供給される動作を示す図 実施例1に係るトナー供給動作の流れを示すフローチャート 実施例2に係るトナーの劣化度を区分けする方法を示す図 実施例2に係るトナー供給動作の流れを示すフローチャート
以下に図面を参照して、本発明の実施形態を例示する。ただし、実施形態に記載されている構成部品の寸法や材質や形状やそれらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件などにより適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施形態に限定する趣旨ではない。
(実施例1)
実施例1に係る画像形成装置Sの画像形成動作について図1を用いて説明する。図1は、実施例1に係る画像形成装置の概略断面図である。画像形成装置Sは、画像形成装置Sの装置本体とプロセスカートリッジCy・Cm・Cc・Ckを有する。つまり、画像形成装置Sは、プロセスカートリッジCを複数有している。プロセスカートリッジCyは、イエローの現像剤像としてのトナー像を形成する。プロセスカートリッジCmは、マゼンダ
のトナー像を形成する。プロセスカートリッジCcは、シアンのトナー像を形成する。プロセスカートリッジCkは、ブラックのトナー像を形成する。
トナー像を形成するステーションであってプロセスカートリッジCy(画像形成ユニットCy)が装着されるステーションを第1ステーションとする。プロセスカートリッジCmが装着されるステーションを第2ステーションとする。プロセスカートリッジCcが装着されるステーションを第3ステーションとする。プロセスカートリッジCkが装着されるステーションを第4ステーションとする。ここで、プロセスカートリッジCy〜Ckは、収納されるトナーの色以外は同一の構成である。そこで、プロセスカートリッジCy〜Ckにおいて、同一の部分については、特に限定する場合を除いて、添え字であるy〜kを省略してまとめて説明する。ただし、これに限定されず、プロセスカートリッジの大きさなどは、同一である必要はない。例えば、ブラックのプロセスカートリッジの大きさが他のプロセスカートリッジより大きくてもよい。
また、本実施例では、画像形成ユニットであるプロセスカートリッジが画像形成装置の装置本体から着脱可能であるが、これに限定されず、像担持体である感光ドラムが画像形成装置に固定され、他の部分が着脱可能な構成でもよい。
第1ステーションにおけるプロセスカートリッジCyを用いて画像形成プロセスを説明する。プロセスカートリッジCyは、感光ドラム1yと帯電ローラ2yと現像装置4yとクリーニング装置6yとを有する。感光ドラム1yは、図1の矢印R1方向に回転する。感光ドラム1yは、感光ドラム1yに当接しながら従動回転する帯電ローラ2yによって所定の電位に均一に帯電される。露光装置3から発信されたレーザービームLyによって、感光ドラム1yが露光されることで、感光ドラム1yの表面に静電像としての静電潜像が形成される。現像装置4yは、現像剤として負帯電性の非磁性一成分トナーを内包している。また、現像装置4yは、回転可能な現像ローラ4ayと、トナーに電荷を付与するために現像ローラ4ayに当接している現像ブレード4byとを有する。本実施例の現像剤は、非磁性一成分トナーであるがこれに限定されず、構成によっては磁性でもよく、二成分でもよい。
ここで、現像装置4yに収納される負帯電性の非磁性一成分トナーは、樹脂粒子などからなる母体と、シリカなどの無機微粒子からなる外添剤とから構成されている。現像ローラ4ayは、所望のタイミングで感光ドラム1yに当接することで、感光ドラム1yの表面にトナーを供給する。これにより、感光ドラム1y上の静電潜像は顕在化され、感光ドラム1y上にトナー像が形成される。
感光ドラム1y上のトナー像は、1次転写部材としての第1転写ローラ5yによって中間転写体7に1次転写される。中間転写体7上のトナー像は矢印R2の方向に搬送される。中間転写体7に転写されずに感光ドラム1y上に残留する残留トナーは、感光ドラム1yに当接するクリーニング部材としてのクリーニングブレード6ayによって除去される。クリーニングブレード6ayは、残留トナーを回収するクリーニング装置6yに固定されている。また、クリーニングブレード6ayにおけるウレタンゴム部は、感光ドラム1yの回転方向に対してカウンター方向に当接している。
プロセスカートリッジCm〜Ckにおいても同様にトナー像を形成する。プロセスカートリッジCy〜Ckによって形成されたトナー像は中間転写体7上に順次重ねて転写される。中間転写体7上に転写されたトナー像は、2次転写部材としての第2転写ローラ8によって記録材Pに転写される。そして、トナー像が転写された記録媒体としての記録材Pは、定着ローラ9によって加熱・定着される。これにより、記録材Pにトナー像が定着する。
本実施例では、1次転写部材である第1転写ローラを用いているが、これに限定されず
、中間転写体である中間転写ベルトに現像剤像を1次転写できるように第2転写ローラから中間転写ベルトに電位を付与する構成でもよい。この場合、第1転写ローラは不要になる。
また、プロセスカートリッジCの使用履歴を記憶する記憶装置6byがクリーニング装置6yに備え付けられている。画像形成装置の装置本体に設けられた制御部10は、記憶装置6byに情報を書き込み、記憶装置6byに格納されている情報を参照する。なお、感光ドラム1(1y〜1k)は100mm/secで回転している。また、現像ローラ4aの表面の速さ(周速)は、感光ドラム1の周速の1.4倍(140%)である。現像ローラ4aの表面は、感光ドラム1の表面と同じ方向に回転する。
<1つのステーションにおいて非画像形成時にトナーを供給する動作>
