JP6931345B2 - パターン組合せ選択デバイス及びそのようなデバイスを備える時計 - Google Patents

パターン組合せ選択デバイス及びそのようなデバイスを備える時計 Download PDF

Info

Publication number
JP6931345B2
JP6931345B2 JP2018212734A JP2018212734A JP6931345B2 JP 6931345 B2 JP6931345 B2 JP 6931345B2 JP 2018212734 A JP2018212734 A JP 2018212734A JP 2018212734 A JP2018212734 A JP 2018212734A JP 6931345 B2 JP6931345 B2 JP 6931345B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
symbols
pattern
disc
inner disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018212734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019090807A (ja
Inventor
パスカル・ラゴルゲット
Original Assignee
ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス filed Critical ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス
Publication of JP2019090807A publication Critical patent/JP2019090807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6931345B2 publication Critical patent/JP6931345B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/24Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars
    • G04B19/243Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars characterised by the shape of the date indicator
    • G04B19/247Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars characterised by the shape of the date indicator disc-shaped
    • G04B19/253Driving or releasing mechanisms
    • G04B19/25333Driving or releasing mechanisms wherein the date indicators are driven or released mechanically by a clockwork movement
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/04Hands; Discs with a single mark or the like
    • G04B19/046Indicating by means of a disc with a mark or window
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/20Indicating by numbered bands, drums, discs, or sheets
    • G04B19/202Indicating by numbered bands, drums, discs, or sheets by means of turning discs
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B47/00Time-pieces combined with other articles which do not interfere with the running or the time-keeping of the time-piece
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C17/00Indicating the time optically by electric means
    • G04C17/005Indicating the time optically by electric means by discs

