JP6927730B2 - 椅子用荷重支持部材 - Google Patents

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本発明は、椅子用荷重支持部材に関する。
従来、椅子に着座した着座者の腰を支持するランバーサポートや、頭を支持するヘッドレストなどの椅子用荷重支持部材が知られている。例えば、特許文献1および2には、着座者からの荷重を支持する荷重支持面を構成する荷重支持面材がウレタン系エラストマなどの弾性変形可能な軟質の樹脂を材料として形成されたランバーサポートが開示されている。このようなランバーサポートは、荷重支持面材が着座者から受けた荷重によって弾性変形して着座者の体型に合わせた形状となって、着座者の腰を支持することができる。
ランバーサポートの荷重支持面材は、外周縁部が枠材などに支持されているため、着座者から荷重を受ける方向以外の方向には弾性変形しにくいように構成されている。
ところで、ランバーサポートにおける荷重を受けて弾性変形した際の変形量の許容範囲が大きいと、ランバーサポートが大きく弾性変形した状態で着座者の腰を支持することができる。例えば、着座者が大きな体格で、ランバーサポートに大きな荷重が作用する場合に、ランバーサポートがその荷重に合せて大きく弾性変形した状態で着座者の腰を支持することができ、着座者が快適に着座することができる。
特許第4823548号公報 特許第5167500号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたランバーサポートでは、着座者の腰があたるパッド材が、その後方に位置するベース部材に当接した時点がパッド材の変形限界となるように構成されている。換言すれば、ベース部材がパッド材と当接する壁となる。即ち、特許文献1に開示されたランバーサポートでは、パッド材を後方に弾性変形させうる範囲が小さい。
また、特許文献2に開示されたランバーサポートでは、着座者の腰があたる突出部材の後方に壁となる部材が存しないため、特許文献1の構成と比べると突出部材自体の変形許容範囲が改善されている。しかし、その方向性は前後方向に限られているため、変形量の大きさという点ではさらなる改善の余地がある。
このため、荷重を受けて弾性変形した際の変形量の許容範囲が大きい椅子用荷重支持部材が望まれている。
そこで、本発明は、荷重を受けて弾性変形した際の変形量の許容範囲を向上させることができる椅子用荷重支持部材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る椅子用荷重支持部材は、椅子に取り付けられて前記椅子の着座者の一の方向の一方側から他方側に向かう荷重を受ける椅子用荷重支持部材において、前記一の方向の一方側に突出する凸曲面状に形成されて前記荷重を受ける荷重支持面を有する弾性変形可能な荷重支持面材と、前記荷重支持面材の外周縁部に沿った環状に形成されて前記荷重支持面材を支持する弾性変形可能な外周枠部と、を有し、前記荷重支持面材は、外周縁部に設けられて前記外周枠部と接続される接続部と、前記接続部の内側に前記接続部と連続して設けられて前記荷重支持面が形成された本体部と、を有するとともに、前記外周枠部よりも弾性変形しやすく構成され、前記接続部は、前記外周枠部に対して前記一の方向の一方側から接続された第1接続部と、前記外周枠部に対して内側から接続された第2接続部と、を有し、前記接続部は、前記外周枠部に対して外側から接続された第3接続部を有することを特徴とする。
本発明では、椅子用荷重支持部材に着座者の荷重が作用すると、一の方向の一方側に突出している荷重支持面材の荷重支持面に荷重が作用し、荷重支持面材の接続部を介して外周枠部に荷重が作用する。
荷重支持面材は、外周枠部よりも弾性変形しやすく構成されていることにより、椅子用荷重支持部材が荷重を受けると、まず、小さい荷重で荷重支持面材が弾性変形し、更に荷重が大きくなると、荷重支持面材から外周枠部に荷重が伝達し、外周枠部が弾性変形することになる。外周枠部に伝達する荷重は、荷重支持面材が弾性変形する方向の荷重となるため、外周枠部が荷重支持面材が弾性変形する方向に弾性変形する。これにより、外周枠部が荷重支持面材の弾性変形を拘束する拘束力が弱まるため、荷重支持面材もさらに弾性変形することができる。このように、荷重支持面材の荷重を受けて弾性変形した際の変形量の許容範囲を向上させることができる。弾性変形しやすいとは、例えば、相対的に剛性が低く荷重が作用すると容易に変形できる、または変形量が大きいなどの性質を示している。
ここで、本発明では、荷重支持面材の外周枠部と接続されている接続部が、外周枠部に対して一の方向の一方側から接続された第1接続部と、外周枠部に対して内側から接続された第2接続部と、を有している。これにより、第1接続部から外周枠部に対して一の方向の一方側から他方側に向かって荷重が伝達しやすく、第1接続部から外周枠部に対して内側から外側に向かって荷重が伝達しやすい。
荷重支持面材の弾性変形によって外周枠部に伝達する荷重の方向は、主に一の方向の一方側から他方側に向かう方向、および外周枠部の内側から外側に向かう方向である。このため、荷重支持面に着座者の荷重が作用した際に荷重支持面材から外周枠部に効率的に荷重を伝達することができ、外周枠部を効率的に弾性変形させることができる。その結果、荷重支持面材がさらに弾性変形することができて、荷重支持面材の荷重を受けて弾性変形した際の変形量の許容範囲を向上させることができる。
これにより、椅子用荷重支持部材がその荷重に合せて大きく弾性変形した状態で着座者の例えば腰や頭部などの対象部位を支持することができ、着座者が快適に着座することができる。
また、本発明に係る椅子用荷重支持部材では、前記接続部は、前記外周枠部に対して外側から接続された第3接続部を有している。
このような構成とすることにより、接続部が外周枠部と確実に接続され、荷重支持面材が外周枠部から外れることを防止できる。
本発明に係る椅子用荷重支持部材は、椅子に取り付けられて前記椅子の着座者の一の方向の一方側から他方側に向かう荷重を受ける椅子用荷重支持部材において、前記一の方向の一方側に突出する凸曲面状に形成されて前記荷重を受ける荷重支持面を有する弾性変形可能な荷重支持面材と、前記荷重支持面材の外周縁部に沿った環状に形成されて前記荷重支持面材を支持する弾性変形可能な外周枠部と、を有し、前記荷重支持面材は、外周縁部に設けられて前記外周枠部と接続される接続部と、前記接続部の内側に前記接続部と連続して設けられて前記荷重支持面が形成された本体部と、を有するとともに、前記外周枠部よりも弾性変形しやすく構成され、前記接続部は、前記外周枠部に対して前記一の方向の一方側から接続された第1接続部と、前記外周枠部に対して内側から接続された第2接続部と、を有し、前記外周枠部は、少なくとも一部に外側に湾曲する湾曲部を有し、前記外周枠部は、前記荷重支持面材の外周縁部の一部に沿って延びる第1外周枠部と、前記荷重支持面材の外周縁部の前記一部以外に沿って延びる第2外周枠部と、を更に有し、前記第1外周枠部の一方の端部と前記第2外周枠部の一方の端部とが交差するように接合され、前記第1外周枠部の他方の端部と前記第2外周枠部の他方の端部とが交差するように接合され、前記第1外周枠部は、前記第2外周枠部と離間する側に湾曲する前記湾曲部を有し、前記第2外周枠部は、前記第1外周枠部と離間する側に湾曲する前記湾曲部を有することを特徴とする。
