JP6924560B2 - 液晶表示装置、光源装置および光源装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置、光源装置および光源装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、液晶表示装置の液晶パネルを照明するための光を供給する光源装置および光源装置の製造方法に関するものである。
2012年、ITU(国際電気通信連合)により、UHDTV(Ultra−High Definition Television)における色再現範囲を規定するBT.2020規格が勧告された。しかし現在のところ、一般的な液晶表示装置の色再現範囲はBT.2020が規定する色再現範囲に対して60%〜75%程度に過ぎず、更なる色再現範囲の拡大が望まれている。
液晶表示装置の色再現範囲は、例えば液晶パネルを背面から照明するバックライトユニットの光を高純色化することによって拡大することができる。特許文献1では、440〜510(nm)または570〜605(nm)の波長帯の光を吸収する色素を含有した光学フィルタをバックライトユニットと液晶パネルの間に配置することで、バックライトユニットからの光を高純色化している。また特許文献2では、高屈折率層と低屈折率層を交互に積層させた誘電体多層膜をバックライトユニットと液晶パネルの間に配置することで、バックライトユニットからの光を高純色化している。また特許文献3では、特定波長を遮断する誘電体多層膜をLED光源とバックライトユニットの導光板の間に配置することで、バックライトユニットの光を高純色化している。
特開2002−40233号公報 特開2005−234132号公報 特開2008−85232号公報 特開2007−183525号公報
しかしながら、従来技術には以下のような課題が存在する。
特許文献1では、光学フィルタの色素が特定波長帯の光を吸収することで高温となり、隣接して設けられた液晶パネルも高温となってしまう。また、光学フィルタの光吸収色素は有機物であるため、光を長時間照射し続けると色素が経時劣化して光吸収特性が変化してしまう。
また特許文献2では、バックライトユニットからの光が様々な角度で液晶パネルに入射するが、誘電体多層膜の光通過特性には角度依存性が存在する。このため、液晶パネルの見かけの明るさや色味が視野角方向で変化して液晶表示装置の視野角特性が低下してしまう。
また特許文献3でも同様に、LED光源からの光が様々な角度で導光板に入射するが、誘電体多層膜の光通過特性には角度依存性が存在する。このため、誘電体多層膜の光通過波長域が角度依存性によって狭帯域化できず広がってしまい、バックライトユニットの光を純色化する光通過特性が低下してしまう。
本発明に係る光源装置は、液晶パネルを照明する光を供給する光源と、屈折率の異なる誘電体層が交互に積層された構造を有し、光源が発する光を複数の原色波長に純色化する誘電体多層膜とを備え、光源は、光源の発光面の法線方向と極角θをなす方向に放射されて誘電体多層膜を通過する光量が、極角θ>0°において最大となる配光特性を有し、誘電体多層膜は、誘電体多層膜の積層面の法線方向に対して極角θをなす方向から入射して誘電体多層膜を通過する光が最も純色化されるように最適化された光通過特性を有することを特徴とする。
また、本発明に係る光源装置の製造方法は、液晶パネルを照明する光を供給する光源と、屈折率の異なる誘電体層が交互に積層された構造を有し、光源が発する光を複数の原色波長に純色化する誘電体多層膜とを備えた光源装置の製造方法であって、光源の発光面の法線方向と極角θをなす方向に放射されて誘電体多層膜を通過する光量が、極角θ>0°において最大となる配光特性を有する光源と、誘電体多層膜の積層面の法線方向に対して極角θをなす方向から入射して誘電体多層膜を通過する光が最も純色化されるように最適化された光通過特性を有する誘電体多層膜と、を誘電体多層膜の積層面と光源の発光面とが互いに平行になるように配置するステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、液晶パネルを照明する光を高純色化して色再現範囲を拡大することが可能な光源装置および光源装置の製造方法を得ることができる。
