JP6929885B2 - 船舶の配電を陸側電源に接続するためのシステム - Google Patents

船舶の配電を陸側電源に接続するためのシステム Download PDF

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Description

本発明は、概して、船舶上の配電システムを陸側電源に接続するためのシステムに関する。本発明は、より詳細には、船舶上に配置される少なくとも2つの積み重ね可能な陸上電力供給コンテナであって、積み重ね可能な陸上電力供給コンテナをそれぞれ陸上電源に接続するための、少なくとも1本の陸上電力伝送ケーブルをそれぞれが含む、積み重ね可能な陸上電力供給コンテナと、これらの積み重ね可能な陸上電力供給コンテナのうちのいずれか1つを船舶上の配電システムに選択的に接続するための配電盤と、を備えるようなシステムに関する。
このようなシステムが、本出願人に付与された(特許文献1)に開示されている。1つの実施形態では、この従来技術のシステムは、2つの同一の陸上電力供給コンテナを備える。これらの陸上電力供給コンテナのうちの一方は、船舶の左舷側に、もう一方は、右舷側に配置されている。これらの2つの陸上電力供給コンテナはそれぞれ、船内搭載ケーブルを介して船舶の電力導入部に接続されている。船舶のこの電力導入部は、とりわけ、左舷側または右舷側の陸上電力供給コンテナのいずれかを船舶上の配電システムに選択的に接続するための配電盤だけでなく、船舶の電力導入部を陸上電力供給コンテナに接続する船内搭載ケーブルごとに、回路遮断器および接地装置もまた含んでいなければならない。電力導入部の保護として、さらなる回路遮断器および接地装置を設けなければならず、また、陸上電力供給コンテナのそれぞれにメンテナンス接地設備を設けなればならない。
(特許文献2)に、同様のシステムが開示されている。コンテナ(12)に包含されたいわゆる給電パッケージ(10)が、左舷側に沿った船舶のデッキに配置され、同一の給電パッケージ(10)が、右舷側に沿った船舶のデッキに配置されている。これらの2つの給電パッケージ(10)はそれぞれ、船舶のデッキに位置する陸上電力給電ソケット(34)を介して、船側の陸上電力給電回路に接続されている。この船側の陸上電力給電回路は、少なくとも配電盤(38)および船側の回路遮断器(3)をさらに備え、それらはいずれも、船舶の船体内の給電パッケージ(10)の下に位置している。この配電盤(38)により、船側の回路遮断器(3)を介して、左舷側または右舷側の陸上電力給電パッケージ(10)のいずれかを、既設の船側配電(1、2)に選択的に接続することが可能になっている。その結果、(特許文献2)に提案されている、船舶を陸側電源に接続するための給電パッケージ(10)が使用可能になる前に、船舶は、少なくとも配電盤(38)および船側の回路遮断器(3)を備える上記の船側の陸上電力給電回路が装備されていなければならない。
米国特許出願公開第2007/0251784 A1号明細書 特開2009−023579号公報
本発明は、船舶上の配電システムを陸側電源に接続するためのシステムの設置を、より容易に、かつ、より効率的にすることを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、この目的は、積み重ね可能な陸上電力供給コンテナのうちのいずれか1つを、船舶上の配電システムに選択的に接続するために用いられる配電盤を設置することにより実現され、これらの積み重ね可能な陸上電力供給コンテナのうちの1つでは、積み重ね可能な陸上電力供給コンテナは、「マスタ(master)」陸上電力供給コンテナを形成している。他の積み重ね可能な陸上電力供給コンテナのうちの少なくとも1つは、マスタ陸上電力供給コンテナの配電盤に接続された「スレーブ(slave)」陸上電力供給コンテナを形成している。したがって、マスタ陸上電力供給コンテナは、それ自体の陸上電力伝送ケーブルを通してか、またはその配電盤に接続された少なくとも1つのスレーブ陸上電力供給コンテナを通してか、のいずれかで陸上電力を選択的に受電することができることになる。このようなシステムを用いると、船舶の電力導入部には、この陸上電力供給コンテナの組のための配電盤は、もはや装備されなくてもよい。