1つのステーションにおいてクリーニングブレード6aにトナーを供給する動作について説明する。クリーニングブレード6aにトナーを供給することをトナー供給動作という。上述した画像形成動作を実行しない期間(非画像形成時)にトナー供給動作を実行することで、クリーニングブレード6aと感光ドラム1との摩擦力を低下させることができる。この場合、感光ドラム1の周方向における感光ドラム1表面の移動距離aによって、トナー供給動作を実行するタイミングを決定する。ここで、感光ドラム1表面の移動距離aとは、具体的には、感光ドラム1の外周面における特定の位置が感光ドラム1の周方向に移動した距離である。なお、感光ドラム1表面の移動距離は走行距離とも表現される。そして、非画像形成時におけるトナー供給動作は、画像形成動作が終了した後の所定の期間内で実行される。画像形成動作が終了した後において、所定の期間、メインモータを継続して駆動させることで感光ドラム1を回転させる(後回転動作)。この期間においてトナー供給動作が実行される。
このトナー供給動作では、画像形成動作時と同様に、感光ドラム1上(像担持体上)にベタ黒のトナー像(供給現像剤)を形成する。そして、ベタ黒のトナー像が形成されたプロセスカートリッジCにおけるクリーニングブレード6aにこのトナー像を供給する。このトナー供給動作においては、感光ドラム1上のトナー像は中間転写体7上に転写されてはいけない。そのため、画像形成時に第1転写ローラ5(5y〜5k)に印加される電圧と逆極性の電圧を第1転写ローラ5に印加する必要がある。これにより、ベタ黒のトナー像がクリーニングブレード6aに供給される。
<他のステーションに非画像形成時にトナーを供給する動作>
この動作では、所定のステーションにおいて形成されたトナー像を、他のステーションにおけるクリーニングブレード6aに供給する。この動作について図2と図3を用いて説明する。図2は、他のステーションにトナーを供給する動作を示す図である。また、図3は、他のステーションからトナーが供給される動作を示す図である。
このトナー供給動作について、第2ステーションから第3ステーションにトナーを供給する動作を例として説明する。第2ステーションに収納されたトナーの劣化度(第1劣化度)が、第3ステーションに収納されたトナーの劣化度(第2劣化度)よりも高い場合である。上述したように、第2ステーションにはプロセスカートリッジCmが配置されている。また、第3ステーションにはプロセスカートリッジCcが配置されている。第1像担持体としての感光ドラム1mと、第2像担持体としての感光ドラム1cは、図2のR3方向に回転している。また、プロセスカートリッジCmには、第1クリーニング部材としてのクリーニングブレード6amが設けられている。中間転写体7は矢印R4方向に移動している。
図2(A)と図2(B)を用いて、第2ステーションがトナーを供給する動作について
説明する。図2(A)は、第2ステーションから第3ステーションにトナーを供給する様子を示す図である。図2(B)は、帯電ローラ2mと露光装置3と第1現像装置としての現像装置4mと第1転写ローラ5mの動作のオン・オフを切り替えるタイミングを示す図である。図2(B)に示すように、タイミングT1において帯電ローラ2mに電圧が印加され始める。
次に、タイミングT2において感光ドラム1mが露光装置3によって露光され始める。これにより、感光ドラム1m上に静電潜像が形成される。また、タイミングT2において現像ローラ4amに電圧が印加される。現像ローラ4amが感光ドラムに当接することで、感光ドラム1m上にベタ黒のトナー像Tが形成される。なお、感光ドラム1mの帯電と、感光ドラム1mへの露光と、静電潜像の現像は、通常の画像形成動作と同様に行っている。また、感光ドラム1m上のトナー像Tを中間転写体7上に転写するために、タイミングT2において、プラスの電圧が転写ローラ5mに印加される。
そして、所望のトナー像Tが形成されるようにタイミングT3において露光装置3による露光が終了する。また、タイミングT3において、帯電ローラ2mに印加していた電圧をOFFにする。また、タイミングT4において、感光ドラム1m上にトナー像Tが形成され終えたタイミングT4において、現像ローラ4amを感光ドラム1mから離間し、現像ローラ4amに印加されていた電圧をOFFにする。最後に、感光ドラム1m上のトナー像Tが中間転写体7上に転写され終えたタイミングT5において、転写ローラ5mに印加した電圧をOFFにする。
そして、第2ステーションにおいて形成されたトナー像Tは、中間転写体7に転写された後、中間転写体7によって第3ステーションに搬送される。次に、図3(A)と図3(B)を用いて、第3ステーションにトナーが供給される動作について説明する。ここで、図3(A)は、第2ステーションから第3ステーションにトナーが供給される様子を示す図である。図3(B)は、帯電ローラ2mと露光装置3と現像装置4mと第1転写ローラ5mの動作のオン・オフを切り替えるタイミングを示す図である。
図3(B)に示すように、タイミングT11において帯電ローラ2cに電圧が印加され始める。次に、タイミングT12において感光ドラム1cが露光装置3によって露光され始める。なお、感光ドラム1mの帯電と、感光ドラム1mへの露光と、静電潜像の現像は、通常の画像形成動作と同様に行っている。中間転写体7上のトナー像Tが感光ドラム1cに転写されるように、タイミングT12において、第1転写ローラ5cに、画像形成時の電圧と逆極性の電圧(マイナス)が印加される。これにより、通常の画像形成動作時とは逆の方向に、第1転写ローラ5cと感光ドラム1cとの間に電界が発生する。
そして、中間転写体7上のトナー像が感光ドラム1cに転写され終わるタイミングT13において、帯電ローラ2cに印加されていた電圧がOFFになる。また、タイミングT13において、露光装置3による感光ドラム1cへの露光が終了する。タイミングT14において、転写ローラ5cに印加されていた電圧をOFFになる。このように、第2ステーションに収納されていたトナーは、中間転写体7によって搬送され、感光ドラム1cを介して第2クリーニング部材としてのクリーニングブレード6acに供給される。これにより、感光ドラム1cとクリーニングブレード6acとの間の摩擦力が軽減される。
<現像装置の使用量>
