JPH05341084A - 狭隘部設置機器の案内装置 - Google Patents

狭隘部設置機器の案内装置

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JPH05341084A
JPH05341084A JP4153910A JP15391092A JPH05341084A JP H05341084 A JPH05341084 A JP H05341084A JP 4153910 A JP4153910 A JP 4153910A JP 15391092 A JP15391092 A JP 15391092A JP H05341084 A JPH05341084 A JP H05341084A
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JP
Japan
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casing
centering pin
horizontal
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pin
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Withdrawn
Application number
JP4153910A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Makino
安博 牧野
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭隘部設置機器の案内装置に係り、機器を遠
隔操作によって狭隘部の所望位置に正確にかつ速やかに
設置する。 【構成】 狭隘部に吊り降ろされるケーシングと、基準
穴に挿入される芯出しピンと、芯出しピンに外嵌状態の
位置調整リングと、位置調整リングを水平及び上下方向
に移動させる各駆動手段と、弾発力によって位置調整リ
ングを水平移動させる弾発部材とを具備する。水平駆動
手段の駆動解除時に弾発力によってケーシングを水平方
向に移動させ、芯出しピンの位置に修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、狭隘部設置機器の案内
装置に係り、特に、原子炉圧力容器の内部において、炉
心のシュラウドを囲むバッフルプレートに設置される各
種機器を所望位置に案内するものである。
【0002】
【従来技術】図4に示すように、沸騰水型原子炉等の原
子炉圧力容器1の内部には、炉心2、シュラウド3、ジ
ェットポンプ4、バッフルプレート5等が設けられる
が、該バッフルプレート5には、原子炉圧力容器1の内
部構造物の組み立て作業の便を図るために、マンホール
(作業穴・アクセスホール)6が設けられる。
【0003】そして、各種作業終了後において、マンホ
ール6に閉塞蓋7を落とした状態で溶接部8を形成する
ことによって、閉塞するようにしている。この場合、バ
ッフルプレート5及び閉塞蓋7の構成材料を例えばイン
コネル600材とし、かつ、溶接材料を例えばインコネ
ル182材とすることにより、溶接部8の近傍に応力腐
食割れ等が発生することを抑制することができる。
【0004】一方、原子力発電プラントにおいては、定
期的あるいは必要に応じて諸設備の健全性を確認するた
めに、狭隘部Aに位置する溶接部8等についても超音波
探傷検査を実施することが行なわれる。
【0005】従来、バッフルプレート5及び閉塞蓋7の
溶接部8を超音波探傷検査する場合には、例えば定期点
検時における原子炉圧力容器内の燃料交換作業に合わせ
て行なうようにしており、図4に示すように、上蓋を外
した状態の原子炉圧力容器1の中に、ウインチ9から垂
らしたワイヤロープ10で超音波探傷のための機器Xを
吊持し、該機器Xを原子炉圧力容器1の側壁、シュラウ
ド3及びジェットポンプ4の間隙を通して、バッフルプ
レート5の溶接部8近傍まで矢印で示すように吊り降ろ
し、原子炉圧力容器1の上方位置の作業台Yからの遠隔
操作で、機器Xを作動させて、所望位置の検査を実施す
るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
作業環境での超音波探傷検査は、原子炉圧力容器1の側
壁、シュラウド3及びジェットポンプ4の間隙等である
狭隘部Aに機器Xを設置しなければならないこと、作業
環境が水中である(燃料交換作業時に、放射線の漏洩を
防止するために、原子炉圧力容器の内部等にシール水を
張った状態とする)こと、図4に示すように長大な距離
の遠隔操作を余儀なくされること等の悪条件が重なっ
て、作業性が著しく低下し、かつ、機器Xを正確な位置
に設置することが困難であるという課題が残されてい
る。
【0007】本発明は、上記課題を有効に解決するもの
で、所望の機器を正確にかつ速やかに設置することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決する手