工場で、配電盤をすでにマスタ陸上電力供給コンテナに取り付けることができ、その場合、配電盤はすでにマスタ陸上電力供給コンテナの陸上電力伝送ケーブルに電気的に接続することが可能である。さらに、やはり工場で、(1)第1の陸上電力システムのケーブルを用いて船舶の配電システムに接続するために、また、(2)第2の陸上電力システムのケーブルを用いてスレーブ陸上電力供給コンテナに接続するために、マスタ陸上電力供給コンテナを効率的に準備することができる。その結果、提案されているシステムを船舶に設置するには、主として、(1)船舶の適切な位置にマスタ陸上電力供給コンテナおよびスレーブ陸上電力供給コンテナを配置すること、(2)マスタ陸上電力供給コンテナを船舶の配電システムの電気パネルに接続すること、および、(3)少なくとも1つのスレーブ陸上電力供給コンテナを、マスタ陸上電力供給コンテナにすでに予め設置された配電盤に接続することだけが必要となる。船舶上の既設の配電システムへの技術的な介入が最小限に低減されるので、陸側電源を既存の船に後付けすることが大幅に容易になる。さらに、システムの保護設備、安全設備および制御設備の大半をマスタ陸上電力供給コンテナに集中させることができるため、システムのメンテナンスの効率が良くなる。最後になったが、重要なこととして、3つ以上の電力供給コンテナを大型船舶に後付けすることが容易になる。
マスタ陸上電力供給コンテナは通常、船舶上の配電システムに電気的に接続される陸上電力導出部と、スレーブ陸上電力供給コンテナのうちの1つに電気的に接続される陸上電力導入部と、を含む。本明細書で使用する場合、「陸上電力導出部(shore power outlet)」または「陸上電力導入部(shore power inlet)」は、例えば、ケーブルを容易に分離可能な方法でそこに接続させるための(プラグタイプまたはソケットタイプの接続のような)、容易に分離可能な接続が可能なもの、または、ケーブルまたは電力バスを(もっと)恒久的な方法でそこに接続させるための(ねじ込み端子接続などのような)、恒久的な接続が可能なものとすることができることに留意されたい。「陸上電力導入部」および/または「陸上電力導出部」は、陸上電力供給コンテナの内部に位置していても、外部に位置していてもよい。
マスタ陸上電力供給コンテナに包含された配電盤は、マスタ陸上電力供給コンテナの陸上電力伝送ケーブルに接続された第1の電動スイッチと、スレーブ陸上電力供給コンテナがそこに電気的に接続される陸上電力導入部に接続された、第2の電動スイッチと、を含み、好都合である。
好ましい一実施形態では、第1の電動スイッチが、その開位置において、マスタ陸上電力供給コンテナの陸上電力伝送ケーブルの接地への接続を提供し、第2の電動スイッチが、その開位置において、スレーブ陸上電力供給コンテナがそこに電気的に接続される陸上電力導入部の、接地への接続を提供する。この実施形態により、マスタ陸上電力供給コンテナの中でスレーブ陸上電力供給コンテナの電気システム設備のメンテナンス接地を容易にすることを含め、配電盤の前に設置されたすべての電気システム設備のメンテナンス接地を容易にすることが可能になる。
マスタ陸上電力供給コンテナは、第1の電動スイッチおよび第2の電動スイッチが同時に閉じる可能性を防止する、安全連動保護システムをさらに備えることが好ましい。この安全連動保護システムにより、陸上電力に接続されていないときには、陸上電力伝送ケーブルが電圧のない状態にあることが確実に保証される。
好ましい一実施形態では、マスタ陸上電力供給コンテナは、その配電盤とその陸上電力導出部との間で電気的に接続された回路遮断器を含む。その結果、船舶に追加されたシステム全体を電気的に保護するのに、1つの回路遮断器で基本的に十分であることが認識されるであろう。
好ましい一実施形態では、マスタ陸上電力供給コンテナは、その回路遮断器とその陸上電力導出部との間で電気的に接続された接地開閉器を含む。この実施形態により、配電盤の後に設置されたすべての電気システム設備のメンテナンス接地を容易にすることが可能になる。