一般的な液晶表示装置による色再現範囲を、BT.2020が規定する色再現範囲と共に示したxy色度図である。 一般的な誘電体多層膜の光通過特性を示す図である。 第1実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す概略図である。 一般的なカラーフィルタの光通過特性を示す図である。 第1実施形態に係る光源装置における光源の発光スペクトルを示す図である。 第1実施形態に係る光源装置における光源の配光特性を示す図である。 第1実施形態に係る光源装置における光源の配光特性の角度依存性を示す図である。 第1実施形態に係る光源装置における誘電体多層膜の光通過特性を示す図である。 第1実施形態に係る光源装置を用いた液晶表示装置による色再現範囲を示す図である。 第2実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す概略図である。 第2実施形態に係る光源装置における光源の発光スペクトルを示す図である。 第2実施形態に係る光源装置を用いた液晶表示装置による色再現範囲を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下で説明する図面において、同じ機能を有するものは同一の符号を付し、その説明を省略又は簡潔にすることもある。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係る液晶表示装置について図1〜図9を用いて説明する。図1は、一般的な液晶表示装置による色再現範囲を、BT.2020が規定する色再現範囲と共に示したxy色度図である。xy色度図における三角形の頂点の位置は、液晶表示装置または規格により再現可能な赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の純度を表している。
図1に示すように、一般的な液晶表示装置による色再現範囲R1は、BT.2020が規定する色再現範囲R0よりも三角形の面積が小さくなっている。これは、一般的な液晶表示装置がBT.2020規格を再現するためには、R(赤)/G(緑)/B(青)の3原色を更に高純色化する必要があることを意味している。xy色度図の三角形の頂点で表される3原色が高純色化できれば、高純色化された3原色を組み合わせてより鮮やかな色を再現することができる。
図1に示す一般的な液晶表示装置による色再現範囲R1の面積は、BT.2020が規定する色再現範囲R0の面積の60%〜75%程度に過ぎない。BT.2020が規定する色再現範囲を再現するためには、例えば、液晶パネルを背面から照明する光をより高純色化して色再現範囲を拡大させる必要がある。
液晶パネルを照明する光を高純色化するためには、例えば光学フィルタまたは誘電体多層膜を用いて、バックライトユニットからの光のうちのR(赤)/G(緑)/B(青)の3原色の波長域の光を通過させ、3原色以外の波長の光を除去または遮断すればよい。しかし、前述のように、光学フィルタは光吸収色素による発熱が大きく経年劣化するという課題がある。また、誘電体多層膜には光通過特性の角度依存性が存在するという課題がある。
図2は、一般的な誘電体多層膜の光通過特性を示す図である。誘電体多層膜は、屈折率の異なる誘電体層が交互に積層された構造を有し、特定の周波数を有する光を遮断する。図2に示す誘電体多層膜の光通過特性は、積層面の法線方向(0deg)から入射する光に対して次の条件が満たされるように最適化されている。
すなわち、R(赤)/G(緑)/B(青)の3原色の波長をそれぞれ610/530/470(nm)とするとき、図2に実線で示すように、これら3原色の波長における光透過率がいずれも80%以上となっている。そして、470〜530(nm)および560〜610(nm)の波長帯に、光透過率が5%以下となる極小を有している。これにより、図2に示す誘電体多層膜は、470、530、および610(nm)の波長を有する3原色の光を通過させる一方で、3原色以外の光は遮断し、入射光を3原色の波長に純色化することができる。
しかしながら、誘電体多層膜の光通過特性には角度依存性が存在する。一般的な誘電体多層膜の光通過特性は、図2に示すように、光がより大きな角度から積層面に入射するに従って短波長側へシフトしていく。このような光通過特性の角度依存性により、図2に示す誘電体多層膜の光通過特性は、積層面に対して大きな角度(>15deg)から入射する光に対しては上述の最適化の条件を満たさなくなってしまう。この結果、誘電体多層膜は、斜めに入射する光を効果的に純色化することができないという課題があった。本発明はこのような課題を解決することを目的とする。