本発明では、椅子用荷重支持部材に着座者の荷重が作用すると、一の方向の一方側に突出している荷重支持面材の荷重支持面に荷重が作用し、荷重支持面材の接続部を介して外周枠部に荷重が作用する。
荷重支持面材は、外周枠部よりも弾性変形しやすく構成されていることにより、椅子用荷重支持部材が荷重を受けると、まず、小さい荷重で荷重支持面材が弾性変形し、更に荷重が大きくなると、荷重支持面材から外周枠部に荷重が伝達し、外周枠部が弾性変形することになる。外周枠部に伝達する荷重は、荷重支持面材が弾性変形する方向の荷重となるため、外周枠部が荷重支持面材が弾性変形する方向に弾性変形する。これにより、外周枠部が荷重支持面材の弾性変形を拘束する拘束力が弱まるため、荷重支持面材もさらに弾性変形することができる。このように、荷重支持面材の荷重を受けて弾性変形した際の変形量の許容範囲を向上させることができる。弾性変形しやすいとは、例えば、相対的に剛性が低く荷重が作用すると容易に変形できる、または変形量が大きいなどの性質を示している。
ここで、本発明では、荷重支持面材の外周枠部と接続されている接続部が、外周枠部に対して一の方向の一方側から接続された第1接続部と、外周枠部に対して内側から接続された第2接続部と、を有している。これにより、第1接続部から外周枠部に対して一の方向の一方側から他方側に向かって荷重が伝達しやすく、第1接続部から外周枠部に対して内側から外側に向かって荷重が伝達しやすい。
荷重支持面材の弾性変形によって外周枠部に伝達する荷重の方向は、主に一の方向の一方側から他方側に向かう方向、および外周枠部の内側から外側に向かう方向である。このため、荷重支持面に着座者の荷重が作用した際に荷重支持面材から外周枠部に効率的に荷重を伝達することができ、外周枠部を効率的に弾性変形させることができる。その結果、荷重支持面材がさらに弾性変形することができて、荷重支持面材の荷重を受けて弾性変形した際の変形量の許容範囲を向上させることができる。
これにより、椅子用荷重支持部材がその荷重に合せて大きく弾性変形した状態で着座者の例えば腰や頭部などの対象部位を支持することができ、着座者が快適に着座することができる。
また、本発明に係る椅子用荷重支持部材では、前記外周枠部は、少なくとも一部に外側に湾曲する湾曲部を有している。
このような構成とすることにより、外周枠部が湾曲部において外側に弾性変形しやすくなる。また、外周枠部に対して所望の位置に湾曲部を設けることにより、外周枠部の変形性状を調整することができる。例えば、外周枠部の一部に湾曲部を設けることで、一定の方向に対して弾性変形して湾曲しやすい形態としたり、外周枠部の全体に湾曲部を設けることで均等に弾性変形して湾曲しやすい形態としたりすることができる。
また、本発明に係る椅子用荷重支持部材では、前記外周枠部は、前記荷重支持面材の外周縁部の一部に沿って延びる第1外周枠部と、前記荷重支持面材の外周縁部の前記一部以外に沿って延びる第2外周枠部と、を有し、前記第1外周枠部の一方の端部と前記第2外周枠部の一方の端部とが交差するように接合され、前記第1外周枠部の他方の端部と前記第2外周枠部の他方の端部とが交差するように接合され、前記第1外周枠部は、前記第2外周枠部と離間する側に湾曲する前記湾曲部を有し、前記第2外周枠部は、前記第1外周枠部と離間する側に湾曲する前記湾曲部を有している。
このような構成とすることにより、第1外周枠部の一方の端部と第2外周枠部の一方の端部との接合部、および第1外周枠部の他方の端部と第2外周枠部の他方の端部との接合部を起点として、第1外周枠部および第2外周枠部をそれぞれ互いに離間する方向に弾性変形して湾曲させることができる。そして、第1外周枠部および第2外周枠部の位置を調整することにより、第1外周枠部と第2外周枠部とを所望の方向に離間させるように弾性変形して湾曲させることができる。
例えば、第1外周枠部を上側に配置し、第2外周枠部を下側に配置することにより、第1外周枠部と第2外周枠部とを上下に離間させるように湾曲させることができる。
また、本発明に係る椅子用荷重支持部材では、前記外周枠部は、一の方向に直交する水平方向となる幅方向の寸法が、上下方向の寸法よりも大きく形成されていてもよい。
このような構成とすることにより、外周枠部が幅方向よりも上下方向に弾性変形しやすくなる。このため、荷重支持面材を幅方向よりも上下方向に弾性変形しやすい構成とすることができる。
また、本発明に係る椅子用荷重支持部材では、前記第1外周枠部と前記第2外周枠部との接合部分には、前記荷重支持面材および前記外周枠部の位置を調整する際に使用者が把持可能な操作部が設けられていてもよい。
このような構成とすることにより、使用者が操作部を把持して位置調整を行った際に、外周枠部が操作部から受ける負荷は、第1外周枠部と第2外周枠部との接合部分に作用する。この第1外周枠部と第2外周枠部との接合部分は、第1外周枠部および第2外周枠部における他の部分と比べて高強度となる。このため、使用者が操作部を把持して行う位置調整が頻繁に行われたとしても、外周枠部が操作部から受ける負荷によって損傷したり変形したりすることを防止できる。
本発明によれば、荷重を受けて弾性変形した際の変形量の許容範囲を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る椅子用荷重支持部材(ランバーサポート)が設けられた椅子の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る椅子用荷重支持部材が設けられた椅子の一例を示す他の斜視図である。 本発明の実施形態による背凭れの一部を示す斜視図である。 本発明の実施形態による背凭れの下枠材を説明する断面斜視図である。 本発明の実施形態による背凭れの分解斜視図である。 本発明の実施形態による背凭れの下部側を示す正面図である。 図6のA−A線断面図である。 図6のB−B線断面図である。 図6のC−C線断面図である。 図6のD−D線断面図である。 図6のE−E線断面図である。 (a)は本発明の実施形態による第1取付部材の正面図、(b)は(a)の側面図、(c)は(a)の背面図である。 (a)は本発明の実施形態による第2取付部材の正面図、(b)は(a)の側面図、(c)は(a)の背面図である。 図6のF−F線断面図である。 下枠材に取り付けられた第2取付部材を説明する図である。 下枠材に取り付けられた第2取付部材を説明する他の図である。 (a)はランバーサポートに荷重が作用した様子を説明する図、(b)はランバーサポートに更に荷重が作用した様子を説明する図である。
