JPH01116493A - 原子炉内検査装置 - Google Patents

原子炉内検査装置

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JPH01116493A
JPH01116493A JP62275475A JP27547587A JPH01116493A JP H01116493 A JPH01116493 A JP H01116493A JP 62275475 A JP62275475 A JP 62275475A JP 27547587 A JP27547587 A JP 27547587A JP H01116493 A JPH01116493 A JP H01116493A
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inspection device
core
arm
reactor
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勝 高橋
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服部 靖弘
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内の検査を行
う原子炉内検査装置に係り、特に原子炉圧力容器内の各
種機器の着脱を要するとなく検査を行うことが可能なも
のに関する。
(従来の技術) 第12図乃至第14図を参照して従来例を説明する。第
12図は沸騰水型原子炉(以下BWRという)の概略構
成を示す断面図で、図中符号1は原子炉圧力容器である
。原子炉圧力容器1内には冷即材2及び炉心3を支持す
る炉心支持構造物4が収容されている。上記炉心3は複
数の燃料集合体及び制睡棒等から構成されている。図中
符号4aはシュラウドヘッドである。上記制御棒は制御
棒駆動機構5によって炉心3内への挿入度が調節され、
それによって炉心出力の制御がなされる。
冷却材2は炉心3を上方に向って流通し、その際炉心3
の核反応熱により昇温する。昇温した冷却材2は水と蒸
気との二相流状態となり、炉心3の上方に設置された気
水分離器6内に導入される。
この気水分離器6内にて分離された蒸気はその上方に設
置された蒸気乾燥器7内に導入されて乾燥蒸気となる。
この乾燥蒸気は前記原子炉圧力容器1に接続された主蒸
気配管8を介して図示しないタービン系に移送されて発
電に供される。仕事をなした蒸気は図示しない復水器内
に導入されて凝縮・液化されて復水となる。この復水は
復水浄化系(図示せず)を介して再度原子炉圧力容器1
内に戻される。一方、前記分離された水はダウンカマ部
を流下して上記給水と混合した状態で再度炉心3の下方
に供給される。以下同様のサイクルを繰返す。
ところで、上記炉心支持構造物4は第13図に示すよう
な構成となっている。図中符号21は上部格子板であり
、この上部格子板21により燃料集合体の上部の位置決
めをなす。一方上記上部格子板21の下方には炉心支持
板22が配置され、この炉心支持板22により燃料集合
体の下部の位置決めをなす。これら上部格子板21及び
炉心支持板22は炉心シュラウド23内に収容されてい
る。
上記炉心シュラウド23は第14図に示すように、下部
胴24、中間胴25、及び上部M25とから構成されて
いる。又、図中符号26は縦方向溶接部であり、又符号
27は周方向溶接部である。
また上記下部胴24は中間胴25より小径であり、又中
間胴25は上部胴26より小径となっている。
上記構成において、長年の運転により上記縦方向溶接部
27及び周方向溶接部28、及びこれら−溶接部近傍に
応力腐蝕削れ(以下SCCという)が発生する恐れがあ
る。かかるSCCが発生した状態で運転を継続していく
と、SCCによる亀裂が進展して、炉心シュラウド23
が損傷することも予想される。炉心シュラウド23が損
傷した場合には、前記上部格子板21及び炉心支持板2
2による燃料集合体の支持機能が低下して原子炉の運転
に支障を来たす恐れがあるとともに、二次災害を誘発す
ることも予想される。このような点を考慮すると、炉心
シュラウド23はもとより炉心部に位置する各種機器の
点検作業は極めて重要な意味をもつものである。
ところで、原子炉圧力容器1内に配置された各種機器は
、高い放射線線量下にあり、よって作業員が該機器に直
接接近して検査を施すことは不可能であり、原子炉圧力
容器1の上方から検査機器を吊下して行う必要がある。
例えば炉心シュラウド23の炉心部内面を検査する場合
あるが、この場合には原子炉圧力容器1の上方から先端
に検査機器を取付けた長尺のボールを挿入して行う。そ
の際前述したように炉心3の上部には上部格子板21が
