JP2004144754A - 昼/夜またはam/pm指示手段に関連したアナログ式時刻表示手段を含む時計 - Google Patents
昼/夜またはam/pm指示手段に関連したアナログ式時刻表示手段を含む時計 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】時針が12時間で1回転するように配置されたアナログ式表示(12、36)を含む時計を提供すること。
【解決手段】このアナログ式表示は、時針と同一の方向に24時間で1回転するように駆動される同軸ディスク(10)に関連している。ディスクの目で見える表面(14)が、表示された時刻に関するAM/PMすなわち昼/夜の情報を指示するように配置された2つのディスク半体を視覚的に区画している。
【選択図】図2
【解決手段】このアナログ式表示は、時針と同一の方向に24時間で1回転するように駆動される同軸ディスク(10)に関連している。ディスクの目で見える表面(14)が、表示された時刻に関するAM/PMすなわち昼/夜の情報を指示するように配置された2つのディスク半体を視覚的に区画している。
【選択図】図2
Description
本発明は、時針が12時間で1回転するように配置されたアナログ式時刻表示を含む時計に関する。詳細には、本発明は、時計のユーザが置かれている時間帯とは異なる第2時間帯の表示に関する。
12時間で1回転する針を使用した第2時間帯の表示には、表示された時刻のAM/PMすなわち昼/夜を決定する公知の問題がある。
この問題の1つの解決策は、この第2時間帯の時刻表示を24時間で1回転する時針によって提供することにある。しかし本発明の範囲内では、従来の方式で、すなわち12時間で1回転する針を使用して、第2時間帯にある現地時刻を表示することが望まれる。
したがって、本発明の目的は、12時間で1回転する時針を使用し、ユーザが非常に読み取りやすいAM/PMすなわち昼/夜の情報を指示する手段に関連させて、第2時間帯にある現地時刻の指示を提供することである。
本発明の他の目的は、比較的単純で安価な機構を使用してこのような表示を提供することである。
したがって、本発明による時計は、目で見える表面を有する、時針の軸と同一の幾何学的回転軸を区画するディスクを含んでおり、このディスクが駆動手段によって駆動されて前記時針と同一方向に24時間で1回転する。前記ディスクの目で見える表面が、前記時針によって表示された時刻に関するAM/PMすなわち昼/夜の情報を指示するように前記時針に対して位置決めされた2つのディスク半体を視覚的に区画する。
本発明の特徴により、AM/PMすなわち昼/夜の情報の読み取りが直接的でユーザが利用しやすいものになる。実際、この情報は、時針に直接関係しており、前記針と同軸ディスクとの間の相対的な位置によって与えられる。
以下で、非限定的な例として与える付属の図面を参照し、以下の記述を使用して本発明についてより精確に説明する。
図1は、本発明による時計を図1a)〜1d)にそれぞれ1日の異なる4つの瞬間で示している。この時計は、異なる2つの時間帯のアナログ式表示を有する。第1時間帯の時刻は、中央の1組の針4によって表される。第2時間帯の時刻は、文字盤8に対して中心からずれている1組の針6によって表される。本発明は、時計のユーザが置かれているのとは異なる第2時間帯の時刻を表示するのに使用される第2表示6に関する。
第2組の針6は、第1組の針と同様の方式で、時針が12時間で1回転するように駆動される。第2組の針の下には、第2組の時針12の軸と同一の幾何学的回転軸を有するディスク10が設けられている。このディスク10が、駆動手段、特に図2に示すようなものによって駆動されて、針12と同一方向に24時間で1回転する。さらに、目で見える表面14は、2つのディスク半体15および16を視覚的に分かるように区画しており、これらを使用して、図示していない変形形態では、表示された時刻が午前(AM)であるか午後(PM)であるかを示し、あるいは図1に示す変形形態の場合のように、表示された時刻が昼間(昼)に相当するか夜間(夜)に相当するかを示す。ディスク10は、ディスクに対する前記時針の位置が表示された時刻の存在する期間を直接指示するように、時針12に対して位置決めされている。より精確には、2つのディスク半体15および16のうちの1つと時針12とを重ね合わせることによって情報が得られる。ここでは2つのディスク半体を視覚的に区切る他の図形を想定できることに留意されたい。
