JP6928734B2 - 車両用ディスクブレーキのピストンの製造方法、及び車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置 - Google Patents

車両用ディスクブレーキのピストンの製造方法、及び車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両用ディスクブレーキのピストンの製造方法、及び車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置に関する。
車両用ディスクブレーキのピストン(以下、単にピストンと記す)は、有底円筒状であり、シリンダ本体の内周壁に対して摺動可能な外周面と、摩擦パッドに当接する開口端部とを有する。ピストンは、前記外周面における開口端部側外周端部に、防水防塵のためゴム製のブーツを装着する環状溝が成形される。
従来、ピストンのスピニング加工装置としては、鉄やアルミ等を鍛造した基材(素材)を回転軸周りに回転させ、複数の押圧ローラによって塑性加工するスピニング加工装置が知られている(特許文献1:特開2014−61534号公報)。
特開2014−61534号公報
特許文献1に記載のピストンのスピニング加工装置は、基材を回転させるコレットチャックと、前記基材に環状溝を成形する第一のローラと、開口端部を成形する第二のローラと、前記基材の底部を開口側から押圧支持する芯押し棒とを備える。特許文献1では、ストレート形状の基材を予備成形して開口部が絞られた形状とし、その後、第一のローラと第二のローラとで、開口部が絞られた形状の基材をスピニング加工していた。従来の第二のローラは単純なストレートの円筒形状であり、鍛造加工した基材の角部の形状をそのまま残すようにしていた。しかし、前記角部がピン角の場合、ピン角に応力が集中し耐久性が損なわれる。そのため、前記角部がピン角にならないように予め成形する必要があり、予備成形することで加工工程が増えてしまうので、加工コストが高くなるという問題がある。
特許文献1は、スピニング加工によって、ピストンの開口端部側外周端部と開口端部との間の角部を成形することは想定していない。また、第二のローラは、第一のローラが基材に環状溝を成形する際に、回転軸と直交する方向の荷重を受ける構造とはなっておらず、基材の底部を開口側から押圧支持する芯押し棒が、コレットチャックへの負荷を抑えるために必要となっている。しかし、芯押し棒と周辺機構を設けると設備コストが高くなり、また、芯押し棒を出し入れするとサイクルタイムが長くなってしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、ストレート形状の基材を予備成形することなく、所定の押圧ローラによってスピニング加工することで、開口端部側外周端部と開口端部との間の角部を所望のR状に成形する車両用ディスクブレーキのピストンの製造方法、及び、開口端部側外周端部と開口端部との間の角部を所望のR状に成形することが可能な車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置提供することを目的とする。
一実施形態として、以下に開示するような解決手段により、前記課題を解決する。
本発明は、スピニング加工による車両用ディスクブレーキのピストンの製造方法であって、有底円筒状の基材を回転させ、凸状の溝成形部を備えた溝成形ローラを、前記基材の外周面から押圧することで、前記外周面に環状溝を成形し、前記基材の開口端部側外周端部に接する外周端部成形部と、前記基材の開口端部に接する開口端部成形部と、前記開口端部側外周端部と前記開口端部との間の角部を成形するR状の角部成形部とを備えた角部成形ローラを、前記開口端部および前記外周面から押圧することで、前記開口端部側外周端部および前記開口端部および前記角部を成形し、且つ、前記基材の底部を開口側から支持することなく外周面側から支持し、前記溝成形ローラおよび前記角部成形ローラによって前記基材を成形することを特徴とする。
本発明によれば、前記角部成形ローラに形成された凹R状の角部成形部の形状を前記開口端部側外周端部と前記開口端部との間の角部に転写して所望の凸R状に成形することから、従来技術のように開口部が絞られた形状に予備成形する必要がなく、加工工程が削減できるので、加工コストを抑えることができる。そして、ストレート形状の基材においても前記角部成形ローラによって前記角部を所望の凸R状に成形することができる。尚且つ、前記角部成形ローラを、前記開口端部および前記外周面から押圧することで、前記基材を開口側から支持する作用が働くので、前記基材の底部を開口側から支持しなくて済み、従来技術のような芯押し棒をなくして、サイクルタイムを短縮することができる。