図3は、第1実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す概略図である。図1に示す液晶表示装置は、液晶パネル1およびバックライトユニット2を備える。液晶パネル1とバックライトユニット2の間には、光拡散シートやプリズムシート等を配置してもよい。
液晶パネル1は、液晶層11を挟んで対向する一対のガラス基板12a、12bを備える。ガラス基板12a、12bのうち、バックライトユニット2側のガラス基板12aには、複数の電極10が設けられている。液晶表示装置の制御部(図示せず)は、ガラス基板12aの電極10に電圧を印加して液晶層11と平行な電界を生成し、液晶分子を回転させることにより液晶表示装置の表示を制御する。
液晶パネル1には、ガラス基板12a、12bを挟み込むように、偏光板14a、14bが外側のそれぞれの面に設けられている。偏光板14a、14bの偏光軸の向きは、電極10に電圧が印加されたときにバックライトユニット2から照明される光が通過または遮断されるよう設定されている。例えば図3に示す偏光板14a、14bの偏光軸の向きは互いに直交している。
液晶パネル1のガラス基板12bと液晶層11との間にはカラーフィルタ15が設けられている。カラーフィルタ15は、バックライトユニット2から照明される光のうちR(赤)/G(緑)/B(青)の3原色の波長域の光を通過させる。図4に、一般的なカラーフィルタ15の光通過特性の一例を示す。
バックライトユニット2は、エッジライト方式のバックライトであり、LED素子26を有する光源22を導光板21の端部に備えている。光源22は、液晶パネル1を照明する光を、導光板21を介して供給する。誘電体多層膜23は、光源22が発する光を3原色の波長に純色化する。エッジライト方式では、光源22を導光板21の端部に設けるので光源22が照明する面積を小さくすることができ、バックライトユニット2を省スペース化することができる。バックライトユニット2の液晶パネル1と反対側には、導光板21に供給された光を液晶パネル1に向けて反射する光反射シート等を配置してもよい。
図5は、第1実施形態に係る光源装置における光源22の発光スペクトルを示す図である。また、図6は、第1実施形態に係る光源装置における光源22の配光特性を示す図である。本実施形態の光源22は、図6に示すように、LED素子26および蛍光体27を有している。LED素子26は青色で発光し、YAG(YAl12)を主成分とする蛍光体27により一部の光は黄色光へ変換される。
この結果、LED素子26が発する光と蛍光体27が発する光は混色して白色を呈する。LED素子26は、青色の原色波長である470(nm)よりも短波長の光を発するものであればよい。図5に示すように、光源22の発光スペクトルは、LED素子26が発する青色の波長に鋭いピークを有すると共に、黄色の波長に穏やかなピークを有している。
このようにLED素子26の発する光が蛍光体27によって放射発光された場合の配光特性は、概ねランバーシアンとなることが知られている。図6はランバーシアンの配光特性を示している。ランバーシアン配光とは、光源22の発光面(放射面)の法線方向と極角θをなす立体角の方向に出射される光の強度Iが、極角θの余弦に比例する配光特性であり、下式(1)で表される。ここでIは、極角θ=0の方向に出射される光の強度である。
I = I・cosθ (1)
光源22の発光面の法線方向を極軸とする球面座標において、光源22を中心とする球面の微小立体角dS=sinθ・dθdφの範囲に放射される光量は、下式(2)で求められる。
I・dS = I・cosθ・sinθ・dθdφ (2)
上式(2)を方位角φ=0〜2πで積分すると、図6に斜線で示す微小極角dθの範囲に放射される光量I´(θ)が求められる。結果は下式(3)となる。
I´(θ)・dθ = 2π・I・cosθ・sinθ・dθ (3)
上式(3)は、極角θ=45°に極大を有する。つまり、図6に斜線で示す球面上の微小極角dθの範囲に出射される光量I´(θ)は、極角θ=45°の方向で最大となることが分かる。
