JP6929135B2 - コンクリート矢板部材、土留め壁および土留め壁の構築方法 - Google Patents

コンクリート矢板部材、土留め壁および土留め壁の構築方法 Download PDF

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本発明は、例えば水路や道路等の工事で必要となる土留め壁に関するものである。
コンクリート矢板を用いた土留め壁は、各コンクリート矢板が並べて設置されることで構築される。従来のコンクリート矢板として、特許文献1には幅方向両端部のうちの一方の端部に凸形状の継手部が形成され、他方の端部に凹形状の継手部が形成されたコンクリート矢板が開示されている。これらのコンクリート矢板は、隣り合うコンクリート矢板の凸形状の継手部と凹形状の継手部が互いに嵌合した状態で設置される。
コンクリート矢板を地盤に打ち込む際には地盤の土や玉石等の影響を受け、目標とする打ち込み位置に対し、ずれ(施工誤差)が生じることがある。この場合、隣り合うコンクリート矢板の間に隙間が形成され、その隙間を介して土留め壁の背面側からの土砂の吸出しが発生しやすくなる。
一方、従来のコンクリート矢板の継手部として、上記の凹凸形状をなすような継手部とは異なり、コンクリート矢板の幅方向両端部に凹部が形成され、隣り合うコンクリート矢板で凹凹形状をなすような継手部もある。凹凹形状の継手部の場合、凹部内方の空間にモルタルを注入し、隣り合うコンクリート矢板間の隙間を埋めるようにしている。このため、コンクリート矢板を設置する際に施工誤差が生じたとしても、隣り合うコンクリート矢板との間の隙間はモルタルで埋められた状態にあるため、土留め壁の土砂の吸出しの発生が抑制される。
特開2006−57424号公報
しかしながら、凹凹形状の継手部の場合、コンクリート矢板の打ち込み時に凹部内方の空間に土砂が入り込んでしまう。このため、その後のモルタル注入作業の前に高圧水等で凹部内方の空間を洗浄することが必要なり、施工現場では作業工程が増えることで施工時間が長くなってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、土留め壁の土砂の吸出しを抑制しつつ、施工時間を短縮できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、土留め壁に用いられるコンクリート矢板部材であって、他のコンクリート矢板部材の継手部と凹凸形状をなすように形成された継手部を有し、幅方向端面に、前記他のコンクリート矢板部材との間に挿入される挿入部材が挿入されるための凹部が形成され、前記凹部はコンクリート矢板部材の上端から下方に向かって延びるように形成され、前記凹部が継手部に形成され、前記継手部の下部の幅方向長さよりも上部の幅方向長さが短く、前記継手部の上部に前記凹部が形成されていることを特徴としている。
別の観点による本発明は、上記のコンクリート矢板部材を用いた土留め壁であって、隣り合う前記コンクリート矢板部材は、前記凹部が互いに対向するように設置され、隣り合う前記コンクリート矢板部材との間に挿入される挿入部材が、隣り合う前記コンクリート矢板部材のそれぞれの前記凹部内空間に跨るように挿入されていることを特徴としている。
また、別の観点による本発明は、上記のコンクリート矢板部材を用いた土留め壁の構築方法であって、隣り合う前記コンクリート矢板部材を、前記凹部が互いに対向するように設置し、隣り合う前記コンクリート矢板部材との間に挿入される挿入部材を、隣り合う前記コンクリート矢板部材のそれぞれの前記凹部内空間に跨るように挿入して土留め壁を構築することを特徴としている。
本発明によれば、土留め壁の土砂の吸出しを抑制しつつ、施工時間を短縮することができる。
本発明の実施形態に係る土留め壁の概略構成を示す平面図である。 図1中のA−A断面図である。 図2中のB−B断面図である。なお、本図では断面を示すハッチングを省略している。また、継手部上部に形成された凹部を二点鎖線で示している。 本発明の実施形態に係る継手部の変形例である。 本発明の実施形態に係る継手部の変形例である。 本発明の実施形態に係る継手部の変形例である。 本発明の実施形態に係る継手部の変形例である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1〜図3に示すように本実施形態の土留め壁1は、複数のコンクリート矢板2を土留め壁1の幅方向W(法線方向)に並べて設置されることで構築されている。以降の説明では図1に示される隣り合うコンクリート矢板2のうち、図1の右側のコンクリート矢板2を第1のコンクリート矢板2a、図1の左側のコンクリート矢板2を第2のコンクリート矢板2bと称する場合もある。また、図1におけるコンクリート矢板2の上側を前面側、下側を背面側と称す。
