JP6924138B2 - 空気圧縮装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮空気を生成する空気圧縮装置に関する。
圧縮空気を生成する空気圧縮装置は、様々な用途に利用される。車両(たとえば、鉄道車両)に搭載された空気圧縮装置によって生成された圧縮空気は、車両に制動力を作用させるブレーキ装置や車両の扉を開閉動作させる空圧機器に供給されることもある。
特許文献1は、鉄道車両に搭載される空気圧縮装置を提案する。空気圧縮装置は、空気を圧縮する圧縮機構を収容する筐体を有する。圧縮機構を取り囲む筐体は、車両の走行時の飛び石や他の飛来物から圧縮機構を適切に保護することができる。加えて、筐体は、圧縮機構から発せられる音の漏出を防止することができる(防音機能)。更に、筐体は、圧縮機構を故障させる原因となる塵埃から圧縮機構を保護することができる(防塵機能)。
圧縮機構は、一般的に、回転運動を行い、圧縮空気を生成する。圧縮機構の回転運動は、振動を引き起こすので、圧縮機構は、振動発生源となる。したがって、空気圧縮装置が車両に直接的に取り付けられるならば、振動は、圧縮機構が収容された筐体を通じて、車両へ伝達されやすい。つまり、圧縮機構の振動は、圧縮機構を支持する筐体に伝わり、筐体と接続された車両のフレームに伝わる。車両への振動伝達は、車両内の搭乗者に不快感を与える。すなわち、車両の乗り心地は、悪くなる。
実用新案登録第3150077号公報
本発明は、車両へ伝達される振動を低減することができる空気圧縮装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る空気圧縮装置は、空気を圧縮し、圧縮空気を生成する圧縮機構と、前記圧縮機構が収容される筐体と、前記筐体の外に配置され、前記圧縮空気を冷却する冷却装置と、前記筐体内に配置され、前記圧縮機構を冷却する冷却風を生成する内ファン装置と、前記筐体の外に配置されて前記筐体に固定された外ファン装置と、を備える。前記筐体には、前記筐体内の空気を流出させる開口領域が形成されている。前記体は、車両の床下に固定されるように構成されている。前記冷却装置は、前記圧縮空気が流れる冷却管を含む。前記冷却管は、前記開口領域を通して前記筐体内から流出する空気によって冷却されるとともに前記外ファン装置から吹き出された空気によって冷却される。
上述の空気圧縮装置は、冷却装置を筐体の外に設置することにより、筐体内に冷却装置を配置するための空間を確保する必要がないため、筐体を小さく設計することができる。筐体を小型化することにより、圧縮機構の振動の増幅を抑えることができ、車両へ伝達される振動を低減することができる。
本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
第1実施形態の空気圧縮装置の概念図である。 第2実施形態の空気圧縮装置の概念図である。 第3実施形態の空気圧縮装置の概念図である。 第4実施形態の空気圧縮装置の概略的な斜視図である。 図4Aに示される空気圧縮装置の他のもう1つの概略的な斜視図である。 図4Aに示される空気圧縮装置の天板の製造に利用される板部材の概略的な斜視図である(第5実施形態)。 図4Aに示される空気圧縮装置の第1板材の概略的な平面図である。 図6に示される第1板材の概略的な斜視図である。 図4Aに示される空気圧縮装置の天板の概略的な斜視図である。 図4Aに示される空気圧縮装置の筐体に組み込まれる例示的な骨組構造の概略的な斜視図である(第6実施形態)。 図9に示される骨組構造の保持板部の概略的な斜視図である。 図4Aに示される空気圧縮装置の他のもう1つの概略的な斜視図である(第7実施形態)。 図4Aに示される空気圧縮装置の他のもう1つの概略的な斜視図である(第8実施形態)。 図12に示される空気圧縮装置の冷流調整箱の概略的な斜視図である。 図13Aに示される冷流調整箱の概略的な背面図である。 図9に示される骨組構造の他のもう1つの概略的な斜視図である(第9実施形態)。 図14Aに示される骨組構造の他のもう1つの概略的な斜視図である(第9実施形態)。 図4Aに示される空気圧縮装置の内部構造を表す概略的な平面図である(第10実施形態)。 図15に示される空気圧縮装置の吸気案内構造の概略的な断面図である。 図15に示される空気圧縮装置の案内する案内管の一部の概略的な拡大斜視図である。
<第1実施形態>
本発明者達は、小型の筐体は、高い剛性を有しやすいことを見出した。加えて、本発明者達は、筐体内に振動発生源となる圧縮機構が配置されるならば、筐体を小型化することにより圧縮機構の振動の増幅を抑えることができ、車両へ伝達される振動を低いレベルに維持できることを見出だした。第1実施形態において、これらの知見に基づいて構築された例示的な空気圧縮装置が説明される。
図1は、第1実施形態の空気圧縮装置10の概念図である。図1を参照して、空気圧縮装置10が説明される。
空気圧縮装置10は、筐体200と、圧縮機構300と、冷却装置64と、を備える。圧縮機構300は、筐体200内に配置される。圧縮機構300は、筐体200内で、空気を圧縮し、圧縮空気を生成する。圧縮機構300は、一般的なスクロールコンプレッサを含んでもよい。代替的に、圧縮機構300は、一般的なロータリコンプレッサを含んでもよい。更に代替的に、圧縮機構300は、一般的なスイングコンプレッサを含んでもよい。更に代替的に、圧縮機構300は、一般的な往復動式コンプレッサを含んでもよい。本実施形態の原理は、圧縮空気を生成するための特定の生成技術に限定されない。
上述の如く、圧縮空気は、圧縮機構300の圧縮動作によって生成されるので、圧縮空気は、高温となる。冷却装置64は、圧縮空気を冷却するために用いられる。
冷却装置64は、筐体200の外に配置される。したがって、空気圧縮装置10を設計する設計者は、冷却装置64を配置するための空間を筐体200内に確保しなくてもよい。したがって、設計者は、筐体200に小さな寸法値を与えることができる。筐体200を小型化することにより、圧縮機構300の振動の増幅を抑えることができ、車両へ伝達される振動を低減することができる。また、筐体200は、圧縮機構300に対する防音機能や防塵機能を有する。冷却装置64は、筐体200に直接的に保持されてもよい。代替的に、冷却装置64は、他の保持部材によって保持されてもよい。本実施形態の原理は、冷却装置64に対する特定の保持構造に限定されない。
圧縮機構300が生成した圧縮空気は、圧縮機構300と冷却装置64との間で延びる適切な管路を通じて、冷却装置64に流入する。空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機構300は、高温になる。したがって、圧縮機構300を収容する筐体200で覆われた収容空間は、筐体200の外の外部環境よりも高温になりやすい。筐体200の外の外部環境は、筐体200の内部空間よりも低温であるので、筐体200の外に設置された冷却装置64は、筐体200の内部空間に設置された場合に比べて、圧縮空気を効率的に冷却することができる。
冷却装置64は、圧縮空気を流通させながら蛇行して延びる管体を有してもよい。圧縮空気をより効率的に冷却するため、管体は、熱伝導性の高い材料で形成し、放熱性を高めてもよい。追加的に、管体に、多数の放熱フィンが取り付けられてもよい。代替的に、冷却装置64は、圧縮空気を冷却することができる他の構造を有してもよい。本実施形態の原理は、冷却装置64の特定の構造に限定されない。
<第2実施形態>
冷却装置に加えて、他の様々な装置が、筐体の外に配置されてもよい。第2実施形態において、筐体の外に配置された制御部を備える例示的な空気圧縮装置が説明される。制御部が、振動伝達レベルの低い筐体に備え付けられるならば、設計者は、内部の電子機器の耐震性を高めなくてもよい。
図2は、第2実施形態の空気圧縮装置11の概念図である。第1実施形態と共通して用いられる符号は、第1実施形態と概念的に共通する要素に対して用いられる。図2を参照して、空気圧縮装置11が説明される。
第1実施形態と同様に、空気圧縮装置11は、筐体200と、圧縮機構300と、冷却装置64と、を備える。第1実施形態の説明は、これらの要素に援用される。
空気圧縮装置11は、制御部62を更に備える。制御部62は、適切な信号線によって、圧縮機構300に電気的に接続される。圧縮機構300は、制御部62の制御下で、空気を圧縮し、圧縮空気を生成する。
制御部62は、筐体200の外に配置される。したがって、空気圧縮装置11を設計する設計者は、制御部62を配置するための空間を筐体200内に確保しなくてもよい。この結果、設計者は、筐体200に小さな寸法値を与えることができる。筐体200を小型化することにより、車両へ伝達される振動を低減することができる。制御部62は、筐体200に直接的に保持されてもよい。代替的に、制御部62は、他の保持部材によって保持されてもよい。本実施形態の原理は、制御部62に対する特定の保持構造に限定されない。