以下、本発明の実施形態による椅子用荷重支持部材について、図1乃至図17に基づいて説明する。
図1に示す椅子11は、床面12の上に設置される脚部13と、脚部13の上部に設置されたボックス状の支基14と、支基14の上部に取り付けられた座受け部材15と、座受け部材15にスライド可能に支持され着座者が着座可能な座体16と、支基14から延び座体16に着座した着座者の背中を支持可能な背凭れ1と、を有している。この椅子11の背凭れ1が有するランバーサポート4が椅子用荷重支持部材となっている。
脚部13は、キャスタ131a付きの多岐脚131と、多岐脚131の中央部より起立し昇降機構であるガススプリング(不図示)を内蔵する脚柱132と、を有している。
脚柱132の下部を構成する外筒133は、多岐脚131に回転不能に嵌合して支持されている。脚柱132の上部を構成する内筒134は、上端部に支基14を固定して支持するとともに、下部が外筒133に水平方向で回転可能に支持されている。
支基14には、脚柱132の昇降調整機構と背凭れ1の傾動調整機構が内蔵されている。
座受け部材15は、支基14の上部に取り付けられた4本のリンクアーム(不図示)と、リンクアームどうしを連結する左右一対の固定フレーム(不図示)と、を有している。
座体16は、座フレーム161と、座フレーム161に張設された面材162と、を有している。
背凭れ1は、支基に枢支される強度部材としての背凭れ支持部材21と、背凭れ支持部材の前側に支持される背凭れ本体22と、背凭れ本体22の一部をなし背凭れ本体22の外周形状を画定する背枠部材22aの内周空間に架設される面材3と、背凭れ支持部材21に取り付けられたランバーサポート4と、を有している。図1および図2以外では、面材3の図示を省略している。
ランバーサポート4は、椅子11に着座した着座者の腰にあたる位置に配置されている。本実施形態では、ランバーサポート4は、前後方向(一の方向)の前側(一方側)から後側(他方側)に向かう着座者の荷重を受けるように構成されている。
背凭れ支持部材21は、下辺部211と、側辺部212と、上辺部213と、を有している。下辺部211と側辺部212と上辺部213とは、例えばアルミ等の金属または所定の強度を有する樹脂等により一体に形成されている。
下辺部211は、支基14内の傾動調整機構に連結され、支基14の後部の左右両側からそれぞれ延びて2つ設けられている。下辺部211は、上方に向かうに従って漸次後方に向かうように傾斜している。また、下辺部211には、座体16の側方に配置される肘掛けがそれぞれ設けられている。
側辺部212は、2つの下辺部211部の上端部それぞれに連続して形成されて2つ設けられている。側辺部212は、それぞれ上方に向かうに従って漸次幅方向の外側(互いに離間する側)に向かうように傾斜している。
側辺部212の下部側は、上方に向かうに従って漸次前方に向かうように傾斜している。側辺部212の上部側は、上方に向かうに従って漸次後方に向かうように傾斜している。2つの側辺部212の上部どうしは、上辺部213によって連結されている。
背凭れ本体22は、背凭れ1の幅方向に離間して配置された一対の縦枠材221と、一対の縦枠材221の上端どうしを連結する上枠材222と、一対の縦枠材221の下端どうしを連結する下枠材223と、を有している。一対の縦枠材221、上枠材222、および下枠材223は、例えば樹脂等で一体として環状に形成され、面材3から作用する力に応じて弾性変形可能に構成されている。一対の縦枠材221、上枠材222、および下枠材223を合せて背枠部材22aとする。
一対の縦枠材221、上枠材222および下枠材223それぞれの外周縁部には、背凭れ1の内方に向かって凹む溝部224が周方向に連続して形成されている。溝部224は、面材3の外周端部が巻き込まれて、面材3を係止するように構成されている。面材3は、背凭れ本体22の前側に配置され、外周縁部近傍が背凭れ本体22の外側に回り込むようにして巻き込まれて、外周縁部が溝部224に係合している。面材3は、背凭れ1に寄りかかった着座者の荷重を受けるように構成されている。
一対の縦枠材221は、それぞれ上下方向に沿って延びている。詳細には、一対の縦枠材221は、下方に向かうに従って漸次幅方向の内側に向かうように傾斜している。図3に示すように、一対の縦枠材221(図3では一方の縦枠材221のみを示している)は、それぞれ幅方向の外側に配置され溝部224が形成された基部221aと、基部221aの後縁部から幅方向の内側に向かうに従って漸次前方に向かうように突出する突出部221bと、を有している。基部221aおよび突出部221bは、それぞれ一対の縦枠材221の長さ方向(高さ方向)全体にわたって形成されている。
図2に示すように、一対の縦枠材221それぞれの上部と下部には、それぞれ、後方に向かって延びる上部連結部225および下部連結部226が一体に形成されている。上部連結部225および下部連結部226の先端部(後端部)は、それぞれ背凭れ支持部材21の側辺部212に連結されている。
図1に示すように、上枠材222は、幅方向に延びていて幅方向の両端部が一対の縦枠材221の上端部と連結されている。上枠材222は、幅方向の中央部が両端部よりも上側に突出するように湾曲している。
下枠材223は、幅方向に延びていて幅方向の両端部が一対の縦枠材221の下端部と連結されている。下枠材223は、幅方向の中央部が両端部よりも下側に突出するように湾曲している。下枠材223は、ランバーサポート4が着脱可能に構成されている。
図3および図4に示すように、下枠材223は、下部側に配置され溝部224が形成された基部23と、基部23の後縁部から上方に向かうに従って漸次前方に向かうように突出する突出部24と、基部23と突出部24に囲まれた凹状の凹部25と、を有している。基部23、突出部24および凹部25は、それぞれ下枠材223の長さ方向(幅方向)全体にわたって形成されている。
基部23の上面23aのうち突出部24よりも前側に配置されている部分は、上側を向く面となるように形成されている。基部23に形成された溝部224は、下側かつ後側となる斜め後ろ方向に開口している。
基部23は、幅方向の両端部がそれぞれ縦枠材221の基部221aの下端部と連続していて一体に形成されている。
突出部24は、基端側(基部23側)に配置され基部23から突出する方向に沿って厚さが略均一な板状に形成された板状部26と、先端部分に配置され板状部26よりも厚さが厚く膨出する膨出部27と、を有している。基部23、板状部26および膨出部27は、一体に形成されている。