あり、この上部格子板21と上記ボールとの干渉が懸念
される。よって良好な作業性を確保するためには、上部
格子板21を取外す必要がある。この上部格子板21の
取外しは、全ての燃料集合体及び制御棒の取外しを意味
し、その着脱作業に困難を要することはもとより、作業
に長時間を要してしまう。さらに、取外した後再度取付
ける場合には芯出し等の問題も発生し、仮に正確な芯出
しを行わない場合には、制御棒の挿入特性を損うことも
予想される。これらの点を考慮すると、上部格子板21
の取外しは極力避けるべきである。
上部格子板21を取外すことなく前記ボールを使用して
炉内に検査を施す場合には、ボールの下端に旋回機構を
設置する必要がある。かかる旋回機構を設置した場合に
は、炉心3の中央に回転支点となる長尺ボールを取付け
、該ボールを使用して上記先端に検査機器を備えたボー
ルを旋回させて行う。したがってこの場合には上部格子
板21を取外さなくとも、全ての燃料集合体及び制御棒
を取外す必要があり、作業に困難を要することはもとよ
り、取外した機器の保管が問題となり、さらにボールの
旋回及び上下動を常時監視する必要があり、作業性が悪
いという問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) とのように従来の構成にあっては、検査作業が困難であ
るとともに、作業にも長時間を要してしまうという問題
があり、本発明はこの様な点に基づいてなされたもので
その目的とするところは、炉内検査作業を容易とし、か
つ作業に要する時間を短縮させて、プラントの稼働率を
向上させることが可能な原子炉内検査装置を提供するこ
とにある。
[発明の゛構成] (問題点を解決するための手段) すなわち、本発明による原子炉内検査装置は、原子炉圧
力容器内であって炉心の上方に配置され燃料集合体の上
端部を支持する上部格子板の格子により支持される上部
支持**と、上記原子炉圧力容器内であって炉心の下方
に配置され燃料集合体の下端部を支持する炉心支持板に
支持される下部支持機構と、上記上部支持機構及び下部
支持機構とを接続する接続機構と、この接続機構に沿り
て昇降するとともに回転可能な移動機構と、この移動機
構に取付けられ鉛直方向に旋回可能であるとともに伸縮
自在で゛先端に検査機構を備えたアーム機構とを具備し
たことを特徴とするものである。
(作用) つまり、上部格子板により支持される上部支持機構と、
炉心支持板により支持される下部支持機構と、これら上
部支持機構及び下部支持機構とを接続する接続機構と、
この接続機構に昇降可能に取付けられた移動機構と、こ
の移動機構に取付けられ先端に検査機構を備えるととも
に鉛直方向に旋回可能でかつ伸縮自在なアーム機構とか
ら構成されている。
そして、検査を施す場合には、炉心から検査作業に支障
を施すと予想される場所の燃料集合体のみを取外し、そ
の他の機器はそのままの状態とす°る。そして検査装置
を原子炉圧力容器の上方から挿入し、上部格子板の任意
の格子を介して炉心内に挿入する。検査装置は、上部支
持機構及び下部支持機構を介して上部格子板及び炉心支
持板に支持された状態となり、あとは移動機構を接続機
構を介して移動させるとともにアーム機構の先端に取付
けられた検査機構により必要な検査を施すものである。
(実施例) 以下第1図乃至第11図を参照して本発明の一実施例を
説明する。尚、従来と同一部分には同一符号を付して示
しその説明は省略する。第1図は本実施例による原子炉
内検査装置の構成を示す斜視図であり、図中符号101
は上部支持機構である。この上部支持機構101は、上
部格子板21の格子21a内に上方から嵌合して支持さ
れている。一方炉心支持板22の燃料支持金具22aに
は下部支持機構102が支持されており、この下部支持
機構102と上記上部支持機構101との間には接続機
構103が配設されている。この接続機構103は上記
上部支持機構101及び下部支持機構102との間に配
設された一対のガイドボール104及び105と、これ
ら一対のガイドボール104及び105の間に配設され
たボールねじ106とから構成されている。
上記接続機構103には移動機構107が図中矢印aで
示すように昇降可能でかつ矢印すで示す方向に回転可能
に取付けられており、この移動機構107は上記ボール
ねじ106の回転により昇降する。上記移動機構107
にはアーム機構108が取付けられており、このアーム
機構108の先端には検査機構109が取付けられてい
る。上記アーム機構108は図中矢印Cで示す方向に伸
縮するとともに、矢印dで示す方向に旋回可能である。
以上が原子炉内検査装置の概略構成であり、以下上記上
部支持機構101の構成から順次詳細に説明する。
第2図は上部支持機構101を一部切欠いて示す斜視図
