JP6924722B2 - 原子炉格納容器 - Google Patents

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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Description

本発明は、原子炉格納容器に関する。
原子力発電所等で使用される原子炉格納容器は、原子炉建屋内に設置して、原子力発電設備の主要部である原子炉圧力容器を格納する容器である。原子炉格納容器は、原子炉圧力容器を格納する中空な本体部と、その本体部の上に取り付けられる蓋体を成すトップヘッドと、を備えている。原子炉格納容器は、本体部の内部に原子炉圧力容器を格納して本体部の上にトップヘッドを取り付けることで、内部を密閉している。
本体部の上端部には、開口部が設けられており、その開口部の周縁部には、リング状のフランジが形成されている。また、トップヘッドの下端部にも、開口部が設けられており、その開口部の周縁部にも、リング状のフランジが形成されている。トップヘッドのフランジは、本体部のフランジの上に載置される。
以下、本体部の上端部の開口部を「上端開口部」と称し、トップヘッドの下端部の開口部を「下端開口部」と称する。また、トップヘッドのフランジを「上フランジ」と称し、本体部のフランジを「下フランジ」と称する。
上フランジと下フランジの内部には、周方向に等ピッチで、複数のボルト孔が上下方向に貫通して形成されている。また、上フランジの下面と下フランジの上面のいずれか一方又は双方には、周方向に溝が形成されている。原子炉格納容器は、本体部にトップヘッドが載置され、ボルト孔の上部からボルトが挿入され、ボルトの先端部にナットが取り付けられて締結されることで、トップヘッドが本体部に取り付けられる。その際に、前記した溝に組み付けられるように、上フランジと下フランジとの間にリング状のガスケットが挟み込まれる。これにより、原子炉格納容器は、内部の気体を外部へ放出させないように、密閉構造を形成している。
例えば、特許文献1の図3には、前記した上フランジに相当するドライウェルヘッドのフランジと前記した下フランジに相当する原子炉圧力容器のフランジとの間に、ガスケットを挟み込む構造が示されている。
特開2003−227893号公報(段落0026、0027、図3)
ところで、原子炉格納容器は、万一重大事故等が発生した場合に、内部温度が上昇して、意図せぬ内圧の上昇が発生する。この場合に、原子炉格納容器の内圧は、設計圧力を上回り、限界圧力以上に上昇する可能性がある。
この場合に、従来の原子炉格納容器は、内圧が高くなるにつれて、前記したガスケットの内周側で乖離が生じ、その結果、トップヘッドの上フランジと本体部の下フランジとの間が内周側から開いて、密閉構造が損なわれる可能性がある。
したがって、従来の原子炉格納容器は、意図せぬ内圧の上昇時に、内圧の上昇によるトップヘッドの上フランジの内周側と本体部の下フランジの内周側との間の開口量(離間量)を所望の許容量以下に抑制することが望まれていた。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、意図せぬ内圧の上昇時に、トップヘッドの上フランジと本体部の下フランジとの間が内周側から開くことを抑制する原子炉格納容器を提供することを主な目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、原子炉格納容器であって、原子炉圧力容器を格納する本体部と、前記本体部の上端開口部に取り付けられた蓋状のトップヘッドと、前記トップヘッドの下端開口部の周縁部に形成された上フランジと前記本体部の上端開口部の周縁部に形成された下フランジとを固定するクランプ機構と、を備え、前記クランプ機構は、先端にフックが形成されたアームと、シャフトを介して前記アームを回動可能に支持する軸受と、を有し、前記アーム及び前記軸受は、前記上フランジの内周側に配置されており、前記アームは、下方向に回動して、前記フックを前記下フランジに係合させることにより、前記上フランジの内周側と前記下フランジの内周側とを固定する構成とする。
その他の手段は、後記する。
本発明によれば、意図せぬ内圧の上昇時に、トップヘッドの上フランジと本体部の下フランジとの間が内周側から開くことを抑制することができる。