板状部26の前側かつ下側を向く面を前面26aとし、後側かつ上側を向く面を後面26bとする。板状部26の前面26aは、基部23の上面23aと連続している。
膨出部27の前面は、前側に突出するように湾曲している。
突出部24は、幅方向の両端部がそれぞれ縦枠材221の突出部221bの下端部と連続していて一体に形成されている。
凹部25は、突出部24の板状部26の前面26a、および基部23の上面23aによって形成された凹部で、前側に開口している。凹部25を形成する基部23の上面23aは、本発明の回動拘束面28を構成している。回動拘束面28については後述する。
突出部24のうちの下枠材223の幅方向の中間部に形成された部分に、後述する第1被係止部63が係止されている。突出部24のうちの幅方向の中間部で第1被係止部63が係止される部分を第1係止部24aとする。
凹部25のうちの下枠材223の幅方向の中間部に形成された部分に、後述する第2被係止部512が係止されている。凹部25のうちの幅方向の中間部で第2被係止部512が係止される部分を第2係止部25aとする。
凹部25には、第2係止部25aの両側方それぞれに壁部25b,25bが形成されている。壁部25bは、第2係止部25aに係止された第2被係止部512の幅方向の移動を規制するために設けられている。
壁部25bは、板面が略幅方向を向く板状に形成されていて、前縁部以外が凹部25の内面と連続している。壁部25bは、基部23および突出部24と一体に形成されている。
図3、図5および図6に示すように、ランバーサポート4は、椅子11(図1参照)に着座した着座者の荷重を受けるランバーサポート本体部41と、下枠材223に取り付けられてランバーサポート本体部41を支持する取付部42と、取付部42を後側から覆う背面カバー43と、を有している。
ランバーサポート本体部41は、背凭れ1の面材3の後方に沿うように配置されている。ランバーサポート本体部41は、背凭れ1の幅方向中央部に配置されるメインサポート部411と、メインサポート部411の幅方向両側から幅方向外方に向かってそれぞれ延び、ランバーサポート本体部41を昇降させる昇降操作部(操作部)412と、メインサポート部411から下方に延びて、取付部42の高さ調整部7が取り付けられるアーム部413と、を有している。これらのメインサポート部411、昇降操作部412およびアーム部413は、一体に形成されている。
メインサポート部411は、着座者の荷重を受ける荷重支持面8aを有する荷重支持面材8と、荷重支持面材8の外周縁部を支持する外周枠部9と、を有している。荷重支持面材8の荷重支持面8aは、外周枠部9よりも前側に配置されている。
荷重支持面材8は、ウレタン系エラストマなどを材料として形成され、弾性変形可能に構成されている。外周枠部9は、ナイロンなどの荷重支持面材8よりも硬質の樹脂を材料として形成され、弾性変形可能に構成されている。荷重支持面材8は、外周枠部9よりも軟質であり、弾性変形しやすく構成されている。
荷重支持面材8と外周枠部9とは、例えばインサート成形などの手段により一体に成形され、互いに離間しないように構成されている。
外周枠部9は、環状に形成されていて、内側の空部9aが前後方向に貫通する向きに配置されている。外周枠部9に対して外周枠部9の内部側(内側の空部9a側)を内側とし、外部側を外側とする。
本実施形態では、外周枠部9は、第1外周枠部91および第2外周枠部92を有している。本実施形態では、第1外周枠部91が第2外周枠部92の上側に配置されている。
第1外周枠部91は、幅方向に対称となる形状の部材で、幅方向の中央部から幅方向の両側それぞれに向かって漸次下側に向かうように延びる棒状に形成されている。第1外周枠部91は、幅方向の中央部が上側に突出するように湾曲している。第1外周枠部91は、延在方向(延びる方向)の全体にわたって湾曲していて、本発明の湾曲部(符号95で示す)が延在方向の全体にわたって形成されている。第1外周枠部91は、上下方向よりも幅方向の寸法が長くなるように形成されている。
図7乃至図10に示すように、第1外周枠部91は、延在方向の全体にわたって略同じ断面形状に形成されている。第1外周枠部91は、高さ方向(上下方向)よりも前後方向に長く形成されている。第1外周枠部91は、後端部分の下側に切欠き部911が形成され、後端部分に上側に突出する突出部912が形成されている。
第1外周枠部91の表面のうち、前面91aの下縁部と連続し切欠き部911まで後側に延びる面を内面91bとし、前面91aの上縁部と連続し突出部912まで後側に延びる面を外面91cとする。
図3、図5および図6に示すように、第2外周枠部92は、幅方向に対称となる形状の部材で、幅方向の中央部から幅方向の両側それぞれに向かって漸次上側に向かうように延びる棒状に形成されている。第2外周枠部92は、幅方向の中央部が下側に突出するように湾曲している。第2外周枠部92は、延在方向(延びる方向)の全体にわたって湾曲していて、本発明の湾曲部(符号95で示す)が延在方向の全体にわたって形成されている。第2外周枠部92は、上下方向よりも幅方向の寸法が長くなるように形成されている。
第2外周枠部92の幅方向の中央部(下端部)には、アーム部413が接続されている。
図7乃至図10に示すように、第2外周枠部92のうちのアーム部413が接続されていない部分(幅方向の両側部分)は、延在方向全体にわたって略同じ断面形状に形成されている。第2外周枠部92の幅方向の両側部分は、高さ方向よりも前後方向に長く形成されている。第2外周枠部92の幅方向の両側部分は、後端部分の上側に切欠き部921が形成され、後端部分に下側に突出する突出部922が形成されている。
第2外周枠部92のうちのアーム部413が接続される幅方向の中央部分は、高さ方向よりも前後方向に長く形成され、前面92aが前側に突出するように湾曲している。第2外周枠部92のうちのアーム部413が接続される幅方向の中央部分は、後端部分の下側にアーム部413が接続されていて、前端部分はアーム部413よりも前側に突出している。第2外周枠部92のうちのアーム部413が接続される幅方向の中央部分における幅方向の両端部近傍には、それぞれ後端部分の上側に上縁部と連続し切欠き部921まで後側に延びる面を内面92bとし、前面92aの下縁部と連続し突出部922若しくは後端部まで後側に延びる面を外面92cとする。
図3、図5および図6に示すように、第1外周枠部91の延在方向の一方側の端部913が第2外周枠部92の延在方向の一方側の端部923と角部93を形成するように交差して接続され、第1外周枠部91の延在方向の他方側の端部914が第2外周枠部92の延在方向の他方側の端部924と角部94を形成するように接続されている。