<第3実施形態>
空気圧縮装置を設計する設計者は、上述の実施形態に関連して説明された設計原理に基づいて、高い剛性を有する小さな筐体を設計することができる。設計者は、筐体を車両に接続する接続部位に振動伝達を低減する技術を組み込んでもよい。第3実施形態において、空気圧縮装置から車両への振動伝達を低減する技術が説明される。
図3は、第3実施形態の空気圧縮装置100の概念図である。第2実施形態と共通して用いられる符号は、第2実施形態と概念的に共通する要素に対して用いられる。図3を参照して、空気圧縮装置100が説明される。
空気圧縮装置100は、車両TCHに取り付けられる。車両TCHは、圧縮空気を利用する様々な装置(鉄道車両、大型トラックや移動式の建設機械)であってもよい。本実施形態の原理は、車両TCHの特定の種類に限定されない。
車両TCHに対する空気圧縮装置100の取付位置は、車両TCHの設計に適合するように決定されてもよい。車両TCHが、鉄道車両であるならば、空気圧縮装置100は、客車のフレーム(すなわち、車両TCHの床下)に固定されてもよい。本実施形態の原理は、車両TCHに対する空気圧縮装置100の特定の取付位置に限定されない。
第2実施形態と同様に、空気圧縮装置100は、筐体200と、圧縮機構300と、制御部62と、冷却装置64と、を備える。第2実施形態の説明は、これらの要素に援用される。
空気圧縮装置100は、接続構造400を更に備える。接続構造400は、筐体200と車両TCHとの間の接続に用いられる。筐体200は、車両TCHの床下に対向する天板210を含む。天板210は、接続構造400を用いて、車両TCHのフレームに取り付けられる。
圧縮機構300は、筐体200内に収容される。したがって、圧縮機構300は、天板210の下方に位置する。第1実施形態に関連して説明された如く、圧縮機構300は、スクロールコンプレッサ、ロータリコンプレッサ、スイングコンプレッサ又は往復動式コンプレッサを含んでもよい。
圧縮機構300は、上述のコンプレッサのうちいずれかとモータとの組み合わせであってもよい。コンプレッサ及びモータは、共通の水平面上に整列されてもよい。この場合、コンプレッサは、モータに直結されてもよい。代替的に、コンプレッサ及びモータは、鉛直方向に整列されてもよい。この場合、圧縮機構300は、モータからコンプレッサへ駆動力を伝達する伝達機構を含んでもよい。コンプレッサ及びモータが、鉛直方向に整列されるならば、設計者は、筐体200の水平面上の面積に小さな値を与えることができる。これにより、車両TCHの床下に設置した空気圧縮装置100の水平方向における占有面積を小さくすることができる。車両TCHの床下に多くの機器を設置する必要がある場合に各機器の設置スペースを確保できる。本実施形態の原理は、圧縮機構300の様々な構造に適用可能である。したがって、本実施形態の原理は、圧縮機構300の特定の構造に限定されない。
圧縮空気は、車両TCHに搭載された様々な空圧機器(たとえば、車両TCHに制動力を働かせるためのブレーキ装置に用いられる空圧機器や、車両TCHの扉の開閉駆動に用いられる空圧機器)の作動に利用される。本実施形態の原理は、圧縮空気の特定の利用用途に限定されない。
接続構造400は、天板210と車両TCHとの間に配置される。接続構造400は、天板210に接触する防振部410を含む。圧縮機構300は、圧縮空気を生成している間、振動を発生させる振動源になる。防振部410は、圧縮機構300から車両TCHへ伝達される振動の振幅を低減する。防振部410は、ゴムや樹脂といった材料から形成される一般的な防振部品を含んでもよい。本実施形態の原理は、防振部410として用いられる特定の部品に限定されない。
<第4実施形態>
設計者は、第3実施形態に関連して説明された設計原理に基づいて、様々な空気圧縮装置を設計することができる。第4実施形態において、例示的な空気圧縮装置が説明される。
図4A及び図4Bは、第4実施形態の空気圧縮装置100Aの概略的な斜視図である。図3乃至図4Bを参照して、空気圧縮装置100Aが説明される。
空気圧縮装置100Aは、筐体200Aと、接続構造400Aと、を備える。筐体200Aは、図3を参照して説明された筐体200に対応する。接続構造400Aは、図3を参照して説明された接続構造400に対応する。圧縮空気を生成する圧縮機構(図示せず)は、筐体200A内に収容される。
筐体200Aは、天板210A(図4Aを参照)と、略矩形状の右パネル220(図4Aを参照)と、略矩形状の左パネル230(図4Bを参照)と、を含む。天板210Aは、図3を参照して説明された天板210に対応する。天板210Aは、全体的に、略水平に横たわるのに対し、右パネル220及び左パネル230は、略垂直に立設される。
天板210Aは、主板部211(図4Aを参照)と、外縁リブ212,213(図4A及び図4Bを参照)と、を含む。主板部211は、筐体200Aの略矩形状の上面を形成する。外縁リブ212は、主板部211から下方に折り曲げられ、右パネル220に接続される。外縁リブ212と主板部211との間に形成された折曲線214(図4Aを参照)は、筐体200Aの角隅線のうち1つを形成する。外縁リブ213は、主板部211から下方に折り曲げられ、左パネル230に接続される。外縁リブ213と主板部211との間に形成された折曲線215(図4Bを参照)は、筐体200Aの角隅線のうち他のもう1つを形成する。
図4Aに示される如く、天板210Aは、前角隅線216と、後角隅線217と、を形成する。前角隅線216は、折曲線214,215の前端間で延びる。後角隅線217は、折曲線214,215の後端(前端の反対側の端部)の間で延びる。折曲線214,215、前角隅線216及び後角隅線217は、筐体200Aの略矩形状の上面輪郭を形成する。
接続構造400Aは、右接続構造401と、左接続構造402と、を含む。図4Aに示される如く、右接続構造401は、防振ゴム411,412と、フレーム部材420と、を含む。防振ゴム411は、折曲線214と前角隅線216とによって形成される角隅部に配置される。防振ゴム412は、折曲線214と後角隅線217とによって形成される角隅部に配置される。フレーム部材420は、略C型の断面を有する。フレーム部材420は、折曲線214に沿って配置される。左接続構造402は、防振ゴム413,414と、フレーム部材430と、を含む。防振ゴム413は、折曲線215(図4Bを参照)と前角隅線216とによって形成される角隅部に配置される。防振ゴム414は、折曲線215と後角隅線217とによって形成される角隅部に配置される。フレーム部材430は、略C型の断面を有する。図4Bに示される如く、フレーム部材430は、折曲線215に沿って配置される。
防振ゴム411,412,413,414は、振動の振幅を低減することができるゴムから形成されてもよい。防振ゴム411,412,413,414は、図3を参照して説明された防振部410に対応する。
図4Aに示される如く、右接続構造401のフレーム部材420は、下フレーム部421と、上フレーム部422と、中間フレーム部423と、を含む。防振ゴム411,412は、天板210Aと下フレーム部421とによって挟まれる。右接続構造401は、天板210A、防振ゴム411,412及び下フレーム部421を貫通するネジFXTによって、筐体200Aに適切に固定される。上フレーム部422は、車両(図示せず)に接続される。中間フレーム部423は、上フレーム部422を、下フレーム部421から離間した位置で保持する。
上フレーム部422には、貫通孔424,425が形成される。貫通孔424,425は、右接続構造401と車両(図示せず)との間の接続に用いられる。設計者は、車両の構造に適合するように貫通孔424,425の位置を決定してもよい。したがって、本実施形態の原理は、貫通孔424,425の特定の位置に限定されない。
設計者は、貫通孔424,425のうち一方のみを形成してもよい。代替的に、追加的な貫通孔を、上フレーム部422に形成してもよい。本実施形態の原理は、上フレーム部422にいくつの貫通孔が形成されるかによっては何ら限定されない。
本実施形態において、作業者は、ネジといった適切な固定具を、貫通孔424,425に挿入し、空気圧縮装置100Aを車両に取り付けることができる。代替的に、設計者は、上フレーム部に車両と係合することができる係合構造を与えてもよい。本実施形態の原理は、上フレーム部と車両との間の特定の接続構造に限定されない。