実施形態1に係る原子炉格納容器の全体構成を示す縦断面図である。 実施形態1に係る原子炉格納容器に用いるクランプ機構の開放時の構成を示す斜視図である。 実施形態1に係る原子炉格納容器に用いるクランプ機構の開放時の構成を示す側面図である。 実施形態1に係る原子炉格納容器に用いるクランプ機構の閉鎖時の構成を示す斜視図である。 実施形態1に係る原子炉格納容器に用いるクランプ機構の閉鎖時の構成を示す側面図である。 実施形態2に係る原子炉格納容器に用いるクランプ機構の開放時の構成を示す斜視図である。 実施形態2に係る原子炉格納容器に用いるクランプ機構の閉鎖時の構成を示す斜視図である。 実施形態3に係る原子炉格納容器に用いるクランプ機構の開放時の構成を示す正面図である。 実施形態3に係る原子炉格納容器に用いるクランプ機構の開放時の構成を示す側面図である。 実施形態3に係る原子炉格納容器に用いるクランプ機構の閉鎖時の構成を示す正面図である。 実施形態3に係る原子炉格納容器に用いるクランプ機構の閉鎖時の構成を示す側面図である。 クランプ機構の第1変形例を示す側面図である。 クランプ機構の第2変形例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)について詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
[実施形態1]
<原子炉格納容器の全体構成>
以下、図1を参照して、本実施形態1に係る原子炉格納容器10の構成について説明する。図1は、本実施形態1に係る原子炉格納容器10の全体構成を示す縦断面図である。図1では、改良型沸騰水型原子炉(Advanced Boiling Water Reactor:ABWR)の原子炉格納容器10を例示している。しかしながら、本発明は、通常の沸騰水型原子炉(Boiling Water Reactor:BWR)の原子炉格納容器10にも適用することができる。
図1に示すように、原子炉格納容器10は、原子炉圧力容器90を格納する中空な本体部11と、その本体部11の上に取り付けられる蓋体を成すトップヘッド12と、を備えている。原子炉格納容器10は、本体部11の内部に原子炉圧力容器90を格納して本体部11の上にトップヘッド12を取り付けることで、内部を密閉している。
原子炉格納容器10は、本体部11の内部に、ドライウェル91と、サプレッションチェンバ92と、を有している。ドライウェル91とサプレッションチェンバ92は、図示せぬベント管を介して連結されている。ドライウェル91は、仮に原子炉圧力容器90から蒸気が漏れ出た場合に、蒸気を貯蔵し、図示せぬベント管を介して蒸気をサプレッションチェンバ92に導く。サプレッションチェンバ92は、内部に貯蔵された水で蒸気を凝縮して、原子炉格納容器10の内圧の上昇を抑制する。
原子炉格納容器10の本体部11の上端部には、開口部が設けられており、その開口部の周縁部には、上面視で真円のリング状のフランジが形成されている。また、トップヘッド12の下端部にも、開口部が設けられており、その開口部の周縁部にも、上面視で真円のリング状のフランジが形成されている。トップヘッド12のフランジは、本体部11のフランジの上に載置される。
以下、本体部11の上端部の開口部を「上端開口部11a」と称し、トップヘッド12の下端部の開口部を「下端開口部12a」と称する。また、トップヘッド12のフランジを「上フランジ22」と称し、本体部11のフランジを「下フランジ21」と称する。また、上フランジ22と下フランジ21とを総称する場合に、「主フランジ20」と称する。
原子炉格納容器10は、本体部11の上端開口部11a付近に、図示せぬマンホールが設けられたバルクヘッドプレート93を備えている。例えば、定期検査時等において、後記するクランプ機構30を開閉する場合(開放及び/又は閉鎖する場合)に、作業員は、図示せぬマンホールを介して後記するクランプ機構30にアクセスする。
ここで、前記した「開放」とは、図2A及び図2Bに示すように、後記するクランプ機構30のアーム31のフック34とその係合対象(本実施形態では、下フランジ21)との係合が解除された状態(引っ掛かりが外れた状態)を意味する。また、前記した「閉鎖」とは、図3A及び図3Bに示すように、後記するクランプ機構30のアーム31のフック34とその係合対象(本実施形態では、下フランジ21)とが係合した状態(引っ掛かった状態)を意味する。