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

本発明は、パターン、例えばロゴによって表される機能の選択デバイスの分野に関する。そのようなデバイスは、特に、腕時計型時計の中に組み込むことができ、例えば、銀行支払いの状況において使用することができる。
ペイメント・ウォッチ(payment watch)は、クレジット支払いの新たな時代の幕開けに伴って近年市場に出現しており、小規模な購入の支払いを、お金を探してポケットの中を探るのよりも迅速に、実践的にするものである。そのような時計は、従来、支払いオプションの組合せ選択デバイスを備え、各オプションは、例えば、パターン(又はロゴ)によって表される。したがって、例えば、銀行カードの種類(Visa、MasterCard等)、銀行口座の種類(家族の支出用口座、個人の支出用口座等)等を選択し、表示させることが可能である。
美観的な理由及び/又は節約のために、スクリーンの使用を回避することが好ましい。実際、液晶(LCD)スクリーンは、美観的な仕上げが制限される一方で、有機発光ダイオード(OLED)スクリーン又は同様の技術をもつスクリーンは、費用がかかり、著しい量の電力を消費する。更に、スクリーンは、時計の全体的な美観に影響を及ぼし、あまり時計らしくない外見を与え、興をそぐおそれがある。
したがって、本発明の目的は、表示スクリーンを備えず、製造が単純で安価なパターン選択デバイスを提案するものである。
第1の態様によれば、本発明は、特に時計のためのパターン組合せ選択デバイスに関し、デバイスは、
・内側円板と呼ぶ第1の円板であって、第1の円板は、同じサイズのN個の角度区分を備え、N個の角度区分のそれぞれは、その周辺部にシンボルを提示し、シンボルは、パターン又は無パターンとして定義され、Nは1を超える整数である、第1の円板;
・外側円板と呼ぶ第2の円板であって、外側円板は、内側円板と同軸であり、内側円板よりも大きい直径を有し、外側円板は、同じサイズのM×N個の角度区分にわたって分散するM個のシンボルを提示し、Mは、1を超える整数であり、外側円板のM個のシンボルのそれぞれは、外側円板のN個の連続区分上で繰り返される、第2の円板;
・内側円板に対向して延在する文字板であって、文字板は、開口を備え、内側円板のパターンと外側円板のパターンとの一致を可能にする、文字板;
・内側円板を回転状態にすることを可能にする起動手段、及び減速比Mに従って2つの円板を結合する噛合い手段
を備える。
本発明によるデバイスは、時/分計数器の動作原理に着想を得た、二重円板同軸計数器である。外側円板は、内側円板よりも緩やかに回転し、これは、時車と同様である。内側円板は、その部分では、分車と同様である。しかし、内側円板と外側円板との間の減速比は、従来の時/分計数器の場合のように、必ずしも12に等しいものではないことに留意されたい。減速比は、円板上のパターンの数及びこれらのパターンの場所によって異なる。
時/分計数器の場合のように、内側円板の1完全回転により、減速比に依存する外側円板の回転が生じる。減速比が2に等しい場合、内側円板の1完全回転は、外側円板の半回転を生じさせる。減速比が4に等しい場合、内側円板の1完全回転は、外側円板の4分の1回転を生じさせる。概して、値Mに等しい減速比は、駆動円板(この場合内側円板)の360°の回転により、被動円板(この場合外側円板)の360/M°の回転を生じさせることを意味する。
内側円板がN個のシンボルを備え、外側円板がM個のシンボルを備え、外側円板のM個のシンボルのそれぞれが連続N回繰り返され、減速比がMに等しいと仮定すると、
