JP6926523B2 - 液滴吐出装置、画像形成装置およびノズル位置特定方法 - Google Patents
液滴吐出装置、画像形成装置およびノズル位置特定方法 Download PDFInfo
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Description
まず、図1および図2を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。
以下、このラダーパターンを読み取って取得されたデータを「検知データ」という。ラダーパターンの形成方法の詳細については後述する。
手順1:検知データから実際に形成されているラインを認識する。具体的なラインの認識方法については後述する。
手順2:各段ごとに仮ノズル番号を付与する。
手順3:仮ノズル番号を用いて、全段のノズル30について通し番号を付与する。
図9の各ラインには、3段の番号N1、N2、N3が付されているが、番号N1は各段ごとの仮ノズル番号を示し、番号N2は本来付与したい理想通し番号を示し、番号N3は、不吐異常ノズルが欠落した状態で実際に付与された実通し番号である。
理想位置=重心位置−ずれ量
La(X)=PG(X)−Δ(X) ・・・ (式1)
ここで、PG(X)は重心位置のX座標を示している。
この算出された不吐出の数が段間不吐である。本実施の形態では比較する2段を隣接する2段ごととしている。この段間不吐は以下に示す(式2)を用いて算出する。
段間不吐=[理想位置(n+1)−理想位置(n)]/dp ・・・ (式2)
ただし、理想位置(n)は段nの理想ラインのX座標であり、理想位置(n+1)は段(n+1)の理想ラインのX座標である。また、ラインピッチdpはライン間隔を実距離に換算した値である。段間不吐は、(式2)の右辺を四捨五入して求められる。段間不吐が0であれば段間の不整合はなく、0でない場合には段間に不整合がある。
本例の最小累積不吐は、図7(b)より−3となる。
先頭不吐数=累積不吐−最小累積不吐 ・・・ (式3)
例えば、段1については、先頭不吐数=0−(−3)=3となり、段2については、先頭不吐数=−1−(−3)=2となる。以下同様にして、段3の先頭不吐数は0、段4の先頭不吐数は0、段5の先頭不吐数は1、段6の先頭不吐数は0となる。図7(b)の先頭不吐数の欄は以上の結果をまとめたものである。図7(a)と比較して明らかなように、各段における不吐異常のノズル(不吐出ノズル)の数が正しく算出されていることがわかる。
図8を参照して、本実施の形態に係る液滴吐出装置、およびノズル位置特定方法について説明する。上記実施の形態では、インクジェットヘッド12の先頭側(第1端部ノズルSN(30)側)の不吐異常を検知してノズル30に通し番号を付与する形態を例示して説明したが、本実施の形態は後端側(第2端部ノズルEN(30)側)の不吐異常を検知して通し番号を付与する形態である。図8は、図3(a)と同様の図を後端側について示した図である。
本実施の形態に係る先頭不吐数は、図6のフローチャートにおいて「先頭」を「後端」に読み替えて算出されるので、詳細な手順は省略する。後端側について図6のフローチャートに従った処理を実行することにより、各ノズル30の通し番号が取得される。むろん、上記実施の形態に係る先頭側からの通し番号の取得の代替として、本実施の形態に係る後端側からの通し番号の取得を実行してもよいが、両者を実行すると以下の効果が期待される。
12、12K、12C、12M、12Y インクジェットヘッド
20 制御部
22 給紙ロール
24 巻取ロール
26 ヘッドユニット
30 ノズル
40 画像読取部
dp ラインピッチ
Lr ライン
La 理想ライン
Ld ダミーライン
PG 重心位置
SN(30) 第1端部ノズル
EN(30) 第2端部ノズル
Claims (8)
- 予め定められた方向に沿って配列された複数のノズルを備え記録媒体に画像を形成する形成部と、
ノズルの位置をずらしつつ、予め定めた個数おきに前記複数のノズルから前記記録媒体に液滴を吐出させて形成した各々複数の線分を有する複数段の検知画像について、前記複数段の段ごとに最端部の線分の理想位置を算出し、前記理想位置を前記複数段の連続する2段ごとに比較して算出した前記複数段の段ごとの不吐異常ノズル数を用いて前記複数段の段ごとの端部における不吐異常ノズル数を算出する算出手段と、
を含む液滴吐出装置。 - 前記算出手段は、前記複数段の段ごとの不吐異常ノズル数を用いて、前記記録媒体に形成された線分の各々と前記複数のノズルの各々とを対応させる
請求項1に記載の液滴吐出装置。 - 前記算出手段は、前記対応によって算出された通し番号の最大値の数が前記複数のノズルの数と一致しない場合にはエラー処理を実行する
請求項2に記載の液滴吐出装置。 - 前記算出手段は、前記段ごとの不吐異常ノズル数を累積して前記複数段の段ごとの累積不吐異常ノズル数を算出するとともに前記累積不吐異常ノズル数の最小値である最小累積不吐異常ノズル数を抽出し、前記累積不吐異常ノズル数から前記最小累積不吐異常ノズル数を減じて前記端部における不吐異常ノズル数を算出する
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の液滴吐出装置。 - 前記算出手段は、前記検知画像を画像読取部で読み取った画像情報を用いて前記複数の線分の輝度分布を取得するとともに前記輝度分布から前記複数の線分の各々の重心位置を算出して前記複数の重心位置の近似曲線を求め、前記最端部の線分の重心位置と前記近似曲線との差分からずれ量を算出し、前記最端部の線分の重心位置から前記ずれ量を減じて前記理想位置を算出する
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の液滴吐出装置。 - 前記算出手段は、前記複数のノズルの前記予め定められた方向の一方の端部および他方の端部の両方について前記端部における不吐異常ノズル数の算出を行う
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液滴吐出装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の液滴吐出装置と、
前記記録媒体に形成された画像を読み取る画像読取部と、
を含む画像形成装置。 - 予め定められた方向に沿って配列された複数のノズルを備え記録媒体に画像を形成する形成部のノズルの位置をずらしつつ、予め定めた個数おきに前記複数のノズルから前記記録媒体に液滴を吐出させて各々複数の線分を有する複数段の検知画像を形成し、
前記複数段の段ごとに最端部の線分の理想位置を算出し、
前記理想位置を前記複数段の連続する2段ごとに比較して算出した前記複数段の段ごとの不吐異常ノズル数を用いて前記複数段の段ごとの端部における不吐異常ノズル数を算出し、
前記複数段の段ごとの前記不吐異常ノズル数を用いて、前記記録媒体に形成された線分の各々と前記複数のノズルの各々とを対応させる
ノズル位置特定方法。
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