しかし、光源22が発した光量のうち、実際に導光板21に供給される光量は、図6に示す球面上の立体角を通過した光量I´(θ)ではなく、更に、誘電体多層膜23の面上に入射して誘電体多層膜23を通過した光量I(θ)である。そこで、上式(2)に補正を加えることで、誘電体多層膜23の積層面の法線方向に対して極角θをなす方向から入射し、誘電体多層膜23を通過する光量I(θ)を求める。
光の強度Iは光源22からの距離rの2乗に反比例する。光源22から誘電体多層膜23までの最小距離をrとすると、図6に示すように、r=r・cosθであるから、誘電体多層膜23の入射面上における光の強度Iはcosθに比例することが分かる。上式(2)にcosθの因子を乗算すると、下式(4)が得られる。
I・dS = I・cosθ・sinθ・dθdφ (4)
更に、誘電体多層膜23の面上に極角θで入射した光量のうち、誘電体多層膜23を通過して導光板21に供給される光量は、誘電体多層膜23の積層面に垂直な成分であるから更にcosθ倍となる。上式(4)にcosθの因子を更に乗算すると、下式(5)が得られる。
I・dS = I・cosθ・sinθ・dθdφ (5)
上式(5)を方位角φ=0〜2πで積分すると、図6に示す誘電体多層膜23の面上における微小極角dθの範囲に入射して誘電体多層膜23を通過する光量I(θ)が求められる。結果は下式(6)となる。
I(θ)・dθ = 2π・I・cosθ・sinθ・dθ (6)
上式(6)は、概ね極角θ=25°に極大を有する。つまり、図6に示す誘電体多層膜23の積層面の法線方向に対して極角θをなす方向から入射し、誘電体多層膜23を通過する光量I(θ)は、概ね極角θ=25°の方向で最大となることが分かる。
図7は、第1実施形態に係る光源装置における光源22の配光特性の角度依存性を示す図である。図7には、光源22が発した光のうち、誘電体多層膜23の積層面の法線方向に対して極角θで入射し、誘電体多層膜23を通過した光量の実測値をヒストグラムで示している。また、図7には、上式(6)を極角θで積分して計算した光量の理論値を折れ線グラフで示している。実測値および理論値ともに、10°幅の極角θの範囲から入射する光量の積分値∫I(θ)dθを、10°間隔で測定または算出した。
図7より、光源22の配光特性の実測値は、上式(6)に基づくランバーシアン配光の角度依存性の理論値と概ね一致していることが分かる。特に、極角θ=20°〜30°の方向から入射して誘電体多層膜23を通過する光量が最も多いことが分かる。また、ランバーシアン配光において光量が最大となる極角θが、概ね25°であることが分かる。図7に示す実測値と理論値との誤差は、実際の光源22の配光特性が理想的なランバーシアン配光となっていないことが要因であると考えられる。
このように、光源22の配光特性は角度依存性を有している。一方で、前述のように誘電体多層膜23の光通過特性も角度依存性を有している。いずれの角度依存性も液晶表示装置の色再現性にとってはネガティブな要因であるが、両者の角度依存性を整合させることによってポジティブな相乗効果が得られる可能性がある。そこで、本実施形態では、誘電体多層膜23の光通過特性を、光源22の配光特性に合わせて最適化させることを検討する。
図8は、第1実施形態に係る光源装置における誘電体多層膜23の光通過特性を示す図である。図8に示す誘電体多層膜23は、TiOを主材料とする高屈折率層とSiOを主材料とする低屈折率層が交互に積層された構造を有する。そして、誘電体多層膜23の光通過特性は、積層面に対して25°の角度から入射する光に対して前述の最適化の条件が満たされるように最適化されている。
すなわち、誘電体多層膜23は、R(赤)/G(緑)/B(青)の3原色の波長をそれぞれ610/530/470(nm)とするとき、図8に実線で示すように、25°の角度から入射する光に対する3原色の波長における光透過率がいずれも80%以上となっている。そして、470〜530(nm)および560〜610(nm)の波長帯に、光透過率が5%以下となる極小を有している。
このような光通過特性を有する誘電体多層膜23は、例えば図2に示す光通過特性を有する従来の誘電体多層膜に対して公知技術(例えば、特許文献4参照)を適用し、光通過特性を長波長側にシフトさせることにより製造することが可能である。これにより、本実施形態の誘電体多層膜23は、470、530、および610(nm)の波長を有する3原色の光を通過させる一方で、3原色以外の光は遮断し、25°の角度から入射する光を3原色の波長に純色化することができる。
