JP6927200B2 - コンテナ型電池 - Google Patents

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Description

本発明は、コンテナ型電池に関し、特にコンテナ型のレドックスフロー電池に関する。
従前から、レドックスフロー電池が広く知られている。レドックスフロー電池は、電解液中のイオンの価数変化を利用して、放電及び蓄電を行う二次電池である。従前のレドックスフロー電池は、プラント型であった。
プラント型のレドックスフロー電池においては、電解液を貯留するタンクと電解液中のイオンを酸化還元することにより放電及び蓄電を行うセルとが、別々に配置されている(例えば、特許文献1)。
特開2013−37814号公報
プラント型のレドックスフロー電池は、設置場所においてタンク、セル等を組み立てる必要がある。そのため、プラント型のレドックスフロー電池は、設置の際の工事等が煩雑である。さらに、プランド型のレドックスフロー電池は、タンク、セル等が別々に構成されているため、設置面積が大きくなる。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、容易に設置でき、設置面積を小さくすることができる電池を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る電池は、価数の変化するイオンを含有する電解液が貯留される複数のタンクと、電解液を酸化還元することにより充放電を行うセルと、複数のタンクとセルとを接続する配管と、電解液を複数のタンクとセルの間で配管を介して循環させるポンプとを有している。本発明の一実施形態に係る電池は、複数のタンクと、セルと、配管と、ポンプとを格納するコンテナとを有している。コンテナは、底面と、側面と、上面とを有している。
上記によれば、本発明の一態様に係る電池は、設置が容易で設置面積を小さくすることができる。
第1の実施形態に係る電池の模式図である。 第1の実施形態に係る電池の外観図である。 第1の実施形態に係る電池の内部構造の上面図である。 第1の実施形態の変形例に係る電池の内部構造の上面図である。 第1の実施形態に係る電池の内部構造の側面図である。 第2の実施形態に係る電池の上面図である。 第2の実施形態に係る電池のタンク周辺における断面図である。 第3の実施形態に係る電池の上面図である。 第3の実施形態に係る電池の側面図である。 第3の実施形態に係る電池のタンク周辺における断面図である。 第4の実施形態に係る電池の内部構造の上面図である。 第4の実施形態に係る電池においてセルを増設する場合の配管の接続状態を示す上面図である。 第4の実施形態に係る電池においてタンクを増設する場合の配管の接続状態を示す上面図である。
最初に本発明の実施形態を列記して説明する。
(1)本発明の一実施形態に係る電池は、価数の変化するイオンを含有する電解液が貯留される複数のタンクと、電解液を酸化還元することにより充放電を行うセルと、複数のタンクとセルとを接続する配管と、電解液を複数のタンクとセルの間で配管を介して循環させるポンプとを有している。本発明の一実施形態に係る電池は、複数のタンクと、セルと、配管と、ポンプとを格納するコンテナとを有している。コンテナは、底面と、側面と、上面とを有している。
かかる構成によると、容易に設置でき、設置面積を小さくすることができる。
(2)(1)において、コンテナは、幅方向と長手方向とを有しており、複数のタンクの各々は、幅方向に沿って並ぶように配置されていてもよい。
かかる構成によると、コンテナ内の空間のデッドスペースを減らすことができる。すなわち、コンテナのさらなる小型化又はタンクの大容量化が可能となる。
(3)(2)の電池は、電解液を冷却する冷却部を有し、複数のタンクは、長手方向において、冷却部とセルの間に配置されるようにしてもよい。
かかる構成によると、配管のメンテナンスを容易に行うことが可能となる。
(4)(2)の電池は、電解液を冷却する冷却部を有し、冷却部は、長手方向において、複数のタンクとセルとの間に配置されるようにしてもよい。
かかる構成によると、セルと冷却部のメンテナンスを容易に行うことが可能となる。
(5)(2)の電池は、電解液を冷却する冷却部を有し、セルは、長手方向において、複数のタンクと前記冷却部との間に配置されてるようにしてもよい。