また、原子炉格納容器10は、主フランジ20の内周側に、トップヘッド12の上フランジ22の内周側と本体部11の下フランジ21の内周側とを固定する複数のクランプ機構30を備えている。クランプ機構30は、万一重大事故等が発生して、原子炉格納容器10の意図せぬ内圧の上昇が発生することがあったとしても、トップヘッド12の上フランジ22と本体部11の下フランジ21との間が内周側から開くことを抑制するために設けられている。
<クランプ機構の構成>
以下、図2A乃至図3Bを参照して、クランプ機構30の構成について説明する。図2Aは、クランプ機構30の開放時の構成を示す斜視図である。図2Bは、クランプ機構30の開放時の構成を示す側面図である。図3Aは、クランプ機構30の閉鎖時の構成を示す斜視図である。図3Bは、クランプ機構30の閉鎖時の構成を示す側面図である。
図2A乃至図3Bに示すように、クランプ機構30は、先端(自由端)にフック34が形成されたアーム31と、シャフト32を介してアーム31を回動可能に支持する軸受33と、を有している。フック34は、側面視で略L字に屈曲した形状を呈している。アーム31、シャフト32、及び軸受33は、例えば、高い強度を有する炭素鋼等で構成することができる。
本実施形態では、アーム31及び軸受33は、上フランジ22の内周側に配置されている。そして、下フランジ21がアーム31のフック34の係合対象となっている。
図2A及び図2Bに示すように、クランプ機構30は、開放時において、アーム31が上昇した状態となっている。その結果、アーム31のフック34と係合対象(本実施形態では、下フランジ21)との係合が解除された状態(引っ掛かりが外れた状態)になっている。
これに対し、図3A及び図3Bに示すように、クランプ機構30は、閉鎖時において、アーム31が下降した状態となっている。その結果、アーム31のフック34と係合対象(本実施形態では、下フランジ21)とが係合した状態(引っ掛かった状態)になっている。
つまり、クランプ機構30の閉鎖時において、アーム31は、下方向に回動して、フック34を下フランジ21の下面21a(図3A及び図3B参照)に係合させることにより、上フランジ22の内周側と下フランジ21の内周側とを固定する。
なお、本実施形態では、原子力発電設備の稼働時(発電動作時)において、クランプ機構30は、閉鎖状態になっている。すなわち、図3A及び図3Bに示すように、アーム31のフック34と本体部11の下フランジ21とが係合した状態(引っ掛かった状態)になっている。
そして、定期検査時等において、作業員は、前記したバルクヘッドプレート93(図1参照)の図示せぬマンホールを介してクランプ機構30にアクセスして、手動でクランプ機構30を開閉する。
例えば、定期検査の開始時において、作業員は、手動でクランプ機構30を一時的に開放状態に設定する。すなわち、図2A及び図2Bに示すように、作業員は、手動でアーム31のフック34と本体部11の下フランジ21との係合を解除した状態(引っ掛かりを外した状態)に設定する。
この後、定期検査の終了時において、作業員は、手動でクランプ機構30を閉鎖状態に設定する。すなわち、図3A及び図3Bに示すように、作業員は、手動でアーム31のフック34と本体部11の下フランジ21とを係合させた状態(引っ掛かった状態)に設定する。
なお、定期検査では、本体部11からトップヘッド12が取り外され、燃料交換等の作業が行われる。
ただし、アーム31及び軸受33は、図5A乃至図6Bに示す実施形態3に係るクランプ機構30Bのように、下フランジ21の内周側に配置することができる。この場合に、上フランジ22がアーム31のフック34の係合対象となる。そして、アーム31は、上方向に回動して、フック34を上フランジ22の上面22a(図6A及び図6B参照)に係合させる構造となる。
なお、原子炉格納容器10の上フランジ22と下フランジ21の内部には、周方向に等ピッチで、複数のボルト孔70が上下方向に貫通して形成されている。また、上フランジ22の下面と下フランジ21の上面のいずれか一方又は双方(本実施形態では、下フランジ21の上面)には、周方向に複数本(本実施形態では2本)の溝74が形成されている。原子炉格納容器10は、本体部11にトップヘッド12が載置され、ボルト孔70の上部からボルト71が挿入され、ボルト71の先端部にナット72が取り付けられて締結されることで、トップヘッド12が本体部11に取り付けられる。その際に、前記した溝74に組み付けられるように、上フランジ22と下フランジ21との間にリング状のガスケット73が挟み込まれる。ガスケット73は、下フランジ21の溝74に1本ずつ組みつけられ、上フランジ22の下面に形成されたタング(突起)75(図2B参照)で押さえ付けられる。これにより、原子炉格納容器10は、内部の気体を外部へ放出させないように、密閉構造を形成している。