船舶に陸上電力の電圧とは異なる電圧が必要となる場合には、降圧変圧器をマスタ陸上電力供給コンテナに配置することができ、その場合、降圧変圧器は、配電盤と陸上電力導出部との間で電気的に接続される。この実施形態の好適な実施態様では、導入部回路遮断器が、マスタ陸上電力供給コンテナの中に配置され、この導入部回路遮断器は、配電盤と降圧変圧器との間で電気的に接続されている。また、導出部回路遮断器が、マスタ陸上電力供給コンテナの中に配置され、この導出部回路遮断器は、降圧変圧器と陸上電力導出部との間で電気的に接続されている。あるいは、降圧変圧器は、マスタ陸上電力供給コンテナの外部に設置することもまた可能である。
スレーブ陸上電力供給コンテナの電気設備は、マスタ陸上電力供給コンテナの電気設備よりもはるかに単純なものとすることができる。スレーブ陸上電力供給コンテナの陸上電力伝送ケーブルは、スレーブ陸上電力供給コンテナの陸上電力導出部に直接接続することができる。スレーブ陸上電力供給コンテナでは、追加のスイッチ、回路遮断器またはメンテナンス接地装置は必要ではない。
マスタ陸上電力供給コンテナが、スレーブ陸上電力供給コンテナをそこに電気的に接続させることが可能な2つ以上の陸上電力導入部を含むこと、また、マスタ陸上電力供給コンテナに包含された配電盤が、これらの陸上電力導入部のそれぞれに対して、電気的に接続された電動スイッチを含むことを排除するものではない。この実施形態を用いると、2つ以上のスレーブ陸上電力供給コンテナを船舶上に配置し、それらを単一のマスタ陸上電力供給コンテナに接続することが可能になる。
通常、積み重ね可能な陸上電力供給コンテナのうちの第1の陸上電力供給コンテナは、船舶の右舷側に配置され、また、積み重ね可能な陸上電力供給コンテナのうちの第2の陸上電力供給コンテナは、船舶の左舷側に配置されることになる。
積み重ね可能な陸上電力供給コンテナを陸側電源にそれぞれ接続するための陸上電力伝送ケーブルは通常、陸上電力伝送ケーブルがその上に巻き付けられるケーブルリールを含むケーブル管理システムの一部である。
マスタ陸上電力供給コンテナは、船舶上の制御室と通信し、そこから命令を受けるマスタ制御システムを包含し、また、陸上電力供給コンテナはそれぞれ、マスタ制御システムと通信し、そこから命令を受けるスレーブ制御システムをさらに包含しており、好都合である。
積み重ね可能な陸上電力供給コンテナは、複合一貫輸送コンテナであるか、または、複合一貫輸送コンテナと実質的に同じ寸法、および固定可能性を有することが好ましい。
本発明の前述した特徴およびその他の特徴、態様および利点は、本発明の実施形態の以下の説明を考慮し、添付の図面を参照すれば、一層よく理解されるであろう。
配電を陸側電源に接続するためのシステムが装備されたコンテナ船の側面図である。 図1のコンテナ船の上面図である。 マスタ陸上電力供給コンテナの概略的な断面図である。 積み重ね可能な陸上電力供給コンテナを陸上電源に接続するための電力ケーブル管理システムの側面図である。 提案されているシステムを図示する、単純化した電気回路図である。 図5のシステムにおける代替的な実施形態を図示する、単純化した電気回路図である。
以下の説明、および説明に関する図面は、例示目的で、本発明の実施形態について記載していることが理解されるであろう。説明、および図面は、特許請求されている主題の範囲、性質または精神を限定しないものとする。
図1は、コンテナ船10の左舷側12を概略的に示す(船10の船尾は図示されていない)。この船10は、本発明による、船内に搭載された配電を陸側電源に接続するためのシステムが装備されていることにより、陸上の電力がドック入りしている船10に伝送することができる。
提案されているシステムは、コンテナ船10の左舷側12に沿って配置された第1の積み重ね可能な陸上電力供給コンテナ14を備える。この積み重ね可能な陸上電力供給コンテナ14は、その実施形態が図3により詳細に図示されているが、少なくとも1本の陸上電力伝送ケーブル16がケーブルリール18に巻かれた、少なくとも1つのケーブル管理システム15を備える。陸上電力伝送ケーブル16は、例えば、陸上電力伝送ケーブル16を、ドック側の6.6kVの陸上電力供給導出部24に接続するための、6.6kVに適合した電気接続子を備える接続子22が装備された自由端を有する。IEC80005規格、高圧陸上電源接続(HVSC:High Voltage Shore Connection)システムによれば、陸上電力供給導出部24は、例えば、60Hzで6.6kV、合計7.5MVAまでの電力を供給しなければならない。