図4Aに示される如く、左接続構造402のフレーム部材430は、下フレーム部431と、上フレーム部432と、中間フレーム部433と、を含む。防振ゴム413,414は、天板210Aと下フレーム部431とによって挟まれる。左接続構造402は、天板210A、防振ゴム413,414及び下フレーム部431を貫通するネジ(図示せず)によって、筐体200Aに適切に固定される。上フレーム部432は、車両(図示せず)に接続される。中間フレーム部433は、上フレーム部432を、下フレーム部431から離間した位置で保持する。
上フレーム部432には、貫通孔434,435が形成される。貫通孔434,435は、左接続構造402と車両(図示せず)との間の接続に用いられる。設計者は、車両の構造に適合するように貫通孔434,435の位置を決定してもよい。したがって、本実施形態の原理は、貫通孔434,435の特定の位置に限定されない。
設計者は、貫通孔434,435のうち一方のみを形成してもよい。代替的に、追加的な貫通孔を、上フレーム部432に形成してもよい。本実施形態の原理は、上フレーム部432にいくつの貫通孔が形成されるかによっては何ら限定されない。
本実施形態において、作業者は、ネジといった適切な固定具を、貫通孔434,435に挿入し、空気圧縮装置100Aを車両に取り付けることができる。代替的に、設計者は、上フレーム部に車両と係合することができる係合構造を与えてもよい。本実施形態の原理は、上フレーム部と車両との間の特定の接続構造に限定されない。
<第5実施形態>
第4実施形態に関連して説明された空気圧縮装置の設計原理が用いられるならば、天板の角隅部において、空気圧縮装置の重量を支えるために高い機械的強度が要求される一方で、天板の中央部では、その角隅部に比べて高い機械的強度は要求されない。第5実施形態において、適切な機械的強度を有する天板の製造技術が説明される。
図5は、天板210Aの製造に利用される板部材の概略的な斜視図である。図4A及び図5を参照して、天板210Aが説明される。
図5に示される如く、天板210Aは、矩形状の第1板材240と、矩形状の第2板材250と、から形成される。第1板材240は、第2板材250よりも大きい。図4Aに示される如く、第2板材250は、切削加工や曲げ加工が施与された第1板材240の略中心に配置され、第1板材240によって取り囲まれる。
図6は、第1板材240の曲げ加工が施される前の概略的な平面図である。図4A乃至図6を参照して、第1板材240に対する加工が説明される。
図6中の実線は、切断線又は外形線を表す。図6中の点線は、折曲線を意味する。
図5に示される矩形状の第1板材240の4つの角隅部が切り取られ、略直角に凹設された4つの凹角部241,242,243,244が形成される。図4Aを参照して説明された折曲線214は、凹角部241,242の間で延びる。図4Aを参照して説明された外縁リブ212は、折曲線214から第1板材240の外縁へ向けて突出する矩形状の領域である。図4Bを参照して説明された折曲線215は、凹角部243,244の間で延びる。図4Bを参照して説明された外縁リブ213は、折曲線215から第1板材240の外縁へ向けて突出する矩形状の領域である。
図4Aを参照して説明された前角隅線216は、凹角部241,243の間で延びる。図4Aを参照して説明された後角隅線217は、凹角部242,244の間で延びる。折曲線214,215、前角隅線216及び後角隅線217によって囲まれた略矩形状の領域は、空気圧縮装置100Aを車両(図示せず)の床下に設置したとき、車両の床下に対向する主板部211(図4Aを参照)の一部として用いられる。本実施形態において、対向面は、主板部211の上面によって例示される。
図6に示される如く、第1板材240は、外縁リブ218,219を含む。外縁リブ218は、前角隅線216から第1板材240の外縁へ向けて突出する矩形状の領域である。外縁リブ219は、後角隅線217から第1板材240の外縁へ向けて突出する矩形状の領域である。外縁リブ212,213,218,219に対して穿孔処理が施与されてもよい。空気圧縮装置100Aを組み立てる作業者は、外縁リブ212,213,218,219に形成された貫通孔にネジといった適切な固定具を挿通し、筐体200Aの天板210Aを構成してもよい。
折曲線214に略平行な切込線245,246が、折曲線214,215、前角隅線216及び後角隅線217によって囲まれた領域内で形成される。切込線245は、切込線246よりも折曲線214に近くで形成される。
切込線245に略直角な切込線247,248が、切込線245,246間に形成される。切込線247,248は、前角隅線216に略平行に延びる。切込線245,246,247,248によって囲まれた領域の板片は、第1板材240から除去される。
切込線245の両端からその切込線245に対し直交して第1板材240の外縁へ向けて延びる切込線261,262が更に形成される。切込線261は、切込線245の前端から延びる。切込線262は、切込線245の後端から延びる。
切込線261,262の末端間で延びる折曲線271が更に形成される。切込線245,261,262と折曲線271とによって囲まれた略矩形状の領域は、天板210Aを補強する内縁リブ281として用いられる。
切込線246の両端からその切込線246に対し直交して第1板材240の外縁へ向けて延びる切込線263,264が更に形成される。切込線263は、切込線246の前端から延びる。切込線264は、切込線246の後端から延びる。
切込線263,264の末端間で延びる折曲線272が更に形成される。切込線246,263,264と折曲線272とによって囲まれた略矩形状の領域は、天板210Aを補強する内縁リブ282として用いられる。
切込線245,246の前端間で延びる折曲線273が更に形成される。折曲線273は、切込線261,263と一直線状に並ぶ。切込線245,246,247と折曲線273とによって囲まれた略矩形状の領域は、内縁リブ283として用いられる。
切込線245,246の後端間で延びる折曲線274が更に形成される。折曲線274は、切込線262,264と一直線状に並ぶ。切込線245,246,248と折曲線274とによって囲まれた略矩形状の領域は、内縁リブ284として用いられる。
図7は、切削加工や曲げ加工が施された第1板材240の概略的な斜視図である。図4A及び図7を参照して、第1板材240が更に説明される。
図7に示される如く、第1板材240は、折曲線214に沿って折り曲げられる。この結果、主板部211に対して略直角に折り曲げられた外縁リブ212が形成される。
第1板材240は、折曲線215に沿って折り曲げられる。この結果、主板部211に対して略直角に折り曲げられた外縁リブ213が形成される。
第1板材240は、前角隅線216に沿って折り曲げられる。この結果、主板部211に対して略直角に折り曲げられた外縁リブ218が形成される。
第1板材240は、後角隅線217に沿って折り曲げられる。この結果、主板部211に対して略直角に折り曲げられた外縁リブ219が形成される。
外縁リブ212,213,218,219は、天板210Aの略矩形状の外形輪郭を形成する。
第1板材240は、折曲線271に沿って折り曲げられる。この結果、主板部211に対して略直角に折り曲げられた内縁リブ281が形成される。
第1板材240は、折曲線272に沿って折り曲げられる。この結果、主板部211に対して略直角に折り曲げられた内縁リブ282が形成される。
第1板材240は、折曲線273に沿って折り曲げられる。この結果、主板部211に対して略直角に折り曲げられた内縁リブ283が形成される。
第1板材240は、折曲線274に沿って折り曲げられる。この結果、主板部211に対して略直角に折り曲げられた内縁リブ284が形成される。
内縁リブ281,282,283,284を形成するための曲げ加工の結果、折曲線271,272,273,274と切込線261,262,263,264とによって形成された略矩形状の開口部280が形成される。
図4Aに示される如く、第2板材250は、開口部280(図7を参照)を塞ぐ。接続構造400Aは、第1板材240と車両とに接続される一方で、第2板材250には接続されない。この結果、第2板材250は、第1板材240よりも低い機械的負荷を受ける。したがって、天板210Aを製造する作業者は、スポット溶接といった簡便な接続技術を用いて、第2板材250を、第1板材240に接続することができる。作業者は、開口部280に第2板材250を取り付ける前に、第2板材250に曲げ加工や切削加工を施与してもよい。本実施形態の原理は、第2板材250に対して施与される特定の加工技術に限定されない。
図8は、天板210Aの概略的な斜視図である。図4A及び図8を参照して天板210Aが説明される。