各コンクリート矢板2の幅方向端部には継手部3が形成されており、第1のコンクリート矢板2aには凸形状の継手部3aが、第2のコンクリート矢板2bには凹形状の継手部3bが形成されている。すなわち、本実施形態の土留め壁1は、隣り合うコンクリート矢板2で凹凸形状をなすように継手部3が形成されており、第1のコンクリート矢板2aと第2のコンクリート矢板2bは互いの継手部3a、3bが嵌合された状態で設置されている。なお、図1に示されていないコンクリート矢板2のもう一方の幅方向端部の継手部(不図示)は凸形状であっても凹形状であっても良い。すなわち、隣り合うコンクリート矢板同士で凹凸形状をなすように継手部3が形成されていれば良い。
図1〜図3に示すように継手部3の幅方向Wの長さは、継手部3の上部と下部で長さが異なっており、継手部3上部の幅方向Wの長さは継手部3下部の幅方向Wの長さよりも短くなっている。具体的には、第1のコンクリート矢板2aの継手部3a上部においては継手部3a下部よりも凸形状の突出高さが低くなっている。一方、第2のコンクリート矢板2bの継手部3b上部においては継手部3b下部よりも凹形状の深さが浅くなっている。
各コンクリート矢板2の継手部3の幅方向端面には、幅方向Wに深さを有する凹部4が形成され、隣り合うコンクリート矢板2はそれぞれの凹部4が互いに対向するように設置されている。本実施形態のコンクリート矢板2の凹部4は、コンクリート矢板2の継手部3に凹形状の金具5があらかじめ埋め込まれた状態で製造されることで形成されている。図2に示すように継手部3に埋め込まれている金具5は、継手部3の上端から、幅方向長さが異なる継手部3の上部と下部の境界までの長さを有している。凹部4の下端は土留め壁1の前面側の地表面GLよりも深い位置にあることが好ましい。金具5は平面視においてU形状に形成され、金具5の前面部5aおよび背面部5bのうち背面部5bの幅方向端部には土留め壁1の前面側に突出するようにして突出部6が形成されている。なお、金具5の突出部6の先端から前面部5aまでの法線垂直方向V(平面視において法線方向に垂直な方向)の長さDは8〜15mmであることが好ましい。これにより土留め壁1の土砂の吸出しをさらに抑制することができる。
第1のコンクリート矢板2aの金具5と第2のコンクリート矢板2bの金具5との間には、U形状の鋼材7が挿入されている。鋼材7は、平面視における第1のコンクリート矢板2aの凹部4内空間と第2のコンクリート矢板2bの凹部4内空間に跨るようにして、鋼材7の幅方向Wの一方の端部が第1のコンクリート矢板2aの金具5の突出部6と側面部5cとの間に位置し、もう一方の端部は第2のコンクリート矢板2bの金具5の突出部6と側面部5cとの間に位置するような状態で挿入されている。
本実施形態の土留め壁1は以上のように構成されている。この土留め壁1は次のように構築される。
まず第1のコンクリート矢板2aを地盤に打ち込んで設置する。続いて、第2のコンクリート矢板2bを、第1のコンクリート矢板2aの継手部3aに第2のコンクリート矢板2bの継手部3bを嵌合させるようにして下降させ、地盤に打ち込むことで設置する。その後、第1のコンクリート矢板2aの金具5と第2のコンクリート矢板2bの金具5との間に上方から鋼材7を挿入する。このとき、鋼材7の幅方向Wの一方の端部が第1のコンクリート矢板2aの突出部6と側面部5cとの間に、鋼材7の幅方向Wのもう一方の端部が第2のコンクリート矢板2bの突出部6と側面部5cとの間に位置するようにして鋼材7を挿入する。これにより土留め壁1が構築される。
本実施形態のコンクリート矢板2を用いた土留め壁1は、第1のコンクリート矢板2aの金具5と第2のコンクリート矢板2bの金具5との間に鋼材7が挿入されていることにより、第1のコンクリート矢板2aと第2のコンクリート矢板2bとの間を通って土留め壁1の背面側から土砂が流出したとしても、各コンクリート矢板2a、2bの間に挿入された鋼材7に当たって土砂の流れが阻害される。これにより土留め壁1の前面側にまで土砂が流出することを抑制することができ、土砂の吸出しの発生を抑えることができる。