かかる構成によると、配管のメンテナンスを容易に行うことが可能となる。
(6)(1)〜(5)の電池は、弁入口と弁出口とを含み、弁出口側から弁入口側への気体の流入を遮断する弁を有しており、弁入口は、複数のタンクのうちの少なくとも1つのタンク内部と連通しているようにしてもよい。
かかる構成によると、温度上昇等に伴うタンクの内圧の上昇を抑制することが可能となる。
(7)(6)において、弁の弁出口は、コンテナの外部と連通していてもよい。
かかる構成により、タンクの破損を防止するとともに、タンク内部から弁を介して放出された気体がコンテナ内部に充満することを防止できる。
(8)(6)において、コンテナは、コンテナの内部とコンテナの外部とを連通する孔を有しており、コンテナの内部から孔を通ってコンテナの外部に向かう気流を生み出す換気部を有していてもよい。
かかる構成により、タンクの破損を防止するとともに、タンク内部から弁を介して放出された気体がコンテナ内部に充満することを防止できる。
(9)(1)〜(8)の電池は、配管から分岐しており、コンテナの外部に配置された増設用タンクに接続可能なタンク増設用配管をさらに備えていてもよい。
かかる構成により、複数の電池のセルが相互に連結される。すなわち、かかる構成により、電池から発生可能な電力を増加させることが可能となる。
(10)(1)〜(9)の電池は、配管から分岐しており、コンテナの外部に配置された増設用セルに接続可能なセル増設用配管をさらに備えていてもよい。
かかる構成により、複数の電池のタンクが相互に連結される。すなわち、かかる構成により、電池が貯蔵できる電力容量を増加させることが可能となる。
(11)(1)〜(10)において、コンテナは、側面と上面とから構成される蓋部を有しており、蓋部は、底面と分離可能としてもよい。
かかる構成により、設置場所においてメンテナンスを行うことが可能となる。
(12)(1)〜(11)において、コンテナは、底面から上面に向かう方向である高さ方向に向かって延びるガイド部材を有していてもよい。
かかる構成により、コンテナから蓋部を取り外す際に、蓋部がコンテナ内部のセル等に接触することによるセル等の破損を防止することが可能となる。
(13)(1)〜(12)において、複数のタンクは、側面及び上面のうち、少なくともいずれか一方との間に間隙を含むように配置されていてもよい。
かかる構成により、コンテナ内部の通気性を向上させることが可能となる。
(14)(1)〜(13)において、コンテナは、側面上のセルに対応する位置及び側面上のポンプに対応する位置の少なくとも一方が開閉可能となっていてもよい。
かかる構成により、セル、ポンプのメンテナンスが容易となる。
以下に、本発明の実施形態の詳細を図面を参照して説明する。なお、各図中同一または相当部分には同一符号を付している。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(第1の実施形態)
以下に、第1の実施形態に係る電池の構成の概略を説明する。
図1は、第1の実施形態に係る電池の構成を示す模式図である。図1に示すように、第1の実施形態に係る電池は、セル1と、タンク2と、配管3と、ポンプ4と、コンテナ5(図2参照)とを有している。第1の実施形態に係る電池は、さらに、冷却部6(図3参照)を有していてもよい。第1の実施形態に係る電池には、交流直流変換機7と制御盤8とが接続されている。
セル1は、電極11を有している。電極11は、陽極11a及び陰極11bとを有している。陽極11a及び陰極11bには、例えばカーボンフェルトが用いられる。
また、セル1は、隔膜12を有している。隔膜12は、セル1を陽極11a側と陰極11b側とに分離している。隔膜12は、価数の変化する金属イオンは透過させないが、電解液の電気的中性を保つためのイオンは透過させるイオン透過膜である。
セル1内には、電解液13が貯留されている。電解液13は、陽極用電解液13aと陰極用電解液13bとを有している。陽極用電解液13aは、セル1の陽極11a側を循環する。陰極用電解液13bは、セル1の陰極11b側を循環する。
電解液13は、価数の変化する金属イオンを含有している。陽極用電解液13aに含有されている価数の変化する金属イオンは、例えば4価のバナジウムイオン(V4+)である。陰極用電解液13bに含有されている価数の変化する金属イオンは、例えば3価のバナジウムイオン(V3+)である。