図8に示される如く、天板210Aは、第1延長リブ291,292,293,294と第2延長リブ295,296,297,298とを含む。第1延長リブ291,292,293,294及び第2延長リブ295,296,297,298のそれぞれは、主板部211の下面に対して略直角に溶接される。第1延長リブ291,292,293,294及び第2延長リブ295,296,297,298のそれぞれは、短い金属片であってもよい。第1延長リブ291,292,293,294及び第2延長リブ295,296,297,298を主板部211に取り付けるための溶接処理区間の長さは短いので、作業者は、第1延長リブ291,292,293,294及び第2延長リブ295,296,297,298を主板部211に溶接し、天板210Aの機械的強度を容易に増加することができる。
第1延長リブ291は、内縁リブ283の右端と外縁リブ212との間で延びる。第1延長リブ291は、内縁リブ283と直線状に並び、外縁リブ212に対して略直角に接続される。第1延長リブ292は、内縁リブ284の右端と外縁リブ212との間で延びる。第1延長リブ292は、内縁リブ284と直線状に並び、外縁リブ212に対して略直角に接続される。第1延長リブ293は、内縁リブ283の左端と外縁リブ213との間で延びる。第1延長リブ293は、内縁リブ283と直線状に並び、外縁リブ213に対して略直角に接続される。第1延長リブ294は、内縁リブ284の左端と外縁リブ213との間で延びる。第1延長リブ294は、内縁リブ284と直線状に並び、外縁リブ213に対して略直角に接続される。第1延長リブ291,292,293,294の組は、外縁リブ218,219の組に対して略平行である。本実施形態において、第1方向は、外縁リブ218,219の延設方向(すなわち、前角隅線216及び後角隅線217の延設方向)によって例示される。第1外リブは、外縁リブ218,219のうち一方によって例示される。第1内リブは、外縁リブ218,219の組に対して略平行な内縁リブ283,284のうち一方によって例示される。
第2延長リブ295は、第1延長リブ291と外縁リブ218との間で延びる。第2延長リブ295は、内縁リブ281と直線状に並び、外縁リブ218及び第1延長リブ291に対して略直角に接続される。第2延長リブ296は、第1延長リブ292と外縁リブ219との間で延びる。第2延長リブ296は、内縁リブ281と直線状に並び、外縁リブ219及び第1延長リブ292に対して略直角に接続される。第2延長リブ297は、第1延長リブ293と外縁リブ218との間で延びる。第2延長リブ297は、内縁リブ282と直線状に並び、外縁リブ218及び第1延長リブ293に対して略直角に接続される。第2延長リブ298は、第1延長リブ294と外縁リブ219との間で延びる。第2延長リブ298は、内縁リブ282と直線状に並び、外縁リブ219及び第1延長リブ294に対して略直角に接続される。第2延長リブ295,296,297,298の組は、外縁リブ218,219の組に対して略直角に延びる外縁リブ212,213の組に対して略平行である。本実施形態において、第2方向は、外縁リブ212,213の延設方向(すなわち、折曲線214,215の延設方向)によって例示される。第2外リブは、外縁リブ212,213のうち一方によって例示される。第2内リブは、外縁リブ212,213の組に対して略平行な内縁リブ281,282のうち一方によって例示される。
天板210Aは、防振ゴム251,252,253,254を含む。図4Aを参照して説明された防振ゴム411,412,413,414と同様に、防振ゴム251,252,253,254は、振動の振幅を低減することができるゴムから形成されてもよい。
防振ゴム251は、第1延長リブ291、第2延長リブ295及び外縁リブ212,218によって囲まれた略矩形状の領域内に配置される。主板部211は、第1延長リブ291、第2延長リブ295及び外縁リブ212,218によって囲まれた略矩形状の領域において、防振ゴム411,251によって挟まれる。防振ゴム252は、第1延長リブ292、第2延長リブ296及び外縁リブ212,219によって囲まれた略矩形状の領域内に配置される。主板部211は、第1延長リブ292、第2延長リブ296及び外縁リブ212,219によって囲まれた略矩形状の領域において、防振ゴム412,252によって挟まれる。防振ゴム253は、第1延長リブ293、第2延長リブ297及び外縁リブ213,218によって囲まれた略矩形状の領域内に配置される。主板部211は、第1延長リブ293、第2延長リブ297及び外縁リブ213,218によって囲まれた略矩形状の領域において、防振ゴム413,253によって挟まれる。防振ゴム254は、第1延長リブ294、第2延長リブ298及び外縁リブ213,219によって囲まれた略矩形状の領域内に配置される。主板部211は、第1延長リブ294、第2延長リブ298及び外縁リブ213,219によって囲まれた略矩形状の領域において、防振ゴム414,254によって挟まれる。天板210Aの4つの角隅部に設けた各防振ゴムによって、筐体200Aの内部に収容した圧縮機構の振動が筐体200Aを介して車両に伝わる前にその振動を減衰させることができる。
<第6実施形態>
設計者は、第5実施形態に関連して説明された天板を支持するための様々な骨組構造を設計してもよい。第6実施形態において、例示的な骨組構造が説明される。
図9は、筐体200Aに組み込まれる例示的な骨組構造500の概略的な斜視図である。図8及び図9を参照して、骨組構造500が説明される。
骨組構造500は、底板510と、中間板520と、第1支柱531と、第2支柱532と、第3支柱533と、第4支柱534と、中間支柱535と、第1中間フレーム536と、第2中間フレーム537と、を含む。図8を参照して説明された天板210Aと同様に、底板510は、略矩形状である。底板510は、天板210Aの下方で略水平に横たわる。中間板520は、天板210Aと底板510との間で略水平に横たわる。
第1支柱531、第2支柱532、第3支柱533及び第4支柱534それぞれは、底板510の4つの角隅部それぞれから上方に延びる。第1支柱531の上端は、第1延長リブ291、第2延長リブ295及び外縁リブ212,218によって囲まれた略矩形状の領域(図8を参照)へ挿入される。第2支柱532の上端は、第1延長リブ292、第2延長リブ296及び外縁リブ212,219によって囲まれた略矩形状の領域(図8を参照)へ挿入される。第3支柱533の上端は、第1延長リブ293、第2延長リブ297及び外縁リブ213,218によって囲まれた略矩形状の領域(図8を参照)へ挿入される。第4支柱534の上端は、第1延長リブ294、第2延長リブ298及び外縁リブ213,219によって囲まれた略矩形状の領域(図8を参照)へ挿入される。
第1中間フレーム536は、第1支柱531と第3支柱533との間で略水平に延びる。第1中間フレーム536は、図8を参照して説明された外縁リブ218の略直下に位置する。外縁リブ218と同様に、第1中間フレーム536は、前角隅線216の延設方向に延びる。第2中間フレーム537は、第2支柱532と第4支柱534との間で略水平に延びる。第2中間フレーム537は、外縁リブ218によって形成される天板210Aの外形輪郭線に対辺となる輪郭線を形成する外縁リブ219の略直下に位置する。外縁リブ219と同様に、第2中間フレーム537は、後角隅線217の延設方向に延びる。本実施形態において、第1外リブは、外縁リブ218,219のうち一方によって例示される。第3外リブは、外縁リブ218,219のうち他方によって例示される。
中間板520は、第1中間フレーム536と第2中間フレーム537とによって支持される。中間板520には、筐体200A内に配置される様々な装置が取り付けられる。
中間板520は、接続板部521と、左支持板522と、保持板部523と、を含む。保持板部523は、接続板部521及び左支持板522の下方に配置される。接続板部521及び左支持板522それぞれは、略T字形状(平面視)に形成される。接続板部521及び左支持板522は、保持板部523によって保持される。
図10は、保持板部523の概略的な斜視図である。図9及び図10を参照して、中間板520が更に説明される。
保持板部523は、下板524と、枠リブ525と、格子リブ526と、耳部541,542,543,544と、を含む。下板524は、接続板部521(図9を参照)及び左支持板522(図9を参照)の下方で横たわる。枠リブ525は、下板524の矩形状の外周縁から上方に突出する。格子リブ526は、枠リブ525によって囲まれた矩形状の空間内で立設され、枠リブ525内で、複数の矩形状の空間を形成する。接続板部521及び左支持板522は、格子リブ526、枠リブ525及び耳部541,542,543,544の上縁に溶接される。