−開口に面する内側円板のシンボルを変更せずに、開口に面する外側円板のシンボルを変更するには、内側円板を360°回転させるだけでよい;
−開口に面する外側円板のシンボルを変更せずに、開口に面する内側円板のシンボルを変更するには、内側円板を360/N°回転させるだけでよい。
第2の態様によれば、本発明は、特に時計のためのパターン組合せ選択デバイスに関し、デバイスは、
・内側円板と呼ぶ第1の円板であって、第1の円板は、同じサイズのN個の角度区分を備え、N個の角度区分のそれぞれは、その周辺部にシンボルを提示し、シンボルは、パターン又は無パターンとして定義され、Nは1を超える整数である、第1の円板;
・外側円板と呼ぶ第2の円板であって、外側円板は、内側円板と同軸であり、内側円板よりも大きい直径を有し、外側円板は、同じサイズのM×N個の角度区分にわたって分散するM個のシンボルを提示し、Mは、1を超える整数であり、外側円板のM個のシンボルのそれぞれは、外側円板のN個の連続区分上で繰り返される、第2の円板;
・内側円板に対向して延在する文字板であって、文字板は、開口を備え、内側円板のパターンと、外側円板のパターンとの一致を可能にする、文字板;
・外側円板を回転状態にすることを可能にする起動手段、及び増速比Mに従って2つの円板を結合する噛合い手段
を備える。
したがって、第1の態様による発明との差異は、駆動円板が外側円板であり、被動円板が内側円板であるため、駆動円板と被動円板との間の噛合い比は、もはや減速比ではなく、増速比である。
第1の態様又は第2の態様による選択デバイスにおいて、起動手段及び噛合い手段は、内側円板及び外側円板を一緒に回転する状態にすることを可能にする。起動手段は、例えば電気モータによって起動する。したがって、外側円板及び内側円板を個別に回転する状態にするために、複数のモータを使用する必要性を回避する。本発明により、表示デバイスを動作させるのに必要なモータの数を低減することによって空間及び重量が節約される。こうした節約は、時計では特に有利である。
第1の態様又は第2の態様によるデバイスは、単独で、又は技術的に可能な全ての組合せにより、以下の更なる特性を含むことができる。
第1の態様又は第2の態様の一実施形態では、Nは、多くても5に等しく、有利には、2又は3に等しい。
外側円板の各シンボルがN回繰り返されると考えると、内側円板上のシンボルの数が多いほど、外側円板はより大きくなる。
第1の態様又は第2の態様の一実施形態では、Mは、多くても5に等しく、有利には、2又は3に等しい。
外側円板上のシンボルの数が多いほど、外側円板の各シンボルをN回繰り返す限り、外側円板はより大きくなる。
第1の態様又は第2の態様の一実施形態では、内側円板のN個のシンボル及び外側円板のM個のシンボルは全て異なる。
このことにより、内側円板及び外側円板の最大数の組合せのシンボルを提案することによって、デバイスを最適に使用することが可能である。
第1の態様又は第2の態様の一実施形態では、内側円板のシンボル及び外側円板のシンボルはそれぞれ、像の半分を形成し、内側円板のシンボルは、外側円板のシンボルに面し、完全な像を形成する。
第1の態様又は第2の態様によるデバイスは、噛合い手段及び起動手段を介して内側円板及び外側円板を一緒に起動するための単一モータを備える。
本発明は、そのようなパターン選択デバイスを備える時計、特にペイメント・ウォッチに関する。
更なる特徴及び利点は、添付の図面を参照して、以下の説明から明らかになるであろう。以下の説明は、非限定的な例として提供される。