なお、第1外周枠部91と第2外周枠部92との間には互いを接続する部材が設けられていない。第1外周枠部91と第2外周枠部92とは、角部93,94以外では接続されていない。外周枠部9は、上下方向よりも幅方向の寸法が長くなるように形成されている。
第1外周枠部91と第2外周枠部92との接合部分となる角部93,94には、それぞれ昇降操作部412が接続されている。
荷重支持面材8は、外周枠部9の内側に配置され、外周端部の全周が外周枠部9と接続されている。荷重支持面材8は、外周枠部9と接続される接続部81と、接続部81の内側に配置され荷重支持面8aが形成された本体部82と、を有している。接続部81と本体部82とは一体に形成されている。
本体部82のうちの接続部81と接続されている縁部近傍を本体部外側部分821とし、本体部外側部分821よりも内側を本体部内側部分822とする。本体部82は、本体部内側部分822が本体部外側部分821よりも前側に突出するように湾曲し、凸曲面状に形成されている。
本体部82における幅方向を向く鉛直面による本体部の断面形状は、本体部内側部分822の高さ方向の中間部の一点が最前端に位置するように前側に突出している。図11に示すように、本体部82における水平面による本体部の断面形状は、本体部内側部分822が本体部外側部分821よりも前側に突出しているが、本体部内側部分822における幅方向の中央部822aが、この中央部に隣接する本体部内側部分822における幅方向の両側の部分822bよりも後側にやや凹んでいる。
接続部81は、外周枠部9の前面91a,92aに接続される前側接続部(第1接続部)811と、外周枠部9の内面91b,92bに接続される内側接続部(第2接続部)812と、外周枠部9の切欠き部911,921の内部に配置される突出部813と、外周枠部9の外面91c,92cに接続される外側接続部(第3接続部)814と、を有している。
内側接続部812は、本体部82の後縁部と連続して形成され、内側の面および外側の面が本体部82と段差なく滑らかに接続されている。
前側接続部811は、本体部82と連続して形成され、本体部82と内側接続部812との境界部分から外側に突出している。
突出部813は、内側接続部812の後端部から外側に突出するように形成されている。
外側接続部814は、前側接続部811の外側の端部から後側に延びるように前側接続部811に連続して形成されている。外側接続部814は、外周枠部9の突出部912と対向する部分は、突出部912の前面と当接している。
接続部81は、本体部82および外周枠部9と一体に成形され、本体部82および外周枠部9と互いに離間しないように構成されている。
取付部42は、下枠材223の前側に配置され下枠材223に取り付けられる第1取付部材5と、下枠材223の後側に配置され下枠材223に取り付けられる第2取付部材6と、ランバーサポート本体部41に取り付けられてランバーサポート本体部41とともに第1取付部材5および第2取付部材6に高さ調整可能に支持される高さ調整部7と、を有している。
第1取付部材5と、第2取付部材6とは、互いの幅方向の中心が一致するように前後方向に重なって配置されている。
図12に示すように、第1取付部材5は、上下方向に延びる第1基部52と、第1基部52の下縁部から後側に向かって漸次下側に向かう斜め方向に延びる第1延出部51と、を有している。
図7乃至図9に示すように、第1延出部51は、下枠材223の突出部24のうちの下枠材223の幅方向の中間部に形成された部分(第1係止部24a)の前側で凹部25のうちの下枠材223の幅方向の中間部に形成された部分(第2係止部25a)の内部に配置されている。
第1延出部51は、突出部24の膨出部27の前面および下面と当接するように配置される第1当接部511と、第1当接部511から下側に向かって漸次に後側に向かうように延びて凹部25の内部に配置される第2被係止部512と、を有している。
第2被係止部512の先端部分は、凹部25の内面と当接していて、詳しくは、凹部25を形成する突出部24の板状部26の前面26aおよび回動拘束面28(基部23の上面23a)と当接している。
回動拘束面28は、凹部25の内部に配置された第2被係止部512が膨出部27を中心として前側に回動した際の第2被係止部512の軌跡L1と交差するように形成されている。
図12に示すように、第1基部52は、上方に向かって幅方向の寸法が漸次小さくするよう形成されている。図9に示すように、第1基部52の下部側には、幅方向に間隔をあけて2つのボルト孔521が形成されている。この2つのボルト孔521には、それぞれ第1基部52と第2取付部材6の第2基部62とを接合するボルト522が挿通される。第1基部52の後面には、第2取付部材6の第2基部62の前面に形成された第2基部側当接部623と当接する第1基部側当接部523が形成されている。
第1基部52には、背面カバー43と係合される背面カバー係合部(不図示)が適宜形成されている。
図7および図12に示すように、第1基部52には、幅方向の略中央部に上下方向に延びるスリット53が形成され、このスリット53の幅方向の両側に一対のガイド壁54が形成されている。
図7に示すように、スリット53およびガイド壁54の前方には、ランバーサポート本体部41のアーム部413が配置され、スリット53およびガイド壁54の後方には高さ調整部7が配置されるように構成されている。ランバーサポート本体部41のアーム部413と、高さ調整部7とは、スリット53を介して連結されている。
図7および図12に示すように、一対のガイド壁54それぞれの後面には、幅方向の内側(幅方向に互いに近接する側)に後面が平坦面となるスライド面541が形成され、幅方向の外側(幅方向に互いに離間する側)に後方に突出するノッチ542が上下方向全体にわたって間隔をあけて複数形成されたノッチ面543が形成されている。
図12に示すように、本実施形態では、第1延出部51と第1基部52の下部側に、前後方向に貫通する分割スリット551が幅方向に間隔をあけて4つ形成されている。4つの分割スリット551は、それぞれ第1延出部51の下端部(第2被係止部512の先端部)から第1基部52の高さ方向の中間部にわたるように延びている。第1延出部51および第1基部52の下部側は、幅方向に間隔をあけて4つのスリットが形成されていることにより、幅方向に5つに分割されている。5つに分割されたそれぞれを分割アーム部552とすると、5つの分割アーム部552それぞれの第1当接部511が突出部24の膨出部27(図7乃至図9参照)の前面および下面と当接するように配置され、それぞれの第2被係止部512が凹部25(図7乃至図9参照)の内部に配置されるように構成されている。
第1延出部51と第1基部52の連続部分には、4つの分割スリット551のうちの幅方向の両端に配置された2つの分割スリット551それぞれと連続し分割スリット551の幅よりも大きく開口されたフック部用開口部553が形成されている。フック部用開口部553には、後述する第2取付部材6のフック部612(図13参照)が配置されるように構成されている。