図9に示される如く、耳部541は、枠リブ525から前方へ突出し、第1支柱531の近くで、第1中間フレーム536に連結される。耳部542は、枠リブ525から後方へ突出し、第2支柱532の近くで、第2中間フレーム537に連結される。耳部543は、枠リブ525から前方へ突出し、第3支柱533の近くで、第1中間フレーム536に連結される。耳部544は、枠リブ525から後方へ突出し、第4支柱534の近くで、第2中間フレーム537に連結される。
耳部541,543と第1中間フレーム536との間に、振動の振幅を低減することができる防振片が配置されてもよい。耳部542,544と第2中間フレーム537との間に、振動の振幅を低減することができる防振片が配置されてもよい。本実施形態の原理は、耳部541,543と第1中間フレーム536との間及び耳部542,544と第2中間フレーム537との間の特定の接続構造に限定されない。
<第7実施形態>
設計者は、第6実施形態に関連して説明された骨組構造に様々な装置を取り付けることができる。第7実施形態において、骨組構造に取り付けられる様々な装置が説明される。
図11は、空気圧縮装置100Aの概略的な斜視図である。図3乃至図4B、図9及び図11を参照して、筐体200Aの外面構造が説明される。
図4Aに示される如く、筐体200Aは、固定壁550と、回動壁560と、を含む。固定壁550は、第1支柱531(図9を参照)、第3支柱533(図9を参照)、第1中間フレーム536(図9を参照)及び天板210Aによって囲まれた略矩形の領域を塞ぐ。筐体200Aを組み立てる作業者は、ネジを用いて、固定壁550を、第1支柱531、第3支柱533、第1中間フレーム536及び天板210Aに取り付けてもよい。この場合、固定壁550は、骨組構造500(図9を参照)から容易に取り外される。空気圧縮装置100Aを点検及び/又は修繕する作業者は、固定壁550を骨組構造500から取り外し、天板210Aと中間板520との間に配置された様々な装置にアクセスすることができる。
図4Aに示される如く、回動壁560は、固定壁550の下方で固定される。回動壁560は、略矩形状のベース枠561と、略矩形状の回動枠562と、2つのヒンジ563と、3つのレバー錠564と、多数の庇板565と、を含む。ベース枠561は、第1支柱531(図9を参照)、第3支柱533(図9を参照)及び第1中間フレーム536(図9を参照)にネジといった適切な固定具によって固定される。2つのヒンジ563は、ベース枠561及び回動枠562の上縁に取り付けられる。回動枠562は、ヒンジ563周りに上下に回動することができる。3つのレバー錠564は、ベース枠561及び回動枠562の下縁を連結する。作業者は、ドライバやレンチといった専用の工具を用いることなしに、レバー錠564を解錠することができる。その後、作業者は、回動枠562を上方に回動させ、底板510(図9を参照)と中間板520(図9を参照)との間に配置された様々な装置にアクセスすることができる。レバー錠564は、市販される錠部品であってもよい。本実施形態の原理は、レバー錠564の特定の構造に限定されない。庇板565は、回動枠562に固定される。庇板565は、回動枠562内で略水平に延びる。庇板565は、垂直方向に整列する。筐体200Aの外の外気は、隣接する庇板565の間の空間から筐体200Aに流入することができる。筐体200Aに流入した空気は、圧縮機構(図示せず)の冷却に利用されてもよい。
図11に示される如く、空気圧縮装置100Aは、除湿装置610と、制御部620と、を備える。除湿装置610は、底板510(図9を参照)、第2中間フレーム537(図9を参照)、第4支柱534(図9を参照)及び中間支柱535(図9を参照)によって囲まれた略矩形状の空間を塞ぐ。除湿装置610は、筐体200A内の圧縮機構(図示せず)が生成した圧縮空気を除湿する。除湿装置610は、中空糸膜を有する一般的な除湿機構を有してもよい。本実施形態の原理は、除湿装置610の特定の構造に限定されない。
制御部620は、筐体200A内に配置された様々な装置を制御するための様々な電気素子(図示せず)及び様々な回路(図示せず)を収容する。制御部620は、底板510(図9を参照)、第2中間フレーム537(図9を参照)、第2支柱532(図9を参照)及び中間支柱535(図9を参照)によって囲まれた略矩形状の空間を塞ぐ。制御部620は、図3を参照して説明された制御部62に対応する。
図11に示される如く、筐体200Aは、ダクト壁570を含む。ダクト壁570は、天板210A、第2中間フレーム537(図9を参照)、第2支柱532(図9を参照)及び第4支柱534(図9を参照)によって囲まれた略矩形状の空間を部分的に塞ぐ。ダクト壁570は、ベース板571と、ダクト部572と、を含む。ベース板571は、天板210A、第2支柱532及び第4支柱534に固定される。ベース板571には、略水平に延びる細長い開口領域573が形成される。開口領域573は、筐体200A内の圧縮機構(図示せず)の冷却に用いられた空気の送出に用いられる。ダクト部572は、開口領域573を取り囲む。
図11に示される如く、空気圧縮装置100Aは、圧縮空気を筐体200Aの外へ案内する案内管630を備える。案内管630の基端は、筐体200A内の圧縮機構(図示せず)に繋がる。図11に示される如く、案内管630は、ダクト部572に囲まれた略矩形状の空間内で左方に折れ曲がり、ダクト部572を貫通する。したがって、案内管630の先端は、ダクト部572の外に現れる。
図4Bに示される如く、空気圧縮装置100Aは、筐体200Aの外に配置された冷却装置(アフタークーラ)640を備える。冷却装置640は、図3を参照して説明された冷却装置64に対応する。冷却装置640は、ダクト壁570の後方に配置される。冷却装置640は、冷却管641と、保護枠642と、を含む。冷却管641の上流端は、案内管630の下流端に接続される。冷却管641の下流端は、除湿装置610に接続される。したがって、圧縮空気は、冷却管641を通じて、案内管630から除湿装置610に流入することができる。冷却管641は、水平方向に延び、圧縮空気を、蛇行しながら徐々に下方へ案内する。上述の如く、冷却装置640は、ダクト壁570の後方に配置されるので、冷却管641に沿って流れる圧縮空気は、ダクト部572から吐出される空気によって冷却される。
保護枠642は、冷却管641の延設領域を取り囲む。したがって、冷却管641は、飛来する外来物(たとえば、石)から適切に保護される。
図11に示される如く、空気圧縮装置100Aは、外冷却機構650を含む。外冷却機構650は、4つのファン装置651を含む。ファン装置651は、ダクト部572の下方で、ベース板571に固定される。外冷却機構650は、冷却管641(図4Bを参照)に向けて空気を吹き出す。この結果、冷却管641に沿って流れる圧縮空気は、充分に冷却される。冷却された圧縮空気は、除湿装置610に流入する。除湿装置610によって除湿された圧縮空気は、その後、貯留タンクに収容されてもよい。車両(図示せず)に搭載された空圧機器の動作に応じて、貯留タンク内の圧縮空気は消費される。
<第8実施形態>
設計者は、筐体内に、コンプレッサやモータといった様々な装置を配置することができる。第8実施形態において、空気圧縮装置の例示的な内部構造が説明される。
図12は、空気圧縮装置100Aの概略的な斜視図である。図3、図4A、図9、図10及び図12を参照して、空気圧縮装置100Aが説明される。
図12に示される如く、空気圧縮装置100Aは、圧縮機構300Aと、内冷却機構660と、を備える。圧縮機構300Aは、圧縮空気を生成する。内冷却機構660は、圧縮機構300Aを冷却する。圧縮機構300Aは、図3を参照して説明された圧縮機構300に対応する。
圧縮機構300Aは、コンプレッサ310と、モータ320と、伝達機構330と、を含む。コンプレッサ310は、空気を圧縮し、圧縮空気を生成する。コンプレッサ310は、天板210Aと中間板520との間に配置される。コンプレッサ310は、接続板部521の上面に直接的に固定されてもよい。代替的に、コンプレッサ310と接続板部521との間に、振動の振幅を低減することができる防振部材が配置されてもよい。本実施形態の原理は、コンプレッサ310と接続板部521との間での特定の接続構造に限定されない。本実施形態において、第1取付面は、接続板部521の上面によって例示される。
モータ320は、底板510(図9を参照)と中間板520との間に配置される。モータ320は、図10を参照して説明された下板524の下面に直接的に固定されてもよい。代替的に、モータ320と下板524との間に、振動の振幅を低減することができる防振部材が配置されてもよい。本実施形態の原理は、モータ320と下板524との間での特定の接続構造に限定されない。本実施形態において、第2取付面は、下板524の下面によって例示される。
第6実施形態に関連して説明された中間板520の構造は、接続板部521及び下板524への同時の穿孔を可能にするので、コンプレッサ310及びモータ320がともに中間板520に取り付けられるならば、コンプレッサ310とモータ320との相対的な位置関係に関する精度は非常に高くなる。