電解液13は、電解液の電気的中性を保つためのイオンを含有している。電解液13の電気的中性を保つためのイオンは、例えば水素イオン(H)である。
タンク2は、複数のタンクを有している。例えば、タンク2は、陽極用タンク2aと陰極用タンク2bとを有している。陽極用タンク2aは、陽極用電解液13aを貯留する。陰極用タンク2bは、陰極用電解液13bが貯留する。陽極用タンク2a及び陰極用タンク2bは、電解液13に対して耐食性を有していることが好ましい。例えば、陽極用タンク2a及び陰極用タンク2bには、ポリエチレン、ゴム等が用いられる。
配管3は、第1の配管3aと、第2の配管3bと、第3の配管3cとを有している。第1の配管3aは、セル1とタンク2とを連結している。第2の配管3bは、セル1とポンプ4とを連結している。第3の配管3cは、タンク2とポンプ4とを連結している。配管3は、電解液に対して耐食性を有していることが好ましい。例えば、配管3には、ポリエチレン等が用いられる。
ポンプ4は、セル1とタンク2の間で、配管3を介して、電解液13を循環させる。ポンプ4は、電解液13を、例えばセル1、第1の配管3a、タンク2、第3の配管3c、第2の配管3b、の順序で循環させる。ポンプ4としては、例えば循環ポンプが用いられる。
冷却部6は、電解液を冷却するために設けられている。冷却部6は、第2の配管3b上に設けられている。但し、冷却部6が配置される位置はこれに限られるものではない。冷却部6は、例えば第1の配管3a又は第3の配管3c上に設けられていてもよい。冷却部6は、例えば水冷型又は空冷型の熱交換器である。
図2は、第1の実施形態に係る電池の外観図である。図2に示すように、コンテナ5は、底面51と、側面52と、上面53とを有している。コンテナ5の構造の詳細は、後述する。
セル1と、タンク2と、配管3と、ポンプ4と、冷却部6は、コンテナ5内に格納されている。セル1と、タンク2と、配管3と、ポンプ4と、冷却部6は、底面51上に配置されている。セル1、タンク2、配管3、ポンプ4及び冷却部6の、底面51上における配置の詳細については、後述する。
交流直流変換機7と制御盤8は、好ましくは、コンテナ5外部に配置される。交流直流変換機7は、発電設備Pからの交流を直流に変換してセルに供給する。交流直流変換機7は、セル1からの直流を交流に変換して負荷Lに供給する。制御盤8は、ポンプ4、交流直流変換機7等の制御を行う。
以下に、第1の実施形態に係る電池の内部配置について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る電池の内部配置を示す上面図である。図3に示すように、底面51は、長辺51aと短辺51bとを有している。以下、長辺51aに平行な方向を長手方向、短辺51bに平行な方向を幅方向、長辺51a及び短辺51bに垂直な方向を高さ方向とする。
セル1と、タンク2と、配管3と、ポンプ4と、冷却部6は底面51上に配置されている。陽極用タンク2aと陰極用タンク2bは、好ましくは、幅方向に沿って並ぶように配置されている。タンク2は、好ましくは、側面52及び上面53のうち、少なくともいずれか一方との間に隙間が空くように配置されている。
タンク2は、好ましくは、長手方向において、セル1と冷却部6の間に配置されている。ポンプ4は、冷却部6の周辺に配置されている。この場合、第2の配管3bは、タンク2と側面52の間を通過している。
但し、セル1、タンク2、ポンプ4、及び冷却部6の配置はこれに限られるものではない。図4は、第1の実施形態の変形例に係る電池の内部配置を示す上面図である。図4(A)に示すように、冷却部6及びポンプ4を、長手方向において、セル1とタンク2との間に配置するようにしてもよい。また、図4(B)に示すように、セル1を、長手方向において、タンク2と冷却部6との間に配置するようにしてもよい。
図5は、第1の実施形態に係る電池の内部構造の側面図である。図5に示すように、底面51上には、ガイド部材51cが設けられていてもよい。ガイド部材51cは、底面51から、高さ方向に向かって延設されている。ガイド部材51cは、図4に示すように、底面51の四隅に設けられている。
以下に、第1の実施形態に係る電池におけるコンテナ5の構造を説明する。
上記のとおり、コンテナ5は、底面51と、側面52と、上面53とを有している。側面52及び上面53は、蓋部54を構成している。蓋部54は、底面51に連結されている。