本発明では、前記角部成形ローラが前記基材に当接し、前記角部成形ローラが前記開口端部側外周端部および前記開口端部および前記角部を成形した後、前記溝成形ローラが前記開口端部側外周端部に当接することなく、前記溝成形ローラが前記環状溝を成形することが好ましい。前記開口端部側外周端部は、前記角部成形ローラによる成形後に、前記溝成形ローラにより成形されないので、前記開口端部側外周端部および前記開口端部および前記角部の寸法精度が良好に保たれる。
本発明は、車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置において、有底円筒状の基材の底部を開口側から支持することなく外周面から支持しつつ、第1回転軸を軸心として前記基材を回転させる回転部と、第2回転軸を軸心として回転し、前記基材の外周面に環状溝を成形するための凸状の溝成形部を備えた円筒状の溝成形ローラと、第3回転軸を軸心として回転し、前記基材の開口端部側外周端部を成形するための外周端部成形部と、前記基材の開口端部を成形するための開口端部成形部と、前記開口端部側外周端部と前記開口端部との間の角部を成形するためのR状の角部成形部とを備えた円筒状の角部成形ローラとを備え、前記第2回転軸は前記第1回転軸と平行方向にあり、前記第3回転軸は前記第1回転軸と直交方向にあるとともに、前記溝成形ローラは、前記溝成形部を前記第1回転軸に近づける方向に動いて前記溝成形部を前記外周面に当接させるとともに、前記角部成形ローラは、前記開口端部成形部を前記基材の開口端部に近づける方向に動くとともに前記外周端部成形部および前記角部成形部を前記第1回転軸に近づける方向に動いて前記開口端部成形部を前記開口端部に当接させることを特徴とする。
本発明によれば、前記基材は前記第1回転軸を軸心として回転する。前記溝成形ローラは、前記溝成形部が前記第1回転軸に近づく方向に動いて前記外周面に当接し前記第2回転軸を軸心として回転しながら前記溝成形部を前記外周面に押圧することで前記外周面に環状溝を成形する。それとともに、前記角部成形ローラは、前記開口端部成形部が前記基材の開口端部に近づく方向に動くとともに前記外周端部成形部および前記角部成形部が前記第1回転軸に近づく方向に動いて前記開口端部成形部が前記開口端部に当接する。それとともに前記外周端部成形部が前記開口端部側外周端部に当接し、それとともに前記角部成形部が前記角部に当接し前記第3回転軸を軸心として回転しながら前記開口端部成形部を前記開口端部に押圧する。それとともに前記外周端部成形部を前記開口端部側外周端部に押圧する。それとともに前記角部成形部を前記角部に押圧する。これによって前記開口端部側外周端部を成形し、それとともに前記開口端部を成形し、それとともに前記角部を成形する。
ここで、前記第1回転軸を軸心とした正面視で、前記基材における前記開口端部側外周端部および前記開口端部および前記角部は、それぞれ前記基材の外形ラインを形成している。前記角部成形ローラは、前記開口端部成形部が前記開口端部に対して前記基材の開口端部に近づく方向に動くとともに前記第1回転軸に近づく方向に動くことによって当接し、前記外周端部成形部が前記開口端部側外周端部に対して前記基材の開口端部に近づく方向に動くとともに前記第1回転軸に近づく方向に動くことによって当接し、前記角部成形部が前記角部に対して前記基材の開口端部に近づく方向に動くとともに前記第1回転軸に近づく方向に動くことによって当接する。その結果、前記角部成形ローラは、前記基材の外形ラインに沿って線接触することとなるので、前記角部成形ローラにかかる負荷が軽減され、前記角部成形ローラの耐久性が向上する。また、前記角部成形ローラを、前記開口端部および前記外周面から押圧することによって前記基材を開口側から支持する作用が働くので、前記基材の底部を開口側から支持しなくて済み、従来技術のような芯押し棒をなくして、設備コストおよびメンテナンスコストを低減することができる。
本発明では、前記角部成形ローラを前記基材に当接させ、前記角部成形ローラに前記開口端部側外周端部および前記開口端部および前記角部を成形させるとともに、前記溝成形ローラを前記開口端部側外周端部に当接させることなく、前記溝成形ローラに前記環状溝を成形させることが好ましい。前記開口端部側外周端部は、前記溝成形ローラにより成形されないので、前記角部成形ローラにより成形された前記開口端部側外周端部および前記開口端部および前記角部の寸法精度が良好に保たれる。