図13に示すように、第2取付部材6は、上下方向に延びる第2基部62と、第2基部62の下縁部から後側に向かって漸次下側に向かう斜め方向に延びる第2延出部61と、を有している。
図7乃至図9に示すように、第2延出部61は、下枠材223の突出部24のうちの下枠材223の幅方向の中間部に形成された部分(第1係止部24a)の板状部26の後面26bに沿って配置されている。第2延出部61は、幅方向の中間部に形成されて突出部24の板状部26の後面26bと当接するように配置される第2当接部611と、幅方向の両端部にそれぞれ形成されて下枠材223の突出部24の膨出部27に引っ掛けられるフック部612(図11および図12参照)と、を有している。
第2当接部611およびフック部612は、それぞれの上端部が第2基部62と接続されている。第2当接部611とフック部612とは直接連結されていない。
図9に示すように、第2当接部611は、幅方向の両端部分それぞれにおいて、前端部分が突出部24の膨出部27の上面に当接していて、前端部分よりも後側の部分が突出部24の板状部26の後面26bと当接している。第2当接部611の前端部は、第1取付部材5の第1当接部511と当接している。
このため、突出部24の膨出部27は、幅方向の両端部分それぞれにおいて第1当接部511および第2当接部611に囲まれていて、突出部24の板状部26は、第1当接部511と第2当接部611とに上下から挟まれている。この状態で第1取付部材5と第2取付部材6とが接合されることで、第1当接部511および第2当接部611が突出部24に係止されるように構成されている。ここで、第1当接部511および第2当接部611の幅方向の両端部分それぞれを合せて第1被係止部63とする。
第1被係止部63には、膨出部27が嵌合する後側に開口する凹部631が形成されている。
なお、第2当接部611は、幅方向の両端部分それぞれを除いた幅方向の中央部近傍では、突出部24の板状部26の後面26bとは当接しているが、突出部24の膨出部27とは当接していない。
図13および図10に示すように、フック部612は、後側に開口する凹部612aが形成されている。フック部612は、下枠材223の前側に配置され、凹部612aに膨出部27が入り込むように突出部24の膨出部27に前側から引っ掛けられるように構成されている。下枠材223の前側に配置されたフック部612は、第1取付部材5のフック部用開口部553の内部に配置されている。
第2基部62は、ランバーサポート本体部41のアーム部413の幅寸法よりも大きく、第1取付部材5の第1基部52の幅寸法よりも小さく形成されている。第2基部62は、第1基部52よりも高さ寸法が小さく形成されている。第2基部62は、第1基部52の下部側を後側から覆うように配置される。
第2基部62の前面には、幅方向の略中央部に後側に凹んだ溝部621が高さ方向全体にわたって形成されている。溝部621は、第1基部52のスリット53およびガイド壁54の後側に配置される。
第2基部62には、第1基部52と第2基部62とを連結するボルト522が挿通されるボルト孔622が形成されている。第2基部62の前面には、第1取付部材5の第1基部52の後面に形成された第1基部側当接部523と当接する第2基部側当接部623が形成されている。なお、第1基部側当接部523と第2基部側当接部623とは、互いに平面状に形成されていてもよいし、互いに嵌合する形状に形成されていてもよい。
第2基部62には、背面カバー43と係合される背面カバー係合部(不図示)が適宜形成されている。
図7および図8に示すように、高さ調整部7は、第1取付部材5の第1基部52のスリット53およびガイド壁54と第2取付部材6の第2基部62の溝部621が形成された部分との間に設けられている。
図5、図7および図に示すように、高さ調整部7は、スライドプレート71(図5および図7参照)と、スライドプレート71の前後方向から見た外周部に接合されるポジショナー72と、を有している。
スライドプレート71は、外形が前後方向から見て上下方向に長い略長方形となるブロック状に形成されている。スライドプレート71には、ランバーサポート本体部41のアーム部413に接合されるためボルト711が挿通されるボルト孔712が形成されている。スライドプレート71は、一対のスライド面541に沿って上下方向にスライド可能に構成されている。
ポジショナー72は、前後方向に貫通する開口部721が形成された枠状に形成されている。ポジショナー72の開口部721には、スライドプレート71が嵌合するように構成されている(図14参照)。ポジショナー72とスライドプレート71とは、互いに嵌合した状態で第1取付部材5の第1基部52のスリット53およびガイド壁54と第2取付部材6の第2基部62の溝部621が形成された部分との間に配置されている。
ポジショナー72には、幅方向の両側に前側に突出する突起部722が形成されている。ポジショナー72は、一対のノッチ面543に沿って上下方向にスライド可能に構成され、突起部722がノッチ面543の複数のノッチ542にそれぞれ係合可能に構成されている。
ランバーサポート本体部41のアーム部413と高さ調整部7とは、第1基部52のスリット53およびガイド壁54を挟んで対向し、スリット53を貫通する上下一対のボルト711によって互いに連結されている。これにより、アーム部413および高さ調整部7は、スリット53に沿って上下方向にスライド移動可能となっている。高さ調整部7は、ポジショナー72の上端部がスリット53の上壁と当接することによって上側への移動が規制され、ポジショナー72の下端部がスリット53の下壁と当接することによって下側への移動が規制されている。これにより、ランバーサポート本体部41は、上下方向の移動範囲が規制されている。
高さ調整部7が移動領域の下部側に配置されている場合は、高さ調整部7の後側には第2取付部材6の第2基部62が配置され、移動領域の上部側に配置されている場合は、後側に背面カバー43が配置されている。
高さ調整部7のポジショナー72の突起部722が所望の高さのノッチ542に係合することで、アーム部413および高さ調整部7がスリット53に沿った複数段階の所望の高さ位置に固定される。このようにして、ランバーサポート本体部41を所望の高さに配置することができる。
背面カバー43は、第1基部52の背面カバー係合部および第2基部62の背面カバー係合部と係合可能な係合部(不図示)を有していて、係合部が第1基部52の背面カバー係合部および第2基部62の背面カバー係合部と係合することで、第1取付部材5および第2取付部材6に装着されるように構成されている。
ランバーサポート4を下枠材223に装着するには以下のように行う。