図2A及び図3Aに示すように、クランプ機構30は、好ましくは、隣接する2つのボルト71の中間位置に配置するとよい。また、クランプ機構30は、好ましくは、等ピッチでボルト71と同数だけ配置するとよい。これにより、原子炉格納容器10は、各クランプ機構30で主フランジ20の内周側を均等に固定することができる。
なお、クランプ機構30は、好ましくは、閉鎖状態(図3A及び図3B参照)において、フック34と係合対象(本実施形態では、下フランジ21)との間に若干の隙間(例えば、数ミリメートル程度の隙間)があるとよい。これにより、クランプ機構30は、円滑に開閉することができる。
係る構成において、原子炉格納容器10は、クランプ機構30を閉鎖状態に設定することにより、トップヘッド12の上フランジ22の内周側と本体部11の下フランジ21の内周側とをアーム31で直接固定することができる。
このような原子炉格納容器10は、従来の原子炉格納容器と異なり、万一重大事故等が発生して、意図せぬ内圧の上昇が発生することがあったとしても、ガスケット73の内周側で乖離が生じることを抑制することができる。
つまり、原子炉格納容器10は、意図せぬ内圧の上昇時に、内圧の上昇によるトップヘッド12の上フランジ22の内周側と本体部11の下フランジ21の内周側との間の開口量(離間量)を所望の許容量以下に抑制することができる。
このような原子炉格納容器10は、意図せぬ内圧の上昇時に、トップヘッド12の上フランジ22と本体部11の下フランジ21との間が内周側から開くことを抑制することができる。その結果、原子炉格納容器10は、密閉構造が損なわれることを抑制することができる。
以上の通り、本実施形態1に係る10によれば、意図せぬ内圧の上昇時(すなわち、内部温度の上昇時)に、トップヘッド12の上フランジ22と本体部11の下フランジ21との間が内周側から開くことを抑制することができる。
[実施形態2]
実施形態1に係る原子炉格納容器10は、定期検査時等において、作業員が前記したバルクヘッドプレート93(図1参照)の図示せぬマンホールを介して手動でクランプ機構30(図2A及び図3A参照)を開閉する構造になっている。したがって、実施形態1に係る原子炉格納容器10は、定期検査時等において、クランプ機構30の開閉作業を行うことにより、作業員に負担を強いる構造になっている。
これに対し、本実施形態2では、定期検査時等において、そのような開閉作業が不要な原子炉格納容器10Aを提供する。
以下、図4A及び図4Bを参照して、本実施形態2に係る原子炉格納容器10Aに用いるクランプ機構30Aの構成について説明する。図4Aは、本実施形態2に係る原子炉格納容器10Aに用いるクランプ機構30Aの開放時の構成を示す斜視図である。図4Bは、クランプ機構30Aの閉鎖時の構成を示す斜視図である。
図4Aに示すように、本実施形態2に係る原子炉格納容器10Aは、実施形態1に係る原子炉格納容器10(図2A参照)と比較すると、クランプ機構30の代わりに、クランプ機構30Aを備える点で相違している。
クランプ機構30Aは、実施形態1のクランプ機構30(図2A参照)と比較すると、アーム31の下方に、開放状態のアーム31を支持するストッパ42を有している点で相違している。
ストッパ42は、クランプ機構30Aを構成する各部材(すなわち、アーム31、シャフト32、及び軸受33)よりも融点が低い材料で構成されている。例えば、ストッパ42は、はんだ等の低融点金属で構成されている。
なお、本実施形態では、クランプ機構30Aは、実施形態1のクランプ機構30(図2A乃至図3B参照)と異なり、原子力発電設備の稼働時(発電動作時)時及び定期検査時に限らず、常時、開放状態になっている。したがって、図4Aに示すように、クランプ機構30Aは、常時、アーム31のフック34と本体部11の下フランジ21との係合が解除された状態(引っ掛かりが外された状態)になっている。
そして、原子力発電設備の稼働時(発電動作時)において、万一重大事故等が発生して、原子炉格納容器10内の温度が上昇すると、温度の上昇に伴って、ストッパ42が溶融する。これにより、ストッパ42が溶け落ち、ストッパ42によるアーム31の支持力が低下する。これにより、アーム31は、重力を利用して回動を伴いながら落下する。その結果、アーム31のフック34が本体部11の下フランジ21の下面21aに引っ掛かり、アーム31が本体部11の下フランジ21に係合する。