蓋部54と底面51は、分離可能とされていてもよい。蓋部54には、吊金具55が設けられていてもよい。吊金具55は、上面53の四隅近傍に設けられることが好ましい。この場合、吊金具55にワイヤを通すとともに、ワイヤをクレーン等を用いて引き上げることにより、蓋部54を底面51から分離することができる。
側面52には、扉56が設けられていてもよい。扉56上において、側面52は開閉可能となっている。扉56は、好ましくは、コンテナ5内のセル1、ポンプ4及び冷却部6のうち少なくともいずれか一つと対応する位置に設けられる。
以下に、第1の実施形態に係る電池の動作について説明する。
まず、充電時の動作について説明する。発電設備Pから、変電設備C及び交流直流変換機7を介して、陽極11aに正の電位が供給される。これにより、陽極用電解液13aに含有されている4価のバナジウムイオンは、陽極11aにおいて酸化反応を受ける。すなわち、陽極用電解液13aに含有されている4価のバナジウムイオンは、5価のバナジウムイオンになる。
ポンプ4が動作することにより、陽極用タンク2aから、配管3を介して、4価のバナジウムイオンを多く含有する陽極用電解液13aが、セル1の陽極11a側に供給される。これに伴い、同様の酸化反応が繰り返される。これにより、陽極用電解液13aに含まれる5価のバナジウムイオンの比率が上昇する。
発電設備Pから、交流直流変換機7を介して、陰極11bに負の電位が供給される。この負電位により、陰極用電解液13bに含有されている3価のバナジウムイオンは、陰極11bにおいて還元反応を受ける。すなわち、陰極用電解液13bに含有されている3価のバナジウムイオンは、2価のバナジウムイオンになる。
ポンプ4の動作により、陰極用タンク2bから、配管3を介して、3価のバナジウムイオンを多く含有する陰極用電解液13bが、セル1の陰極11b側に供給される。これに伴い、同様の還元反応が繰り返される。これにより、陰極用電解液13bに含まれる2価のバナジウムイオンの比率が上昇する。
このような酸化還元反応に伴い、陽極用電解液13a中の水素イオンが、隔膜12を介して、セル1中を陽極11a側から陰極11b側に移動する。これにより、電解液の電気的中性が維持される。以上により、電気エネルギーが電解液13に蓄積されることになる。
次に、放電時の動作について説明する。セル1の陽極11a側において、陽極用電解液13aに含まれる5価のバナジウムイオンは、還元により、4価のバナジウムイオンに戻る。他方、セル1の陰極11b側において、陰極用電解液13bに含まれる2価のバナジウムイオンは、酸化により3価のバナジウムイオンに戻る。このような酸化還元反応に伴い、陰極用電解液13bに含まれる水素イオンが隔膜12を介してセル1中を陰極11b側から陽極11a側に移動する。これらにより、陽極11aと陰極11bの間に起電力が生じる。この起電力により、変電設備C及び交流直流変換機7を介して負荷Lに電力が供給される。
ポンプ4の動作により、5価のバナジウムイオンを多く含有する陽極用電解液13a及び2価のバナジウムイオンを多く含有する陰極用電解液13bが、タンク2からセル1に配管3を介して供給される。これに伴い、同様の反応が繰り返される。これにより、負荷Lに対する電力の供給が継続される。
上記のような酸化還元反応により、電解液の温度が上昇する。かかる電解液の温度上昇は、電解液13を冷却部6により冷却することにより、抑制される。
以下に、第1の実施形態に係る電池の効果について説明する。
従前のレドックスフロー電池は、タンクと、セル等が別々に配置されていた。そのため、従前のレドックスフロー電池は、設置場所において、タンクとセル等を組み立てる必要があった。すなわち、従前のレドックスフロー電池は設置工事が煩雑であった。
他方、第1の実施形態に係る電池は、セル1と、タンク2と、配管3と、ポンプ4とが、コンテナ5に格納されている。そのため、第1の実施形態に係る電池は、工場等で組み立てを行った後に、設置場所に搬送するだけで設置することができる。すなわち、第1の実施形態に係る電池は、容易に設置をすることができる。
また、従前のレドックスフロー電池は、タンク2とセル1等が別々に配置されているため、設置面積が広くなる。他方、第1の実施形態に係る電池は、セル1と、タンク2と、配管3と、ポンプ4とがコンテナ5内に格納されているため、その設置面積は、コンテナ5の大きさと同程度となる。すなわち、第1の実施形態に係る電池は、設置面積を小さくすることができる。以上のように、第1の実施形態に係る電池は、設置が容易で設置面積を小さい。