したがって、図1a)では、指示された時刻は、問題の第2時間帯では日の出、すなわち朝の6時に相当する。図1b)は、ほぼ正午に相当し、図1c)は、日没、すなわちほぼ夕方6時に相当する。最後に、図1d)は、第2時間帯では真夜中に相当する。前述の説明から明らかなように、読み取り手が第2組の針6によって表示された時刻に相当する期間を読み取るのは直接的かつ容易である。
図2は、本発明によるディスク10のための駆動手段の特定の実施形態の断面略図を示す。このディスクは、中心に穴が開いており、時針12の時間パイプ22周りに自由回転可能なように取り付けられている。時間パイプ22は、1組の日の裏車28のピニオン26に噛み合うホイール24で終端する。また、日の裏車28は、分針36を支えるアーバ34に取り付けられたピニオン32に噛み合うホイール30も含む。またアーバ34には、時計動作モータ40のロータに噛み合うホイール38も取り付けられている。
時間パイプ22は、従来の方式で、アーバ34上を自由に回転するように取り付けられている。
ディスク10は、その底面に歯を備えたクラウン44を有する。日の裏車28は、また、時針12に関連したホイール24とディスク10との間に一連の中間ホイールも形成している。そのため、日の裏車28は、歯44に噛み合うピニオン48をその末端に有するアーバ46によって延ばされている。ギアは、ホイール24とピニオン26との間の減少率が2になるように規定されている。言い換えれば、歯を備えたクラウン44とピニオン48との間のギア比は、ホイール24とピニオン26との間のギア比の2倍以上である。したがって、ディスク10が1回転すると針12が2回転し、このことが正しく表示するのに必要な情報を可能にしている。
ディスク10がプレート56の凹部に位置しており、その上面14を、文字盤52内に配置された孔を通して見ることができることに留意されたい。プレート56には、日の裏車28のアーバ46の寸法に調節された孔が設けられている。ホイール30およびピニオン48のハブが、日の裏車28をプレート56内で軸方向に位置決めしている。
当業者は、本発明の本質的な特徴を使用する他の配置を当然想定することができる。図2で記載した実施形態は、実施の単純さと、一連のホイールを過剰に使用しないこととによって識別される。駆動手段の配置は比較的単純であり、小型の実施形態が可能になる。本発明による時計の実施形態が、基本的なキャリバーに比べ、わずかな追加コストしか生じないことに留意されたい。
4 主表示、第1組の針、 6 第2表示、第2組の針、 8 文字盤、 10 ディスク、 14 表面、 15 ディスク半体、 16 ディスク半体、 22 時間パイプ、 24 ホイール、 26 ピニオン、 28 日の裏車、 32 ピニオン
Claims (4)
- 時針(12)が12時間で1回転するように配置されたアナログ式時刻表示(6)を含む時計であって、目で見える表面(14)を有し、前記時針の軸(34)と同一の幾何学的回転軸を備えるディスク(10)をさらに含んでおり、前記ディスクが時計の駆動手段(28、48、44)によって駆動されて前記時針と同一方向に24時間で1回転し、前記ディスクの目で見える表面が、前記時針によって表示された時刻に関するAM/PMすなわち昼/夜の情報を指示するように前記時針に対して位置決めされた2つのディスク半体(15、16)に視覚的に区画されていることを特徴とする時計。
- 前記駆動手段が、駆動ディスク(10)に加え、ギア・トレイン(24、26)を介して時針(12)を駆動するように配置された日の裏車(28)を含むことを特徴とする請求項1に記載の時計。
- 前記日の裏車(28)が、前記時針と同軸の分針のアーバ(34)上に配置されたピニオン(32)に噛み合った日の裏車ホイール(30)をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の時計。
- 前記アナログ式時刻表示が、主アナログ式表示(4)によってその時刻が表示される時計のユーザの第1時間帯とは異なる第2時間帯の現地時刻を指示するために設けられていることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の時計。
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