本実施例では、トナーの劣化度を、現像装置4(4y〜4k)の使用量に基づいて求めている。また、現像装置4の使用量は、現像ローラ4aの回転数によって求められる。本実施例では、現像装置の使用量とは現像剤担持体である現像ローラの使用量である。トナーの外添剤は、現像ローラ4a(4ay〜4ak)と現像ブレード4b(4by〜4bk
)の摺擦によって、トナーの樹脂粒子に埋めこまれる場合がある。したがって、現像ローラ4aの回転数によって、トナーの劣化度合いを推定することができる。現像ローラ4aは、画像形成装置Sの装置本体から駆動が伝達されることで回転する。現像ローラ4aの回転速度は一定であるため、現像ローラ4aを駆動させる駆動モータの駆動時間を検知することで、現像ローラ4aの回転数を検知することができる。
現像ローラ4aの回転数は、現像装置4が使用され始めたときからリセットされることなく積算される。現像ローラ4aの残使用量は、現像装置4が使用され始めたときの現像装置4の状態を100%とする。また、トナーの劣化などによってかぶりが生じるおそれがある状態や、縦スジなどの画像不良が生じるおそれがある状態を0%とする。現像ローラ4aの残使用量は以下の式で表すことができる。

現像ローラ4aの残使用量=100−現像ローラ4aの積算回転数÷画像不良が発生するおそれがある現像ローラ4aの総回転数×100(%)

現像ローラ4aの残使用量は、制御部10によって記憶装置6b(6by〜6bk)に書き込まれる。また、必要に応じて、画像形成装置Sの装置本体は、記憶装置6bから、現像ローラ4aの残使用量を参照する。現像ローラ4aの残使用量は、記憶装置6bに記憶されたプログラムに基づいて、現像ローラ4aの積算回転数から導き出される。
これまでの説明では、現像ローラ4aの使用できる残使用量を現像ローラの使用量としているが、現像ローラ4aの積算回転数側を現像ローラの使用量としてもよい。例えば、現像ローラが10000回転を交換する時と設定したときに、すでに、8000回転していれば、現像ローラの使用できる残使用量は20%となる。一方、すでに回転した8000回転は80%になる。これを使用量としてもよい。
また、トナーの劣化などによってかぶりが生じるおそれがある状態や、縦スジなどの画像不良が生じるおそれがある状態を使用できる残使用量の0%としたが、他の理由をもとに現像ローラを交換した方がよい使用できる残使用量を設定してもよい。
<現像ローラの使用量に基づくトナー供給動作>
従来技術では、トナー残量が多いプロセスカートリッジから、トナー残量が少ないプロセスカートリッジにおけるクリーニングブレードにトナーを供給していた。しかし、本実施例では、クリーニングブレードに供給されるトナーの潤滑性(トナーの劣化状態)に着目している。クリーニングブレードに供給されるトナーの劣化状態によって、クリーニングブレードと感光ドラムとの摩擦係数μが変わるためである。ここで、トナーの劣化は、現像ブレードと現像ローラとの摺擦などによって生じる。
本実施例では、現像ローラ4aの回転数に基づいてトナーの劣化度合いを推定する。具体的には、記憶装置6bには、現像装置4の使用量とトナーの劣化度との対応関係が記憶されている。そして、制御部10は、現像装置4の使用量と対応関係とに基づいて、現像装置4に収納されたトナーの劣化度を推定(取得)する。そして、推定されたトナーの劣化度合いによって、トナーを供給するプロセスカートリッジCが決定される。ここで、感光ドラム1の周方向における感光ドラム1表面の移動距離aの閾値Aが記憶装置6bに格納されている。本実施例では、感光ドラム1表面の移動距離aが閾値Aを超えた場合にトナー供給動作が実行される。ここで、感光ドラム1表面の移動距離aは、感光ドラム1を駆動する駆動モータの駆動時間と、感光ドラム1の回転速度とから算出される。制御部10が記憶装置6bに記憶されたプログラムを実行することで、記憶装置6bに記憶された計算式に基づいて、駆動モータの駆動時間と感光ドラム1の回転速度とから、感光ドラム1表面の移動距離aが算出される。そして、感光ドラム1表面の移動距離aは、記憶装置6bに積算されて記憶される。感光ドラム1表面の移動距離aは、記憶装置6bに記憶されたプログラムに基づいて、感光ドラム1を駆動する駆動モータの駆動時間と、感光ドラ
ム1の回転速度とから導き出される。
トナー供給動作の流れの流れについて図4を用いて説明する。図4は、実施例1に係るトナー供給動作の流れを示すフローチャートである。実施例1について、プロセスカートリッジCmとプロセスカートリッジCcを例に説明する。実施例1では、プロセスカートリッジCcにおけるクリーニングブレード6acにトナーが供給される場合を例にトナー供給動作を説明する。ステップ101において、画像形成装置Sが印刷命令を受けた場合、制御部10がプロセスカートリッジCなどの動作を制御することで、プロセスカートリッジCなどが所定の画像形成動作を実行する。ここで、制御部10は、記憶装置6bに記憶されたプログラムが不図示のCPUによって実行されることで画像形成装置S内の機器の動作を制御する。
ステップ102において、画像形成動作が終了した後、非画像形成時にトナー供給動作を実行するか否かを、感光ドラム1c表面の移動距離aから判断する。ステップ102において、感光ドラム1c表面の移動距離aが閾値Aより大きい場合はステップ103に進む(ステップ102・YES)。一方、ステップ102において、感光ドラム1c表面の移動距離aが閾値Aより大きくない場合はステップ107に進む(ステップ102・NO)。
ステップ103において、制御部10が記憶装置6bの動作を制御することで、現像ローラ4acの残使用量を参照する。そして、S104において、プロセスカートリッジCcに収納されたトナーの劣化度と、プロセスカートリッジCmに収納されたトナーの劣化度とを比較する。具体的には、プロセスカートリッジCcとプロセスカートリッジCmとにおいて、現像ローラ4acの残使用量と、現像ローラ4amの残使用量とを比較する。