モータ320は、制御部620から出力される制御信号に応じて、コンプレッサ310を駆動するための駆動力を生成する。コンプレッサ310及びモータ320は、垂直方向に整列するので、設計者は、筐体200Aの水平断面の面積に小さな値を与えることができる。
伝達機構330は、駆動力を、モータ320からコンプレッサ310へ伝達する。図4Aを参照して説明された右パネル220は、伝達機構330の隣で立設され、ネジによって、骨組構造500(図9を参照)に固定される。右パネル220は、骨組構造500から容易に取り外されるので、作業者は、伝達機構330に容易にアクセスすることができる。
伝達機構330は、上プーリ331と、下プーリ332と、無端ベルト333と、テンションプーリ334と、を含む。上プーリ331は、コンプレッサ310に取り付けられる。下プーリ332は、モータ320に取り付けられる。無端ベルト333は、上プーリ331、下プーリ332及びテンションプーリ334を取り巻くように掛け回される。テンションプーリ334は、無端ベルト333に適切な張力を与える。
内冷却機構660は、ファン装置661と、冷流調整箱662と、を含む。固定壁550は、平板551と、膨出壁552と、を含む。平板551は、第1支柱531(図9を参照)、第3支柱533(図9を参照)、第1中間フレーム536(図9を参照)及び天板210Aによって囲まれた空間を部分的に閉じる。膨出壁552は、平板551に、市販のレバー錠やネジといった適切な固定具を用いて取り付けられる。膨出壁552は、平板551から外方に膨出する。ファン装置661は、平板551に形成された開口領域(図示せず)を通じて、膨出壁552に取り付けられる。したがって、設計者は、骨組構造500(図9を参照)に大きな寸法値を与えなくてもよい。
モータ320と同様に、ファン装置661は、制御部620の制御下で動作してもよい。ファン装置661が作動すると、筐体200A内の空気は、ファン装置661によって吸い込まれる。この間、筐体200Aの外の外気は、回動壁560を通じて、筐体200Aへ流入する。筐体200Aに流入した空気は、中間板520と第1中間フレーム536との間に形成された水平方向に細長い空隙を通じてファン装置661に吸引される。ファン装置661は、吸引された空気を、冷流調整箱662へ送り出す。
冷流調整箱662は、ファン装置661とコンプレッサ310との間に配置される。冷流調整箱662は、ファン装置661から吹き出される冷却風の流域形状を調整する。
図13Aは、冷流調整箱662の概略的な斜視図である。図13Bは、冷流調整箱662の概略的な背面図である。図11乃至図13Bを用いて、冷流調整箱662が説明される。
図13A及び図13Bに示される如く、冷流調整箱662は、前板671と、後板672と、外周板673と、を含む。前板671は、ファン装置661(図12を参照)に対向する。前板671は、外縁674と、内縁675と、を含む。外縁674は、前板671の略矩形状の外形輪郭を形成する。内縁675は、略円形の開口領域を形成する。内縁675によって形成される開口領域の直径は、ファン装置661のファン羽の回転直径に略等しい。あるいは、開口領域の直径は、ファン羽の回転直径より若干大きく設定される。したがって、ファン装置661が生成した冷却空気は、冷流調整箱662に効率的に流入することができる。
後板672は、前板671とコンプレッサ310(図12を参照)との間で立設される。後板672は、外縁676と、内縁677と、を含む。前板671の外縁674と同様に、後板672の外縁676は、後板672の略矩形状の外形輪郭を形成する。多くの一般的なコンプレッサと同様に、コンプレッサ310は、コンプレッサ310の回転軸を含む垂直な仮想平面上において、略矩形状の断面輪郭を有する。後板672の内縁677は、コンプレッサ310の断面の形状及び大きさに適合するように形成された略矩形状の開口領域を形成する。外周板673は、前板671及び後板672の外縁674,676に接続される。したがって、前板671の内縁675によって形成された略円形の開口領域に流入した冷却空気は、後板672の内縁677によって形成された略矩形状の開口領域から流出し、コンプレッサ310に効率的に当たることになる。したがって、コンプレッサ310は、効率的に冷却される。
ファン装置661が生成した冷却風は、冷流調整箱662を通じて、コンプレッサ310に向けて流れる。冷却風は、コンプレッサ310に衝突する。この結果、冷却風は、コンプレッサ310から熱を奪うことができる。
図12に示される如く、コンプレッサ310は、冷流調整箱662と、ダクト壁570と、の間に配置される。したがって、ファン装置661によって生成された冷却風は、コンプレッサ310から熱を奪った後、ダクト壁570に向けて流れる。その後、冷却風は、ダクト壁570に形成されたダクト部572から放出される。
<第9実施形態>
第8実施形態に関連して説明された内部構造は、水平断面上の筐体の面積の低減に貢献する。第9実施形態において、高さ方向における筐体の寸法値を低減するための設計技術が説明される。
図14A及び図14Bは、骨組構造500の概略的な斜視図である。図10、図14A及び図14Bを参照して、モータ320と底板510との間の関係が説明される。
図14Aに示される如く、モータ320は、モータ筐体321と、2つの接続ブラケット322と、前フィン群323と、後フィン群324と、上フィン群325と、下フィン群326と、を含む。コンプレッサ310(図14Bを参照)を駆動するための駆動力を生成する生成機構(すなわち、ロータリコア、ステータコアやコイルといった一般的なモータが内蔵する機構)は、モータ筐体321内に収容される。
前フィン群323、後フィン群324、上フィン群325及び下フィン群326それぞれは、多数のフィンを含む。前フィン群323、後フィン群324、上フィン群325及び下フィン群326は、モータ筐体321からの放熱を促す。
前フィン群323は、モータ筐体321から前方へ突出する。後フィン群324は、モータ筐体321から後方へ突出する。前フィン群323及び後フィン群324は、高さ位置において、上フィン群325と下フィン群326との間に位置し、且つ、水平方向に突出するので、底板510及び中間板520(図14Bを参照)から十分に離間する。したがって、前フィン群323及び後フィン群324は、底板510及び中間板520に干渉しない。
2つの接続ブラケット322は、平坦な上面327を含む。上面327は、図10を参照して説明された下板524の下面に接続される。上方へ突出する上フィン群325の各フィンの上縁は、上面327よりも下方に位置する。したがって、モータ320は、上フィン群325と下板524との間の干渉なくして、下板524の下面に固定される。
底板510は、補強リブ511と、第2補強リブ512と、平板513と、を含む。平板513は、第1支柱531、第2支柱532、第3支柱533及び第4支柱534によって形成される4つの角隅部を有する矩形領域を閉じる。補強リブ511及び第2補強リブ512は、平板513から上方に突出する。補強リブ511は、第1中間フレーム536に対して略平行に延びる。第2補強リブ512は、補強リブ511に対して略直交する。
図14Bに示される如く、第2補強リブ512は、モータ筐体321よりも左方に位置する。したがって、第2補強リブ512は、モータ筐体321に干渉しない。
図14Aに示される如く、平板513は、対向領域514と、周囲領域515と、を含む。対向領域514は、下方に突出する下フィン群326に対向する。周囲領域515は、対向領域514を取り囲む。補強リブ511は、周囲領域515において、上方に突出する。したがって、補強リブ511は、下フィン群326に干渉しない。
補強リブ511及び第2補強リブ512は、下フィン群326に干渉しない位置に形成されるので、設計者は、補強リブ511及び第2補強リブ512の高さ寸法に大きな値を与えてもよい。したがって、底板510は、十分に大きな機械的強度を有することができる。底板510の充分な機械的強度を達成するために、補強リブ511及び第2補強リブ512が大きな高さ寸法を有しても、補強リブ511及び第2補強リブ512は、下フィン群326に干渉しないので、設計者は、底板510をモータ320の近くに配置することができる。したがって、設計者は、骨組構造500の高さ寸法に小さな値を与えることができる。
<第10実施形態>
設計者は、筐体内に複数のコンプレッサを配置してもよい。空気圧縮装置が複数のコンプレッサを備えるならば、空気圧縮装置は、多量の圧縮空気を短時間で生成することができる。第10実施形態において、複数のコンプレッサを備える空気圧縮装置が説明される。