第1の実施形態において、複数のタンク、例えば陽極用タンク2a及び陰極用タンク2bが、コンテナ5中において、コンテナ5の幅方向に沿って並べられている場合、コンテナ5内の空間のデッドスペースを減らすことができる。そのため、かかる構成によると、コンテナ5のさらなる小型化が可能となる。換言すれば、タンク2のさらなる大容量化が可能となる。
第1の実施形態において、タンク2が、長手方向においてセル1と冷却部6の間に配置されている場合、配管3のメンテナンスを容易になる。また、第1の実施形態において、冷却部6及びポンプ4が、長手方向においてセル1とタンク2との間に配置されている場合、冷却部6及びポンプ4のメンテナンスを容易になる。さらに、第1の実施形態において、セル1が、長手方向においてタンク2と冷却部6との間に配置されている場合、配管3のメンテナンスを容易になる。
第1の実施形態において、蓋部54が底面51と分離可能とされている場合、蓋部54をクレーン等で吊り上げることにより、設置場所においてメンテナンスを容易に行うことが可能となる。また、この場合において、ガイド部材51cが設けられている場合、蓋部54を吊り上げる際に蓋部54がセル1等に接触することに伴う損傷を防止することが可能となる。
第1の実施形態において、コンテナ5の側面52上におけるセル1、ポンプ4に対応する位置が開閉可能とされている場合、かかる開閉可能な部分からコンテナ5内部に設置されたセル1、ポンプ4にアクセスすることが可能になる。そのため、メンテナンスが容易となる。
(第2の実施形態)
以下に、第2の実施形態に係る電池の構造について説明する。ここでは、第1の実施形態と異なる点について主に説明する。
第2の実施形態に係る電池は、第1の実施形態に係る電池と同様、セル1と、タンク2と、配管3と、ポンプ4と、コンテナ5と、冷却部6とを有している。しかし、第2の実施形態に係る電池のコンテナ5は、第1の実施形態に係る電池と異なり、孔57を有している。また、第2の実施形態に係る電池は、第1の実施形態に係る電池と異なり、弁21をさらに有している。
図6は、第2の実施形態に係る電池の上面図である。図6に示すように、第2の実施形態に係る電池のコンテナ5は、孔57を有している。好ましくは、孔57は、コンテナ5の上面53に設けられている。
図7は、第2の実施形態に係る電池のタンク2周辺における断面図である。図7に示すように、第2の実施形態に係る電池は弁21を有している。弁21は、例えば水封弁等の圧力弁である。弁21は、弁入口21a側から弁出口21b側へは気体が流出可能に構成されているが、弁出口21b側から弁入口21a側へは気体が流入できないように構成されている。弁21は、弁入口21aと、弁出口21bとを有している。弁入口21aは、タンク2の内部と連通している。なお、弁入口21aは、陽極用タンク2a及び陰極用タンク2bのうちの少なくとも1つの内部と連通していればよい。弁出口21bは、孔57と連通している。これにより、弁出口21bは、コンテナ5の外部と連通している。
弁21は、弁本体21cと、入口側配管21dと、出口側配管21eとを有している。入口側配管21dの一方端は、弁入口21aを構成している。出口側配管21eの一方端は、弁出口21bを構成している。弁本体21cには、液体が含まれている。弁本体21c中の液体は、例えば水である。入口側配管21dの他方端は、弁本体21c中の液体に浸漬されている。出口側配管21eの他方端は、弁本体21c中の液体に浸漬されていない。そのため、かかる構成により、弁21は、弁入口21a側から弁出口21b側へは気体が流出可能であるが、弁出口21b側から弁入口21a側へは気体が流入できない。
以下に、第2の実施形態に係る電池の動作について説明する。
第2の実施形態に係る電池において、タンク2の内部には、電解液13が貯留されているとともに気体も存在している。タンク2の内部の温度が上昇した場合には、タンク2の内部の気体が膨張する。上記のとおり、弁21は、弁入口21a側から弁出口21b側へは気体が流出可能となっている。そのため、タンク2の内部で膨張した気体は、弁21及び孔57を介して、コンテナ5の外部に放出される。
他方、上記のとおり、弁21は、弁出口21b側から弁入口21a側へは気体が流入できないようになっている。そのため、コンテナ5の外部からタンク2の内部に好ましくない気体が流入することはない。
