JP6932040B2 - ロータリーダイカッター - Google Patents

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Description

本発明は、ロータリーダイカッターに関する。
支柱を有するフレームに軸受を介して回転可能に支持されたダイカットロールとアンビルロールによりシート状のワークを連続的に切断加工するロータリーダイカッターが知られている(特許文献1参照)。
特開2007−268650号公報
従来のロータリーダイカッターでは、フレームの支柱に対して、アンビルロールとダイカットロールとが上下に積み重ねて取り付けられていた。そのため、下段のロールを取り外す場合には、ダイカットロールとアンビルロールの両方を取り外す必要があり、作業が煩雑であった。
本発明の一態様は、2本のロールを個別に取り外すことが可能な作業性に優れるロータリーダイカッターを提供することを目的の一つとする。
本発明のロータリーダイカッターは、基台と、前記基台から上側へ延びる第1縦枠部および第2縦枠部とを有する本体フレームと、前記第1縦枠部および前記第2縦枠部に軸受を介して支持される第1ロールと、底壁部と、前記底壁部から上側へ延びる第1側壁部および第2側壁部とを有する可動フレームと、前記第1側壁部および前記第2側壁部に軸受を介して支持される第2ロールと、を備え、前記可動フレームは、前記第2ロールを支持した状態で、前記第1ロールの下方において前記本体フレームの前記基台上に着脱可能であり、前記本体フレームは、前記第1縦枠部または前記第2縦枠部を前記第2ロールの軸方向に貫通する側面貫通孔を有し、前記可動フレームは、前記側面貫通孔を介して前記基台に対して前記軸方向へ抜き差し可能である。
この構成によれば、第2ロールを支持する可動フレームを備えることで、第1ロールを支持する本体フレームとは個別に、第2ロールを支持した可動フレームのみを取り外すことができる。これにより、第1ロールおよび第2ロールの両方を取り外すことなく、第1ロールおよび第2ロールの交換等を行うことが可能になり、作業性が向上する。
前記第1ロールはダイカットロールであり、前記第2ロールはアンビルロールである構成としてもよい。
前記ダイカットロールは、軸方向において中心から片側の領域にのみ切刃を有する構成としてもよい
前記可動フレームは、前記底壁部の底面に設置される回転機構を有する構成としてもよい。
前記第2ロールを支持する前記軸受を保持する第1軸受保持部および第2軸受保持部を有し、前記可動フレームは、前記第1側壁部および前記第2側壁部のそれぞれの上端に開口する第1凹部および第2凹部を有し、第1軸受保持部および第2軸受保持部は、前記第1凹部および前記第2凹部にそれぞれ上下方向に移動可能な状態で嵌合される構成としてもよい。
前記本体フレームは、前記第2ロールを上下方向に移動させるロール移動機構を有し、前記ロール移動機構は、前記可動フレーム、または、前記第1軸受保持部および前記第2軸受保持部を押すことにより前記第2ロールを移動させる構成としてもよい。
前記本体フレームは、前記第1軸受保持部を押す第1ロール移動機構と、前記第2軸受保持部を押す第2ロール移動機構とを有し、前記可動フレームは、前記可動フレームの底面から前記第1軸受保持部および前記第2軸受保持部の底面にそれぞれ達する第1貫通孔および第2貫通孔を有し、前記第1ロール移動機構は、前記第1貫通孔を通じて、直接または他の部材を介して前記第1軸受保持部を押し、前記第2ロール移動機構は、前記第2貫通孔を通じて、直接または他の部材を介して前記第2軸受保持部を押す構成としてもよい。
本発明の一態様によれば、2本のロールを個別に取り外すことが可能であり、作業性に優れるロータリーダイカッターが提供される。
図1は、実施形態のロータリーダイカッターの側面図である。 図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。 図3は、ロータリーダイカッターの動作説明図である。
図1は、本実施形態のロータリーダイカッターの側面図である。図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。図3は、ロータリーダイカッターの動作説明図である。
本実施形態のロータリーダイカッター1は、ダイカットロール(第1ロール)2と、アンビルロール(第2ロール)3と、可動フレーム4と、本体フレーム5と、第1油圧シリンダ(第1ロール移動機構)6A、第2油圧シリンダ(第2ロール移動機構)6Bと、を有する。