本発明では、前記角部成形ローラは、前記第3回転軸の軸方向の中心から軸方向一方側と軸方向他方側とが対称形状であることが好ましい。前記角部成形ローラは、軸方向一方側と軸方向他方側の両方を使用することで前記角部成形ローラの保有数が半減するので設備コストを低減することができる。
本発明では、前記溝成形ローラは、前記第2回転軸の軸方向の中心から軸方向一方側と軸方向他方側とが対称形状であることが好ましい。前記溝成形ローラは、軸方向一方側と軸方向他方側の両方を使用することで前記溝成形ローラの保有数が半減するので設備コストを低減することができる。
本発明では、前記角部成形ローラは、前記第3回転軸の軸方向の中心から軸方向一方側と軸方向他方側とが対称形状であることが好ましい。前記角部成形ローラは、軸方向一方側と軸方向他方側の両方を使用することで前記角部成形ローラの保有数が半減するので設備コストを低減することができる。
本発明によって製造された車両用ディスクブレーキのピストンは、有底円筒状で、開口端部、外周面、内周面、及び底部を有し、前記外周面における開口端部側外周端部に環状溝が形成され、前記内周面における前記環状溝と対応する位置に突出部が形成され、前記開口端部側外周端部と前記開口端部との間の角部がR状となっており、前記開口端部側外周端部および前記開口端部および前記角部は連続するスピニング加工面である
本発明によれば、前記開口端部側外周端部および前記開口端部および前記角部が連続するスピニング加工面であるため、寸法精度の向上を図ることができる。
開示の車両用ディスクブレーキのピストンの製造方法によれば、前記角部成形ローラに形成された凹R状の角部成形部の形状を前記開口端部側外周端部と前記開口端部との間の角部に転写して所望の凸R状に成形することから、従来技術のように開口部が絞られた形状に予備成形する必要がなく、加工工程が削減できるので、加工コストを抑えることができる。そして、ストレート形状の基材においても前記角部成形ローラによって前記角部を所望の凸R状に成形することができる。また、前記角部成形ローラによって前記基材を開口側から支持する作用が働くので、前記基材の底部を開口側から支持しなくて済む。よって、従来技術のような芯押し棒をなくすことができ、芯押し棒の動作が不要となるため、サイクルタイムを短縮することができる。
開示の車両用ディスクブレーキのピストンの製造装置によれば、前記角部成形ローラは、前記基材の外形ラインに沿って線接触することとなるので、前記角部成形ローラにかかる負荷が軽減され、前記角部成形ローラの耐久性が向上する。また、前記角部成形ローラを、前記開口端部および前記外周面から押圧することによって前記基材を開口側から支持する作用が働くので、前記基材の底部を開口側から支持しなくて済み、従来技術のような芯押し棒をなくして、設備コストおよびメンテナンスコストを低減することができる。
開示の発明によって製造された車両用ディスクブレーキのピストン、前記開口端部側外周端部および前記開口端部および前記角部が連続するスピニング加工面であるため、寸法精度の向上を図ることができる。
図1は本発明の実施形態に係る車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置の要部を示す概略構成図であり、斜視図である。 図2Aは上記実施形態の車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置に係る溝成形ローラの例を示す正面図であり、図2Bは上記実施形態の車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置に係る溝成形ローラの例を示す平面図である。 図3Aは上記実施形態の車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置に係る角部成形ローラの例を示す正面図であり、図3Bは上記実施形態車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置に係る角部成形ローラの例を示す平面図である。 図4はスピニング加工前の基材の例を示す概略構造図であり、片側断面図である。 図5は本発明に係る車両用ディスクブレーキのピストンの例を示す概略構造図であり、片側断面図である。 図6は上記ピストンの部分拡大図である。 図7は上記実施形態の車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置によって上記基材をスピニング加工する際の動作を示す概略構成図であり、スピニング加工する直前の状態を示す断面図である。 