図15は、空気圧縮装置100Aの内部構造を表す概略的な平面図である。図15を参照して、空気圧縮装置100Aが更に説明される。
空気圧縮装置100Aは、圧縮機構340と、内冷却機構670と、を備える。圧縮機構340は、圧縮空気を生成する。内冷却機構670は、圧縮機構340を冷却する。圧縮機構340は、第8実施形態に関連して説明された圧縮機構300Aと鏡像関係にある。したがって、第8実施形態の圧縮機構300Aに関する説明は、圧縮機構340に援用される。内冷却機構670は、第8実施形態に関連して説明された内冷却機構660と構造的に同一である。したがって、第8実施形態の内冷却機構660に関する説明は、内冷却機構670に援用される。
圧縮機構340は、コンプレッサ350を含む。圧縮機構300Aのコンプレッサ310と同様に、コンプレッサ350は、圧縮空気を生成する。コンプレッサ310は、ポート壁311を含む。コンプレッサ350は、ポート壁351を含む。コンプレッサ310のポート壁311は、コンプレッサ350のポート壁351に対向する。ポート壁311,351それぞれには、筐体200Aの外の外気が流入する吸気ポート(図示せず)及び圧縮空気が排出される送出ポート(図示せず)が形成される。
空気圧縮装置100Aは、ポート壁311,351の間に配置された吸気案内構造700を更に備える。筐体200Aの外の外気は、吸気案内構造700を通じて、コンプレッサ310,350それぞれに流入する。コンプレッサ310,350それぞれは、吸気案内構造700を通じて流入した外気を圧縮し、圧縮空気を生成する。圧縮空気は、第7実施形態に関連して説明された案内管630を通じて、筐体200Aの外に送り出される。
図16は、吸気案内構造700の概略的な断面図である。図4A、図15及び図16を参照して、吸気案内構造700が説明される。
図4Aに示される如く、固定壁550は、フィルタカバー553を含む。フィルタカバー553は、膨出壁552が形成する山型の凹領域内に配置される。膨出壁552と同様に、フィルタカバー553は、平板551に取り付けられる。作業者は、フィルタカバー553を平板551から取り外すことができる。
図16に示される如く、吸気案内構造700は、吸気ダクト710と、フィルタ装置720と、トリムシール731と、を含む。フィルタ装置720は、フィルタカバー553と吸気ダクト710との間に配置される。トリムシール731は、フィルタ装置720を、吸気ダクト710に気密に接続するゴム製のリング部材である。
吸気ダクト710は、略直方体形状をなす中空の箱部材である。コンプレッサ310,350が作動すると、吸気ダクト710内で負圧環境が生ずる。この結果、筐体200Aの外の外気は、フィルタカバー553を通じて、筐体200A内に流入する。その後、外気は、フィルタ装置720を通過する。フィルタ装置720は、流入した外気内で浮遊する塵埃を除去する。フィルタ装置720によって清浄化された空気は、吸気ダクト710内へ流入する。
吸気案内構造700は、2つの供給管711,712と、2つのトリムシール732,733と、を更に含む。トリムシール732は、供給管711と吸気ダクト710との間の接続に用いられる。トリムシール733は、供給管712と吸気ダクト710との間の接続に用いられる。
供給管711は、吸気ダクト710に取り付けられたトリムシール732からコンプレッサ310のポート壁311に接続される。フィルタ装置720によって浄化された外気は、吸気ダクト710及び供給管711を通じて、コンプレッサ310へ流入する。
供給管712は、吸気ダクト710に取り付けられたトリムシール733からコンプレッサ350のポート壁351に接続される。フィルタ装置720によって浄化された外気は、吸気ダクト710及び供給管712を通じて、コンプレッサ350へ流入する。
図17は、圧縮機構300A,340によって圧縮された空気を筐体200Aの外へ案内する案内管630の一部の概略的な拡大斜視図である。図15及び図17を参照して、案内管630が説明される。
図15に示される如く、案内管630は、吐出管631,632と、合流部680と、合流管633と、を含む。吐出管631は、コンプレッサ310が生成した圧縮空気を、固定壁550の近くに配置された合流部680へ案内する。吐出管632は、コンプレッサ350が生成した圧縮空気を合流部680へ案内する。合流管633は、合流部680から、固定壁550とは反対側のダクト壁570に向けて延び、筐体200Aの外で、冷却装置640に接続される。
案内管630は、筐体200A内で長い流動経路を圧縮空気に与える。内冷却機構660,670によって生成された冷却風は、ダクト部572から放出されるまでの間、筐体200A内で流動する。したがって、圧縮空気は、筐体200A内において、内冷却機構660,670によって生成された冷却風による冷却を長時間に亘って受けることができる。
図17に示される如く、合流部680は、マニフォールド681と、2つの逆止弁682,683と、を含む。逆止弁682,683は、マニフォールド681に取り付けられる。吐出管631は、逆止弁682に接続される。吐出管631に沿って流れる圧縮空気は、逆止弁682を通じて、マニフォールド681へ流入する。逆止弁682は、マニフォールド681から吐出管631へ戻る圧縮空気の流れを阻止する。吐出管632は、逆止弁683に接続される。吐出管632に沿って流れる圧縮空気は、逆止弁683を通じて、マニフォールド681へ流入する。逆止弁683は、マニフォールド681から吐出管632へ戻る圧縮空気の流れを阻止する。
マニフォールド681の内部には、圧縮空気の2つの流れを合流させる合流内管(図示せず)が形成される。合流内管によって合流された圧縮空気は、合流管633を通じて、マニフォールド681から排出される。合流管633は、冷却装置640(図15を参照)に接続される。
図15に示される如く、空気圧縮装置100Aは、2つの固定片690を含む。図17に示される如く、ポート壁311は、コンプレッサ350のポート壁351に向けて突出する固定台座312を含む。固定片690は、固定台座312上に配置される。コンプレッサ350に対応する固定片690も、コンプレッサ310に対応する固定片690と同様に、ポート壁351から突出する固定台座(図示せず)に取り付けられる。本実施形態において、固定部材は、固定片690によって例示される。
図15に示される如く、吐出管631,632それぞれは、ポート壁311,351に接続された基端部から固定壁550に向けて屈曲する。2つの固定片690は、基端部からの屈曲部から固定壁550に向かう経路において、吐出管631,632をそれぞれ固定する。したがって、コンプレッサ310,350から発生した振動は、案内管630に過度に大きな負荷を与えない。
本実施形態において、案内管630は、全体的に、金属製の管部材から形成される。代替的に、案内管630の一部は、ゴムや樹脂といった低い剛性を有する管部材から形成されてもよい。
設計者は、上述の様々な実施形態に関連して説明された設計原理にしたがって、様々な空気圧縮装置を設計することができる。上述の様々な実施形態のうち1つに関連して説明された様々な特徴のうち一部が、他のもう1つの実施形態に関連して説明された空気圧縮装置に適用されてもよい。
上述の様々な実施形態に関連して説明された例示的な空気圧縮装置は、以下の特徴を主に備える。
上述の実施形態の一局面に係る空気圧縮装置は、空気を圧縮し、圧縮空気を生成する圧縮機構と、前記圧縮機構が収容される筐体と、前記筐体の外で、前記圧縮空気を冷却する冷却装置と、を備える。
上記構成によれば、冷却装置は、筐体の外で、圧縮空気を冷却するので、空気圧縮装置を設計する設計者は、冷却装置を収容するための空間を筐体内に確保しなくてもよい。したがって、設計者は、筐体に小さな寸法値を与えることができる。この結果、筐体は、高い剛性を有することができる。筐体を小型化することにより、圧縮機構の振動の増幅を抑えることができるので、車両へ伝達される振動伝達量は、低いレベルに維持される。
上記構成に関して、空気圧縮装置は、前記圧縮機構を制御する制御部を更に備えてもよい。前記制御部は、前記筐体の外に配置されてもよい。
上記構成によれば、制御部は、筐体の外に配置されるので、空気圧縮装置を設計する設計者は、冷却装置を収容するための空間を筐体内に確保しなくてもよい。したがって、設計者は、筐体に小さな寸法値を与えることができる。この結果、筐体は、高い剛性を有することができる。筐体を小型化することにより、圧縮機構の振動の増幅を抑えることができるので、車両へ伝達される振動伝達量は、低いレベルに維持される。また、制御部は、こうした振動伝達レベルの低い筐体に備え付けられることで、内部の電子機器の耐震性を高める必要がなくなる。