ダイカットロール2は、軸線L2を中心とする多段の円柱状部材である。ダイカットロール2は、軸方向の中央部に大径の加工部2Aを有し、加工部2Aから軸方向両側へ延びる小径の支持軸部2B、2Cを有する。ダイカットロール2は、加工部2Aの軸方向の両端部に、加工部2Aの外周面よりも径方向外側へ突出する円環状のベアラー部2D、2Eを有する。
ダイカットロール2において、加工部2Aの内周部と支持軸部2B、2Cは、鋼材等からなる単一部材であり、加工部2Aの外周部には鋼材よりも硬質の超硬合金等からなる円筒部材が嵌合される。本実施形態の場合、ベアラー部2D、2Eの間に、2つの円筒部材12a、12bが軸方向に並んで配置される。円筒部材12aは、切刃2aを有し、超硬合金等からなる円筒部材である。円筒部材12bは、切刃を有さない円筒部材である。円筒部材12bは、鋼または超硬合金からなる。円筒部材12a、12bの外径および軸方向長さは同一である。したがって、本実施形態のダイカットロール2は、軸方向の中心から片側にのみ切刃2aを有する。
ダイカットロール2は、本体フレーム5に、軸線L2を水平にして設置される。ダイカットロール2の加工部2Aは本体フレーム5の長手方向の中央部に配置される。ダイカットロール2の支持軸部2Cは、図示しない回転駆動部に連結される。
ダイカットロール2の支持軸部2B、2Cには、軸受保持部20A、20Bが接続される。軸受保持部20A、20Bは、円形の貫通孔を有する略角柱状の枠状部材であり、それぞれ内周部にボールベアリングからなる軸受21を保持する。支持軸部2B、2Cは、軸受21の内輪に挿入される。
本体フレーム5は、平面視長方形状の基台50と、基台50の長手方向の両端から上側へ延びる第1縦枠部51および第2縦枠部52と、第1縦枠部51の上端と第2縦枠部52の上端との間に架け渡された天板部55と、を有する。
基台50は、平板部50aと、平板部50aの底面に固定された2本の脚部50bとを有する。2本の脚部50bは、平板部50aの長辺に沿って配置される棒状部材であり、脚部50b同士は平板部50aの短辺方向に間隔を空けて配置される。
平板部50aは、底面における長手方向の両端部に、平板部50aを厚さ方向に貫通する貫通孔50c、50dを有する。貫通孔50c、50dを底面側から塞ぐ位置に、第1油圧シリンダ6Aと第2油圧シリンダ6Bが固定される。
第1油圧シリンダ6Aは、平板部50aに固定される筐体61Aと、筐体61Aから上側へ突出し、上下方向移動するプランジャ62Aとを有する。第2油圧シリンダ6Bは、平板部50aに固定される筐体61Bと、筐体61Bから上側へ突出し、上下方向移動するプランジャ62Bとを有する。
プランジャ62A、62Bは、平板部50aの貫通孔50c、50dに挿入される。プランジャ62A、62Bは、下方位置では全体が貫通孔50c、50d内に収容され、上方位置では、平板部50aの上面から上側へ突出する。
第1縦枠部51は、平板部50aの短辺に位置する2箇所の角部に立てられた2本の支柱51a、51bと、2本の支柱51a、51bの高さ方向の中央部に架け渡された梁部51cと、を有する。第2縦枠部52は、一部が図示されていないが、第1縦枠部51と同様の構成を有する。図2および図3には、第2縦枠部52の構成部材のうち、支柱52aと梁部52cとが示されている。
第1縦枠部51および第2縦枠部52の上側部分には、軸受保持部20A、20Bが嵌合固定される。図1に示すように、軸受保持部20Aは、支柱51a、51bと対向する側面に、上下方向に延びる嵌合溝22、23を有する。軸受保持部20Aは、天板部55が外された状態で、支柱51a、51bの上側から、支柱51a、51bの間に挿入される。これにより、軸受保持部20Aの嵌合溝22と支柱51aとが嵌合され、嵌合溝23と支柱51bとが嵌合される。軸受保持部20Aの底面は梁部51cに支持される。
本実施形態では、軸受保持部20Aは、上面に設置される直方体状のスペーサ24を介して天板部55とボルト締結される。軸受保持部20Aと反対側の軸受保持部20Bも、軸受保持部20Aと同様に、第2縦枠部52の梁部52c上に嵌合固定される。
軸受保持部20A、20Bに軸受21を介して支持されたダイカットロール2は、本体フレーム5の第1縦枠部51と第2縦枠部52との間に、水平姿勢で支持される。
