JP6924406B2 - 貯湯給湯装置 - Google Patents

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本発明は、貯湯タンクに貯留した湯水と上水を混合して給湯する貯湯給湯装置に関する。
従来から、貯湯タンクに貯留した高温の湯水と低温の上水とを、混合比率を調整可能な混合手段により混合して給湯設定温度の湯水を給湯する貯湯給湯装置が広く使用されている。このような貯湯給湯装置として、例えば特許文献1のような温水量調整弁と冷水量調整弁を有する湯水混合ユニットを混合手段として備えた貯湯給湯装置が知られている。
給湯開始直後の配管内の温度が低下した湯水が給湯に使用される場合や、給湯中に上水の温度が低下した場合には、貯湯タンク側の湯水量を増加させると共に上水量を減少させて給湯設定温度となるように混合比率を調整する。このとき停電や混合手段の故障等により貯湯タンク側の湯水量を増加させた状態で混合比率が制御不能になると、貯湯タンク内の高温の湯水が高温のまま給湯される危険がある。この高温の給湯を回避するため、停電時や高温の給湯を検知した場合に、給湯される湯水に混合する上水が流通可能となるように開弁される高温出湯回避電磁弁が配設されている。
特許第3718656号公報
特許文献1の湯水混合ユニットは、指示した混合比率と実際の混合比率を比較して、実際の冷水(上水)の比率が指示した比率よりも小さい場合、即ち上水が流れ難くなっている場合に温水量調整弁の上限開度を低く制限するように構成されている。それ故、上水が流れ難くなっている場合に上記のように混合比率が制御不能になっても、温水量調整弁の上限が低く設定されて温水量が少量となるため、高温出湯回避電磁弁の開弁により上水が混合されて高温の給湯が回避される。しかし、温水量と上水量が少量となるため、給湯流量が低下する問題がある。
また、上水が流れ難くなっていない場合には、温水量調整弁の上限開度が制限されないので、上記のように混合比率が制御不能になると、温水が多く流れて高温出湯回避電磁弁の開弁により上水が最大限混合されても十分に温度が下がらず、高温の給湯を回避できない場合がある。特に、夏季には上水の温度が高くなるので、高温の給湯を回避できない可能性が高まる。
本発明の目的は、給湯中に停電等により混合比率が制御不能になった場合でも、高温の給湯を確実に回避可能な貯湯給湯装置を提供することである。
請求項1の貯湯給湯装置は、湯水を貯留する貯湯タンクと、前記貯湯タンク上部に接続された出湯通路と、上水を供給するために前記貯湯タンク下部に接続された給水通路と、前記給水通路から分岐して前記出湯通路に接続されたバイパス通路と、前記出湯通路の湯水と前記バイパス通路の上水を混合するための混合比率を調整可能な混合手段と、前記混合手段で混合された湯水が流通する給湯通路と、前記貯湯タンクから出湯する湯水の出湯温度を検知する出湯温度検知手段と、上水の給水温度を検知する給水温度検知手段と、前記混合手段で混合された湯水の給湯温度を検知する給湯温度検知手段と、給湯設定温度を設定する設定手段と、前記給湯温度が前記給湯設定温度となるように前記混合手段の混合比率を調整する制御手段とを備えた貯湯給湯装置において、
前記制御手段は、前記出湯温度と、前記給水温度と、前記給湯設定温度に基づいて前記混合手段の出湯通路側開度の上限を演算して設定し、この上限以下の調整範囲で前記混合手段を調整することにより混合比率を調整するように構成され、前記出湯通路に加熱した湯水を供給可能な補助熱源機を備え、前記補助熱源機使用時には、前記出湯通路側開度の上限の設定を解除又は緩和することを特徴としている。
上記構成により、給湯温度が高温にならない出湯通路側開度の上限を設定して、この上限以下の範囲で混合手段を調整するので、設定した出湯通路側開度の上限で混合手段が停電等により制御不能となっても、高温の給湯を回避することができる。
そして、補助熱源機で加熱した湯水を給湯に使用する場合は、混合手段に設定された出湯通路側開度の上限の設定を解除又は緩和するので、出湯通路側開度の上限により制限されていた湯水の流量を増加させて給湯流量を増加させることができる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記混合手段は、前記バイパス通路と前記出湯通路との接続部に配設された一軸式の湯水混合弁であることを特徴としている。