このようなクランプ機構30Aは、意図せぬ内圧の上昇時に、トップヘッド12の上フランジ22と本体部11の下フランジ21とをアーム31で自動的に固定することができる。
このような本実施形態に係る原子炉格納容器10Aは、実施形態1に係る原子炉格納容器10と異なり、定期検査時等において、作業員がクランプ機構30Aの開閉作業が不要である。したがって、本実施形態に係る原子炉格納容器10Aは、手動でクランプ機構30Aを開閉する手間を省略することができ、その分だけ作業員の負担を軽減することができる。
なお、本実施形態では、好ましくは、定期検査を行う場合に、本体部11からトップヘッド12を取り外す前に、作業者は、クランプ機構30Aが意図せずに作動していないことを確認するとよい。つまり、作業者は、ストッパ42の破損等により、クランプ機構30Aが閉鎖状態になっていないことを確認するとよい。
このような確認は、作業員がバルクヘッドプレート93(図1参照)の図示せぬマンホールを介してクランプ機構30Aにアクセスすることで、行うことができる。また、このような確認は、アーム31の昇降状態(上昇及び/又は下降の状態)を検知する検知手段(例えば、図5A乃至図6Bに示す実施形態3に係るクランプ機構30Bのリミットスイッチ51等)を主フランジ20の内周側に設置することで、容易に行うことができる。リミットスイッチ51については、後記する。
なお、本実施形態のクランプ機構30Aは、好ましくは、実施形態1に係るクランプ機構30と同様に、閉鎖状態(図3A及び図3B参照)において、フック34と係合対象(本実施形態では、下フランジ21)との間に若干の隙間(例えば、数ミリメートル程度の隙間)があるとよい。これにより、クランプ機構30Aは、円滑に開閉することができる。しかも、万一重大事故等が発生して、フック34や係合対象に歪みが発生することがあったとしても、クランプ機構30Aは、確実に閉鎖状態に設定することができる。
以上の通り、本実施形態2に係る原子炉格納容器10Aによれば、実施形態1に係る原子炉格納容器10と同様に、意図せぬ内圧の上昇時(すなわち、内部温度の上昇時)に、トップヘッド12の上フランジ22と本体部11の下フランジ21との間が内周側から開くことを抑制することができる。
しかも、本実施形態2に係る原子炉格納容器10Aによれば、実施形態1に係る原子炉格納容器10に比べて、手動でクランプ機構30Aを開閉する手間を省略することができ、その分だけ作業員の負担を軽減することができる。
[実施形態3]
実施形態1に係る原子炉格納容器10は、作業者の人手でクランプ機構30を開閉する構造になっている。
これに対し、本実施形態3では、機械的な駆動部でクランプ機構30Bを自動的に開閉する原子炉格納容器10Bを提供する。
以下、図5A乃至図6Bを参照して、本実施形態3に係る原子炉格納容器10Bに用いるクランプ機構30Bの構成について説明する。図5Aは、本実施形態3に係る原子炉格納容器10Bに用いるクランプ機構30Bの開放時の構成を示す正面図である。図5Bは、クランプ機構30Bの開放時の構成を示す側面図である。図6Aは、クランプ機構30Bの閉鎖時の構成を示す正面図である。図6Bは、クランプ機構30Bの閉鎖時の構成を示す側面図である。図5A及び図6Aは、主フランジ20の内周側から見たクランプ機構30Bの構成を示している。図5B及び図6Bに示す例では、図面の右側が主フランジ20の外周側であり、図面の左側が主フランジ20の内周側である。
図5A乃至図6Bに示すように、本実施形態3に係る原子炉格納容器10Bは、実施形態1に係る原子炉格納容器10(図2A乃至図3B参照)と比較すると、クランプ機構30の代わりに、クランプ機構30Bを備える点で相違している。
クランプ機構30Bは、実施形態1のクランプ機構30(図2A乃至図3B参照)と比較すると、以下の点で相違している。
(1)アーム31及び軸受33は、下フランジ21の内周側に配置されている。そして、上フランジ22がアーム31のフック34の係合対象となっている。
(2)クランプ機構30Bの閉鎖時において、アーム31は、上方向に回動して、フック34を上フランジ22の上面22a(図6A及び図6B参照)に係合させることにより、上フランジ22の内周側と下フランジ21の内周側とを固定する。