図8は上記実施形態の車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置によって上記基材をスピニング加工する加工動作を示す概略構成図であり、スピニング加工した直後の状態を示す断面図である。 図9は上記実施形態の車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置によって上記基材をスピニング加工した後の動作を示す概略構成図であり、スピニング加工した直後の状態を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳しく説明する。図1は本実施形態のスピニング加工装置1の要部を示す概略構成図であり、斜視図である。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
本実施形態のスピニング加工装置1は、有底円筒状の基材15をスピニング加工する車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置1(以下、単にスピニング加工装置1と記す)である。一例として、基材15は、機械構造用炭素鋼等からなる鍛造加工品である。
具体的な構成として、スピニング加工装置1は、基材15を把持した状態で第1回転軸P1周りに回転させる回転部2と、第1回転軸P1と平行な位置にある第2回転軸P2を中心として基材15と共回りする溝成形ローラ3と、第1回転軸P1と垂直な位置にある第3回転軸P3を中心として基材15と共回りする角部成形ローラ4とを備える。第2回転軸P2に対して第3回転軸P3は垂直な位置にある。溝成形ローラ3と角部成形ローラ4とは、第1回転軸P1を中心として、180[°]反対側の位置に配される。
溝成形ローラ3は、第2回転軸P2を第1回転軸P1に近づけるa1方向に動かして基材15を加工する。
角部成形ローラ4は、第3回転軸P3を回転部2に近づけるb1方向に動かし、次に、第3回転軸P3を第1回転軸P1に近づけるa2方向に動かして基材15を加工する。または、角部成形ローラ4は、第3回転軸P3を回転部2に近づけるb1方向と、第3回転軸P3を第1回転軸P1に近づけるa2方向とに、同時に動かして基材15を加工する。
図2はスピニング加工装置1に係る溝成形ローラ3の例を示す図であり、図2(A)は正面図であり、図2(B)は平面図である。溝成形ローラ3は、工具鋼等の硬質金属からなり、第2回転軸P2を中心とした回転対称の円筒状である。溝成形ローラ3は、回転部2に近い側から順に、平坦部31、溝成形部32、平坦部33、溝成形部32、平坦部31が成形される。溝成形ローラ3には、ベアリングが内蔵されており(不図示)、外力によって回転可能な構成となっている。溝成形部32は、平坦部31および平坦部33よりも一回り大きな円筒形状であり、正面視で凸状となっている。
溝成形ローラ3の外側面は、第2回転軸P2の軸方向の中心を直交する中心線S1に対して一方側と他方側とが対称形状となっている。図2(A)では、中心線S1に対して一方側と他方側とが線対称形状となっている。これによれば、溝成形ローラ3の両側を使用することができるため、設備コストを低減し、消耗部品としての溝成形ローラの保有数を半減させることが可能となる。
図3はスピニング加工装置1に係る角部成形ローラ4の例を示す図であり、図3(A)は正面図であり、図3(B)は平面図である。角部成形ローラ4は、工具鋼等の硬質金属からなり、第3回転軸P3を中心とした回転対称の円筒状である。角部成形ローラ4は、第1回転軸P1に近い側から順に、開口端部成形部41、角部成形部47、外周端部成形部42、角部成形部47、開口端部成形部41が成形される。角部成形ローラ4には、ベアリングが内蔵されており(不図示)、外力によって回転可能な構成となっている。外周端部成形部42は、開口端部成形部41よりも一回り大きな円筒形状であり、正面視で凸状となっている。角部成形部47は、基材15に凸R状の角部21を成形するための凹R形状を有する。
角部成形ローラ4の外側面は、第3回転軸P3の軸方向の中心を直交する中心線S2に対して一方側と他方側とが対称形状となっている。図3(A)では、中心線S2に対して一方側と他方側とが線対称形状となっている。これによれば、角部成形ローラ4の両側を使用することができるため、設備コストを低減し、消耗部品としての角部成形ローラの保有数を半減させることが可能となる。
図4はスピニング加工前の基材15の例を示す概略構造図であり、片側断面図である。基材15は有底円筒状である。基材15は、底部22、内底面55、外周面18、内周面53を有する。基材15は、外周面18が正面視でストレート形状となっている。開口側に開口端部19があり、外周面18における開口端部19側に外周端部20(本願の開口端部側外周端部)がある。そして、開口端部19と外周端部20の間に角部21がある。角部21は、僅かに凸R状となっているが、これに限定されない。