なお、誘電体多層膜23の光通過特性の最適化の条件は、470〜530(nm)および560〜610(nm)の両方の波長帯に極小を有する代わりに、470〜530(nm)または560〜610(nm)のいずれかの波長帯に極小を有してもよい。波長帯の極小は必ずしも5%以下である必要はないが、5%以下であることが望ましい。
このように、本実施形態の誘電体多層膜23の光通過特性は、図8に実線で示すように、入射する光量が最大となる極角θ=25°の方向から入射する光に対して最適化されている。一方で、図8に点線または破線で示すように、入射する光量が少ない極角θ<15°または極角θ>35°の方向から入射する光に対しては最適化されていない。
図9は、第1実施形態に係る光源装置を用いた液晶表示装置による色再現範囲を示す図である。図9には、図1に示すBT.2020が規定する色再現範囲R0と、誘電体多層膜を有しない一般的な液晶表示装置による色再現範囲R1に加え、本実施形態の液晶表示装置による色再現範囲R2の実測値を示している。また図9には、誘電体多層膜の光通過特性が光源22の配光特性に合わせて最適化されていない場合の色再現範囲R3の実測値を比較例として示す。色再現範囲の測定は、図7に示す配光特性を有する光源22を用い、液晶表示装置のR(赤)/G(緑)/B(青)の3原色の表示の色相を分光器で測定した。
図9に実線で示す本実施形態の液晶表示装置による色再現範囲R2は、光源22と導光板21の間に、図8に示す光通過特性を有する誘電体多層膜23を配置して測定した。誘電体多層膜23の光通過特性は、光源22の配光特性に合わせて最適化されている。本実施形態の液晶表示装置による色再現範囲R2の面積は、BT.2020が規定する色再現範囲R0の面積の77.3%であった。一方、誘電体多層膜23を配置しない従来の液晶表示装置による色再現範囲R1の面積は、BT.2020が規定する色再現範囲R0の面積の67.1%であった。
このように、誘電体多層膜23の光通過特性が光源22の配光特性に合わせて最適化された本実施形態では、BT.2020規格を再現するには至らないものの、誘電体多層膜23を配置しない従来と比較して色再現範囲を拡大することができた。
一方、図9に一点鎖線で示す色再現範囲R3は、光源22と導光板21の間に、図2に示す光通過特性を有する誘電体多層膜を配置して測定した。図2に示す従来の誘電体多層膜の光通過特性は、光源22の配光特性に合わせて最適化されていない。色再現範囲R3の面積は、BT.2020が規定する色再現範囲R0の面積の65.5%であった。
このように、誘電体多層膜の光通過特性が光源22の配光特性に合わせて最適化されていない構成では、誘電体多層膜を配置しない構成よりも色再現範囲が狭くなってしまった。これは、図2に示す誘電体多層膜は、光量が最大となる極角θ=25°の方向ではなく、光量が少ない極角θ=0°の方向で最適化されているため、25°の角度から入射する3原色の光が、誘電体多層膜の角度依存性により除去されてしまったためと考えられる。
以上のように、本実施形態の光源は、光源の発光面の法線方向と極角θをなす方向に放射されて誘電体多層膜を通過する光量が、極角θ>0°において最大となる配光特性を有している。また、本実施形態の誘電体多層膜は、誘電体多層膜の積層面の法線方向に対して極角θをなす方向から入射して誘電体多層膜を通過する光が最も純色化されるように最適化された光通過特性を有している。これにより、液晶パネルを照明する光を高純色化して色再現範囲を拡大することが可能な光源装置を得ることができる。
なお、以上の説明では、光源22は、上式(1)に示すランバーシアンの配光特性を有するものとしたが、本実施形態はこれに限定されるものではない。光源22は、光源22の発光面の法線方向と極角θをなす方向に放射されて誘電体多層膜23を通過する光量が、極角θ>0°において最大となる配光特性を有していればよい。また、図6では、誘電体多層膜23の積層面と光源22の発光面とが互いに平行になるように配置したが、必ずしもこのような配置に限定されるものではない。