であり、図中符号111は上部格子板21の格子21a
と略同様の形状寸法を有するケースである。このケース
111が上部格子板21の格子21aに上方から嵌合す
る。上記ケース111内には旋回ギヤ112が配置され
、この旋回ギヤ112には別のギヤ113が歯合してお
り、このギヤ113は旋回モータ114の回転軸114
aに固着されている。また上記旋回ギヤ112にはさら
に別のギヤ115が歯合しており、このギヤ115は回
転計116の回転軸116aに固着されている。上記旋
回ギヤ112の下方には第3図にも示すようにアダプタ
117が固着され、このアダプタ117に前記一対のガ
イドボール104及び105が固着されている。又上記
アダプタ117と上記ケース111との間にはベアリン
グ118が配置されている。よプて上記旋回モータ11
4を駆動することによりギヤ113、旋回ギヤ112を
介してアダプタ117が所望の方向に回転し“、それに
よって前記移動機構107及びアーム機構108を任意
の方向に指向させる。
尚、図中符号119は上記ガイドポール104及び10
5をアダプタ117に固定しているナツトである。一方
上記旋回ギャ112の上方には昇降モータ120が配置
され、この昇降モータ120の回転軸120aには前記
ポールねじ106が固着されている。この昇降モータ1
20を駆動することにより上記ボールねじ116を回転
させ、それによって上記移動機構107を昇降させる。
次に第4図及び第5図を参照して移動機構107の構成
を説明する。図中符号121は上記上部支持機構101
のケース111より若干小さめのケースであり、このケ
ース121には上記−対のガイドポール104及び10
5、ボールねじ106が貫通する貫通穴122.123
、及び124が夫々形成されている。上記貫通穴122
及び123には滑り管125及び126が夫々装着され
ている。一方上記貫通穴124の下方にはポールねじナ
ツト127が配置され、このポールナツト127は上記
ケース121の内面側に図示しないボルト等により固定
されている。このボールナツト127に上記ポールねじ
106が螺合している。よってボールねじ106が所望
の方向に゛回転することにより上記ボールナツト127
を介してケース121が昇降する。上記ケース121内
には水圧シリンダ機構128が収容配置されており、こ
の水圧シリンダ機構128により前記アーム機構108
の旋回をなす。また上記ケース121の一側部には凹所
129が形成され、この凹所129に前記アーム機構1
08が取付けられている。又上記凹所129を挟んでそ
の両側には夫々水中ライト130及び131が夫々配置
されている。
次に第6図を参照して前記アーム機構108の構成を説
明する。先ず上記シリンダ機構128によるアーム機構
108の旋回であるが、これは図にも示すように、アー
ム機構108の基端部にレバー132が取付けられ、こ
のレバー132にシリンダ機構128のピストンに連結
されている軸128aが連結されている。よってシリン
ダ機構128により上記軸128aを引けば、図中二点
IIIで示すようにレバー132を介してアーム機構1
08が下方に向って旋回する。この状態では上面からの
投影面積が上部支持機構101のケース111より小さ
くなり、よって上部格子板21の格子21aの通過は容
易になされる。それとは逆にシリンダ機構128により
軸128aを突出させれば、上記レバー132を介して
アーム機構108が図中実線で示す位置まで旋回する。
このように、検査装置を炉心内に挿入する場合にはアー
ム機構108を図中二点鎖線で示す位置まで旋回させて
おき、それによって上部格子板21との干渉を防止する
。一方炉内検査を行う場合にはアーム機構108を図中
実線で示す位置まで旋回させておく。
次に第7図を参照してアーム機構108の構成をさらに
詳細に説明する。まずアーム機構108は主アーム14
1、及びこの主アーム141にその一端を支持され主ア
ーム141内から出没可能な伸縮アーム142、この伸
縮アーム142の先端に取付けられたスプリングボック
ス143、このスプリングボックス143の先端に固着
された前記検査装置1109とから構成されている。上
記主アーム141の基端部内部には駆動モータ144が
11ii!置され、この駆動モータ144の回転軸14
4aにはギヤ145が固着されている。このギヤ145
には別のギヤ146が歯合しており、このギヤ146に
はボールねじ147が固着されている。このボールねじ
147は主アーム141内を軸方向に延長配置されてい
る。上記ボールねじ147にはボールナツト148が螺
合しており、このポールナツト、148は主アーム14
1内のフランジ部141aに固定されて帰る。一方ホー
