JP4471014B2 - 液晶表示装置、バックライト光源および光学フィルム - Google Patents

液晶表示装置、バックライト光源および光学フィルム Download PDF

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Description

本発明は、液晶表示装置、バックライト光源および光学フィルムに関する。
液晶表示装置は、低電圧・低消費電力であり、薄膜化や小型化や大画面化が可能である等の様々な利点から、パーソナルコンピュータや携帯機器のモニタや、テレビ用途に広く用いられている。このような液晶表示装置は、液晶物質層の液晶の配列状態により、様々なモードが提案されており、その一例として、TN(Twisted Nematic)モード、IPS(In−Plane Switching)モード、OCB(Optically Compensatory Bend)モード、VA(Vertically Aligned:垂直配向)モード等がある。このような各モードのうち特にVAモードの液晶は、コントラストが高く、近年、注目されている。
しかしながら、かかる液晶は、白表示をしている際に、法線方向から液晶を観察した場合の色相と広角方向から液晶を観察した場合の色相とが異なるという問題があった。
そこで、特許文献1では、液晶パネルとバックライト光源との間に、二色性色素を含有するシートを設けることにより、白表示における広角から観察した際の色相変化の補償を行っている。
特開平10−293299号公報
しかしながら、特許文献1に記載の二色性色素を含有するシートは、二色性色素および液晶分子の双方について配向制御を行いながら形成する必要があり、製造が容易ではないという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、白表示において、広角から観察した際の色相変化を抑制することができ、容易に製造することが可能な、新規かつ改良された液晶表示装置、バックライト光源および光学フィルムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、液晶パネルと、前記液晶パネルの背面に配置され、前記液晶パネルに白色光を照射するバックライト光源と、前記液晶パネルと前記バックライト光源との間に配置される光学フィルムと、を備え、前記光学フィルムは、前記バックライト光源から照射された前記白色光を透過する基材と、前記基材の前記液晶パネル側の一面に部分的に設けられる着色層と、前記基材の前記バックライト光源側の一面に前記着色層と対向するように設けられ、前記白色光を反射する反射層と、を有する、液晶表示装置が提供される。
前記基材における前記着色層が形成されている部分の面積は、前記着色層が形成されていない部分の面積よりも小さくてもよい。
前記基材における前記反射層が形成されている部分の面積は、前記反射層が形成されていない部分の面積よりも小さくてもよい。
前記基材における前記着色層が形成されている部分の面積は、前記基材における前記反射層が形成されている部分の面積よりも小さくてもよい。
前記着色層は、580nm以上の可視光領域に最大吸収波長が存在する化合物を用いて形成されるようにしてもよい。
前記着色層は、島状に複数設けられており、一の前記着色層は、略矩形状を有し、前記反射層は、島状に複数設けられており、一の前記反射層は、対応する前記一の着色層よりも大きな面積を有する略円形状であってもよい。
前記着色層および前記反射層は、前記基材上に格子状に設けられてもよい。また、それぞれの前記着色層および前記反射層は、前記基材の端辺に対して斜行する格子形状であってもよい。また、前記着色層および前記反射層は、前記基材上に縞状に設けられてもよい。
また、前記光学フィルムと前記液晶パネルとの間には、前記光学フィルムを透過した光を散乱させる散乱部材が存在しないことが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、白色光を照射するバックライト光源と、前記バックライト光源上に配置される光学フィルムと、を備え、前記光学フィルムは、前記バックライト光源から照射された前記白色光を透過する基材と、前記基材の前記バックライト光源側の一面に部分的に設けられ、前記白色光を反射する反射層と、前記バックライト光源側の面と対向する面に、前記反射層と対向するように設けられる着色層と、を有する、バックライト光源が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、白色光を透過する基材と、前記基材の一側の面に部分的に設けられ、前記白色光を反射する反射層と、前記基材の他側の面に、前記反射層と対向するように設けられる着色層と、を備える、光学フィルムが提供される。