例えば、プロセスカートリッジCcにおける現像ローラ4acの残使用量が、プロセスカートリッジCmにおける現像ローラ4amの残使用量よりも大きいとする。このとき、プロセスカートリッジCc内のトナーの劣化度は、プロセスカートリッジCm内のトナーの劣化度よりも小さい。逆に、プロセスカートリッジCcにおける現像ローラ4acの残使用量が、プロセスカートリッジCmにおける現像ローラ4amの残使用量よりも小さいとする。このとき、プロセスカートリッジCc内のトナーの劣化度は、プロセスカートリッジCm内のトナーの劣化度よりも大きい。
そして、ステップ104において、プロセスカートリッジCc内のトナーの劣化度が、プロセスカートリッジCm内のトナーの劣化度よりも小さいと判断された場合ステップ105に進む(ステップ104・YES)。一方、ステップ104において、プロセスカートリッジCc内のトナーの劣化度が、プロセスカートリッジCm内のトナーの劣化度よりも大きいと判断された場合ステップ106に進む(ステップ104・NO)。
ステップ105において、制御部10がプロセスカートリッジCcの動作を制御することで、感光ドラム1c上にトナー像を形成する。これにより、プロセスカートリッジCcにおけるクリーニングブレード6acにトナーを供給する。具体的には、制御部10は、プロセスカートリッジCcにおいて、感光ドラム1cと帯電ローラ2cと現像装置4c(第2現像装置)の動作を制御する。このトナー供給動作は、上述した「1つのステーションにおいて非画像形成時にトナーを供給する動作」に該当する。
ステップ106において、制御部10がプロセスカートリッジCmの動作を制御することで、感光ドラム1m上にトナー像を形成する。次に、制御部10が感光ドラム1mと中間転写体7と第1転写ローラ5mの動作を制御することで、感光ドラム1m上のトナー像が中間転写体7に転写される。そして、制御部10が感光ドラム1cと中間転写体7と第
1転写ローラ5cの動作を制御することで、中間転写体7上のトナー像を感光ドラム1cに転写(逆転写)する。これにより、プロセスカートリッジCcにおけるクリーニングブレード6acにトナーを供給する。このトナー供給動作は、上述した「他のステーションに非画像形成時にトナーを供給する動作」に該当する。
ステップ107において、制御部10が感光ドラム1cのメインモータの動作を制御することで、所定の期間、感光ドラム1cが回転する(後回転動作)。ステップ108において、制御部10が記憶装置6bの動作を制御することで、現像装置4cの使用量を更新するとともに、感光ドラム1c表面の移動距離aをリセットする。つまり、本実施例では、トナー供給動作が実行されていない期間における感光ドラム1c表面の移動距離aが閾値を超えた場合にトナー供給動作を実行する。また、ステップ109において、制御部10が画像形成装置Sの動作を制御することで画像形成動作を終了する。
実施例1では、プロセスカートリッジCmとプロセスカートリッジCcを例にトナー供給動作について説明した。しかし、プロセスカートリッジCy〜Ckおいても同様の動作を行うことができる。例えば、プロセスカートリッジCy〜Ckのうち最もトナーの劣化度が低いプロセスカートリッジCから、最もトナーの劣化度が高いプロセスカートリッジCにトナーを供給することができる。また、1つのプロセスカートリッジCから複数のプロセスカートリッジCにトナーを供給することもできる。また、複数のプロセスカートリッジCから1つのプロセスカートリッジCにトナーを供給することもできる。
また、トナー供給動作を実行するトリガーとして、必ずしも、感光ドラム1表面の移動距離aを用いる必要はない。例えば、トナー供給動作を実行するトリガーとして、現像ローラ4aの残使用量を用いてもよい。また、トナー供給動作において、例えば、画像形成装置Sが使用される環境に基づいて、トナーを供給するプロセスカートリッジCを選択することもできる。
<効果の確認>
50枚のレター紙に画像が形成された時点でトナー供給動作が実行される場合ついて検討した。また、検証は、低温低湿環境において行われた。クリーニングブレード6aにトナーを供給するために、感光ドラム1上にベタ黒画像を形成した。今回は、副走査方向におけるベタ黒画像の長さが20mmである場合と80mmである場合について検証した。
この検証では、プロセスカートリッジCmにおいて、現像ローラ4amの残使用量は70%である。また、プロセスカートリッジCcにおいて、現像ローラ4acの残使用量は5%である。よって、プロセスカートリッジCm内のトナーをプロセスカートリッジCcにおけるクリーニングブレード6acに供給している。
検証結果を表1に示す。表1に示すように、現像ローラの残使用量が5%であるトナーで長さが20mmのベタ黒画像を形成した場合異音が発生した。これは、クリーニングブレード6acに供給されたトナーの潤滑性が低く、クリーニングブレード6acと感光ドラム1cとの摩擦力が高くなったためである。しかし、副走査方向におけるベタ黒画像の長さを80mmまで増加させた場合異音が発生しなくなった。一方、現像ローラの残使用量が70%であるトナーを供給した場合、副走査方向におけるベタ黒画像の長さが20mmであっても異音が発生しなかった。
(表1)異音発生の有無
Figure 0006679255
以上のように、本実施例では、収納されたトナーの劣化度が小さいプロセスカートリッジCから、収納されたトナーの劣化度が大きいプロセスカートリッジCにおけるクリーニングブレード6aにトナーを供給している。これにより、潤滑性の高いトナーをクリーニングブレード6aに供給することでき、少量のトナーでも、効果的に、クリーニングブレード6aと感光ドラム1とが接触することで生じる異音を抑制することができる。
また、本実施例では、感光ドラム1の周方向における感光ドラム1表面の移動距離に基づいてトナー供給動作を実行している。本実施例では、感光ドラム1表面の移動距離から、感光ドラムとクリーニングブレード6aとの摩擦力の増加を推定している。
(実施例2)