以下に、第2の実施形態に係る電池の効果について説明する。
タンク2に弁21が設けられていない場合、タンク2の内部の温度が上昇することに伴い、タンク2内部の圧力が上昇する。これにより、タンク2に破損が生じるおそれがある。
しかし、第2の実施形態に係る電池においては、タンク2に弁21が設けられている。さらに、弁21の弁出口21bが、コンテナ5に設けられた孔57に連通している。これにより、タンク2内部の温度が上昇することに伴い、タンク2内部の気体がコンテナ5の外部へと放出されることになる。そのため、タンク2内部の温度が上昇したとしても、タンク2内部の圧力上昇が抑制される。その結果、タンク2の破損が抑制される。また、第2の実施形態に係る電池においては、弁出口21bがコンテナ5の外部と連通しているため、タンク2内部の気体がコンテナ5の内部に充満してしまうことを抑制することができる。
(第3の実施形態)
以下に、第3の実施形態に係る電池の構造について説明する。ここでは、第1の実施形態と異なる点について主に説明する。
第3の実施形態に係る電池は、第1の実施形態に係る電池と同様、セル1と、タンク2と、配管3と、ポンプ4と、コンテナ5と、冷却部6とを有している。しかし、第3の実施形態に係る電池のコンテナ5は、第1の実施形態に係る電池と異なり、孔57と換気部58とを有している。また、第3の実施形態に係る電池は、第1の実施形態に係る電池と異なり、弁21をさらに有している。なお、図示していないが、雨水等のコンテナ5の内部への侵入を防止するため、孔57上には、適宜雨除けなどが設けられていてもよい。
図8は、第3の実施形態に係る電池の上面図である。図9は、第3の実施形態に係る電池の側面図である。図8及び図9に示すように、第3の実施形態に係る電池のコンテナ5は、孔57と換気部58とを有している。換気部58は、例えば換気扇である。孔57は、好ましくは、コンテナ5の上面53に設けられている。換気部58は、好ましくはコンテナ5の側面52に設けられている。
図10は、第3の実施形態に係る電池のタンク2周辺における断面図である。図10に示すように、第3の実施形態に係る電池のタンク2は、弁21を有している。弁21の弁入口21aは、陽極用タンク2a及び陰極用タンク2bのうちの少なくとも1つの内部と連通している。しかしながら、弁21の弁出口21bは、第2の実施形態に係る電池と異なり、孔57と連通していない。なお、弁21は、第2の実施形態に係る電池と同様、弁入口21a側から弁出口21b側へは気体が流出可能であるが、弁出口21b側から弁入口21a側へは気体が流入できない弁であればよい。好ましくは、弁21は、水封弁等の圧力弁である。
以下に、第3の実施形態に係る電池の動作について説明する。
第3の実施形態に係る電池において、タンク2の内部には、電解液13が貯留されているとともに気体も存在している。タンク2の内部の温度が上昇した場合には、タンク2内部の気体が膨張する。上記のとおり、弁21は、弁入口21a側から弁出口21b側へは気体が流出可能となっている。そのため、タンク2の内部で膨張した気体は、弁21を介して、コンテナ5の内部に放出される。
第3の実施形態に係る電池においては、コンテナ5が孔57及び換気部58を有している。そのため、コンテナ5の内部では、孔57から換気部58を経由してコンテナ5の外部へ向かう気流が生じる。その結果、弁21を介してタンク2の内部からコンテナ5の内部に放出された気体は、コンテナ5の外部に運ばれる。
以下に、第3の実施形態に係る電池の効果について説明する。
タンク2に弁21が設けられていない場合、タンク2の内部の温度が上昇することに伴い、タンク2内部の圧力が上昇する。これにより、タンク2に破損が生じるおそれがある。
しかしながら、第3の実施形態に係る電池においては、タンク2に弁21が設けられている。さらに、コンテナ5には、孔57及び換気部58が設けられている。これにより、タンク2内部の温度が上昇することに伴い、タンク2内部の気体がコンテナ5の内部へ放出されるとともに、コンテナ5内部に放出された気体は、換気部58を介してコンテナ5外部へ放出される。そのため、タンク2内部の温度が上昇したとしても、タンク2内部の圧力上昇が抑制される。その結果、タンク2が破損すること及びタンク2から放出された気体がコンテナ5の内部に充満することが抑制される。
(第4の実施形態)
以下に、第4の実施形態に係る電池の構造について説明する。ここでは、第1の実施形態と異なる点について主に説明する。