本発明によれば、白表示において、広角から観察した際の色相変化を抑制することが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<座標系の定義について>
まず、本明細書において使用する座標系の定義について説明する。本明細書では、図10に示したような座標系を採用し、ある基板1の平面をxy平面とし、基板1の鉛直方向をz軸方向とする。また、あるベクトル3が定義される場合に、ベクトル3とz軸とのなす角θを極角と定義し、ベクトル3のxy平面への射影とy軸とのなす角φを方位角と定義する。ここで、図10におけるベクトル3の向きは、便宜的なものであり、z軸正方向側から負方向側に向かうベクトルであってもよく、z軸負方向側から正方向側に向かうベクトルであってもよい。ここで、ベクトル3は、液晶物質や色素の分子長軸方向であってもよく、基板1を液晶表示装置の表示面として液晶表示装置を斜視する場合の視線の向きであってもよい。
<従来の液晶表示装置について>
続いて、本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置の説明に先立ち、従来の液晶表示装置の問題点について、図11〜図13を参照しながら詳細に説明する。図11は、従来の液晶表示装置を説明するための模式図である。
従来の液晶表示装置900は、例えば図11に示したように、バックライト光源901と、液晶パネル903と、を主に備える。
バックライト光源901は、後述する液晶パネル903に対して、例えば白色光を照射する照射部である。
液晶パネル903は、当該液晶パネル903に設けられた電極(図示せず。)に印加される電圧のオン・オフに応じて、バックライト光源901により照射された光の透過・遮断を制御する。かかる液晶パネル903は、図10に示したように、例えば、偏光フィルム905,915と、ガラス基板907,913と、液晶物質層909と、光学フィルタ911と、を主に備える。液晶パネル903には、画素が平面的に並んで構成されており、液晶パネル903は、各画素に所定の電圧を印加するための電極(図示せず。)も備える。
図10に示したような従来の液晶表示装置900では、液晶パネル903に垂直に入射した白色光は白色光のまま液晶パネル903を透過するものの、液晶パネル903に斜めに入射した白色光は、液晶パネル903を透過した際には、黄色味を帯びてしまうという問題があった。
次に、上述の問題について、図11を参照しながら、さらに詳細に説明する。図11は、従来の液晶表示装置における色相の極角依存性について説明するためのグラフ図である。
図11は、画素が4つのドメインに分割された垂直配向液晶モード(VAモード)を採用した液晶表示装置の表示面を図10における基板1とし、視線の向きを図1におけるベクトル3とした場合に、液晶表示装置を方位角φ=45度から斜視した際の白表示の分光スペクトルである。図11の横軸は波長を表しており、図11の縦軸は透過率を表している。また、図11に示したスペクトルでは、視線と液晶表示装置の法線方向とのなす角(すなわち、極角θ)を0度から60度まで10度ごとに変化させて測定している。なお、θが0度の場合のスペクトルと、θが10度の場合のスペクトルは、スペクトルに大きな変化は見られず、ほぼ重なっている。
図11を参照すると、極角θが大きくなるにつれて青色の波長帯域の透過率が低下しており、黄色の色づきが大きくなっていることがわかる。また、極角θが50度のスペクトルでは、この傾向が顕著であることがわかる。この結果は、垂直配向液晶モードの液晶表示装置を広角側から観察すると、白表示をしている場合であっても、観測者には黄色を帯びた画像として認識されてしまうこと、すなわち、液晶表示装置を広角から観察した際に色相変化が生じてしまうことを示唆している。
このような問題を解決するために、上述の特許文献1に記載の液晶表示装置では、バックライト光源901と、液晶パネル903との間に、二色性色素を含有するシート951を配置している。このシート951を配置することで、シート951に垂直に入射した白色光は、白色光のまま液晶パネル903を透過するが、シート951に斜め方向から入射した白色光は、シート951に含まれる二色性色素によって青色光となる。そのため、液晶パネル903に入射した青色光は、白色光となって液晶パネル903から出射する。