第1縦枠部51は、図1および図2に示すように、梁部51cの下方に、可動フレーム4が通過可能な側面貫通孔51dを有する。第2縦枠部52は、図2に示すように、梁部52cの下方に、可動フレーム4が通過可能な側面貫通孔52dを有する。
アンビルロール3は、軸線L3を中心とする多段の円柱状部材である。アンビルロール3は、軸方向の中央部に大径の加工部3Aを有し、加工部3Aから軸方向両側へ延びる支持軸部3Bおよび支持軸部3Cを有する。アンビルロール3は、可動フレーム4に、軸線L3を水平にして設置される。アンビルロール3の加工部3Aは、可動フレーム4の長手方向の中央部に配置される。
アンビルロール3の支持軸部3B、3Cには、軸受保持部30A、30Bが接続される。軸受保持部30A、30Bは、円形の貫通孔を有する略角柱状の枠状部材であり、それぞれ内周部にボールベアリングからなる軸受31を保持する。支持軸部3B、3Cは、軸受31の内輪に挿入される。
可動フレーム4は、基台50の平板部50a上に配置される長方形の平板状の底壁部40と、底壁部40の長手方向の両端から上側へ延びるいずれも板状の第1側壁部41および第2側壁部42と、底壁部40の底面に設置される回転機構45とを有する。
回転機構45は、底壁部40の底面に固定される軸部材46と、台座部47と、軸受48とを有する。台座部47は、平面視の中央部に、軸部材46が挿入される貫通孔47aと、貫通孔47aの上側開口部に位置する座繰り部47bとを有する。台座部47は、長手方向の両端部に、第1油圧シリンダ6Aのプランジャ62Aが挿入される貫通孔47cと、第2油圧シリンダ6Bのプランジャ62Bが挿入される貫通孔47dとを有する。
軸受48はスラスト円筒ころ軸受であり、座繰り部47b内に収容される。軸部材46は軸受48の内輪および貫通孔47aに挿入される。軸受48は、底壁部40の底面を支持する。底壁部40は、回転機構45上において、軸部材46の軸周りに水平回転可能である。
第1側壁部41は、支柱51a、51bと同等の厚さを有する平板状であり、図1に示すように、上端に開口する第1凹部41aを有する。第1側壁部41は、底壁部40の下面から第1凹部41aの底面に達する第1貫通孔41bを有する。第1貫通孔41bには、円柱状の中継ピン43Aが上下移動可能な状態で収容される。中継ピン43Aは上端に円板状のフランジ部を有する。中継ピン43Aのフランジ部は、第1凹部41aの底面に引っ掛かり、中継ピン43Aの下方への脱落を防止する。
第2側壁部42は、第1側壁部41と同様の形状を有し、上端に開口する第2凹部42aと、底壁部40の下面から第2凹部42aの底面に達する第2貫通孔42bとを有する。第2貫通孔42b内には中継ピン43Bが上下移動可能な状態で収容される。
第1凹部41aおよび第2凹部42aには、軸受保持部30Aおよび軸受保持部30Bが嵌合される。軸受保持部30Aは、図1に示すように、軸線L3と直交する水平方向を向いた側面に、上下方向に延びる嵌合溝32、33を有する。軸受保持部30Aは、第1凹部41aの開口部から下方へ挿入され、軸受保持部30Aの嵌合溝32、33と第1凹部41aの側壁部分とが嵌合される。軸受保持部30Aの底面は、中継ピン43Aの上端面に接する。軸受保持部30Bは、軸受保持部30Aと同様に、第2凹部42aに嵌合される。軸受保持部30Bの底面は、中継ピン43Bの上端面に接する。
軸受保持部30A、30Bは、第1凹部41aおよび第2凹部42a内で上下方向に移動可能である。
軸受保持部30A、30Bに軸受31を介して支持されたアンビルロール3は、可動フレーム4の第1側壁部41と第2側壁部42との間に、水平姿勢で支持される。可動フレーム4は、アンビルロール3を支持した状態で、基台50の平板部50a上に配置される。
可動フレーム4は、アンビルロール3を支持した状態で、本体フレーム5の基台50上の所定位置に配置される。具体的に、可動フレーム4は、台座部47の貫通孔47c、47dが、基台50の貫通孔50c、50dに各々繋がる位置に配置される。また、可動フレーム4において、台座部47と底壁部40とは、台座部47の貫通孔47cが第1側壁部41の第1貫通孔41bに繋がり、貫通孔47dが第2側壁部42の第2貫通孔42bに繋がる位置に配置される。