上記構成により、湯水と上水の混合比率を1つの湯水混合弁で調整することができ、混合比率の調整を容易にすることができると共に、出湯通路側開度の上限の設定を容易にすることができる。
請求項3の発明は、請求項1において、前記混合手段は、前記バイパス通路に配設されたバイパス調整弁と前記出湯通路に配設された出湯調整弁とで構成され、前記制御手段は、前記出湯通路側開度の上限以下の調整範囲で前記出湯調整弁を調整することを特徴としている。
上記構成により、混合比率を調整できると共に、高温の給湯を回避し易くすることができる。
本発明の貯湯給湯装置によれば、給湯中に停電等により混合比率が制御不能になった場合でも、高温の給湯を回避することができる。
本発明の実施例1に係る貯湯給湯装置の構成を示す図である。 一軸式の混合弁の構成を示す要部断面図である。 実施例1に係る混合弁の開度ステップと対応する混合比率のテーブルである。 図2のテーブルと湯水温度と給水温度に基づく給湯温度の演算の一例を示すテーブルである。 本発明の実施例2に係る貯湯給湯装置の構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
最初に、貯湯給湯装置1の全体構成について説明する。
図1に示すように、貯湯給湯装置1は、貯湯タンク2、補助熱源機3等を備えている。貯湯給湯装置1は、例えばヒートポンプ式熱源機や、燃料電池等の発電時の排熱を利用する熱源機等の図示外の外部熱源機により加熱した湯水を貯湯タンク2に貯留して、この湯水を給湯に使用する。また、貯湯給湯装置1は、補助熱源機3により加熱した湯水を給湯や暖房、風呂追い焚きに使用する。補助熱源機3は、例えば燃料ガスの燃焼熱を利用して湯水を加熱する。
貯湯タンク2の上部には、貯湯タンク2に貯留した湯水を出湯するための出湯通路4が接続されている。また、貯湯タンク2の下部には、貯湯タンク2に上水を供給するための給水通路5が接続されている。この給水通路5から分岐したバイパス通路6が出湯通路4に接続され、この接続部に出湯通路4の湯水とバイパス通路6の上水の混合手段として混合比率を調整可能な湯水混合弁7が配設されている。湯水混合弁7には給湯通路8が接続され、湯水混合弁7で混合された湯水が給湯通路8を流通して給湯栓等に給湯される。
貯湯タンク2の外周には、貯留された湯水の温度を検知する複数の貯湯温度センサ2a〜2eが上下方向に所定の間隔を空けて設けられている。出湯通路4には、湯水混合弁7に供給される湯水の温度を検知するための混合弁入口温度センサ11が配設されている。給水通路5には、上水道から供給される上水の温度を検知するための給水温度センサ12(給水温度検知手段)が配設されている。給湯通路8には、給湯温度を検知するための給湯温度センサ13(給湯温度検知手段)が配設されている。
貯湯給湯装置1は、上記混合弁入口温度センサ11等の検知信号に基づいて給湯運転等を制御する制御部14(制御手段)を備え、ユーザが給湯設定温度を設定する操作を行うためのリモコン15(設定手段)が制御部14に接続されている。制御部14は、最も上側の貯湯温度センサ2aが検知した温度と、混合弁入口温度センサ11が検知した温度とを比較して高い方の温度を出湯温度として制御に利用する。従って、貯湯温度センサ2aと混合弁入口温度センサ11のうち、より高温を検知した温度センサが出湯温度検知手段に相当する。
補助加熱通路16は、出湯通路4から分岐されると共に、この分岐部より下流側で調整弁17を介して出湯通路4に接続され、貯湯タンク2の湯水を補助熱源機3で加熱して出湯通路4に供給可能である。調整弁17は、補助加熱通路16を通って出湯通路4に供給される湯水量を調整する。補助加熱通路16には、補助熱源機3に湯水を送るためのポンプ18と三方弁19が配設されている。