上述の二色性色素を含有するシート951は、例えば、二色性色素と液晶分子とを用いて製造することが可能であるが、製造に際して二色性色素と液晶分子の配向を制御する必要があり、シート951の製造が容易ではないという問題があった。
そこで、本願発明者らは、このような問題を解決するために鋭意研究を行い、以下に説明するような液晶表示装置、バックライト光源および光学フィルムに想到した。
(第1の実施形態)
<液晶表示装置の構成について>
まず、図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置について、詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る液晶表示装置を説明するための説明図である。
本実施形態に係る液晶表示装置10は、例えば図1に示したように、光学フィルム100と、バックライト光源200と、液晶パネル300と、を主に備える。
光学フィルム100は、後述するバックライト光源200と液晶パネル300との間に配設される部材である。光学フィルム100は、バックライト光源200から射出された白色光の一部を吸収して、光学フィルム100の上面に配置されている液晶パネル300に、一部が吸収された白色光を透過させる。かかる光学フィルム100については、以下で詳細に説明する。
バックライト光源200は、光学フィルム100および液晶パネル300に対して、例えば白色光を照射する照射部である。本実施形態に係るバックライト光源200は、例えば、冷陰極管(Cold−Cathode Fluorescent Lamp:CCFL)や、フラット蛍光ランプ(Flat Fluorescent Lamp:FFL)や、電界発光(ElectroLuminescence:EL)素子や発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)等を使用することが可能である。また、本実施形態に係るバックライト光源200は、上述のものに限定されるわけではなく、白色光を照射可能な光源であれば、任意のものを使用することが可能である。
液晶パネル300は、当該液晶パネル300に設けられた電極(図示せず。)に印加される電圧のオン・オフに応じて、バックライト光源200および光学フィルム100を透過した光の透過・遮断を制御する。かかる液晶パネル300は、図1に示したように、例えば、偏光フィルム301,311と、ガラス基板303,309と、液晶物質層305と、光学フィルタ307と、を主に備える。液晶パネル300には、画素が平面的に並んで構成されており、液晶パネル300は、各画素に所定の電圧を印加するための電極(図示せず。)も備える。
偏光フィルム301は、光学フィルム100を透過した光の偏光を制御するフィルムであり、偏光フィルム311は、液晶パネル300から射出する光の偏光を制御するフィルムである。これらの偏光フィルム301,311は、後述する液晶物質層305に用いられている液晶物質の配向の仕方に応じて、それぞれの偏光フィルムにおける偏光軸の向きが決定される。
また、偏光フィルム301,311と、後述するガラス基板303,309との間には、後述する液晶物質層305の電圧印加状態での着色を補償するための位相差フィルムが、1または2以上設けられていてもよい。かかる位相差フィルムとして、例えば光学1軸性フィルムを使用することが可能である。各光学1軸性フィルムの偏光軸と、図3に示したx軸とのなす角は、所定の角度とすることが可能である。
ガラス基板303,309は、後述する液晶物質層305の上下に設けられ、液晶物質層305を形成する液晶物質を担持する基板である。かかるガラス基板303,309は、所定の成分を含有するガラスを用いて形成される。また、かかるガラス基板303,309と、液晶物質層305との間には、所定の金属や、インジウム−スズ酸化物(Indium−Tin Oxide:ITO)等を用いて、パターニングされた電極(図示せず。)が形成される。
なお、後述する液晶物質層305を構成する液晶物質の配向を制御するために、ガラス基板303,309の表面に、いわゆる配向処理が施されていてもよい。配向処理の一例としては、例えば、ガラス基板303,309の表面にポリイミド等を用いて配向膜を形成した後に、形成した薄膜を所定の方向にこする処理(いわゆる、ラビング処理)や、ガラス基板303,309の表面に光配向膜を形成した後に、所定波長の光を照射する処理等を挙げることができる。また、かかる配向処理は、ガラス基板303,309の表面に形成された電極(図示せず。)に対して実施してもよい。