通常はリール18に結合されたモータを作動させることにより、リール18が回転すると、陸上電力伝送ケーブル16は、このリール18に巻き取られたり、このリールから巻き戻されたりする。ケーブル管理システム15は、陸上電力供給コンテナ14のドックに面した側壁の付近に配置された、ケーブルガイドアーム20をさらに備える。このケーブルガイドアーム20は、図4に示されるような作動位置と、図4において点線で概略的に表示されているような、休止位置との間で枢動可能である。これに代わり、またはこれに加えて、ケーブルガイドアーム20は、1つまたは複数の伸縮式の部分を有することができる。ケーブルガイドアーム20は、作動位置にあるときには、コンテナ船10のへりを越えてコンテナ14の開いたコンテナドア(図示せず)を通って陸上電力伝送ケーブル16をガイドすることができるようになっており、休止位置にあるときには、コンテナドアを閉じることができるように、完全にコンテナ内部に位置している。ガイドアームの主な機能は、陸上電力伝送ケーブル16が船のへりを引きずって越えないようにすることによって、ケーブルへの損傷を防ぐことである。陸上電力伝送ケーブル16は、数本の束ねられた電力ケーブルで構成されている場合があり、銅ケーブルもしくは光ファイバケーブルを含み得る、1つまたは複数のデータケーブルまたは制御ケーブルを含む場合もまたあることに、なお留意されたい。
図2は、船内搭載システムが、船の右舷側12’に沿って配置された、第2の積み重ね可能な陸上電力供給コンテナ14’を備えていることを示す。この第2の積み重ね可能な陸上電力供給コンテナ14’もまた、少なくとも1つの図4に示されるような、ケーブル管理システム15を備える。
積み重ね可能な陸上電力供給コンテナ14、14’はいずれも、標準的なISO寸法、およびコンテナ船10によって一般に輸送されるような、複合一貫輸送物品コンテナ26の一般的な固定設備を有することが好ましい。したがって、積み重ね可能な陸上電力供給コンテナ14、14’の両方を固定するために、複合一貫輸送物品コンテナ26用と同じ固定ハッチが使用できることになる。さらに、積み重ね可能な陸上電力供給コンテナ14、14’はいずれも、複合一貫輸送物品コンテナ26と同じ輸送設備、すなわち、標準的なドック側クレーンまたは船内搭載のクレーンで移動させることができ、鉄道またはトラックによって港内で、または港へと容易に輸送することができる。
陸上電力伝送ケーブル16の自由端は、接続子22(図4を参照)に接続されているが、陸上電力伝送ケーブル16のもう一方の端部(すなわち、ケーブルリール18上に残っている方の端部)は、積み重ね可能な陸上電力供給コンテナ14、14’のいずれにおいても、スリップリング接続装置28に接続されている(図3を参照)。スリップリング接続装置28は、当然ながら、回転しているケーブルリールから静止している配電までの電力の伝送が可能な、任意の他の装置と置き換え可能であることが理解されるであろう。
以下にマスタ陸上電力供給コンテナ14と呼ばれる第1の積み重ね可能な陸上電力供給コンテナ14では、このスリップリング接続装置28(またはその同等物)は、配電盤30の第1の導入部32に接続されている(例えば、図3を参照)。この配電盤30の導出部ポート34は、マスタ陸上電力供給コンテナ14の陸上電力導出部36に接続されている。図2に示すように、この陸上電力導出部36は、第1の船内搭載陸上電力システムのケーブル38を介して、船10内のいずれかの場所の電力室40に位置する陸上電力受電盤に接続されている。陸上電力導出部36は、例えば、第1の船内搭載陸上電力システムのケーブル38を容易に分離可能な方法でそこに接続させるための(プラグタイプまたはソケットタイプの接続のような)、容易に分離可能な接続が可能なもの、または、第1の船内搭載陸上電力システムのケーブル38を(もっと)恒久的な方法でそこに接続させるための(ねじ込み端子接続などのような)、恒久的な接続が可能なものとすることができる。陸上電力導出部36は、陸上電力供給コンテナ14の内部に位置していても、外部に位置していてもよい。