特に、本実施形態の土留め壁1においては、コンクリート矢板2の金具5に突出部6が形成され、その突出部6と金具5の側面部5cとの間にU形状の鋼材7の端部が位置している。これにより土留め壁1の背面側から前面側までの土砂の流路が長くなり、土砂の流出が阻害されやすくなっている。
また、本実施形態の土留め壁1は、第1のコンクリート矢板2aと第2のコンクリート矢板2bとの間に鋼材7を人力で挿入するだけで、土砂の吸出しを抑制することができる。このため、従前のように隣り合うコンクリート矢板の継手部の間にモルタルを注入しなくても土砂の吸出しを抑制することができる。すなわち、本実施形態のコンクリート矢板2を用いて土留め壁1を構築すれば、モルタルを注入する場合に比べて施工時間を短縮することができる。したがって、本実施形態の土留め壁1によれば、土砂の吸出しを抑制しつつ、施工時間を短縮することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば上記実施形態では凹部4がコンクリート矢板2の上端から途中まで形成されていたが、コンクリート矢板2の上端から下端まで凹部4が形成されていても良い。ただし、凹部4が上記実施形態のようにコンクリート矢板2の上端から途中まで形成されている構造の方が金具5および鋼材7の長さが短くなり、コストを抑えることができる。
また、図4に示すように隣り合うコンクリート矢板2の間に水膨張性シール材8を設けても良い。その場合、土砂の吸出しをさらに抑制することができる。
また、コンクリート矢板2に埋め込まれる金具5の形状や、隣り合う金具5間に挿入される鋼材7の形状は上記実施形態で説明したものに限定されない。例えば上記実施形態では隣り合うコンクリート矢板2の金具5の突出部6を土留め壁1の背面側から前面側に突出するように形成したが、前面側から背面側に突出するように形成しても良い。
また、図5に示すように隣り合う金具5の突出部6は、金具5の前面部5aおよび背面部5bのうち、互いに異なる側に形成されていても良い。図5に示す例では、第1のコンクリート矢板2aの金具5の突出部6は、金具5の前面部5aの幅方向端部から土留め壁1の背面側に突出するように形成され、第2のコンクリート矢板2bの金具5の突出部6は、金具5の背面部5bの幅方向端部から土留め壁1の前面側に突出するように形成されている。各コンクリート矢板2の金具5は、金具5の開口部が互いに対向するように埋め込まれている。金具5間に挿入される鋼材7はZ形状を有し、鋼材7の幅方向Wの一方の端部が第1のコンクリート矢板2aの金具5の突出部6と側面部5cとの間に、もう一方の端部が第2のコンクリート矢板2bの金具5の突出部6と側面部5cとの間にそれぞれ位置するようにして挿入されている。このような土留め壁1であっても、土留め壁1の背面側から前面側までの土砂の流路が長くなるため、土砂の吸出し抑制効果を向上させることができる。ただし、鋼材7の成形性や、コンクリート矢板2の製造容易性の観点においては上記実施形態のような鋼材7や金具5の形状の方が好ましい。
また、金具5の突出部6の位置は金具5の前面部5aの幅方向端部や背面部5bの幅方向端部に限定されない。また、突出部6が突出する方向は法線垂直方向Vに対してある程度傾斜していても良い。すなわち、突出部6は凹部4内空間に突出するように形成され、その突出部6と側面部5cとの間に鋼材7が位置するように挿入されていれば、土砂の流路を長くすることができ、土砂の吸出し抑制効果を向上させることができる。
また、突出部6は形成されていなくても良い。加えて、鋼材7は例えば図6に示すように平板状であっても良い。この場合、金具5は設けられていなくても良い。図6に示す鋼材7の形状であっても、平面視において第1のコンクリート矢板2aの凹部4内空間と第2のコンクリート矢板2bの凹部4内空間に跨るように鋼材7が挿入されていれば、土留め壁1の背面側から前面側に流れる土砂が鋼材7に当たり、前面側への土砂の流出を抑制することができる。
また、図7に示すようにコンクリート矢板2の凹部4の位置は継手部3に限定されない。この場合も土砂の吸出しの発生を抑制することができる。
また、第1のコンクリート矢板2aと第2のコンクリート矢板2bとの間に挿入される挿入部材は鋼材に限定されず、土砂の流れを阻害できるような部材であれば他の部材であっても良い。同様に、コンクリート矢板2に埋め込まれる埋め込み部材は金具5に限定されず、他の部材であっても良い。また、コンクリート矢板2は板状部材に限定されない。
本発明は、水路や道路等の工事で必要となる土留め壁に適用することできる。
1 土留め壁
2 コンクリート矢板