上記構成に関して、空気圧縮装置は、前記筐体を車両の床下に接続する接続構造、を更に備えてもよい。前記筐体は、前記床下に対向する天板を含んでもよい。前記接続構造は、前記天板に接触し、前記圧縮機構から前記車両への振動の伝達を低減する防振部を含んでもよい。
上記構成によれば、接続構造は、筐体の天板に接触し、圧縮機構から車両の床下への振動の伝達を低減する防振部を含むので、車両へ伝達される振動は低減される。
上記構成に関して、前記天板は、前記床下に対向する対向面を含む第1板材と、前記対向面に形成された矩形状の開口部を塞ぐ第2板材と、を含んでもよい。前記第1板材は、前記対向面から折り曲げられ、前記天板の矩形状の外形輪郭を形成する外縁リブと、前記対向面から折り曲げられ、前記開口部の輪郭を形成する内縁リブと、を含んでもよい。前記接続構造は、前記第1板材を前記床下に接続してもよい。
上記構成によれば、天板の第1板材は、対向面から折り曲げられた外縁リブと内縁リブとを含むので、空気圧縮装置を設計する設計者は、頑健な構造を、容易に形成することができる。接続構造は、第1板材を車両に接続する。したがって、空気圧縮装置は、車両によって適切に保持される。
上記構成に関して、前記外縁リブは、第1方向に延びる第1外リブと、前記第1方向とは異なる第2方向に延びる第2外リブと、を含んでもよい。前記内縁リブは、前記第1方向に延びる第1内リブと、前記第2方向に延びる第2内リブと、を含んでもよい。前記天板は、前記第1内リブから前記第1方向に延長される第1延長リブと、前記第2内リブから前記第2方向に延長される第2延長リブと、を含んでもよい。前記防振部は、前記第1外リブ、前記第2外リブ、前記第1延長リブ及び前記第2延長リブによって囲まれる矩形領域内に配置された防振ゴムを含んでもよい。
上記構成によれば、防振ゴムが配置される矩形領域は、第1外リブ、第2外リブ、第1延長リブ及び第2延長リブによって囲まれるので、高い剛性を有する。したがって、車両へ伝達される振動は、適切に低減される。
上記構成に関して、前記外縁リブは、前記第1外リブによって形成される輪郭線に対する対辺となる輪郭線を形成する第3外リブを含んでもよい。前記筐体は、前記天板の下方で横たわる底板と、前記第1外リブの鉛直下において前記底板と前記天板との間で前記第1方向に延びる第1中間フレームと、前記第3外リブの鉛直下において前記底板と前記天板との間で前記第1方向に延びる第2中間フレームと、前記第1中間フレームと前記第2中間フレームとによって支持される中間板と、を含んでもよい。前記圧縮機構は、前記天板と前記中間板との間に配置されるコンプレッサと、前記底板と前記中間板との間に配置されるモータと、を含んでもよい。
上記構成によれば、コンプレッサは、天板と中間板との間に配置される一方で、モータは、底板と中間板との間に配置されるので、空気圧縮装置を設計する設計者は、水平面における筐体の面積に小さな寸法値を与えることができる。この結果、車両の床下に設置した空気圧縮装置の水平方向における占有面積を小さくすることができるため、車両の床下に他の機器を設置できるスペースを確保することができる。
上記構成に関して、前記中間板は、前記第1中間フレーム及び前記第2中間フレームに連結される保持板部と、前記保持板部によって保持される接続板部と、を含んでもよい。前記接続板部は、前記コンプレッサが取り付けられる第1取付面を含んでもよい。前記保持板部は、前記第1取付面とは反対側の第2取付面と、を含んでもよい。
上記構成によれば、モータは、第1取付面とは反対側の第2取付面に取り付けられるので、コンプレッサとモータとの間の相対位置に関連する誤差因子は少なくなる。
上記構成に関して、前記モータは、前記コンプレッサを駆動するための駆動力を生成する生成機構を内蔵するモータ筐体と、前記モータ筐体から下方に突出する複数のフィンと、を含んでもよい。前記底板は、前記複数のフィンに対向する対向領域と、前記対向領域の周囲の周囲領域と、前記周囲領域から上方に突出する補強リブと、を含んでもよい。
上記構成によれば、補強リブは、複数のフィンに対向する対向領域の周囲の周囲領域から上方に突出するので、補強リブと複数のフィンとの間の干渉は生じにくい。したがって、設計者は、補強リブの突出量を大きな値に設定することができる。この結果、筐体の剛性は、高くなる。加えて、設計者は、筐体の高さ寸法を小さな値に設定することができる。
上述の実施形態の原理は、圧縮空気を必要とする様々な技術分野に好適に利用される。

Claims (8)

  1. 空気を圧縮し、圧縮空気を生成する圧縮機構と、
    前記圧縮機構が収容される筐体と、
    前記筐体の外に配置され、前記圧縮空気を冷却する冷却装置と、
    前記筐体内に配置され、前記圧縮機構を冷却する冷却風を生成する内ファン装置と、
    前記筐体の外に配置されて前記筐体に固定された外ファン装置と、を備え、
    前記筐体には、前記筐体内の空気を流出させる開口領域が形成され、
    前記体は、車両の床下に固定されるように構成され
    前記冷却装置は、前記圧縮空気が流れる冷却管を含み、
    前記冷却管は、前記開口領域を通して前記筐体内から流出する空気によって冷却されるとともに前記外ファン装置から吹き出された空気によって冷却され
    空気圧縮装置。
  2. 前記圧縮機構を制御する制御部を更に備え、
    前記制御部は、前記筐体の外に配置される
    請求項1に記載の空気圧縮装置。
  3. 前記筐体を前記車両の前記床下に接続する接続構造を更に備え、
    前記筐体は、前記床下に対向する天板を含み、
    前記接続構造は、前記天板に接触し、前記圧縮機構から前記車両への振動の伝達を低減する防振部を含む
    請求項1又は2に記載の空気圧縮装置。
  4. 空気を圧縮し、圧縮空気を生成する圧縮機構と、
    前記圧縮機構が収容される筐体と、
    前記筐体の外で、前記圧縮空気を冷却する冷却装置と、
    前記筐体を車両の床下に接続する接続構造と、を備え、
    前記筐体は、前記床下に対向する天板を含み、
    前記接続構造は、前記天板に接触し、前記圧縮機構から前記車両への振動の伝達を低減する防振部を含み、
    前記天板は、前記床下に対向する対向面を含む第1板材と、前記対向面に形成された矩形状の開口部を塞ぐ第2板材と、を含み、
    前記第1板材は、前記対向面から折り曲げられ、前記天板の矩形状の外形輪郭を形成する外縁リブと、前記対向面から折り曲げられ、前記開口部の輪郭を形成する内縁リブと、を含み、
    前記接続構造は、前記第1板材を前記床下に接続する
    気圧縮装置。
  5. 前記外縁リブは、第1方向に延びる第1外リブと、前記第1方向とは異なる第2方向に延びる第2外リブと、を含み、
    前記内縁リブは、前記第1方向に延びる第1内リブと、前記第2方向に延びる第2内リブと、を含み、
    前記天板は、前記第1内リブから前記第1方向に延長される第1延長リブと、前記第2内リブから前記第2方向に延長される第2延長リブと、を含み、
    前記防振部は、前記第1外リブ、前記第2外リブ、前記第1延長リブ及び前記第2延長リブによって囲まれる矩形領域内に配置された防振ゴムを含む
    請求項4に記載の空気圧縮装置。
  6. 前記外縁リブは、前記第1外リブによって形成される輪郭線に対する対辺となる輪郭線を形成する第3外リブを含み、
    前記筐体は、前記天板の下方で横たわる底板と、前記第1外リブの鉛直下において前記底板と前記天板との間で前記第1方向に延びる第1中間フレームと、前記第3外リブの鉛直下において前記底板と前記天板との間で前記第1方向に延びる第2中間フレームと、前記第1中間フレームと前記第2中間フレームとによって支持される中間板と、を含み、
    前記圧縮機構は、前記天板と前記中間板との間に配置されるコンプレッサと、前記底板と前記中間板との間に配置されるモータと、を含む
    請求項5に記載の空気圧縮装置。
  7. 前記中間板は、前記第1中間フレーム及び前記第2中間フレームに連結される保持板部と、前記保持板部によって保持される接続板部と、を含み、
    前記接続板部は、前記コンプレッサが取り付けられる第1取付面を含み、
    前記保持板部は、前記第1取付面とは反対側の第2取付面と、を含み、
    前記モータは、前記第2取付面に取り付けられる
    請求項6に記載の空気圧縮装置。
  8. 前記モータは、前記コンプレッサを駆動するための駆動力を生成する生成機構を内蔵するモータ筐体と、前記モータ筐体から下方に突出する複数のフィンと、を含み、
    前記底板は、前記複数のフィンに対向する対向領域と、前記対向領域の周囲の周囲領域と、前記周囲領域から上方に突出する補強リブと、を含む
    請求項6又は7に記載の空気圧縮装置。
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