液晶物質層305は、所定の液晶物質を用いて形成される膜である。かかる液晶物質層305を形成する液晶物質は、所定の方向に配向している。ここで、液晶物質は、全てが完全に同一の方向に配向しているわけではなく、それぞれの液晶物質が平均的に所定の方向に配列している。以降、かかる平均の配向方向(より詳細には、平均の配向方向を表す単位ベクトル)を、ダイレクターと称する。
本実施形態に係る液晶表示装置10は、液晶物質層305の液晶物質のダイレクターが垂直方向(図1におけるz軸方向)と略平行であるVAモードの液晶表示装置であることが好ましい。また、本実施形態に係る液晶物質層305を形成する液晶物質は、液晶物質の分子長軸方向の誘電率が分子短軸方向の誘電率よりも小さい液晶物質(いわゆる、負の誘電異方性を有する液晶物質)であることが好ましい。
また、視野角特性を改善して斜めから見ても表示品位の低下が生じないように、液晶物質層305を構成する各画素は、2つまたは4つの領域(ドメイン)に配向分割されていてもよい。液晶物質層305の配向分割は、ガラス基板303,309に設けられている電極に、所定のスリットを形成したり、所定形状のリブを形成したりすることで実現可能である。
光学フィルタ307は、液晶物質層305の上方(図1におけるz軸正方向側)に設けられ、可視光帯域におけるバンドパスフィルタの役割を果たす。かかる光学フィルタ307は、図1に示したように、それぞれ赤色光だけ、緑色光だけ、青色光だけを透過する三種類の微小カラーフィルタが、所定の平面配列構造となるように設けられる。かかる光学フィルタ307は、それぞれ所定波長の光を吸収する色素、顔料、染料等を用いて形成される。
なお、光学フィルム100と液晶パネル300との間には、光学フィルム100を透過した光を散乱させる散乱フィルタ等の散乱部材を設けないことが好ましい。かかる散乱部材を設けると、光学フィルム100を透過した広角方向に進む青色光が散乱部材によって散乱されてしまい、広角方向へと進行しなくなってしまうからである。
<光学フィルム100の構成について>
続いて、図1〜図5を参照しながら、本実施形態に係る光学フィルム100の構成について、詳細に説明する。
本実施形態に係る光学フィルム100は、例えば図1に示したように、基材101と、着色層105と、反射層109と、を主に備える。
基材101は、光学フィルム100の基板となるものであり、可視光領域で概ね透明であり、丈夫であり、複屈折性のない材料を用いて形成される。可視光領域で概ね透明であるとは、例えば360nm〜830nm程度の波長領域全域において光の透過率が一様であり、入射した光が散乱されないことを表す。基材101の中に散乱が存在すると、斜め方向に進行して後述する着色層105を通過すべき光線の進路を妨げてしまうこととなり、所望の色相補正が得られなくなる。このような基材101として、例えば、アクリル樹脂や、トリアセチルセルロース(TAC)フィルムやノルボルネン系の化合物を用いたフィルム等のプラスチック樹脂を用いることが可能である。また、プラスチック樹脂以外にも、可視光領域で概ね透明である材料であれば、任意のものを使用することが可能である。
なお、この基材101の厚みは、本実施形態に係る光学フィルム100が実装される液晶表示装置10やバックライト光源200の設計条件等に応じて変更することが可能であるが、例えば、1000μm程度の厚みとすることができる。
着色層105は、基材101の液晶パネル300側の面103に形成されており、入射した白色光から所定波長の光を吸収する。この着色層105は、面103に部分的に形成されており、その厚みは、例えば2μm程度とすることが可能である。この着色層105は、例えば、550nm超過780nm未満の帯域に最大吸収波長が存在し、可視光帯域における長波長側の光を強く吸収する、青系の色素であることが好ましい。550nmという波長は最大比視感度近傍の波長であり、かかる波長の光を多く吸収する色素を用いると、光の吸収に伴い液晶表示装置の明るさを犠牲にすることとなるため、好ましくない。他方、最大吸収波長が780nm超過である場合には、可視光帯域の光を効果的に吸収することが困難となるため、好ましくない。また、色素の最大吸収波長は、黄色やオレンジ色の光を効率よく吸収するように、例えば、580nm以上とすることが更に好ましい。
このような色素は、染料であってもよく、顔料であってもよい。このような色素の具体例として、例えば、キサンテン系、スクアリリウム系、シアニン系、オキソノール系、アゾ系、ピロメテン系、ポルフィリン系の化合物等がある。