段として、本発明では、狭隘部に吊り下げられる機器の
設置位置を設定するための案内装置として、狭隘部の底
部近傍まで吊り下げられるケーシングと、該ケーシング
の下部に配され狭隘部の底部に明けられた基準穴に挿入
される芯出しピンと、該芯出しピンに外嵌されケーシン
グに水平各方向に移動可能に配される位置調整リング
と、ケーシングに配され位置調整リングを水平各方向に
移動させる水平駆動手段と、ケーシングに配され芯出し
ピンを上下方向に移動させる上下駆動手段と、上下駆動
手段と芯出しピンとの間に介在状態に配され水平駆動手
段によって弾性変形させられるとともに水平駆動手段の
駆動力解放時に弾発力によってケーシングの水平位置を
修正する弾発部材とを具備する構成を採用している。
【0009】
【作用】ケーシングを狭隘部の底部近傍まで吊り降ろし
て、底部に対して非接触状態を保持しながら、水平駆動
手段の作動によって、位置調整リングを介して芯出しピ
ンを基準穴の上方位置まで移動させる。この移動によっ
て弾発部材が弾性変形させられる。上下駆動手段の作動
によって、芯出しピンを基準穴に挿入した状態とした
後、水平駆動手段による駆動力を解放すると、弾発部材
の弾発力によってケーシングが水平方向に移動させられ
て位置の設定が行なわれる。この位置設定後にケーシン
グを吊り降ろして狭隘部の底部に設置する。
【0010】
【実施例】以下、図1ないし図3に基づいて、本発明に
係る狭隘部設置機器の案内装置一実施例を説明する。こ
れら各図において、符号Xは狭隘部設置機器(機器)、
Sは基準穴、20はケーシング、21は水平駆動手段、
22は位置調整リング、23は上下駆動手段、24は弾
発部材、25は芯出しピン、26はテレビカメラであ
る。
【0011】これらの詳細について以下説明すると、前
記ケーシング20は、狭隘部Aに設置される機器Xと一
部共通とされて、その内部に、前述した超音波探傷装置
等とともに、水平駆動手段21、位置調整リング22、
上下駆動手段23、弾発部材24、芯出しピン25及び
テレビカメラ26等が収納され、全体として天井壁を有
する箱型状に形成されるとともに、上面部に吊り金具2
0aが配される。
【0012】前記水平駆動手段21は、図1ないし図3
に示すように、ケーシング20の内壁に張架状態に配さ
れる支持フレーム20bと位置調整リング22との間
に、支持ピン21aを介在させた状態でほぼ直交状態に
配される二つのアクチュエータ21b,21cを具備し
ている。
【0013】前記位置調整リング22は、水平駆動手段
21の作動時に芯出しピン25を水平各方向に移動させ
るもので、中心部に芯出しピン25を上下方向に挿通さ
せるためのガイド穴22aが明けられ、支持フレーム2
0bに取り付けられたサポート部材27によって水平各
方向に移動可能に支持される。
【0014】前記上下駆動手段23は、図1ないし図3
に示すように、ケーシング20の上部内壁等に取り付け
られ弾発部材24を上下移動させるアクチュエータ23
aと、弾発部材24を挿通状態に案内しかつ芯出しピン
25の上部を収納するためのピン収納部材28とを具備
し、ピン収納部材28には、弾発部材24等の挿通穴2
8aと、その直下に位置して芯出しピン25の上部が挿
入される収納穴28bとが形成される。
【0015】前記弾発部材24は、図1等に示すよう
に、上下駆動手段23と芯出しピン25との間に直列状
態に介在するとともに、例えばばね棒とされる。
【0016】前記芯出しピン25は、下端部がとがった
形状とされ、位置調整リング22のガイド穴22aを挿
通するとともに、基準穴Sに挿入可能な外径に設定され
る。
【0017】前記テレビカメラ26は、図1に示すよう
に、芯出しピン25の先端位置等に向けて設置され、芯
出しピン25の水平及び上下移動状況を映像化する機能
を有するもの等とされる。なお、その近傍には、照明器
具等が適宜設置される。
【0018】このように構成されている案内装置である
と、図4に示した例と同様に、ウインチ9のワイヤロー
プ10の操作等によって、吊り金具20aを利用して、
ケーシング20を狭隘部Aに沿って水中を下降させて、
閉塞板7の上に近接させる。このケーシング20の水中
における下降作業にあっては、テレビカメラ26の作動
によって、ケーシング20の吊り降ろし状況や位置の確
認を逐次実施し、芯出しピン25の直下近傍に基準穴S
が位置するように調整する。
【0019】図2に示すように、閉塞板7とケーシング
20との間に間隙を残した状態のまま、上下駆動手段2
3の作動によって芯出しピン25をその上部がピン収納
部材28から外れるまで下方に移動させ、芯出しピン2
5を基準穴Sに挿入する。芯出しピン25と基準穴Sと
の水平方向の位置ずれがある場合には、直交状態の二つ
のアクチュエータ21b,21cの作動によって、芯出
しピン25の位置修正を行なう。
【0020】二つのアクチュエータ21b,21cの一