まず、第1取付部材5および第2取付部材6を下枠材223に取り付ける。
第1取付部材5を、下枠材223の前側に配置し、第1当接部511を下枠材223の突出部24の膨出部27に当接させるとともに、第2被係止部512を下枠材223の凹部25に挿入する。
第1取付部材5の設置と前後して、図15および図16に示すように、第2取付部材6を下枠材223の後側に配置し、第2当接部611を下枠材223の突出部24の板状部26の後面26bに当接させる。なお、図15および図16では第1取付部材5の図示を省略している。
また、第2取付部材6のフック部612を下枠材223の突出部24の膨出部27に前側から引っ掛けて、第1取付部材5のフック部用開口部553の内部に配置する。
そして、第1基部52の第1基部側当接部523と第2基部62の第2基部側当接部623とを前後方向に当接させ、第1基部52と第2基部62とボルト522で締結する。
このように第1取付部材5と第2取付部材6とが接合されると、第1取付部材5および第2取付部材6の位置が固定され、第1取付部材5および第2取付部材6が下枠材223に取り付けられた状態となる。このとき、第2被係止部512の先端部分は、基部23の上面23a(回動拘束面28)と当接している。
続いて、第1取付部材5および第2取付部材6にランバーサポート本体部41を取り付ける。
第1基部52のスリット53の前側にランバーサポート本体部41を配置し、第1基部52のスリット53の後側に、高さ調整部7を配置する。そして、スリット53を介してランバーサポート本体部41のアーム部413と高さ調整部7とをボルト711で接合する。高さ調整部7のポジショナー72の突起部722をガイド壁54のノッチ542と係合させる。
続いて、背面カバー43を設置する。第1基部52および第2基部62の後方に背面カバー43を配置し、第1基部52および第2基部62に係合させる。これにより、ランバーサポート4が背凭れ本体22に装着される。
このようにしてランバーサポート4が下枠材223に取り付けられる。
次に、着座者が背凭れに寄りかかった際のランバーサポート4の挙動について説明する。
着座者が背凭れに寄りかかると、図17(a)に示すように、まず、ランバーサポート本体部41のメインサポート部411における荷重支持面材8が面材3を介して着座者から前側から後側に向かう荷重を受ける。これにより、荷重支持面材8が後側に潰されるように弾性変形する。荷重支持面材8は、外周枠部9と一体に形成されているが、外周枠部9よりも前側に配置されているとともに、外周枠部9よりも軟質で弾性変形しやすいため、外周枠部9よりも先に荷重支持面材8が弾性変形する。
図17(b)に示すように、更にメインサポート部411に、前側から後側に向かって作用する荷重が大きくなると、荷重支持面材8が後側に向かおうとする。また、荷重支持面材8がさらに潰されて外側に広がろうとする。このため、荷重支持面材8から外周枠部9に後側および外側に向かう荷重が作用する。
これにより、外周枠部9が外側に広がるように弾性変形する。なお、外周枠部9は、後側に移動しようとするが、下側がアーム部413と接続されて前後方向の移動が規制されているため、上部側がやや後側に向かうように斜めに弾性変形する。
上述しているが、外周枠部9には、荷重支持面材8の接続部81から荷重が伝達するように構成されている。そして、接続部81の前側接続部811は、外周枠部9の前面91a,92aに接続され、内側接続部812は外周枠部9の内面91b,92bに接続され、前側接続部811および内側接続部812は、それぞれ荷重支持面8aが形成された本体部82と連続している。
このため、荷重支持面材8からの前側から後側に向かう荷重が前側接続部811を介して外周枠部9に効率的に伝達し、内側から外側に向かう荷重が内側接続部812を外周枠部9に効率的に伝達する。
外周枠部9が外側に広がるように弾性変形することにより、外周枠部9の内部が広がるため、荷重支持面材8がさらに弾性変形して潰れた状態となる。
上記のように荷重支持面8aに作用した前側からの荷重によって弾性変形したメインサポート部411には、荷重支持面材8および外周枠部9の復元力が作用する。外周枠部9の復元力は、前側および内側に向かうように作用し、荷重支持面材8の復元力は前側に向かうように作用する。この復元力によって、メインサポート部411が着座者の腰を支持するように構成されている。なお、メインサポート部411は、前側からの荷重作用しなくなると、外周枠部および荷重支持面材はそれぞれ復元され、形状が復元される。
次に、上述した本実施形態によるランバーサポート(椅子用荷重支持部材)の作用・効果について図面を用いて説明する。
本実施形態によるランバーサポート4は、荷重支持面材8が外周枠部9よりも弾性変形しやすく構成されていることにより、前側からの荷重を受けると、まず、小さい荷重で荷重支持面材8が弾性変形し、更に荷重が大きくなると、荷重支持面材8から外周枠部9に荷重が伝達し、外周枠部9が弾性変形することになる。外周枠部9に伝達する荷重は、荷重支持面材8が弾性変形する方向の荷重となるため、外周枠部9が外側かつ後側に弾性変形する。これにより、外周枠部9が荷重支持面材8の弾性変形を拘束する拘束力が弱まるため、荷重支持面材8もさらに弾性変形することができる。このように、荷重支持面材8の荷重を受けて弾性変形した際の変形量の許容範囲を向上させることができる。
また、荷重支持面材8の接続部81が、外周枠部9の前面91a,92aに接続された前側接続部811と、外周枠部9の内面91b,92bに接続された内側接続部812と、を有している。これにより、前側接続部811から外周枠部に対して前側から後側に向かって荷重が伝達しやすく、内側接続部812から外周枠部9に対して内側から外側に向かって荷重が伝達しやすい。
荷重支持面材8の弾性変形によって外周枠部9に伝達する荷重の方向は、主に前側から後側に向かう方向、および外周枠部の内側から外側に向かう方向である。このため、荷重支持面8aに着座者の荷重が作用した際に荷重支持面材8から外周枠部9に効率的に荷重を伝達することができ、外周枠部9を効率的に弾性変形させることができる。その結果、荷重支持面材8がさらに弾性変形することができて、荷重支持面材8の荷重を受けて弾性変形した際の変形量の許容範囲を向上させることができる。
また、接続部81は、外周枠部9に対して外側から接続された第3接続部814を有することにより、接続部81が外周枠部9と確実に接続され、荷重支持面材8が外周枠部9から外れることを防止できる。
また、外周枠部9は、上側に湾曲する第1外周枠部91と下側に湾曲する第2外周枠部とを有し、それぞれの端部が角部を形成するように交差して接続されている。これにより、第1外周枠部91と第2外周枠部92との接合部を起点として、第1外周枠部91および第2外周枠部92をそれぞれが互いに離間するように上下方向に弾性変形させて湾曲させることができる。これにより、外周枠部9の内部が広がり、荷重支持面材8の荷重を受けて弾性変形した際の変形量の許容範囲を向上させることができる。