着色層105が形成されている部分の面積は、着色層105が形成されていない部分の面積よりも小さいことが好ましい。着色層105を形成した部分の面積が、形成されていない部分の面積よりも大きい場合には、光学フィルム100を透過した白色光の多くが青みを帯びてしまうとともに、液晶表示装置10の正面輝度が急激に低下することとなる。そのため、着色層105が形成されている部分の面積は、面103の全体面積の約50%未満であることが好ましい。
斜め方向から着色層105に入射して着色層105を透過した白色光は、着色層105を形成する色素によって、所定の波長帯域の光が吸収され、青みを帯びた色となる。斜め方向に進行する青みを帯びた光は、液晶パネル300に入射して、液晶パネル300によって色相が黄色みを帯びるようになる。その結果、液晶パネル300に入射した青みを帯びた光は、白色光となって液晶パネル300から射出されることとなる。そのため、観測者が液晶表示装置10を広角方向から見た場合であっても、観測者は白色光を観測することとなる。
反射層109は、基材101のバックライト光源200側の面107に形成されており、反射層109の法線方向(すなわち、図1におけるz軸負方向側)から入射した白色光を散乱反射する。この反射層109は、着色層105と平面的に重なり合うように(すなわち、着色層105と対向するように)、面107に部分的に形成されている。この反射層109は、白色塗料を用いた拡散反射板を用いて形成することが可能であり、その厚みは、例えば2μm程度とすることが可能である。
なお、反射層109で散乱反射された白色光は、バックライト光源200側で再び反射され光学フィルム100に入射するため、光の利用効率が低下することはない。
反射層109が形成されている部分の面積は、反射層109が形成されていない部分の面積よりも小さいことが好ましい。反射層109を形成した部分の面積が、形成されていない部分の面積よりも大きい場合には、光学フィルム100に入射する白色光の割合が減ってしまうため、液晶表示装置10の正面輝度が急激に低下することとなる。そのため、反射層109が形成されている部分の面積は、面107の全体面積の約50%未満であることが好ましい。
また、反射層109が形成されている部分の面積は、着色層105が形成されている部分の面積よりも大きいことが好ましい。着色層105が形成されている部分の面積が、反射層109が形成されている部分の面積よりも大きい場合には、光学フィルム100の法線方向側(図1におけるz軸負方向側)から入射した白色光の色相が青色に変化してしまい、液晶パネル300を透過する光が青みを帯びてしまうため、好ましくない。
<着色層105および反射層109の具体例について>
続いて、図2A〜図5を参照しながら、本実施形態に係る着色層105および反射層109の具体例について、詳細に説明する。図2A〜図5は、本実施形態に係る着色層および反射層の一例を説明するための説明図である。
まず、図2A〜図2Cを参照しながら、着色層105および反射層109の一具体例について、詳細に説明する。
図2Aは、本実施形態に係る光学フィルム100を、液晶パネル300側(図1におけるz軸正方向側)から見た場合の平面図を示している。なお、図2Aでは、バックライト光源200側の面107に形成されている反射層109を、点線で図示している。
本具体例では、それぞれの着色層105は、面103上に島状に形成されており、それぞれの反射層109は、面107状に島状に形成されている。また、個々の着色層105は、略矩形状を有しており、個々の反射層109は、略円形状を有している。図2Aに示した例では、着色層105および反射層109の形状がそれぞれ正方形および円形である場合を図示しているが、着色層105の形状は、長方形であってもよく、五角形や六角形等の多角形であってもよく、反射層109の形状は、楕円形であってもよい。しかしながら、着色層105の形状は正方形が好ましく、反射層109の形状は、円形であることが好ましい。また、図2Aおよび図2Bに示したように、一つの反射層109の径の大きさは、着色層105を内包可能な大きさとなっており、個々の反射層109は、対応する着色層105にほぼ外接する径を有することが好ましい。
また、着色層105の矩形の頂点は、偏光板吸収軸または透過軸と一致しない方位に位置することが好ましい。また、着色層105の矩形の頂点は、偏光板吸収軸または透過軸に対して約45°の方位に位置することがより好ましい。そのため、着色層105の矩形の各辺の方向を、偏光板吸収軸または透過軸の方向とほぼ一致させることで、着色層105の矩形の頂点を、偏光板吸収軸または透過軸に対して約45°の方位とすることができる。