本発明の第1の態様によるパターン組合せ選択デバイスの側面図である。 第1の実施形態による図1のデバイスの円板及び開口の上面図である。 第2の実施形態による図1のデバイスの円板及び開口の上面図である。 本発明の第2の態様によるパターン組合せ選択デバイスの側面図である。
図1は、本発明の第1の態様による、特に時計のためのパターン選択デバイスを示す。デバイスは、
・内側円板DIとして示す第1の円板、
・外側円板DEとして示す第2の円板であって、内側円板DIと同軸であり、内側円板DIよりも大きい直径を有する第2の円板、
・開口GC、即ち貫通孔を備える文字板CDであって、内側円板DIが文字板CDと外側円板DEとの間に位置するように配設する文字板CD
を備える。
外側円板DEは内側円板DIよりも大きい直径を有するので、外側円板DEの環状周辺部分HEは、文字板CDに面して位置する。パターンはこの部分の上に示される。同様に、内側円板DIの環状周辺部分HIにもパターンが示される。各円板DI、DEは、少なくとも2つの異なるパターンを備える。「シンボル」は、パターン又は無パターン空間(空隙φ)を指す。各角度区分はこうしてシンボルを提示する。開口GCは、内側円板DIのシンボル及び外側円板DEのシンボルに面して位置し、これらのシンボルが一致する状態になるように配置される。したがって、2つのシンボルの組合せは、開口GCを通して見ることができる。
デバイスは、
・内側円板DIを起動し、内側円板DIを所望の角度だけ回転可能にする手段。この手段は、例えば、作動可能な棒(図示せず)、棒によって駆動することができる円板D1、及び円板DIと係合し、内側円板DIとともに回転させられるかなP1を備える組立体を伴う、
・内側円板DI(駆動)と外側円板DE(被動)との間に減速比を割り当てるように、内側円板DIと外側円板DEとの間を噛み合わせる手段。この手段は、例えば、かなP1、円板D1、円板D1とともに回転させられるかなP2、及びかなP2と噛み合い、外側円板DEとともに回転させられる円板D2を備える組立体を伴う、
を更に備える。
更に、選択デバイスの内側円板DIは、円板及びかなを備える連鎖部を介して、電気モータの回転子RTに接続する。連鎖部は、例えば、内側円板DIとともに回転させられる円板D3、円板D3と噛み合うかなP3、かなP3とともに回転させられる円板D4、円板D4と噛み合うかなP4、及びかなP4とともに回転させられる円板D5を備える。したがって、モータは、内側円板及び外側円板を一緒に回転状態にすることを可能にする。2つの円板を起動するには、単一モータで十分である。
本発明によれば、内側円板DIは、N個の角度区分にわたり分散するN個のシンボルを提示し、N個の角度区分は、内側円板DIの周辺部分HIと同じサイズであり、各角度区分は、シンボルを提示する。外側円板DEは、その部分では、M×N個の角度区分にわたり分散するM個のシンボルを提示し、M×N個の角度区分は、外側円板DEの周辺部分HEと同じサイズである。M個のシンボルのそれぞれは、N個の連続角度区分上で繰り返される。
更に、駆動円板(内側円板DI)と被動円板(外側円板DE)との間の減速比は、Mに等しい。したがって、内側円板DIの1完全回転により、外側円板DEのM分の1の回転が生じる。そのような動作の場合、外側円板DEがM個のシンボルを備え、M個のシンボルのそれぞれがN個の連続角度区分上で繰り返されることを仮定すると、開口GC内に表示される外側円板DEのシンボルは同じままであるが、開口GC内に表示される内側円板DIは変化する。内側円板DIの各完全回転後、開口GCを通じて見える外側円板DEのシンボルは、変更される。