補助加熱通路16から分岐した熱交往き通路20が、補助熱源機3で加熱した湯水を暖房熱交換器21及び風呂熱交換器22に供給可能に接続され、暖房熱交換器21、風呂熱交換器22で熱交換した湯水を補助熱源機3に戻すための熱交戻り通路23が三方弁19に接続されている。三方弁19は、貯湯タンク2の湯水又は熱交戻り通路23の湯水を補助熱源機3に供給可能となるように切換えられる。
給水通路5には、減圧弁5aと逆止弁5bと切換弁5cが配設されている。給水通路5は切換弁5cを介して熱交戻り通路23に接続されている。切換弁5cは上水の供給先を貯湯タンク2又は熱交戻り通路23に切換える。
バイパス通路6には逆止弁6aが配設され、バイパス通路6から分岐して給湯通路8に接続された高温出湯回避通路6bには、高温出湯回避電磁弁6cが配設されている。高温出湯回避電磁弁6cは、通常時には通電により閉止状態を維持する。停電時や給湯温度が後述の制限温度以上であることを給湯温度センサ13が検知した場合には、高温出湯回避電磁弁6cを開弁して給湯通路8に上水を供給可能にし、給湯中であれば上水が供給されて高温の給湯を防ぐ。
貯湯タンク2の下部には外部熱源機に湯水を供給する上流加熱通路24が接続され、この外部熱源機で加熱された湯水が流通する下流加熱通路25が貯湯タンク2の上部に接続されて貯湯タンク2の上部から加熱された湯水が貯留される。
給湯通路8には給湯流量センサ8aと給湯流量調整弁8bが配設されている。給湯栓等の開栓により給湯が開始されて給湯流量センサ8aが所定の流量を検知すると、制御部14は出湯温度と給水温度に基づいて給湯温度が給湯設定温度となるように湯水混合弁7の混合比率を調整する。そして給湯温度センサ13が検知した給湯温度に基づいて、制御部14は湯水混合弁7の混合比率をさらに調整する。
次に、湯水混合弁7について説明する。
湯水混合弁7は、弁体を進退駆動することにより混合比率を調整可能な一軸式の混合弁である。図2に示すように、湯水混合弁7は、円筒状のケース27と、ケース27の軸心27aと同心状に設けられた弁軸28と、弁軸28を軸心方向に進退駆動するモータ29と、ケース27内部に設けられた混合室27bと、弁軸28の進退駆動と共に混合室27b内を進退駆動する弁体30と、弁体30に対応する弁座27c,27dと、ケース27の軸心方向一端側の第1導入口31と、ケース27の軸心方向他端側の第2導入口32と、ケース27の第1導入口31と第2導入口32の間に設けられた導出口33等を備えている。
湯水混合弁7は、第1導入口31から出湯通路4の湯水を導入し、第2導入口32からバイパス通路6の上水を導入する。そして制御部14は、指定した開度ステップとなるようにモータ29により弁軸28と弁体30を駆動して混合比率を調整し、混合室27bにおいて湯水と上水を混合して導出口33から給湯通路8へ供給する。湯水混合弁7の開度ステップは、弁体30が最も進出した位置を0ステップとし、弁体30が最も退入した位置を1936ステップとしている。従って、開度ステップが大きくなるにつれて出湯通路4側の開度が大きくなると同時にバイパス通路6側の開度が小さくなる。
ここで、混合比率をA、出湯温度をB、給水温度をC、給湯温度をDとすると、混合比率Aは、A=(B−D)/(D−C)の演算式により演算される。制御部14は、図3に示すように、湯水混合弁7の開度ステップを変えながら測定した出湯温度と給水温度と給湯温度に基づいて上記の演算をして作成された湯水混合弁7の開度ステップに対応する混合比率のテーブル(開度混合比テーブル)を予め記憶している。尚、開度混合比テーブルは16ステップ刻みで作成されているが、ステップ刻み幅はこれに限定されるものではない。
湯水混合弁7の開度ステップは、仕様上の上限としてハード上限(1936ステップ)と、湯水混合弁7の開度ステップを調整可能な範囲の上限として動作特性に基づき一律に定められたソフト上限(1300ステップ)を有する。また、貯湯給湯装置1は、高温の給湯を防ぐために給湯通路8から給湯される湯水の温度を制限温度未満に規制している。この制限温度は給湯設定温度によって異なっていてもよく、例えば給湯設定温度が50℃未満の場合は制限温度を60℃とし、給湯設定温度が50℃以上の場合は制限温度を65℃としている。