次に、図2Bおよび図3を参照しながら、本実施形態に係る着色層105および反射層109の機能について、詳細に説明する。図2Bは、一つの反射層109と、この反射層109に対応する位置に設けられた着色層105を拡大して示した図であり、図3は、図2Aを図中に示した切断線で接続した場合を示す断面図である。
図2Bのように着色層105および反射層109を形成すると、図3に示したように、反射層109に鉛直方向から入射する白色光L1は、反射層109で反射され、着色層105に入射することはない。また、反射層109が形成されていない部分に入射した白色光L1は、着色層105を透過することなく白色光のまま光学フィルム100を透過する。
また、図3に示したように、光学フィルム100に斜め方向から入射する白色光L2の一部は、基材101により屈折して、着色層105を通過することとなる。この着色層105では所定の波長帯域の光が吸収され、青みを帯びた光(青色光)L4となって着色光105から射出される。
また、図2Bにおける着色層105の対角線方向で着色層105および反射層109を切断した場合を考えると、着色層105の対角線方向(すなわち、方位角45度の方向)では、着色層105の幅と反射層109の幅は、同じ長さとなっている。そのため、着色層105の対角線方向から入射した白色光L3が反射層109により反射される割合は低くなり、白色光L3が着色層105を透過する割合は高くなる。他方、VAモードを採用している液晶パネルでは、方位角45度の方向から液晶パネルを見た場合に色相変化が最も大きくなることが知られている。図2Aおよび図2Bに示した例では、この方位角45度の方向から入射した白色光L3は、高い割合で着色層105を透過することとなるため、VAモードを採用した液晶パネルにおいて色相変化が最も大きい白色光を、最も効率良く色相補正することができる。
なお、図2Aでは、着色層105および反射層109は、それぞれ16個ずつ図示しているが、基材101に設けられる着色層105および反射層109の個数は、図示した例に限定されるわけではない。また、着色層105および反射層109は、図2Aに示したように配列されていてもよく、千鳥配置となっていてもよい。また、図2Aでは、着色層105および反射層109は、均一に配置されているが、配置のちらばり具合に疎密があってもよい。
また、図2Aおよび図2Bでは、VAモードを採用した液晶パネルを例にとって説明を行ったが、IPS液晶モードを採用した液晶パネルに対しても、図2Aおよび図2Bに示した着色層105および反射層109を設けることで、色相補正することができる。また、TN液晶モードを採用した液晶パネルに対しては、例えば図2Cに示したような着色層105および反射層109を設けることで、同様に色相補正をすることが可能である。
また、図2A〜図2Cでは、個々の着色層105と反射層109とが異なる形状を有する場合について説明したが、個々の着色層105と反射層109とは、略矩形状や略円形状など、同一の形状を有していても良い。
続いて、図4を示しながら、着色層105および反射層109の他の具体例について、詳細に説明する。図4では、着色層105は、面103上に、面103の端辺に対して斜行するような格子状に形成されている。同様に、反射層109は、面107上に、面107の端辺に対して斜行するような格子状に形成されている。
基材101の対角線に対して平行に基材101を切断すると、図4に示した着色層105および反射層109は、同一の幅を有していることがわかる。従って、図4に示した着色層105および反射層109は、図2Aに示した着色層105および反射層109と同様に、VAモードを採用した液晶パネルにおいて色相変化が最も大きい白色光(すなわち、方位角45度の方向から入射する白色光)を、最も効率良く色相補正することができる。
また、本実施形態に係る着色層105および反射層109は、図5に示したように基板101に格子状に形成されていてもよく、図6に示したように、縞状に形成されていてもよい。
<着色層105および反射層109の幅について>
続いて、図7および図8を参照しながら、着色層105および反射層109の幅について、詳細に説明する。図7は、本実施形態に係る着色層および反射層について説明するための説明図であり、図8は、本実施形態に係る着色層と反射層のズレ量を説明するための説明図である。