更に、内側円板DIのN分の1の回転により、開口GC内に表示される内側円板DIのシンボルの変更が生じるが、開口GC内に表示される外側円板DEのシンボルの変更は伴わない。これは、当然、開口GCを通じて見える外側円板DEの角度区分が、同じシンボルを提示する一連のN個の角度区分の最後であるケースを除くケースである。この場合、内側円板DIの見えるシンボル及び外側円板DEの見えるシンボルの両方が変化する。
図2は、N=4であり、M=2である一例を示す。内側円板DIは、4個のシンボルA、B、C、Dを提示し、外側円板DEは、2個のシンボルE、Fを提示する。明らかに、これらのシンボルの1つ又は複数が空隙φであることを阻むものはない。
図2に示す円板DI、DEの最初の位置において、組合せAEは、開口GC内に表示される。内側円板DIが回転するにつれて、以下の組合せ:
BE−CE−DE−AF−BF−CF−DF−再度AE、等
が表示される。
N=4であり、M=4である別の例を図3に示す。内側円板DIは、4つのシンボルA、B、C、Dを提示し、外側円板DEは、4つのシンボルE、F、G、Hを提示する。やはり、これらのシンボルの1つ又は複数が空隙φであることを阻むものはない。
図3に示す円板の最初の位置では、組合せAEが開口内に表示される。内側円板が回転するにつれて、以下の組合せ:
BE−CE−DE−AF−BF−CF−DF−AG−BG−CG−DG−AH−BH−CH−DH−再度AE等
が表示される。
当然、N及びMの値が大きいほど、外側円板DEを大きくしなければならないため、デバイスの空間要件を増大させる、及び/又は外側円板DE上のシンボルをより小さくする必要があり、可読性に影響を与える。例えば、N=3であり、M=4である場合、外側円板DEは、12個の角度区分に分割しなければならない。6ミリメートル半径が外側円板DEに望ましい場合、3.1ミリメートルの高さがシンボルを内接させるのに利用可能である。
図4に表し、本発明の第2の態様に対応する代替実施形態によれば、起動手段は、内側円板DIを駆動するのではなく、外側円板DEを駆動する。この場合、内側円板DIを起動する手段は、例えば、作動可能な棒(図示せず)、棒によって駆動することができる円板D6、及び円板D6と噛み合い、外側円板DEとともに回転させられるかなP6を備える。
起動手段が外側円板DEを駆動する際、外側円板DE(駆動)と内側円板DI(被動)との間に増速比Mを確立する必要がある。噛合い手段は、例えば、かなP6、円板D6、円板D6とともに回転させられるかなP7、及びかなP7と噛み合い、内側円板DIとともに回転させられる円板D7を備える。
更に、選択デバイスの外側円板DEは、円板及びかなを備える連鎖部を介して、回転子RTに接続する。連鎖部は、例えば、かなP6、かなP6とともに回転させられる円板D8、円板D8と噛み合うかなP8、かなP8とともに回転させられる円板D9、円板D9と噛み合うかなP9、及びかなP9とともに回転させられる円板D10を備える。
しかし、これらの差異は別として、動作原理は、本発明の第1の態様と比較して依然として変化するものではない。
本発明は、図示しない時計に関し、時計は、前述のパターン選択デバイスを備え、本発明の第1の態様又は第2の態様に従って動作させることができる。特に、時計は、選択デバイスにより支払い手段を選択可能にするペイメント・ウォッチとすることができる。パターンは、例えば内側円板が提示する、例えば銀行カードの種類(Visa、MasterCard等)のパターン、及び例えば外側円板が提示する、購入又は支払いを行う通貨種のための銀行口座パターンである。したがって、時計装着者は、各円板の対応するパターンを文字板の開口に一致させることによって、支払いを希望するカード及び口座又は通貨を選択する。
選択デバイスは、例えば、図示しない支払いシステムに接続されており、支払いシステムは、ペイメント・ウォッチ内に組み込まれている。したがって、時計装着者は、選択デバイスを使用してパターンを選択し、組込み式支払いシステムを介して支払いを起動し、支払いシステムは、銀行データを、例えば銀行支払い端末に送信する。
第1の特定の実施形態によれば、選択デバイスは、選択情報を支払いシステムに送信するため、内側円板及び外側円板の下に配置した符号化手段を備える。符号化手段は、例えば、光学式又は静電容量式手段であり、円板の位置、したがって、ユーザが選択したパターンを決定するように構成する。
第2の特定の実施形態によれば、選択デバイスは、処理ユニットを備え、処理ユニットは、例えば、ユーザが選択デバイスを起動した際、選択デバイスに送信した回転コマンドを計数するように構成したソフトウェアを備える。したがって、処理ユニットは、円板の位置、したがって、ユーザが選択したパターンを推測することができる。
当然、本発明は、例示した例に限定するものではないことは理解されよう。そうではなく、本発明に様々な変形及び修正を行うことができることは、当業者にとって明らかであろう。特に、選択デバイスは、他の分野で使用することができ、ペイメント・ウォッチは、1つの可能な使用例にすぎない。
A モチーフ
B モチーフ
C モチーフ
D モチーフ
E モチーフ
F モチーフ
CD 文字板
DE 外側円板
DI 内側円板
GC 開口
HE 周辺部
HI 周辺部