以下にスレーブ陸上電力供給コンテナ14’と呼ばれる第2の積み重ね可能な陸上電力供給コンテナ14’は、そのスリップリング接続装置(または、回転しているケーブルリールから静止している配電までの電力の伝送が可能な任意の他の装置)が、第2の船内搭載陸上電力システムのケーブル42を介して、マスタ陸上電力供給コンテナ14の陸上電力導入部44に接続されている(図2および図5を参照)。陸上電力導入部44は、例えば、第2の船内搭載陸上電力システムのケーブル42を容易に分離可能な方法でそこに接続させるための(プラグタイプまたはソケットタイプの接続のような)、容易に分離可能な接続が可能なもの、または、第2の船内搭載陸上電力システムのケーブル42を(もっと)恒久的な方法でそこに接続させるための(ねじ込み端子接続などのような)、恒久的な接続が可能なものとすることができる。陸上電力導入部44は、陸上電力供給コンテナ14の内部に位置していても、外部に位置していてもよい。
マスタ陸上電力供給コンテナ14の内部で、この陸上電力導入部44は、配電盤32の第2の導入部ポート46に電気的に接続されている(図3および図5を参照)。この配電盤32は、第1の導入部ポート32(に接続することにより、マスタ陸上電力供給コンテナ14のケーブル管理システム15のスリップリング接続装置28に接続される)か、または、第2の導入部ポート44(に接続することにより、スレーブ陸上電力供給コンテナ14’のケーブル管理システム15’のスリップリング接続装置に接続される)か、のいずれかをマスタ陸上電力供給コンテナ14の陸上電力導出部36に選択的に接続するようになっている。言いかえれば、マスタ陸上電力供給コンテナ14は、それ自体の陸上電力伝送ケーブル16を通して(陸上電力伝送ケーブルが、ドック側にある陸上電力供給導出部24に接続される場合)か、または、その配電盤30に接続されたスレーブ陸上電力供給コンテナ14’を通して(このスレーブ陸上電力供給コンテナ14’が、その陸上電力伝送ケーブル16’を介して、ドック側にある陸上電力供給導出部24に接続される場合)か、のいずれかで陸上電力を選択的に受電することができる。
ここで図5を参照すると、配電盤32は、マスタ陸上電力供給コンテナ14(ここでは破線の箱型14によって概略的に表されている)の内部に配置されているが、それは、第1の導入部ポート32に電気的に接続された第1の電動スイッチ48と、第2の導入部ポート46に電気的に接続された第2の電動スイッチ50と、を備えていることに留意されたい。これらの2つの電動スイッチ48、50は、配電盤32の共通の導出部ポート34に電気的に接続されている。それぞれの開位置(図5に図示)では、第1のスイッチ48は、第1の導入部ポート32を接地し、第2のスイッチ50は、第2の導入部ポート32を接地している。それぞれの閉位置(図示せず)では、第1のスイッチ48は第1の導入部ポート32を、第2のスイッチ50は第2の導入部ポート32を、配電盤32の導出部ポート34に接続する。配電盤32の導出部ポート34は、回路遮断器52を介して、マスタ陸上電力供給コンテナ14の陸上電力導出部36に接続されている。安全接地開閉器54は、回路遮断器52と、マスタ陸上電力供給コンテナ14の陸上電力導出部36との間で電気的に接続されているが、(とりわけ、マスタ陸上電力供給コンテナ14の中でメンテナンス作業を行う際の、安全上の理由で)陸上電力導出部36を接地することにより、第1の船内搭載陸上電力システムのケーブル38を接地することが可能になっている。
安全連動保護システムが、第1の電動スイッチ48および第2の電動スイッチ50が同時に閉じる可能性を防止するので、好都合である。この安全連動保護により、陸上電力に接続されていないときには、陸上電力伝送ケーブル16、16’が常に電圧のない状態にあることが確実に保証される。
なお図5を参照すると、スレーブ陸上電力供給コンテナ14’(破線の箱型14’によって概略的に表されている)は、前述したような配電盤を包含していないことに留意されたい。ケーブル管理システム15’のスリップリング接続装置は、実際はスレーブ陸上電力供給コンテナ14’の陸上電力導出部56に直接接続されている。しかしながら、スレーブ陸上電力供給コンテナ14’の中での(万一に備えた余剰的な)メンテナンスの安全性を提供するために、例えば、ケーブル管理システム15’のスリップリング接続装置と、スレーブ陸上電力供給コンテナ14’の陸上電力導出部56との間に、(接地開閉器54と同様の)接地開閉器が接続されていることを排除するものではないことに留意されたい。陸上電力導出部56は、例えば、第2の船内搭載陸上電力システムのケーブル42を容易に分離可能な方法でそこに接続させるための(プラグタイプまたはソケットタイプの接続のような)、容易に分離可能な接続が可能なもの、または、第2の船内搭載陸上電力システムのケーブル42を(もっと)恒久的な方法でそこに接続させるための(ねじ込み端子接続などのような)、恒久的な接続が可能なものとすることができる。陸上電力導出部56は、陸上電力供給コンテナ14’の内部に位置していても、外部に位置していてもよい。