実施例2では、トナーの残量と現像ローラの回転数とに基づいてトナーの劣化度合いを推定している。上述したように、トナーは、現像ブレードと摺擦することで劣化する。また、プロセスカートリッジCにおける現像装置4内(現像装置内)のトナーの量が少量になると、トナーが現像ブレードと摺擦する頻度が増加する。よって、プロセスカートリッジC内のトナーの量によっても、トナーの劣化度合いが変化する。
ここで、本実施例では、画像情報に基づいてトナーの残量を検知している。電子写真方式の画像形成装置Sでは、画像情報に基づいて露光装置3が感光ドラム1を露光している。これにより、感光ドラム1上に静電潜像が形成される。そして、感光ドラム1上に形成された静電潜像にトナーが付着することで感光ドラム1上にトナー像が形成される。そこで、本実施例では、画像情報の画素信号数であるピクセルカウント数を積算し、ピクセルカウント数に1ピクセル当たりのトナー消費量を掛けることで、トナー消費量を推定している。なお、ピクセルカウント数は、露光装置3が使用され始めてからリセットされることなく積算される。なお、トナー残量は、記憶装置6bに記憶されたプログラムに基づいて、1ピクセル当たりのトナー消費量とピクセルカウント数とから導き出される。
ここで、トナー消費量は以下の式で表すことができる。

トナー消費量 = ピクセルカウントの積算数×1ピクセル当たりのトナー消費量

そして、プロセスカートリッジCが未使用の場合におけるプロセスカートリッジC内のトナー量からトナー消費量を減算する。これにより、プロセスカートリッジCに残ったトナー量を推定している。
ここで、トナー残量について、プロセスカートリッジCを使用し始めたときのトナー残量を100パーセントする。また、白抜けなどの画像不良が発生するおそれがあるときのトナー残量を0%とする。トナー残量は、以下の式で表すことができる。

トナー残量=100−トナー消費量÷初期のトナー量×100(%)

また、現像ローラ4aの使用量について、プロセスカートリッジCを使用し始めたときの現像ローラ4aの使用量を0%とする。また、縦スジなどの画像不良が発生するおそれがあるときの現像ローラ4aの使用量を100%とする。

現像ローラの使用量 =現像ローラの積算回転数÷画像不良のおそれがある現像ローラの総回転数×100(%)
<現像装置の使用量>
本実施例では、図5に示すように、現像ローラ4aの使用量とトナー残量とによってトナーの劣化度合いを判断する。具体的には、トナー残量の閾値をA1とし、現像ローラの使用量の閾値をA2している。そして、トナーの劣化度合いを4つの領域に区分している。トナー残量が閾値A1以上であり、現像ローラ4aの使用量が閾値A2よりも少ない領域を領域1としている。また、トナー残量が閾値A1よりも少なく、現像ローラ4aの使用量が閾値A2よりも少ない領域を領域2としている。トナー残量が閾値A1以上であり、現像ローラ4aの使用量が閾値以上である領域を領域3としている。トナー残量が閾値A1よりも少なく、現像ローラ4aの使用量が閾値A2以上である領域を領域4としている。ここで、実施例2において、実施例1と同一の機能を有する部分については同一の符号を付すことでその説明を省略する。
本実施例では、4つの領域のうち領域1がトナーの劣化度合いがもっと小さいものとする。そして、トナーの劣化度合いは、領域1→領域2→領域3→領域4の順に大きくなっていくものとする。つまり、領域4のトナーの劣化度合いが最も大きい。よって、領域1において最もトナーの潤滑性が高い。そして、領域1→領域2→領域3→領域4の順にトナーの潤滑性が低くなっていく。領域4におけるトナーが最も潤滑性が低い。
<トナー残量と現像ローラの使用量とに基づくトナー供給動作>
トナー残量と現像ローラの使用量とに基づくトナー供給動作を説明する。本実施例では、実施例1と同様に、感光ドラム1表面の移動距離aの閾値Aが記憶装置6bに格納されている。ここで、感光ドラム1表面の移動距離aは、感光ドラム1を駆動する駆動モータの駆動時間と、感光ドラム1の回転速度とから算出される。また、感光ドラム1表面の移動距離aは積算されて記憶装置6bに記憶される。
実施例2におけるトナー供給動作について、プロセスカートリッジCmとプロセスカートリッジCcを例に説明する。実施例2では、プロセスカートリッジCcにおけるクリーニングブレード6acにトナーが供給される場合を例にトナー供給動作を説明する。ステップ201において、画像形成装置Sが印刷命令を受けた場合、制御部10がプロセスカートリッジCなどの動作を制御することで、プロセスカートリッジCなどが所定の画像形成動作を実行する。
ステップ202において、画像形成動作が終了した後、非画像形成時にトナー供給動作を実行するか否かを、感光ドラム1c表面の移動距離aから判断する。ステップ202において、感光ドラム1c表面の移動距離aが閾値Aより大きい場合はステップ203に進む(ステップ102・YES)。一方、ステップ202において、感光ドラム1c表面の移動距離aが閾値Aより大きくない場合はステップ207に進む(ステップ202・NO)。
ステップ203において、制御部10が記憶装置6bの動作を制御することで、図5に示した4つの領域についての情報を参照する。そして、S204において、プロセスカートリッジCcに収納されたトナーの劣化度と、プロセスカートリッジCmに収納されたトナーの劣化度とを比較する。例えば、プロセスカートリッジCcの状態が領域1の状態であり、プロセスカートリッジCmの状態が領域2の状態である場合は、プロセスカートリッジCc内のトナーの劣化度は、プロセスカートリッジCm内のトナーの劣化度より低いと判断される。また、プロセスカートリッジCcの状態が領域4の状態であり、プロセスカートリッジCmの状態が領域3の状態である場合は、プロセスカートリッジCc内のト
ナーの劣化度は、プロセスカートリッジCm内のトナーの劣化度より高いと判断される。