(3)クランプ機構30Bは、モータ41を有している。
(4)クランプ機構30Bは、アーム31の昇降状態(上昇及び/又は下降の状態)を検知する検知手段としてのリミットスイッチ51等を有している。
前記したモータ41は、クランプ機構30Bを駆動する、つまり、アーム31を回動させる駆動部である。
また、前記したリミットスイッチ51は、アーム31の昇降状態を検知する検知手段である。
本実施形態では、モータ41は、原子炉格納容器10Bの外部から内部に亘って敷設された図示せぬケーブルを介して外部装置(例えば、原子力発電設備の中央制御室に設置された制御装置)との間で通信を行うものとして説明する。また、モータ41は、そのケーブルを介して外部から供給された電力で駆動するものとして説明する。
同様に、本実施形態では、リミットスイッチ51は、原子炉格納容器10Bの外部から内部に亘って敷設された図示せぬケーブルを介して外部装置(例えば、原子力発電設備の中央制御室に設置された制御装置)との間で通信を行うものとして説明する。また、リミットスイッチ51は、そのケーブルを介して外部から供給された電力で駆動するものとして説明する。
モータ41、リミットスイッチ51、及び、これらに付随するケーブルは、定期検査時に、本体部11の内部に貯蔵される水で水没するため、耐水性を有するものを使用するものとする。
ただし、モータ41は、無線通信手段を内蔵しており、前記した外部装置との間で無線通信を行うようにしてもよい。また、モータ41は、バッテリを内蔵しており、そのバッテリの電源で駆動するようにしてもよい。
同様に、リミットスイッチ51は、無線通信手段を内蔵しており、前記した外部装置との間で無線通信を行うようにしてもよい。また、リミットスイッチ51は、バッテリを内蔵しており、そのバッテリの電源で駆動するようにしてもよい。
図5A乃至図6Bに示すように、前記したモータ41(駆動部)は、下フランジ21の内周側に配置されている。モータ41(駆動部)は、同じく下フランジ21の内周側に配置された軸受33を貫通するシャフト32の先端部に回転軸が連結されている。シャフト32とアーム31は、溶接により一体化又はキー溝を介して噛合している。クランプ機構30Bは、モータ41を駆動させることにより、アーム31を昇降させる。これにより、クランプ機構30Bは、作業者の人手によらずに、機械的な駆動部で選択的に開放状態又は閉鎖状態に設定することができる。
なお、本実施形態では、原子力発電設備の稼働時(発電動作時)において、クランプ機構30Bは、実施形態1のクランプ機構30(図2A乃至図3B参照)と同様に、閉鎖状態になっている。すなわち、図6A及び図6Bに示すように、アーム31のフック34とトップヘッド12の上フランジ22とが係合した状態(引っ掛かった状態)になっている。
そして、定期検査時の開始時において、クランプ機構30Bは、前記した外部装置(例えば、原子力発電設備の中央制御室に設置された制御装置)から送信される制御信号で開放動作が指示される。すると、クランプ機構30Bは、開放方向にモータ41を駆動させて、アーム31を下方向に回動させる。その結果、図5A及び図5Bに示すように、アーム31のフック34がトップヘッド12の上フランジ22の上面22aから外れ、アーム31とトップヘッド12の上フランジ22との係合が解除される。これにより、クランプ機構30Bは、閉鎖状態から開放状態に変化する。
この後、定期検査の終了時において、クランプ機構30Bは、前記した外部装置から送信される制御信号で閉鎖動作が指示される。すると、クランプ機構30Bは、閉鎖方向にモータ41を駆動させて、アーム31を上方向に回動させる。その結果、図6A及び図6Bに示すように、アーム31のフック34がトップヘッド12の上フランジ22の上面22aに引っ掛かり、アーム31がトップヘッド12の上フランジ22に係合する。これにより、クランプ機構30Bは、開放状態から閉鎖状態に変化(復帰)する。
このように、クランプ機構30Bは、前記した外部装置から送信される制御信号に基づいて任意の方向にモータ41を駆動させることで、選択的に開放状態又は閉鎖状態に設定することができる。
なお、本実施形態では、定期検査を行う場合に、本体部11からトップヘッド12を取り外す前に、作業者は、クランプ機構30Bが開放状態になっていること(閉鎖状態になっていないこと)を確認する。本実施形態では、このような確認は、前記したリミットスイッチ51(検知手段)を用いて行われる。