制御部14は、給湯中に停電等により湯水混合弁7が制御不能となっても給湯温度が制限温度を超えることがないように、ソフト上限以下の範囲内において、湯水混合弁7の開度ステップを実際に調整する範囲の上限として可変ソフト上限を図3の開度混合比テーブルと出湯温度と給水温度に基づいて設定する。
例えば、出湯温度が65℃、給水温度が10℃、給湯設定温度が42℃の場合は、制限温度が60℃である。このとき、制御部14は、開度混合比テーブルと出湯温度と給水温度に基づいて図4に示すように開度ステップに対応する給湯温度を演算する。上記の混合比率Aの演算式から給湯温度Dは、D=(A×C+B)/(1+A)の演算式により演算される。図4に示す演算結果に基づいて、制限温度60℃未満の給湯温度となる開度ステップの最大値である976ステップを可変ソフト上限に設定する。一層安全側になるように、例えば55℃未満となる816ステップを可変ソフト上限に設定してもよい。
制御部14は、湯水混合弁7の開度ステップを、下限の0ステップから上記のように設定された可変ソフト上限までの範囲で調整して混合比率を調整する。例えば図4の給湯温度の演算に基づいて、開度ステップを給湯設定温度42℃未満の最大値640ステップに調整する。そして、この調整後に給湯温度センサ13が検知した給湯温度が給湯設定温度に近づくように混合比率の調整を行う。湯水混合弁7が可変ソフト上限に調整されたときに停電等により制御不能になっても、給湯温度が制限温度を超えることがないので、制限温度を超えるような高温の給湯を回避することができ、高温出湯回避通路6及び高温出湯回避弁6cを省略することも可能である。
給湯の継続により貯湯タンク2の高温の湯水を使い切ると、貯湯給湯装置1は補助熱源機3を作動させて、補助熱源機3で加熱された湯水を給湯する。このとき制御部14は、混合弁入口温度センサ11に検知された温度を出湯温度として制御に利用して可変ソフト上限を新たに設定し、この新しい可変ソフト上限以下の範囲で開度ステップを調整する。
また、制御部14は、制限温度より低い出湯温度となるように補助熱源機3の加熱能力を制御することもできる。この場合は、湯水混合弁7の開度ステップを可変ソフト上限以下に制限する必要がなくなる。さらに、湯水混合弁7に可変ソフト上限が設定されていると、補助熱源機3で加熱された湯水の流量が制限される場合がある。そのため、補助熱源機3使用時には、可変ソフト上限の設定を解除又は緩和して、補助熱源機3で加熱された湯水の流量を増加させ、給湯流量を増加させることができる。
実施例1を部分的に変更した実施例2について説明する。実施例1と同等の部分には同じ符号を付して説明を省略する。
貯湯給湯装置1は、図5に示すように、混合手段として出湯通路4に設けられた出湯調整弁37aとバイパス通路6に設けられたバイパス調整弁37bにより構成された湯水混合装置37を備えている。そして、バイパス調整弁37bの所定の開度に対応する出湯調整弁37aの開度ステップと混合比率の対応テーブル(開度混合比テーブル)を制御部14が記憶している。バイパス調整弁37bの所定の開度は複数あり、それらの開度に対応する複数の開度混合比テーブルを制御部14が記憶している。
制御部14は、複数の開度混合比テーブルと出湯温度と給水温度に基づいて給湯温度を演算し、この演算結果と制限温度に基づいてバイパス調整弁37bの開度と出湯調整弁37aの開度ステップの可変ソフト上限を設定する。そして、給湯設定温度の給湯となるように、上記演算結果と給湯設定温度に基づいて、設定した可変ソフト上限以下の範囲で出湯調整弁37aの開度ステップを調整して湯水混合装置37の混合比率を調整する。停電により混合比率が制御不能になっても、給湯温度が制限温度を超えることがないので、制限温度を超えるような高温の給湯を回避することができ、高温出湯回避通路6及び高温出湯回避弁6cを省略することも可能である。また、出湯調整弁37aの故障により混合比率が制御不能になっても、バイパス調整弁37bの開度を大きくして高温の給湯を回避することもできる。
本発明の作用、効果について説明する。
貯湯給湯装置1は給湯時に、予め記憶された開度混合比テーブルと出湯温度と給水温度と制限温度に基づいて、給湯温度が制限温度未満になる混合手段の調整範囲上限を可変ソフト上限として設定する。そして、給湯温度が給湯設定温度になるように可変ソフト上限以下の範囲で混合手段を調整する。それ故、給湯中に停電等により混合比率が調整不能となっても、制限温度より高温の給湯を防ぐことができる。