そして、ステップ204において、プロセスカートリッジCc内のトナーの劣化度が、プロセスカートリッジCm内のトナーの劣化度よりも小さいと判断された場合ステップ205に進む(ステップ204・YES)。一方、ステップ204において、プロセスカートリッジCc内のトナーの劣化度が、プロセスカートリッジCm内のトナーの劣化度よりも大きいと判断された場合ステップ206に進む(ステップ204・NO)。
ステップ205において、制御部10がプロセスカートリッジCcの動作を制御することで、感光ドラム1c上にトナー像を形成する。これにより、プロセスカートリッジCcにおけるクリーニングブレード6acにトナーを供給する。具体的には、制御部10は、プロセスカートリッジCcにおいて、感光ドラム1cと帯電ローラ2cと現像装置4cの動作を制御する。このトナー供給動作は、実施例1で説明した「1つのステーションにおいて非画像形成時にトナーを供給する動作」に該当する。
ステップ206において、制御部10がプロセスカートリッジCmの動作を制御することで、感光ドラム1m上にトナー像を形成する。次に、制御部10が感光ドラム1mと中間転写体7と第1転写ローラ5mの動作を制御することで、感光ドラム1m上のトナー像が中間転写体7に転写される。そして、制御部10が感光ドラム1cと中間転写体7と第1転写ローラ5cの動作を制御することで、中間転写体7上のトナー像が感光ドラム1cに転写(逆転写)される。これにより、プロセスカートリッジCcにおけるクリーニングブレード6acにトナーを供給する。このトナー供給動作は、実施例1で説明した「他のステーションに非画像形成時にトナーを供給する動作」に該当する。
ステップ207において、制御部10が感光ドラム1cのメインモータの動作を制御することで、所定の期間、感光ドラム1cが回転する(後回転動作)。ステップ208において、制御部10が記憶装置6bの動作を制御することで、現像ローラ4aの使用量とトナー量とを更新し、感光ドラム1c表面の移動距離aをリセットする。また、ステップ209において、制御部10が画像形成装置Sの動作を制御することで画像形成動作を終了する。
実施例2では、プロセスカートリッジCmとプロセスカートリッジCcを例にトナー供給動作について説明した。しかし、プロセスカートリッジCy〜Ckおいても同様の動作を行うことができる。例えば、プロセスカートリッジCy〜Ckのうち最もトナーの劣化度が低いプロセスカートリッジCから、最もトナーの劣化度が高いプロセスカートリッジCにトナーを供給することができる。また、1つのプロセスカートリッジCから複数のプロセスカートリッジCにトナーを供給することもできる。また、複数のプロセスカートリッジCから1つのプロセスカートリッジCにトナーを供給することもできる。
また、トナー供給動作を実行するトリガーとして、必ずしも、感光ドラム1表面の移動距離aを用いる必要はない。例えば、トナー供給動作を実行するトリガーとして、現像ローラ4aの残使用量を用いてもよい。また、トナー供給動作において、例えば、画像形成装置Sが使用される環境に基づいて、トナーを供給するプロセスカートリッジCを選択することもできる。
<効果の確認>
50枚のレター紙に画像が形成された時点でトナー供給動作が実行される場合ついて検討した。また、検証は、低温低湿環境において行われた。クリーニングブレード6aにトナーを供給するために、感光ドラム1上にベタ黒画像を形成した。今回は、副走査方向におけるベタ黒画像の長さが30mmである場合と60mmである場合について検証した。
この検証では、プロセスカートリッジCmにおいて、現像ローラ4amの使用量は90%である。プロセスカートリッジCcにおいて、現像ローラ4acの使用量は90%である。また、プロセスカートリッジCm内のトナー残量は70%である。プロセスカートリッジCc内のトナー残量は5%である。また、この検証において、トナー残量の閾値A1を50%にし、現像ローラ4aの使用量の閾値A2を50%にしている。つまり、プロセスカートリッジCm内のトナーの劣化度は領域3の劣化度である。また、プロセスカートリッジCc内のトナーの劣化度は領域4の劣化度である。よって、今回は、プロセスカートリッジCm内のトナーをプロセスカートリッジCcにおけるクリーニングブレード6acに供給している。
表2に示したように、副走査方向における長さが30mmであるベタ黒画像を形成することで、領域4の劣化状態にあるトナーをクリーニングブレード6acに供給した場合、異音が発生した。これは、トナーの潤滑性が低く、クリーニングブレード6acと感光ドラム1cとの摩擦力が高くなってしまったためである。さらに、副走査方向における長さが60mmであるベタ黒画像を形成することで、領域4の劣化状態にあるトナーをクリーニングブレード6acに供給した場合も、異音が発生した。一方、領域3の劣化状態にあるトナーをクリーニングブレード6acに供給した場合、ベタ黒画像の長さが30mmと60mmのどちらである場合にも異音が発生しなかった。これは、領域3の劣化状態にあるトナーは潤滑性が高いためである。
(表2)異音発生の有無
Figure 0006679255
また、各領域の劣化度にあるトナーについて、トナーが所望の潤滑性を与えることができるベタ黒画像の長さを表3に示す。なお、所望の潤滑性とは、クリーニングブレード6acと感光ドラム1cとの接触によって異音が発生しないような潤滑性である。
(表3)各領域のトナー劣化度において必要なトナー供給量
Figure 0006679255
表3に示すように、各領域のトナー劣化度について、所望の潤滑性を与えることができるベタ黒画像の長さが分かった。領域1の劣化度であるトナーでは、潤滑性が高いため、ベタ黒画像の長さ10mmである場合でも異音を防止することができた。一方、領域4の劣化度であるトナーでは、潤滑性が低いため、異音を防止するために、ベタ黒画像の長さを80mmにする必要があった。
以上のように、本実施例では、実施例1と同様に、少量のトナーでも、効果的に、クリーニングブレードと感光ドラムとが接触することで生じる異音を抑制することができる。