図5では、破線の箱型40は、船10内のいずれかの場所に位置する電力室または電力部屋を概略的に表している。この電力室または電力部屋40には、とりわけ、いくつかの船内発電機62、62、62、62と、船内発電機62、62、62、62と関連付けされた電気制御キャビネット64、64、64、64と、同期パネル66と、陸上電力受電盤68と、が位置している。第1の船内搭載陸上電力システムのケーブル38(またはメイン船内搭載陸上電力供給ケーブル38)は、陸上電力受電盤68に接続されている。陸上電力受電盤は、回路遮断器70と、接地開閉器72と、を備える。陸上電力ケーブル38は、回路遮断器70を介して、電源バスバーアセンブリ74に電気的に接続され、この電源バスターアセンブリに、船内発電機62、62、62、62が電気的に接続されている。同期パネル66は、船内発電機62、62、62、62のうちの少なくとも1つを陸上電力と同期させるようになっている。
図5では、基本的な陸側設備は、全体が参照符号80で示されている。陸側設備は、例えば電気エネルギーを、6.6kVの電圧、かつ、50Hzまたは60Hzの周波数で、例えば供給する陸側バスバー82と、陸側回路遮断器84と、例えば、陸上電力伝送ケーブル16または16’の相補的な接続子22または22’をそこに接続させるための、2つの接続子(ソケットまたはプラグ)を備える陸上ピット86と、を備える。
なお図5を参照すると、参照符号90が、マスタ陸上電力供給コンテナ14に配置されたマスタ制御盤を指し示していることに留意されたい。このマスタ制御盤90は、内部システムのケーブル92を介することにより、マスタ陸上電力供給コンテナ14に配置されたスレーブ制御盤94に接続され、また、外部システムのケーブル96を介して、スレーブ陸上電力供給コンテナ14’に配置されたスレーブ制御盤94’に接続されている。スレーブ制御盤94、94’はそれぞれ、局所的な設備がそこに設置されている陸上電力供給コンテナ14、14’の内部の局所的な設備の信号を収集し、この局所的な設備(例えば、操作ケーブル管理システム15、15’、ケーブル管理システム15、15’がその奥に設置されているコンテナドアの開放、様々な連動保護システム、様々な安全システム等)の操作を制御する。マスタ制御盤90は、スレーブ制御盤94、94’からフィードバックを収集し、スレーブ制御盤に命令を出し、外部システムのケーブル98を介して船10の中央船内搭載制御システムと通信する。システムのケーブル92、96および98は、少なくとも1本のデータケーブル(銅ケーブルおよび/または、光ファイバケーブルとすることができる)と、通常、陸上電力よりもはるかに低い電圧で電力を供給する予備の陸上電力供給ケーブルと、を備えることが好ましい。外部システムのケーブル98が、第1の船内搭載陸上電力システムのケーブル38と一緒にケーブル束に含まれ好都合であるとともに、外部システムのケーブル96が、第2の船内搭載陸上電力システムのケーブル42と一緒にケーブル束に含まれ好都合である。
図6は、マスタ陸上電力供給コンテナ14に収容された設備の代替的な実施形態を示す。この実施形態では、降圧変圧器100が、マスタ陸上電力供給コンテナ14に配置されており、この降圧変圧器は、配電盤30と陸上電力導出部36との間で電気的に接続されている。導入部回路遮断器102がマスタ陸上電力供給コンテナ14に配置され、この導入部回路遮断器は、配電盤30と変圧器100との間で電気的に接続されている。また、導出部回路遮断器104がマスタ陸上電力供給コンテナ14に配置されており、この導出部回路遮断器は、変圧器100と陸上電力導出部36との間で電気的に接続されている。