ルねじ147には別のポールナツト149が螺合してお
り、このポールナツト149は前記伸縮アーム142の
基端部に固定されている。したがって上記駆動モータ1
44を駆動することにより上記ギヤ145及び146を
介してボールねじ147が回転し、このボールねじ14
7の回転により上記ポールナツト149を介して伸縮ア
ーム142が主アーム141内から出没する。尚、伸縮
アーム142の突出量は伸縮アーム142の端部に形成
されたフランジ142aが主アーム141の゛先端部に
形成された7ランジ141bに係合することにより規制
されている。上記スプリングボックス143内にはスプ
リング150が収容されており、一方上記スプリングボ
ックス143内には伸縮アーム142から突設された作
用部151が収容されている。つまり上記スプリング1
50によりある程度の自由度が確保された・構成となっ
゛ている。又、上記伸縮アーム142の先端には近接セ
ンサ192が取付けられており、この近接センサ192
によりスプリングボックス143との距離を測定する。
この近接センサ192の測定結果に基づいて上記駆動モ
ータ144を所望の方向に回転させ、それによって伸縮
アーム142の伸縮をなす。それによって第8図に示す
ように検査装置と検査対象物との距離が変化した場合に
対応するものである。尚、上記スプリングボックス14
3内の構成及び検査装置109の取付構造については後
述する。
次に第9図を参照して下部支持am’ro2の構成を説
明する。図中符号61は円板状をなす基板−であり、こ
の基板61の中心部には前記ボールねじ106がナツト
161を介して回転可能に支持されている。又前記一対
のガイドボール104及び105は上記基板161に装
着された回転リング163及び164に固定されている
。上記回転リング163及び164と基板161との間
にはベアリング165が配置されている。又上記基板1
61の下面側には4つのガイド166が突設されており
、これら4つのガイド166が前記燃料支持金具22a
の凹部22bに嵌合する。
次に第10図及び第11図を参照して前記スプリングボ
ックス143内の構成、及び検査装置109の取付は構
造について詳細に説明する。
上記スプリングボックス143内のスプリング150の
検査装置109側には一対の仕切板171及び172に
より室173が形成されており、この室173内には回
転板175が収容されている。この回転板175からは
軸176が突設され、この軸176は上記室173内に
挿入されている。上記軸176と仕切板171及び17
2の貫通部との間にはオイルシール177が装着されて
おり、又軸176は上記一対の仕切板171及び172
により回転可能に軸支されている。上記軸176には形
状記憶合金からなるスプリング178の一端が取付けら
れており、このスプリング178の他端は上記スプリン
グボックス143の内面に固着されている。このスプリ
ング178にはケーブル179を介して適宜通電可能と
なっており、通電することにより上記形状記憶効果を発
揮させてスプリング178の弾性力を調節するものであ
る。一方上記軸176には別のスプリング180の一端
が固着され、このスプリング180の他端はスプリング
ボックス143の内面に固着されている。上記スプリン
グ178を通電してその形状記憶効果を発揮させること
によりその弾性力を変化させ、それによってスプリング
178と180の弾性力のバランスを調節する。
かかるバランスの調節により軸176を介して回転板1
75が回転するものである。本実施例の場合には90’
の範囲で上記回転板175が回転し、−それによって周
方向溶接線に探傷を施す場合あるいは縦方向溶接線に探
傷を施す場合の夫々に後述する複数の超音波探触子18
2の位置を合せる。
尚、上記90°の回転範囲は図示しないストッパにより
規制されている。また上記軸176の仕切板171及び
172の貫通部にオイルシール177を設置したのは、
スプリング17を通電する関係上室173内を気密にす
る必要があるからである。
一方前記検査装置109は4つのスプリング181を介
して上記回転板175に取付けられており、これら4つ
のスプリング181によっても自由度が確保されている
。そして上記回転板175の回転により検査装@109
も上記スプリング181を介して一体に回転するもので
ある。
上記検査装@109には複数の超音波探触子182がス
プリング183を介して取付けられており、このスプリ
ング183は検査装[109に形成された凹部184内
に装着されている。上記超音波探触子182は被検査部
材に対して垂直に押圧される必要があり、これを保障す
るのが上記スプリング181及び183である。又超音
波探触子182を図に示すような状態で複数設置したの