また、本実施例では、現像ローラ4aの使用量とトナー残量とに基づいて領域1〜4にトナーの劣化度を区分けしている。これにより、プロセスカートリッジC内のトナーの劣化度をより精度良く求めることができる。
(その他の実施例)
<1.制御を行うタイミング>
実施例2では、収納されたトナーの劣化度が低いプロセスカートリッジCから、収納さ
れたトナーの劣化度が高いプロセスカートリッジCにトナーを供給している。しかし、例えば、トナーの劣化度が領域4の劣化度となった場合に、収納されたトナーの劣化度が低いプロセスカートリッジCからトナーが供給されるように制御することもできる。つまり、トナーの劣化度が所定の領域の劣化度になった場合に、他のプロセスカートリッジCからトナーが供給されるように制御することができる。
<2.トナーを供給するプロセスカートリッジCと、トナーが供給されるプロセスカートリッジCとの関係>
(1)1つのプロセスカートリッジCから複数のプロセスカートリッジCにトナーを供給
例えば、4つのプロセスカートリッジCを有する画像形成装置において、領域1の劣化度であるトナーが収納されたプロセスカートリッジCが1つであり、領域4の劣化度であるトナーが収納されたプロセスカートリッジが3つである場合があるとする。この場合に、領域1の劣化度であるトナーが収納されたプロセスカートリッジCから、他の3つのプロセスカートリッジCにおけるクリーニングブレード6aにトナーを供給することもできる。
(2)複数のプロセスカートリッジCから1つのプロセスカートリッジCにトナーを供給
例えば、領域1の劣化度であるトナーが収納されたプロセスカートリッジCが3つあり、領域4の劣化度であるトナーが収納されたプロセスカートリッジCが1つある場合があるとする。この場合に、領域1の劣化度であるトナーが収納された3つのプロセスカートリッジCから、領域4の劣化度であるトナーが収納された1つのプロセスカートリッジCにトナーを供給してもよい。
<3.プロセスカートリッジC間の距離に基づいて、トナーを供給するプロセスカートリッジCを選択する>
(1)プロセスカートリッジCに収納されたトナーの劣化度が同じ領域に2つ存在するとき
例えば、プロセスカートリッジCに収納されたトナーの劣化度が領域1に2つ存在する場合、トナーが供給されるプロセスカートリッジCとより近いプロセスカートリッジCを用いてトナーを供給することもできる。
(2)プロセスカートリッジCに収納されたトナーの劣化度が異なる領域に2つ存在するとき
例えば、領域1の劣化度であるトナーが収納されたプロセスカートリッジC1と、領域3の劣化度であるトナーが収納されたプロセスカートリッジC3とがあるとする。そして、トナーが供給されるプロセスカートリッジCが、プロセスカートリッジC1よりも、プロセスカートリッジC3に近いとする。この場合に、プロセスカートリッジC3を用いて、プロセスカートリッジCにトナーを供給することもできる。
なお、トナーを供給するプロセスカートリッジと、トナーが供給されるプロセスカートリッジの組み合わせはこれに限られることはない。
なお、各実施例では、画像形成装置Sは、画像形成装置Sの装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジCを用いてトナーを供給していた。しかし、必ずしもこれに限られることはない。例えば、画像形成装置Sは、画像形成装置Sの装置本体に着脱可能な現像カートリッジを用いてトナーを供給してもよい。
また、各実施例では、収納されるトナーの劣化度が高いプロセスカートリッジCにおける感光ドラム1に供給現像剤としてトナー像を形成している。そして、収納されるトナーの劣化度が低いプロセスカートリッジCにおけるクリーニングブレード6aにトナーを供
給している。しかし、必ずしも、収納されるトナーの劣化度が高いプロセスカートリッジCにおける感光ドラム1にトナー像を形成する必要はない。例えば、収納されるトナーの劣化度が高いプロセスカートリッジCにおける感光ドラム1に供給現像剤としてのトナーを担持させるだけでも構わない。収納されるトナーの劣化度が低いプロセスカートリッジCにおけるクリーニングブレード6aにトナーを供給することができればその方法は限定されることはない。
また、各実施例では、感光ドラム1yと帯電ローラ2yと現像装置4yとクリーニング装置6yとがプロセスカートリッジCとして一体となっている。しかしながら、必ずしもこれに限られることはない。例えば、感光ドラム1を有するドラムユニットと、感光ドラム1上の静電潜像を現像するためのユニットである現像ユニットとが、画像形成装置Sの装置本体に対して別々に着脱可能となっていてもよい。
1…感光ドラム、4…現像装置、6a…クリーニングブレード、記憶装置…6b、
7…中間転写体、10…制御部、A…画像形成装置、C…プロセスカートリッジ

Claims (12)

  1. 静電像を担持する像担持体と、
    前記像担持体へ現像剤を供給し前記静電を現することによって現像剤像を形成する現像剤担持体、および、前記現像剤担持体を回転可能に支持すると共に内部に現像剤が収容される現像枠体、を備える現像装置と、
    前記像担持体に接触することで、前記像担持体上現像剤を除去するクリーニング部材と、を有する画像形成ユニットを複数備える画像形成装置において
    前記現像剤担持体の総回転数、および前記現像枠体内の現像剤の残量を取得する取得手段と、
    前記取得手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、複数の前記画像形成ユニットのうち、前記総回転数が所定回転数閾値以下、かつ、前記現像枠体内の現像剤の残量が所定残量閾値以上という第1の条件を満たす画像形成ユニットの像担持体に対して、現像剤を供給する供給動作を実行させ
    前記供給動作の後、複数の前記画像形成ユニットのうち、前記総回転数が前記所定回転数閾値を超え、かつ、前記現像枠体内の現像剤の残量が前記所定残量閾値未満という第2の条件を満たす画像形成ユニットの像担持体に対して、前記第1の条件を満たす画像形成ユニットの像担持体に供給された現像剤を移動する移動動作を実行させ、