提案されているシステムを船10に設置するためには、(1)船10の適切な位置にマスタ陸上電力供給コンテナ14およびスレーブ陸上電力供給コンテナ14’を配置し、(2)ケーブル38および98によってマスタ陸上電力供給コンテナ14を電力室40に接続し、(3)ケーブル42および96によってマスタ陸上電力供給コンテナ14をスレーブ陸上電力供給コンテナ14’に接続すれば十分であることが認識されるであろう。
前述したシステムは、ただ1つのスレーブ陸上電力供給コンテナ14’だけを含んでいるが、提案されているシステムは、同じマスタ陸上電力供給コンテナに数個のスレーブ陸上電力供給コンテナが接続されてもまたよいことを理解されたい。その場合、マスタ陸上電力供給コンテナは、これらのスレーブ陸上電力供給コンテナのそれぞれに対して、1つのスレーブ陸上電力供給コンテナがそこに電気的に接続可能な陸上電力導入部を含んでいなければならず、また、マスタ陸上電力供給コンテナに包含されている配電盤は、これらの陸上電力導入部のそれぞれに対して、電動スイッチがそこに電気的に接続されていなければならない。このような解決策を用いると、マスタ陸上電力供給コンテナは、それ自体の陸上電力伝送ケーブルを通してか、またはその配電盤に接続されたスレーブ陸上電力供給コンテナのうちのいずれか1つを通してか、のいずれかで陸上電力を選択的に受電することができる。
10 コンテナ船
12 左舷側
12’ 右舷側
14 第1の積み重ね可能な陸上電力供給コンテナ(マスタ陸上電力供給コンテナ)
14’ 第2の積み重ね可能な陸上電力供給コンテナ(スレーブ陸上電力供給コンテナ)
15、15’ ケーブル管理システム
16、16’ 陸上電力伝送ケーブル
18 ケーブルリール
20 参照符号15のケーブルガイドアーム
22、22’ 参照符号16、16’の接続子
24 ドック側陸上電力供給導出部
26 複合一貫輸送物品コンテナ
28 スリップリング接続装置
30 配電盤
32 参照符号30の第1の導入部ポート
34 参照符号30の導出部ポート
36 参照符号14の陸上電力導出部
38 第1の船内搭載陸上電力システムのケーブル
40 電力室(または電力部屋)
42 第2の船内搭載陸上電力システムのケーブル
44 参照符号14の陸上電力導入部
46 参照符号30の第2の導入部ポート
48 第1の電動スイッチ
50 第2の電動スイッチ
52 回路遮断器
54 安全接地開閉器
56 参照符号14’の陸上電力導出部
62 船内発電機
64 電気制御キャビネット
66 同期パネル
68 陸上電力受電盤
70 回路遮断器
72 接地開閉器
74 バスバーアセンブリ
80 陸側設備
82 陸側バスバー82
84 陸側回路遮断器
86 陸上ピット
90 参照符号14の中のマスタ制御盤
92 ケーブル
94、94’ スレーブ制御盤
96 ケーブル
98 ケーブル
100 降圧変圧器
102 導入部回路遮断器
104 導出部回路遮断器

Claims (15)

  1. 船舶上の配電システムを陸側電源に接続するためのシステムであって、
    前記船舶上に配置される少なくとも2つの積み重ね可能な陸上電力供給コンテナであって、前記積み重ね可能な陸上電力供給コンテナをそれぞれ陸上電源に接続するための、少なくとも1本の陸上電力伝送ケーブルをそれぞれが含む、積み重ね可能な陸上電力供給コンテナと、
    前記積み重ね可能な陸上電力供給コンテナのうちのいずれか1つを前記船舶上の前記配電システムに選択的に接続するための配電盤と、
    を備えるシステムにおいて、
    前記配電盤が、前記積み重ね可能な陸上電力供給コンテナのうちの1つに配置され、該積み重ね可能な陸上電力供給コンテナがマスタ陸上電力供給コンテナを形成し、
    前記積み重ね可能な陸上電力供給コンテナの1つ以外の積み重ね可能な陸上電力供給コンテナのうちの少なくとも1つが、前記マスタ陸上電力供給コンテナの前記配電盤に接続されたスレーブ陸上電力供給コンテナを形成することにより、前記マスタ陸上電力供給コンテナが、それ自体の陸上電力伝送ケーブルを通してか、または、その配電盤に接続された前記少なくとも1つのスレーブ陸上電力供給コンテナを通してか、のいずれかで陸上電力を選択的に受電することができることを特徴とするシステム。
  2. 前記マスタ陸上電力供給コンテナが、
    前記船舶上の前記配電システムに電気的に接続される陸上電力導出部と、
    前記スレーブ陸上電力供給コンテナのうちの1つに電気的に接続される陸上電力導入部と、