本実施形態に係る着色層105の幅W(A)および隣接する着色層105間の幅G(A)、ならびに、反射層109の幅W(B)および隣接する反射層109間の幅G(B)は、着色層105および反射層109を形成する物質の屈折率等の光学特性や、基材101を形成する物質の光学特性や、光学フィルム100の実装条件等に応じて決定することができる。
より詳細には、着色層105の幅W(A)については、基材101の大きさや、光学フィルム100の実装条件に基づいて設定することが可能である。また、図8に示したように、着色層105の端部と反射層109の端部とのズレをΔWとすると、ΔWの最大値Max(ΔW)は、以下のように決定することが可能である。
ここで、図8に示したように、反射層109が形成されている雰囲気の屈折率をnとし、基材101の屈折率をnとする。また、基材101の法線方向と入射光L2のなす角を、それぞれθおよびθとし、基材101の厚みをdmmとする。
角度θおよびθの間には、以下の式1に示すスネル(Snell)の法則が成立しており、ΔWとdとθの間には、以下の式2に示す関係が成立している。これより、ΔWの最大値Max(ΔW)は、式3のように表すことができる。ここで、式1を用いて角度θを角度θで表すことにすると、Max(ΔW)は、dとθとに応じて、以下の表1に示したような値となる。なお、nは空気の屈折率である1.0とし、nは、アクリル基材の屈折率である1.5を用いている。
このように、光学フィルム100を適用する液晶パネル300の極角依存性に応じて、色相補正が最も必要な角度θ1を決定し、光学フィルム100の基材101の厚みを考慮することで、着色層105の端部と反射層109の端部とのズレの最大値を決定することが可能である。
なお、基材101上に、着色層105および反射層109を形成する方法は、微細なパターンを実現することが可能な方法であれば、任意の方法を用いて形成することが可能である。
なお、上述の説明では、本実施形態に係る光学フィルム100が、バックライト光源200または液晶パネル300と独立して存在している場合について説明しているが、かかる例には限定されない。本実施形態に係る光学フィルム100は、バックライト光源200と一体に形成され、本実施形態に係る光学フィルム100を備えたバックライト光源として実現されてもよい。また、本実施形態に係る光学フィルム100は、液晶パネル300と一体に形成され、本実施形態に係る光学フィルム100を備えた液晶パネル300として実現されてもよい。
次に、本実施形態に係る光学フィルム100を備えた液晶表示装置10について、以下のような条件を設定して、正面輝度および色差についてシミュレーションを実施した。なお、色差については、極角60度、方位角45度から観察した場合の色差Δxyを計算した。
まず、図9に示したような、最大吸収波長が約620nmである青色色素を仮定し、1000μmの厚みを有する基材101上に、表2に示したような条件で、着色層105および反射層109が形成されていると設定した。この際、着色層105および反射層109は、それぞれ円形であり、基材101上に島状に形成されているとした。
また、従来例として、本実施形態に係る光学フィルム100を配置しなかった場合における液晶表示装置の正面輝度および色差について、同様にしてシミュレーションを行った。
その結果、表2に示したように、正面輝度は、従来例よりも10cd/m程度低下したものの、斜め方向の色相変化(正面から観察した場合のズレ)は、従来例の1/2以下にすることが可能であることが明らかとなった。
このように、本実施形態に係る光学フィルム100を用いることで、白表示において広角から観察した際の色相変化を、大幅に抑制することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、着色層105および反射層109が均等に重なり合うように設けられた場合について説明したが、基材101上の配置位置にあわせて、着色層105が反射層109のいずれかの端辺に偏るように設けられていてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置を説明するための説明図である。 同実施形態に係る着色層および反射層の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る着色層および反射層の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る着色層および反射層の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る着色層および反射層について説明するための説明図である。 