図5は、本実施形態のピストン5の例を示す概略構造図であり、片側断面図である。ピストン5は、スピニング加工装置1によって、基材15をスピニング加工したものである。ピストン5は、底部22、内底面55、外周面18、内周面53を有する。そして、外周面18における外周端部20との境界部に、環状溝54が成形される。
図6は、図5に示すピストン5において、一点鎖線Vで囲んだ部分を拡大して示す部分拡大図である。ピストン5は、内周面53における環状溝54と対応する位置に突出部59が成形される。そして、開口端部19と外周端部20との間の角部21は凸R状である。ピストン5の詳細形状については後述する。
図7は、本実施形態のスピニング加工装置1によって基材15をスピニング加工する際の溝成形ローラ3および角部成形ローラ4の動作を示す概略構成図であり、スピニング加工する直前の状態を示す断面図である。図8は、基材15をスピニング加工した直後の状態であり、ピストン5となったときの状態を示す断面図である。図9は、基材15をスピニング加工した後の溝成形ローラ3および角部成形ローラ4の動作を示す概略構成図であり、ピストン5を成形した直後の状態を示す断面図である。
図7〜図9に基づき、ピストン5の製造手順について、以下に説明する。
先ず、回転部2に設けられたチャック機構によって基材15の外周面18を把持し、回転部2が基材15を把持した状態で第1回転軸P1周りに回転する。その際、基材15の底部22を開口側から支持することなく、回転部2が基材15を把持した状態で回転する。回転部2は、第1回転軸P1を中心として、例えば平面視で時計回りとなる矢印c1方向に回転する。溝成形ローラ3と角部成形ローラ4とは、第1回転軸P1を中間位置として、180[°]反対側の位置に配される。
角部成形ローラ4は、開口端部成形部41を基材15の開口端部19に近づけるb1方向に動いて開口端部成形部41を基材15の開口端部19に当接させ、基材15と共回りすることで、溝成形ローラ3の側から見て反時計回りとなる矢印d1方向に回転する。そして基材15と共回りしながら、次に、開口端部成形部41および外周端部成形部42を第1回転軸P1に近づけるa2方向に動いて開口端部成形部41を基材15の開口端部19に押圧し、同時に、外周端部成形部42を外周面18に押圧することで基材15に開口端部19および当該開口端部19側の外周端部20を成形し、さらに同時に、角部成形ローラ4に形成された角部成形部47の凹R形状を開口端部19と外周端部20との角部21に転写することで基材15の角部21を凸R状とする。ここで、開口端部成形部41は、外周端部20が外周面18より寸法差ΔHだけ第1回転軸P1に近づくように押圧する。
または、角部成形ローラ4は、開口端部成形部41を基材15の開口端部19に近づけるb1方向に動くとともに、開口端部成形部41および外周端部成形部42を第1回転軸P1に近づけるa2方向に動いて開口端部成形部41を基材15の開口端部19に当接させるとともに外周端部成形部42を外周面18に当接させ、基材15と共回りすることで、溝成形ローラ3の側から見て反時計回りとなる矢印d1方向に回転する。そして基材15と共回りしながら、角部成形ローラ4は、b1方向とa2方向とに同時に動いて、開口端部成形部41を基材15の開口端部19に押圧しながら外周端部成形部42を外周面18に押圧することで基材15に開口端部19および当該開口端部19側の外周端部20を成形するとともに、角部成形ローラ4に形成された角部成形部47の凹R形状を開口端部19と外周端部20との角部21に転写することで基材15の角部21を凸R状とする。ここで、開口端部成形部41は、外周端部20が外周面18より寸法差ΔHだけ第1回転軸P1に近づくように押圧する。なお、上記以外に、角部成形ローラ4は、a2方向に動いてからb1方向に動く場合もある。
角部成形ローラ4が基材15に当接し、開口端部19および外周端部20および角部21を成形した後、溝成形ローラ3は、凸状の溝成形部32を第1回転軸P1に近づけるa1方向に動いて溝成形部32を基材15の外周面18に当接させ、基材15と共回りして平面視で反時計回りとなる矢印c2方向に回転する。そして基材15と共回りしながら、さらに、凸状の溝成形部32を外周面18に押圧することで環状溝54を成形する。ここで、溝成形部32を外周面18に押圧するとき、平坦部33と外周端部20は当接せず、間隙ΔH’を有している。環状溝54を成形時に、さらに、角部成形ローラ4をb1方向に動かし開口端部19および外周端部20および角部21を押圧することでピストン5を所望の寸法に成形する。