    を含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記マスタ陸上電力供給コンテナに配置された前記配電盤が、
    前記マスタ陸上電力供給コンテナの前記陸上電力伝送ケーブルに接続された第1の電動スイッチと、
    前記スレーブ陸上電力供給コンテナがそこに電気的に接続される、前記陸上電力導入部に接続された第2の電動スイッチと、
    を含む、請求項2に記載の装置。
  4. 前記第1の電動スイッチが、その開位置において、前記マスタ陸上電力供給コンテナの前記陸上電力伝送ケーブルの接地への接続を提供し、前記第2の電動スイッチが、その開位置において、前記スレーブ陸上電力供給コンテナがそこに電気的に接続される前記陸上電力導入部の、接地への接続を提供する、請求項3に記載の装置。
  5. 前記第1の電動スイッチおよび前記第2の電動スイッチが同時に閉じる可能性を防止する、安全連動保護システムを備える、請求項3または4に記載の装置。
  6. 前記マスタ陸上電力供給コンテナが、その配電盤とその陸上電力導出部との間で電気的に接続された回路遮断器を備える、請求項2〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記マスタ陸上電力供給コンテナが、その回路遮断器とその陸上電力導出部との間で電気的に接続された接地開閉器を備える、請求項6に記載の装置。
  8. 降圧変圧器が、前記マスタ陸上電力供給コンテナに配置されているとともに、前記配電盤と前記陸上電力導出部との間で、電気的に接続されている、請求項2〜5のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記マスタ陸上電力供給コンテナの中に配置されているとともに、前記配電盤と前記降圧変圧器との間で、電気的に接続されている導入部回路遮断器と、
    前記マスタ陸上電力供給コンテナの中に配置されているとともに、前記降圧変圧器と前記陸上電力導出部との間で、電気的に接続されている導出部回路遮断器と、
    を備える、請求項8に記載の装置。
  10. 前記スレーブ陸上電力供給コンテナが、前記スレーブ陸上電力供給コンテナの前記陸上電力伝送ケーブルに電気的に接続された陸上電力導出部を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記マスタ陸上電力供給コンテナが、スレーブ陸上電力供給コンテナをそこに電気的に接続させることが可能な2つ以上の陸上電力導入部を含み、
    前記マスタ陸上電力供給コンテナに配置された前記配電盤が、前記陸上電力導入部のそれぞれに対して、電気的に接続された電動スイッチを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記積み重ね可能な陸上電力供給コンテナのうちの第1の陸上電力供給コンテナが、前記船舶の右舷側に配置され、
    前記積み重ね可能な陸上電力供給コンテナのうちの第2の陸上電力供給コンテナが、前記船舶の左舷側に配置される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記積み重ね可能な陸上電力供給コンテナを前記陸側電源にそれぞれ接続するための前記陸上電力伝送ケーブルが、前記陸上電力伝送ケーブルがその上に巻き付けられるケーブルリールを含むケーブル管理システムの一部である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記マスタ陸上電力供給コンテナが、前記船舶上の制御室と通信し、そこから命令を受けるマスタ制御システムをさらに備え
    スレーブ陸上電力供給コンテナがそれぞれ、前記マスタ制御システムと通信し、そこから命令を受けるスレーブ制御システムをさらに備える、請求項1〜13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記積み重ね可能な陸上電力供給コンテナが、海上コンテナであるか、または、前記積み重ね可能な陸上電力供給コンテナが、海上コンテナと実質的に同じ寸法、および海上コンテナと同様に固定可能に構成されている、請求項1〜14のいずれか一項に記載の装置。
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