混合手段としての湯水混合弁7は一軸式の混合弁なので、出湯通路4の湯水の増量とバイパス通路6の上水の減量を、又は、出湯通路4の湯水の減量とバイパス通路6の上水の増量を同時に行うことができるので、混合比率の調整が容易である。また、給湯中に停電等により混合比率が調整不能となっても、可変ソフト上限以下の範囲で開度ステップを調整していたので制限温度より高温の給湯を防ぐことができる。さらに混合比率が1つの湯水混合弁7の開度ステップで決まるので、その上限の設定が容易である。
混合手段として、出湯通路4に設けられた出湯調整弁37aとバイパス通路6に設けられたバイパス調整弁37bとで構成された湯水混合装置37は、バイパス調整弁37bの開度に対応した出湯調整弁37aを可変ソフト上限以下の範囲で開度ステップを調整して混合比率を調整するので、給湯中に停電等により混合比率が調整不能となっても、制限温度より高温の給湯を防ぐことができる。また、給湯中に出湯調整弁37aの故障により調整不能となっても、バイパス調整弁37bの開度を大きくして容易に高温の給湯を防ぐことができる。
補助熱源機3で加熱した湯水を給湯する場合は、制御部14は、補助熱源機3が制限温度未満の湯水を供給するように制御するので、混合手段の可変ソフト上限を設定する必要がない。また、混合手段に設定された可変ソフト上限は、補助熱源機3で加熱した湯水の流量を制限している。それ故、給湯中に補助熱源機3を使用するようになった場合には、混合手段の可変ソフト上限設定を解除又は緩和することにより補助熱源機3で加熱された湯水量が制限されないようにして、給湯流量を増加させることができる。
1 貯湯給湯装置
2 貯湯タンク
2a 貯湯温度センサ(出湯温度検知手段)
3 補助熱源機
4 出湯通路
5 給水通路
6 バイパス通路
7 湯水混合弁(混合手段)
8 給湯通路
11 混合弁入口温度センサ(出湯温度検知手段)
12 給水温度センサ(給水温度検知手段)
13 給湯温度センサ(給湯温度検知手段)
14 制御部(制御手段)
15 リモコン(設定手段)
37 湯水混合装置(混合手段)
37a 出湯調整弁
37b バイパス調整弁

Claims (3)

  1. 湯水を貯留する貯湯タンクと、前記貯湯タンク上部に接続された出湯通路と、上水を供給するために前記貯湯タンク下部に接続された給水通路と、前記給水通路から分岐して前記出湯通路に接続されたバイパス通路と、前記出湯通路の湯水と前記バイパス通路の上水を混合するための混合比率を調整可能な混合手段と、前記混合手段で混合された湯水が流通する給湯通路と、前記貯湯タンクから出湯する湯水の出湯温度を検知する出湯温度検知手段と、上水の給水温度を検知する給水温度検知手段と、前記混合手段で混合された湯水の給湯温度を検知する給湯温度検知手段と、給湯設定温度を設定する設定手段と、前記給湯温度が前記給湯設定温度となるように前記混合手段の混合比率を調整する制御手段とを備えた貯湯給湯装置において、
    前記制御手段は、前記出湯温度と、前記給水温度と、前記給湯設定温度に基づいて前記混合手段の出湯通路側開度の上限を演算して設定し、この上限以下の調整範囲で前記混合手段を調整することにより混合比率を調整するように構成され、
    前記出湯通路に加熱した湯水を供給可能な補助熱源機を備え、
    前記補助熱源機使用時には、前記出湯通路側開度の上限の設定を解除又は緩和する
    ことを特徴とする貯湯給湯装置。
  2. 前記混合手段は、前記バイパス通路と前記出湯通路との接続部に配設された一軸式の湯水混合弁であることを特徴とする請求項1に記載の貯湯給湯装置。
  3. 前記混合手段は、前記バイパス通路に配設されたバイパス調整弁と前記出湯通路に配設された出湯調整弁とで構成され、
    前記制御手段は、前記出湯通路側開度の上限以下の調整範囲で前記出湯調整弁を調整することを特徴とする請求項1に記載の貯湯給湯装置。
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