また、以上の説明では、誘電体多層膜23は、TiOを主材料とする高屈折率層とSiOを主材料とする低屈折率層が交互に積層された構造を有するものとしたが、これに限定されるものではない。高屈折材料にはZnS、CeO、ZrTiO、HfO、Ta、ZrO等を用いてもよいし、低屈折材料にはMgF等を用いてもよい。また、誘電体多層膜23は、光源22が発する光を610/530/470(nm)の3原色の波長に純色化するものとしたが、別の3原色の波長に純色化してもよいし、4色以上の原色波長に純色化してもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る液晶表示装置および光源装置について図10〜図12を用いて説明する。図10は、第2実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す概略図である。図10に示す本実施形態の液晶表示装置は、図3に示す第1実施形態の液晶表示装置と比較して、YAG蛍光体の代わりにKSF蛍光体(フッ化物蛍光体)を用いている点が異なっている。その他の構成は第1実施形態と同じであるので説明は省略する。以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図11は、第2実施形態に係る光源装置における光源22bの発光スペクトルを示す図である。本実施形態の光源22bは、図10に示すように、LED素子26および蛍光体27bを有している。LED素子26は青色で発光し、KSFを主成分とする蛍光体27bにより一部の光は赤色光へ変換される。
この結果、LED素子26が発する光と蛍光体27bが発する光は混色して白色を呈する。図11に示すように、光源22bの発光スペクトルは、LED素子26が発する青色の波長に鋭いピークを有すると共に、赤帯域、そして緑帯域にもピークを有している。このような、緑帯域にもピークを有する光源22bを用いることにより、第1実施形態の液晶表示装置よりも広い色再現範囲を再現することが可能である。
図12は、第2実施形態に係る光源装置を用いた液晶表示装置による色再現範囲を示す図である。図12には、図1に示すBT.2020が規定する色再現範囲R0と、誘電体多層膜を有しない一般的な液晶表示装置による色再現範囲R1に加え、本実施形態の液晶表示装置による色再現範囲R2の実測値を示している。また図12には、誘電体多層膜の光通過特性が光源22bの配光特性に合わせて最適化されていない場合の色再現範囲R3の実測値を比較例として示す。色再現範囲の測定は、図11に示す配光特性を有する光源22bを用い、液晶表示装置のR(赤)/G(緑)/B(青)の3原色の表示の色相を分光器で測定した。
図12に実線で示す本実施形態の液晶表示装置による色再現範囲R2は、光源22bと導光板21の間に、図8に示す光通過特性を有する誘電体多層膜23を配置して測定した。誘電体多層膜23の光通過特性は、光源22bの配光特性に合わせて最適化されている。本実施形態の液晶表示装置による色再現範囲R2の面積は、BT.2020が規定する色再現範囲R0の面積の84.1%であった。一方、誘電体多層膜23を配置しない従来の液晶表示装置による色再現範囲R1の面積は、BT.2020が規定する色再現範囲R0の面積の75.8%であった。
このように、誘電体多層膜23の光通過特性が光源22bの配光特性に合わせて最適化された本実施形態では、BT.2020規格を再現するには至らないものの、誘電体多層膜23を配置しない従来と比較して色再現範囲を拡大することができた。また、YAG蛍光体の代わりにKSF蛍光体を用いることにより、第1実施形態の液晶表示装置と比較して更に色再現範囲を拡大することができた。
一方、図12に一点鎖線で示す色再現範囲R3は、光源22bと導光板21の間に、図2に示す光通過特性を有する誘電体多層膜を配置して測定した。図2に示す従来の誘電体多層膜の光通過特性は、光源22bの配光特性に合わせて最適化されていない。色再現範囲R3の面積は、BT.2020が規定する色再現範囲R0の面積の75.8%であった。
このように、誘電体多層膜の光通過特性が光源22の配光特性に合わせて最適化されていない構成では、誘電体多層膜を配置しない構成と色再現範囲は同じであり、改善は見られなかった。これは、図2に示す誘電体多層膜は、光量が最大となる極角θ=25°の方向ではなく、光量が少ない極角θ=0°の方向で最適化されているため、25°の角度から入射する3原色の光が、誘電体多層膜の角度依存性により除去されてしまったためと考えられる。
以上のように、本実施形態の光源装置はYAG蛍光体の代わりにKSF蛍光体を含んでいる。これにより、第1実施形態と同様の効果に加え、更に色再現範囲を拡大することが可能な光源装置を得ることができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 :液晶パネル