は、それによって溶接線を挟み、溶接線及びその近傍を
一緒に検査しよとするからである。尚、第7図生得号1
91は水中TVカメラである。
以上の構成を基にその作用を説明する。まず検査対象と
なっている場所の燃料集合体及び制御棒を撤去する。そ
して、原子炉内検査装置を図示しない天井クレーン等を
使用して原子炉圧力容器1内に搬入する。その際前記シ
リンダ機構28を駆動してアーム機構108を下方まで
旋回しておき、アーム機構108と炉心上部機構21と
の干渉を防止できる状態とする。そのような状態で検査
装置を上部格子板21の格子21aを通過させて炉心3
内に搬入する。そして検査装置の下部支持機構102が
炉心支持板22の燃料支持金具22aに上方から嵌合す
るとともに、上部支持機構101が上部格子板21の格
子21aに上方から嵌合し、それによって検査装置は支
持されるとともにその位置を固定される。
次に検査を開始する。まず上記シリンダ機構28を駆動
してアーム機構108を水平方向まで旋回させる。それ
と同時に水中ライト130及び131を点灯する。かか
る状態で移動機構107を昇降させるとともに旋回させ
、かつアーム機構108を伸縮させて所望の検査、例え
ば溶接線(第14図生得号27及び28で示した溶接線
)に沿って探触子184を走査させて探傷検査を施す。
上記探傷検査はまず周方向溶接部28から行う。
すなわち旋回モータ114を駆動するとによりギヤ11
3及び旋回ギヤ112を介してアダプタ117を回転さ
せ、それによって一対のガイドボール104及び105
を介して移動機構107及びアーム機構108を旋回さ
せるものである。この時第8図に示すようにアーム機構
108の先端に取付けられた検査装置1109と炉内構
造物との距離が変化する為に、その距離変化に応じてア
ーム機構108を伸縮させる必要がある。これは近接セ
ンサ192によりスプリングボックス143との距離を
測定し、該測定値に基づいて駆動モータ144を正転あ
るいは逆転させる。それによってボールねじ147及び
ボールナツト149を介してアーム機構108の伸縮ア
ーム142を伸縮させることにより行う。一方旋回角度
については回転計116により測定し、設定値を確認す
ることにより(所定の角度旋回したことを確認したら)
探傷を停止する。
次に縦方向溶接線27に探傷検査を施す。この場合には
スプリング178にケーブル179を介して通電して形
状記憶効果を発揮させ、それによってスプリング178
及び180の弾性力のバランスを変化させて、それによ
って軸176を90’回転させる。これによって検査装
置109の先端面に取付けられている探触子182も9
0”回転する。かかる状態で水中TVカメラ191によ
り監視しながら縦方向溶接$128に沿って探触子18
2を走査させるべく、昇降モータ120を駆動する。こ
の場合にも所定の検査が終了した後、探傷検査を停止す
る。
そして、全ての検査が終了した侵、前記シリンダ機構2
8によりアーム機構108を下方まで旋回させて、検査
装置を搬入した時の状態と同じ状態とする。かかる状態
で前記天井クレーンを使用して検査装置を原子炉圧力容
器1内から搬出するとともに、検査に先だって撤去して
いた燃料集合体及び制御棒を搬入する。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することが
できる。
■まず、炉内検査に際して上部格子板21を撤去するこ
となく、かつ全ての燃料集合体及び制御棒を撤去するこ
となく行うことができる。すなわち、検査に先だって炉
心部から撤去する必要があるのは、検査に支障を来たす
と予想される位置に配置されている燃料集合体及び制御
棒だけであり、これら燃料集合体及び制御棒を撤去すれ
ば、後は上部格子板21の格子21aを介して炉心部に
検査装置を搬入することができるとともに、必要な検査
を施すことができるのである。したがって検査作業が大
幅に容易になりかつ検査に要する時間も大幅に短縮され
、プラントの稼働率の向上及び作業員の被曝低減を図る
上で極めて効果的である。
■次に検査装置の上部支持機構101は上部格子板21
の格子21aと同じ形状をなすケース111を備えてお
り、このケース111を上記格子21aに上方から嵌合
させるだけで検査装置の上方の支持及び位置決めがなさ
れる。同様に検査装置の下端部については下部支持機構
102のガイド166が炉心支持板22の燃料支持金具
22aの嵌合穴22bに上方から嵌合することによりそ
の位置め及び支持がなされる。このように検査装置の地
位決め及び支持は確実になされるものである。そしてこ
れらの支持及び位置決めは単に検査装置を格子21aか
ら挿入することにより容易になされる。
■次に本実施例におけるアームi構108は近接センサ