前記したリミットスイッチ51(検知手段)は、アーム31に設けられたストライカ53に当接するレバー52を有している。ストライカ53は、アーム31の側面から略水平方向に突出するにように設けられた突出部である。
図5A及び図5Bに示すように、本実施形態では、クランプ機構30Bが開放されている場合に、アーム31が下降状態になっている。その状態において、アーム31のストライカ53が、図5Bにおいて右方向に、リミットスイッチ51のレバー52を押し込んでいる。つまり、クランプ機構30Bが開放されている場合に、リミットスイッチ51のレバー52は、アーム31によって押し込まれた押し込み状態になっている。
これに対して、図6A及び図6Bに示すように、本実施形態では、クランプ機構30Bが閉鎖されている場合に、アーム31が上昇状態になっている。その状態において、アーム31のストライカ53が、リミットスイッチ51のレバー52から外れて、レバー52を押し込まない状態になっている。その結果、リミットスイッチ51のレバー52が、図5Bに示す状態から図6Bに示す状態に変化(復帰)する。つまり、クランプ機構30Bが閉鎖されている場合に、リミットスイッチ51のレバー52は、図6Bにおいて左方向に、回動した復帰状態になっている。
リミットスイッチ51は、レバー52の押し込み状態又は復帰状態に応じて、アーム31の昇降状態に応じた信号を前記した外部装置(例えば、原子力発電設備の中央制御室に設置された制御装置)に発信する。
前記した外部装置は、リミットスイッチ51から発信された信号に基づいて、アーム31の昇降状態を検知する。そして、前記した外部装置は、中央制御室に設置されたコントロールパネルのランプに対して、アーム31の昇降状態に応じた色を点灯させる。中央制御室で作業している管理者は、ランプの色に基づいて、アーム31の昇降状態を判別することができ、クランプ機構30Bの開閉状態をモニタリングすることができる。
以上の通り、本実施形態3に係る原子炉格納容器10Bによれば、実施形態1に係る原子炉格納容器10と同様に、意図せぬ内圧の上昇時(すなわち、内部温度の上昇時)に、トップヘッド12の上フランジ22と本体部11の下フランジ21との間が内周側から開くことを抑制することができる。
しかも、本実施形態3に係る原子炉格納容器10Bによれば、実施形態1に係る実施形態1に係る原子炉格納容器10に比べて、機械的な駆動部でクランプ機構30Bを自動的に開閉することができる。
本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施形態の構成の一部を他の構成に置き換えることが可能であり、また、実施形態の構成に他の構成を加えることも可能である。また、各構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
<第1変形例>
例えば、前記した実施形態1に係るクランプ機構30は、図7に示すように変形することができる。図7は、実施形態1に係るクランプ機構30の第1変形例を示す側面図である。
図7に示すように、第1変形例では、クランプ機構30は、フック34の係合対象である下フランジ21の方向に、アーム31を引き寄せる磁力を発生する電磁石61を有している。図7に示す例では、電磁石61は、アーム31の主フランジ20に対向する面に配置されている。この構成のクランプ機構30は、閉鎖状態において、電磁石61を作動させることで、アーム31の保持力を強化することができる。そのため、この構成のクランプ機構30は、強い保持力でトップヘッド12の上フランジ22の内周側と本体部11の下フランジ21の内周側とを固定することができる。
なお、電磁石61は、アーム31の主フランジ20に対向する面ではなく、主フランジ20のアーム31に対向する面に配置するようにしてもよい。また、電磁石61は、実施形態1に係るクランプ機構30だけでなく、他の実施形態に係るクランプ機構30A,30Bに用いるようにしてもよい。
<第2変形例>
例えば、前記した実施形態1に係るクランプ機構30は、図8に示すように変形することができる。図8は、実施形態1に係るクランプ機構30の第2変形例を示す斜視図である。
図8に示すように、第2変形例では、クランプ機構30がプレート部材81に取り付けられてモジュール化されている。以下、モジュール化されたクランプ機構30をクランプ機構モジュール80と称する。クランプ機構モジュール80は、主フランジ20の所望の場所(例えば、図8に示す溶接取付部89)に溶接固定される。