2 :バックライトユニット
10 :電極
11 :液晶層
12a、12b :ガラス基板
14a、14b :偏光板
15 :カラーフィルタ
21 :導光板
22 :光源
23 :誘電体多層膜
26 :LED素子
27 :蛍光体

Claims (10)

  1. 液晶パネルを照明する光を供給する光源と、
    屈折率の異なる誘電体層が交互に積層された構造を有し、前記光源が発する光を複数の原色波長に純色化する誘電体多層膜と、
    を備え、
    前記光源は、前記光源の発光面の法線方向を極軸とする球面座標において、当該法線方向と極角θをなす立体角の方向へ前記球面座標の方位角φが0〜2πの範囲に放射されて前記誘電体多層膜を通過する光量が、極角θ>0°において最大となる配光特性を有し、
    前記誘電体多層膜は、
    前記誘電体多層膜の積層面の法線方向に対して前記極角θをなす方向から入射して前記誘電体多層膜を通過する光に対する前記複数の原色波長における光透過率がいずれも80%以上となり、該複数の原色波長の間において極小となり、前記誘電体多層膜の前記積層面の前記法線方向に対して前記極角θ をなす方向から入射して前記誘電体多層膜を通過する光が最も純色化されるように最適化された光通過特性を有する
    光源装置。
  2. 前記誘電体多層膜の積層面と前記光源の発光面とが互いに平行になるように配置された 請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記複数の原色波長は、470、530、および610(nm)であり、
    前記誘電体多層膜の前記光通過特性は、470〜530(nm)または560〜610(nm)の波長帯に光透過率の極小を有する
    請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記誘電体多層膜の前記光通過特性は、470〜530(nm)および560〜610(nm)の波長帯に光透過率の極小を有する
    請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記光透過率の極小が5%以下である
    請求項3または4に記載の光源装置。
  6. 前記光源は、YAG蛍光体またはKSF蛍光体を含み、前記光源の前記配光特性が、20°≦前記極角θ≦30°を満たす
    請求項1から5のいずれか1項に記載の光源装置。
  7. 前記光源は、470(nm)よりも短波長の光を発するLED素子を含む
    請求項1から6のいずれか1項に記載の光源装置。
  8. 前記誘電体多層膜は、TiOを主材料とする高屈折率層とSiOを主材料とする低屈折率層が交互に積層された構造を有する
    請求項1から7のいずれか1項に記載の光源装置。
  9. 液晶パネルを照明する光を供給する光源と、
    屈折率の異なる誘電体層が交互に積層された構造を有し、前記光源が発する光を複数の原色波長に純色化する誘電体多層膜と、
    を備えた光源装置の製造方法であって、
    前記光源の発光面の法線方向を極軸とする球面座標において、当該法線方向と極角θをなす立体角の方向へ前記球面座標の方位角φが0〜2πの範囲に放射されて前記誘電体多層膜を通過する光量が、極角θ>0°において最大となる配光特性を有する前記光源と、
    前記誘電体多層膜の積層面の法線方向に対して前記極角θをなす方向から入射して前記誘電体多層膜を通過する光に対する前記複数の原色波長における光透過率がいずれも80%以上となり、該複数の原色波長の間において極小となり、前記誘電体多層膜の前記積層面の前記法線方向に対して前記極角θ をなす方向から入射して前記誘電体多層膜を通過する光が最も純色化されるように最適化された光通過特性を有する前記誘電体多層膜と、
    を前記誘電体多層膜の積層面と前記光源の発光面とが互いに平行になるように配置するステップ
    を有する光源装置の製造方法。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載の光源装置を導光板の端部に配置したエッジライト方式のバックライトユニットを備える液晶表示装置。
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