    前記移動動作の後、前記第2の条件を満たす画像形成ユニットの像担持体に対して、前記クリーニング部材によって現像剤を除去する除去動作を実行させことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像担持体に形成された現像剤像が転写される中間転写体と、
    前記中間転写体に1次転写された現像剤像を記録媒体に2次転写させる2次転写部材と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段が前記画像形成ユニットの動作を制御することで、
    前記第1の条件を満たす前記画像形成ユニットにおける前記像担持体から前記中間転写体に前記現像剤を供給し、前記中間転写体に供給された前記現像剤を、前記第2の条件を満たす前記画像形成ユニットにおける前記像担持体に転写させ、前記第2の条件を満たす前記画像形成ユニットにおける前記クリーニング部材に前記現像剤を除去させることを特
    徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体に形成された現像剤像を前記中間転写体に1次転写する1次転写部材を有することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記総回転数、および前記残量に関する情報を記憶する記憶装置を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体は感光ドラムであって、
    前記制御手段は、
    前記感光ドラムの周方向における前記感光ドラムの表面の移動距離を取得し、
    取得した前記移動距離に基づいて前記移動動作および前記除去動作を実行することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記供給動作が実行されていない期間における前記移動距離が閾値を超えた場合に前記移動動作および前記除去動作を実行することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 複数の前記画像形成ユニットの全てが、前記第2の条件を満たす場合に、
    複数の前記画像形成ユニットのうち、現像剤が搬送される距離が最も短くなる前記画像形成ユニットに対して現像剤を供給することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、1つの前記画像形成ユニットにおける前記現像装置から、複数の前記画像形成ユニットにおける前記クリーニング部材に現像剤が供給されるように前記移動動作および前記除去動作を実行することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、複数の前記画像形成ユニットにおける前記現像装置から、1つの前記画像形成ユニットにおける前記クリーニング部材に現像剤が供給されるように前記移動動作および前記除去動作を実行することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記記憶装置は前記画像形成ユニットに設けられていることを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 第1静電像を担持する第1像担持体と
    前記第1像担持体へ現像剤を供給し前記第1静電を現することによって現像剤像を形成する第1現像剤担持体、および、前記第1現像剤担持体を回転可能に支持すると共に内部に現像剤が収容される第1現像枠体、を備える第1現像装置と、
    前記第1像担持体に接触することで、前記第1像担持体上の現像剤を除去する第1クリーニング部材と、を有する第1画像形成ユニットと、
    第2静電潜像を担持する第2像担持体と、
    前記第2像担持体へ現像剤を供給し前記第2静電を現することによって現像剤像を形成する第2現像剤担持体、および、前記第2現像剤担持体を回転可能に支持すると共に内部に現像剤が収容される第2現像枠体、を備える第2現像装置と
    記第2像担持体に接触することで、前記第2像担持体上現像剤を除去する第2クリーニング部材と、を有する第2画像形成ユニットと、
    を備える画像形成装置において、
    前記第1現像剤担持体と前記第2現像剤担持体の総回転数、および前記第1現像枠体と
    前記第2現像枠体内の現像剤の残量を取得する取得手段と、
    前記取得手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第1画像形成ユニットもしくは前記第2画像形成ユニットのうち、前記総回転数が所定回転数閾値以下であり、かつ、現像剤の残量が所定残量閾値以上という第1の条件を満たす方の画像形成ユニットの像担持体に対して、現像剤を供給する供給動作を実行させ
    前記供給動作の後、前記第1画像形成ユニットもしくは前記第2画像形成ユニットのうち、前記総回転数が前記所定回転数閾値を超え、かつ、現像剤の残量が前記所定残量閾値未満という第2の条件を満たす方の画像形成ユニットの像担持体に対して、前記第1の条件を満たす方の画像形成ユニットの像担持体に供給された現像剤を移動する移動動作を実行させ、
    前記移動動作の後、前記第1画像形成ユニットもしくは前記第2画像形成ユニットのうち、前記第2の条件を満たす方の画像形成ユニットの像担持体が前記第1像担持体であれば、前記第1像担持体に対して前記第1クリーニング部材によって現像剤を除去し、前記第2の条件を満たす方の画像形成ユニットの像担持体が前記第2像担持体であれば、前記第2像担持体に対して前記第2クリーニング部材によって現像剤を除去する除去動作を実行させることを特徴とする画像形成装置。
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