第4の実施形態に係る電池は、第1の実施形態に係る電池と同様、セル1と、タンク2と、配管3と、ポンプ4と、コンテナ5と、冷却部6とを有している。しかし、第4の実施形態に係る電池のは、第1の実施形態に係る電池と異なり、増設用配管31を有している。増設用配管31により、第4の実施形態に係る電池の電解液13は、第4の実施形態に係る電池の外部に配置された増設用セル14及び/又は増設用タンク22に供給されるようになっている。
図11は、第4の実施形態に係る電池の内部構造の上面図である。図11に示すように、増設用配管31は、例えば第1の増設用配管31aと、第2の増設用配管31bと、第3の増設用配管31cと、第4の増設用配管31dとを有している。
第1の増設用配管31aは、第1の配管3aからコンテナ5の外部に向かって分岐している。すなわち、第1の増設用配管31aの一方端は、第1の配管3aに接続されている。また、第1の増設用配管31aの他方端は、コンテナ5の側面52に接続されている。
第2の増設用配管31bは、第2の配管3bからコンテナ5の外部に向かって分岐している。すなわち、第2の増設用配管31bの一方端は、第2の配管3bに接続されている。また、第2の増設用配管31bの他方端は、コンテナ5の側面52に接続されている。
第3の増設用配管31cは、第3の配管3cからコンテナ5の外部に向かって分岐している。すなわち、第3の増設用配管31cの一方端は、第3の配管3cに接続されている。また、第3の増設用配管31cの他方端は、コンテナ5の側面52に接続されている。
第4の増設用配管31dは、タンク2からコンテナ5の外部に向かって延びている。すなわち、第4の増設用配管31dの一方端は、タンク2に接続されている。また、第4の増設用配管31dの他方端は、コンテナ5の側面52に接続されている。
第1の増設用配管31a及び第2の増設用配管31bは、セル増設用配管を構成している。第3の増設用配管31c及び第4の増設用配管31dは、タンク増設用配管を構成している。なお、上記の構成は、増設用配管31の1例であり、これに限られるものではない。
第4の実施形態に係る電池は、バルブ32を含んでいる。バルブ32は、第1の増設用配管31a、第2の増設用配管31b、第3の増設用配管31c及び第4の増設用配管31dの他方端側に設けられている。また、バルブ32は、第3の配管3cと第3の増設用配管31cとが連結している部分とタンク2との間にも設けられている。なお、図11に図示されていないが、第4の実施形態に係る電池は、配管3と増設用配管31とが接続されている部分の前後においては、逆止弁等の流路を適切に設定するための構成が設けられていてもよい。
以下に、第4の実施形態に係る実施形態の動作について説明する。
まず、第4の実施形態に係る電池を単独で使用する場合について説明する。この場合には、バルブ32が全て閉じられている。そのため、この場合には、第4の実施形態に係る電池は、第1の実施形態に係る電池と同様に動作する。
次に、第4の実施形態に係る電池のセル1を増設する場合について説明する。この場合、第1の増設用配管31a及び第2の増設用配管31bに設けられたバルブ32は開けられた状態とされる。他方、第3の増設用配管31c及び第4の増設用配管31dに設けられたバルブ32は閉じられた状態とされる。
図12は、第4の実施形態に係る電池において増設用セル14を増設する場合の配管3の接続状態を示す上面図である。図12に示すように、第4の実施形態に係る電池は、その第1の増設用配管31a及び第2の増設用配管31bの他方端が、増設用セル14に接続している。
上記のような接続がなされている場合、第4の実施形態に係る電池のタンク2中の電解液13は、第4の実施形態に係る電池のセル1及び増設用セル14の双方に供給される。
続いて、第4の実施形態に係る電池のタンク2を増設する場合について説明する。この場合、第1の増設用配管31a及び第2の増設用配管31bに設けられたバルブ32は閉じられた状態とされる。また、この際、第3の配管3cと第3の増設用配管31cとが連結している部分とタンク2との間に設けられているバルブ32を閉じることにより、電解液13がタンク2と増設用タンク22(図13参照)との間で直列に循環されるようにしてもよい。他方、第3の増設用配管31c及び第4の増設用配管31dに設けられたバルブ32は開けられた状態とされる。