上記のように貫通孔50c、47cと第1貫通孔41bが繋がり、貫通孔50d、47dと第2貫通孔42bが繋がる状態において、第1油圧シリンダ6Aのプランジャ62Aと第2油圧シリンダ6Bのプランジャ62Bが上側へ進出される。プランジャ62Aは、貫通孔47cおよび第1貫通孔41bを通じて中継ピン43Aを上側へ押す。プランジャ62Bは、貫通孔47dおよび第2貫通孔42bを通じて中継ピン43Bを上側へ押す。
これにより、図1および図2に示すように、中継ピン43A、43Bが第1凹部41aの底面および第2凹部42aの底面から上側へ突出し、軸受保持部30A、30Bを上側へ移動させる。その結果、アンビルロール3が上側へ移動し、ダイカットロール2と接触する。
ロータリーダイカッター1は、加工時には、図2に示すように、ダイカットロール2のベアラー部2D、2Eと、アンビルロール3の加工部3Aの両端部とが接した状態とされる。この状態で、ダイカットロール2が回転駆動部によって回転され、ベアラー部2D、2Eを介して接するアンビルロール3が回転される。回転するダイカットロール2とアンビルロール3との間に帯状のワークが通され、切刃2aによりワークが切り抜き加工される。
本実施形態のロータリーダイカッター1では、図3に示すように、可動フレーム4のみをスライド移動させて、本体フレーム5から抜き出すことができる。可動フレーム4を抜き出すには、まず、第1油圧シリンダ6Aのプランジャ62Aおよび第2油圧シリンダ6Bのプランジャ62Bを下方へ後退させる。これにより、アンビルロール3が下方へ移動され、ダイカットロール2と接触しない状態となる。
また、プランジャ62A、62Bは、基台50の貫通孔50c、50dに収容される。これにより、プランジャ62A、62Bと可動フレーム4との係合が解除され、可動フレーム4が水平方向に移動可能になる。
可動フレーム4を抜き出す際には、図3に示すように、本体フレーム5の側方に引き出し台TBを設置しておく。アンビルロール3を支持した可動フレーム4は、本体フレーム5の側面貫通孔51dを介して引き出し台TB上に抜き出すことができる。アンビルロール3を支持する軸受保持部30A、30Bは、可動フレーム4の第1凹部41aおよび第2凹部42aに上側から差し込まれているだけであるため、作業者は、軸受保持部30A、30Bを上側へ持ち上げるだけでアンビルロール3を可動フレーム4から取り外すことができる。
したがって、本実施形態のロータリーダイカッター1によれば、ダイカットロール2を本体フレーム5から取り外すことなく、アンビルロール3のみを取り外すことができ、アンビルロール3を容易に交換可能である。またダイカットロール2は取り外さないため、ダイカットロール2の状態を維持でき、アンビルロール3を再度取り付ける際の位置調整も簡素化できる。
また本実施形態では、可動フレーム4が回転機構45を備える。これにより、図3に示す可動フレーム4を本体フレーム5から抜き出した状態において、底壁部40を台座部47に対して水平回転させ、アンビルロール3の向きを反転させることが可能である。
本実施形態のように、ダイカットロール2の切刃2aが、軸方向の片側半分の領域に偏って配置される場合、アンビルロール3における切刃2aとの接触領域も、軸方向の片側半分に偏る。アンビルロール3は、加工部3Aが使用により傷つき、ある程度の使用後にメンテナンスが必要になる。本実施形態では、加工部3Aの片側半分だけが傷つき、残りの片側半分は未使用状態であるため、アンビルロール3を軸方向で反転させるだけで、メンテナンスすることなく使用が可能である。この点、本実施形態のロータリーダイカッター1では、アンビルロール3の反転動作を、可動フレーム4からアンビルロール3を取り外すことなく実施でき、作業性において極めて優れる。
本実施形態では、プランジャ62A、62Bと、軸受保持部30A、30Bとの間に、中継ピン43A、43Bが介在する構成としたが、プランジャ62A、62Bが、軸受保持部30A、30Bを直接押す構成としてもよい。あるいは、プランジャ62A、62Bが、台座部47または底壁部40を押し上げることによりアンビルロール3を移動させる構成としてもよい。
本実施形態では、第1油圧シリンダ6Aおよび第2油圧シリンダ6Bがアンビルロール3を上下移動させる構成としたが、ダイカットロール2を上下移動させるロール移動機構を備える構成としてもよい。具体的には、天板部55に油圧シリンダが設置され、ダイカットロール2を支持する軸受保持部20A、20Bと上記油圧シリンダのプランジャとが連結された構成としてもよい。さらに、ダイカットロール2とアンビルロール3をそれぞれ独立に上下方向に移動させるロール移動機構を備える構成としてもよい。