191による距離測定による測定結果に基づいて自動的
に伸縮する構成となっており、よって例えば周方向溶接
線27に探傷を施す場合に検査装置109と検査対象と
なっている炉内構造物”との距離が変化する場合であっ
ても、その変化に応じて伸縮することにより検査装置1
09を適切な場所に位置させることができる。したがっ
て精度の高い検査を可能とするとともに、検査装置10
9をはじめとする機器の健全性の維持を図ることができ
る。
■又、本実施例による検査装置109は回転可能であり
、よって−旦装着すれば後は単に回転させるだけで、周
方向溶接線27及び縦方向溶接線28に探傷を施すこと
ができる。
尚、本発明は前記一実施例に限定されるものではなく、
例えば前記一実施例では検査装置109を炉心シュラウ
ド4のUT装置として構成した例を示したが、これに限
定されるものではなく、上部格子板21、炉心支持板2
2、あるいは燃料集合体の検査装置として構成してもよ
い。又、水中TVカメラ191等による目視検査、ある
いはその他の非破壊検査に使用することも可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明による原子炉内検査装置に
よると、上部格子板はもとより燃料集合体及び制御棒に
ついてもその一部のみを撤去するだけで、検査を行うこ
とができ、検査作業が大幅に容易になるとともに、検査
に要する時間も大幅に短縮されて、プラントの稼働率の
向上を図ることができるとともに、作業員の被曝低減を
も図ることができる等その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は本発明の一実施例を示す図で、第
1図は原子炉内検査装置の斜視図、第2図は上部支持機
構を一部切欠いて示す斜視図、第3図は上部支持機構の
断面図、第4図は移動機構を一部切欠いて示す斜視図、
第5図は移動機構の一部断面図、第6図はアーム機構の
旋回作用を示す図、第7図はア゛−ム機構の断面図、第
8図はアーム機構の作用を示す図、第9図は下部支持機
構の断面図、第10図は検査装置及び回転板及び軸の斜
視図、第11図はスプリングボックスの断面図、第12
図乃至第14図は従来例の説明に使用した図で、第12
図は沸騰水型原子炉の断面図、第13図は炉心支持機構
の正面図、第14図は炉心シュラウドの斜視図である。 1・・・原子炉圧力容器、2・・・冷却材、3・・・炉
心、4・・・炉心支持機構、2・・・上部格子板、22
・・・炉心支持板−123・・・炉心シュラウド、10
1・・・上部支持機構、12・・・下部支持機構、10
3・・・接続機構、107・・・移動機構、 108・
・・アーム機構、109・・・検査装置。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 2b 第11¥J 第2図 第3図。 )] r゛〕 Eo、。 第6図 第7S 第 8 図 第9rlA 第10図 1111図 第12図 第 14  図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原子炉圧力容器内であって炉心の上方に配置され
    燃料集合体の上端部を支持する上部格子板の格子により
    支持される上部支持機構と、上記原子炉圧力容器内であ
    って炉心の下方に配置され燃料集合体の下端部を支持す
    る炉心支持板に支持される下部支持機構と、上記上部支
    持機構及び下部支持機構とを接続する接続機構と、この
    接続機構に沿って昇降するとともに回転可能な移動機構
    と、この移動機構に取付けられ鉛直方向に旋回可能であ
    るとともに伸縮自在で先端に検査機構を備えたアーム機
    構とを具備したことを特徴とする原子炉内検査装置。
  2. (2)上記アーム機構は、被検査部材との距離を測定し
    て、その測定結果に基づいて伸縮するものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の原子炉内検査装
    置。
  3. (3)前記検査機構は先端面に超音波探触子を複数備え
    、該超音波探触子の相対位置をアーム機構の軸に対して
    回転可能なものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の原子炉内検査装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100535627B1 (ko) * 2003-08-08 2005-12-08 한국원자력연구소 원자로 내부 검사장치
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