第2変形例では、クランプ機構30がモジュール化されている。そのため、第2変形例は、原子炉格納容器10の製造現場でのクランプ機構30の取り付け作業を容易化することができる。これにより、第2変形例は、原子炉格納容器10の製造コストを低減することができる。
なお、他の実施形態のクランプ機構30A,30Bも、クランプ機構30と同様に、プレート部材81に取り付けることで、モジュール化することができる。
10,10A,10B 原子炉格納容器
11 本体部
11a 上端開口部
12 トップヘッド(蓋体)
12a 下端開口部
20 主フランジ
21 下フランジ
21a 下面
22 上フランジ
22a 上面
30,30A,30B クランプ機構
31 アーム
32 シャフト
33 軸受
34 フック
41 モータ(駆動部)
42 ストッパ
51 リミットスイッチ(検知手段)
52 レバー
53 ストライカ(突当部)
61 電磁石
70 ボルト孔
71 ボルト
72 ナット
73 ガスケット
74 溝
75 タング(突起)
80 クランプ機構モジュール
81 プレート部材
89 溶接取付部
90 原子炉圧力容器
91 ドライウェル
92 サプレッションチェンバ
93 バルクヘッドプレート

Claims (6)

  1. 原子炉圧力容器を格納する本体部と、
    前記本体部の上端開口部に取り付けられた蓋状のトップヘッドと、
    前記トップヘッドの下端開口部の周縁部に形成された上フランジと前記本体部の上端開口部の周縁部に形成された下フランジとを固定するクランプ機構と、を備え、
    前記クランプ機構は、
    先端にフックが形成されたアームと、
    シャフトを介して前記アームを回動可能に支持する軸受と、を有し、
    前記アーム及び前記軸受は、前記上フランジの内周側に配置されており、
    前記アームは、下方向に回動して、前記フックを前記下フランジに係合させることにより、前記上フランジの内周側と前記下フランジの内周側とを固定する
    ことを特徴とする原子炉格納容器。
  2. 原子炉圧力容器を格納する本体部と、
    前記本体部の上端開口部に取り付けられた蓋状のトップヘッドと、
    前記トップヘッドの下端開口部の周縁部に形成された上フランジと前記本体部の上端開口部の周縁部に形成された下フランジとを固定するクランプ機構と、を備え、
    前記クランプ機構は、
    先端にフックが形成されたアームと、
    シャフトを介して前記アームを回動可能に支持する軸受と、を有し、
    前記アーム及び前記軸受は、前記下フランジの内周側に配置されており、
    前記アームは、上方向に回動して、前記フックを前記上フランジに係合させることにより、前記上フランジの内周側と前記下フランジの内周側とを固定する
    ことを特徴とする原子炉格納容器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の原子炉格納容器において、
    前記アームを回動駆動する駆動部を備える
    ことを特徴とする原子炉格納容器。
  4. 請求項1に記載の原子炉格納容器において、
    前記クランプ機構は、前記アームの下方に、開放状態の前記アームを支持するストッパを有し、
    前記ストッパは、前記クランプ機構を構成する各部材よりも融点が低い材料で構成されており、事故時に、容器内の温度上昇に伴って溶融して前記アームを落下させることで、前記上フランジと前記下フランジとを固定する
    ことを特徴とする原子炉格納容器。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の原子炉格納容器において、
    前記上フランジ及び前記下フランジのいずれか一方の内周側に、前記アームの昇降状態を検知する検知手段を備える
    ことを特徴とする原子炉格納容器。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の原子炉格納容器において、
    前記フックの係合対象である前記上フランジ又は前記下フランジの方向に、前記アームを引き寄せる磁力を発生する電磁石を有する
    ことを特徴とする原子炉格納容器。
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