2a 第1のコンクリート矢板
2b 第2のコンクリート矢板
3 継手部
3a 第1のコンクリート矢板の継手部
3b 第2のコンクリート矢板の継手部
4 凹部
5 金具
5a 金具の前面部
5b 金具の背面部
5c 金具の側面部
6 金具の突出部
7 鋼材
8 水膨張性シール材
D 金具の突出部の先端から前面部までの法線垂直方向の長さ
GL 土留め壁の前面側地表面
V 法線垂直方向
W 幅方向

Claims (11)

  1. 土留め壁に用いられるコンクリート矢板部材であって、
    他のコンクリート矢板部材の継手部と凹凸形状をなすように形成された継手部を有し、
    幅方向端面に、前記他のコンクリート矢板部材との間に挿入される挿入部材が挿入されるための凹部が形成され、前記凹部はコンクリート矢板部材の上端から下方に向かって延びるように形成され
    前記凹部が継手部に形成され、
    前記継手部の下部の幅方向長さよりも上部の幅方向長さが短く、前記継手部の上部に前記凹部が形成されている、コンクリート矢板部材。
  2. 前記凹部は、コンクリート矢板部材の幅方向端面に凹形状の埋め込み部材が埋め込まれることで形成され、
    前記埋め込み部材の前面部または背面部から前記凹部内空間に突出する突出部が形成されている、請求項1に記載のコンクリート矢板部材。
  3. 前記埋め込み部材は、前記突出部の先端から、該突出部が形成されていない該埋め込み部材の前面部または背面部までの法線垂直方向の長さが8〜15mmとなるように形成されている、請求項2に記載のコンクリート矢板部材。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載のコンクリート矢板部材を用いた土留め壁であって、
    隣り合う前記コンクリート矢板部材は、前記凹部が互いに対向するように設置され、
    隣り合う前記コンクリート矢板部材との間に挿入される挿入部材が、隣り合う前記コンクリート矢板部材のそれぞれの前記凹部内空間に跨るように挿入されている、土留め壁。
  5. 前記凹部は、前記コンクリート矢板部材の幅方向端面に凹形状の埋め込み部材が埋め込まれることで形成され、
    前記埋め込み部材の前面部または背面部から前記凹部内空間に突出する突出部が形成され、
    前記挿入部材は、該挿入部材の一部が前記埋め込み部材の前記突出部と前記埋め込み部材の側面部との間に位置するような形状を有している、請求項に記載の土留め壁。
  6. 隣り合う前記コンクリート矢板部材の前記突出部が、前記埋め込み部材の前面部および背面部のうち互いに同じ側の部分に形成され、
    前記挿入部材はU形状に形成されている、請求項に記載の土留め壁。
  7. 隣り合う前記コンクリート矢板部材の間に水膨張性シール材が設けられている、請求項のいずれか一項に記載の土留め壁。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載のコンクリート矢板部材を用いた土留め壁の構築方法であって、
    隣り合う前記コンクリート矢板部材を、前記凹部が互いに対向するように設置し、
    隣り合う前記コンクリート矢板部材との間に挿入される挿入部材を、隣り合う前記コンクリート矢板部材のそれぞれの前記凹部内空間に跨るように挿入して土留め壁を構築する、土留め壁の構築方法。
  9. 前記凹部は、前記コンクリート矢板部材の幅方向端面に凹形状の埋め込み部材が埋め込まれることで形成され、
    前記埋め込み部材の前面部または背面部から前記凹部内空間に突出する突出部が形成され、
    前記挿入部材の一部が前記埋め込み部材の突出部と前記埋め込み部材の側面部との間に位置するような形状を有する該挿入部材を、隣り合う前記コンクリート矢板部材のそれぞれの前記凹部内空間に跨るように挿入して土留め壁を構築する、請求項に記載の土留め壁の構築方法。
  10. 隣り合う前記コンクリート矢板部材の前記突出部が、前記埋め込み部材の前面部および背面部のうち互いに同じ側の部分に形成され、
    U形状に形成された前記挿入部材を、隣り合う前記コンクリート矢板部材のそれぞれの前記凹部内空間に跨るように挿入して土留め壁を構築する、請求項に記載の土留め壁の構築方法。
  11. 隣り合う前記コンクリート矢板部材の間に水膨張性シール材を設ける、請求項10のいずれか一項に記載の土留め壁の構築方法。
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