そして、ピストン5を成形した後、溝成形ローラ3は、凸状の溝成形部32を第1回転軸P1から遠ざけるa2方向に動いて、基材15から退避する。また、角部成形ローラ4は、開口端部成形部41を基材15の開口端部19から遠ざけるb2方向に動くとともに、開口端部成形部41および外周端部成形部42を第1回転軸P1から遠ざけるa1方向に動いて基材15から退避する。なお、上記以外に、角部成形ローラ4は、b2方向に動いてからa1方向に動く場合があり、また、a1方向に動いてからb2方向に動く場合もある。本実施形態によれば、従来のような芯押し棒の動作(加工前に芯押し棒で支持する工程と加工後に芯押し棒の支持を解除する工程)が不要となり、サイクルタイムの短縮を図ることができる。角部成形ローラ4を溝成形ローラ3よりも先に基材15に当接させ、外周端部20と開口端部19と角部21を成形し、その後、溝成形ローラ3が環状溝54と外周面18を成形するときは、外周端部20と開口端部19と角部21は溝成形ローラ3に当接しないので、溝成形ローラ3の影響を受けることなく、外周端部20と開口端部19と角部21の寸法精度を良好に保つことができる。
これら本実施形態のスピニング加工によって、ピストン5は所望の形状に成形される。
本実施形態によれば、従来技術のように開口部が絞られた状態に予備成形しなくて済み、加工工程が削減し、加工コストを抑えることができる。そして、ストレート形状の鍛造加工品の基材15においても、角部成形ローラ4によって角部21に所望の凸R状の角部21を成形することができる。また、角部成形ローラ4は、基材15の外形ラインに沿って線接触することとなるので、角部成形ローラ4にかかる負荷が軽減され、角部成形ローラ4の耐久性が向上する。そして、角部成形ローラ4によって基材15を開口側から支持する作用が働くので、従来技術のような芯押し棒をなくすことができ、芯押し棒の動作が不要となるため、サイクルタイムを短縮することができる。また、角部成形ローラ4によって基材15を開口側から支持する構成であるので、従来技術のような芯押し棒をなくして設備コストおよびメンテナンスコストを低減することができる。
本実施形態によれば、ピストン5は、開口端部19および外周端部20および角部21が連続するスピニング加工面であるため、寸法精度の向上を図ることができる。
図7と図8に示すように、角部成形ローラ4における開口端部成形部41は、角部成形ローラ4が基材15に当接したときに、開口端部成形部41の第1回転軸P1方向の長さL1がピストン5における開口端部19の肉厚T2よりも大きくなるように設けられる。
角部成形ローラ4における外周端部成形部42は、角部成形ローラ4が基材15に当接したときに、ピストン5における環状溝54の開口端部19側を超えた大きさであり、且つ、ピストン5における環状溝54の内底面55側に至らない大きさである。
図5と図6に示すように、ピストン5は、内周面53における環状溝54と対応する位置に突出部59が形成されている。
そして、ピストン5において、開口端部19側の内周面53は、突出部59における内底面55側の第1のR(アール形状)61と、開口端部19側の第2のR(アール形状)62とによって滑らかに繋がっている。
また、ピストン5において、開口端部19の肉厚T2は、外周面18の肉厚T1より大きくなるように形成される。この構成によれば、開口端部19に当接する外部の摩擦パッドからの外力を受ける開口端部19の面積を十分大きくすることができ、さらに耐久性が向上する。そして、ピストン5において、外周面18と外周端部20は、寸法差ΔHを有している。
このようにしてスピニング加工されたピストン5は、既知の切削加工品と比較して、機械的な強度を確保しつつ、軽量化を実現した。なお、ピストン5は、適宜、硬質クロムメッキ等の表面処理が施されて完成品となる。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。例えば、ピストン5の各部寸法は、機械的な強度を確保しつつ、組み合わさるブーツや、当接する外部の摩擦パッドの仕様等に合わせて適宜変更することができる。また、例えば、上述の実施形態では、溝成形ローラ3と角部成形ローラ4は、それぞれ一方側と他方側とが対称形状の外側面となっているとしたが、溝成形ローラ3と角部成形ローラ4のいずれかないしは両方を、一方側と他方側とが非対称形状の外側面とする場合もある。
1 スピニング加工装置
2 回転部
3 溝成形ローラ
4 角部成形ローラ
5 ピストン
15 基材
18 外周面
19 開口端部
20 開口端部側外周端部(外周端部)