同実施形態に係る着色層および反射層の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る着色層および反射層の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る着色層および反射層の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る着色層および反射層について説明するための説明図である。 同実施形態に係る着色層と反射層のズレ量を説明するための説明図である。 同実施形態に係る青色色素の吸収特性の一例を示す分光スペクトルである。 座標系の定義について説明するための説明図である。 従来の液晶表示装置を説明するための説明図である。 従来の液晶表示装置における色相の極角依存性について説明するためのグラフ図である。 従来の液晶表示装置を説明するための説明図である。
符号の説明
10 液晶表示装置
100 光学フィルム
101 基材
105 着色層
109 反射層
200 バックライト光源
300 液晶パネル

Claims (12)

  1. 液晶パネルと、
    前記液晶パネルの背面に配置され、前記液晶パネルに白色光を照射するバックライト光源と、
    前記液晶パネルと前記バックライト光源との間に配置される光学フィルムと、
    を備え、
    前記光学フィルムは、
    前記バックライト光源から照射された前記白色光を透過する基材と、
    前記基材の前記液晶パネル側の一面に部分的に設けられる着色層と、
    前記基材の前記バックライト光源側の一面に前記着色層と対向するように設けられ、前記白色光を反射する反射層と、
    を有する、液晶表示装置。
  2. 前記基材における前記着色層が形成されている部分の面積は、前記着色層が形成されていない部分の面積よりも小さい、請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記基材における前記反射層が形成されている部分の面積は、前記反射層が形成されていない部分の面積よりも小さい、請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記基材における前記着色層が形成されている部分の面積は、前記基材における前記反射層が形成されている部分の面積よりも小さい、請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記着色層は、580nm以上の可視光領域に最大吸収波長が存在する化合物を用いて形成される、請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 前記着色層は、島状に複数設けられており、一の前記着色層は、略矩形状を有し、
    前記反射層は、島状に複数設けられており、一の前記反射層は、対応する前記一の着色層よりも大きな面積を有する略円形状である、請求項1に記載の液晶表示装置。
  7. 前記着色層および前記反射層は、前記基材上に格子状に設けられる、請求項1に記載の液晶表示装置。
  8. 前記着色層および前記反射層は、前記基材の端辺に対して斜行している、請求項7に記載の液晶表示装置。
  9. 前記着色層および前記反射層は、前記基材上に縞状に設けられる、請求項1に記載の液晶表示装置。
  10. 前記光学フィルムと前記液晶パネルとの間には、前記光学フィルムを透過した光を散乱させる散乱部材が存在しない、請求項1に記載の液晶表示装置。
  11. 白色光を照射するバックライト光源と、
    前記バックライト光源上に配置される光学フィルムと、
    を備え、
    前記光学フィルムは、
    前記バックライト光源から照射された前記白色光を透過する基材と、
    前記基材の前記バックライト光源側の一面に部分的に設けられ、前記白色光を反射する反射層と、
    前記バックライト光源側の面と対向する面に、前記反射層と対向するように設けられる着色層と、
    を有する、バックライト光源。
  12. 白色光を透過する基材と、
    前記基材の一側の面に部分的に設けられ、前記白色光を反射する反射層と、
    前記基材の他側の面に、前記反射層と対向するように設けられる着色層と、
    を備える、光学フィルム。
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