Claims (8)

  1. 特に時計のためのパターン組合せ選択デバイスにおいて、前記パターン組合せ選択デバイスは、
    ・内側円板(DI)と呼ぶ第1の円板であって、前記第1の円板(DI)は、同じサイズのN個の角度区分を備え、前記N個の角度区分のそれぞれは、前記N個の角度区分の周辺部上にシンボル(A、B、C、D)を提示し、シンボルは、パターン又は無パターンとして定義し、Nは1を超える整数である、第1の円板;
    ・外側円板(DE)と呼び、前記内側円板(DI)と同軸であり、前記内側円板(DI)よりも大きい直径を有する第2の円板であって、前記外側円板(DE)は、
    同じサイズのM×N個の角度区分を備え、このM×N個の角度区分のそれぞれに分散するM個のシンボル(E、F、G、H)を提示し、Mは、1を超える整数であり、前記外側円板(DE)のM個のシンボルのそれぞれは、前記外側円板(DE)のN個の連続区分上で同一のパターン又は無パターンとして繰り返される、第2の円板;
    ・前記内側円板(DI)に対向して延在する文字板(CD)であって、前記文字板(CD)は、開口(GC)を備え、前記内側円板(DI)のパターン(A、B、C、D)と、前記外側円板(DE)のパターン(E、F、G、H)との一致を可能にする、文字板;
    ・前記内側円板(DI)を回転状態にすることを可能にする起動手段、及び前記外側円板(DE)が備えるシンボル(E、F、G、H)の個数Mに基づく減速比Mに従って2つの前記円板(DI、DE)を結合し、前記内側円板(DI)に対して前記外側円板(DE)を減速回転させる噛合い手段
    を備えることを特徴とする、デバイス。
  2. 特に時計のためのパターン組合せ選択デバイスにおいて、前記パターン組合せ選択デバイスは、
    ・内側円板(DI)と呼ぶ第1の円板であって、前記第1の円板(DI)は、同じサイズのN個の角度区分を備え、前記N個の角度区分のそれぞれは、前記N個の角度区分の周辺部上にシンボル(A、B、C、D)を提示し、シンボルは、パターン又は無パターンとして定義し、Nは1を超える整数である、第1の円板;
    ・外側円板(DE)と呼び、前記内側円板と同軸であり、前記内側円板よりも大きい直径を有する第2の円板であって、前記外側円板は、同じサイズのM×N個の角度区分を備え、このM×N個の角度区分のそれぞれに分散するM個のシンボル(E、F、G、H)を提示し、Mは、1を超える整数であり、前記外側円板(DE)のM個のシンボルのそれぞれは、前記外側円板(DE)のN個の連続区分上で同一のパターン又は無パターンとして繰り返される、第2の円板;
    ・前記内側円板(DI)に対向して延在する文字板(CD)であって、前記文字板(CD)は、開口(GC)を備え、前記内側円板(DI)のパターン(A、B、C、D)と、前記外側円板(DE)のパターン(E、F、G、H)との一致を可能にする、文字板;
    ・前記外側円板(DE)を回転状態にすることを可能にする起動手段、及び前記外側円板(DE)が備えるシンボル(E、F、G、H)の個数Mに基づく増速比Mに従って2つの前記円板(DI、DE)を結合し、前記外側円板(DE)に対して前記内側円板(DI)を増速回転させる噛合い手段
    を備えることを特徴とする、デバイス。
  3. Nは、多くても5、有利には、2又は3に等しい、請求項1又は2に記載のデバイス。
  4. Mは、多くても5、有利には、2又は3に等しい、請求項1から3のいずれか一項に記載のデバイス。
  5. 前記内側円板(DI)のN個のシンボル(A、B、C、D)及び前記外側円板(DE)のM個のシンボル(E、F、G、H)は、全て異なる、請求項1から4のいずれか一項に記載のデバイス。
  6. 前記内側円板(DI)のシンボル及び前記外側円板(DE)のシンボルはそれぞれ、像の半分を形成し、前記内側円板(DI)のシンボルは、前記外側円板(DE)のシンボルに面し、完全な像を形成する、請求項1から5のいずれか一項に記載のデバイス。
  7. 前記噛合い手段及び前記起動手段を介して前記内側円板(DI)及び前記外側円板(DE)を一緒に起動するための単一モータを備える、請求項1から6のいずれか一項に記載のデバイス。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のパターン組合せ選択デバイスを備える時計、特に、ペイメント・ウォッチ。
JP2018212734A 2017-11-16 2018-11-13 パターン組合せ選択デバイス及びそのようなデバイスを備える時計 Active JP6931345B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17202163.6 2017-11-16
EP17202163 2017-11-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019090807A JP2019090807A (ja) 2019-06-13
JP6931345B2 true JP6931345B2 (ja) 2021-09-01