21 角部
22 底部
32 溝成形部
41 開口端部成形部
42 外周端部成形部
47 角部成形部
53 内周面
54 環状溝
55 内底面
59 突出部
P1 第1回転軸
P2 第2回転軸
P3 第3回転軸
T1、T2 肉厚

Claims (6)

  1. スピニング加工による車両用ディスクブレーキのピストンの製造方法であって、
    有底円筒状の基材を回転させ、
    凸状の溝成形部を備えた溝成形ローラを、前記基材の外周面から押圧することで、前記外周面に環状溝を成形し、
    前記基材の開口端部側外周端部に接する外周端部成形部と、前記基材の開口端部に接する開口端部成形部と、前記開口端部側外周端部と前記開口端部との間の角部を成形するR状の角部成形部とを備えた角部成形ローラを、前記開口端部および前記外周面から押圧することで、前記開口端部側外周端部および前記開口端部および前記角部を成形し、且つ、
    前記基材の底部を開口側から支持することなく外周面側から支持し、前記溝成形ローラおよび前記角部成形ローラによって前記基材を成形する
    ことを特徴とする車両用ディスクブレーキのピストンの製造方法。
  2. 請求項1記載の車両用ディスクブレーキのピストンの製造方法において、
    前記角部成形ローラが前記基材に当接し、前記角部成形ローラが前記開口端部側外周端部および前記開口端部および前記角部を成形した後、
    前記溝成形ローラが前記開口端部側外周端部に当接することなく、前記溝成形ローラが前記環状溝を成形する
    ことを特徴とする車両用ディスクブレーキのピストンの製造方法。
  3. 車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置において、
    有底円筒状の基材の底部を開口側から支持することなく外周面から支持しつつ、第1回転軸を軸心として前記基材を回転させる回転部と、
    第2回転軸を軸心として回転し、前記基材の外周面に環状溝を成形するための凸状の溝成形部を備えた円筒状の溝成形ローラと、
    第3回転軸を軸心として回転し、前記基材の開口端部側外周端部を成形するための外周端部成形部と、前記基材の開口端部を成形するための開口端部成形部と、前記開口端部側外周端部と前記開口端部との間の角部を成形するためのR状の角部成形部とを備えた円筒状の角部成形ローラと、を備え、
    前記第2回転軸は前記第1回転軸と平行方向にあり、前記第3回転軸は前記第1回転軸と直交方向にあるとともに、
    前記溝成形ローラは、前記溝成形部を前記第1回転軸に近づける方向に動いて前記溝成形部を前記外周面に当接させるとともに、
    前記角部成形ローラは、前記開口端部成形部を前記開口端部に近づける方向に動くとともに前記外周端部成形部および前記角部成形部を前記第1回転軸に近づける方向に動いて前記開口端部成形部を前記開口端部に当接させる
    ことを特徴とする車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置。
  4. 請求項記載の車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置において、
    前記角部成形ローラを前記基材に当接させ、前記角部成形ローラに前記開口端部側外周端部および前記開口端部および前記角部を成形させるとともに、
    前記溝成形ローラを前記開口端部側外周端部に当接させることなく、前記溝成形ローラに前記環状溝を成形させる
    ことを特徴とする車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置。
  5. 請求項または請求項記載の車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置において、
    前記溝成形ローラは、前記第2回転軸の軸方向の中心から軸方向一方側と軸方向他方側とが対称形状である
    ことを特徴とする車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置。
  6. 請求項または請求項記載の車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置において、
    前記角部成形ローラは、前記第3回転軸の軸方向の中心から軸方向一方側と軸方向他方側とが対称形状である
    ことを特徴とする車両用ディスクブレーキのピストンのスピニング加工装置。
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