本実施形態では、本体フレーム5にダイカットロール2が支持され、可動フレーム4にアンビルロール3が支持される構成としたが、本体フレーム5にアンビルロール3が支持され、可動フレーム4にダイカットロール2が支持される構成としてもよい。
本実施形態では、ダイカットロール2の軸方向の片側半分にのみ切刃2aが設けられる構成としたが、ダイカットロール2において、加工部2Aの全体にわたって切刃2aが設けられていてもよい。このように切刃2aの位置に偏りがない場合、アンビルロール3の反転は不要になる。したがって可動フレーム4は、回転機構45を備えない構成としてもよい。
上記の実施形態および各変形例の構成は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせることができる。
1…ロータリーダイカッター、2…ダイカットロール(第1ロール)、3…アンビルロール(第2ロール)、4…可動フレーム、5…本体フレーム、6A…第1油圧シリンダ(第1ロール移動機構)、6B…第2油圧シリンダ(第2ロール移動機構)、20A,20B,30A,30B…軸受保持部、21,31…軸受、40…底壁部、41…第1側壁部、41a…第1凹部、41b…第1貫通孔、42…第2側壁部、42a…第2凹部、42b…第2貫通孔、45…回転機構、47a,47c,47d,50c,50d…貫通孔、50…基台、51…第1縦枠部、51d,52d…側面貫通孔、52…第2縦枠部

Claims (7)

  1. 基台と、前記基台から上側へ延びる第1縦枠部および第2縦枠部とを有する本体フレームと、
    前記第1縦枠部および前記第2縦枠部に軸受を介して支持される第1ロールと、
    底壁部と、前記底壁部から上側へ延びる第1側壁部および第2側壁部とを有する可動フレームと、
    前記第1側壁部および前記第2側壁部に軸受を介して支持される第2ロールと、を備え、
    前記可動フレームは、前記第2ロールを支持した状態で、前記第1ロールの下方において前記本体フレームの前記基台上に着脱可能であり、
    前記本体フレームは、前記第1縦枠部または前記第2縦枠部を前記第2ロールの軸方向に貫通する側面貫通孔を有し、
    前記可動フレームは、前記側面貫通孔を介して前記基台に対して前記軸方向へ抜き差し可能である、ロータリーダイカッター。
  2. 前記第1ロールはダイカットロールであり、前記第2ロールはアンビルロールである、請求項1に記載のロータリーダイカッター。
  3. 前記ダイカットロールは、軸方向において中心から片側の領域にのみ切刃を有する、
    請求項2に記載のロータリーダイカッター。
  4. 前記可動フレームは、前記底壁部の底面に設置される回転機構を有する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のロータリーダイカッター。
  5. 前記第2ロールを支持する前記軸受を保持する第1軸受保持部および第2軸受保持部を有し、
    前記可動フレームは、前記第1側壁部および前記第2側壁部のそれぞれの上端に開口する第1凹部および第2凹部を有し、
    第1軸受保持部および第2軸受保持部は、前記第1凹部および前記第2凹部にそれぞれ上下方向に移動可能な状態で嵌合される、
    請求項1からのいずれか1項に記載のロータリーダイカッター。
  6. 前記本体フレームは、前記第2ロールを上下方向に移動させるロール移動機構を有し、
    前記ロール移動機構は、前記可動フレーム、または、前記第1軸受保持部および前記第2軸受保持部を押すことにより前記第2ロールを移動させる、
    請求項に記載のロータリーダイカッター。
  7. 前記本体フレームは、前記第1軸受保持部を押す第1ロール移動機構と、前記第2軸受保持部を押す第2ロール移動機構とを有し、
    前記可動フレームは、前記可動フレームの底面から前記第1軸受保持部および前記第2軸受保持部の底面にそれぞれ達する第1貫通孔および第2貫通孔を有し、
    前記第1ロール移動機構は、前記第1貫通孔を通じて、直接または他の部材を介して前記第1軸受保持部を押し、
    前記第2ロール移動機構は、前記第2貫通孔を通じて、直接または他の部材を介して前記第2軸受保持部を押す、
    請求項に記載のロータリーダイカッター。
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