Family

ID=60331527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018212734A Active JP6931345B2 (ja) 2017-11-16 2018-11-13 パターン組合せ選択デバイス及びそのようなデバイスを備える時計

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11188029B2 (ja)
EP (1) EP3486731A1 (ja)
JP (1) JP6931345B2 (ja)
KR (2) KR20190056305A (ja)
CN (1) CN109799690B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102624807B1 (ko) 2019-05-14 2024-01-16 주식회사 엘지에너지솔루션 전극 조립체 및 이의 검사 방법
EP3779612A1 (fr) * 2019-08-16 2021-02-17 The Swatch Group Research and Development Ltd Procédé et système de diffusion d'un message à un porteur d'une montre
EP3800513B1 (fr) * 2019-10-04 2023-08-09 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Pièce d'horlogerie comprenant des moyens d'indication am-pm

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH190208A (fr) * 1936-05-07 1937-04-15 Chevalley Gaston Pièce d'horlogerie à calendrier perpétuel.
JPS52114369A (en) 1976-03-22 1977-09-26 Seiko Epson Corp Dial of timepiece driven by solar battery
CH624534GA3 (ja) 1979-04-04 1981-08-14
CN1050911C (zh) 1993-11-26 2000-03-29 阿苏拉布股份有限公司 带有活动显示器的时计
JPH11166982A (ja) 1997-12-03 1999-06-22 Seiko Epson Corp カレンダー時計
DE10017589A1 (de) * 2000-04-08 2001-10-11 Glashuetter Uhrenbetrieb Gmbh Kalendermechanismus für ein Uhrwerk
EP1316859B1 (fr) * 2001-11-30 2010-01-27 Rolex Sa Procédé pour former un mécanisme de quantième actionnné par un mouvement d'horlogerie
EP1526415B1 (fr) * 2003-10-24 2011-06-29 Daniel Roth et Gérald Genta Haute Horlogerie SA Dispositif d'affichage des quantièmes pour pièce d'horlogerie
JP4646016B2 (ja) * 2004-01-30 2011-03-09 セイコーインスツル株式会社 第一日車および第二日車を含むカレンダ機構付き時計
CH707467B1 (fr) 2005-09-13 2014-07-15 Lvmh Swiss Mft Sa Montre avec affichage multifonctionnel.
EP1795977A1 (fr) * 2005-12-09 2007-06-13 Glashütter Uhrenbetrieb GmbH Mécanisme d'entraînement d'un affichage de quantième pour piece d'horlogerie
CN101114155A (zh) 2007-08-28 2008-01-30 简家庆 世界时区钟及其时间显示方法
JP5163193B2 (ja) 2008-03-13 2013-03-13 セイコーエプソン株式会社 プリンタシステム及びプリンタシステムにおける制御方法
CN101251745A (zh) 2008-04-04 2008-08-27 黄锃 多功能新式国际时钟
FR2973124B1 (fr) * 2011-03-23 2013-05-10 Samep Montres Emile Pequignet Mecanisme d'affichage d'une grande date
JP5517004B2 (ja) 2012-02-15 2014-06-11 カシオ計算機株式会社 表示装置および電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
US20190146413A1 (en) 2019-05-16
EP3486731A1 (fr) 2019-05-22
US11188029B2 (en) 2021-11-30
KR20190056305A (ko) 2019-05-24
CN109799690A (zh) 2019-05-24
CN109799690B (zh) 2021-08-31
KR20200118398A (ko) 2020-10-15
JP2019090807A (ja) 2019-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6931345B2 (ja) パターン組合せ選択デバイス及びそのようなデバイスを備える時計
JP2009508123A (ja) ウィンドウにインジケータを表示する時計
JP2006201165A (ja) 回転カバーベゼルを有する時計ケース
JP6843104B2 (ja) モチーフ組合せ選択デバイス及びこの種のデバイスを備える時計
JP3957654B2 (ja) 日付表示装置
JP6209202B2 (ja) 日付表示ディスク用の結合メカニズム
US20070140063A1 (en) Single dynamic source controlled two groups of hands in clockwise/anticlockwise rotating structure
CN201340517Y (zh) 一种钟表面带有转动变化图案效果的钟表
KR200491322Y1 (ko) 시계
JP2018183308A5 (ja)
JPH11194176A (ja) 時計の表示構造
CH714346A2 (fr) Dispositif de sélection d'une combinaison de motifs.
JP7041219B2 (ja) 午前午後表示手段を備える計時器
JP2004144754A (ja) 昼/夜またはam/pm指示手段に関連したアナログ式時刻表示手段を含む時計
WO2018058585A1 (zh) 数字式万年历时钟
KR101068702B1 (ko) 전자 표시부를 가지는 시계
CN107490949A (zh) 一种时间显示结构及使用该结构的手表
CN217606247U (zh) 一种用于手表机芯的传动机构和手表
JPH0720257A (ja) 回転式表示手段を有する時計
JP2017526927A (ja) 環状モジュールを備える時計用ムーブメント
CN115586715A (zh) 一种时间显示方法、电子产品、设备、存储介质、钟表
JP6845857B2 (ja) ラジアルガイド付き表示装置
TWM541032U (zh) 數字式萬年曆時鐘之結構改良
KR200478062Y1 (ko) 월/일을 표시하는 시계
KR100576111B1 (ko) 숫자판 회전 시계

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200923

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6931345

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150