図13は、第4の実施形態に係る電池においてタンク2を増設する場合の配管3の接続状態を示す上面図である。図13に示すように、第4の実施形態に係る電池は、その第3の増設用配管31c及び第4の増設用配管31dの他方端が、増設用タンク22に接続している。
上記のような接続がなされている場合、第4の実施形態に係る電池のタンク2中の電解液13及び増設用タンク22中の電解液13の双方が、セル1に供給されることになる。
上記の配管及びバルブの構成並びにその接続方法は例示である。上記配管及びバルブの構成並びにその接続方法は、2つ以上の電池の間で、セル1及び/又はタンク2を増設可能なものであればよい。
以下に、第4の実施形態に係る効果について説明する。
第4の実施形態に係る電池は、増設用配管31を有している。そのため、第4の実施形態に係る電池の電解液13は、増設用セル14及び/又は増設用タンク22に供給されるようになっている。これにより、第4の実施形態に係る電池は、電池から供給可能な電力及び/又は電池の電力容量を増加させることが可能となる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなく請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 セル、11 電極、11a 陽極、11b 陰極、12 隔膜、13 電解液、13a 陽極用電解液、13b 陰極用電解液、14 増設用セル、2 タンク、2a 陽極用タンク、2b 陰極用タンク、21 弁、21a 弁入口、21b 弁出口、21c 弁本体、21d 入口側配管、21e 出口側配管、22 増設用タンク、3 配管、3a 第1の配管、3b 第2の配管、3c 第3の配管、31 増設用配管、31a 第1の増設用配管、31b 第2の増設用配管、31c 第3の増設用配管、31d 第4の増設用配管、32 バルブ、4 ポンプ、5 コンテナ、51 底面、51a 長辺、51b 短辺、51c ガイド部材、52 側面、53 上面、54 蓋部、55 吊金具、56 扉、57 孔、58 換気部、6 冷却部、7 交流直流変換機、8 制御盤、C 変電設備、L 負荷、P 発電設備。

Claims (6)

  1. 価数の変化するイオンを含有する電解液が貯留される複数のタンクと、
    前記電解液を酸化還元することにより充放電を行うセルと、
    前記複数のタンクと前記セルとを接続する配管と、
    前記電解液を前記複数のタンクと前記セルの間で、前記配管を介して循環させるポンプと、
    底面と、側面と、上面とを有し、前記複数のタンクと、前記セルと、前記配管と、前記ポンプとが格納されるコンテナと、
    弁入口と弁出口とを含み、前記弁出口側から前記弁入口側への気体の流入を遮断する弁と、
    換気部とを備えており、
    前記弁入口は、前記複数のタンクのうちの少なくとも1つのタンクの内部と連通しており、
    前記コンテナは、前記コンテナの前記内部と前記コンテナの外部とを連通する孔を有しており、
    前記換気部は、前記コンテナの前記内部から前記孔を通って前記コンテナの外部に向かう気流を生み出す、電池。
  2. 前記コンテナは、幅方向と長手方向とを有しており、
    前記複数のタンクの各々は、前記幅方向に沿って並ぶように配置されている、請求項1に記載の電池。
  3. 前記コンテナは、前記側面と前記上面とから構成される蓋部を有しており、
    前記蓋部は、前記底面と分離可能である、請求項1又は請求項2に記載の電池。
  4. 前記コンテナは、前記底面から前記上面に向かう方向に向かって延びるガイド部材を有している、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電池。
  5. 前記複数のタンクは、前記側面及び前記上面のうち、少なくともいずれか一方との間に間隙を含むように配置されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電池。
  6. 前記コンテナは、前記側面上の前記セルに対応する位置及び前記側面上の前記ポンプに対応する位置の少なくとも一方が開閉可能となっている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電池。
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