また、外周枠部9は幅方向の寸法が、上下方向の寸法よりも大きく形成されていることにより、幅方向よりも上下方向に弾性変形しやすくなる。このため、荷重支持面材8を幅方向よりも上下方向に弾性変形しやすい構成とすることができる。
また、昇降操作部412は、第1外周枠部91と第2外周枠部92との接合部分に設けられていることにより、使用者が昇降操作部412を把持してランバーサポート本体部41の位置調整を行った際に、外周枠部9が昇降操作部412から受ける負荷は、第1外周枠部91と第2外周枠部92との接合部分に作用する。この第1外周枠部91と第2外周枠部92との接合部分は、第1外周枠部91および第2外周枠部92における他の部分と比べて高強度となる。このため、使用者が昇降操作部412を把持して行う位置調整が頻繁に行われたとしても、外周枠部9が昇降操作部412から受ける負荷によって損傷したり変形したりすることを防止できる。
以上、本発明による椅子用荷重支持部材の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、椅子用荷重支持部材はランバーサポート4であるが、ランバーサポート4以外のヘッドレストなどの荷重を支持する部材であってもよい。
また、上記の実施形態では、荷重支持面材8の接続部81は、外側接続部814および突出部813が設けられているが、外側接続部814および突出部813が設けられていなくてもよい。荷重支持面材8の接続部81は、少なくとも、外周枠部9に対して荷重支持面8aが荷重を受ける方向の基端側、および内側に接続されていればよい。
また、上記の実施形態では、外周枠部9が第1外周枠部91および第2外周枠部92を有し、それぞれが外側に湾曲し、延在方向の全体にわたって湾曲部95が形成されている。これに対し、第1外周枠部91および第2外周枠部92のいずれか一方のみに湾曲部95が形成されていてもよいし、両方に湾曲部95が形成されていなくてもよい。
また、第1外周枠部91に対して全体ではなく一部のみや部分的に複数個所に湾曲部95が形成されていてもよい。また、第2外周枠部92に対して全体ではなく一部のみや、部分的に複数個所に湾曲部95が形成されていてもよい。
また、外周枠部9は、円形や矩形の枠状に形成されていてもよく内側に空部が形成されていれば外形は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、外周枠部9は幅方向の寸法が、上下方向の寸法よりも大きく形成されているが、幅方向の寸法と上下方向の寸法の比率は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、昇降操作部412は、第1外周枠部91と第2外周枠部92との接合部分に設けられているが、第1外周枠部91と第2外周枠部92との接合部分以外に設けられていてもよい。また、昇降操作部412の形態は上記以外の形態であってもよい。
4 ランバーサポート(椅子用荷重支持部材)
8 荷重支持面材
8a 荷重支持面
9 外周枠部
11 椅子
41 ランバーサポート本体部
81 接続部
82 本体部
91 第1外周枠部
92 第2外周枠部
95 湾曲部
411 メインサポート部
412 昇降操作部(操作部)
811 前側接続部(第1接続部)
812 内側接続部(第2接続部)
814 外側接続部(第3接続部)

Claims (4)

  1. 椅子に取り付けられて前記椅子の着座者の一の方向の一方側から他方側に向かう荷重を受ける椅子用荷重支持部材において、
    前記一の方向の一方側に突出する凸曲面状に形成されて前記荷重を受ける荷重支持面を有する弾性変形可能な荷重支持面材と、
    前記荷重支持面材の外周縁部に沿った環状に形成されて前記荷重支持面材を支持する弾性変形可能な外周枠部と、を有し、
    前記荷重支持面材は、外周縁部に設けられて前記外周枠部と接続される接続部と、前記接続部の内側に前記接続部と連続して設けられて前記荷重支持面が形成された本体部と、を有するとともに、前記外周枠部よりも弾性変形しやすく構成され、
    前記接続部は、前記外周枠部に対して前記一の方向の一方側から接続された第1接続部と、前記外周枠部に対して内側から接続された第2接続部と、を有し、
    前記接続部は、前記外周枠部に対して外側から接続された第3接続部を有することを特徴とする椅子用荷重支持部材。
  2. 椅子に取り付けられて前記椅子の着座者の一の方向の一方側から他方側に向かう荷重を受ける椅子用荷重支持部材において、
    前記一の方向の一方側に突出する凸曲面状に形成されて前記荷重を受ける荷重支持面を有する弾性変形可能な荷重支持面材と、
    前記荷重支持面材の外周縁部に沿った環状に形成されて前記荷重支持面材を支持する弾性変形可能な外周枠部と、を有し、
    前記荷重支持面材は、外周縁部に設けられて前記外周枠部と接続される接続部と、前記接続部の内側に前記接続部と連続して設けられて前記荷重支持面が形成された本体部と、を有するとともに、前記外周枠部よりも弾性変形しやすく構成され、
    前記接続部は、前記外周枠部に対して前記一の方向の一方側から接続された第1接続部と、前記外周枠部に対して内側から接続された第2接続部と、を有し、
    前記外周枠部は、少なくとも一部に外側に湾曲する湾曲部を有し、
    前記外周枠部は、前記荷重支持面材の外周縁部の一部に沿って延びる第1外周枠部と、前記荷重支持面材の外周縁部の前記一部以外に沿って延びる第2外周枠部と、を更に有し、
    前記第1外周枠部の一方の端部と前記第2外周枠部の一方の端部とが交差するように接合され、
    前記第1外周枠部の他方の端部と前記第2外周枠部の他方の端部とが交差するように接合され、
    前記第1外周枠部は、前記第2外周枠部と離間する側に湾曲する前記湾曲部を有し、
    前記第2外周枠部は、前記第1外周枠部と離間する側に湾曲する前記湾曲部を有することを特徴とする椅子用荷重支持部材。
  3. 前記外周枠部は、一の方向に直交する水平方向となる幅方向の寸法が、上下方向の寸法よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項2に記載の椅子用荷重支持部材。
  4. 前記第1外周枠部と前記第2外周枠部との接合部分には、前記荷重支持面材および前記外周枠部の位置を調整する際に使用者が把持可能な操作部が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の椅子用荷重支持部材。
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