方または両方の作動によって、位置調整リング22を水
平各方向に移動させ、芯出しピン25の先端(下端)を
基準穴Sの直上に位置させた状態とする。この状態で
は、弾発部材24の部分が、位置ずれの分だけ曲げられ
て弾性変形する。
【0021】次いで、上下駆動手段23を作動させて、
図1に示すように、芯出しピン25の先端を基準穴Sに
挿入する。
【0022】この挿入状態を維持したまま、二つのアク
チュエータ21b,21cによる駆動力を解放する。水
平方向の駆動力を解放すると、ケーシング20が吊持状
態となっているために、弾発部材24の弾発力によって
ケーシング20が水平方向に移動させられて、弾発部材
24が直線状態となるまで、つまり、上下駆動手段23
と芯出しピン25との中心が一致するまで位置の修正が
行なわれる。この位置修正によってケーシング20に搭
載されている機器Xの位置設定がなされる。この設定位
置を基準として(基準穴Sを中心として)、機器Xによ
る超音波探傷等の作業が実施される。
【0023】この位置設定を行なった状態で、ケーシン
グ20をさらに吊り降ろして閉塞蓋7の上に載置する
と、ケーシング20が芯出しされた状態で設置されるこ
とになる。
【0024】このような位置の設定作業にあっても、テ
レビカメラ26の作動によって、芯出しピン25状況や
位置の確認が逐次実施される。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る狭隘部設置機器の案内装置
によれば、狭隘部の底部近傍まで吊り下げられるケーシ
ングと、ケーシングに配され基準穴に挿入される芯出し
ピンと、芯出しピンに外嵌され水平各方向に移動可能に
配される位置調整リングと、位置調整リングを水平各方
向に移動させる水平駆動手段と、芯出しピンを上下方向
に移動させる上下駆動手段と、水平駆動手段によって弾
性変形させられるケーシングの水平位置を修正する弾発
部材とを具備する構成を採用しているから、以下のよう
な効果を奏する。 (1) 芯出しピンを基準穴に挿入する単純な作業によ
って、狭隘部に吊り下げられる所望の機器を正確にかつ
速やかに設置することができる。 (2) 吊り下げられるケーシングの位置が基準穴から
ずれる多くの場合において、芯出しピンを基準穴に挿入
する操作によってケーシングの位置の微調整が行なわ
れ、遠隔操作性を向上させることができる。 (3) 狭隘部が原子炉圧力容器とシュラウドとバッフ
ルプレートとによるものである場合や、検査対象物がマ
ンホールを密閉する閉塞蓋の溶接部である場合への適用
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る狭隘部設置機器の案内装置の一実
施例を示す一部を簡略化した斜視図である。
【図2】本発明に係る狭隘部設置機器の案内装置の一実
施例を示す正断面図である。
【図3】本発明に係る狭隘部設置機器の案内装置の一実
施例を示す側断面図である。
【図4】原子炉圧力容器と狭隘部設置機器との関係を示
す一部を断面した斜視図である。
【符号の説明】
A 狭隘部 X 狭隘部設置機器(機器) S 基準穴 1 原子炉圧力容器 3 シュラウド 5 バッフルプレート(検査対象構造物) 7 閉塞蓋 8 溶接部 9 ウインチ 10 ワイヤロープ 20 ケーシング 20a 吊り金具 20b 支持フレーム 21 水平駆動手段 21a 支持ピン 21b,21c アクチュエータ 22 位置調整リング 22a ガイド穴 23 上下駆動手段 23a アクチュエータ 24 弾発部材 25 芯出しピン 26 テレビカメラ 27 サポート部材 28 ピン収納部材 28a 挿通穴 28b 収納穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 狭隘部に吊り下げられる機器の設置位置
    を設定するための案内装置であって、狭隘部の底部近傍
    まで吊り下げられるケーシングと、該ケーシングの下部
    に配され狭隘部の底部に明けられた基準穴に挿入される
    芯出しピンと、該芯出しピンに外嵌されケーシングに水
    平各方向に移動可能に配される位置調整リングと、ケー
    シングに配され位置調整リングを水平各方向に移動させ
    る水平駆動手段と、ケーシングに配され芯出しピンを上
    下方向に移動させる上下駆動手段と、上下駆動手段と芯
    出しピンとの間に介在状態に配され水平駆動手段によっ
    て弾性変形させられるとともに水平駆動手段の駆動力解
    放時に弾発力によってケーシングの水平位置を修正する
    弾発部材とを具備することを特徴とする狭隘部設置機器
    の案内装置。
JP4153910A 1992-06-12 1992-06-12 狭隘部設置機器の案内装置 Withdrawn JPH05341084A (ja)

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Effective date: 19990831